JP2016085564A - 収納装置、無線端末装置及びプログラム - Google Patents

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真孝 木川
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浩二 武村
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浩喜 大西
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Abstract

【課題】ユーザが携帯すべき無線端末装置の数を増大させないで、非接触通信を介して利用できる機能を拡張する。【解決手段】無線端末装置20は、第1通信規格の非接触通信を行って、電子決済等の所定の機能を利用するための処理を実行する。無線端末装置20が収納されるジャケット型端末10は、収納された無線端末装置20との間で、第1通信規格の非接触通信の信号を送受信する第1アンテナ15と、第2通信規格の非接触通信を行うためのCLFチップ13と、第1アンテナ15、及びCLFチップ13と電気的に接続され、R/W30との間で、第1通信規格、及び第2通信規格の非接触通信の信号を送受信する第2アンテナ16とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、非接触通信を行う無線端末装置が収納される収納装置に関する。
複数の非接触式のIC(Integrated Circuit)カードを、ユーザがケース(ホルダ)に収納したままで使用するための技術が、特許文献1,2に開示されている。特許文献1は、カードホルダに、外部装置と非接触通信を行うための外部通信用アンテナと、収納されたICカードと非接触通信を行うためのカード通信用アンテナと、外部装置及びICカードから受信した信号を増幅する増幅部を設けることを開示している。特許文献2は、複数の非接触式ICカードの各々のカード情報を取得して記憶し、カード捕捉指令を受信すると、対応する非接触ICカードを通信可能とするようにアンテナを設定する非接触ICカードの収納装置を開示している。
複数のサービスの中から利用するサービスを決定する技術に関して、特許文献3は、携帯端末が備える2以上のSE(Secure Element)内のサービスを統括し、全てのサービスについて決済の優先順位を決定することを開示している。特許文献4は、ICチップに組み込まれた複数の電子マネーアプリで決済処理を行う優先順位を設定し、この優先順位に従って、決済金額の合計が支払い金額となるように、電子マネーアプリに順次アクセスして決済処理をすることを開示している。特許文献5は、定期券と電子マネーの機能を備えたICチップ付き携帯電話機において、乗車区間が定期券の範囲内であれば定期券の機能を利用し、定期券の範囲外であれば電子マネーの機能を利用することを開示している。
特開2009−64387号公報 特開2008−27199号公報 特開2013−69238号公報 特開2009−176065号公報 特開2009−217545号公報
スマートフォンやタブレット型端末等の無線端末装置では、製造者や機種、この無線端末装置を介して通信サービスを提供する通信事業者等に応じて、非接触通信で採用される通信規格が異なり、これに伴い、無線端末装置の非接触通信を介して利用できる機能(例えばサービス)も異なることがある。特許文献1,2に記載の技術では、複数の非接触式のICカードをケースに収納可能であるが、収納されたICカードが対応している機能しか、利用することができない。ユーザが使用(所有)する無線端末装置を増やせば、より多くの機能を利用できるようになるが、複数の無線端末装置を携帯することの負担が大きい場合がある。
そこで、本発明の目的は、ユーザが携帯すべき無線端末装置の数を増大させないで、非接触通信を介して利用できる機能を拡張することである。
上述した課題を解決するため、本発明の収納装置は、非接触通信を行う無線端末装置が収納される収納装置であって、収納された前記無線端末装置との間で、少なくとも第1通信規格の非接触通信の信号を送受信する第1アンテナと、第2通信規格の非接触通信を行うための通信制御部と、前記第1アンテナ、及び前記通信制御部と電気的に接続され、外部端末装置との間で、少なくとも前記第1通信規格、及び前記第2通信規格の非接触通信の信号を送受信する第2アンテナとを備える。
本発明の収納装置において、前記第1アンテナと、前記第2アンテナとを接続させる信号線上に設けられ、前記無線端末装置により行われる非接触通信の信号を増幅する増幅部を備えてもよい。
本発明の収納装置において、前記無線端末装置と前記外部端末装置との間で、前記第1アンテナを介さないで非接触通信が行われることを防ぐ電波遮蔽部材を備えてもよい。
本発明の収納装置において、前記通信制御部は、前記第2アンテナを介して、前記第1通信規格の非接触通信の信号を受信した場合には、当該信号を前記第1アンテナへ供給してもよい。
