JP2016085537A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. クラスファイルに含まれるバイトコードを用いて処理を実行する複数のアプリケーションを備えた情報処理装置であって、
   １のアプリケーションに対応するクラスファイルに、当該クラスファイルに含まれるバイトコードを実行することにより生成されるオブジェクトが使用するリソースの情報を集計するための第一のバイトコードを挿入する挿入手段と、
   アプリケーションがオブジェクトを生成した場合に、当該アプリケーションが生成したオブジェクトが使用したリソースの情報を集計する集計手段と
   を備え、
   前記第一のバイトコードが実行されることにより、当該第一のバイトコードを実行した前記１のアプリケーションが識別され、識別された前記１のアプリケーションと生成したオブジェクトが使用するリソースの情報とが対応付けて記憶部に登録され、前記記憶部に登録された情報に基づいて、前記集計手段によりアプリケーションごとのリソースの使用量が集計されることを特徴とする情報処理装置。
2. 前記挿入手段は更に、新たなオブジェクトを生成するクラスのクラスファイルに、前記第一のバイトコードによる処理が実行中か否かを判定するための第二のバイトコードを挿入し、
   前記第二のバイトコードが実行されることにより、前記第一のバイトコードによる処理が実行中に前記新たなオブジェクトが生成されたと判定された場合には、前記新たなオブジェクトに対して前記第一のバイトコードによる処理を行わないように制御されることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記挿入手段は更に、アプリケーションを前記情報処理装置にインストールする際に、当該アプリケーションに対応する管理テーブルを生成するための第三のバイトコードを挿入し、
   前記第三のバイトコードが実行されることにより、前記アプリケーションに対応する管理テーブルが前記記憶部に生成され、
   前記第一のバイトコードが実行された際に、前記１のアプリケーションが生成したオブジェクトが使用するリソースの情報は、前記１のアプリケーションに対応する管理テーブルに登録されることを特徴とする請求項１または２に記載の情報処理装置。
4. 前記挿入手段は更に、集計の対象となるアプリケーションを設定するための第四のバイトコードを挿入し、
   前記第一のバイトコードが実行された場合、前記第四のバイトコードが実行された際に設定されるアプリケーションが、前記集計手段により、対象として集計されることを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
5. 前記第四のバイトコードは、ユーザにより前記情報処理装置に新たにインストールされたアプリケーションを対象とするように構成されることを特徴とする請求項４に記載の情報処理装置。
6. 前記挿入手段は更に、集計する対象となるリソースの種類を設定するための第五のバイトコードを挿入し、
   前記第一のバイトコードが実行された場合、前記第五のバイトコードが実行された際に設定されるリソースが、前記集計手段により、対象として集計されることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか一項に記載の情報処理装置。
7. 前記リソースの種類は、メモリ、スレッド、ソケット、およびファイルディスクリプタの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項６に記載の情報処理装置。
8. クラスファイルに含まれるバイトコードを用いて処理を実行する複数のアプリケーションを備えた情報処理装置の制御方法であって、
   挿入手段が、１のアプリケーションに対応するクラスファイルに、当該クラスファイルに含まれるバイトコードを実行することにより生成されるオブジェクトが使用するリソースの情報を集計するための第一のバイトコードを挿入する挿入工程と、
   集計手段が、アプリケーションがオブジェクトを生成した場合に、当該アプリケーションが生成したオブジェクトが使用したリソースの情報を集計する集計工程と
   を有し、
   前記第一のバイトコードが実行されることにより、当該第一のバイトコードを実行した前記１のアプリケーションが識別され、識別された前記１のアプリケーションと生成したオブジェクトが使用するリソースの情報とが対応付けて記憶部に登録され、前記記憶部に登録された情報に基づいて、前記集計手段によりアプリケーションごとのリソースの使用量が集計されることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
9. コンピュータを、
   クラスファイルに含まれるバイトコードを用いて処理を実行する複数のアプリケーションのうちの１のアプリケーションに対応するクラスファイルに、当該クラスファイルに含まれるバイトコードを実行することにより生成されるオブジェクトが使用するリソースの情報を集計するための第一のバイトコードを挿入する挿入手段、
   アプリケーションがオブジェクトを生成した場合に、当該アプリケーションが生成したオブジェクトが使用したリソースの情報を集計する集計手段
   として機能させ、
   前記第一のバイトコードが実行されることにより、当該第一のバイトコードを実行した前記１のアプリケーションが識別され、識別された前記１のアプリケーションと生成したオブジェクトが使用するリソースの情報とが対応付けて記憶部に登録され、前記記憶部に登録された情報に基づいて、前記集計手段によりアプリケーションごとのリソースの使用量が集計されることを特徴とするプログラム。