JP2016090717A - 液晶光学素子及び液晶光学素子アレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】広い光の走査範囲を実現可能な液晶光学素子を提供する。
【解決手段】液晶光学素子1は、第1の液晶層2を挟むように、第1の電極4及び第2の電極5が対向配置され、第2の液晶層3を挟むように、第3の電極6及び第4の電極7が対向配置されている。第1の電極4は、直線状の第1のスリット部13によって2つに分割され、第3の電極6は、直線状の第2のスリット部19によって2つに分割されている。光軸の方向から見た場合に、第1のスリット部13の長手方向と、第2のスリット部19の長手方向とが互いに直交し、第1のスリット部13を通過した光は、第1の液晶層2で第1のスリット部13の短手方向への屈折角が可変とされ、第2のスリット部19を通過した光は、第2の液晶層3で第2のスリット部19の短手方向への屈折角が可変とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光の屈折角を調整可能な液晶光学素子に関する。
周知のように、液晶レンズは、液晶分子が配向している液晶層に電圧を加えて液晶分子の励起状態を制御し、これにより生じる屈折率変化を利用して焦点距離を可変とする液晶光学素子の一つである。
この種の光学レンズとして、例えば特許文献1には、光軸上に順に、第1の電極、第2の電極、第3の電極を有し、第1の電極と第2の電極の間に液晶層が設けられたものが開示されている。第2の電極は、中心に形成された穴の周方向に4つに分割されている。
特許文献1では、上記のように構成された液晶レンズにおいて、第1の電極と第2の電極の間に印加される電圧と、第1の電極と第3の電極の間に印加される電圧を異ならせるとともに、第1の電極と分割されたそれぞれの第2の電極の間に印加される電圧を微小に可変制御することで、焦点位置の三次元的な移動を実現している。
特開2006−91826号公報
ところで、特許文献1に開示の液晶レンズでは、焦点位置の三次元的な移動を実現するために、第1〜第3の電極を用いて1つの液晶層内の電位分布を複雑に制御することにより、液晶分子の配向状態を複雑に変化させ、焦点位置の三次元的な移動を実現している。
しかしながら、1つの液晶層内の電位分布を制御したとしても、その電位分布を大きく変化させると、光を集光して焦点を結ぶことが困難になり、レンズ機能が失われるという不具合が生じ得る。そのため、焦点位置の移動範囲、すなわち光の走査範囲を大きくするには限界がある。したがって、物体の有無を検出するためのセンサなどのように、広い光の走査範囲が要求されるような用途への適用が難しいという問題がある。
ここで、液晶レンズの場合には、レンズ機能を果たすために液晶レンズを通過した光に焦点を設ける必要があるが、センサなどの用途に用いられる液晶光学素子の場合には、液晶光学素子を通過した光が必ずしも焦点を有している必要はない。
以上の実情に鑑み、本発明は、広い光の走査範囲を実現可能な液晶光学素子を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明に係る液晶光学素子は、光軸上に光入射側からこの順に配置された第1の液晶部及び第2の液晶部と、第1の液晶部を挟むように対向配置され、第1の液晶部に電圧を印加する第1の電極及び第2の電極と、第2の液晶部を挟むように対向配置され、第2の液晶部に電圧を印加する第3の電極及び第4の電極とを備え、第1の電極が、直線状の第1のスリット部によって分割されるとともに、第3の電極が、直線状の第2のスリット部によって分割されており、光軸の方向から見た場合に、第1のスリット部の長手方向と、第2のスリット部の長手方向とが互いに交差し、第1のスリット部を通過した光は、第1の液晶部によって、第1のスリット部の短手方向への屈折角が可変とされ、第2のスリット部を通過した光は、第2の液晶部によって、第2のスリット部の短手方向への屈折角が可変とされていることを特徴とする。
