JP2016081314A - 印刷指示装置及びプリンタドライバ - Google Patents

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Abstract

【課題】あるプリンタドライバの設定を他のプリンタドライバの設定に適切に反映させる。【解決手段】複数のプリンタドライバがインストールされる印刷指示装置であって、前記複数のプリンタドライバは、各々、印刷指示を行う印刷装置の機能に応じた項目が設定可能であり、各々の項目に対する設定値が予め登録されており、前記複数のプリンタドライバの中から選択される所定のプリンタドライバは、1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシーを決定し、決定した前記設定ポリシーを記憶部の所定の記憶領域に保存し、前記所定のプリンタドライバを除く他のプリンタドライバは、前記記憶部の前記所定の記憶領域に前記設定ポリシーが保存されている場合に、前記設定ポリシーに関連する1又は複数の項目の設定値を前記設定ポリシーに応じて変更する。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷装置に印刷を指示する印刷指示装置及び当該印刷指示装置で動作するプリンタドライバに関する。
プリンタや複合機(MFP:Multi Function Peripheral)などの印刷装置に印刷を指示する場合、コンピュータ装置にインストールされているアプリケーションを用いて文書を作成した後、文書のデータを、印刷装置を制御するためのソフトウェア(プリンタドライバ)を用いてページ記述言語(PDL:Page Description Language)形式の印刷データに変換して印刷装置に送信し、印刷装置では、印刷データを解析して中間データを生成した後、ビットマップ形式の画像を形成し、用紙に画像を転写して出力する。
上記印刷に際して、近年、印刷コストの削減が叫ばれており、モノクロ印刷にしたり、両面印刷にしたりして、用紙やトナーなどの消耗品の削減を図っている。しかしながら、現在のプリンタドライバの多くは、片面印刷がデフォルトの設定になっていたり、カラー機種のプリンタドライバはカラー印刷がデフォルトの設定になっていたりするため、ユーザの要望と必ずしも合致していない。
このような場合、ユーザはプリンタドライバのUI(User Interface)画面を操作してデフォルトの設定を変更することになるが、複数台の印刷装置を管理している企業のIT管理者などは、台数分の設定を変更しなければならないため、大きな負担となっている。このような背景から、あるプリンタドライバの設定を他のプリンタドライバに反映させるための様々な方法が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、コンピュータを、記憶手段に記憶されている設定変更対象の複数のデバイスドライバのうちの少なくとも1つのデバイスドライバに対し、前記少なくとも1つのデバイスドライバによって表示手段に表示される設定画面を介して設定を変更可能な項目のうち、初期値変更対象の項目と当該項目の初期値を指定する第1の指定、管理者以外の利用者による前記設定画面を介しての設定変更を禁止する項目を指定する第2の指定、及び、管理者以外の利用者に対しての前記設定画面への表示を禁止する項目を指定する第3の指定の少なくとも1つを行うための指定画面を表示手段に表示させる表示制御手段、及び、受付手段によって受け付けされた前記第1の指定、前記第2の指定及び前記第3の指定の少なくとも1つに基づいて、前記複数のデバイスドライバの設定を各々変更するか、又は、前記設定画面が表示される際にデバイスドライバによって参照され、前記設定を変更可能な項目毎に、その初期値と、前記設定画面を介しての設定変更の禁止の有無及び前記設定画面への表示の有無の少なくとも一方と、を規定する設定情報を、前記複数のデバイスドライバについて各々作成又は変更する変更手段として機能させるための設定変更プログラムが開示されている。
また、下記特許文献2には、予め認証されている認証対象のファイルと、前記認証対象のファイルの認証情報が記述された認証情報ファイルと、動作を規定するデフォルト設定ファイルとを有し、情報処理装置にインストールされる際、前記認証対象のファイルから生成された認証情報と前記認証情報ファイルの認証情報との比較による認証を受けるプログラムであって、CPUに、情報処理装置に予め定められたファイル名の設定ファイルが存在する場合、前記設定ファイルに記述された設定データを、当該プログラムが格納される第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域に登録するデータ登録ステップと、前記第2の記憶領域に前記設定データが記憶されているか否かを判定する判定ステップと、前記設定データが記憶されていると判定された場合、前記設定データを当該プログラムの動作に反映させる設定反映処理ステップと、を実行させるプログラムが開示されている。
特開2011−096100号公報 特開2013−190897号公報
特許文献1、2の技術を利用して、第1のプリンタドライバの設定を第2のプリンタドライバに反映させることは可能であるが、従来の技術は設定値そのものをコピーするものであり、第1のプリンタドライバが印刷指示を行う第1のプリンタと、第2のプリンタドライバが印刷指示を行う第2のプリンタと、で機能が異なる場合、第1のプリンタドライバの設定の思想(設定ポリシーと呼ぶ。)を第2のプリンタドライバの設定に反映させることができない場合が生じる。例えば、用紙削減の観点から第1のプリンタドライバのある機能に対して所定の設定を行った場合、第2のプリンタにその機能がなければ、第2のプリンタドライバの設定を用紙削減が実現可能な設定に変更することができない。
また、特許文献1は、Point and Printにてサーバ側で設定した値をクライアントにインストールするインストールパッケージに反映させるものであり、特許文献2は、各機能のデフォルト定義を設定ファイルとして保存し、プリンタドライバのインストール時に設定ファイルに応じて設定値を変更するものであるが、これらの技術では、同じコンピュータ装置内に既にインストールされているプリンタドライバに設定を反映させることができないという問題もある。
また、特許文献2には、各機能のデフォルト定義をツールで読み込むものであるため、専用のツールが必要になり、汎用性に欠けるという問題もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、あるプリンタドライバの設定を他のプリンタドライバの設定に適切に反映させることができる印刷指示装置及びプリンタドライバを提供することにある。
