JP2016090829A - 接眼光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で低コストでありながら良好な光学性能が得られる接眼光学系を提供する。【解決手段】物体側から射出瞳側に向かって順に、正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズL1と、負単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズL2と、正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズL3とで構成され、次の条件式(1)を満足する接眼光学系。(1)0.77<f(1−L2n)/L2b<1.35但し、f:全系の焦点距離、L2n:第2レンズ(負単レンズ)のd線に対する屈折率、L2b:第2レンズ(負単レンズ)の射出瞳側の面の曲率半径。【選択図】図1

Description

本発明は、接眼光学系に関する。
従来、デジタルカメラ、ビデオカメラ、デジタル望遠鏡、デジタル双眼鏡等の電子ビューファインダーに用いられ、液晶表示面に表示された画像を拡大して観察するための接眼光学系が知られている。近年では、いわゆる“ミラーレス”と呼ばれる小型のレンズ交換式デジタルカメラ用のオプションパーツとして電子ビューファインダーが普及し、高精細な表示素子に対応した良好な光学性能を持つ接眼光学系が要求されている。
特許文献1−3には、物体側(表示素子側)から射出瞳側に向かって順に、正、負、正の3群で構成したタイプの接眼光学系が開示されている。また各群をそれぞれ単レンズで構成した簡素なもの(正負正の3枚レンズ構成)では、非球面を複数の面に用いている。
特開2012−68302号公報 特開2010−266776号公報 特開2007−264179号公報
しかしながら、オプションパーツとして用意される電子ビューファインダーは少量多品種生産となるため、非球面樹脂レンズなどの成形部品を多用すると、成形型などのイニシャルコストの比率が高くなり、全体のコストアップに繋がるという問題がある。例えば、特許文献1の接眼光学系は、3枚構成の接眼レンズのうち2枚を非球面レンズで構成しており、特許文献2の接眼光学系は、3枚構成の接眼レンズの全てを非球面レンズで構成しているため、少量多品種生産ではイニシャルコストの比率が高くなり、全体のコストアップに繋がってしまう。
一方、イニシャルコストが低いガラス球面レンズを多用すると、簡素な3枚構成では良好な光学性能を維持することが難しいという問題がある。例えば、特許文献3の接眼光学系は、3枚構成の接眼レンズのうち2枚を球面レンズで構成しており、収差の補正が不十分となってしまっている。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、簡素な構成で低コストでありながら良好な光学性能が得られる接眼光学系を提供することを目的とする。
本発明の接眼光学系は、物体側から射出瞳側に向かって順に、正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズと、負単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズと、正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズとで構成され、次の条件式(1)を満足することを特徴としている。
(1)0.77<f(1−L2n)/L2b<1.35
但し、
f:全系の焦点距離、
L2n:第2レンズ(負単レンズ)のd線に対する屈折率、
L2b:第2レンズ(負単レンズ)の射出瞳側の面の曲率半径、
である。
本発明の接眼光学系は、次の条件式(2)を満足することが好ましい。
(2)−1.2<f2/f<−0.65
但し、
f2:第2レンズ(負単レンズ)の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
である。
本発明の接眼光学系は、次の条件式(3)を満足することが好ましい。
(3)0.75<L2n2・m2a<1.35
但し、
L2n:第2レンズ(負単レンズ)のd線に対する屈折率、
m2a:第2レンズ(負単レンズ)の物体側の面の面倍率、
である。
本発明の接眼光学系は、次の条件式(4)を満足することが好ましい。
(4)0.60<f3/f<0.78
但し、
f3:第3レンズ(正単レンズ)の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
である。
本発明によれば、簡素な構成で低コストでありながら良好な光学性能が得られる接眼光学系を提供することができる。
本発明による接眼光学系の数値実施例1のレンズ構成図である。 図1の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例2のレンズ構成図である。 図3の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例3のレンズ構成図である。 図5の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例4のレンズ構成図である。 図7の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例5のレンズ構成図である。 図9の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。