このような構成によれば、第1のスリット部と第2のスリット部をそれぞれ通過した光は、第1の液晶部で第1のスリット部の短手方向に曲げられるとともに、第2の液晶部で第2のスリット部の短手方向、すなわち、第1のスリット部の短手方向とは異なる方向に更に曲げられる。したがって、液晶光学素子を通過する光を、第1の液晶部と第2の液晶部との2段階に分けて異なる方向に曲げることが可能であるため、光の走査領域を三次元的に拡大することができる。
上記の構成において、光軸の方向から見た場合に、第1のスリット部の長手方向と、第2のスリット部の長手方向とが、互いに直交することが好ましい。
このようにすれば、光軸の方向から見た場合に、第1の液晶部で光が曲げられる方向と、第2の液晶部で光が曲げられる方向とが互いに直交する。そのため、光の走査領域を効率よく三次元的に拡大することが可能となる。
上記の構成において、第1の液晶部と第2の液晶部のそれぞれが、s偏光波の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する液晶層と、p偏光波の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する液晶層とを備えていることが好ましい。
このようにすれば、第1の液晶部と第2の液晶部のそれぞれにおいて、s偏光もp偏光も曲げることができるため、無偏光に対応することが可能となる。
上記の構成において、第2の液晶部の光出射側に凹レンズを備えていてもよい。
このようにすれば、凹レンズによって光を更に拡散するように曲げることができるため、光の走査領域を更に拡大することができる。
また、以上の構成を適宜備えた液晶光学素子を、第1のスリット部の長手方向(又は第2のスリット部の長手方向)が同方向を向くように、光軸と垂直な面内に複数配列し、液晶光学素子アレイとしてもよい。
このようにすれば、既に述べた液晶光学素子がアレイ状に配列されるため、光の走査範囲の更なる拡大を図ることができる。
上記の構成において、液晶光学素子は、第1のスリット部の長手方向と、第2のスリット部の長手方向とにそれぞれ複数配列されており、第1のスリット部の長手方向に隣接する液晶光学素子は、第1の電極のうち、第1のスリット部を隔てて同じ側に位置する電極同士が電気的に接続されるとともに、第2の電極同士が同電位とされ、第2のスリット部の長手方向に隣接する液晶光学素子は、第3の電極のうち、第2のスリット部を隔てて同じ側に位置する電極同士が電気的に接続されるとともに、第4の電極同士が同電位とされていてもよい。
このようにすれば、各液晶光学素子の第1及び第2の液晶部に対して同じ条件で電圧を容易に印加することができる。そのため、各液晶光学素子を通過した複数の光を同じ方向に簡単に曲げることができる。
以上のように本発明によれば、光の走査範囲の広い液晶光学素子を提供することができる。
(a)は、本発明の第1の実施形態に係る液晶光学素子の断面図であって、(b)は、そのX−X断面図である。 (a)は、図1の液晶光学素子における第1の電極を示す平面図であって、(b)は、図1の液晶光学素子における第3の電極を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る液晶光学素子の断面図である。 (a)は、本発明の第3の実施形態に係る液晶光学素子の断面図であって、(b)は、そのY−Y断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る液晶光学素子の電極のみを図示した概略平面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1(a)及び(b)に示すように、本発明の第1の実施形態に係る液晶光学素子1は、光軸Z上に光入射側(図中の下方側)から順に、第1の液晶部としての第1の液晶層2と、第2の液晶部としての第2の液晶層3とを備えている。第1の液晶層2は、互いに対向配置された第1の電極4と第2の電極5によって挟まれており、第2の液晶層3は、互いに対向配置された第3の電極6と第4の電極7によって挟まれている。第1〜第4の電極4〜7によって印加する電圧を調整することで、第1の液晶層2及び第2の液晶層3のそれぞれの屈折率が可変とされる。ここで、光軸Zは、液晶光学素子1全体としての光軸であって、第1の液晶層2や第2の液晶層3の光軸とは必ずしても一致しない。
詳細には、液晶光学素子1は、光軸Z上に光入射側から順に、第1の基板8、第2の基板9、第3の基板10及び第4の基板11を備えている。
