JP2016090544A - ひずみ検出板及びひずみ検出方法 - Google Patents

ひずみ検出板及びひずみ検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検出対象物の表面のいずれの方向についても、ひずみを簡単に検出できるひずみ検出板及びひずみ検出方法を提供すること。【解決手段】検出対象物の表面に取り付けられる金属製の板体21と、板体21に形成された円形の孔部23と、孔部23の周縁における板体21の表面に応力塗料を塗布して形成された塗膜層22とを備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、地震等の荷重により検出対象物に生じたひずみを検出するひずみ検出板及びひずみ検出方法に関する。
一般に、原子力発電プラントや化学プラント等のプラント施設では、施設内に設置されるタンク等の構造物に過大な荷重が掛かった場合、構造物の各部位の損傷が問題になる。このため、例えば、地震等が生じた場合には、地震後に、構造物に生じたひずみを把握する必要がある。プラント施設では、対象となる構造物は多数に及ぶため、ひずみを把握するための手段は簡便なものが好ましく、(A)電源を不要とするもの、(B)配線を不要とするもの、(C)目視で検査できるもの、を満たす手段が模索されている。
この種のひずみを把握するものとして、従来、金属板でなり、少なくとも1つの尖鋭開口端を有するよう形成された開口部を備えた計測体を有する表面ひずみ検出計が知られている(例えば、特許文献1参照)。この表面ひずみ検出計は、被計測物(検出対象物)の表面に取り付けられ、開口部の尖鋭開口端に生じた亀裂を計測することで、被計測物に生じたひずみを、電源及び配線を要することなく目視により検出できる。
特開2010−256212号公報
しかしながら、従来の表面ひずみ検出計は、尖鋭開口端に生じた亀裂によって被計測物に生じたひずみを検出するため、尖鋭開口端が形成されていない方向のひずみは検出できない。このため、被計測物に取り付けられる計測体(開口部)の周縁の全方向(360°)については、被計測物に生じるひずみを検出することはできないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検出対象物の表面のいずれの方向についても、ひずみを簡単に検出できるひずみ検出板及びひずみ検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るひずみ検出板は、検出対象物の表面に取り付けられる金属製の板体と、板体に形成された円形の孔部と、孔部の周縁における板体の表面に応力塗料を塗布して形成された塗膜部とを備えたこと特徴とする。
この構成によれば、円形の孔部の周縁に応力塗料を塗布して塗膜部が形成されるため、この塗膜部に生じた亀裂により、検出対象物に生じたひずみを検出することができる。さらに、板体には円形の孔部が形成されているため、尖鋭開口端のように方向が特定されることなく、検出対象物の表面のいずれの方向のひずみについて検出することができる。
この構成において、孔部は、真円形状の孔部であっても良い。この構成によれば、板体に生じる最大応力は孔部の周方向に均一にすることができるため、検出対象物の表面に生じるいずれの方向のひずみについて正確に検出することができる。
また、孔部は、長孔形状の孔部であってもよい。この構成によれば、板体に生じる最大応力を、孔部の周方向位置によって変更できるため、ひずみを検出する感度を調整することができる。
また、板体は、検出対象物と同一もしくは、検出対象物よりもヤング率の小さい材料で形成されてもよい。この構成によれば、検出対象物に取り付けられたひずみ検出板は、検出対象物と同様に変形することにより、検出対象物のひずみを正確に検出することができる。
また、板体に所定の間隔を設けて複数の孔部を形成してもよい。この構成によれば、孔部と孔部との間隔に応じて、板体に生じる最大応力を変更できるため、ひずみを検出する感度を調整することができる。
また、本発明に係るひずみ検出方法は、金属製の板体に円形の孔部を形成し、孔部の周縁における板体の表面に応力塗料を塗布して塗膜部を設けたひずみ検出板を検出対象物の表面に取り付け、ひずみ検出板の塗膜部に生じた亀裂により、検出対象物に生じたひずみの向きまたは大きさを検出することを特徴とする。この構成によれば、検出対象物の表面のいずれの方向について、ひずみを簡単に検出することができる。
本発明によれば、円形の孔部の周縁に応力塗料を塗布して塗膜部が形成されるため、この塗膜部に生じた亀裂により、検出対象物に生じたひずみを検出することができる。さらに、板体には円形の孔部が形成されているため、尖鋭開口端のように方向が特定されることなく、検出対象物の表面のいずれの方向のひずみについて検出することができる。
