JP2016081364A - 情報通知プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影画像から棚に陳列された商品の状態を監視して、商品整理が必要か否かを判定するための基準状態を抽出する情報通知プログラム及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、カメラ13で撮影した画像から店員が棚の商品整理をしたか否か判定する店員行動判定手段103と、店員行動判定手段103が商品整理をしたと判定した場合、棚の状態を基準状態情報112として抽出する基準状態抽出手段104と、基準状態情報112に基づいて棚の変化を検出する棚変化検出手段106と、棚変化検出手段106が変化を検出した場合、当該変化を通知する通知手段107とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報通知プログラム及び情報処理装置に関する。
従来の技術として、商品陳列棚に重量センサを設置して重量計測値の時間変化の大きさから万引き行為を特定する情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された情報処理装置は、小売店舗における商品陳列棚に重量センサを設置し、棚上商品の重量をリアルタイムに監視して、商品が棚から取り上げられたことによる重量変化を計測し、予め定めた時間内の重量計測値の変化分の大きさから万引き行為を特定する。
特開2009−72391号公報
本発明の目的は、撮影画像から棚に陳列された商品の状態を監視して、商品整理が必要か否かを判定するための基準状態を抽出する情報通知プログラム及び情報処理装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の情報通知プログラム及び情報処理装置を提供する。
[1]コンピュータを、
カメラで撮影した画像から店員が棚の商品整理をしたか否か判定する店員行動判定手段と、
前記店員行動判定手段が商品整理をしたと判定した場合、商品整理後の画像から前記棚の状態を基準状態として抽出する基準状態抽出手段と、
前記基準状態を抽出した後の前記棚の状態と前記基準状態とに基づいて前記棚の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段が変化を検出した場合、当該変化を通知する通知手段として機能させるための情報通知プログラム。
[2]カメラで撮影した画像から客の行動が棚に対するものか否か判定する客行動判定手段として機能させ、
前記検出手段は、前記客行動判定手段が棚に対するものと判定した場合、前記棚の状態を抽出し、前記基準状態と比較して変化を検出する前記[1]に記載の情報通知プログラム。
[3]カメラで撮影した画像から店員が棚の商品整理をしたか否か判定する店員行動判定手段と、
前記店員行動判定手段が商品整理をしたと判定した場合、商品整理後の画像から前記棚の状態を基準状態として抽出する基準状態抽出手段と、
前記基準状態を抽出した後の前記棚の状態と前記基準状態とに基づいて前記棚の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段が変化を検出した場合、当該変化を通知する通知手段とを有する情報処理装置。
請求項1又は3に係る発明によれば、撮像画像から棚に陳列された商品の状態を監視して、商品整理が必要か否かを判定するための基準状態を抽出することができる。
請求項2に係る発明によれば、客が棚に対して行動した場合に棚の状態変化を検出することができる。
図1は、実店舗の構成例を示す概略図である。 図2は、実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、店員行動情報の構成の一例を示す概略図である。 図4は、基準状態情報の構成の一例を示す概略図である。 図5は、客行動情報の構成の一例を示す概略図である。 図6は、棚状態情報の構成の一例を示す概略図である。 図7(a)−(c)は、基準状態抽出動作を説明するための図である。 図8(a)−(c)は、棚変化検出動作を説明するための図である。
[実施の形態]
(実店舗の構成)
図1は、実店舗の構成例を示す概略図である。
実店舗2は、例えば、衣服店、雑貨店、食品店、コンビニエンスストア等の小売店であって、棚20a−20dに設置された複数の商品200、店舗の入口21、レジ22等の実店舗2に配置されたもの(以下、「対象物」という。)を有する。なお、商品200は商品単体であってもよいし、商品カテゴリを示すものであってもよい。また、対象物には上記した例の他、トイレ、コピー機、キャッシュディスペンサー、自動販売機等であってもよい。また、据え置き型であってもよいし、実店舗2内を移動するものであってもよい。
