JP2016085610A - 情報通知装置 - Google Patents

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美奈子 上野
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Abstract

【課題】どの通知イベントが発生したのかをユーザーが体性感覚で判別する情報通知装置を提供する。【解決手段】情報通知装置1は、複数の異なる位置に配置された体性感覚発生部40−1〜Nを有し、発生した通知イベントに対応付けられた体性感覚発生部から、複数の刺激パターン(刺激の種類、強さ、タイミング)の組み合わせにもとづいて、複数の体性感覚を生じさせる刺激を起こす。【選択図】図1

Description

本発明は、情報通知装置に関する。
昨今、携帯型情報端末、例えばスマートフォンは、生活に欠かせないものとなり、スマートフォンを肌身離さず持ち歩く人も多い。例えば、電車内や映画館内では、大きな音を鳴らせない場面であるので、マナーモードのように、音を立てずにスマートフォンの振動でユーザーに通知をする通知機能が必要不可欠となっている。さらに最近の携帯型情報端末は、スマートフォンをはじめ、急速に多機能化が進んでいる。例えば携帯型情報端末では、電話の着信や電子メールの受信のみならず、様々なアプリケーションやコンテンツからユーザーに通知をするイベント(通知イベント)が発生する。通知イベントが発生するアプリケーションとしては、例えば、LINE(登録商標)のようなメッセンジャーアプリや、ToDoリストのようなスケジューリングアプリ、また、体感型のゲームアプリ等がある。
このように、携帯型情報端末では、通知イベントの発生が増加している。
しかしながら、現在の携帯型情報端末等が有する通知機能のうち、体性感覚を生じさせる刺激による通知機能は、単純な機能であって、長い振動と短い振動を出し分ける程度の機能である。
例えば、特許文献1では、携帯型情報端末は、画面に複数のアプリケーションが表示されている場合において、コンテンツやデータの操作が可能な(アクティブな)状態が、あるアプリケーションから別のアプリケーションへ切り替わったことを、振動によってユーザーに通知する。
特開2006−59117号公報
しかしながら、特許文献1には、振動部12の振動を利用するとの記載があるに過ぎない。そのため、携帯型情報端末は、どの通知イベントが発生したのかをユーザーに判別させることができない。つまり、特許文献1の技術では、携帯型情報端末は、どのアプリケーションからどのアプリケーションへアクティブな状態が切り替わったのかをユーザーに判別させることができない。
このように、携帯型情報端末は、どの通知イベントが発生したのかをユーザーに判別させることができない、という欠点がある。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、体性感覚を生じさせる刺激を起こす体性感覚発生部が複数配置された通知部と、第1の通知を行うときと第2の通知を行うときで、互いに異なる位置に配置された前記体性感覚発生部の組合せが起こす刺激のパターンを異ならせる管理部と、を備えることを特徴とする情報通知装置である。
(2)また、本発明の一態様は、(1)に記載の情報通知装置であって、前記通知部には、第1の前記体性感覚発生部と第2の前記体性感覚発生部が互いに異なる位置に配置され、前記管理部は少なくともある時点において、前記第1の通知を行うとき、前記第1の体性感覚発生部に刺激を起こさせ、前記第2の体性感覚発生部に刺激を起こさせず、前記第2の通知を行うとき、前記第2の体性感覚発生部に刺激を起こさせることを特徴とする。
(3)また、本発明の一態様は、(2)に記載の情報通知装置であって、前記管理部は、前記第1の通知を行うときと前記第2の通知を行うときで、前記第1の体性感覚発生部に刺激を起こさせるタイミングと前記第2の体性感覚発生部に刺激を起こさせるタイミングの組合せのパターンを異ならせることを特徴とする。
(4)また、本発明の一態様は、(1)から(3)のいずれか一項に記載の情報通知装置であって、前記通知部には、第1の前記体性感覚発生部と第2の前記体性感覚発生部が互いに異なる位置に配置され、前記管理部は、前記第1の通知を行うときと前記第2の通知を行うときで、前記第1の体性感覚発生部に起こさせる刺激の強さと前記第2の体性感覚発生部に起こさせる刺激の強さの組合せのパターンを異ならせることを特徴とする。