図1は、本実施形態に係るひずみ検出板が取り付けられる検査対象物の一例を示す概略図である。 図2は、第1実施形態に係るひずみ検出板を示す平面図である。 図3は、図2のA−A断面図である。 図4は、第1実施形態に係るひずみ検出板の作用を説明する平面図である。 図5は、第2実施形態に係るひずみ検出板の作用を説明する平面図である。 図6は、第3実施形態に係るひずみ検出板の作用を説明する平面図である。 図7は、第4実施形態に係るひずみ検出板の作用を説明する平面図である。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係るひずみ検出板が取り付けられる検出対象物の一例を示す概略図である。図1において、符号10は、例えば、薬液等の溶液を保存する溶液タンクである。この溶液タンク10は、例えば、化学プラントや原子力発電プラント等のプラント施設に設けられ、このプラント施設の建屋の床19の上に設置されている。溶液タンク10は、円筒形の胴部11と、この胴部11の上部に取り付けられる上鏡板12と、該胴部11の下部に取り付けられる下鏡板13とを備えて一体に形成され、下鏡板13に連結される複数の脚部(検出対象物)14により上記床19に設置される。溶液タンク10の下鏡板13には、溶液タンク10内の溶液を導出するための導出管15が接続され、この導出管15は、床19から延びる配管サポート(検出対象物)16により支持されている。
このような構成では、例えば、プラント施設に地震が生じた場合、溶液タンク10が矢印Xで示す方向に揺動することに伴い、脚部14には長手方向(矢印Y方向)に大きな荷重がかかり、この脚部14にひずみが生じる。同様に、配管サポート16には、長手方向(矢印Y方向)に大きな荷重がかかり、この配管サポート16にひずみが生じる。このため、地震が治まった後に、これら溶液タンク10の脚部14や配管サポート16等に生じたひずみの有無を点検する必要がある。本構成では、溶液タンク10の脚部14や配管サポート16等に生じたひずみを、目視によって簡単に検出するために、溶液タンク10の脚部14や配管サポート16にそれぞれひずみ検出板20,20が取り付けられている。次に、ひずみ検出板について説明する。
[第1実施形態]
図2は、第1実施形態に係るひずみ検出板を示す平面図であり、図3は図2のA−A断面図である。ひずみ検出板20は、図2に示すように、例えば、正六角形状の金属製の板体21を備え、この板体21の中央部には、真円形状の孔部23が形成されている。また、図3に示すように、板体21の表面21Aには、応力塗料(後述する)が塗布された塗膜層(塗膜部)22が形成されている。
板体21は、裏面21B側に接着材(不図示)等を付けることにより、脚部14もしくは配管サポート16に貼り付けられる。この場合、板体21と脚部14もしくは配管サポート16とが一体となるように、裏面21Bの全面に接着材を付けることが望ましい。板体21は、例えば、貼り付けられる脚部14の母材と同一の金属材料もしくは母材よりも柔らかい(ヤング率の小さい)金属材料で形成される。この構成によれば、例えば、脚部14に貼り付けられたひずみ検出板20は、脚部14と同様に変形することにより、脚部14のひずみを正確に検出することができる。本実施形態では、板体21は、外周縁が正六角形状に形成されているが、他の形状を採用することもでき、例えば、方形状や円形状に形成してもよい。
塗膜層22は、応力塗料を塗布することにより形成される。応力塗料は、物体に生じる応力解析を目的とした非常にもろい性質の塗料である。応力塗料として、CRUX(登録商標:マークテック株式会社製)やストレスマーク2(株式会社テック技販製)を用いることができる。この種の応力塗料は、エアゾール型で簡便に塗装することができ、また加熱しなくても自然乾燥で乾燥するため、容易に塗膜層22を形成することができる。塗膜層22は、板体21に応力が加えられると、この応力によって亀裂を生じるため、この亀裂により、ひずみの発生の有無を目視にて検出できる。塗膜層22は、膜厚が0.1mm程度となるように、応力塗料を塗布することが好ましい。
ひずみ検出板20によるひずみの計測は、次のように行なわれる。まず、ひずみ検出板20を、溶液タンク10の脚部14や配管サポート16の表面に接着剤を用いて貼りつける。その状態で、プラント施設に地震が生じた場合、地震後のプラント施設の再起動に際し、プラント施設の各機器の点検作業が行われる。点検作業では、脚部14や配管サポート16の表面に貼り付けられたひずみ検出板20に着目し、塗膜層22に生じた亀裂によって最大ひずみを検出する。
