JP2016086888A - 球技練習用防護体、および、球技練習用防護体を用いた練習方法 - Google Patents

球技練習用防護体、および、球技練習用防護体を用いた練習方法 Download PDF

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真二 尾崎
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Abstract

【課題】従来の球技練習用の防護体と比較して運搬性および収納性が向上した球技練習用防護体および球技練習用防護体を用いた練習方法を提供する。
【解決手段】
球技練習用防護体1は、金属製のパイプ材で矩形に形成され、分割可能な本体部10と、本体部10内側領域において枠体により囲まれて形成された(換言すると枠体に縁取られた)開口部である一対の投球部2と、投球部2を除く本体部10内側領域を塞ぐように取り付けられたネット体3と、本体部10下部に取り付けられた一対の脚部14を備えている。球技練習用防護体1を挟んで、打者Bと投球者Pが相対する。即ち、球技練習用防護体1の前方側(正面側とも換言できる)に打者Bが立ち、球技練習用防護体1の後方側(背面側とも換言できる)に投球者Pが立つ。投球者Pは、投球部2を通じてボールを打者Bに投げ(トスを上げ)、打者Bはそのボールを打つ。
【選択図】図1

Description

本発明は、球技練習用防護体、および、球技練習用防護体を用いた練習方法に関するものである。更に詳しくは、従来の球技練習用の防護体と比較して運搬性および収納性が向上したもの、および、それを使用した練習方法に関する。
従来から、野球やソフトボール等の球技の練習の際には、防護体が使用されている。防護体としては、金属等の枠(以下、「フレーム」ともいう)に網を張ったティーバッティングネット(ティーバッティングゲージとも称する)や、ピッチングネット(ピッチングゲージとも称する)が挙げられるが、ティーバッティングネットについては打球を打ち込むだけの用途しかなく、ピッチングネットについては投球者を防御するだけの用途しかなかった。
そこで、本発明者は、下記特許文献1に開示する防護体に投球用の開口部(特許文献1の明細書中では「トス用窓92」)を設けたものを考案した。下記特許文献1に開示された防護体9は、ティーバッティングネットの機能とピッチングネットの機能を併せ持つものであり、従来のように打者の側方からではなく、正面側に設けられたトス用窓92から投球する(「トスを上げる」ともいう)ことができるという、これまでに無い発想に基づいたものであり、打撃練習を行う際の打撃動作は、実戦での打撃動作に近くなり、打撃フォームに変な癖が付きにくいことから、指導者や選手から好評価を得ている。
実用新案登録第3165987号公報
ところで、一般的に、防護体9のような製品は、利用者の安全のために所定の大きさ(例えば高さ2m×幅2m等)を有しており、また、防御体フレーム91は耐久性、安定性等の観点から金属製であることが多いため、重く、かつ、嵩張るものとなる。この結果、製品を輸送する際には輸送コストが高くつき、製品を使用する際には持ち運びが大変であり、かつ、大きな収納スペースを必要としていた。
このため、防護体の運搬性の向上、収納の際の省スペース化を図るべく、発明者は、上記特許文献1記載の考案について、更に改良のための研究を行った。
本発明は、以上の点を鑑みて創案されたものであり、従来の球技練習用の防護体と比較して運搬性および収納性が向上した球技練習用防護体、および、球技練習用防護体を用いた練習方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本発明の球技練習用防護体は、所要の大きさ、および、所要の形状に形成され、分解組立できる構造であり、かつ、立設して用いられる枠体と、該枠体の内側の領域に張設されている網状のネット体と、同枠体で縁取るようにして、または、同ネット体の一部を開口して形成されており、同枠内または開口した領域が、利用者が投球可能な大きさに形成された投球部とを有する本体部と、該本体部の下部と水平方向において交差し、かつ、同本体部を挟んで前後の各方向に所要の長さ突出するように同本体部の下部に取り付けられた脚部とを備える。
ここで、上記構成を備えることにより、少なくとも本体部が複数に分割できると共に分解組立できる構造であるので、輸送時等の運搬性および不使用時等の収納性が従来製品よりも向上している。
また、投球部は、球技練習用防護体の後方側から投球する利用者(以下、「投球者」と称する)が、球技練習用防護体を挟んで投球者の前方側に居る者(打者あるいは守備練習を行う者。以下「打者等」と称する)に対して、同投球部を通じて投球可能な空間を形成する。
