JP2016087232A - ピンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】狭持された洗濯物を下方に引っ張った場合に、洗濯物の狭持が解除されるピンチを提供する。【解決手段】その長手方向に沿う面が対向する二つの桿体と、該桿体それぞれの長手方向中央部を枢動可能に連結した連結部と、前記桿体それぞれの一端部に設けてあり、対向方向に貫通した貫通孔と、該貫通孔に挿通されており、その両端部が前記桿体それぞれの他端部を押圧して付勢する付勢発条とを備え、前記他端部にて物体を挟持するピンチにおいて、前記一端部から前記桿体の長手方向に突出した突出部と、該突出部を対向方向に貫通しており、前記貫通孔に連なる前記長手方向に延びた孔と、該孔に挿通された環体とを備えることを特徴とするピンチ。【選択図】図1

Description

本発明は物体、例えば洗濯物を挟持するピンチに関する。
洗濯物をハンガー又は竿等に係止させる場合、一般にピンチが使用される。ピンチは一対の杆体を備え、各杆体の中央部は、各一端部が接離するように枢動可能に連結してある。各杆体の一端部に円弧状の付勢発条の両端部が夫々係止しており、付勢発条の付勢力によって各一端部が接近させてある。一方の手で各杆体の他端部を押圧し、付勢発条に抗して各一端部を離隔させて、他方の手で一端部間に洗濯物を配し、他端部への押圧を解除することによって、一端部にて洗濯物が挟持される(例えば特許文献1参照)。
近年では更なる利便性の向上を図るべく、片手で洗濯物を取り外すことができるピンチが提案されている(例えば特許文献2参照)。特許文献2には、ピンチ本体の上端部に丸孔を設け、該丸孔に矩形状の結束素材(環体)を挿通させたピンチが開示されている。ピンチは吊り手に吊り下げられている。
結束素材は吊り手に固定されており、ピンチに狭持された洗濯物を下方に引っ張った場合、結束素材に下方への力が作用し、結束素材の上辺が山の字状に変形して、ピンチによる洗濯物の狭持が解除される。
特開2010−284197号公報 特開2009−82679号公報
しかしピンチに狭持された洗濯物を下方に引っ張っただけでは、山の字状に変形させるのに十分な力が結束素材に作用せず、洗濯物の狭持が解除されないおそれがある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、狭持された洗濯物を下方に引っ張った場合に、洗濯物の狭持が解除されるピンチを提供することを目的とする。
本発明に係るピンチは、その長手方向に沿う面が対向する二つの桿体と、該桿体それぞれの長手方向中央部を枢動可能に連結した連結部と、前記桿体それぞれの一端部に設けてあり、対向方向に貫通した貫通孔と、該貫通孔に挿通されており、その両端部が前記桿体それぞれの他端部を押圧して付勢する付勢発条とを備え、前記他端部にて物体を挟持するピンチにおいて、前記一端部から前記桿体の長手方向に突出した突出部と、該突出部を対向方向に貫通しており、前記貫通孔に連なる前記長手方向に延びた孔と、該孔に挿通された環体とを備えることを特徴とする。
本発明においては、ピンチに狭持された洗濯物を下方に引っ張った場合、突出部は環体に沿って下方に移動し、二つの桿体それぞれの一端部が接近し、洗濯物の狭持が解除される。また孔と貫通孔とが連なっているので、製造のための金型を簡素化することができる。
本発明に係るピンチは、前記桿体の一方における前記桿体の他方に対向する側面と面一になるように、前記突出部は前記桿体の一方に形成されており、前記側面に直角な方向にて、前記突出部の寸法は前記桿体の寸法よりも短いことを特徴とする。
本発明においては、側面に直角な方向における突出部の寸法を桿体の寸法よりも短くすることによって、環体が挿通孔の内側に入り込み易くなる。
本発明に係るピンチは、前記桿体の対向方向における前記孔の視認形状がU形をなし、前記孔の縁部を曲面状にしてあることを特徴とする。
本発明においては、U形をなす孔の端部のみならず側縁部にも環体が接触する。また孔の縁部が曲面状をなすので、突出部が環体に対して摺動し易い。
本発明に係るピンチにあっては、ピンチに狭持された洗濯物を下方に引っ張った場合、突出部は環体に沿って下方に移動し、二つの桿体それぞれの一端部が接近し、洗濯物の狭持が解除される。また孔と貫通孔とが連なっているので、製造のための金型を簡素化することができる。
実施の形態に係るピンチを略示する正面図である。 ピンチを略示する右側面図である。 ピンチを略示する斜視図である。 環体の構成を変更したピンチを略示する正面図である。 環体の構成を変更したピンチを略示する正面図である。 環体の構成を変更したピンチを略示する正面図である。 環体の構成を変更したピンチを略示する正面図である。 環体の構成を変更したピンチを略示する正面図である。 環体の構成を変更したピンチを略示する正面図である。 環体の構成を変更したピンチを略示する正面図である。 環体の構成を変更したピンチを略示する正面図である。
以下本発明を実施の形態に係るピンチを示す図面に基づいて説明する。図1はピンチを略示する正面図、図2はピンチを略示する右側面図、図3はピンチを略示する斜視図である。なお図3において環体4の記載を省略している。以下の説明では図中に示す前後、上下、左右を使用する。
ピンチは、縦長の二つの桿体1、1と、該桿体1それぞれの長手方向中央部を回動可能に連結する連結部2と、前記桿体1を付勢するC形の付勢発条3とを備える。連結部2は前後方向を軸方向として回転するヒンジを有する。
桿体1それぞれの上端部には、左右に貫通した貫通孔1aが設けられており、該貫通孔1aに付勢発条3が挿通されている。付勢発条3の両端部は、桿体1それぞれの下端部に固定されている。付勢発条3によって、桿体1それぞれの下端部は近接している。二つの桿体1、1の互いに対向する面は対向面1b、1bをなす。