第1の基板8と第2の基板9の間には、中心に貫通孔を有する第1の隔壁部材12が設けられている。第1の液晶層2は、第1の基板8、第2の基板9及び第1の隔壁部材12で区画形成される空間に液晶を充填することで形成される。
第1の基板8の光出射側には、透明な第1の電極4が形成されている。第1の電極4は、直線状の第1のスリット部13によって2つに分割されている。
第1の電極4の光出射側(図中の上方側)には、透明な絶縁層14が設けられている。絶縁層14の内部には、透明な高抵抗膜15が設けられている。ここで、高抵抗膜15は液晶光学素子1の駆動電圧を低下させるためのものであり、絶縁層14は第1の電極4と高抵抗膜15を絶縁するためのものである。
第1の基板8の光入射側には、第1のスリット部13に対応するスリット状の開口部16を有する第1の遮光膜17が設けられている(図2(a)を参照)。
第2の基板9の光入射側には、透明な第2の電極5が形成されている。
同様に、第3の基板10と第4の基板11の間には、中心に貫通孔を有する第2の隔壁部材18が設けられている。第2の液晶層3は、第3の基板10、第4の基板11及び第2の隔壁部材18で区画形成される空間に液晶を充填することで形成される。
第3の基板10の光出射側には、透明な第3の電極6が形成されている。第3の電極6は、直線状の第2のスリット部19によって2つに分割されている。第2のスリット部19の長手方向は、光軸Zの方向から見た場合(平面視の場合)に、第1のスリット部13の長手方向と直交する。
第3の電極6の光出射側には、透明な絶縁層20が設けられている。絶縁層20の内部には、透明な高抵抗膜21が設けられている。ここで、高抵抗膜21は液晶光学素子1の駆動電圧を低下させるためのものであり、絶縁層20は第3の電極6と高抵抗膜21を絶縁するためのものである。
第3の基板10の光入射側には、第2のスリット部19に対応するスリット状の開口部22を有する第2の遮光膜23が設けられている(図2(b)を参照)。
第4の基板11の光入射側には、透明な第4の電極7が形成されている。
なお、図示は省略するが、絶縁層14の光出射側の表面および第2の電極5の光入射側の表面には、それぞれ配向膜が形成されている。また同様に、絶縁層20の光出射側の表面および第4の電極7の光入射側の表面には、それぞれ配向膜が形成されている。これらの配向膜により、第1の液晶層2中の液晶分子や第2の液晶層3中の液晶分子の配向が行われる。
第1の液晶層2における配向方向と、第2の液晶層3における配向方向とは、光軸Zと垂直な面内において同じ(0°)か又は180°異なっている。すなわち、この実施形態では、p偏光とs偏光のいずれか一方の偏光の入射光に対してのみその振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向をもつ。
図2(a)に示すように、第1の基板8の光出射側の表面には、第1の電極4の他に、第2の電極5と電気的に接続された端子24が設けられている。第2の電極5は、この端子24を介して接地されている。第1の電極4の一方側の電極4aと端子24(第2の電極5)との間には電圧VL1が印加され、第1の電極4の他方側の電極4bと端子24(第2の電極5)との間には電圧VR1が印加される。印加する電圧VL1と電圧VR1の大きさを調整することで、第1の遮光膜17の開口部16を通過して、第1のスリット部13へと入射する光が、第1のスリット部13の短手方向(矢印A方向)に屈折される。
一方、図2(b)に示すように、第3の基板10の光出射側の表面には、第3の電極6の他に、第4の電極7と電気的に接続された端子25が設けられている。第3の電極6は、この端子25を介して接地されている。第3の電極6の一方側電極6aと端子25(第4の電極7)との間には電圧VL2が印加され、第3の電極6の他方側電極6bと端子25(第4の電極7)との間には電圧VR2が印加される。印加する電圧VL2と電圧VR2の大きさを調整することで、第2の遮光膜23の開口部22を通過して、第2のスリット部19へと入射する光が、第2のスリット部19の短手方向(矢印B方向)、すなわち第1のスリット部13の短手方向と90°異なる方向に屈折される。