図1、図3、図5、図7、図9に示す各数値実施例1−5のレンズ構成図において、画像表示素子用のカバーガラスCG1よりも物体側の所定の位置には、図示を省略した液晶表示面が位置しており、この液晶表示面には、電気的な画像信号によって観察対象である物体の画像が表示される。接眼光学系は、この液晶表示面に表示された画像を拡大して観察するためのものである。EPはアイポイントである。
本実施形態の接眼光学系は、図1、図3、図5、図7、図9に示すレンズ構成図に対応した各数値実施例1−5を通じて、物体側から射出瞳側に向かって順に、正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズL1と、負単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズL2と、正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズL3とで構成されている。第3レンズL3の射出瞳側の面には非球面が形成されている。第1レンズL1よりも物体側には、画像表示素子用のカバーガラスCG1が位置しており、第3レンズL3よりも射出瞳側には、保護用のカバーガラスCG2が位置している。
物体面に最も近い位置に配置される第1レンズL1は、コンデンサーレンズとして機能し、アイポイントに向かう光線がある程度のテレセントリック性を確保する為の正のパワーを持つように設定されている。また、第2レンズL2に負のパワーを持たせることで、色収差と像面湾曲(ペッツバールの総和)を良好に補正することが可能になる。さらに、第3レンズL3は、レンズ全系の合成の正のパワーを確保し、所定のルーペ倍率となるような強い正のパワーを持つように設定されている。
条件式(1)は、第2レンズL2と第3レンズL3の各面のパワー配分(パワーバランス)を最適に保つ為の条件式である。上述したように、第1レンズL1はコンデンサーレンズとして機能させる為、その正のパワーは比較的弱く、レンズ全系の合成の正のパワーを確保する目的にはあまり寄与していない。レンズ全系の合成の正のパワーを確保するためには、第3レンズL3に強い正のパワーを与えることになるが、第2レンズL2の入射面と射出面をともに発散面とすると、第3レンズL3の正のパワーが強くなりすぎて、たとえ非球面を用いても収差補正が不十分となってしまう。
そこで本実施形態では、第2レンズL2の入射面を強い発散面となるように設定し、第2レンズL2の射出面を収束面として第3レンズL3の正のパワーを補うようなパワーバランスを構成(実現)することで、第3レンズL3の正のパワーが強くなりすぎないようにしている。すなわち、第2レンズL2の射出面の面パワーを条件式(1)に規定した範囲に設定することで、第2レンズL2と第3レンズL3の各面のパワー配分(パワーバランス)を最適に保つことができる。よって条件式(1)の上限を超えて第2レンズL2の射出面の正の面パワーが弱くなると、第3レンズL3の正のパワーが強くなりすぎて、球面収差、コマ収差が増大してしまう。一方、条件式(1)の下限を超えて第2レンズL2の射出面の正の面パワーが強くなると、第2レンズL2の入射面の発散パワーが強くなりすぎて、コマ収差、非点隔差が増大してしまう。
条件式(2)は、第2レンズL2のパワーを規定したものである。条件式(2)を満足するように第2レンズL2に適切な負のパワーを与えることで、色収差と像面湾曲を良好に補正することができる。条件式(2)の下限を超えると、第2レンズL2のパワーが不足して、色収差と像面湾曲の補正が不十分となってしまう。条件式(2)の上限を超えると、第2レンズL2の負のパワーが強くなりすぎて、第3レンズL3の正のパワーが相対的に強くなりすぎる結果、球面収差、コマ収差が増大してしまう。
条件式(3)は、強い発散面となる第2レンズL2の物体側の面についての条件式である。強い発散面は、特に高次の球面収差、コマ収差、非点隔差を発生しやすいが、面倍率(面の入射と射出の横倍率)とレンズの屈折率のバランスを適切に保つことにより、その発生量を少なく保つことができる。条件式(3)はそのバランスを適切に保つ条件である。
ここで条件式(3)は、その値が1でありかつ第2レンズL2が球面形状である場合、第2レンズL2の物体側の面がアプラナティック条件を満足するため、球面収差、コマ収差、非点隔差の発生がこの面においてはゼロとなる。条件式(3)は、表現を変えればアプラナティック条件不満足量の限界値を規定するものと言える。よって、この上下限値内に保つことで諸収差を良好に保つことができる。仮に第2レンズL2の物体側の面に非球面を形成しても、条件式(3)の上限または下限を外れてアプラナティック条件から大きく離れると、高次の球面収差、コマ収差、非点隔差が増大してしまう。
条件式(4)は、第3レンズL3のパワーを規定するものである。第3レンズL3は、負のパワーの第2レンズL2によって発散された光束を観察者が観察可能な視度(例えば-1Dptr)にするとともに、所定のルーペ倍率を達成するような強い正のパワーを有している。そして第3レンズL3は、第2レンズL2と合わせて色収差やペッツバールの総和を適切に保つ役割を担っているが、さらに条件式(4)を満たすことでより最適なパワーバランスを保つことができる。よって条件式(4)の上限を超えると、第3レンズL3のパワーが不足し、それに伴い第2レンズL2の負のパワーも不足する為、色収差やペッツバールの補正が不十分となってしまう。一方、条件式(4)の下限を超えると、第3レンズL3のパワーが強くなりすぎて、コマ収差、非点隔差が増大してしまう。