本発明の収納装置において、供給された信号に基づいて、所定の処理を実行する処理実行部を備え、前記通信制御部は、前記第2アンテナを介して、前記第2通信規格の非接触通信の信号を受信した場合には、当該信号を前記処理実行部へ供給してもよい。
この収納装置において、受信した前記第2通信規格の非接触通信の信号に基づく処理を、前記処理実行部、及び前記無線端末装置が実行可能である場合に、前記通信制御部は、当該処理を、前記処理実行部が行うべきと判定されたときには、受信した前記信号を前記処理実行部へ供給し、前記無線端末装置が行うべきと判定されたときには、当該信号を前記第1アンテナへ供給してもよい。
本発明の収納装置において、前記通信制御部は、前記無線端末装置からの指示に従って、前記第2通信規格の非接触通信を停止させてもよい。
本発明の別の収納装置は、非接触通信を行う無線端末装置が収納される収納装置であって、第2通信規格の非接触通信を行うための通信制御部と、収納された前記無線端末装置と、外部端末装置との間で送受信される少なくとも第1通信規格の非接触通信の信号を中継し、前記通信制御部と、外部端末装置との間で送受信される前記第2通信規格の非接触通信の信号を中継するアンテナとを備える。
本発明の無線端末装置は、非接触通信を行うための通信制御部と、上記いずれか1の構成の収納装置に収納されたときに、当該収納装置との間で非接触通信の信号を送受信するアンテナと、前記第1通信規格の非接触通信が行われる場合に、前記第2通信規格の非接触通信を停止させるように前記収納装置を制御する制御部とを備える。
本発明のプログラムは、非接触通信を行うための通信制御部と、上記いずれか1の構成の収納装置に収納されたときに、当該収納装置との間で非接触通信の信号を送受信するアンテナとを備える無線端末装置のコンピュータに、前記第1通信規格の非接触通信が行われる場合に、前記第2通信規格の非接触通信を停止させるように前記収納装置を制御するステップを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザが携帯すべき無線端末装置の数を増大させないで、非接触通信を介して利用できる機能を拡張することができる。
本発明に係るジャケット型端末及び無線端末装置の外観構成を示す図。 同実施形態に係るジャケット型端末のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る無線端末装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る無線端末装置が収納されたジャケット型端末を、R/Wに近接させた様子を示す図。 同実施形態に係る無線端末装置が収納されたジャケット型端末が、R/Wに近接させられたときの、各要素の物理的な配置を説明する図。 同実施形態に係る(動作例1)の処理の流れを示すシーケンス図。 同実施形態に係る(動作例2)の処理の流れを示すシーケンス図。 同実施形態に係る(動作例3)の処理の流れを示すシーケンス図。 同実施形態に係る(動作例4)の処理の流れを示すシーケンス図。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係るジャケット型端末10及び無線端末装置20の外観構成を示す斜視図である。図1(A)は、無線端末装置20がジャケット型端末10に収納されるときの様子を示す図で、図1(B)は、無線端末装置20がジャケット型端末10に収納された後の様子を示す図である。
無線端末装置20は、外観が直方体状に形成され、ユーザが把持して使用する携帯型の無線端末装置である。無線端末装置20は、ここではスマートフォンで、その前面には、UI(User Interface)部22の要素である、表示部品や操作部品が配置されている。
ジャケット型端末10は、無線端末装置20が収納される収納装置として機能する。ジャケット型端末10は、ここでは外観が直方体状に形成され、無線端末装置20が着脱可能に収納(装着)される形態となっている。ジャケット型端末10は、無線端末装置20が収納される空間として、無線端末装置20の外観とほぼ同じ形状、且つ寸法に形成された収納部10Aを備える。
図1(A)に示すように、無線端末装置20は、ジャケット型端末10の前面に設けられた開口部を介して、収納部10Aに収納される。図1(B)に示すように、ジャケット型端末10と、これに収納された無線端末装置20とは一体となり、ユーザは、ジャケット型端末10に収納されたままの状態で、無線端末装置20を使用することができる。ジャケット型端末10は、収納された無線端末装置20を損傷等から保護するために、樹脂材料等の外力に対する耐性に優れた素材で形成される。
図2は、ジャケット型端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。ジャケット型端末10は、制御部11と、セキュアエレメント(以下「SE」という。)12と、CLF(ContactLess Frontend)チップ13と、増幅部14と、第1アンテナ15と、第2アンテナ16とを備える。