(5)また、本発明の一態様は、(1)から(4)のいずれか一項に記載の情報通知装置であって、前記通知部には、第1の前記体性感覚発生部と第2の前記体性感覚発生部が互いに異なる位置に配置され、前記第1の体性感覚発生部は、第1の体性感覚を生じさせる刺激を起こし、前記第2の体性感覚発生部は、前記第1の体性感覚とは異なる第2の体性感覚を生じさせる刺激を起こすことを特徴とする。
本発明によれば、どの通知イベントが発生したのかをユーザーに判別させることができる。
本実施形態に係る情報通知装置の一例を示す概念図である。 本実施形態に係る情報通知装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1乃至3の実施形態に係る通知イベントに対応付けられた刺激パターンのリストの一例を示す図である。 本実施形態に係る情報通知装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る通知イベントに対応付けられた刺激パターンのリストの一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る情報通知装置の一例を示す概念図である。 本発明の第5の実施形態に係る情報通知装置の一例を示す概念図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。
本願明細書で説明をする情報通知装置は、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、携帯ゲーム機、モバイルルーター、ウェアラブル端末、等である。
図1(A)は、本実施形態に係る情報通知装置の一例であるスマートフォン1の概略を示す正面図である。スマートフォン1は薄型の矩形状の筐体を有し、その正面の大部分をタッチパネルから成る画面2とか、電源スイッチ3とかを含んで構成される。図1(A)において、画面2には、M個のアプリケーション10−1、10−2、・・・、10−Mの内の10−5のアプリケーションが起動中であるとの「アプリケーション10−5」との表示が成されている。
図1(B)は、スマートフォン1の内部の概略図であり、スマートフォン1(B)の内部には、N個の体性感覚発生部40−1、40−2、・・・、40−Nを含む通知部40が少なくとも含まれている。
図1(C)は、スマートフォン1をユーザーの右手で把持し、その際にユーザーの手のひらがスマートフォン1の通知部40を覆うようにしてスマートフォン1に接触している様子を示す。
なお、図1(A)では、「アプリケーション10−5」という記述が表示されているが、これはアプリケーション10−5だけが起動中であり、その他のアプリケーション10−1〜10−4、及び10−6〜10−Mは起動していないことを示している。
アプリケーション10−m(m=1、2、・・・、M)は、情報通知端末のユーザーに対して、それぞれ何らかの通知をするイベントが発生するアプリケーションである。アプリケーション10−m(m=1、2、・・・、M)は、通話機能、電子メールソフト、ToDoリストアプリ、体感型レーシングゲーム、等である。また、当該アプリケーションが発生する通知イベントは、それぞれ、電話着信通知、メール着信通知、タスク開始予定時間になったことの通知、ゲーム内のレーシングカーが走行中に側壁に接触したことの通知、等である。
図1(B)において、体性感覚発生部40−n(n=1、2、・・・、N)は、スマートフォン1を身に着けているユーザーに通知するための、体性感覚を生じさせる刺激を起こす。体性感覚発生部40−nは、例えば、小型の振動モーターによる振動の刺激、圧力発生装置(例えば家庭用血圧計の腕帯(カフ)のような空気圧発生装置を小型化したもの)の圧力による刺激、超小型電気ヒーターによる熱による刺激、により刺激をユーザーに起こすことができる。なお、体性感覚には、「触覚」、「圧覚」、「痛覚」、「温度覚」、「振動覚」等が含まれるところの、人間が持っている感覚の1つである。(体性感覚発生部40−1〜40−Nは、全て同じ体性感覚を生じさせるものであってもよいし、それぞれ異なる体性感覚を生じさせるものであってもよい。
スマートフォン1上で起動中のアプリケーション10−mにおいて通知イベントが発生すると、当該通知イベントに対応する体性感覚発生部40−nが刺激を起こす。例えば、アプリケーション10−1で発生した通知イベントに対しては体性感覚発生部40−3が、アプリケーション10−5で発生した通知イベントに対しては体性感覚発生部40−5が刺激を起こす。このように、体性感覚を生じさせる刺激の違いによって、または体性感覚を生じさせる部位の違いによって、当該通知イベントがどのアプリケーションから発生した通知イベントであるかを、ユーザーは判別することができる。
