JP2016077231A - 捕虫器及び捕虫シート - Google Patents

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【課題】捕虫シートは、蓄光材からなるため効率よく虫を集める。更に、粘着面があるため捕虫し、捕虫シートでの害虫の捕捉効率を上昇させる。捕虫シート保持器具201は、様々の場所に設置することができ、且つ、捕虫シートの周囲に配置される配置物の損傷を防ぐ。【解決手段】捕虫シート保持器具201は、可撓性及び弾力性を有しシート状をなし、少なくとも一方の面に粘着剤及び蓄光材が塗布された捕虫シート101の両端部を引っ掛けて、前記捕虫シートを伸長した状態のままで保持する一対の引掛部202Cを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、害虫を捕獲するための捕虫器、及び捕虫シートに関する。
特許文献1には、色相誘引効果を利用して栽培ハウス内での飛翔害虫の発生状況を適確に察知することに用いられ、その発生状況に応じた適切な農薬散布のもとでハウス栽培を行うことを可能にするとされる飛翔害虫誘引捕獲粘着シ−ト材の発明が開示されている。
特許文献1には、「本発明に係る飛翔害虫誘引捕獲粘着シ−ト材は、栽培ハウス内での飛翔害虫の粘着捕獲に使用される。本発明に係る飛翔害虫誘引捕獲粘着シ−ト材を使用するにあたっては、セパレ−タ−を上端部セパレ−タ−片を残して剥離し、吊支用孔にフックを掛け、図3に示すように、そのフック4をハウス内支柱、例えばトマト幹補強パイプの上端間横棒5に吊支して栽培ハウス内に設置する。」との記載がある(同文献の段落0010及び図3参照)。
特許文献2には、害虫の捕獲性能(捕獲性)及び使い勝手に優れるとともに、製造が簡易で、低コストかつ低環境負荷であるとされる害虫捕獲器の発明が開示されている。特許文献2に記載の害虫捕獲器10は、容器1と、害虫を捕捉可能な捕捉部材2(透明粘着剤層21)と、容器1を所定の場所に固定可能な固定部材3(棒状体形状の支柱)とを備えて構成される(同文献の段落0010、0039)。特許文献2には、容器1が「害虫が内部に侵入可能な複数の開口部11b及び細長部11aを有する中空球状の本体部11、並びに本体部11の上下端に配設された頂部12及び底部13を有する」ものである旨が記載され、更に、「複数の開口部11bは、頂部12及び底部13間をその経度方向に延伸する笹の葉又は柳の葉形状のスリットであることが好ましく(…)、複数本の細長部11aは、スリット11bを介して頂部12及び底部13間をその経度方向に延伸、並列する複数本(図1においては10本)の細帯部であることが好ましく(…)、従って、容器1の形状は、提灯型形状であることが好ましい。」との記載がある(同文献の段落0025、図1及び図2参照)。
更に、切り込みシート4についての記載図示がある(同文献図2)。
引用文献3は、出願人の提案に係るものであって、「捕虫シートでの害虫の捕捉効率を上昇させ、且つ、捕虫シートの周囲に配置される配置物の損傷を防ぐ。」課題を有し、「捕虫シート101は、可撓性及び弾力性を有し、シート状をなしていて、少なくとも一方の面に粘着剤が塗布されている。この捕虫シート101には、切目103が設けられて、伸長可能となっている。捕虫シート101は、伸長された状態で、その両端部が捕虫シート保持器具201に設けられる一対の引掛部202Cのそれぞれに引っ掛けられる。」、解決手段からなる(引用文献3「要約」)。
引用文献4記載の「害虫捕獲装置」は、「交流電源を必要とせず、持ち運びができ、農作地の任意な場所に簡単に設置できるとともに、補虫効果の高い簡易な害虫捕獲装置を提供する。」ものであって(引用文献4「要約」)、「電源部110は頂部に太陽電池セル112を有し、発光部120は前記電源部110から電源の供給を受けてその側面方向に向けて発光し、捕獲ユニット30は発光部120を覆うほぼ円筒形で透明な捕獲ユニット本体32と前記捕獲ユニット本体32の側面に巻き回された有色半透明の害虫捕獲用粘着部材34とを有し、蓄光部材40は電源部110または支柱20に巻き回されている」ものである(引用文献4「要約・解決手段」)。