制御部11は、演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を含むマイクロコンピュータを備える。CPUは、ROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、ジャケット型端末10の各部を制御する。制御部11は、SE12にアクセスして処理を実行する処理実行部として機能する。
SE12は、ジャケット型端末10において所定の機能を利用(実現)するための、ICチップのセキュリティを含めたコア部分となるセキュアエレメントである。SE12は、例えば、電子マネーによる電子決済や、電子クーポン、電子乗車券、入退室管理等の機能を、認証鍵や暗号鍵等を用いたセキュアな通信により実現する。
CLFチップ13は、例えばLSI(Large Scale Integration)で構成され、SE12及び第2アンテナ16と電気的に接続された、非接触通信を行うための通信制御部である。CLFチップ13は、第2通信規格の非接触通信の信号を、第2アンテナ16を介して、外部装置との間で送受信する。本実施形態の非接触通信は、近接場型の無線通信で、通信可能な距離が、およそ数センチメートルから1メートル程度である。CLFチップ13は、NFC(Near Field Communication)の通信規格のうち、RFID(Radio Frequency Identifier)のいずれかの通信規格に従った非接触通信を行う。この通信規格として、例えば、ISO/IEC 14443(タイプA)や、ISO/IEC 14443(タイプB)、JISX6319−4に基づくFeliCa(登録商標)の通信技術(タイプF)がある。
増幅部14は、第1アンテナ15と、第2アンテナ16とを接続させる信号線上に設けられた増幅回路で、この信号線を伝送する非接触通信の信号を増幅する。
第1アンテナ15は、ジャケット型端末10(収納部10A)に無線端末装置20が収納されたときに、無線端末装置20との間で、少なくとも第1通信規格の非接触通信の信号を送受信する。
第2アンテナ16は、第1アンテナ15、及びCLFチップ13と電気的に接続されたアンテナである。第2アンテナ16は、ジャケット型端末10が外部装置と近接したときに、この外部装置との間で非接触通信の信号を送受信する。このため、第2アンテナ16は、無線端末装置20が備える非接触通信用のアンテナ(後述するアンテナ26)の位置を考慮して、配置されている。
図3は、無線端末装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。無線端末装置20は、制御部21と、UI部22と、無線通信部23と、SE24と、CLFチップ25と、アンテナ26と、記憶部27とを備える。
制御部21は、制御部11と同等のハードウェア構成のマイクロコンピュータを備え、無線端末装置20の各部を制御する。UI部22は、例えばタッチスクリーンを採用した表示装置であり、画像を表示する表示部を有するとともに、タッチスクリーンを用いてユーザの操作を受け付ける操作部を有するユーザインタフェースである。無線通信部23は、例えば無線通信回路及びアンテナを備え、図示せぬネットワーク(例えば3G回線)に接続して無線通信を行う。無線通信部23は、Bluetooth(登録商標)や、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)通信に基づいて、無線通信を行ってもよい。
SE24は、無線端末装置20において所定の機能を利用するための、ICチップのセキュリティを含めたコア部分となるセキュアエレメントである。SE24は、ジャケット型端末10とは異なる機能を利用してもよいし、ジャケット型端末10と同じ機能を利用してもよい。
CLFチップ25は、SE24、及びアンテナ26と電気的に接続され、非接触通信を行うための通信制御部である。CLFチップ25は、SE24を用いて行われる第1通信規格の非接触通信の信号を、アンテナ26を介して、外部装置との間で送受信する。CLFチップ25は、NFCの通信規格のうち、RFIDのいずれかの通信規格に従った非接触通信を行う。CLFチップ25と、ジャケット型端末10のCLFチップ13とは、互いに異なる通信規格の非接触通信を行ってもよいし、同じ通信規格の非接触通信を行ってもよい。
記憶部27は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリ等の記憶装置を備え、OS(Operating System)や、このOS上で動作する制御アプリケーションAPを記憶する。制御アプリケーションAPは、無線端末装置20及びジャケット型端末10で行われる非接触通信に関する制御を行うためのアプリケーションプログラムである。
図4は、無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10を、リーダライタ装置(以下「R/W」という。)30に近接させた様子を示す斜視図である。
