JP2016090640A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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奈緒美 山▲崎▼
Naomi Yamasaki
奈緒美 山▲崎▼
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Abstract

【課題】無駄スペースを生じることなく制御基板を設置すると共に、機器等を設置するスペースを確保できるようにする。
【解決手段】インストルメントパネル23の内部に、画像24を表示可能な画像表示部25と、この画像表示部25に表示された画像24を拡大して車室内へ導くための凹面鏡26を備えると共に、
少なくとも上記画像表示部25に表示する画像24を制御するための制御基板27を有するヘッドアップディスプレイ装置21に関する。
上記制御基板27を、上記凹面鏡26の背面側に配置する。
更に、上記制御基板27の一端部と上記凹面鏡26の一端部とを近接配置すると共に、上記制御基板27の他端部と上記凹面鏡26の他端部とを離間配置することにより、離間配置された他端部間に機器設置スペース41を形成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
自動車などの車両に対し、ヘッドアップディスプレイ装置を設けることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、図5に示すように、このヘッドアップディスプレイ装置1は、フロントウインドウガラス2の下方に設置されたインストルメントパネル3の内部に、画像4を表示可能な画像表示部5と、この画像表示部5に表示された画像4を拡大して車室内へ導くための凹面鏡6を備えると共に、少なくとも画像表示部5に表示される画像4を制御するための制御基板7を有している。
なお、図中、符号8はヘッドアップディスプレイ装置1のケーシング、符号9は画像表示部5に表示された画像4を凹面鏡6へ導くための中間の反射鏡である。
そして、上記した画像表示部5、凹面鏡6、反射鏡9はケーシング8の内部に収容設置される。また、上記した制御基板7も、ケーシング8の内部に収容設置することが望ましい。但し、制御基板7は比較的大きなものとなるので、ケーシング8の内部に収容できない場合には、別構成とされることもある。そして、ヘッドアップディスプレイ装置1からの画像4を通すため、インストルメントパネル3には開口部3aが形成される。また、ケーシング8の上部は、透明な保護カバーとされる。
上記構成によれば、ヘッドアップディスプレイ装置1は、制御基板7に設けられた制御回路からの制御信号に基いて画像表示部5が画像4を表示し、画像表示部5に表示された画像4が反射鏡9によって凹面鏡6へ反射され、凹面鏡6が、画像表示部5に表示された画像4を拡大し、インストルメントパネル3に形成された開口部3aを通して車室内へ導くことにより、正面を向いて運転している乗員の視界内に上記した画像4を映すようになっている。
特開2009−229782号公報
しかしながら、上記ヘッドアップディスプレイ装置1には、以下のような問題があった。
即ち、インストルメントパネル3の内部はスペースが狭くなっているので、制御基板7を設置できる位置に制限が生じている。そして、例えば、図5に示すように、制御基板7をケーシング8内の凹面鏡6とは反対側(例えば、車両後方側)の位置に設置しようとした場合、制御基板7および凹面鏡6はそれぞれ比較的大きな構成部品であるため、できるだけ小さく収まるように互いの長手方向を揃えるように設置したとしても、図6に示すように、制御基板7と凹面鏡6との間に、利用することのできない比較的大きな無駄スペース11が発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
インストルメントパネルの内部に、画像を表示可能な画像表示部と、該画像表示部に表示された画像を拡大して車室内へ導くための凹面鏡を備えると共に、
少なくとも前記画像表示部に表示する画像を制御するための制御基板を有するヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記制御基板を、前記凹面鏡の背面側に配置し、
更に、前記制御基板の一端部と前記凹面鏡の一端部とを近接配置すると共に、前記制御基板の他端部と前記凹面鏡の他端部とを離間配置することにより、離間配置された他端部間に機器設置スペースを形成したことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、無駄スペースを生じることなく制御基板を設置すると共に、機器等を設置するスペースを確保できるようになる。
本実施の形態の実施例にかかるヘッドアップディスプレイ装置の全体側面図である。 図1のヘッドアップディスプレイ装置を上方から見た横断面図である。 図2の具体的な構造を示す斜視図である。 制御基板を凹面鏡の背面側に配置した場合のヘッドアップディスプレイ装置を上方から見た横断面図である。 従来例にかかるヘッドアップディスプレイ装置の全体側面図である。 図5のヘッドアップディスプレイ装置を上方から見た横断面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図4は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両に対し、図1の全体側面図、および、図2の横断面図に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置21(HUD)を設ける。
このヘッドアップディスプレイ装置21は、フロントウインドウガラス22の下方に設置されたインストルメントパネル23の内部に、画像24を表示可能な画像表示部25と、この画像表示部25に表示された画像24を拡大して車室内へ導くための凹面鏡26を備えると共に、少なくとも画像表示部25に表示される画像24を制御するための制御基板27を有している。
ここで、上記した凹面鏡26は、ヘッドアップディスプレイ装置21の最終反射鏡とされる。制御基板27には、画像表示部25へ制御信号を送る制御回路が設けられる。
なお、図1中、符号28はヘッドアップディスプレイ装置21のケーシング、符号29は画像表示部25に表示された画像24を凹面鏡26へ導くための中間の反射鏡である。そして、上記した画像表示部25、凹面鏡26、反射鏡29はケーシング28の内部に収容設置される。また、上記した制御基板27も、ケーシング28の内部に収容設置させるようにする。そして、ヘッドアップディスプレイ装置21からの画像24を通すため、インストルメントパネル23には開口部23aが形成される。また、ケーシング28の上部は、透明な保護カバーとされる。