ここで、第1〜第4の基板8〜11、及び隔壁部材12,18は、例えばガラスで構成することができる。
第1〜第4の電極4〜7は、例えば酸化インジウムスズ(ITO)等の透明導電体で構成することができる。
絶縁層14,20は、例えば、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化タンタル、酸化ジルコニウム、フッ化マグネシウムのうちの少なくとも一種を含むことが好ましい。この実施形態では、絶縁層14,20は、二酸化ケイ素(SiO--)-から形成されている。
高抵抗膜15,21は、例えば、酸化亜鉛、アルミニウム亜鉛酸化物、インジウムスズ酸化物、アンチモンスズ酸化物、ガリウム亜鉛酸化物、シリコン亜鉛酸化物、スズ亜鉛酸化物、ホウ素亜鉛酸化物、ゲルマニウム亜鉛酸化物のうちの少なくとも一種を含むことが好ましい。この実施形態では、高抵抗膜15,21は、アルミニウム亜鉛酸化物(ZnO−Al)から形成されている。
配向膜は、例えばラビング処理されたポリイミド膜で構成することができる。
なお、後述する他の実施形態における基板、電極、隔壁部材、絶縁膜、高抵抗膜及び配向膜についても、上記に例示した同様の材料を用いることができる。
以上のように構成された液晶光学素子1の動作について図1(a),(b)に基づいて説明する。なお、第1の液晶層2及び第2の液晶層3が、s偏光波の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する場合を例にとって説明する。
まず、図1(a)に示すように、偏光板などを用いて、第1の遮光膜17に対してs偏光を入射する。このうち、第1の遮光膜17の開口部16に入射した光以外は、第1の遮光膜17で遮られる。そのため、第1の遮光膜17の開口部16を通過したs偏光は、ライン光に形態を変更された状態で、第1のスリット部13をそのまま通過する。第1のスリット部13を通過したs偏光は、電圧VL1が電圧VR1よりも小さければ第1の液晶層2で電極4a側(図中の左側)に屈折し、電圧VL1が電圧VR1よりも大きければ第1の液晶層2で電極4b側(図中の右側)に屈折する。屈折角の大きさは、電圧VL1と電圧VR1との電圧差の大きさによって調整できる。なお、電圧VL1が電圧VR1と等しい場合には、第1のスリット部13を通過した光は、第1の液晶層2で実質的に屈折しない。ここで、「実質的に屈折しない」とは、液晶層の表裏面の境界部における僅かな屈折は生じ得るという意味である(以下、同様)。
次に、図1(b)に示すように、第1の液晶層2を通過したs偏光は、第2の遮光膜23に入射する。このうち、第2の遮光膜23の開口部22に入射した光以外は、第2の遮光膜23で遮られる。第2の遮光膜23の開口部22の長手方向と、第1の遮光膜17の開口部16の長手方向は、光軸Z方向から見た場合に互いに直交するため、第2の遮光膜23の開口部22を通過したs偏光は、ライン光からスポット光に形態を変更される。スポット光に変更されたs偏光は、第2のスリット部19をそのまま通過する。第2のスリット部19を通過したs偏光は、電圧VL2が電圧VR2よりも小さければ第2の液晶層3で電極6a側(図中の左側)に屈折し、電圧VL2が電圧VR2よりも大きければ第2の液晶層3で(電極6b側(図中の右側)に屈折する。屈折角の大きさは、電圧VL2と電圧VR2との電圧差の大きさによって調整できる。なお、電圧VL2が電圧VR2と等しい場合には、第2のスリット部19を通過した光は、第2の液晶層3で実質的に屈折しない。
このようにすれば、第1の液晶層2と第2の液晶層3でs偏光が曲げられる方向は、光軸Zの方向から見た場合に互いに90°異なる。したがって、液晶光学素子1を通過するs偏光を、第1の液晶層2と第2の液晶層3の2段階に分けて平面視で90°異なる方向に曲げることが可能であるため、光の走査領域を三次元的に拡大することができる。
そして、このような特性を利用して、液晶光学素子1は、例えば、静止している対象物や移動している対象物の有無を検出するセンサや、これらの対象物までの距離を測定するセンサの光走査部として利用することもできる。
なお、第1の液晶層2及び第2の液晶層3として、p偏光波の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有するものを用い、液晶光学素子1に対してp偏光を入射してもよい。