本発明の一側面は、複数のプリンタドライバがインストールされる印刷指示装置であって、前記複数のプリンタドライバは、各々、印刷指示を行う印刷装置の機能に応じた項目が設定可能であり、各々の項目に対する設定値が予め登録されており、前記複数のプリンタドライバの中から選択される所定のプリンタドライバは、1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシーを決定し、決定した前記設定ポリシーを記憶部の所定の記憶領域に保存し、前記所定のプリンタドライバを除く他のプリンタドライバは、前記記憶部の前記所定の記憶領域に前記設定ポリシーが保存されている場合に、前記設定ポリシーに関連する1又は複数の項目の設定値を前記設定ポリシーに応じて変更することを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷装置に印刷指示を行う装置にインストールされるプリンタドライバであって、前記装置に、前記印刷装置の機能に応じた項目が設定可能に表示される印刷設定画面を表示部に表示させて、1又は複数の項目を設定させる設定処理、前記1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシーを決定し、決定した前記設定ポリシーを記憶部の所定の記憶領域に保存する設定ポリシー決定処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷装置に印刷指示を行う装置にインストールされるプリンタドライバであって、前記装置に、前記装置にインストールされた他のプリンタドライバが1又は複数の項目の設定値に基づいて決定した設定ポリシーが記憶部の所定の記憶領域に保存されている場合に、前記印刷装置の機能に応じた項目の内の前記設定ポリシーに関連する1又は複数の項目の設定値を前記設定ポリシーに応じて変更する設定ポリシー反映処理、前記設定値を変更した印刷設定画面を表示部に表示させる表示処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の印刷指示装置及びプリンタドライバによれば、あるプリンタドライバの設定を他のプリンタドライバの設定に適切に反映させることができる。
その理由は、複数のプリンタドライバがインストールされる印刷指示装置において、所定のプリンタドライバは、1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシーを決定し、決定した設定ポリシーを所定の記憶領域に保存し、他のプリンタドライバは、所定の記憶領域に設定ポリシーが保存されている場合に、設定ポリシーに関連する項目を特定し、その中の少なくとも1つの項目の設定値を設定ポリシーに応じて変更する制御を行うからである。
本発明の第1の実施例に係る印刷指示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷指示装置の機能及び処理の概略を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷指示装置における設定ポリシー決定処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷指示装置における設定ポリシー反映処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷指示装置における設定ポリシー消去処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る一括設定ダイアログの一例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る代表プリンタドライバの印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るレベル設定ダイアログの一例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るメッセージダイアログの一例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る機種A用のプリンタドライバの印刷設定画面の一例である。 本発明の第1の実施例に係る機種B用のプリンタドライバの印刷設定画面の一例である。 本発明の第2の実施例に係る印刷指示装置における設定ポリシー決定処理を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る一括設定ダイアログの一例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る設定ポリシー手動設定ダイアログの一例を示す図である。
背景技術で示したように、印刷コストを削減するためにプリンタドライバの設定を変更(機能に応じた項目の設定値を変更)する際、複数台のプリンタを管理している管理者などは、台数分の設定を変更しなければならず負荷が大きいことから、あるプリンタドライバの設定を他のプリンタドライバに反映させるための様々な方法が提案されている。しかしながら、従来の技術は、あるプリンタドライバの設定値をそのまま他のプリンタドライバにコピーするものであるため、各々のプリンタドライバが印刷指示を行うプリンタの機能が異なる場合、設定を適切に反映させることができないという問題がある。
例えば、用紙削減を図るために、第1のプリンタドライバの印刷種類を両面印刷に設定した場合、第2のプリンタドライバが印刷指示を行う第2のプリンタに両面印刷の機能がなければ、当該第2のプリンタでは用紙削減を図ることができない。また、トナー削減を図るために、第1のプリンタドライバのトナーセーブ機能をオンに設定した場合、第2のプリンタドライバが印刷指示を行う第2のプリンタにトナーセーブの機能がなければ、当該第2のプリンタではトナー削減を図ることができない。
また、従来の技術は、プリンタのインストール時に他のプリンタドライバの設定を反映させるものであるため、同じコンピュータ装置内に既にインストールされているプリンタドライバに対して設定を反映させることができない。また、特許文献2のように、各機能のデフォルト定義を専用のツールで読み込む方法では、専用のツールを用意する必要があり、汎用性に欠ける。
ここで、用紙削減という思想には、両面に印刷することも複数ページを集約して印刷する(ページ割付と呼ぶ。)ことも含まれ、両面印刷の機能がないプリンタでもページ割付に設定を変更することによって用紙削減を図ることができる。また、両面印刷の機能がある場合でも、両面印刷に加えて、ページ割付に設定を変更することによって更なる用紙削減を図ることができる。また、トナー削減という思想には、トナーセーブ機能をオンにすることもカラーの原稿をモノクロ印刷することも含まれ、トナーセーブの機能がないプリンタでもモノクロ印刷に設定を変更することによってトナー削減を図ることができる。また、トナーセーブの機能がある場合でも、トナーセーブに加えて、モノクロ印刷に設定を変更することによって更なるトナー削減を図ることができる。すなわち、設定反映元の第1のプリンタドライバにあり、設定反映先の第2のプリンタドライバにない項目や、設定反映元の第1のプリンタドライバで設定されていない項目であっても、同じ思想に属する設定を変更することによってその思想を実現することが可能である。