図2は、本実施形態に係るスマートフォン1の構成の一例を示す概略ブロック図である。スマートフォン1は、M個のアプリケーション10−1、10−2、・・・、10−Mと、管理部201と、刺激パターン記憶部301と、N個の体性感覚発生部40−1、40−2、・・・、40−Nを含む通知部40と、を含んで構成される。
アプリケーション10−m(m=1、2、・・・、M)は、通知イベントを発生する。そして、アプリケーション10−mは、発生した通知イベントを示す通知イベントIDを管理部201に出力する。管理部201は、通知イベントIDを検索キーとして、刺激パターン記憶部301に格納された刺激のパターン(刺激パターンとも称する)のリストを検索する。
刺激パターン記憶部301は、通知イベントIDと刺激パターンとが対応付けられたリストを記憶している。管理部201は、通知イベントIDに対応付けられた刺激パターンを抽出する。
管理部201は、抽出した刺激パターンに基づいて、当該刺激パターンが示す体性感覚発生部40−n(n=1、2、・・・、N)に対し、当該刺激パターンが示す体性感覚を生じさせる刺激を起こすための命令を出力する。
体性感覚発生部40−nは、当該命令に従って、体性感覚を生じさせる刺激を起こす。
図3は、通知イベントに対応付けられた刺激パターンのリストの一例を示す図である。図3の刺激パターンのリストは、本発明の第1乃至3の実施形態に共通である。図示するように、当該リストは、<通知イベントID>、<刺激パターン>の各項目の列を有している。<刺激パターン>の項目には、<体性感覚発生部>、<刺激の種類>、<刺激の強さ>、<刺激のタイミング>の項目が含まれている。当該リストは、<通知イベントID>に対応する<刺激パターン>が格納される、行と列からなる2次元の表形式のデータである。
なお、本発明の実施形態における刺激パターンとは、どの体性感覚発生部が、どの体性感覚を生じさせる刺激を、どれくらいの強さで、どのようなタイミングで発生させるのか、等を対応付けて定義したものである。刺激パターンとは、例えば、図3の各行に相当するものである。例えば、同図における通知イベントID「EVENT00001」には、体性感覚発生部「40−5」が、刺激の種類「振動」を、刺激の強さ「強」で、刺激のタイミング「111011101111111」のように発生させる、という刺激パターンが定義づけられている。
また、刺激のタイミング「111011101111111」の各「1」と「0」は、それぞれ刺激の「オン(発生)」と「オフ(休止)」を示している。例えば、1つの「1」及び「0」がそれぞれ0.5秒間に相当するならば、「111011101111111」は、まず0.5秒間の刺激発生を続けて3回発生させた後、0.5秒間の刺激休止、再び0.5秒間の刺激を続けて3回発生、再び0.5秒間の刺激休止、再び0.5秒間の刺激を続けて7回発生させるということを意味する。すなわち、刺激のタイミングの項目に格納された情報が「111011101111111」であるならば、三三七拍子のタイミングで体性感覚を生じさせる刺激を起こすことを意味している。この三三七拍子のタイミングのような刺激でもって異なる体性感覚をさらに識別することができる。
[情報通知装置の動作]
次に、この情報通知装置の動作について説明する。図4は、本実施形態に係る情報通知装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)まずアプリケーションにおいて、通知イベントが発生する。ステップS102に進む。
(ステップS102)アプリケーションは、どの通知イベントが発生したかを管理部に伝える。ステップS103に進む。
(ステップS103)管理部は、伝えられた通知イベントに基づいて、刺激パターン記憶部を検索し、当該通知イベントに対応する刺激パターンを抽出する。ステップS104に進む。
(ステップS104)管理部は、抽出した刺激パターンに基づいて、当該刺激パターンが示す体性感覚発生部に対し、体性感覚を生じさせる刺激を起こすための命令をする。ステップS105に進む。
(ステップS105)体性感覚発生部は、管理部からの命令に従って、体性感覚を生じさせる刺激を起こす。以上で処理を終了する。
以上、説明したように、第1の実施形態によれば、情報通知装置1は通知イベント毎に、それぞれ異なる体性感覚発生部に刺激を起こす。それによって、情報通知装置1は、どの通知イベントが発生したのかをユーザーに判別させることができる。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、情報通知装置1が通知イベント毎に、それぞれ異なる体性感覚発生部に体性感覚を生じさせる刺激を起こす場合について説明した。第2の実施形態では、情報通知装置1がイベント毎に、それぞれ異なる体性感覚発生部に、かつ、それぞれ異なる強さ及びタイミングで体性感覚を生じさせる刺激を起こす場合について説明をする。