更に、ネット体は、投球部を除く枠体の内側の領域を塞ぐように取り付けられており、打者等の打球等(ここで「打球等」は、守備練習を行う者が投げ返す返球も含む意味で使用している。以下同じ)から、投球者を保護することができる。
更にまた、枠体と投球部とネット体が協働して投球者を防護するので、投球後に打球等が投球者を直撃する可能性が低くなり、投球者の安全を確保することができる。
なお、脚部は、枠体の下部と水平方向において交差し、かつ、枠体を挟んで前後の各方向に所要の長さ突出するように枠体の下部に取り付けられているので、枠体が前後方向に倒れにくいように支持することができる。
前記投球部の一部あるいは全部を塞ぐ大きさに形成され、前記枠体またはネット体に着脱可能な着脱手段を有している閉塞部材を備える場合は、投球部の一部あるいは全部を閉塞部材で適宜塞ぐことができるので、例えば、打球等が、広く開いた投球部から飛び込んだり、例えば、投球部が複数の場合は、使っていない側の投球部から飛び込んだりすることによって、投球者が怪我を負う事故の可能性を低減させ、ひいては、使用者の安全性を高めることができる。
前記投球部は、前記枠体の中央に向いた部分を有する形状であり、同部分が同枠体の中央方向へ円弧状に膨出している場合は、投球者が投球部からボールが投げやすくなる。即ち、特許文献1に記載した図9に示す従前の防護体9の場合、トス用窓92(投球部に相当)の枠の防御体フレーム91(枠体に相当)の中央に向いた部分が直線的であり、同枠部分は、例えば、打者に対して左右側に角度の付いた方向への投球動作(以下「内外角への投球動作」と称する)の邪魔になっていたが、本発明の投球部の形状によれば、内外角への投球動作が行いやすい。
前記投球部の外縁となる部分、あるいは、同投球部の外縁となる部分およびその近傍に、ボールが当たった際の衝撃を緩衝可能な緩衝部を有する場合は、例えば、打球等が投球部を縁取る枠体に当たって跳ね返り、強い勢いのまま投球者に当たるような事故の可能性を低減させ、ひいては、使用者の安全性を高めることができる。また、緩衝部によって、打球の衝突による枠体の破損や変形も防止できる。
前記脚部は、前方側の突出長さよりも後方側の突出長さの方が長くなるように形成されている場合は、強い打球等が当たった際の衝撃により、または、屋外練習の際の強風等により、球技練習用防護体が投球者の居る後方側に転倒することを抑制できる。
少なくとも、前記脚部の後方側に、転倒を抑止するための転倒抑止手段を有する場合は、転倒抑止手段が加わることで、球技練習用防護体の転倒抑止効果を更に高めることができる。
なお、ここで、転倒抑止手段としては、例えば、脚部の後方側に取り付けて接地面積を拡大するような板状のアタッチメントが挙げられるが、これに限定するものではなく、例えば、熊手状あるいは先端方向に向かって放射状に広がったアタッチメントや、アンカー作用を有する杭を用いたもの等の各種公知手段を採用することができる。
前記ネット体の略中央に所要の大きさの開口部が形成され、同ネット体の同開口部縁部、または、同開口部縁部近傍の後面側に、同開口部を塞ぐ袋部が取り付けられている場合は、開口部を的に見立てて、打球等がそこに向かうようにコントロールする練習ができる。そして、開口部内に向かった球は開口部を塞ぐ袋部に収まるので、うまく打撃または送球できれば、ボール拾いの手間が少なくて済む。
前記開口部ないし袋部の内側の領域に、柔軟な布状物で形成された的部が取り付けられている場合は、的部に当たった球は、的部の柔軟性によって球の勢いが吸収あるいは減殺され、勢いを失った球は落下して的部の奥あるいは下方に位置するネット体内に収まる。このような的部に当たる打球音等は、大きな音や、小気味良い音であれば打者等を高揚させて練習に集中させることができ、反対に、音が小さい、あるいは、鈍い音等の良い音でない場合は、自分のフォーム等を自省する契機とすることができる。また、先に述べた的部の作用によって、球がそのままネット体方向に向かい、強い勢いのまま、その先に居る投球者に当たるような事故の可能性を低減させることができる。
前記本体部の上部と下部にあたる部分の枠体が、同本体部の後方側へ膨出するように湾曲あるいは屈曲した形状である場合は、例えば、打者に対する内外角への投球動作が行いやすく、かつ、投手から打者への実際の球筋に近い投球を行うことができる。これにより、より実戦的な練習が可能となる。
前記投球部が複数設けられている場合は、異なる方向からの投球の投げ分けが可能となり、より実戦的な練習が可能となる。