<第2の実施形態>
図3に示すように、本発明の第2の実施形態に係る液晶光学素子1が、第1の実施形態に係る液晶光学素子1と相違するところは、第2の液晶層3の光出射側である、第4の基板11の光出射側の表面に、凹レンズ31を配置した点にある。これにより、第1の液晶層2と第2の液晶層3によって曲げられた光は、凹レンズ31によって更に曲げられるため、光の走査範囲を更に拡大することができる。なお、第1の実施形態と共通の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略する。
<第3の実施形態>
図4(a),(b)に示すように、本発明の第3の実施形態に係る液晶光学素子1が、第1の実施形態に係る液晶光学素子1と相違するところは、第1の液晶部が第1の液晶層41と第2の液晶層42の2層から構成されるとともに、第2の液晶部が第3の液晶層43と第4の液晶層44との2層から構成されており、s偏光及びp偏光のそれぞれの入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する点にある。なお、第1の液晶部及び第2の液晶部の構成以外は、第1のスリット部13の長手方向と第2のスリット部19の長手方向とが光軸Zに垂直な面内において互いに直交するなどの点は第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と共通の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略する。
詳細には、第3の実施形態に係る液晶光学素子1は、第1の基板8、第2の基板9、第3の基板10及び第4の基板11に加えて、第1の基板8と第2の基板9の間に第1の中間基板45を備え、第3の基板10と第4の基板11の間に第2の中間基板46を備えている。中間基板45,46は、例えばガラスで構成することができる。
第1の基板8と第1の中間基板45の間には、中心に貫通孔を有する第1の隔壁部材47が設けられ、第1の基板8、第1の中間基板45及び第1の隔壁部材47で区画形成される空間に第1の液晶層41が設けられている。
第1の中間基板45と第2の基板9の間には中心に貫通孔を有する第2の隔壁部材48が設けられ、第1の中間基板45、第2の基板9及び第2の隔壁部材48で区画形成された空間に第2の液晶層42が設けられている。
第3の基板10と第2の中間基板46の間には、中心に貫通孔を有する第3の隔壁部材49が設けられ、第3の基板10、第2の中間基板46及び第3の隔壁部材49で区画形成された空間に第3の液晶層43が設けられている。
第2の中間基板46と第4の基板11の間には、中心に貫通孔を有する第4の隔壁部材50が設けられ、第2の中間基板46、第4の基板11及び第4の隔壁部材50で区画形成された空間に第4の液晶層44が設けられている。
なお、図示しないが、第1〜第4の液晶層41〜44のそれぞれの表裏面(光入射側の面と光出射側の面)に接する面には、配向膜が形成されている。
第1の液晶層41における配向方向と、第2の液晶層42における配向方向とは、光軸Zと垂直な面内において90°異なっている。また、第3の液晶層43における配向方向と、第4の液晶層44における配向方向は、光軸Zに垂直な面内において90°異なっている。
この実施形態では、第1の液晶層2における配向方向と、第3の液晶層43における配向方向とが、光軸Zに垂直な面内において同じ(0°)か又は180°異なるとともに、第2の液晶層42における配向方向と、第4の液晶層44における配向方向とが、光軸Zに垂直な面内において同じ(0°)か又は180°異なっている。すなわち、第1及び第3の液晶層41,43のそれぞれが、p偏光の入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する場合には、第2及び第4の液晶層42,44のそれぞれが、s偏光の入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する。逆に、第1及び第3の液晶層41,43のそれぞれが、s偏光の入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する場合には、第2及び第4の液晶層42,44のそれぞれが、p偏光の入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する。