第1の実施形態と同様に、図3の刺激パターンのリストを用いて説明する。
図示するように、当該リストは、<通知イベントID>、<刺激パターン>の各項目の列を有している。<刺激パターン>の項目には、<体性感覚発生部>、<刺激の強さ>、<刺激のタイミング>、等の項目が含まれている。
例えば、通知イベントID「EVENT00001」には体性感覚発生部「40−5」が、刺激の強さには「強」が、刺激のタイミングには「111011101111111」が対応付けられている。
[情報通知装置の動作]
第1の実施形態と同様に、図4のフローチャートを用いて、第2の実施形態に係る情報通知装置の動作の一例を説明する。但し、第1の実施形態と異なる点は、フローチャートの、ステップS104aのみであるため、その他のステップについては説明を省略する。
(ステップS104a)管理部は、抽出した刺激パターンに基づいて、当該刺激パターンが示す体性感覚発生部に対し、当該刺激パターンが示す刺激の強さ及びタイミングで、体性感覚を生じさせる刺激を起こすための命令を発する。ステップS105に進む。
以上、説明したように、第2の実施形態によれば、情報通知装置1は通知イベント毎に、それぞれ異なる体性感覚発生部に刺激を起こす。また、情報通知装置1は通知イベント毎に、それぞれ異なる刺激の強さ及びタイミングで体性感覚発生部に刺激を起こす。それによって、情報通知装置1は、どの通知イベントが発生したのかをユーザーに判別させることができる。
(第3の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、情報通知装置1がイベント毎に、それぞれ異なる体性感覚発生部に、かつ異なる体性感覚を生じさせる刺激を起こす場合について説明をする。
第1、第2の実施形態と同様に、図3の刺激パターンのリストを用いて説明する。
図示するように、当該リストは、<通知イベントID>、<刺激パターン>の各項目の列を有している。<刺激パターン>の項目には、<体性感覚発生部>、<刺激の種類>、<刺激の強さ>、等の項目が含まれている。
例えば、通知イベントID「EVENT00002」には体性感覚発生部「40−2」及び刺激の種類「圧力」及び刺激の強さには「強」が対応付けられている。また、例えば、通知イベントID「EVENT00007」には体性感覚発生部「40−4」及び刺激の種類「圧力」及び刺激の強さには「弱」が対応付けられている。すなわち、「EVENT00002」によって起こされる刺激は、情報通知端末1の中央部から強い圧力を与える刺激(叩かれたような刺激だとする)である。一方、「EVENT00007」によって起こされる刺激は、情報通知端末1の端部から弱い圧力を与える刺激(撫でられたような刺激だとする)であることを意味している。このような圧力の強弱は、例えば空気圧発生装置の動作を制御するとか、圧力の強弱に対応する複数の空気圧発生装置を用意することで実現することができる。
例えば、電子メールのアプリケーション(メーラー)において、好きな人からの電子メールの受信に対しては通知イベントID「EVENT00007」に該当する通知イベントを発生させることで、撫でるような刺激をユーザーに与えるようにする。一方、嫌いな人からの電子メールの受信に対しては通知イベントID「EVENT00002」に該当する通知イベントを発生させることで、叩くような刺激をユーザーに与えるようにする、といった実施例も考えられる。
[情報通知装置の動作]
第1の実施形態と同様に、図4のフローチャートを用いて、第3の実施形態に係る情報通知装置の動作の一例を説明する。但し、第1の実施形態と異なる点は、フローチャートの、ステップS104bのみであるため、その他のステップについては説明を省略する。
(ステップS104b)管理部は、抽出した刺激パターンに基づいて、当該刺激パターンが示す体性感覚発生部に対し、当該刺激パターンが示す刺激の種類及び強さで、体性感覚を生じさせる刺激を起こすための命令をする。ステップS105に進む。
以上、説明したように、第3の実施形態によれば、情報通知装置1は通知イベント毎に、それぞれ異なる体性感覚発生部に刺激を起こす。また、情報通知装置1は通知イベント毎に、それぞれ異なる刺激の種類及び強さで体性感覚発生部に刺激を起こす。それによって、情報通知装置1は、どの通知イベントが発生したのかをユーザーに判別させることができる。