R/W30は、ジャケット型端末10と非接触通信を行う、ジャケット型端末10から見た外部端末装置である。例えば電子決済機能を利用する場合、ユーザは、店舗等に設置されたR/W30に、無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10を近接させる。R/W30は、ジャケット型端末10が、非接触通信が可能な距離に近接した場合に、ジャケット型端末10に接続して非接触通信を行う。
図5は、無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10が、R/W30に近接させられたときの、各要素の物理的な配置を説明する図である。
図5に示すように、無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10が収納されている場合、無線端末装置20のアンテナ26と、ジャケット型端末10の第1アンテナ15との間で、第1通信規格の非接触通信の信号が送受信される。また、ジャケット型端末10がR/W30に近接させられた場合、ジャケット型端末10の第2アンテナ16と、R/W30との間で、第1通信規格又は第2通信規格の非接触通信の信号が送受信される。このうち、第1通信規格の非接触通信は、ジャケット型端末10において、第1アンテナ15と、第2アンテナ16との間を、第1通信規格の非接触通信の信号が伝送することにより実現される。第1通信規格の非接触通信を実現するために、CLFチップ13は、第2通信規格の非接触通信を行うだけでなく、無線端末装置20とR/W30との間で、第1通信規格の非接触通信の信号を中継する制御を行う。
ジャケット型端末10において、第1通信規格の非接触通信の信号が中継される場合、無線端末装置20とR/W30とが直接に接続する場合に比べて、信号の伝送経路が長くなる。増幅部14は、この第1通信規格の非接触通信の信号の強度を補償する目的で、ジャケット型端末10に設けられている。
更に、ジャケット型端末10の一部であって、収納された無線端末装置20のアンテナ26とR/W30との間には、電波遮蔽部材17が設けられている。電波遮蔽部材17は、アルミ等の金属で形成されたシート状の部材である。電波遮蔽部材17は、無線端末装置20とR/W30との間で、ジャケット型端末10の第1アンテナ15を介さないで直接に第1通信規格の非接触通信が行われることを防ぐために、この非接触通信の電波を遮蔽する。これにより、無線端末装置20とR/W30とが、無線端末装置20のアンテナ26、及びジャケット型端末10の第1アンテナ15を介さないで、第1通信規格の非接触通信が行われるのを防ぐことができる。電波遮蔽部材17は、例えば、無線端末装置20がジャケット型端末10に収納されたときの、アンテナ26と第1アンテナ15とを結ぶ直線上の位置に設けられる。
次に、無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10が、R/W30に近接させられたときの各装置の動作として、(動作例1)〜(動作例4)を説明する。
(動作例1)
まず、本実施形態の(動作例1)を説明する。(動作例1)では、ジャケット型端末10が対応するNFCの通信規格と、無線端末装置20が対応するNFCの通信規格とが異なる。説明の便宜上、以下では、ジャケット型端末10が対応する第2通信規格(例えば、タイプA/B)を「タイプX」と称し、無線端末装置20が対応する第1通信規格(例えば、タイプF)を「タイプY」と称する。
図6は、(動作例1)の処理の流れを示すシーケンス図である。
無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10が、R/W30に近接させられた場合(図5参照)、R/W30は、処理要求信号を、非接触通信で接続したジャケット型端末10へ送信する(ステップS1)。処理要求信号は、所定の処理の実行を要求する信号である。処理要求信号の一例として、R/W30が通信相手を探索するために送信するポーリング信号がある。この処理要求信号は、非接触通信で使用するNFCの通信規格に従った形式の信号である。
ジャケット型端末10において、CLFチップ13は、第2アンテナ16を介して処理要求信号を受信すると、これがタイプXに対応した処理要求信号かどうかを判定する(ステップS2)。CLFチップ13は、タイプXに対応した処理要求信号と判定した場合(ステップS2;YES)、この処理要求信号を制御部11へ供給する。この際、CLFチップ13は、処理要求信号を、第1アンテナ15へ伝送させない、即ち、無線端末装置20へ送信されないように制御する。
次に、制御部11は、供給された処理要求信号に基づいて、SE12にアクセスして、要求された処理を実行する(ステップS3)。CLFチップ13は、実行された処理の処理結果の信号を、第2アンテナ16を介してR/W30へ送信する(ステップS4)。処理要求信号がポーリング信号の場合、CLFチップ13は、このポーリング信号に対する応答信号をR/W30へ送信する。
以後、R/W30から処理要求信号が受信された場合には、処理ステップS1〜S4と同様の手順により、ジャケット型端末10において、処理要求信号で要求された処理が実行される。