引用文献5記載の「立体型捕虫器」は、「設置した場所の床面が垂下した粘着剤や落下した飛翔害虫で汚れるのを防止し、また、飛翔害虫の捕獲性能を向上させる。」他のものであって、「飛翔害虫を捕獲するための粘着部材2の全周を、天井部分4と、底部分5と、蓄光テープ6aから成る側壁部分6とで構成されたカバー3で囲み、前記蓄光テープ6a間に飛翔害虫が侵入可能な侵入部8となる隙間8aを設けて立体型捕虫器1を形成する。」からなる(引用文献5「要約」)。
引用文献6記載の「捕虫器」は、「捕虫器の設置する場所の明るさに影響されることなく飛翔害虫を捕獲することを可能とする。」ものであって、「表面に飛翔害虫が好む色彩を施したプレート状部材2の片面又は両面に粘着剤を塗布して透明な粘着層11を形成するとともに、この粘着層11の表面と同方向に位置する保持部材25の架橋部27の面に蓄光材を塗布し若しくは蓄光部材を配することで、明るい場所では飛翔害虫が好む色彩を利用して飛翔害虫を誘引し、暗い場所では架橋部27に塗布された蓄光材又は架橋部27に配された蓄光部材の発光を利用して飛翔害虫を誘引する。」ものである(引用文献6「要約」)。
引用文献7記載の「飛翔昆虫捕獲具」は、「色々な性向を持つ虫に対応して捕獲でき、且つ設置場所に合わせた椀状、平板状などで吊下げ使用することのできる安価で公害のないハエ、羽アリ等の飛翔昆虫捕獲具を提供する。」ものであって、「一枚の表面が黄色で、クモの巣状の線画11と・・・且つ粘着剤Aが塗布された板紙から、折目13,13’などで椀状等所定形状に折曲げられた捕獲シ−ト1の両側の折曲げ重合部の孔に、プラスチック製の紐状の吊下具2の両端部を装着して、折り曲げたシート1の中央に匂いの発生する虫誘引用物質のペレットと夜間光により虫を誘引する蓄光剤ペレットよりなる誘引剤3を配置して、蛍光灯などに吊下げ使用するようにする。」等からなる(引用文献7「要約」)。
特開平11−032648号公報 特開2009−034054号公報 特開2013−132253号公報 実用新案登録3184729号公報 特開2002−156号公報 特開2002−27889号公報 特開2004−261106号公報
特許文献1に記載の飛翔害虫誘引捕獲粘着シ−ト材を同文献の図3に示されるように吊るして使用した場合、この飛翔害虫誘引捕獲粘着シ−ト材は、風を受けると揺れて風が流れ行く方向に向かって靡く。このため、飛翔害虫誘引捕獲粘着シ−ト材は、風に沿って移動することの多い飛翔害虫を捕捉しにくい。また、この飛翔害虫誘引捕獲粘着シ−ト材は平坦な形状をなしていて、野菜、果実、花卉等の植物(特許文献1では、トマト)が栽培される栽培空間に配置されると、植物の葉や幹、花、果実等に付着しやすい。
特許文献2に記載の害虫捕獲器10は、同文献の図2に示される切込み入りシート4を切り込み41の延びる方向(同文献の図1及び図2での縦方向)に縮めることで、球形の提灯形状になす。即ち、この害虫捕獲器10は、切込み入りシート4と比較して、小さく纏まった形状をなしている。このため、害虫を害虫捕獲器10に捕捉する際の捕捉効率は、切り込み入りシート4に切り込み41を入れずシート状にしたままのものを設置した場合よりも低下する。
なお、発明者は、捕虫シートを植物の葉を模した形状とすることで、害虫の捕捉効率が上昇するという知見を得ている。しかしながら、捕虫シートを、植物の葉のように見える複雑な輪郭を有し、且つ、葉のような立体的な凹凸形状をなすように加工することは、非常に手間がかかり、また、加工後にその形を維持し続けることにも大きな困難が伴う。