実店舗2において、入口21から入ってきた客3a、3bは、棚20a−20dの商品200を見たり探したりしながら、所望のものがあった場合には手に取ってレジ22において店員4bの操作によって会計を済ます。レジ22において会計がなされると、POSシステム(Point of sale system)等の売り上げデータが保存される。
また、図示する例では、店員4aは客3a、3bの接客をし、店員4cは棚20cの整理をしている。また、店員4a−4cは、接客、商品整理、会計の他、見回り、呼び込み等の行動をする。
実店舗2にはカメラ13が設置されており、後述する情報処理装置1はカメラ13で撮像された動画から人物として店員4a−4c及び客3a、3bの位置を認識するとともに、当該位置を時系列で記録することで店員4a−4c及び客3a、3bの行動を認識する。また、情報処理装置1は、カメラ13で撮像された動画から対象物の位置、特に棚20a−20d及び商品200の位置を認識し、商品200の位置が店員4a−4cによって整理された後に、客3a、3bによって、商品の位置が変更された場合に、商品の位置が変更された旨を店員4a−4cに通知するものである。なお、商品200を例に説明するが、商品200に限らず、他の対象物の位置が変更された場合に通知するようにしてもよい。
なお、カメラ13は図中において単体を示しているが、複数台用意してもよく、通常のカメラの他、全方位カメラを用いることもできる。また、カメラ13は動画を撮像するものであってもよいし、予め定めた間隔で静止画を撮像するものであってもよい。また、カメラ13の設置位置は予め登録されているものとし、撮影した動画の画像中の座標と実店舗2内の位置座標とが対応付けられているものとする。
なお、ここで「動画」とは、時系列に沿って撮像された複数フレーム(静止画)の集合であり、当該複数フレームは時系列に沿って再生される。
(情報処理装置の構成)
図2は、実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、各部を制御するとともに、各種のプログラムを実行する制御部10と、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成され情報を記憶する記憶部11と、ネットワークを介して外部と通信する通信部12と、動画又は静止画を撮像可能なカメラ13とを備える。
制御部10は、後述する情報通知プログラム110を実行することで、動画受付手段100、人物抽出手段101、棚抽出手段102、店員行動判定手段103、基準状態抽出手段104、客行動判定手段105、棚変化検出手段106及び通知手段107等として機能する。
動画受付手段100は、カメラ13で撮像されて生成された動画情報を受信する。
人物抽出手段101は、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに人物の画像が含まれている場合に当該人物を抽出する。なお、人物抽出手段101は、当該人物が複数いる場合はそれぞれを識別するものとし、予め登録された人物(店員等)については、予め登録された画像に基づいて識別するものとしてもよい。予め登録された画像を特徴量に変換しておいてもよい。特徴量は、一例として、画像中からDifference of Gaussians演算により特徴点を抽出し、特徴点からSIFT特徴量を抽出して得られる。また、特徴量の他の例として、抽出された特徴点とその上位スケールの点との勾配情報から生成されるFIT(Fast Invariant Transform)特徴量を用いてもよい。
棚抽出手段102は、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに棚の画像が含まれている場合に当該棚及び棚に置かれた商品を抽出する。
店員行動判定手段103は、人物抽出手段101が抽出した人物のうち店員を時間経過とともに監視し、当該店員の行動内容が棚の商品整理か否か判定する。判定方法は、一例として、店員が棚から予め定めた範囲内に予め定めた時間以上いた場合に棚の商品整理をしたとして判定する。判定結果は店員行動情報111として記憶部11に格納される。また、カメラ13で撮像した画像を用いて、店員の行動内容を特定してもよい。店員の行動内容の特定方法としては、予め定め登録した行動内容(店員の商品整理に関する動作等)とのマッチングを行う、店員のオプティカルフロー等の手法を用いることができる。なお、棚にある商品を整理する行動内容と、棚にある商品を乱す行動内容と、を識別することが困難な場合がある。そのため、人物抽出手段101が抽出した人物が、客でなく店員である場合は、店員の行動内容が商品整理であると判定してもよい。