そこで、本発明の一実施の形態では、同一のコンピュータ装置内にインストールされている複数のプリンタドライバのデフォルトの設定を変更するにあたり、代表のプリンタドライバの設定をそのまま他のプリンタドライバに反映させるのではなく、設定の思想(設定ポリシー)を伝えて、設定される側の他のプリンタドライバは、その設定ポリシーに見合った設定に変更するようにする。
具体的には、代表のプリンタドライバでは、1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシーを決定し、必要に応じて、設定ポリシーを反映させる設定レベルを決定し、決定した設定ポリシー(及び設定レベル)をレジストリ等の所定の記憶領域に書き込む。そして、他のプリンタドライバは、レジストリに設定ポリシー(及び設定レベル)が格納されている場合、設定ポリシーに関連する項目の中から自身がサポートしている項目を特定し、特定した項目の設定値を設定ポリシーに応じた設定値に変更する。
このように、本発明では、単に代表のプリンタドライバの設定値を反映させるのではなく、設定ポリシーを反映させるため、代表のプリンタドライバで設定されている項目について、設定される側の他のプリンタドライバがその項目の機能をサポートしていない場合であっても、設定ポリシーに関連する他の項目を設定することができる。また、代表のプリンタドライバで設定されている項目について、設定される側の他のプリンタドライバがその項目の機能をサポートしている場合に、その項目に代えて若しくはその項目と共に設定ポリシーに関連する他の項目を設定することができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る印刷指示装置及びプリンタドライバについて、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷指示装置のハードウェア構成を示すブロック図であり、図2は、印刷指示装置の機能及び処理の概略を示すブロック図である。また、図3乃至図5は、本実施例の印刷指示装置の処理を示すフローチャート図であり、図6乃至図11は、本実施例の印刷指示装置に表示される画面の一例を示す図である。
本実施例の印刷指示装置10は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、図1に示すように、制御部11と記憶部12と通信I/F部13と表示部14と操作部15などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aと、ROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU11aは、印刷指示装置10の動作を制御するプログラム、OS(Operating System)、アプリケーション、アプリケーションで作成した文書のデータをプリンタが解釈可能な言語(PCL(Printer Control Language)やPS(Post Script)などのPDL)に変換して印刷データを作成し、印刷を指示するデバイスドライバ(プリンタドライバ)などをROM11bや記憶部12から読み出し、RAM11cに展開して実行する。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、プリンタドライバの設定情報(Devmode構造体やレジストリ)、設定ポリシーを反映させるために使用する情報(設定ポリシーとカテゴリと機能とを関連付けるテーブル)、自装置の処理機能に関する情報などを格納する。
通信I/F部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、ネットワークを介して繋がっている機器との接続を確立し、データの送受信を実行する。具体的には、プリンタに印刷データを送信したり、プリンタから装置情報を受信したりする。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、プリンタドライバの設定画面、他のプリンタドライバに設定ポリシーを反映させるためのダイアログなどを表示する。操作部15は、キーボードやマウス、表示部14上に形成されたタッチセンサなどで構成され、印刷設定や設定ポリシーを反映させるための各種操作を可能にする。
図2は、印刷指示装置10の機能及び処理の概略を示すブロック図である。印刷指示装置10の制御部11上で動作するOS20は、複数のプリンタドライバ(本実施例では、プリンタドライバ23a(プリンタドライバA)とプリンタドライバ23b(プリンタドライバB))を制御し、各プリンタドライバの設定情報をDevmode構造体21として管理すると共に、代表のプリンタドライバ(本実施例では、プリンタドライバAとする。)で決定した設定ポリシーを他のプリンタドライバのレジストリ22に書き込んで管理する。
また、各々のプリンタドライバ23a、23bは、代表(設定する側)として動作するモードと、設定される側として動作するモードを有しており、代表(設定する側)として動作するモードには、設定ポリシーを他のプリンタドライバに設定するための一括設定モードと、設定ポリシーを消去するための一括設定消去モードとを有している。
上記プリンタドライバ23a、23bは、ユーザインターフェースモジュール24a、24bと、設定ポリシー処理モジュール25a、25bと、レジストリ関連処理モジュール27a、27bと、で構成される。
ユーザインターフェースモジュール24a、24bは、表示部14に、後述する印刷設定画面や一括設定ダイアログ、メッセージダイアログなどを表示させる。具体的には、代表(設定する側)として動作するモードで動作しているプリンタドライバ23a(プリンタドライバA)では、一括設定ダイアログを表示し、当該一括設定ダイアログで一括設定モードが選択されたら、当該プリンタドライバが印刷を指示するプリンタの機能に応じた項目が表示される印刷設定画面を表示する。設定される側として動作するモードで動作しているプリンタドライバ23b(プリンタドライバB)では、当該プリンタドライバが印刷を指示するプリンタの機能に応じた項目が表示される印刷設定画面を表示し、当該印刷設定画面の設定ポリシーに関連する項目に、後述する設定ポリシー処理モジュール25bによって設定ポリシーから変換された設定値を表示する。
設定ポリシー処理モジュール25a、25bは、設定ポリシーの決定や設定ポリシーから設定値への変換などの処理を行う。具体的には、代表(設定する側)として動作するモードで動作しているプリンタドライバ23a(プリンタドライバA)では、印刷設定画面によって設定された各項目の設定値を取得し、1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシー26aを決定する処理を行う。また、必要に応じて、設定ポリシー26aを反映させるレベル(設定レベルと呼ぶ。)を決定する処理を行う。設定される側として動作するモードで動作しているプリンタドライバ23b(プリンタドライバB)では、設定ポリシー26b(及び設定レベル)を取得し、設定ポリシー26bに関連する1又は複数の項目(設定レベルに応じた項目)の設定値に変換する。