特許文献3記載発明は、蓄光材を使用して捕虫を図るものでは無い。特許文献4乃至7記載発明は、蓄光材を使用して捕虫を図るものではあるが、大掛かりとなる課題を有した。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、捕虫シートでの害虫の捕捉効率を上昇させ、且つ、捕虫シートの周囲に配置される配置物の損傷を防ぎ、捕虫器は様々の場所に設置することができることを目的とする。
本発明の捕虫シート保持器具は、少なくとも一方の面に粘着剤が塗布され、また、少なくとも一方の面に蓄光材が塗布されるか、あるいは蓄光材で形成された捕虫シートの両端部を引っ掛けて、前記捕虫シートを伸長した状態のままで保持する一対の引掛部を備えるとともに、取付対象への吸着可能な取付部品が設けられる。
本発明の捕虫シート保持器具は、可撓性及び弾力性を有しシート状をなし、少なくとも一方の面に粘着剤が塗布され、また、少なくとも一方の面に蓄光材が塗布されるか、あるいは蓄光材で形成された捕虫シートの両端部を引っ掛けて、前記捕虫シートを伸長した状態のままで保持する一対の引掛部を備えるとともに、取付対象への吸着可能な取付部品が設けられる。
本発明の捕虫シートは、少なくとも一方の面に粘着剤が塗布され、また、少なくとも一方の面に蓄光材が塗布されるか、あるいは蓄光材で形成された捕虫シートの両端部を引っ掛けられて、伸長した状態のままで保持される。
本発明の捕虫シートは、可撓性及び弾力性を有しシート状をなし、少なくとも一方の面に粘着剤が塗布され、また、少なくとも一方の面に蓄光材が塗布されるか、あるいは蓄光材で形成された捕虫シートの両端部を引っ掛けられて、伸長した状態のままで保持される。更に、捕虫シートの周囲に配置される配置物の損傷を防ぐ。
本発明によれば、捕虫シートが伸長された状態で捕虫シート保持器具に保持され、捕虫シートの両端部が引掛部に引っ掛けられて固定され、捕虫シートでの害虫の捕捉効率を上昇させ、捕虫器は様々の場所に設置することができる。捕虫シートは、蓄光材からなるため効率よく虫を集め、粘着面があるため捕虫する。
捕虫シートを保持した状態での捕虫シート保持器具の斜視図である。 捕虫シートを保持した状態での捕虫シート保持器具の正面図である。 捕虫シートを保持した状態での捕虫シート保持器具の側面図である。 捕虫シートを保持した状態での捕虫シート保持器具の底面図である。 捕虫シートの正面図である。
実施の一形態を、図1ないし図5に基づいて説明する。図1は、捕虫シート101を保持した状態での捕虫シート保持器具201の斜視図である。図2は、捕虫シート保持器具201の正面図である。
捕虫シート保持器具201は、樹脂成形にて形成されて適度な弾力を有する。捕虫シート保持器具201は、全体として弓型をなし、基部202Aと、腕部202Bと、一対の引掛部202Cとからなる。
捕虫シート保持器具201の中央部に位置する基部202Aは、長尺状をなしている。本実施の形態では、基部202Aは直線状をなしているが、この基部202Aを円弧状や波形状、ジグザグ形状等にすることもできる。
捕虫シート保持器具201の基部202Aの略中央箇所からは、取付対象への吸着可能な取付部品としての吸盤211を着脱自在に装着可能な、部品装着部203を設ける。吸盤211は、壁面に吸着されるドーム状の吸着部212と、吸着部212の頂部から突出する装着部用筒部213とを有する。捕虫シート保持器具201の部品装着部203には、吸盤211の装着部用筒部213を装着することができ、捕虫シート保持器具201に吸盤211を装着する。
腕部202Bは、基部202A中の二箇所から延びる。本実施の形態では、腕部202Bは、基部202Aの両端から、部品装着部203が突出する方向とは直角の方向に延びる。腕部202Bは、基部202Aから延長する方向に延び、続いて部品装着部203の突出する方向とは反対側に円弧状に曲がる形状をなしている。これにより、本実施の形態では、捕虫シート保持器具201の全体が、ハンガー状をなしている。