(第4の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態では、情報通知装置1がイベント毎に、それぞれ異なる複数の体性感覚発生部に、かつ異なる刺激パターンを複数組み合わせて、体性感覚を生じさせる刺激を起こす場合について説明をする。
図5は、本発明の第4の実施形態に係る通知イベントに対応付けられた刺激パターンのリストの一例を示す図である。
図示するように、当該リストは、<通知イベントID>、<刺激パターンA>、<刺激パターンB>・・・の各項目の列を有している。各刺激パターンの項目には、<体性感覚発生部>、<刺激の種類>、<刺激の強さ>、<刺激のタイミング>、等の項目が含まれている。当該リストは、<通知イベントID>毎に対応する複数の刺激パターンが格納される、行と列からなる2次元の表形式のデータである。
例えば、通知イベントID「EVENT00001」には<刺激パターンA>及び<刺激パターンB>が対応付けられている。また、<刺激パターンA>に含まれる項目<体性感覚発生部>、<刺激の種類>、<刺激の強さ>、<刺激のタイミング>には、それぞれ「40−5」、「振動」、「強」、「111011101111111」が格納されている。同様に、<刺激パターンB>に含まれる項目<体性感覚発生部>、<刺激の種類>、<刺激の強さ>、<刺激のタイミング>には、それぞれ「40−2」、「圧力」、「強」、「000100010000000」が格納されている。
<刺激パターンA>が起こす刺激のタイミング「111011101111111」は、前述のとおり、三三七拍子のタイミングで振動を起こすことを示す。一方、<刺激パターンB>が起こす刺激のタイミング「000100010000000」は、<刺激パターンA>とは「1」と「0」の並びがちょうど逆になっている。つまり、三三七拍子の休止(オフ)になる拍子のタイミングで、圧力による刺激を起こすことを示す。
すなわち、通知イベントID「EVENT00001」を示す通知イベントが発生した際に、情報通知装置1が起こす体性感覚を生じさせる刺激は、三三七拍子のオンの拍子のタイミングでは振動による刺激を起こし、オフの拍子のタイミングでは圧力による刺激を起こすことを意味している。したがって、図5に示す刺激パターンのリストは、刺激パターンを2種類以上組み合わせて、体性感覚を生じさせる刺激を起こす実施形態の一例を示している。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る情報通知装置1の一例を示す概念図である。図示するように、スマートフォン1aは、その内部に格子状に並べて複数配置された体性感覚発生部40−1〜40−Nを備える。情報通知装置1は、イベント毎に、それぞれ複数の刺激パターンを組合せて刺激を起こすことによって、様々な体性感覚を生じさせる刺激を作り出すことができる。
例えば、情報処理端末1は、当該情報通知端末の左端部の体性感覚発生部40−n(n=1、2、・・・、N)から右端部の体性感覚発生部40−nへ向かって、順にタイミングをずらして刺激を起こしていく。それによって、情報処理端末1は、ユーザーに対し、体性感覚を生じさせる刺激が左から右へ動いていくように感じさせる刺激パターンの組合せを作ることができる。
同様に、他の実施例として、情報処理端末1は、隣り合う体性感覚発生部40−nの刺激の強さを交互に「強」「弱」「強」「弱」・・・と並べ、ある特定のタイミング毎に、「強」と「弱」とを入れ替えることを繰り返す。それによって、情報処理端末1は、ユーザーに対し、体性感覚を生じさせる刺激が波打っているように感じさせる刺激パターンの組合せを作ることができる。
[情報通知装置の動作]
第1の実施形態と同様に、図4のフローチャートを用いて、第5の実施形態に係る情報通知装置の動作の一例を説明する。但し、第1の実施形態と異なる点は、フローチャートの、ステップS104cのみであるため、その他のステップについては説明を省略する。
(ステップS104c)管理部は、抽出した刺激パターンに基づいて、当該刺激パターンが示す複数の体性感覚発生部に対し、当該複数の刺激パターン(刺激の種類、強さ、タイミング)の組合せに基づいて、体性感覚を生じさせる刺激を起こすよう命令する。ステップS105に進む。
以上、説明したように、第4の実施形態によれば、情報通知装置1は通知イベント毎に、それぞれ異なる体性感覚発生部に刺激を起こす。また、情報通知装置1は通知イベント毎に、それぞれ異なる複数の刺激パターンを組合せて体性感覚を生じさせる刺激を起こす。それによって情報通知装置1は、どの通知イベントが発生したのかをユーザーに判別させることができる。