レジストリ関連処理モジュール27a、27bは、設定ポリシーの書き込みや読み込みの処理を行う。具体的には、代表(設定する側)として動作するモードで動作しているプリンタドライバ23a(プリンタドライバA)では、設定ポリシー処理モジュール25aによって決定された設定ポリシー26aを他のプリンタドライバのレジストリ領域22bに格納する処理を行う。設定される側として動作するモードで動作しているプリンタドライバ23b(プリンタドライバB)では、自身のレジストリ領域22bから設定ポリシー26bを読み出し、設定ポリシー処理モジュール25bに通知する処理を行う。なお、本実施例では、設定ポリシーの受け渡しに、中間設定領域としてレジストリを使用しているが、中間設定領域はレジストリに限らず、特定の領域に保存されたファイルとしてもよい。
以下、本実施例の印刷指示装置10(プリンタドライバ)の動作について詳細に説明する。CPU11aは、ROM11b又は記憶部12に記憶したプリンタドライバをRAM11cに展開して実行することにより、図3乃至図5のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
[設定ポリシー決定処理]
設定ポリシー決定処理は、代表(設定する側)として動作しているプリンタドライバ23a(プリンタドライバA)で実行される。
プリンタドライバ23aが一括設定モードで動作している場合、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14に一括設定ダイアログを表示させる(S101)。図6は、一括設定ダイアログ30の一例であり、この一括設定ダイアログ30には、一括設定モードの設定欄30aとレジストリへの書き込みの設定欄30bとが設けられている。ユーザは、プリンタドライバ23aの設定ポリシーを他のプリンタドライバに反映させたい場合は、設定欄30aのチェックボックスにチェックを入れ、設定ポリシーをレジストリに書き込む場合は「レジストリへの書き込み」を選択し、設定ポリシーをレジストリから消去する場合は「レジストリの消去」を選択する。また、レジストリへの書き込みに関して、書き込みを許可する場合は「許可する」を選択し、許可しない場合は「許可しない」を選択する。
そして、プリンタドライバ23aは、一括設定ダイアログ30の「OK」ボタンの押下を検知したら、一括設定モードに設定されたか(一括設定モードのチェックボックスがチェックされたか)を判断し(S102)、一括設定モードに設定されていない場合は、通常の印刷設定を行う(S103)。具体的には、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14に印刷設定画面を表示させ、その後、印刷設定画面の各項目の設定値に従って印刷データを生成してプリンタに印刷を指示する。
一括設定モードに設定されている場合は、プリンタドライバ23aは、「レジストリへの書き込み」が選択されているかを判断し(S104)、「レジストリへの書き込み」が選択されていない場合(「レジストリの消去」が選択されている場合)は、後述する一括設定消去モードの処理を実行する(S105)。
「レジストリへの書き込み」が選択されている場合は、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14に印刷設定画面を表示させる(S106)。図7は、印刷設定画面40の一例であり、印刷指示を行うプリンタの機能に応じた項目が複数のタブに分類して表示され、デフォルト設定に基づいて各項目が設定される。そして、ユーザがタブを選択し、各タブに表示される設定項目に関して、必要に応じて変更を行う。ここでは、カラー設定がカラーからモノクロ(Gray Scale)に変更されている(図中の40a参照)。
次に、設定ポリシー処理モジュール25aは、印刷設定画面40で設定が変更された項目の設定値を取得する(S107)。なお、代表(設定する側)のプリンタドライバ23aのデフォルト設定の値を反映させたい場合は、一度別の設定に変更してから元の設定値に戻すようにすればよい。
次に、設定ポリシー処理モジュール25aは、取得した設定値から設定ポリシーを決定する(S108)。具体的には、各項目はカテゴリで分類されており、どのカテゴリに属する項目が設定されたかに基づいて設定ポリシーを決定する。例えば、印刷種類(片面印刷/両面印刷)、ページ割付(Nin1)、出力方法(試し印刷)などの項目は用紙削減のカテゴリに分類されており、印刷種類を”両面印刷”に設定した場合、ページ割付を”2in1”などに設定した場合、出力方法を”試し印刷”に設定した場合は、「用紙削減」が設定ポリシーとして決定される。また、カラー設定(カラー印刷/モノクロ印刷)、トナーセーブ(オン/オフ)などの項目はトナー削減のカテゴリに分類されており、カラー設定を”モノクロ印刷”に設定した場合、トナーセーブを”オン”に設定した場合は、「トナー削減」が設定ポリシーとして決定される。また、出力方法(セキュリティ印刷)、認証(ユーザ認証)などの項目はセキュリティのカテゴリに分類されており、出力方法を”セキュリティ印刷”に設定した場合、認証を”ユーザ認証”に設定した場合は、「セキュリティ」が設定ポリシーとして決定される。
なお、上記の各項目とカテゴリと設定ポリシーとの関係は一例であり、適宜変更することができる。例えば、各項目は1つのカテゴリに属している必要はなく、出力方法のように、複数のカテゴリ(用紙削減のカテゴリ及びセキュリティのカテゴリ)に属していてもよいし、いずれのカテゴリにも属さない項目があってもよい。
次に、設定ポリシー処理モジュール25aは、必要に応じて、設定ポリシーの設定レベルを決定する。具体的には、各設定ポリシーに対応するカテゴリに属する項目の中のどの項目が設定されたか、いくつの項目が設定されたかなどに応じて設定レベルを決定する。例えば、各カテゴリに属する項目の中の多数の項目(例えば、用紙削減のカテゴリの3つの設定項目の内の2つ以上)が設定された場合は設定レベルを相対的に大きい値にし、少数の項目(例えば、3つの設定項目の内の1つ)が設定された場合は設定レベルを相対的に小さい値にする。