基準状態抽出手段104は、店員行動判定手段103が、店員が商品整理をしたと判定した場合に、店員が商品整理をした後の棚の商品の状態を基準状態として抽出する。基準状態は基準状態情報112として記憶部11に格納される。たとえば、店員が、商品単位で商品を整理したと判定した場合には、それぞれの商品単体の状態を基準状態としてもよい。また、棚単位で商品を整理したと判定した場合には、棚単位で複数の商品の状態を基準状態としてもよい。また、棚を複数のエリアに分割して、当該エリア単位で複数の商品の状態を基準状態としてもよい。
客行動判定手段105は、人物抽出手段101が抽出した人物のうち客を時間経過とともに監視し、当該客の行動内容が棚の商品に対するものか否か判定する。判定方法は、一例として、客が棚から予め定めた範囲内に予め定めた時間以上いた場合に棚の商品に対する行動として判定する。判定結果は客行動情報113として記憶部11に格納される。また、他の例として、カメラ13で撮像した画像を用いて、客の行動内容を特定してもよい。客の行動内容の特定方法としては、予め定め登録した行動内容とのマッチングを行う、店員のオプティカルフロー等の手法を用いることができる。なお、客が棚にある商品を整理する場合もある。客行動判定手段105は、客が棚にある商品を整理したと判定した場合には、商品を整理した旨の情報を客行動情報113として記憶部11に格納する。
しかしながら、商品を整理する行動内容と、商品を乱す行動内容と、を識別することが困難な場合がある。そのため、人物抽出手段101が抽出した人物が客である場合は、客が商品に対して行動をした(又は商品を乱した)旨を客行動情報113として記憶部11に格納する。
棚変化検出手段106は、客行動判定手段105が、客が商品に対して行動をしたと判定した場合に、客が立ち去った後の棚の商品の状態を棚状態情報114として抽出し、基準状態情報112と比較することで変化を検出する。
通知手段107は、棚変化検出手段106が変化を検出した場合、当該変化を検出した棚に商品整理の必要があるとして店員に通知する。通知の手段としては、店員が携帯する端末に情報を通知したり、店内のモニタに情報を通知したり、警告灯を点灯させる方法、店内アナウンスで通知する方法等が挙げられる。
記憶部11は、制御部10を上述した各手段100−107として動作させる情報通知プログラム110、店員行動情報111、基準状態情報112、客行動情報113及び棚状態情報114等を記憶する。
(情報処理装置の動作)
次に、本実施の形態の作用を、(1)基準状態抽出動作、(2)棚変化検出動作、(3)通知動作に分けて説明する。
(1)基準状態抽出動作
まず、カメラ13は実店舗2内において、棚20a−20dを撮影する。以下においては説明のため、棚20aを撮影した場合について説明する。
図7(a)−(c)は、基準状態抽出動作を説明するための図である。
図7(a)に示すように、棚20aは商品200a−200eが陳列されている。
次に、図7(b)に示すように、店員4cが棚20aに近づいて商品200a−200eの配置を整理し、図7(c)に示す状態とする。
上記した図7(a)−(c)に示す棚20aの商品200a−200eの陳列の状態はカメラ13により撮影され、カメラ13は動画情報を生成する。
次に、情報処理装置1の動画受付手段100は、カメラ13で撮像されて生成された動画情報を受信する。
次に、人物抽出手段101は、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに人物の画像が含まれている場合に当該人物を抽出する。ここでは店員4cを抽出する。店員の抽出方法としては、予め登録した店員の顔画像とのマッチング、ユニフォームやネームプレートとのマッチングによるものが挙げられる。また、棚毎にRFIDを設置し、店員が携帯する読取装置でRFIDの情報を読み取り、読み取った時間と棚を特定してもよいし、上記した方法と併用してもよい。
次に、棚抽出手段102は、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに棚の画像が含まれている場合に当該棚及び棚に置かれた商品を抽出する。ここでは、棚20a及び商品200a−200eを抽出する。
次に、店員行動判定手段103は、人物抽出手段101が抽出した店員4cを時間経過とともに監視し、当該店員4cの行動内容が棚の商品整理か否か判定する。判定方法は、一例として、店員4cが棚20aから予め定めた範囲内に予め定めた時間以上いた場合に棚20aの商品整理をしたとして判定する。判定結果は店員行動情報111として記憶部11に格納される。
図3は、店員行動情報111の構成の一例を示す概略図である。