ここで、腕部202Bを、基部202Aの端部よりも中央寄りの箇所から延ばすようにしても良い。また、腕部202Bを、基部202Aの端部から基部202Aと直交する方向に直線状又は曲線状に延ばすようにしてもよい。また、腕部202Bを、基部202Aの延長方向とこれに直交する方向との間の斜め方向に直線状又は曲線状に延ばすようにしてもよい。さらに、腕部202Bとして、これ以外の形状も採用してもよい。また、前述の部品装着部203は、腕部202Bに設けられても良い。
一対の引掛部202Cは、いずれも、フック状をなし、腕部202Bにおける基部202Aとは反対側の端部に設けられる。一対の引掛部202Cは、それぞれの腕部202Bの端の近傍位置から互いに対面する箇所に設けられ、互いに近づくように基部202Aに概ね平行に延びてもよい。引掛部202Cには、捕虫シート101の引掛孔104を引っ掛けることができる。
図5は、捕虫シート101の正面図である。捕虫シート101は、図5に示すような、平面視長尺の矩形に見える平坦なシート形状をなしている。なお、捕虫シート101は、その全体として、長尺矩形以外の形状に形成されてもよい。
捕虫シート101は、可撓性及び弾力性を有するシート状の基材の少なくとも一方の面、好ましくは両面に、全面にわたり、害虫を補足するための粘着剤を塗布して形成される。粘着剤は、透明なものが好ましい。
シート状の基材には、例えば、ポリプロピレン等により作られるプラスチックフィルムを採用することができる。捕虫シート101としては、各種紙類、ポリエステル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン、アクリル、ポリカーボネート、ポリアセタール、フェノール、エポキシ等のプラスチック、エチレンビニルアルコール共重合体樹脂、ポリビニルアルコール等またはこれらを2種以上混合した混合プラスチックのプレートもしくはシート、またはそれら同種、もしくは異種のプレートやシートを積層した材料も使用可能である。
また、基材の色には、例えば、黄色蛍光色や透明を採用することができる。
捕虫シート101は、粘着剤が表面全面に塗布される。捕虫シート101に使用する粘着剤としては、合成粘着剤、天然粘着剤が有効である。合成粘着剤としては、アクリル系粘着剤、ポリブテン系粘着剤、ポリイソブチレン、スチレン−ブタジエンゴム粘着剤、ブチルゴム、クロロブレンゴム、塩ビ−酢ビ共重合体、塩化ゴム、ポリビニルブチラールなどが用いられる。天然粘着剤としては、天然ゴム、ゼラチンなどが用いられる。
更に、粘着剤に、各種の添加剤、誘引剤を併用しても良く、これらとしては、例えば、特開2002−037708「ハエの誘引剤」記載の「殺菌剤、殺黴剤、保存剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、展着剤、キレート剤、増粘剤、誤食防止剤、香料(アセトインなど)、ハエ類の性フェロモン(例えば、(Z)−9−トリコセン)、あるいは他の誘引剤(例えば、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸エチル、フェニル酢酸プロピル、フェニル酢酸フェネチル等)等」が知られている。
更に、「ハエの誘引活性を高めるために、誘引剤を色素により赤色系等に着色」も有効である。「他の食餌誘引剤として、果実(メロン、バナナ、イチゴなど)及びその抽出物や加工品、醸造品(黒酢、みそ、しょうゆなど)、醸造酒(ビール、ワイン、日本酒、果実酒など)、蒸留酒(ウイスキー、焼酎、ウォッカなど)」が知られている。
捕虫シート101にはシート状の蓄光材102が貼り付けられ、あるいは塗布され、あるいは捕虫シート101自体が蓄光材からなる。蓄光材102の周囲は透明部分103が形成される。蓄光材102としては、硫化亜鉛(ZnS系)やアルミン酸ストロンチウム (SrAl2O4系)が知られる。捕虫シート101上からも粘着剤は塗布される。
蓄光材102の発光作用により、昼間は蓄光し、暗くなると発光して虫を集めることができる。