なお、この設定ポリシーの設定レベルは設定ポリシー処理モジュール25aが自動で決定してもよいし、ユーザに決定させてもよい。ユーザに決定させる場合は、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14にレベル設定ダイアログを表示させる(S109)。図8は、レベル設定ダイアログ31の一例であり、このレベル設定ダイアログ31には、決定された設定ポリシーが表示され、各々の設定ポリシーに対して、設定ポリシーに基づいて設定を変更すると禁則(設定できない組み合わせ)が発生する場合にその機能を制限するか否かを選択する機能制限の設定欄31aと、設定ポリシーの設定レベルを選択する設定欄31bとが設けられている。ユーザは、禁則が発生する場合(例えば、A4の用紙に対して短辺にパンチが設定されている場合に、ページ割付を2in1に設定する場合)にはその機能を制限する(ページ割付を行わない)時は機能制限の設定欄31aのチェックボックスにチェックを入れ、レベル設定欄31bで所望の設定レベルを選択する。
次に、ユーザインターフェースモジュール24aは、必要に応じて、設定ポリシー処理モジュール25aが決定した設定ポリシー及び設定レベルをユーザに確認するためのメッセージダイアログを表示部14に表示させる(S110)。図9は、メッセージダイアログ50の一例であり、メッセージダイアログ50には、設定ポリシー処理モジュール25aが決定した設定ポリシーの表示欄50aと設定ポリシー処理モジュール若しくはユーザが決定した設定レベルの表示欄50bとユーザが決定した機能制限の表示欄50cなどを含んでいる。
そして、ユーザがメッセージダイアログ50で「はい」を選択すると、レジストリ関連処理モジュール27aは、印刷指示装置10にインストールされているプリンタドライバの一覧を取得し(S111)、その中から、本発明の処理が可能なプリンタドライバ(例えば、自社製のプリンタドライバ)を一括反映対象として設定する(S112)。次に、レジストリ関連処理モジュール27aは、一括設定ダイアログ30でレジストリへの書き込みが「許可する」に設定されているか(書き込み許可のフラグが設定されているか)を判断し(S113)、「許可する」に設定されている場合は、他のプリンタドライバのレジストリ領域に、設定ポリシー(必要に応じて設定レベルや機能制限)を書き込む(S114)。「許可する」に設定されていない場合は、レジストリへの書き込みは行わず、処理を終了する。
[設定ポリシーの設定反映処理]
設定ポリシーの設定反映処理は、設定される側として動作しているプリンタドライバ23b(プリンタドライバB)で実行される。
まず、ユーザインターフェースモジュール24bは、表示部14に印刷設定画面を表示させる(S201)。なお、印刷設定画面を表示させずに印刷実行を指示した場合も、以下の設定ポリシーの反映処理が実行される。
次に、レジストリ関連処理モジュール27bは、自身のレジストリ領域22bにアクセスし、設定ポリシー(必要に応じて設定レベルや機能制限)が格納されているかを確認する(S202)。設定ポリシー(必要に応じて設定レベルや機能制限)が格納されていない場合は処理を終了する。
一方、設定ポリシー(必要に応じて設定レベルや機能制限)が格納されている場合は、レジストリ関連処理モジュール27bは、レジストリ領域22bから設定ポリシー(必要に応じて設定レベルや機能制限)を取得し(S203)、設定ポリシー処理モジュール25bは、取得した設定ポリシー(必要に応じて設定レベルや機能制限)に基づき、予め定めたルールに従ってデフォルトで表示する設定値を決定する(S204)。その後、ユーザインターフェースモジュール24bは、決定した設定値を印刷設定画面に反映させ、その設定値をDevmode構造体21bに格納する。
以下、設定ポリシー及び設定レベルに基づいて設定値を決定する処理について具体例を挙げて説明する。表1は、設定ポリシーとレベルと印刷設定の候補との関係を示したテーブルである。
Figure 2016081314
表1では、設定ポリシーとして、用紙削減とトナー削減とセキュリティが設定されている。用紙削減に関しては、設定レベルが決定されていない場合は、用紙削減のカテゴリに属する項目(ここでは印刷種類、ページ割付、出力方法の3つ)の中から自身がサポートしている1つの機能の項目を設定(例えば、印刷種類を”両面印刷”に設定、又は、ページ割付を”2in1”に設定、又は、出力方法を”試し印刷”に設定)する。なお、2つ以上の機能をサポートしている場合は、優先度の高い機能の項目に設定値を反映させることが好ましい。また、設定レベルが決定されている場合は、設定レベルで規定されている項目のうち、自身がサポートしている機能の項目を設定する。すべてサポートしている場合は、すべての機能の項目を設定する。例えば、レベル1の場合は、用紙削減のカテゴリに属する項目の内の最も優先度が高い項目を設定(ここでは印刷種類を”両面印刷”に設定)する。また、レベル2の場合は、用紙削減のカテゴリに属する項目の内の優先度が高い2つの項目を設定(ここでは印刷種類を”両面印刷”に設定、及び、ページ割付を”2in1”に設定)する。また、レベル3の場合は、用紙削減のカテゴリに属する項目の全てを設定(ここでは印刷種類を”両面印刷”に設定、及び、ページ割付を”2in1”に設定、及び、出力方法を”試し印刷”に設定)する。
また、トナー削減に関しても、同様に、設定レベルが決定されていない場合は、トナー削減のカテゴリに属する項目(ここではカラー設定、トナーセーブの2つ)の中から自身がサポートしている1つの機能の項目(2つ以上の機能をサポートしている場合は、優先度の高い機能の項目)を設定(例えば、カラー設定を”モノクロ”に設定、又は、トナーセーブを”オン”に設定)する。また、レベル1の場合は、トナー削減のカテゴリに属する項目の内の最も優先度が高い項目を設定(ここではカラー設定を”モノクロ”に設定)する。また、レベル2の場合は、トナー削減のカテゴリに属する項目の全てを設定(ここではカラー設定を”モノクロ”に設定、及び、トナーセーブを”オン”に設定)する。
また、セキュリティに関しては、レベル1の場合は、セキュリティのカテゴリに属する項目を設定(ここでは出力方法を”セキュリティ印刷”に設定)する。また、レベル2の場合は、セキュリティのカテゴリに属する項目を詳細に設定(ここでは出力方法を”セキュリティ印刷”に設定、及び、認証を”ユーザ認証”に設定)する。
なお、この設定ポリシーに関連する項目を設定する際に参照するテーブルは、全てのプリンタドライバで共通でも良いし、対応するプリンタが有する機能を反映してプリンタドライバ毎に異なっていてもよい。また、上記のルールは一例であり、このルールは適宜変更することができる。
表2は、設定ポリシーが用紙削減、設定レベルが2の場合の他のプリンタドライバ(ここではプリンタドライバB及びプリンタドライバC)への設定の反映結果を示すテーブルである。用紙削減の設定ポリシーにおいて設定レベルが2の場合は、表1より印刷種類が”両面印刷”、ページ割付が”2in1”に設定されるが、プリンタドライバBは、ページ割付をサポートしていないため、印刷種類を”両面印刷”にする設定のみが反映される。また、プリンタドライバCは両面印刷をサポートしていないため、ページ割付を”2in1”にする設定のみが反映される。
Figure 2016081314
