JP2016076886A - 撮像装置及びその形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の撮像面を具備する撮像装置の小型化と消費電力の低減を実現可能な仕組みを提供する。【解決手段】撮像装置100の表撮像面に設けられた表面画素110−fと、撮像装置100の表撮像面とは異なる方向を向いている裏撮像面に設けられた裏面画素110−bと、垂直出力線121を介して、表面画素110−fと裏面画素110−bとの両方に電気的に接続された読出し回路126や水平走査回路129等の出力回路とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、複数の撮像面を具備する撮像装置及びその形成方法に関するものである。
近年、撮像装置は、カメラのみならず携帯電話やスマートフォン、ゲーム機等のあらゆる身近な電子機器に内蔵され、身近に存在する様々な情報を写真や動画として撮影することが日常的に行われている。
一般的に、カメラでの撮影は、撮影者の視界の一部を風景として切り取るため、撮像部の受光面(撮像面)が被写体側(外側)に向くように構成され、また、液晶画面は撮影者が撮影画角を確認できるように撮影者側に配置される。しかしながら、撮影する形態も多様化しており、撮影者自身を風景の中に置き、風景とともに撮影する「自分撮り」の場合には、撮像部の受光面と撮影画角の確認のための液晶画面とはともに撮影者側にあった方が望ましい。また、スマートフォンでは、カメラとして撮影する以外にもテレビ電話として用いるため、使用者(撮影者)側に撮像部の受光面を必要とする。
上記のような様々な用途に対応するため、図8に示すように、撮影者側にも被写体側にも撮像部が設けられている(撮像部の受光面が撮影者側にも被写体側にも向いている)撮像装置が商品化されている。
図8に示すように、撮像部が撮影者側にも被写体側にも設けられている撮像装置では、多様な撮影形態に対応できる一方で、装置全体が厚く(大きく)なってしまうことが問題点となる。特に、コンパクトデジタルカメラやスマートフォンでは、常に持ち歩きやすさとコンパクトさが求められるため、多様な撮影形態に対応させても、製品サイズが大きくなってしまうと商品性を損なってしまう可能性がある。また、撮像部を2つ内蔵していることで消費電力も余分にかかるという問題点もある。
この対策として、例えば、特許文献1には、半導体基板の表面と裏面の両面に、フォトダイオードとCCDを設ける撮像装置が開示されている。しかしながら、CCDでは駆動電圧が高いため、特許文献1の構成の場合、熱やクロストークの観点で表裏面の撮像部がそれぞれ双方に悪影響を与え合い、その結果、コンパクトデジタルカメラやスマートフォン等に搭載することは困難である。また、特許文献1の構成の場合、消費電力に関しては1つのセンサを搭載した時の2倍必要であり、省電力化には寄与しない。そもそも、CCD自体がCMOSセンサに比べて消費電力が大きいため、特許文献1の構成のようにCCDを2つ搭載することで電力的に他の機能を圧迫する懸念がある。
また、特許文献2には、2つのセンサウエハを貼り合わせて両面のイメージセンサを構成するカメラモジュールが開示されている。しかしながら、特許文献2の構成の場合、2つのセンサを単に表裏に貼り付けているだけであるため、その厚みは1つのセンサの厚みの2倍以下にはならず、小型化(薄型化)にはあまり効果がない。また、当然、低消費電力化にも寄与しない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、複数の撮像面を具備する撮像装置の小型化と消費電力の低減を実現可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、第1の撮像面に設けられた第1の撮像部と、前記第1の撮像面とは異なる方向を向いている第2の撮像面に設けられた第2の撮像部と、出力線を介して、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部との両方に電気的に接続された出力回路とを有する。
また、本発明は、上述した撮像装置の形成方法を含む。
また、本発明は、上述した撮像装置の形成方法を含む。
本発明によれば、複数の撮像面を具備する撮像装置の小型化と消費電力の低減を実現することができる。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について、図1〜図5及び図7を用いて説明する。
まず、本発明の第1の実施形態について、図1〜図5及び図7を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の回路ブロック構成の一例を示す図である。ここで、100は、第1の実施形態に係る撮像装置である。また、この図1は、撮像装置100の回路ブロック構成を模式的に示したものであり、撮像装置100として実際に形成されたものの上面図ではない。
図1において、110は単位画素である。111はフォトダイオード(PD)、112は転送スイッチ、113はフローティングデフュージョン(FD)、114はソースフォロアとして機能する増幅MOSアンプ、115は選択スイッチ、116はリセットスイッチである。
また、121は垂直出力線、122及び123は増幅MOSアンプ114の負荷となる定電流源、124は垂直走査回路、125は読出し面選択スイッチ、126は読出し回路、127は通信線、128は出力アンプ、129は水平走査回路である。