具体的には、図4に示すように、ひずみ検出板20に引張り応力Fが加えられた場合、ひずみ検出板20に生じる応力は、引張り応力Fに垂直で孔部中心を通る二点鎖線24と交差する孔部23の縁で最大となり、その最大応力は引張り応力Fの3倍となる。このため、ひずみ検出板20では、二点鎖線24上に位置する孔部23の両側の領域25にクラック(亀裂)Kが発生し、塗膜層22に鮮明な亀裂模様が描かれる。これらクラックKの発生場所や、クラックKが進展する方向によって、溶液タンク10の脚部14や配管サポート16に生じたひずみの向きを検出することができる。また、ひずみ量(ひずみの大きさ)は、クラックKの本数や長さと関係がある。このため、例えば、実験等により、ひずみ検出板20に対して、所定の大きさのひずみ(応力)を生じさせ、その際のひずみ量とクラックKの本数や長さとの相関関係を予め得ておく。そして、実際に生じたクラックKの本数や長さと比較することで、最大ひずみ量を検出することができる。この際、プラント施設に設置された地震計の計測結果と照合して最大ひずみ量を検証することが好ましい。
第1実施形態では、孔部23は真円形状に形成されているため、ひずみ検出板20に対して、いずれの方向から引張り応力Fが加えられたとしても孔部23の縁に生じる最大応力の値は同一である。このため、いずれの方向に生じるひずみに対しても、同一の感度を有するひずみ検出板20を形成することができるため、脚部14や配管サポート16に生じるいずれの方向のひずみについても正確に検出することができる。
[第2実施形態]
上記した第1実施形態に係る孔部23は真円形状であったが、この孔部は、円形であれば真円でなくともよい。この第2実施形態では、ひずみ検出板30は、楕円形状(長孔形状)の孔部33を備える。第2実施形態に係るひずみ検出板30において、孔部33の形状の他は、上記ひずみ検出板20と同一であるので、説明を省略する。
ひずみ検出板30は、図5に示すように、孔部33が楕円形状に形成されている。楕円形状の孔部33を有するひずみ検出板30では、孔部33の短軸に沿った方向に引張り応力Fが加えられた場合、ひずみ検出板30に生じる応力は、引張り応力Fに垂直で長軸を通る二点鎖線34と交差する孔部33の縁で最大となる。この最大応力は、短軸と長軸の長さに関連し、例えば、短軸と長軸との長さの比が1:2であれば、引張り応力Fの5倍となる。
このため、ひずみ検出板30では、二点鎖線34上に位置する孔部33の両側の領域35にクラック(亀裂)Kが発生し、塗膜層22に鮮明な亀裂模様が描かれる。この第2実施形態では、孔部33を楕円形状とすることで、ひずみ検出板30に生じる最大応力を、孔部33の周方向位置によって変更できるため、ひずみを検出する際の感度を調整することができる。具体的には、短軸と長軸との長さの比が1:2の孔部33とした場合には、最大応力が引張り応力Fの5倍となる。このため、孔部33の短軸に沿った方向に引張り応力Fを加えた場合に、ひずみを検出する際の感度を高めることができる。また、第2実施形態では、短軸と長軸との長さの比を変えることで、ひずみを検出する際の感度を変更できるため、例えば、短軸と長軸との長さの比を変えたひずみ検出板30を複数設けることで、最大ひずみ量を正確に検出することができる。
[第3実施形態]
上記した第1、第2実施形態では、孔部23,33は単一であったが、第3実施形態に係るひずみ検出板40は、複数(2つ)の孔部43,43を備える。第3実施形態に係るひずみ検出板40において、孔部43の数や位置の他は、上記ひずみ検出板20と同一であるので、説明を省略する。
ひずみ検出板40は、図6に示すように、ひずみ検出板40の中心線44に沿って、2つの孔部43,43が並べて配置されている。この孔部43は、半径がρ(直径2ρ)の真円形状を有し、各孔部43,43の中心間距離(孔部間距離ともいう)が2Pに設定されている。ひずみ検出板40に対して、中心線44に沿って、引張り応力Fが加えられた場合、ひずみ検出板40に生じる応力は、孔部43,43の間の領域46で最大となる。この最大応力は、孔部43の直径2ρと、孔部間距離2Pに関連し、例えば、直径2ρと孔部間距離2Pとの比P/ρが1.337であれば、最大応力は、引張り応力Fの3.5倍程度となる。
このため、ひずみ検出板40では、孔部43,43間の領域46に、中心線44に垂直な方向にクラック(亀裂)Kが発生し、塗膜層22に鮮明な亀裂模様が描かれる。この第3実施形態では、孔部43の直径2ρに対する孔部間距離2Pを変更することにより、ひずみ検出板40に生じる最大応力を変更できるため、ひずみを検出する際の感度を調整することができる。具体的には、直径2ρと孔部間距離2Pとの比P/ρを1.061とした場合には、最大応力が引張り応力Fの6.7倍程度となる。このため、直径2ρに対する孔部間距離2Pを変えることで、ひずみを検出する際の感度を変更でき、例えば、直径2ρに対する孔部間距離2Pを変えたひずみ検出板40を複数設けることで、最大ひずみ量を正確に検出することができる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係るひずみ検出板50では、複数(4つ)の孔部53を備える。第4実施形態に係るひずみ検出板50において、孔部53の数や位置の他は、上記ひずみ検出板20と同一であるので、説明を省略する。