図10は、プリンタドライバBの印刷設定画面41の一例であり、図11は、プリンタドライバCの印刷設定画面42の一例であり、(a)は設定ポリシー反映前、(b)は設定ポリシー反映後の状態を示している。プリンタドライバBでは、用紙削減の効果が期待できる機能として、両面設定機能を有しており、図10(b)では印刷種類が”両面印刷”(図中の41a参照)に変更されている。また、プリンタドライバCでは、用紙削減の効果が期待できる機能として、ページ割付機能を有しており、図11(b)ではページ割付が”2in1”(図中の42a参照)に変更されている。
なお、図示していないが、例えば、代表(設定する側)のプリンタドライバ23aで印刷種類が”両面印刷”に設定された結果、設定ポリシーが用紙削減に決定された場合において、両面印刷をサポートしていないプリンタドライバCは、用紙削減の効果が期待できる機能としてページ割付機能を有していることから、印刷種類を”両面印刷”に変更する代わりに、ページ割付を”2in1”に変更することができる。また、両面設定機能とページ割付機能の双方を有しているプリンタドライバでは、印刷種類を”両面印刷”に変更することもできるし、印刷種類の変更に代えて、若しくは、印刷種類の変更に加えて、ページ割付を”2in1”に変更することもできる。
また、図示していないが、代表(設定する側)のプリンタドライバ23aで複数の設定ポリシーが決定された場合は、各々の設定ポリシーに対して上記の設定ポリシー反映処理を行えばよい。
以上、代表のプリンタドライバが設定ポリシー(及び設定レベル)を決定し、他のプリンタドライバがその設定ポリシー(及び設定レベル)に基づいて設定を反映する方法について説明したが、プリンタドライバ毎に個別に設定を行いたい場合もある。その場合は以下の手順に従って設定ポリシーを消去すればよい。
[設定ポリシー消去処理]
設定ポリシー消去処理は、代表(設定する側)として動作しているプリンタドライバ23a(プリンタドライバA)で実行される。
プリンタドライバ23aが一括設定モードで動作している場合、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14に前記した図6に示す一括設定ダイアログを表示させる(S301)。ユーザはこのプリンタドライバ23aの設定ポリシーを消去したい場合は、設定欄30aの一括設定モードのチェックボックスをチェックすると共に、「レジストリの消去」を選択する。
そして、プリンタドライバ23aは、一括設定消去モードに設定されたか(「レジストリの消去」が選択されたか)を判断し(S302)、一括設定消去モードに設定されていない場合は、通常の印刷設定を行う(S303)。具体的には、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14に印刷設定画面を表示させ、その後、印刷設定画面の各項目の設定値に従って印刷データを生成してプリンタに印刷を指示する。
一括設定消去モードに設定された場合は、レジストリ関連処理モジュール27aは、印刷指示装置10にインストールされているプリンタドライバの一覧を取得し(S304)、その中から、本発明の処理が可能なプリンタドライバ(例えば、自社製のプリンタドライバ)を一括反映消去対象として設定する(S305)。そして、一括設定ダイアログ30の「OK」ボタンの押下を検知したら(S306)、レジストリ関連処理モジュール27aは、一括反映消去対象のプリンタドライバのレジストリ領域に格納された設定ポリシー(必要に応じて設定レベルや機能制限)を消去する(S307)。
以上説明したように、代表のプリンタドライバの1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシー(及び設定レベル)を決定し、他のプリンタドライバはその設定ポリシー(及び設定レベル)に基づいて設定ポリシーに関連する1又は複数の項目の設定を変更することにより、プリンタに備える機能が異なる場合であっても、適切に設定を反映させることができる。また、レジストリから設定ポリシー(及び設定レベル)を消去することにより、各プリンタドライバを個別に設定することができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る印刷指示装置及びプリンタドライバについて、図11乃至図13を参照して説明する。図11は、本実施例の印刷指示装置の処理を示すフローチャート図であり、図12及び図13は、本実施例の印刷指示装置に表示される画面の一例を示す図である。
前記した第1の実施例では、代表のプリンタドライバの設定ポリシー処理モジュールが当該プリンタドライバの1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシーを決定したが、この設定ポリシーはユーザが決定することも可能である。その場合、印刷指示装置10の構成は第1の実施例の図1、2と同様であるが、代表のプリンタドライバのユーザインターフェースモジュールは、後述する設定ポリシー手動設定ダイアログを表示し、設定ポリシー処理モジュールは、設定ポリシー手動設定ダイアログで決定された設定ポリシーをレジストリ関連モジュールに通知することになる。
以下、印刷指示装置10(プリンタドライバ)の動作について説明する。CPU11aは、ROM11b又は記憶部12に記憶したプリンタドライバをRAM11cに展開して実行することにより、図11のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、設定ポリシー反映処理及び設定ポリシー消去処理は前記した第1の実施例と同様であるため、説明を省略する。
[設定ポリシー決定処理]
設定ポリシー決定処理は、代表(設定する側)として動作しているプリンタドライバ23a(プリンタドライバA)で実行される。
プリンタドライバ23aが一括設定モードで動作している場合、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14に一括設定ダイアログを表示させる(S401)。図13は、一括設定ダイアログ30の一例であり、この一括設定ダイアログ30には、一括設定モードの設定欄30aとレジストリへの書き込みの設定欄30bとに加えて、設定ポリシーの設定方法の設定欄30cが設けられている。ユーザはこのプリンタドライバの設定ポリシーを他のプリンタドライバに反映させたい場合は設定欄30aのチェックボックスにチェックを入れ、設定ポリシーをレジストリに書き込む場合は「レジストリへの書き込み」を選択し、設定ポリシーをレジストリから消去する場合は「レジストリの消去」を選択する。また、レジストリへの書き込みに関して、書き込みを許可する場合は「許可する」を選択し、許可しない場合は「許可しない」を選択する。更に、設定ポリシーを手動で設定する場合は、設定欄30cの「手動設定」を選択する。なお、設定欄30cの「自動設定」を選択した場合は、第1の実施例と同様の動作となる。