捕虫シート101には、引掛孔104を設ける。引掛孔104は、捕虫シート101を構成するシート状の基材に撃ち抜かれて形成される孔である。引掛孔104は、捕虫シート101の両方の短辺の近傍で、その短手方向の略中央の箇所に設ける。
捕虫シート101に塗布される粘着剤は、シート状の基材の両面に塗布されることが好ましいが、一方の面のみに塗布されても良い。また、シート状の基材に塗布された粘着剤に対して、剥離紙を重層させておいてもよい。
粘着剤は、シート状の基材において引掛孔104の周辺領域を避けた部分に塗布される。粘着剤は、一対の引掛孔104の周囲箇所を除く全ての部分に塗布することができる。
捕虫シート保持器具201に対する捕虫シート101の装着について説明する。捕虫シート101を伸長させた状態で捕虫シート保持器具201に把持させるに際し、作業者は、まず、捕虫シート101を把持して、捕虫シート101を伸長する。
このとき、作業者は、捕虫シート101のうち引掛孔104の近傍を把持して、捕虫シート101をその長手方向に引っ張る。これにより、捕虫シート101は、その長手方向に延びる。
続いて、作業者は、伸長させた状態の捕虫シート101について、その両端部を捕虫シート保持器具201の一対の引掛部202Cのそれぞれに引っ掛ける。捕虫シート101の両端部の一例は、捕虫シート101に設けられた引掛孔104である。これにより、捕虫シート101は、それ自身の弾力性により長手方向に縮もうとして、一対の引掛部202Cの間に張られ、その形状に変形した状態のまま、捕虫シート保持器具201に保持され、その形状のままで安定する。
捕虫シート101は、このように伸長された状態で捕虫シート保持器具201に保持さ
れることで、捕虫シート101の両端部が引掛部202Cに引っ掛けられて固定されることになる。
吸盤211は、その全体を、弾力性を有するゴム素材で作ることができる。
次いで、吸盤211及びこれを用いての捕虫シート保持器具201の設置方法について述べる。本実施の形態の捕虫シート保持器具201は、吸盤211で、捕虫シート101を保持した状態で、様々な場所に設置することができる。すなわち、本実施の形態では、取付部品としての吸盤211を用いて、捕虫シート保持器具201を捕虫シート保持器具201及び捕虫シート101を、キッチンのステンレス部分、テーブルの下面、寿司屋等のカウンターの下面、店舗の壁面等に取り付け、捕虫シート101を伸長させた状態で配置することができる。
101 捕虫シート
102 蓄光材
201 捕虫シート保持器具
202A 基部
202B 腕部
202C 引掛部
203 部品装着部
211 吸盤(取付部品)

Claims (4)

  1. 少なくとも一方の面に粘着剤が塗布され、また、少なくとも一方の面に蓄光材が塗布されるか、あるいは蓄光材で形成された捕虫シートの両端部を引っ掛けて、前記捕虫シートを伸長した状態のままで保持する一対の引掛部を備えるとともに、取付対象への吸着可能な取付部品が設けられる捕虫シート保持器具。
  2. 可撓性及び弾力性を有しシート状をなし、少なくとも一方の面に粘着剤が塗布され、また、少なくとも一方の面に蓄光材が塗布されるか、あるいは蓄光材で形成された捕虫シートの両端部を引っ掛けて、前記捕虫シートを伸長した状態のままで保持する一対の引掛部を備えるとともに、取付対象への吸着可能な取付部品が設けられる捕虫シート保持器具。
  3. 少なくとも一方の面に粘着剤が塗布され、また、少なくとも一方の面に蓄光材が塗布されるか、あるいは蓄光材で形成された捕虫シートの両端部を引っ掛けられて、伸長した状態のままで保持される捕虫シート。
  4. 可撓性及び弾力性を有しシート状をなし、少なくとも一方の面に粘着剤が塗布され、また、少なくとも一方の面に蓄光材が塗布されるか、あるいは蓄光材で形成された捕虫シートの両端部を引っ掛けられて、伸長した状態のままで保持される捕虫シート。
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