ステップS2で、タイプXに対応した処理要求信号でないと判定した場合(ステップS2;NO)、CLFチップ13は、この処理要求信号を増幅部14へ供給し、増幅部14により増幅された信号を、第1アンテナ15を介して無線端末装置20へ送信する(ステップS5,S6)。
無線端末装置20において、CLFチップ25は、アンテナ26を介して処理要求信号を受信すると、これがタイプYに対応した処理要求信号かどうかを判定する(ステップS7)。CLFチップ25は、タイプYに対応した処理要求信号と判定した場合(ステップS7;YES)、この処理要求信号を制御部21へ供給する。
次に、制御部21は、供給された処理要求信号に基づいて、SE24にアクセスして、要求された処理を実行する(ステップS8)。CLFチップ25は、実行された処理の処理結果の信号を、アンテナ26を介してジャケット型端末10へ送信する(ステップS9)。ジャケット型端末10において、CLFチップ13は、第1アンテナ15を介して受信した処理結果の信号が増幅部14により増幅されると、この増幅後の信号を、第2アンテナ16を介してR/W30へ送信する(ステップS10,S11)。
なお、ステップS7で、CLFチップ25が、タイプYに対応した処理要求信号でないと判定した場合(ステップS7;NO)、制御部21は、要求された処理を実行しない。
以後、R/W30からタイプYに対応した処理要求信号が受信された場合には、処理ステップS5〜S11と同様の手順により、無線端末装置20において、処理要求信号で要求された処理が実行される。
以上説明した(動作例1)のとおり、R/W30から受信された処理要求信号が、タイプX又はタイプYのどちらに対応しているかに応じて、ジャケット型端末10又は無線端末装置20が、要求された処理を実行する。ユーザは、無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10を、R/W30に近接させることにより、タイプX及びタイプYに両方に対応した処理が実行される。よって、ユーザにとっては、無線端末装置20を保護するために装着するジャケット(カバー)として、ジャケット型端末10を使用することにより、携帯すべき無線端末装置の数、より具体的には個別に携帯すべき無線端末装置の数を増大させないで、非接触通信を介して利用できる機能が拡張される。
(動作例2)
次に、本実施形態の(動作例2)を説明する。この(動作例2)では、ジャケット型端末10が非接触通信を介して利用するサービスと、無線端末装置20が非接触通信を介して利用するサービスとが異なる。説明の便宜上、以下では、ジャケット型端末10が利用するサービスを「サービスA」と称し、無線端末装置20が利用するサービスを「サービスB」と称する。また、ジャケット型端末10と無線端末装置20とは、互いに同じ通信規格である「タイプZ」に対応する。
図7は、(動作例2)の処理の流れを示すシーケンス図である。
無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10が、R/W30に近接させられた場合、R/W30は、処理要求信号を、非接触通信で接続したジャケット型端末10へ送信する(ステップS1)。ジャケット型端末10において、CLFチップ13が第2アンテナ16を介して処理要求信号を受信すると、制御部11は、これがサービスAに対応した処理要求信号かどうかを判定する(ステップS21)。この処理要求信号には、例えば、どのサービスに対応した処理要求信号であるかを特定する情報(例えば、サービスの識別情報)が含まれている。
ここで、制御部11が、サービスAに対応した処理要求信号と判定した場合(ステップS21;YES)、SE12にアクセスして、要求された処理を実行する(ステップS3)。CLFチップ13は、実行された処理の処理結果の信号を、第2アンテナ16を介してR/W30へ送信する(ステップS4)。
ステップS21で、制御部11が、サービスAに対応した処理要求信号でないと判定した場合(ステップS21;NO)、CLFチップ13は、この処理要求信号を増幅部14へ供給し、増幅部14により増幅された信号を、第1アンテナ15を介して無線端末装置20へ送信する(ステップS5,S6)。
無線端末装置20において、CLFチップ25がアンテナ26を介して処理要求信号を受信すると、制御部21は、これがサービスBに対応した処理要求信号かどうかを判定する(ステップS71)。制御部21は、サービスBに対応した処理要求信号と判定した場合(ステップS71;YES)、SE24にアクセスして、要求された処理を実行する(ステップS8)。そして、CLFチップ25は、実行された処理の処理結果の信号を、アンテナ26を介してジャケット型端末10へ送信する(ステップS9)。ジャケット型端末10において、CLFチップ13は、第1アンテナ15を介して受信した信号が増幅部14により増幅されると、この増幅後の信号を、第2アンテナ16を介してR/W30へ送信する(ステップS10,S11)。
なお、ステップS71で、サービスBに対応した処理要求信号でないと判定した場合(ステップS71;NO)、制御部21は、要求された処理を実行しない。