本実施形態の接眼光学系は、第3レンズL3の射出瞳側の面に唯一の非球面を形成している(非球面レンズを1枚としている)にもかかわらず、良好な光学性能を得ることができる。しかし、本実施形態の接眼光学系は、非球面レンズを複数枚用いる態様、あるいは、球面レンズを樹脂成形レンズとする態様で実施することも可能である。
次に具体的な数値実施例1−5を示す。諸収差図及び表中において、D線、G線、C線はそれぞれの波長に対する収差、Sはサジタル、Mはメリディオナル、Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ間隔、N(d)はd線に対する屈折率、ν(d)はd線に対するアッベ数を示す。長さの単位は[mm]である。
回転対称非球面は次式で定義される。
x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+A12y12・・・
(但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、Kは円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の非球面係数、xはサグ量)
[数値実施例1]
図1−図2と表1−表3は、本発明による接眼光学系の数値実施例1を示している。図1はレンズ構成図、図2は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表1は面データ、表2は非球面データ、表3は各種データである。
接眼光学系よりも物体側には、図示を省略した液晶表示面が位置しており、この液晶表示面には、電気的な画像信号によって観察対象である物体の画像が表示される。接眼光学系は、この液晶表示面に表示された画像を拡大して観察するためのものである。EPはアイポイントである。
本数値実施例1の接眼光学系は、物体側から射出瞳側に向かって順に、射出瞳側に凸面を向けた正メニスカス単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズL1と、射出瞳側に凸面を向けた負メニスカス単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズL2と、両凸正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズL3とで構成されている。第3レンズL3の射出瞳側の面(第8面)には非球面が形成されている。第1レンズL1よりも物体側には、画像表示素子用のカバーガラスCG1が位置しており、第3レンズL3よりも射出瞳側には、保護用のカバーガラスCG2が位置している。
(表1)
Figure 2016090829
(表2)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
8 0.0000 1.09000E-04 1.18700E-06 -9.10600E-09 2.39100E-10
(表3)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):24.85
f2(第2レンズL2の焦点距離):-20.70
f3(第3レンズL3の焦点距離):16.10
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.306
B(射出角):13.6°
ルーペ倍率:10.1
アイレリーフ:14.000
表示LCDのサイズ:0.47型 横幅×縦幅 9.60×7.20
対角像高:6.00
[数値実施例2]
図3−図4と表4−表6は、本発明による接眼光学系の数値実施例2を示している。図3はレンズ構成図、図4は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表4は面データ、表5は非球面データ、表6は各種データである。
この数値実施例2のレンズ構成は、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(表4)
Figure 2016090829
(表5)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
8 0.0000 1.23200E-04 5.30000E-07 8.16000E-09 3.05300E-10
(表6)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):24.84
f2(第2レンズL2の焦点距離):-22.33
f3(第3レンズL3の焦点距離):16.39
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.335
B(射出角):13.7°
ルーペ倍率:10.1
アイレリーフ:14.000
表示LCDのサイズ:0.47型 横幅×縦幅 9.60×7.20
対角像高:6.00
[数値実施例3]
図5−図6と表7−表9は、本発明による接眼光学系の数値実施例3を示している。図5はレンズ構成図、図6は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表7は面データ、表8は非球面データ、表9は各種データである。
この数値実施例3のレンズ構成は、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(表7)
Figure 2016090829
(表8)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8
8 0.0000 1.03400E-04 -1.12000E-07 8.07000E-09
(表9)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):24.45