上記の目的を達成するために本発明の球技練習用防護体を用いた練習方法は、所要の大きさ、および、所要の形状に形成され、分解組立できる構造であり、かつ、立設して用いられる枠体と、該枠体の内側の領域に張設されている網状のネット体と、同枠体で縁取るようにして、または、同ネット体の一部を開口して形成されており、同枠内または開口した領域が、利用者が投球可能な大きさに形成された投球部とを含む本体部と、該本体部の下部と水平方向において交差し、かつ、同本体部を挟んで前後の各方向に所要の長さ突出するように同本体部の下部に取り付けられた脚部とを有する球技練習用防護体を使用し、投球を行う前記利用者が、前記球技練習用防護体を挟んで相手方と向き合い、前記投球部を通じて同相手方へ投球を行うステップを備える。
ここで、上記構成を備えた球技練習用防護体を用いることにより、打球等が投球者を直撃する可能性が低く、投球者の安全を確保して練習を行うことができる。また、球技練習用防護体は、分解組立可能であるため、練習終了後の片付けの際に分割すれば、運搬性および倉庫などへの収納性が良い。
本発明による球技練習用防護体によれば、従来の球技練習用の防護体と比較して運搬性および収納性が向上したものを提供することができる。
また、本発明による球技練習用防護体を用いた練習方法によれば、従来の球技練習用の防護体と比較して球技練習用防護体の運搬性および収納性が向上し、かつ、使用時の安全性を向上した球技練習方法を提供することができる。
本発明の球技練習用防護体の一実施の形態を示す斜視図である。 図1に示す球技練習用防護体の正面図である。 図1に示す球技練習用防護体の右側面図である。 図1に示す球技練習用防護体の枠体の構造を示す分解斜視説明図である。 図1に示す球技練習用防護体を用いた練習方法を正面視で表した使用状態説明図である。 図1に示す球技練習用防護体を用いた練習方法を平面視で表した使用状態説明図である。 本発明の変形例である球技練習用防護体を示した正面図である。 本発明の変形例である球技練習用防護体を示した正面図である。 本発明の球技練習用防護体の脚部に取り付ける転倒抑止手段であり、(a)は接地面積を拡大するような板状のアタッチメントを使用したタイプを示し、(b)はアンカー作用を有する杭を用いたタイプを示した斜視説明図である。 従来の球技練習用の防護体を示した説明図である。
図1ないし図8を参照して、本発明の実施の形態を更に詳細に説明する。なお、各図における符号は、煩雑さを軽減し理解を容易にする範囲内で付している。
図1ないし図4を参照して、球技練習用防護体1について説明する。
球技練習用防護体1は、金属製のパイプ材で矩形に形成され、分割可能な本体部10と、本体部10内側領域において枠体により囲まれて形成された(換言すると枠体に縁取られた)開口部である一対の投球部2と、投球部2を除く本体部10内側領域を塞ぐように取り付けられたネット体3と、本体部10下部に取り付けられた一対の脚部14を備えている。
以下、各部について詳述する。なお、後述する「上枠部」、「側枠部」、「下枠部」は前述の「枠体」と、後述する「緩衝材」は前述の「緩衝部」と、後述する「転倒抑止部材」は前述の「転倒抑止手段」と、それぞれ対応する用語である。また、後述する袋体32が設けられた側を球技練習用防護体1の「後方側」、その反対側を「前方側」と称する。
本体部10は、上枠部11と、側枠部12と、下枠部13とからなり、上枠部11、側枠部12、下枠部13がそれぞれ分割可能に設けられている。なお、上枠部11、側枠部12および下枠部13を組み合わせた状態が、先の述べた「枠体」となる。
本体部10は、上枠部11と下枠部13の水平部分が、使用時おける本体部10の後方側(投球者側)へ膨出するように湾曲した形状である。
本実施の形態において、本体部10は、高さ2m、幅2m程度であるが、これに限定するものではなく、適宜設計変更可能である。
以下、各部について説明する。
(上枠部11)
上枠部11は、金属製のパイプ材の両側を下方に曲げて形成されており、水平部分が外本体部10の上枠となり、鉛直部分が本体部10の側枠の一部を構成する。
また、上枠部11は、鉛直部分の各下端が開口し、後述する側枠部12の接続端125を挿入可能に形成されており、鉛直部分の各下端の近傍にはボルト孔111が設けられている。
(側枠部12)
側枠部12は、金属製のパイプ材で形成され、鉛直方向に位置する側枠本体121と、金属製のパイプ材で形成され、端部が側枠本体121の側部に固着されると共に、中間部分が本体部10内側領域方向に膨出した投球部枠体122と、側枠本体121に巻かれた緩衝材123と、投球部枠体122に巻かれた緩衝材124を有している。なお、左右に配置された各側枠部12は、球技練習用防護体1において左右対称に設けられている。