(第5の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第5の実施形態について説明する。図7は、本発明の第5の実施形態に係る情報通知装置1の一例を示す概念図である。
図示するように、本実施形態に係る情報通知端末は、リストバンド形のように、身に着けて使用する形態のウェアラブル端末1bであってもよい。
図7(A)に示すように、通信機能を備えるウェアラブル端末1bは、ユーザーの例えば右手の手首に装着されて、同一ユーザーが把持するなどして身に着けている例えばスマートフォン1cと近接通信方法(ブルートゥース)とか無線LANにより通信を行うことができる。スマートフォン1cのプログラム(例えば、ゲームのプログラム)で発生したイベント(event)の情報は通信回線(例えばブルートゥース)によりリストバンドに伝送されて、リストバンドの体性感覚発生部で刺激を発生せしめる。図7(B)に示すように、ウェアラブル端末1bは閉じた円環状の帯の形態を有し、その内部には間隔を置いて、好ましくは等間隔にN個の体性感覚発生部40−1、40−2、・・・、40−Nを含む通知部40が備えられている。この通知部40は、第1ないし第4の実施形態のものと同一のものを適宜変更して用いることができるので、その説明を省略する。
また、情報通知端末は顔面に装着するサングラス形であってもよく、その場合は、通知部40は、サングラスの頭部に接するテンプル(つる)の部分の内部に設けられることができる。
なお、ウェアラブル端末1bとスマートフォン1cの機能を合体させて、ウェアラブル端末1bに携帯電話の機能をも持たせてもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
情報通知装置・・・1、スマートフォン・・・1a,1c、ウェアラブル端末・・・1b、アプリケーション・・・10−1〜10−M、管理部・・・201、刺激パターン記憶部・・・301、通知部・・・40、体性感覚発生部・・・40−1〜40−N

Claims (5)

  1. 体性感覚を生じさせる刺激を起こす体性感覚発生部が複数配置された通知部と、
    第1の通知を行うときと第2の通知を行うときで、互いに異なる位置に配置された前記体性感覚発生部の組合せが起こす刺激のパターンを異ならせる管理部と、
    を備えることを特徴とする情報通知装置。
  2. 前記通知部には、第1の前記体性感覚発生部と第2の前記体性感覚発生部が互いに異なる位置に配置され、
    前記管理部は少なくともある時点において、
    前記第1の通知を行うとき、前記第1の体性感覚発生部に刺激を起こさせ、前記第2の体性感覚発生部に刺激を起こさせず、
    前記第2の通知を行うとき、前記第2の体性感覚発生部に刺激を起こさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報通知装置。
  3. 前記管理部は、前記第1の通知を行うときと前記第2の通知を行うときで、前記第1の体性感覚発生部に刺激を起こさせるタイミングと前記第2の体性感覚発生部に刺激を起こさせるタイミングの組合せのパターンを異ならせることを特徴とする請求項2に記載の情報通知装置。
  4. 前記通知部には、第1の前記体性感覚発生部と第2の前記体性感覚発生部が互いに異なる位置に配置され、
    前記管理部は、前記第1の通知を行うときと前記第2の通知を行うときで、前記第1の体性感覚発生部に起こさせる刺激の強さと前記第2の体性感覚発生部に起こさせる刺激の強さの組合せのパターンを異ならせることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報通知装置。
  5. 前記通知部には、第1の前記体性感覚発生部と第2の前記体性感覚発生部が互いに異なる位置に配置され、
    前記第1の体性感覚発生部は、第1の体性感覚を生じさせる刺激を起こし、
    前記第2の体性感覚発生部は、前記第1の体性感覚とは異なる第2の体性感覚を生じさせる刺激を起こすことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報通知装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016130981A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 日本電産コパル株式会社 報知装置、報知方法、及びプログラム

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