以上説明した(動作例2)のとおり、R/W30から受信された処理要求信号が、サービスA又はサービスBのどちらに対応しているかに応じて、ジャケット型端末10又は無線端末装置20が、要求された処理を実行する。ユーザは、無線端末装置20が収納されたジャケット型端末10を、R/W30に近接させることにより、サービスA及びサービスBに両方に関する処理が実行される。よって、ユーザにとっては、無線端末装置20を保護するために装着するジャケットとして、ジャケット型端末10を使用することにより、携帯すべき無線端末装置の数を増大させないで、非接触通信を介して利用できる機能(ここではサービス)が拡張される。
(動作例3)
次に、本実施形態の(動作例3)を説明する。この(動作例3)では、無線端末装置20が、ジャケット型端末10で行われる第2通信規格の非接触通信と、無線端末装置20が行う第1通信規格の非接触通信とを競合させないための制御を行う。ジャケット型端末10と無線端末装置20とが対応するNFCの通信規格の異同については特に問わないが、ここでは、どちらも同じ通信規格である「タイプZ」に対応しているものとする。また、ジャケット型端末10と無線端末装置20とが利用するサービスの異同についても特に問わないが、ともに「サービスC」を利用可能とする。
図8は、(動作例3)の処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、無線端末装置20の制御部21は、CLFチップ25を制御して、非接触通信の停止を指示する停止指示を、アンテナ26を介してジャケット型端末10へ送信する(ステップS12)。制御部21は、例えば、UI部22を介してユーザにより指示された場合に、停止指示を送信する。CLFチップ13は、第1アンテナ15を介して停止指示を受信すると、第2通信規格の非接触通信を停止させる(ステップS13)。これにより、タイプZの非接触信号の信号を受信した場合であっても、CLFチップ13は非接触通信を行わない。ただし、CLFチップ13は、無線端末装置20とR/W30との間で行われる第1通信規格の非接触通信の信号の中継については、継続して行う。
その後、CLFチップ13は、タイプZで、且つサービスCに対応した処理要求信号を受信した場合(ステップS1)、この処理要求信号を増幅部14へ供給し、増幅部14により増幅された信号を、第1アンテナ15を介して無線端末装置20へ送信する(ステップS5,S6)。無線端末装置20において、CLFチップ25がアンテナ26を介して処理要求信号を受信すると、制御部21は、SE24にアクセスして、要求された処理を実行する(ステップS8)。以後の処理は、(動作例1)で説明した処理ステップS9〜S11と同じでよい。
なお、ジャケット型端末10の制御部11は、非接触通信の再開がジャケット型端末10から指示されると、CLFチップ13による非接触通信を再開させる。
以上の(動作例3)のとおり、ジャケット型端末10は、無線端末装置20からの停止指示に応じて、非接触通信を停止させる。これにより、ジャケット型端末10と、無線端末装置20とが対応する非接触通信の通信規格や、利用可能な機能(サービス)が共通する場合であっても、ジャケット型端末10と無線端末装置20とが行う非接触通信が競合することがない。
なお、この(動作例3)において、無線端末装置20からジャケット型端末10への指示に用いられる通信手段は、特に問わない。例えば、無線端末装置20の制御部21は、無線通信部23を介して、ジャケット型端末10への指示を行ってもよい。
(動作例4)
次に、本実施形態の(動作例4)を説明する。この(動作例4)では、(動作例3)とは異なり、無線端末装置20の非接触通信を停止させないで、ジャケット型端末10が行う非接触通信と、無線端末装置20が行う非接触通信とを競合させないための制御が行われる。この(動作例3)においても、ジャケット型端末10と無線端末装置20とが、同じ通信規格である「タイプZ」に対応し、且つともに「サービスC」を利用可能とする。
図9は、(動作例4)の処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、無線端末装置20の制御部21は、処理要求信号で要求される処理の実行を、無線端末装置20及びジャケット型端末10のどちらが優先して行うかを示す優先度を設定する(ステップS14)。ここでは、制御部21は、要求された処理を実行する装置に対して、優先度として、「優先度:高」を設定する。制御部21は、ここでは、利用可能な機能単位(例えば、サービス単位)で、無線端末装置20とジャケット型端末10とのどちらが処理を優先して行うべきかを判定する。制御部21は、例えば、UI部22を介したユーザの指示に応じて、優先度を設定する。例えば、制御部21は、電子乗車券の機能に関し、定期券を利用する機能を無線端末装置20が有する場合、この定期券の乗車区間に係る電子乗車券に関する処理を、無線端末装置20が優先して実行し、他の乗車区間に係る電子乗車券に関する処理を、ジャケット型端末10が優先して実行する。これ以外にも、決済対象(商品)や決済場所等に基づいて、優先度が設定されてもよい。