投球部枠体122は、側枠本体121に固着された部分から延びた所要長さの水平部分を有しており、同部分は、上方および下方の両方共に、上枠部11あるいは下枠部13の水平部分と平行となっている。また、先に述べた水平部分を除く上下方向の中間部分は、本体部10の中央方向へ円弧状に膨出した形状に設けられている。
側枠本体121は、その上端側に、他の部分よりも径小に形成された接続端125が設けられている。接続端125は、上枠部11の鉛直部分下端の開口部分に挿入可能な外径を有しており、上枠部11へ接続端125が完全に挿入された状態においてボルト孔111と対応する位置にボルト孔126が形成され、同状態においてボルト孔111とボルト孔126は連通するようになっている。
連通したボルト孔111とボルト孔126には、ボルト190を挿通し、ナット192を螺合させて、上枠部11と側枠部12が外れないように接続される。
また、側枠本体121は、下方側の先端が開口し、後述する下枠部13の接続端131を挿入可能に形成されており、下方側の先端の近傍にはボルト孔127が設けられている。
本実施の形態において、緩衝材123、124は、合成樹脂の発泡体シート(あるいはチューブ)により形成されているが、これに限定するものではなく、例えば、合成ゴムのような他の合成樹脂あるいは天然ゴムのような他の素材であってもよく、緩衝材としての効果を有するものであればよい。また、緩衝材123、124は、側枠本体121および投球部枠体122に巻かれているが、例えば、球技練習用防護体1の正面側(打者側)に面した部分にのみ取り付けた態様であってもよい。更に、打者方向への跳ね返りを防止すべく、緩衝材を他の部分、例えば、上枠体11や下枠体13等に取り付けてもよい。
本実施の形態において、ボルト孔は、アウターパイプ側(上枠部11の鉛直部分下端)、インナーパイプ側(接続端125)に各1つであるが、これに限定するものではなく、例えば、アウターチューブ側またはインナーパイプ側のいずれか、あるいは、アウターパイプ側およびインナーパイプ側の両方に、ボルト孔を複数設けることにより、高さを調節可能としてもよい。なお、後述する側枠部12と下枠部13との接続部分も同様であるし、また、仮に、上枠と下枠に接続部分を設ける態様においても、同様に構成し、幅方向の長さを調節可能としてもよい。
(下枠部13)
下枠部13は、金属製のパイプ材の両側を上方に曲げて形成されており、水平部分が本体部10の下枠となり、鉛直部分が本体部10の側枠の一部を構成する。また、下枠部13は、その上端側に、他の部分よりも径小に形成された接続端131が設けられている。
接続端131は、側枠本体121下方側の先端の開口部分に挿入可能な外径を有しており、側枠本体121へ接続端131が完全に挿入された状態においてボルト孔127と対応する位置にボルト孔132が形成され、同状態においてボルト孔127とボルト孔132は連通するようになっている。連通したボルト孔127とボルト孔132には、ボルト190を挿通し、ナット191を螺合させて、側枠部12と下枠部13が外れないように接続される。
下枠部13の左右の各角部には、脚部14を取り付けるための取付ステー133が固着されている。取付ステー133は、下枠部13正面側から見てL字状のアングル材であり、側面部にボルト19を挿通させるための複数(本実施の形態では三角形状に3つ。但しこの数に限定するものではない)のボルト孔134が形成されている。
なお、詳細な図示および符号は省略するが、最上部に位置するボルト孔134は、同ボルト孔134と対応する位置の下枠部13側面に形成された直径方向への貫通孔と連通している。また、同貫通孔の反対側(換言すると、下枠部13を挟んで取付ステー133の背面側)に位置する孔の開口部にはナットが固着されている。
(脚部14)
脚部14は、横臥した金属製の角型パイプにより形成された脚部本体141と、取り付け後において脚部本体141の外側の側面となる部分に立設された板状の取付ステー142を有している。取付ステー142には、ボルト19を挿通させるための複数(本実施の形態では三角形状に3つ。但しこの数に限定するものではない)のボルト孔143が形成されている。
脚部本体141に対する取付ステー142の固着位置は、脚部本体141の長さ方向中央よりも一方側へややずれており、球技練習用防護体1の前方側の脚部本体141の長さが短く、球技練習用防護体1の後方側の脚部本体141の長さが長くなるようにしてある。脚部14は、取付ステー133のボルト孔134の位置と、取付ステー142のボルト孔143の位置を合わせて連通させ、ボルト190を挿通して下枠部13に取り付けられる。