店員行動情報111は、各行動を識別するナンバーと、商品整理をした店員を識別する店員IDと、商品整理をした棚を識別する棚IDと、商品整理をした時間とを有する。なお、これらの情報の他、棚の前に滞留した時間、棚との距離、商品に触れたか否か、商品をつかんだか否か、これらの情報を総合的に判断して商品整理したか否か等の情報を有してもよい。
次に、基準状態抽出手段104は、店員行動判定手段103が、店員4cが商品整理をしたと判定した場合に、店員4cが商品整理をした後の棚20aの商品200a−200eの状態を基準状態として抽出する。基準状態は基準状態情報112として記憶部11に格納される。
図4は、基準状態情報112の構成の一例を示す概略図である。
基準状態情報112は、棚及び棚の位置(段数)を識別する棚IDと、棚に陳列された商品を識別する商品IDとを有する。例えば、棚ID「1−1st」とは棚「1」の上から「1st」の段を示し、商品ID「AAB」とは商品「A」、「A」、「B」が右から順に並べられていることを示しており、図7(c)又は図8(a)の棚20aの最上段の状態に対応したものである。なお、この例では、店員が棚及び棚の位置(段数)単位で商品整理したと判定している。これに限らず、店員が商品単位で商品整理したと判定した場合には、判定した商品単位で基準情報112の作成や更新を行うことができる。また、同様に棚単位で基準情報112の作成や更新を行ってもよい。
(2)棚変化検出動作
図8(a)−(c)は、棚変化検出動作を説明するための図である。
「(1)基準状態抽出動作」と同様に、カメラ13は実店舗2内において、棚20aを撮影する。
図8(a)に示すように、棚20aは店員4cによって整理された商品200a−200eが陳列されている。
次に、図8(b)に示すように、客3aが棚20aに近づいて商品200cを手に取ったり、他の商品を手に取って棚20aに戻したりし、図8(c)に示す状態とする。
上記した図8(a)−(c)に示す棚20aの商品200a−200eの陳列の状態はカメラ13により撮影され、カメラ13は動画情報を生成する。
次に、情報処理装置1の動画受付手段100は、カメラ13で撮像されて生成された動画情報を受信する。
次に、人物抽出手段101は、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに人物の画像が含まれている場合に当該人物を抽出する。ここでは客3aを抽出する。客の抽出方法としては、再来店の場合は前回の来店時に登録した顔画像とのマッチングによるものが挙げられる。
次に、客行動判定手段105は、人物抽出手段101が抽出した客3aを時間経過とともに監視し、当該客3aの行動内容が棚20aの商品200a−200eに対するものか否か判定する。判定結果は客行動情報113として記憶部11に格納される。また、棚毎にRFIDを設置し、客が携帯する読取装置でRFIDの情報を読み取り、読み取った時間と棚を特定してもよいし、上記した方法と併用してもよい。また、客が携帯する電話等の端末と実店舗2内の通信端末との通信機能を用いてiBeacon(登録商標)等の技術を利用し、客が棚に近づいたことを判定してもよい。
図5は、客行動情報113の構成の一例を示す概略図である。
客行動情報113は、各行動を識別するナンバーと、棚の商品を手にとったりして行動した客を識別する客IDと、棚を識別する棚IDと、行動をした時間とを有する。なお、これらの情報の他、棚の前に滞留した時間、棚との距離、商品に触れたか否か、商品をつかんだか否か、これらの情報を総合的に判断して、客が商品を乱したか否かの情報を有してもよい。なお、これらの情報を総合的に判断して、客が商品を整理したか否か等の情報を有してもよい。
次に、棚変化検出手段106は、客行動判定手段105が、客が商品に対して行動をしたと判定した場合に、客が立ち去った後の棚の商品の状態を棚状態情報114として抽出し、基準状態情報112と比較することで変化を検出する。変化の検出方法としては、基準状態の棚の画像とその後の棚の画像とを比較して、乱れ度算出方法(特許第3908047号、特許第4473676号)等を利用してもよい。なお、棚変化検出手段106は、客行動判定手段105が、客が商品に対して整理行動をしたと判定した場合(又は客が商品を乱さなかった場合)には、棚の状態は変化していないと判断し、棚の商品の状態変化を検出しなくてもよい。
図6は、棚状態情報114の構成の一例を示す概略図である。
棚状態情報114は、棚及び棚の位置(段数)を識別する棚IDと、棚に陳列された商品を識別する商品IDとを有する。例えば、棚ID「1−1st」とは棚「1」の上から「1st」の段を示し、商品ID「ACB」とは商品「A」、「C」、「B」が右から順に並べられていることを示しており、図8(c)の棚20aの最上段の状態に対応したものである。