ひずみ検出板50は、図7に示すように、ひずみ検出板50の中心線54,55に沿って、それぞれ2つの孔部53,53が並べて配置されている。すなわち、中心線54に沿って並ぶ2つの孔部53,53は、中心線54に直交する中心線55を挟んで該中心線55から等距離に配置され、中心線55に沿って並ぶ2つの孔部53,53は、上記中心線54を挟んで該中心線54から等距離に配置される。孔部53は、いずれも半径がρ(直径2ρ)の真円形状を有し、一方の中心線54上に並ぶ孔部53,53と、他方の中心線55上に並ぶ孔部53,53の中心間距離(孔部間距離ともいう)はそれぞれ2Pに設定されている。
ひずみ検出板50に対して、例えば、一方の中心線54に沿って引張り応力Fが加えられた場合、ひずみ検出板50に生じる応力は、中心間距離を2Pに設定された孔部53,53の間の領域56で最大となる。この最大応力は、孔部53の直径2ρと、孔部間距離2Pに関連し、例えば、直径2ρと孔部間距離2Pとの比P/ρが0.5であれば、最大応力は、引張り応力Fの6倍程度となる。
このため、ひずみ検出板50では、孔部53,53間の領域56に、該孔部53,53を結ぶ線に垂直な方向にクラック(亀裂)Kが発生し、塗膜層22に鮮明な亀裂模様が描かれる。この第4実施形態では、孔部53の直径2ρに対する孔部間距離2Pを変更することにより、ひずみ検出板50に生じる最大応力を変更できるため、ひずみを検出する際の感度を調整することができる。具体的には、直径2ρと孔部間距離2Pとの比P/ρを0.75とした場合には、最大応力が引張り応力Fの10倍程度となる。このため、直径2ρに対する孔部間距離2Pを変えることで、ひずみを検出する際の感度を変更でき、例えば、直径2ρに対する孔部間距離2Pを変えたひずみ検出板50を複数設けることで、最大ひずみ量を正確に検出することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、ひずみ検出板が貼り付けられる検出対象物の一例として、溶液タンク10の脚部14や配管サポート16を説明したが、例えば、風力発電用の風車のナセルの内部に貼り付けても良い。具体的には、ナセル内部に収容される風車の回転軸等にひずみ検出板を貼り付け、この状態で所定期間運転した後に、ひずみ検出板を観察することで、運転時に風車の回転軸に生じる最大ひずみを検出することもできる。
10 溶液タンク
11 胴部
12 上鏡板
13 下鏡板
14 脚部(検出対象物)
15 導出管
16 配管サポート(検出対象物)
19 床
20、30、40、50 ひずみ検出板
21 板体
21A 表面
21B 裏面
22 塗膜層(塗膜部)
23、33、43、53 孔部
25、35,46、56 領域
K クラック(亀裂)
2P 孔部間距離
2ρ 直径

Claims (7)

  1. 検出対象物の表面に取り付けられる金属製の板体と、
    前記板体に形成された円形の孔部と、
    前記孔部の周縁における前記板体の表面に応力塗料を塗布して形成された塗膜部と、を備えたこと特徴とするひずみ検出板。
  2. 前記塗膜部に生じた亀裂により、前記検出対象物に生じたひずみの向きまたは大きさを検出すること特徴とする請求項1に記載のひずみ検出板。
  3. 前記孔部は、真円形状の孔部であることを特徴とする請求項1または2に記載のひずみ検出板。
  4. 前記孔部は、長孔形状の孔部であることを特徴とする請求項1または2に記載のひずみ検出板。
  5. 前記板体は、前記検出対象物と同一もしくは、前記検出対象物よりもヤング率の小さい材料で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のひずみ検出板。
  6. 前記板体に所定の間隔を設けて複数の前記孔部を形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のひずみ検出板。
  7. 金属製の板体に円形の孔部を形成し、前記孔部の周縁における前記板体の表面に応力塗料を塗布して塗膜部を設けたひずみ検出板を検出対象物の表面に取り付け、前記ひずみ検出板の前記塗膜部に生じた亀裂により、前記検出対象物に生じたひずみの向きまたは大きさを検出することを特徴とするひずみ検出方法。
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