その後、CLFチップ13は、タイプZで、且つサービスCに対応した処理要求信号を受信した場合(ステップS1)、制御部11は、要求された処理を実行すべきかどうかを判定する(ステップS22)。この処理要求信号で要求された処理については、制御部11、及び無線端末装置20の制御部21のどちらでも実行可能である。
ここで、制御部11は、「優先度:高」に設定された処理が要求された場合、この要求された処理を実行すべきと判定する(ステップS22;YES)。そして、制御部11は、SE12にアクセスして、要求された処理を実行する(ステップS3)。CLFチップ13は、実行された処理の処理結果を、R/W30へ送信する(ステップS4)。
他方、制御部11が、「優先度:高」に設定された処理が要求されていない場合、要求された処理を実行すべきでないと判定する(ステップS22;NO)。この場合、CLFチップ13は、処理要求信号を増幅部14へ供給し、増幅部14により増幅された信号を、第1アンテナ15を介して無線端末装置20へ送信する(ステップS5,S6)。無線端末装置20において、CLFチップ25がアンテナ26を介して処理要求信号を受信すると、制御部21は、SE24にアクセスして、要求された処理を実行する(ステップS8)。以後の処理は、(動作例1)で説明した処理ステップS9〜S11と同じでよい。
以上の(動作例4)のとおり、要求された処理に対応して設定した優先度に応じて、ジャケット型端末10又は無線端末装置20が、処理要求信号で要求された処理を実行する。これにより、ジャケット型端末10と、無線端末装置20とが対応する非接触通信の通信規格や、利用可能な機能が共通する場合であっても、ジャケット型端末10と無線端末装置20とが行う非接触通信が競合することがない。
なお、ジャケット型端末10に無線端末装置20が収納されていない状態で、ジャケット型端末10又は無線端末装置20が、R/W30に近接させられてもよい。この場合、R/W30と、R/W30に近接させられたジャケット型端末10又は無線端末装置20との間で、非接触通信が行われる。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
ジャケット型端末10は、第2通信規格の非接触通信と、無線端末装置20とR/W30との間で第1通信規格の非接触通信の信号を中継する制御とを、互いに異なるアンテナを介して行ってもよい。この場合、第2アンテナ16は2つのアンテナを備える。そして、第2アンテナ16において、第1通信規格の非接触通信の信号の中継に用いられるアンテナが、第1アンテナ15と電気的に接続される。
CLFチップ13が行っていた制御の一部を、制御部11が行ってもよい。また、CLFチップ25が行っていた制御の一部を、制御部21が行ってもよい。
無線端末装置20は、2以上の通信規格の非接触通信を行う機能を有してもよい。この場合、ジャケット型端末10は、無線端末装置20が行う2以上の通信規格の各々について、無線端末装置20との間で、非接触通信の信号を送受信することになる。無線端末装置20は、少なくとも第1通信規格の非接触通信を行えばよく、例えば第1通信規格及び第2通信規格の非接触通信を行ってもよい。
上述した各実施形態で説明した構成又は動作の一部が省略されてもよい。
ジャケット型端末10で、第1通信規格の非接触通信の信号の強度を補償する必要がない場合等には、増幅部14が省略されてもよい。また、無線端末装置20とR/W30との間で、第1アンテナ15を介さずに直接に非接触通信が行われないのであれば、電波遮蔽部材17が省略されてもよい。
第1通信規格及び第2通信規格の非接触通信の信号を、制御部11の制御により正しく送受信する制御を行うことが可能な場合には、第1アンテナ15及び第2アンテナ16を通のハードウェア(アンテナ)としてもよい。この場合、ジャケット型端末は、収納された無線端末装置20と、R/W30との間で送受信される第1通信規格の非接触通信の信号を中継し、CLFチップ13と、R/W30との間で送受信される第2通信規格の非接触通信の信号を中継するアンテナを備える。制御部11は、第1通信規格又は第2通信規格の一方の通信規格の非接触通信の信号が、このアンテナを介して送受信されるように、ジャケット型端末10の各部(例えばCLFチップ13)を制御する。例えば、制御部11は、ジャケット型端末に収納された無線端末装置20と、R/W30との間で、第1通信規格の非接触通信が行われているときには、CLFチップ13が行う第2通信規格の非接触通信を停止させ、第1通信規格の非接触通信が行われていないときには、CLFチップ13が行う第2通信規格の非接触通信を許可する。
本発明の非接触通信は、NFCの通信規格に準拠するものに限られない。本発明の非接触通信は、装置同士が所定の距離以下に近接したときに行われる無線通信であればよい。
本発明の無線端末装置は、スマートフォンに限られず、タブレット端末や、フィーチャーフォン、携帯型ゲーム機等の無線端末装置であってもよい。また、本発明の無線端末装置は、カード型であってもよく、無線端末装置の形態については特に問わない。