本実施形態において、脚部本体141における、取付ステー142を境とする後方側の長さ(図4で手前側)は、前方側の長さ(図4で奥側)の長さの約2倍であり、通常の使用、すなわち前方から打球が当たって衝撃(後方への力)を受けても、後方へ転倒しにくい充分な長さを有しているが、これに限定するものではなく、例えば、2倍を超えるものであってもよい。
取り付けられた脚部14は、下枠部13と水平方向において交差し、かつ、本体部10を挟んで前後の各方向に所要の長さ突出するようになり、本体部10を略垂直に立設して支える。
(ネット体3)
ネット体3は、少なくとも対象競技に用いられるボールが容易に通過することがなく、かつ、ネット体3を通して相手方が視認できる程度のメッシュであるネットにより形成されており、投球部2を除く本体部10内側領域に張設されている。また、ネット体3は、略中央に所要の大きさの円形の開口部(以下「ネット体開口部31」と称する)が設けられており、ネット体開口部31の口縁部は円形の枠体で補強されている。
ネット体開口部31の後部側には、ネット体開口部31を塞ぐ袋部32と、的部33が取り付けられている。的部33の上部は、やや袋部32内部に入ったところの上部に取り付けられ、下部側はネット体開口部31から下方のネット体3にかけて、その後方側にフリーの状態で垂らされている。
本実施の形態においては、的部33は、球の勢いを吸収あるいは減殺でき、かつ、耐久性の高いテント生地を採用している。なお、的部の材質は、これに限定するものではなく、例えば、球の勢いを吸収あるいは減殺できる他の天然または人工の繊維等によるシート材であってもよい。
従来の球技練習用の防護体9は、一体構造で分解できなかったため、重く嵩張るものであったが、本発明に係る球技練習用防護体1は、先述の通り、本体部10が複数に分割できると共に他の構成部品も分解組立できる構造であるので、輸送時等の運搬性および不使用時等の収納性が向上している。
(球技練習用防護体1を用いた練習方法)
図1ないし図6(特に図5、図6)を参照して、球技練習用防護体1を用いた練習方法について説明する。
球技練習用防護体1を挟んで、打者Bと投球者Pが相対する。即ち、球技練習用防護体1の前方側(正面側とも換言できる)に打者Bが立ち、球技練習用防護体1の後方側(背面側とも換言できる)に投球者Pが立つ。投球者Pは、投球部2を通じてボールを打者Bに投げ(トスを上げ)、打者Bはそのボールを打つ。
打者Bがボールを打てば本体部10のネット体3に当たり、更に上手く打てば、打球はネット体開口部31内へ飛んで的部33に当たる。当たったボールは、勢いが吸収あるいは減殺され、勢いを失ったボールは落下し、そのままネット体3内に収まる。このように、ネット体開口部31あるいは的部33を的に見立てて、打球がそこに向かうようにコントロールする打撃練習ができる。そして、上手く打撃できれば、ボールは袋部32に収まるので、ボール拾いの手間が少なくて済む。
加えて、このような的部33に当たる打球音は、大きな音や、小気味良い音であれば打者Bを高揚させて練習に集中させることができ、反対に、音が小さい、あるいは、鈍い音等の良い音でない場合は、打球に力が無いということになるので、自分のフォームやスイング等を自省する契機とすることができる。また、的部33は、先に述べた通り、打球の勢いを吸収あるいは減殺するので、打球がそのまま袋部32方向に向かい、強い勢いのまま、その先に居る投球者Pに当たるような事故の可能性を低減させることができる。
投球者Pは、球技練習用防護体1の後ろ側から投球部を通じて打者等にボールを放るので、仮に、打球がネット体開口部31を外れたとしても、本体部10と投球部2周辺の枠とネット体3が協働することにより、打球から投球者Pが守られて直撃する可能性が低く、投球者Pの安全を確保することができる。
また、緩衝材123、124が存在することによって、打球が投球部2周辺に当たって跳ね返り、強い勢いのまま投球者Pに当たるような事故の可能性を低減させ、ひいては、使用者である投球者Pの安全性を高めることができる。
左右に設けられた投球部2は、異なる方向からの投球を可能にしており、練習を望む球筋に応じて、いずれの投球部2から投げるかについても選択できる。また、図6に示すように、2名の投球者Pが左右に立ち、合図無しでいずれか一方が投球を行う練習方法を行うこともでき、この練習方法によれば、打者Bの瞬時の適応力を養成することができる。