そして、プリンタドライバ23aは、一括設定ダイアログ30の「OK」ボタンの押下を検知したら、一括設定モードに設定されたか(一括設定モードのチェックボックスがチェックされたか)を判断し(S402)、一括設定モードに設定されていない場合は、通常の印刷設定を行う(S403)。具体的には、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14に印刷設定画面を表示させ、その後、印刷設定画面の各項目の設定値に従って印刷データを生成してプリンタに印刷を指示する。
一括設定モードに設定されている場合は、プリンタドライバ23aは、「レジストリへの書き込み」が選択されているかを判断し(S404)、「レジストリへの書き込み」が選択されていない場合(「レジストリの消去」が選択されている場合)は、第1の実施例で示した一括設定消去処理を実行する(S405)。
「レジストリへの書き込み」が選択されている場合は、ユーザインターフェースモジュール24aは、第1の実施例と同様に、表示部14に図7に示すような印刷設定画面を表示させる(S406)。そして、ユーザがタブを選択し、各タブで表示される項目に関して、必要に応じて設定/変更を行う。
次に、ユーザインターフェースモジュール24aは、表示部14に設定ポリシー手動設定ダイアログを表示させる(S407)。図14は、設定ポリシー手動設定ダイアログ32の一例であり、この設定ポリシー手動設定ダイアログ32には、予め設定された設定ポリシーの一覧(ここでは用紙削減とトナー削減とセキュリティ)が表示され、各々の設定ポリシーには、設定ポリシーを選択するための設定欄32aと、機能制限を選択するための設定欄32bと、設定レベルを選択するための設定欄32cとが設けられている。ユーザは他のプリンタドライバに反映させたい設定ポリシーのチェックボックスにチェックを入れ、禁則が発生する場合に機能を制限するか否かを設定し、設定ポリシーの設定レベルを選択する。
次に、ユーザインターフェースモジュール24aは、必要に応じて、ユーザが決定した設定ポリシー及び設定レベルを確認するためのメッセージダイアログ50(図9参照)を表示部14に表示させる(S408)。そして、ユーザがメッセージダイアログ50で「はい」を選択すると、レジストリ関連処理モジュール27aは、印刷指示装置10にインストールされているドライバーの一覧を取得し(S409)、その中から、本発明の処理が可能なプリンタドライバ(例えば、自社製のプリンタドライバ)を一括反映対象として設定する(S410)。次に、レジストリ関連処理モジュール27aは、一括設定ダイアログ30でレジストリへの書き込みが「許可する」に設定されているか(書き込み許可のフラグが設定されているか)を判断し(S411)、「許可する」に設定されている場合は、各々のプリンタドライバのレジストリ領域に、設定ポリシー(必要に応じて設定レベルや機能制限)を書き込む(S412)。「許可する」に設定されていない場合は、レジストリへの書き込みは行わず、処理を終了する。
このように、ユーザが設定ポリシーや設定レベルを決定した場合も、他のプリンタドライバはその設定ポリシー(及び設定レベル)に基づいて設定ポリシーに関連する1又は複数の項目の設定値を変更することにより、プリンタに備える機能が異なる場合であっても、適切に設定を反映させることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、印刷指示装置の構成やプリンタドライバの機能、設定ポリシーの決定方法や反映方法などは適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、設定ポリシーとして用紙削減とトナー削減とセキュリティを例示したが、設定ポリシーはこれらに限定されない。また、設定ポリシーの設定レベルも実施例の記載に限定されない。また、設定ポリシーと設定レベルと項目との関係も表2の記載に限定されない。
また、上記実施例では、印刷指示装置10内に2つのプリンタドライバがインストールされている場合について記載したが、印刷指示装置10には、代表のプリンタドライバ以外のプリンタドライバを少なくとも1つ含んでいればよい。
また、上記実施例では、代表のプリンタドライバ以外の全てのプリンタドライバに対して、設定ポリシーに基づいて設定を反映させる場合について記載したが、プリンタドライバが複数のグループに分類されている場合は、任意のグループ(例えば、代表のプリンタドライバを含むグループ)に属するプリンタドライバに対してのみ、設定ポリシーに基づいて設定を反映させるようにしてもよい。
本発明は、プリンタに印刷を指示する装置、及び、当該装置で動作するプリンタドライバ、並びに、当該プリンタドライバを記録した記録媒体に利用可能である。
10 印刷指示装置
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
12 記憶部
13 通信I/F部
14 表示部
15 操作部
20 OS
21 Devmode構造体
21a、21b Devmode領域
22 レジストリ
22a、22b レジストリ領域
23a、23b プリンタドライバ
24a、24b ユーザインターフェースモジュール
25a、25b 設定ポリシー処理モジュール
26a、26b 設定ポリシー
27a、27b レジストリ関連処理モジュール
30 一括設定ダイアログ
30a、30b、30c 設定欄
31 レベル設定ダイアログ
31a、31b 設定欄
32 設定ポリシー手動設定ダイアログ
32a、32b、32c 設定欄
40、41、42 印刷設定画面
40a、41a、42a 設定項目
50 メッセージダイアログ
50a、50b、50c 表示欄
Figure 2016081314
Figure 2016081314

Claims (16)

  1. 複数のプリンタドライバがインストールされる印刷指示装置であって、
    前記複数のプリンタドライバは、各々、印刷指示を行う印刷装置の機能に応じた項目が設定可能であり、各々の項目に対する設定値が予め登録されており、
    前記複数のプリンタドライバの中から選択される所定のプリンタドライバは、
    1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシーを決定し、決定した前記設定ポリシーを記憶部の所定の記憶領域に保存し、
    前記所定のプリンタドライバを除く他のプリンタドライバは、
    前記記憶部の前記所定の記憶領域に前記設定ポリシーが保存されている場合に、前記設定ポリシーに関連する1又は複数の項目の設定値を前記設定ポリシーに応じて変更する、
    ことを特徴とする印刷指示装置。
  2. 前記他のプリンタドライバは、
    予め記憶された、前記設定ポリシーと前記項目と当該項目の設定値とを関連付ける情報を参照して、前記設定ポリシーに関連する項目を特定し、特定した項目の内の少なくとも1つの項目の設定値を前記情報に基づいて変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷指示装置。
  3. 前記所定のプリンタドライバは、