f2(第2レンズL2の焦点距離):-16.84
f3(第3レンズL3の焦点距離):17.15
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.366
B(射出角):13.8°
ルーペ倍率:10.2
アイレリーフ:14.000
表示LCDのサイズ:0.47型 横幅×縦幅 9.60×7.20
対角像高:6.00
[数値実施例4]
図7−図8と表10−表12は、本発明による接眼光学系の数値実施例4を示している。図7はレンズ構成図、図8は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表10は面データ、表11は非球面データ、表12は各種データである。
この数値実施例4のレンズ構成は、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(表10)
Figure 2016090829
(表11)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
8 0.0000 7.21000E-05 9.85000E-07 -1.60100E-08 2.21300E-10
(表12)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):24.53
f2(第2レンズL2の焦点距離):-26.98
f3(第3レンズL3の焦点距離):18.42
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.355
B(射出角):13.6°
ルーペ倍率:10.2
アイレリーフ:14.000
表示LCDのサイズ:0.47型 横幅×縦幅 9.60×7.20
対角像高:6.00
[数値実施例5]
図9−図10と表13−表15は、本発明による接眼光学系の数値実施例5を示している。図9はレンズ構成図、図10は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表13は面データ、表14は非球面データ、表15は各種データである。
この数値実施例5のレンズ構成は、以下の点を除き、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(1)正のパワーを有する第1レンズL1が両凸正レンズからなる。
(表13)
Figure 2016090829
(表14)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
8 0.0000 1.46200E-04 1.21500E-06 -1.45100E-08 3.65600E-10
(表15)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):19.74
f2(第2レンズL2の焦点距離):-15.29
f3(第3レンズL3の焦点距離):15.04
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.306
B(射出角):13.7°
ルーペ倍率:12.7
アイレリーフ:14.000
表示LCDのサイズ:0.38型 横幅×縦幅 7.68×5.76
対角像高:4.80
各数値実施例の各条件式に対する値を表16に示す。
(表16)
Figure 2016090829
表16から明らかなように、数値実施例1〜数値実施例5は、条件式(1)〜(4)を満足しており、諸収差図から明らかなように諸収差は比較的よく補正されている。
L1 正のパワーを有する第1レンズ(正単レンズ)
L2 負のパワーを有する第2レンズ(負単レンズ)
L3 正のパワーを有する第3レンズ(正単レンズ)
CG1 CG2 カバーガラス
EP アイポイント

Claims (4)

  1. 物体側から射出瞳側に向かって順に、正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズと、負単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズと、正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズとで構成され、次の条件式(1)を満足することを特徴とする接眼光学系。
    (1)0.77<f(1−L2n)/L2b<1.35
    但し、
    f:全系の焦点距離、
    L2n:第2レンズのd線に対する屈折率、
    L2b:第2レンズの射出瞳側の面の曲率半径。
  2. 請求項1記載の接眼光学系において、次の条件式(2)を満足する接眼光学系。
    (2)−1.2<f2/f<−0.65
    但し、
    f2:第2レンズの焦点距離、
    f:全系の焦点距離。
  3. 請求項1または2記載の接眼光学系において、次の条件式(3)を満足する接眼光学系。
    (3)0.75<L2n2・m2a<1.35
    但し、
    L2n:第2レンズのd線に対する屈折率、
    m2a:第2レンズの物体側の面の面倍率。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の接眼光学系において、次の条件式(4)を満足する接眼光学系。
    (4)0.60<f3/f<0.78
    但し、
    f3:第3レンズの焦点距離、
    f:全系の焦点距離。
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