更に、本体部10は上下が後方側へ膨出するように湾曲した形状であり、かつ、投球部2は本体部10中央方向に向かって円弧状に膨出した形状であるため、例えば、打者Bに対する内外角への投球動作が行いやすく、かつ、投手から打者への実際の球筋に近いボールを放ることができる。また、ホームベース上を斜めに横切るような角度の付いた投球を行う際に、投球者Pの手が投球部2の枠に当たりにくくなり、ボールが投げやすくなる。つまり、より実戦的な練習が可能となる。
脚部14は、球技練習用防護体1の本体部10を挟んで後方側の長さが長いので、打球等が当たって強い衝撃を受けても、または、屋外練習の際に強風を受けても、球技練習用防護体1が少なくとも投球者P側には転倒にくくなる。
図5に示すように、一方(図面左側)の投球部2しか利用しない場合は、他方(図面右側)の投球部2は、閉塞部材21で適宜塞ぐことができる。例えば、投球者Pが一人である場合、投球する側の投球部2には閉塞部材21を取り付けず全開にして投球しやすいようにし、反対側の投球部2全体を閉塞部材21で塞ぐ。
これにより、例えば、打球等が、広く開いた投球部から飛び込んだり、使っていない方の投球部から飛び込んだりすることによって、投球者が怪我を負う事故の可能性を低減させ、投球者の安全性を高めることができる。
本実施の形態において、閉塞部材21は、打者方向への跳ね返り防止のためにテント生地で形成されており、投球部2の全部を塞ぐ大きさに形成され、本体部に着脱可能な着脱手段(ここでは、周縁近傍に複数のハトメを有し、ハトメを通した紐によって投球部2の周辺の枠に結び付けている)を有している。しかしながら、閉塞部材は、上記態様に限定するものではなく、例えば、投球可能な程度の隙間を残して投球部の一部を塞ぐ大きさであってもよいし、テント生地に代えて他の部分と同じネット体等であってもよい。また、着脱手段は、結束バンドや面テープを用いたバンド、フック等の各種取付手段であってもよい。
なお、ここまで、打者による打撃練習を例にとって説明を行ったが、球技練習用防護体1は守備練習にも使用できる。例えば、投球者Pが地面にバウンドさせる強い投球を行い、球を捕球した捕手(内野手等であってもよい)が、二塁送球をイメージして的部33に向かって即送球を行うような練習にも使用できる。他にも飛んできた(または転がってきた)球を打ち返す、あるいは、投げ返す動作のあるスポーツ(例えば、ソフトボール、テニス、ラクロス、クリケット等)の練習にも使用することができる
本実施の形態において、本体部、脚部等は、金属製のパイプ材により形成されているが、これに限定するものではなく、他の部材、例えば、グラスファイバー、強化プラスチック等の素材またはこれらの組み合わせであって、打球等の衝撃に耐えうる剛性を有するものを採用してもよい。
本実施の形態において、本体部は、矩形であるが、これに限定するものではなく、例えば、後述するように横方向に長い略楕円形であってもよいし、正円形や台形、六角形等の形状であってもよい。
本実施の形態において、投球部は、枠体に囲まれて構成されているが、これに限定するものではなく、例えば、後述する変形例1〜4のような各種態様であってもよい。
本実施の形態において、投球部は、左右対称に構成されているが、これに限定するものではなく、例えば、左右非対称な位置に設けられたものであってもよいし、また、投球部を構成する枠の形状が左右非対称であってもよい。また、本実施の形態において、投球部は、2箇所であるが、これに限定するものではなく、例えば、3箇所以上であってもよい。
本実施の形態において、本体部の分割構造は先に述べた通りであるが、これに限定するものではなく、例えば、接合の箇所は角部等であってもよいし、分割後の枠の数が2以上4未満であってもよいし、5以上であってもよい。
〔変形例1〕
(球技練習用防護体1a)
図7Aの(a)に示す球技練習用防護体1aは、本発明の変形例である。なお、球技練習用防護体1と同様の構成については説明および符号を省略し、相違する点についての説明を以下行う。
球技練習用防護体1aは、本体部10の左右の外側領域に円弧状の枠体を設け、投球部2aを構成する態様であり、横方向に長い略楕円形状となっている。
なお、図7(a)では、投球部2aには、投球部2aの上部領域を塞ぐ閉塞部材21aと、投球部2aの下部領域を塞ぐ閉塞部材21bを取り付けられており、閉塞部材21aと閉塞部材21bの間が開口した態様を示しているが、これに限定するものではなく、例えば、投球者の体格を考慮して、閉塞部材21aのみ、あるいは、閉塞部材21bのみを取り付けてもよいし、閉塞部材21aまたは閉塞部材21bのいずれか一方と、現在開口している部分を塞ぐような閉塞部材を組み合わせて開口部分を狭めてもよい。
〔変形例2〕
(球技練習用防護体1b)
図7Aの(b)に示す球技練習用防護体1bは、本発明の変形例である。なお、球技練習用防護体1と同様の構成については説明および符号を省略し、相違する点についての説明を以下行う。