    更に、前記1又は複数の項目の設定値に基づいて、設定を反映させる程度を示す設定レベルを決定し、決定した前記設定レベルを前記記憶部の前記所定の記憶領域に保存し、
    前記他のプリンタドライバは、
    前記記憶部の前記所定の記憶領域に前記設定ポリシー及び前記設定レベルが保存されている場合に、前記設定ポリシーに関連する項目の中から、前記設定レベルに応じた項目を特定し、特定した項目の設定値を前記情報に基づいて変更する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷指示装置。
  4. 前記他のプリンタドライバは、
    前記記憶部の前記所定の記憶領域に前記設定ポリシー、及び、設定を反映させる程度を示す指標として予め設定された設定レベルが保存されている場合に、前記設定ポリシーに関連する項目の中から、前記設定レベルに応じた項目を特定し、特定した項目の設定値を前記情報に基づいて変更する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷指示装置。
  5. 前記所定のプリンタドライバが前記設定ポリシーを決定する際に参照する前記1又は複数の項目と、前記他のプリンタドライバが前記設定ポリシーに基づいて設定値を変更する前記1又は複数の項目と、は少なくとも一部が異なる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の印刷指示装置。
  6. 前記他のプリンタドライバは、
    前記所定のプリンタドライバが前記設定ポリシーを決定する際に参照する項目が、自身が設定可能な項目の中にない場合は、前記設定ポリシーに関連する他の項目の設定値を変更する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の印刷指示装置。
  7. 前記他のプリンタドライバは、
    前記所定のプリンタドライバが前記設定ポリシーを決定する際に参照する項目が、自身が設定可能な項目の中にある場合、当該項目に代えて、若しくは、当該項目に加えて、前記設定ポリシーに関連する他の項目の設定値を変更する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の印刷指示装置。
  8. 印刷装置に印刷指示を行う装置にインストールされるプリンタドライバであって、
    前記装置に、
    前記印刷装置の機能に応じた項目が設定可能に表示される印刷設定画面を表示部に表示させて、1又は複数の項目を設定させる設定処理、
    前記1又は複数の項目の設定値に基づいて設定ポリシーを決定し、決定した前記設定ポリシーを記憶部の所定の記憶領域に保存する設定ポリシー決定処理、を実行させる、
    ことを特徴とするプリンタドライバ。
  9. 前記装置に、更に、
    前記装置にインストールされた他のプリンタドライバが決定した前記設定ポリシーが前記記憶部の前記所定の記憶領域に保存されている場合に、前記設定ポリシーに関連する1又は複数の項目の設定値を前記設定ポリシーに応じて変更する設定ポリシー反映処理、
    前記設定値を変更した前記印刷設定画面を前記表示部に表示させる表示処理、を実行させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載のプリンタドライバ。
  10. 印刷装置に印刷指示を行う装置にインストールされるプリンタドライバであって、
    前記装置に、
    前記装置にインストールされた他のプリンタドライバが1又は複数の項目の設定値に基づいて決定した設定ポリシーが記憶部の所定の記憶領域に保存されている場合に、前記印刷装置の機能に応じた項目の内の前記設定ポリシーに関連する1又は複数の項目の設定値を前記設定ポリシーに応じて変更する設定ポリシー反映処理、
    前記設定値を変更した印刷設定画面を表示部に表示させる表示処理、を実行させる、
    ことを特徴とするプリンタドライバ。
  11. 前記設定ポリシー反映処理では、
    予め記憶された、前記設定ポリシーと前記項目と当該項目の設定値とを関連付ける情報を参照して、前記設定ポリシーに関連する項目を特定し、特定した項目の内の少なくとも1つの項目の設定値を前記情報に基づいて変更する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のプリンタドライバ。
  12. 前記装置に、前記設定ポリシー決定処理を実行させる場合は、
    前記1又は複数の項目の設定値に基づいて、設定を反映させる程度を示す設定レベルを決定し、決定した前記設定レベルを前記記憶部の前記所定の記憶領域に保存し、
    前記装置に、前記設定ポリシー反映処理を実行させる場合は、
    前記記憶部の前記所定の記憶領域に前記他のプリンタドライバが決定した前記設定ポリシー及び前記設定レベルが保存されている場合に、前記設定ポリシーに関連する項目の中から、前記設定レベルに応じた項目を特定し、特定した項目の設定値を前記情報に基づいて変更する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のプリンタドライバ。
  13. 前記設定ポリシー反映処理では、
    前記記憶部の前記所定の記憶領域に前記他のプリンタドライバが決定した前記設定ポリシー、及び、設定を反映させる程度を示す指標として予め設定された設定レベルが保存されている場合に、前記設定ポリシーに関連する項目の中から、前記設定レベルに応じた項目を特定し、特定した項目の設定値を前記情報に基づいて変更する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のプリンタドライバ。
  14. 前記他のプリンタドライバが前記設定ポリシーを決定する際に参照する前記1又は複数の項目と、前記設定ポリシーに基づいて自身が設定値を変更する前記1又は複数の項目と、は少なくとも一部が異なる、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一に記載のプリンタドライバ。
  15. 前記設定ポリシー反映処理では、
    前記他のプリンタドライバが前記設定ポリシーを決定する際に参照する項目が、自身が設定可能な項目の中にない場合は、前記設定ポリシーに関連する他の項目の設定値を変更する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプリンタドライバ。
  16. 前記設定ポリシー反映処理では、
    前記他のプリンタドライバが前記設定ポリシーを決定する際に参照する項目が、自身が設定可能な項目の中にある場合、当該項目に代えて、若しくは、当該項目に加えて、前記設定ポリシーに関連する他の項目の設定値を変更する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプリンタドライバ。
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