本発明の収納装置は、収納される無線端末装置に応じた形状、寸法の収納部を備えていればよい。例えば、本発明の収納装置は、カード型の無線端末装置が収納される場合、カードケースのような形態であってもよい。
上述した実施形態の無線端末装置20の制御部21が実現する機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連係によって実現され得る。制御部21の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。
10…ジャケット型端末、10A…収納部、11,21…制御部、12,24…SE、13,25…CLFチップ、14…増幅部、15…第1アンテナ、16…第2アンテナ、17…電波遮蔽部材、20…無線端末装置、22…UI部、23…無線通信部、26…アンテナ、27…記憶部、30…R/W

Claims (10)

  1. 非接触通信を行う無線端末装置が収納される収納装置であって、
    収納された前記無線端末装置との間で、少なくとも第1通信規格の非接触通信の信号を送受信する第1アンテナと、
    第2通信規格の非接触通信を行うための通信制御部と、
    前記第1アンテナ、及び前記通信制御部と電気的に接続され、外部端末装置との間で、少なくとも前記第1通信規格、及び前記第2通信規格の非接触通信の信号を送受信する第2アンテナと
    を備える収納装置。
  2. 前記第1アンテナと、前記第2アンテナとを接続させる信号線上に設けられ、前記無線端末装置により行われる非接触通信の信号を増幅する増幅部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の収納装置。
  3. 前記無線端末装置と前記外部端末装置との間で、前記第1アンテナを介さないで非接触通信が行われることを防ぐ電波遮蔽部材
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の収納装置。
  4. 前記通信制御部は、
    前記第2アンテナを介して、前記第1通信規格の非接触通信の信号を受信した場合には、当該信号を前記第1アンテナへ供給する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の収納装置。
  5. 供給された信号に基づいて、所定の処理を実行する処理実行部を備え、
    前記通信制御部は、
    前記第2アンテナを介して、前記第2通信規格の非接触通信の信号を受信した場合には、当該信号を前記処理実行部へ供給する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の収納装置。
  6. 受信した前記第2通信規格の非接触通信の信号に基づく処理を、前記処理実行部、及び前記無線端末装置が実行可能である場合に、
    前記通信制御部は、
    当該処理を、前記処理実行部が行うべきと判定されたときには、受信した前記信号を前記処理実行部へ供給し、前記無線端末装置が行うべきと判定されたときには、当該信号を前記第1アンテナへ供給する
    ことを特徴とする請求項5に記載の収納装置。
  7. 前記通信制御部は、
    前記無線端末装置からの指示に従って、前記第2通信規格の非接触通信を停止させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の収納装置。
  8. 非接触通信を行う無線端末装置が収納される収納装置であって、
    第2通信規格の非接触通信を行うための通信制御部と、
    収納された前記無線端末装置と、外部端末装置との間で送受信される少なくとも第1通信規格の非接触通信の信号を中継し、前記通信制御部と、外部端末装置との間で送受信される前記第2通信規格の非接触通信の信号を中継するアンテナと
    を備える収納装置。
  9. 非接触通信を行うための通信制御部と、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の収納装置に収納されたときに、当該収納装置との間で非接触通信の信号を送受信するアンテナと、
    前記第1通信規格の非接触通信が行われる場合に、前記第2通信規格の非接触通信を停止させるように前記収納装置を制御する制御部と
    を備える無線端末装置。
  10. 非接触通信を行うための通信制御部と、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の収納装置に収納されたときに、当該収納装置との間で非接触通信の信号を送受信するアンテナと
    を備える無線端末装置のコンピュータに、
    前記第1通信規格の非接触通信が行われる場合に、前記第2通信規格の非接触通信を停止させるように前記収納装置を制御するステップ
    を実行させるためのプログラム。
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