球技練習用防護体1bは、本体部10bの内側領域の左右に投球部2bを設けた態様であり、投球部2bは図面左側において略L字状の開口部となっており、反対側(図面右側)の投球部2bの形状はネット体開口部31を挟んで線対称に設けられている。なお、本体部10bの内側領域に位置する枠体(符号省略)は、その端部が、外側となる枠体(符号省略)に固着されている。なお、本変形例では、投球部2bの形状を鑑みて、本体部10bの分割部分が上下の枠の中央部にそれぞれ設けられており、左右に二分割できるようにしてある。
また、本変形例では、図面右側の投球部2bに略L字が水平方向に回転した形状の閉塞部材21cが取り付けられている。この閉塞部材21cは、一部の紐を外して開口させ、そこから投球を行うこともできる。この場合、全部が開口した状態ではないので、全部が開口した状態よりも安全性が向上する。
〔変形例3〕
(球技練習用防護体1c)
図7Bの(c)に示す球技練習用防護体1cは、本発明の変形例である。なお、球技練習用防護体1と同様の構成については説明および符号を省略し、相違する点についての説明を以下行う。
球技練習用防護体1cは、本体部10aの一部(本変形例では左右の側枠部。なお、これに限定するものではなく、例えば、上下枠部に設けてもよい)を本体部10aに囲まれた内側の領域の方向(本変形例ではネット体開口部31の方向)へ窪ませて形成してある。この窪ませて形成された部分は、投球者が投球可能な空間となるよう所定大きさに設定されており、投球部2cを構成している。
なお、本変形例では、投球部は、枠体に囲まれた内側の領域の方向へ窪ませて形成されているが、これに限定するものではなく、例えば、上枠部から下枠方向、あるいは、下枠方向から上枠方向へ長尺に窪ませるような態様であってもよい。
〔変形例4〕
(球技練習用防護体1d)
図7Bの(d)に示す球技練習用防護体1dは、本発明の変形例である。なお、球技練習用防護体1と同様の構成については説明および符号を省略し、相違する点についての説明を以下行う。
球技練習用防護体1dは、ネット体3aの一部(本変形例ではネット体開口部31の左右各一箇所)に開口部を形成して口縁部に補強枠(符号省略)を取り付け、この補強枠に囲まれた領域が投球部2dを構成する態様である。つまり、投球部2dが枠体10と直接接続しない形で設けられた態様である。
なお、本変形例において、投球部は、上記態様に限定するものではなく、例えば、ネット体の上下方向に投球部を設けてもよい。また、補強枠を設けない(単にネット体に開口部を形成する)態様を除外するものではない。
〔転倒抑止部材〕
図8(a)には、脚部14に、転倒を抑止するための転倒抑止部材40を有する場合を示している。
転倒抑止部材40は、円板状の接地部401と、接地部401上面に固着された角筒状の取付部402を有している。転倒抑止部材40は、取付部402に脚部14の後方側を挿入させ、取付部402に設けられた固定ネジ(符号省略)を締めて固定する。
転倒抑止部材40の取り付けによって、脚部14の後方側が長く設けられた転倒抑止効果に加えて、広くなった接地面が球技練習用防護体1の転倒抑止効果を更に高める。
図8(b)には、転倒抑止部材40の変形例である転倒抑止部材41を示している。
転倒抑止部材41は、脚部本体141の側面に固着された円筒状の取付部411と、取付部411を介して地中に打ち込む杭412を有している。杭412は、各先端が尖鋭かつ同方向(使用時おいて下方向)に向くように曲げて形成されている。
転倒抑止部材41を設けることによって、脚部14の後方側が長く設けられた転倒抑止効果に加えて、更に杭412の奏するアンカー作用により、球技練習用防護体1の転倒抑止効果を更に高めることができる。
なお、一般的に、使用する年齢層や選手のレベル(例えば、強豪校、プロ等のレベル)が上がるとともに打球の威力は増すため、このような年齢あるいはレベルの選手が図9に示す従前の防護体9を使用し、防護体9の防御体フレーム91に打球が当たった場合、衝撃で反対側(投球者側)に転倒するおそれがある。更に、遮蔽物の無いグラウンド等で使用される場合、強風で煽られた防護体9が反対側に転倒するおそれもある。
しかしながら、球技練習用防護体1は、上記構成を備えることにより、転倒抑止効果を向上させている。また、従前の防護体9の使用経験に基づき、投球部の形状の変更、緩衝材の付加等を行っており、この結果、利便性、練習時における安全性が高められている。