また、図2中、符号31は、車両の企画立案時に、予めヘッドアップディスプレイ装置21のために割り当てられたHUD設置用スペースである。ヘッドアップディスプレイ装置21は、必ずこのHUD設置用スペース31の範囲内に収まるように設計する必要がある。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
上記制御基板27を、上記凹面鏡26の背面側に配置する。
更に、図2に示すように、上記制御基板27の一端部と上記凹面鏡26の一端部とを近接配置すると共に、上記制御基板27の他端部と上記凹面鏡26の他端部とを離間配置することにより、離間配置された他端部間に機器設置スペース41を形成する。
ここで、凹面鏡26の背面側とは、凹面鏡26の裏面側のことである。この場合には、凹面鏡26の車両前方側となっている。制御基板27の一端部は、制御基板27の左右の端部のうちの一方のことである。また、制御基板27の他端部は、制御基板27の左右の端部のうちの他方のことである。この場合、ケーシング28や制御基板27の左右は、車幅方向とほぼ一致されている。
機器設置スペース41に設置される機器は、何でも良いが、例えば、乗員の身長または視点の高さに応じてフロントウインドウガラス22に投影する画像24の高さを調整するための投影高さ調整装置42(図3参照)、または、その一部などとすることができる。
この投影高さ調整装置42は、例えば、図3に示すように、凹面鏡26を、ケーシング28に設けられた軸受部47に対して上下方向へ回動自在に軸支する回動軸部43と、凹面鏡26を、回動軸部43を中心として上下方向に回動させるモータ44と、モータ44の出力軸に取付けられたギヤ機構45と、凹面鏡26の背面側に取付けられて、ギヤ機構45を構成する歯車と噛み合うセクタギヤ46を有するものなどとされている。この場合、回動軸部43は、ほぼ左右に延びるものとされている。回動軸部43は、凹面鏡26の高さ方向の中間部の位置などに設置される。モータ44とギヤ機構45とは、図示しないモータフレームに取付けられて、制御基板27やケーシング28などに固定される。モータ44の電源は、制御基板27から図示しないリード線を介して供給される。セクタギヤ46は、回動軸部43を中心に回動される。なお、回動軸部43とセクタギヤ46は、凹面鏡26の背面側に形成された軸取付部49に取付けられる。
なお、機器設置スペース41に設置される機器は、上記の他に、例えば、制御基板27に対して表面から突出するように実装された図示しないコンデンサなどの電子部品とすることができる。
このように、制御基板27を、上記凹面鏡26の背面側に配置したことにより、上記した投影高さ調整装置42やコンデンサなどの電子部品の設置を有利に行うことが可能となる。例えば、投影高さ調整装置42の電源を、制御基板27から直接、最短距離で得ることができる。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
ヘッドアップディスプレイ装置21は、制御基板27に設けられた制御回路からの制御信号に基いて画像表示部25が画像24を表示し、画像表示部25に表示された画像24が反射鏡29によって凹面鏡26へ反射され、凹面鏡26が、画像表示部25に表示された画像24を拡大し、インストルメントパネル23に形成された開口部23aを通して車室内へ導くことにより、正面を向いて運転している乗員の視界内に上記した画像24を映すようになっている。この場合には、上記画像24をフロントウインドウガラス22に反射させて、フロントウインドウガラス22を透して見える外部の風景に上記した画像24を重ねると共に、車両の前方に上記した画像24の虚像が見えるようにしている。
ここで、インストルメントパネル23の内部はスペース(HUD設置用スペース31)が狭くなっているので、制御基板27の設置位置は制限を受ける。そして、制御基板27を凹面鏡26から離れた位置に設置しようとした場合、比較的大きな構成部品である制御基板27と凹面鏡26との間に、有効に使うことのできない比較的大きな無駄スペースが形成されてしまう。
そこで、まず、図4に示すように、制御基板27を、凹面鏡26の背面側に配置する。これにより、制御基板27は、大きさ的に、凹面鏡26と比較的近似しているので、できるだけ小さく収まるように互いの長手方向を揃えて設置すれば、両者間に生じるスペース40を小さくすることができる。
この際、図4に示すように、凹面鏡26に対して制御基板27を左右均等な状態で設置すると、制御基板27と凹面鏡26との間に、うまく利用することができない細かいスペース40が残ることになる。
そこで、次に、図2に示すように、凹面鏡26の一端部と制御基板27の一端部とを近接配置すると共に、凹面鏡26の他端部と制御基板27の他端部とを離間配置するようにした。これにより、離間配置された他端部間に(左右のスペース40をまとめて)比較的大きな機器設置スペース41を確保することが可能となる。その結果、インストルメントパネル23の内部のスペースが狭くても、図3に示すように、機器設置スペース41に対して機器等(例えば、投影高さ調整装置42や制御基板27に実装されるコンデンサなどの電子部品)を設置することが可能となる。よって、スペースの有効活用が可能となる。また、制御基板27から発生した熱を機器設置スペース41へ向けて放熱し、放熱性を上げることも期待できる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
21 ヘッドアップディスプレイ装置
23 インストルメントパネル
24 画像
25 画像表示部
26 凹面鏡
27 制御基板
41 機器設置スペース

Claims (1)

  1. インストルメントパネルの内部に、画像を表示可能な画像表示部と、該画像表示部に表示された画像を拡大して車室内へ導くための凹面鏡を備えると共に、
    少なくとも前記画像表示部に表示する画像を制御するための制御基板を有するヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記制御基板を、前記凹面鏡の背面側に配置し、
    更に、前記制御基板の一端部と前記凹面鏡の一端部とを近接配置すると共に、前記制御基板の他端部と前記凹面鏡の他端部とを離間配置することにより、離間配置された他端部間に機器設置スペースを形成したことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0585224A (ja) * 1991-09-24 1993-04-06 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置
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