上記した例では、棚ID「1−1st」の左から2つ目の商品「A」が「C」に入れ替わっており、棚ID「1−2nd」の左から2つ目の商品「C」が無くなっており、棚ID「1−3rd」の「DDE」が「E−D」となっている。つまり、9つの位置のうち5つの位置において商品が異なっている又は無くなっている。実際には上記乱れ度算出方法を用いるが説明を簡略化するために、9つの位置のうち3つ以上の位置において商品が異なっている又は無くなっている場合に変化を検出するとすれば、棚変化検出手段106は上記した棚20aに変化を検出する。
(3)通知動作
通知手段107は、棚変化検出手段106が変化を検出した場合、当該変化を検出した棚に商品整理の必要があるとして店員に通知する。通知の手段としては、店員が携帯する端末に情報を通知したり、店内のモニタに情報を通知したり、警告灯を点灯させる方法、店内アナウンスで通知する方法等が挙げられる。
(実施の形態の効果)
上記した実施の形態によれば、店員が商品整理した後の棚の状態を基準状態情報112として記憶し、客が棚に対して行動した後の棚の状態と基準状態とを比較して変化を検出するようにしたため、棚に陳列された商品の状態を監視して、棚の商品整理が必要となった旨を通知することができる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々な変形が可能である。
上記した本実施の形態においては、実店舗2における、店員及び客の行動並びに棚の商品整理の要、不要を通知するものであったが、実店舗2に限られるものではなく、構造物内における店員及び客の行動並びに対象物の整理の要、不要を通知するものであってもよい。たとえば、構造物としては、飲食店、ショッピングモール、ビル、空港、駅、病院、学校、レジャー施設などが挙げられる。また、飛行機や船舶等のように移動するものであってもよい。たとえば、飲食店の場合は、客により席やテーブルが移動され、席やテーブルの整理が必要である場合は店員に通知してもよい。
上記実施の形態では制御部10の各手段100〜107の機能をプログラムで実現したが、各手段の全て又は一部をASIC等のハードウエアによって実現してもよい。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等の記録媒体に記憶して提供することもできる。また、上記実施の形態で説明した上記ステップの入れ替え、削除、追加等は本発明の要旨を変更しない範囲内で可能である。
1 情報処理装置
2 実店舗
3a、3b 客
4a−4c 店員
10 制御部
11 記憶部
12 通信部
13 カメラ
20a−20d 棚
21 入口
22 レジ
100 動画受付手段
101 人物抽出手段
102 棚抽出手段
103 店員行動判定手段
104 基準状態抽出手段
105 客行動判定手段
106 棚変化検出手段
107 通知手段
110 情報通知プログラム
111 店員行動情報
112 基準状態情報
113 客行動情報
114 棚状態情報
200a−200e 商品

Claims (3)

  1. コンピュータを、
    カメラで撮影した画像から店員が棚の商品整理をしたか否か判定する店員行動判定手段と、
    前記店員行動判定手段が商品整理をしたと判定した場合、商品整理後の画像から前記棚の状態を基準状態として抽出する基準状態抽出手段と、
    前記基準状態を抽出した後の前記棚の状態と前記基準状態とに基づいて前記棚の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段が変化を検出した場合、当該変化を通知する通知手段として機能させるための情報通知プログラム。
  2. カメラで撮影した画像から客の行動が棚に対するものか否か判定する客行動判定手段として機能させ、
    前記検出手段は、前記客行動判定手段が棚に対するものと判定した場合、前記棚の状態を抽出し、前記基準状態と比較して変化を検出する請求項1に記載の情報通知プログラム。
  3. カメラで撮影した画像から店員が棚の商品整理をしたか否か判定する店員行動判定手段と、
    前記店員行動判定手段が商品整理をしたと判定した場合、商品整理後の画像から前記棚の状態を基準状態として抽出する基準状態抽出手段と、
    前記基準状態を抽出した後の前記棚の状態と前記基準状態とに基づいて前記棚の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段が変化を検出した場合、当該変化を通知する通知手段とを有する情報処理装置。
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