もちろん、第1及び第2の液晶層41,42のうち、一方がs偏光の入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する液晶層であり、他方がp偏光の入射光に対して平行な液晶分子の配向方向を有する液晶層であれば、第1及び第2の液晶層41,42のいずれをs偏光の入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する液晶層としてもよい。このことは、第3及び第4の液晶層43,44についても同様である。
以上のように構成された液晶光学素子1の動作について図4(a),(b)に基づいて説明する。なお、第1及び第3の液晶層41,43が、s偏光の入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有し、第2及び第4の液晶層42,44が、p偏光に入射光の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する場合を例にとって説明する。
まず、図4(a)に示すように、第1の遮光膜17の開口部16を通過した光は、第1のスリット部13を通過する。第1のスリット部13を通過した光のs偏光成分は、電圧VL1が電圧VR1よりも小さければ第1の液晶層41で電極4a側(図中の左側)に屈折し、電圧VL1が電圧VR1よりも大きければ第1の液晶層41で電極4b側(図中の右側)に屈折する。なお、第1のスリット部13を通過した光のs偏光成分は、電圧VL1が電圧VR1と等しければ、第1の液晶層41で実質的に屈折しない。
一方、第1のスリット部13を通過した光のp偏光成分は、電圧VL1と電圧VR1の大小に関わらず、第1の液晶層41では実質的に屈折しない。第1のスリット部13を通過した光のp偏光成分は、電圧VL1が電圧VR1よりも小さければ第2の液晶層42で電極4a側(図中の左側)に屈折し、電圧VL1が電圧VR1よりも大きければ第2の液晶層42で電極4b側(図中の右側)に屈折する。なお、第1のスリット部13を通過した光のp偏光成分は、電圧VL1が電圧VR1と等しければ、第2の液晶層42で実質的に屈折しない。また、第1のスリット部13を通過した光のs偏光成分は、電圧VL1と電圧VR1の大小に関わらず、第2の液晶層42では実質的に屈折しない。
次に、図4(b)に示すように、第1及び第2の液晶層41,42を通過した光は、第2の遮光膜23の開口部22を通過した後、第2のスリット部19を通過する。第2のスリット部19を通過した光のs偏光成分は、電圧VL2が電圧VR2よりも小さければ第3の液晶層43で電極6a側(図中の左側)に屈折し、電圧VL2が電圧VR2よりも大きければ第3の液晶層43で電極6b側(図中の右側)に屈折する。なお、第2のスリット部19を通過した光のs偏光成分は、電圧VL2が電圧VR2と等しければ、第3の液晶層43で実質的に屈折しない。
一方、第2のスリット部19を通過した光のp偏光成分は、電圧VL2と電圧VR2の大小に関わらず、第3の液晶層43では実質的に屈折しない。第2のスリット部19を通過した光のp偏光成分は、電圧VL2が電圧VR2よりも小さければ第4の液晶層44で電極6a側(図中の左側)に屈折し、電圧VL2が電圧VR2よりも大きければ第4の液晶層44で電極6b側(図中の右側)に屈折する。なお、第2のスリット部19を通過した光のp偏光成分は、電圧VL2が電圧VR2と等しければ、第4の液晶層44で実質的に屈折しない。また、第2のスリット部19を通過した光のs偏光成分は、電圧VL2と電圧VR2の大小に関わらず、第4の液晶層44では実質的に屈折しない。
このようにすれば、第1の液晶層41と第3の液晶層43でs偏光が曲げられる方向は、光軸Zの方向から見た場合に互いに90°異なる。また、第2の液晶層42と第4の液晶層44でp偏光が曲げられる方向も、光軸Zの方向から見た場合に互いに90°異なる。そのため、液晶光学素子1を通過するs偏光を第1の液晶層41と第3の液晶層43の2段階に分けて平面視で90°異なる方向に曲げることが可能であり、液晶光学素子1を通過するp偏光を第2の液晶層42と第4の液晶層44の2段階に分けて平面視で90°異なる方向に曲げることが可能である。したがって、s偏光成分とp偏光成分の両成分を含む無偏光に対しても光の走査領域を大幅に拡大することができる。