桿体1の上端部に、上方に突出した突出部10が一体的に設けられている。突出部10は、対向面1bと面一になるように形成されている。前記対向面1bに直角な方向において、突出部10の寸法d1は桿体1の寸法d2よりも短い。また前後方向においても、突出部10の寸法は桿体1の寸法よりも短い。
図3に示すように、突出部10には環体4を挿通する挿通孔11が設けられている。該挿通孔11は、側面視において、上側を底側としたU形をなす。すなわち桿体1、1の対向方向から視認した場合に、挿通孔11は上側を底側としたU形をなす。挿通孔11の下側は貫通孔1aに連なっている。挿通孔11の外側縁部分、すなわち右側の桿体1の右側面における挿通孔11の縁部分及び左側の桿体1における左側面における挿通孔11の縁部分は、外向きに突出した曲面状に形成されている。
挿通孔11には環体4が挿通されている。環体4は、一本の金属線材を扇形に折り曲げて形成されている。扇形をなす環体4の要部分には、フック部4aが形成されている。
フック部4aは、竿等の固定された部材に吊り下げるための吊下手段、例えばチェーンに掛止される。フック部4aが吊下手段に吊り下げられた場合、環体4の円弧部分は二つの桿体1、1の間において、下向きに突出するように配される。環体4の円弧部分は曲面状に形成された挿通孔11の縁部分に接触し、挿通孔11の縁部に係止される。なお環体4の円弧部分は、挿通孔11の内側縁部分、すなわち対向面1bにおける挿通孔11の縁部分には接触していない。
フック部4aが吊下手段に吊り下げられた状態で、二つの桿体1、1の下端部に洗濯物が狭持されている場合に、洗濯物が下方に引っ張られると、曲面状に形成された挿通孔11の縁部分が環体4に摺動し、環体4の円弧部分をガイドとして桿体1は下側に移動する。
このとき、環体4の円弧部分は下向きに突出しているので、二つの桿体1、1の上端部を接近させるように、桿体1は連結部2を中心にして回動し、二つの桿体1、1の下端部は離反し、洗濯物はピンチから外れる。
環体4は、一本の金属線材を折り曲げて構成されており、無端状に形成されていないので、無端状に形成されている場合に比べて、下方への力が作用した場合に弾性変形し易い。なお環体4を無端状に形成してもよい。
実施の形態に係るピンチにあっては、ピンチに狭持された洗濯物を下方に引っ張った場合、突出部10は環体4に沿って下方に移動し、二つの桿体1、1それぞれの下端部が離反し、洗濯物の狭持が解除される。また挿通孔11と貫通孔1aとが連なっているので、製造のための金型を簡素化することができる。
また対向面1bに直角な方向における突出部10の寸法を桿体1の寸法よりも短くすることによって、環体4が挿通孔11の内側に入り込み易くなる。そのため挿通孔11の縁部全体に環体4が接触し易くなり、挿通孔11の縁部の一部に集中的に接触して、桿体1が動き難くなることを防止することができる。
また挿通孔11をU形に形成することによって、環体4は、挿通孔11の上縁部のみならず、挿通孔11の前後縁部にも接触し易くなり、桿体1と環体4との摩擦力が分散され、桿体1が円滑に移動することができる。また挿通孔11の縁部が曲面状をなすので、突出部10が環体4に対して摺動し易い。
なお環体4の形状は、二つの桿体1、1の間において、環体4下部の下側左右間距離が上側左右間距離よりも短くなる形状であればよく、扇形に限定されるものではない。例えば図4に示すように、ハート形に環体4を形成してもよいし、図5に示すように縦長の楕円形に形成してもよい。また図6に示すように、円形に形成してもよいし、図7に示すように六角形状に形成してもよい。また図8に示すように、七角形状に形成してもよく、図9に示すように六角形状に形成してもよい。また図10に示すように、菱形に形成しても良く、図11に示すように、半円状に形成してもよい。
図4〜図11のいずれにおいても、環体4下部は下向きに突出した円弧状又は三角形状をなし、環体4下部の下側左右間距離が上側左右間距離よりも短い。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 桿体
1a 貫通孔
1b 対向面(側面)
2 連結部
3 付勢発条
4 環体
4a フック部
10 突出部
11 挿通孔

Claims (3)

  1. その長手方向に沿う面が対向する二つの桿体と、該桿体それぞれの長手方向中央部を枢動可能に連結した連結部と、前記桿体それぞれの一端部に設けてあり、対向方向に貫通した貫通孔と、該貫通孔に挿通されており、その両端部が前記桿体それぞれの他端部を押圧して付勢する付勢発条とを備え、前記他端部にて物体を挟持するピンチにおいて、
    前記一端部から前記桿体の長手方向に突出した突出部と、
    該突出部を対向方向に貫通しており、前記貫通孔に連なる前記長手方向に延びた孔と、
    該孔に挿通された環体と
    を備えることを特徴とするピンチ。
  2. 前記桿体の一方における前記桿体の他方に対向する側面と面一になるように、前記突出部は前記桿体の一方に形成されており、
    前記側面に直角な方向にて、前記突出部の寸法は前記桿体の寸法よりも短いこと
    を特徴とする請求項1に記載のピンチ。
  3. 前記桿体の対向方向における前記孔の視認形状がU形をなし、前記孔の縁部を曲面状にしてあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のピンチ。
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