本明細書及び特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書及び特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
1、1a、1b、1c、1d 球技練習用防護体
10、10a、10b 本体部
11 上枠部
111 ボルト孔
12 側枠部
121 側枠本体
122 投球部枠体
123 緩衝材
124 緩衝材
125 接続端
126 ボルト孔
127 ボルト孔
13 下枠部
131 接続端
132 ボルト孔
133 取付ステー
134 ボルト孔
14 脚部
141 脚部本体
142 取付ステー
143 ボルト孔
190 ボルト
191 ナット
2、2a、2b、2c、2d 投球部
21、21a、21b、21c 閉塞部材
3、3a ネット体
31 ネット体開口部
32 袋部
33 的部
40 転倒抑止部材
401 接地部
402 取付部
41 転倒抑止部材
411 取付部
412 杭
P 投球者
B 打者
9 防護体
91 防御体フレーム
92 トス用窓

Claims (11)

  1. 所要の大きさ、および、所要の形状に形成され、分解組立できる構造であり、かつ、立設して用いられる枠体と、該枠体の内側の領域に張設されている網状のネット体と、同枠体で縁取るようにして、または、同ネット体の一部を開口して形成されており、同枠内または開口した領域が、利用者が投球可能な大きさに形成された投球部とを有する本体部と、
    該本体部の下部と水平方向において交差し、かつ、同本体部を挟んで前後の各方向に所要の長さ突出するように同本体部の下部に取り付けられた脚部とを備える
    球技練習用防護体。
  2. 前記投球部の一部あるいは全部を塞ぐ大きさに形成され、前記枠体またはネット体に着脱可能な着脱手段を有している閉塞部材を備える
    請求項1記載の球技練習用防護体。
  3. 前記投球部は、前記枠体の中央に向いた部分を有する形状であり、同部分が同枠体の中央方向へ円弧状に膨出している
    請求項1または請求項2記載の球技練習用防護体。
  4. 前記投球部の外縁となる部分、あるいは、同投球部の外縁となる部分およびその近傍に、ボールが当たった際の衝撃を緩衝可能な緩衝部を有する
    請求項1、請求項2または請求項3記載の球技練習用防護体。
  5. 前記脚部は、前方側の突出長さよりも後方側の突出長さの方が長くなるように形成されている
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の球技練習用防護体。
  6. 少なくとも、前記脚部の後方側に、転倒を抑止するための転倒抑止手段を有する
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載の球技練習用防護体。
  7. 前記ネット体の略中央に所要の大きさの開口部が形成され、同ネット体の同開口部縁部、または、同開口部縁部近傍の後面側に、同開口部を塞ぐ袋部が取り付けられている
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6記載の球技練習用防護体。
  8. 前記開口部ないし袋部の内側の領域に、柔軟な布状物で形成された的部が取り付けられている
    請求項7記載の球技練習用防護体。
  9. 前記本体部の上部と下部にあたる部分の枠体が、同本体部の後方側へ膨出するように湾曲あるいは屈曲した形状である
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8記載の球技練習用防護体。
  10. 前記投球部が複数設けられている
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8または請求項9記載の球技練習用防護体。
  11. 所要の大きさ、および、所要の形状に形成され、分解組立できる構造であり、かつ、立設して用いられる枠体と、該枠体の内側の領域に張設されている網状のネット体と、同枠体で縁取るようにして、または、同ネット体の一部を開口して形成されており、同枠内または開口した領域が、利用者が投球可能な大きさに形成された投球部とを含む本体部と、該本体部の下部と水平方向において交差し、かつ、同本体部を挟んで前後の各方向に所要の長さ突出するように同本体部の下部に取り付けられた脚部とを有する球技練習用防護体を使用し、
    投球を行う前記利用者が、前記球技練習用防護体を挟んで相手方と向き合い、前記投球部を通じて同相手方へ投球を行うステップを備える
    球技練習用防護体を用いた練習方法。
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