<第4の実施形態>
図5に示すように、本発明の第4の実施形態に係る液晶光学素子アレイ101は、第1〜第3の実施形態に係る液晶光学素子1を、第1のスリット部13(又は第2のスリット部19)の長手方向が同方向を向くように、光軸Zと垂直な面内に複数配列してなる。
詳細には、図中の符号Cで区画する部分及び1点鎖線で区画する部分が、1つの液晶光学素子1であり、図示例では、液晶光学素子1が、光軸Zと垂直な面内において、縦3列と横3列の計9つ配列されている。なお、図中においてクロスハッチングを付した部分Dは、各液晶光学素子1において、光を屈折させることなく光軸Zに沿って直進させた場合に、光が出射される領域を示している。第1のスリット部13と第2のスリット部19以外の隣接する電極間の隙間は、遮光膜によってマスキングされているため、当該部分から光が漏れ出すことはない。
この実施形態では、第1のスリット部13の長手方向(縦方向)に隣接する液晶光学素子1同士では、第1の電極4の一方側電極4aが互いに連続するとともに、他方側電極4bが互いに連続している。また、第2のスリット部19の長手方向(横方向)に隣接する液晶光学素子1同士では、第3の電極6の第1の電極4の一方側電極6aが互いに連続するとともに、他方側電極6bが互いに連続している。すなわち、第1の電極4の一方側電極4aと他方側電極4bが、第1のスリット部13の長手方向(縦方向)における液晶光学素子アレイ101の一端から他端に亘って延びる長尺体で構成されるとともに、第3の電極6の一方側電極6aと他方側電極6bが、第2のスリット部19の長手方向(横方向)における液晶光学素子アレイ101の一端から他端に亘って延びる長尺体で構成されている。そのため、縦方向に隣接する液晶光学素子1同士では、第1の電極4の一方側電極4a同士が電気的に接続されるとともに、その他方側電極4b同士が電気的に接続される。また、横方向に隣接する液晶光学素子1同士では、第3の電極6の一方側電極6a同士が電気的に接続されるとともに、その他方側電極6b同士が電気的に接続される。
ここで、図示を省略している各液晶光学素子1の第2の電極5及び第4の電極7は、それぞれ接地されているため、各第2の電極5同士および各第4の電極7同士は、同電位に保たれている。
このようにすれば、各液晶光学素子1の第1及び第2の液晶部に対して同じ条件で電圧を容易に印加することができるため、各液晶光学素子1を通過した光を同じ方向に簡単に曲げることができる。したがって、走査する光の光量の増加と、走査範囲の更になる拡大を図ることができる。
液晶光学素子アレイ101の光出射側の面に凹レンズアレイを配置し、各液晶光学素子1の光出射側の面に対応する位置に凹レンズが位置するようにしてもよい。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の形態で実施することができる。
上記の実施形態では、第1のスリット部13の長手方向と第2のスリット部19の長手方向が、光軸の方向から見たときに、互いに直交する場合を説明したが、第1のスリット部13の長手方向と第2のスリット部19の長手方向は、互いに交差していれば、直交していなくてもよい。すなわち、光軸Zの方向から見たときの第1のスリット部13の長手方向と第2のスリット部19の長手方向の交差角は、45°〜90°であることが好ましく、特に85°〜90°であることがより好ましく、90°であることが最も好ましい。
上記の実施形態では、第1〜第4の電極4〜7を透明電極から構成する場合を説明したが、第1の電極4と第3の電極6は、有色電極から構成してもよい。この場合、遮光膜17,遮光膜23は、省略してもよい。
また、第1〜第4の電極4〜7を透明電極から構成し、遮光膜17,23を設ける場合には、第1のスリット部13を有する第1の電極4と、第2の電極5の位置を入れ替えてもよいし、第2のスリット部19を有する第3の電極6と、第4の電極7の位置を入れ替えてもよい。すなわち、第1の液晶部の光入射側に第2の電極5を配置し、光出射側に第1の電極4を配置してもよい。また、第2の液晶部の光入射側に第4の電極7を配置し、光出射側に第3の電極6を配置してもよい。
上記の実施形態では、第1の液晶部及び第2の液晶部を、1層又は2層の液晶層から構成する場合を説明したが、これらを3層以上の液晶層から構成してもよい。また、更に電極に挟まれた液晶部を設けることで、1又は複数の液晶層を有する液晶部を光軸Z上に3つ以上設けてもよい。
上記の実施形態では、絶縁層及び高抵抗膜を設ける場合を説明したが、これらの構成は省略してもよい。
1 液晶光学素子
2 第1の液晶層
3 第2の液晶層
4 第1の電極
4a 一方側電極
4b 他方側電極
5 第2の電極
6 第3の電極
6a 一方側電極
6b 他方側電極
7 第4の電極
8 第1の基板
9 第2の基板
10 第3の基板
11 第4の基板
12 第1の隔壁部材
13 第1のスリット部
17 第1の遮光膜
18 第2の隔壁部材
19 第2のスリット部
23 第2の遮光膜
31 凹レンズ
41 第1の液晶層
42 第2の液晶層
43 第3の液晶層
44 第4の液晶層
45 第1の中間基板
46 第2の中間基板
47 第1の隔壁部材
48 第2の隔壁部材
49 第3の隔壁部材
50 第4の隔壁部材
101 液晶光学素子アレイ

Claims (6)

  1. 光軸上に光入射側からこの順に配置された第1の液晶部及び第2の液晶部と、
    前記第1の液晶部を挟むように対向配置され、前記第1の液晶部に電圧を印加する第1の電極及び第2の電極と、
    前記第2の液晶部を挟むように対向配置され、前記第2の液晶部に電圧を印加する第3の電極及び第4の電極とを備え、
    前記第1の電極が、直線状の第1のスリット部によって分割されるとともに、
    前記第3の電極が、直線状の第2のスリット部によって分割されており、
    前記光軸の方向から見た場合に、前記第1のスリット部の長手方向と、前記第2のスリット部の長手方向とが互いに交差し、
    前記第1のスリット部を通過した光は、前記第1の液晶部によって、前記第1のスリット部の短手方向への屈折角が可変とされ、
    前記第2のスリット部を通過した光は、前記第2の液晶部によって、前記第2のスリット部の短手方向への屈折角が可変とされていることを特徴とする液晶光学素子。
  2. 前記光軸の方向から見た場合に、前記第1のスリット部の長手方向と、前記第2のスリット部の長手方向とが、互いに直交することを特徴とする請求項1に記載の液晶光学素子。
  3. 前記第1の液晶部と前記第2の液晶部のそれぞれが、s偏光波の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する液晶層と、p偏光波の振動方向に対して平行な液晶分子の配向方向を有する液晶層とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶光学素子。
  4. 前記第2の液晶部の光出射側に凹レンズを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液晶光学素子。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液晶光学素子を、前記第1のスリット部の長手方向が同方向を向くように、前記光軸と垂直な面内に複数配列してなることを特徴とする液晶光学素子アレイ。
  6. 前記液晶光学素子は、前記第1のスリット部の長手方向と、前記第2のスリット部の長手方向とにそれぞれ複数配列されており、
    前記第1のスリット部の長手方向に隣接する前記液晶光学素子は、前記第1の電極のうち、前記第1のスリット部を隔てて同じ側に位置する電極同士が電気的に接続されるとともに、前記第2の電極同士が同電位とされ、
    前記第2のスリット部の長手方向に隣接する前記液晶光学素子は、前記第3の電極のうち、前記第2のスリット部を隔てて同じ側に位置する電極同士が電気的に接続されるとともに、前記第4の電極同士が同電位とされていることを特徴とする請求項5に記載の液晶光学素子アレイ。
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