単位画素110のうち、図1において白く示されている110−fは撮像装置100の表面に設けられた表面画素(第1の撮像部)であり、図1において斜めハッチで示されている110−bは撮像装置100の裏面に設けられた裏面画素(第2の撮像部)である。図1では、図の簡略化のために、表面画素110―f及び裏面画素110−bをそれぞれ2行×4列のみ示しているが、実際には非常に多数の画素がそれぞれ2次元に配置されている。そして、この表面画素(第1の撮像部)110−fが形成された撮像装置100の表面を表撮像面(第1の撮像面)とし、裏面画素(第2の撮像部)110−bが形成された撮像装置100の裏面を裏撮像面(第2の撮像面)とする。
単位画素110は、図1に示すように、PD111、転送スイッチ112、FD113、増幅MOSアンプ114、選択スイッチ115、及び、リセットスイッチ116を有して構成されている。また、増幅MOSアンプ114、及び、定電流源122または123から、ソースフォロアが構成される。出力アンプ128は、R、Gr、Gb、Bのそれぞれに対し1つずつ、計4ch出力となっている。
次に、図1に示す撮像装置100の動作の概略について説明する。
PD111は、入射した光を電荷に変換する。そして、PD111で発生した電荷は、転送スイッチ112により転送パルスφTXに基づき転送され、FD113に一時的に蓄積される。上述したように、増幅MOSアンプ114、及び定電流源122または123でソースフォロアが構成され、選択パルスφSELにより選択スイッチ115で選択された画素の信号電荷は電圧に変換され、垂直出力線121を介して読出し回路126に出力される。
PD111は、入射した光を電荷に変換する。そして、PD111で発生した電荷は、転送スイッチ112により転送パルスφTXに基づき転送され、FD113に一時的に蓄積される。上述したように、増幅MOSアンプ114、及び定電流源122または123でソースフォロアが構成され、選択パルスφSELにより選択スイッチ115で選択された画素の信号電荷は電圧に変換され、垂直出力線121を介して読出し回路126に出力される。
さらに、通信線127を介して水平走査回路129から読出し回路126に選択信号を送信することで読み出す信号が選択され、読出し回路126で読み出された信号は、出力アンプ128を経て撮像装置100の外部に出力される。また、FD113に蓄積された電荷の除去は、リセットパルスφRESによりリセットスイッチ116において行われる。
垂直走査回路124は、水平入力線を介して、表撮像面に形成された表面画素110−fや裏撮像面に形成された裏面画素110−bに、転送パルスφTX、選択パルスφSEL、リセットパルスφRES等の駆動パルスを入力し、転送スイッチ112、選択スイッチ115、リセットスイッチ116の選択を行う。この垂直走査回路124は、水平入力線を介して、表面画素110−fと裏面画素110−bとの両方に電気的に接続された入力回路を構成する。また、読出し回路126や水平走査回路129等は、垂直出力線121を介して、表面画素110−fと裏面画素110−bとの両方に電気的に接続された出力回路を構成する。
読出し面選択スイッチ125は、表撮像面に形成された表面画素110−fまたは裏撮像面に形成された裏面画素110−bのどちらに、水平入力線を介して垂直走査回路124から、転送パルスφTX、選択パルスφSEL、リセットパルスφRES等の駆動パルスを送信するのかを、読出し面選択パルスφASP_SELにより切換える。具体的には、表撮像面に形成された表面画素110−fに駆動パルスを送信する場合には、読出し面選択パルスφASP_SELにより、「f」側の水平入力線に読出し面選択スイッチ125を切換える。また、裏撮像面に形成された裏面画素110−bに駆動パルスを送信する場合には、読出し面選択パルスφASP_SELにより、「b」側の水平入力線に読出し面選択スイッチ125を切換える。
図2は、図1に示す撮像装置100で使用する色フィルタアレイの一例を示す図である。図2では、第1の色フィルタを赤(R)、第2の色フィルタを緑(Gr)、第3の色フィルタを緑(Gb)、第4の色フィルタを青(B)とした場合を示している。この色フィルタアレイの配列は、原色の色フィルタ配列の中でも、特にベイヤ配列と呼ばれるものであり、高い解像度と優れた色再現性を備えた色フィルタ配列である。
図3は、図1に示す撮像装置100の外形構成の一例を示す図である。具体的に、図3(a)は図1に示す撮像装置100の断面図であり、図3(b)は図1に示す撮像装置100を上面(表面)から見た上面図である。
図3において、301は第1半導体層、302は第2半導体層、303はパッド、304はマイクロパッド、305はマイクロバンプである。
撮像装置100は、撮像装置100の表撮像面側に形成されている第1半導体層301と、撮像装置100の裏撮像面側に形成されている第2半導体層302とを含み構成されている。この第1半導体層301と第2半導体層302とは、各マイクロパッド304及びマイクロバンプ305を介して電気的に接続されて一体化されている。パッド303は、撮像装置100の駆動電源、タイミング発生部及び撮像装置100からの出力後段の処理回路部に電気的に接続されている。
第1半導体層301には裏面照射型イメージセンサの機能が備わっており、基板表面側には配線層が形成され、配線層と反対側の基板裏面側から光を入射するように構成されている。第2半導体層302にも、第1半導体層301と同様に、裏面照射型イメージセンサの機能が備わっており、基板表面側には配線層が形成され、配線層と反対側の基板裏面側から光を入射するように構成されている。この第2半導体層302には、イメージセンサの機能を有する層に加えて、同一平面上にイメージセンサを制御する機能、イメージセンサからの信号の読出し・加算機能、信号処理機能等を有する層が形成されている。
図4は、図3(a)に示す撮像装置100の断面構造の一例を示す図である。図4において、図3(a)に示す第1半導体層301と第2半導体層302が示されている。また、図4は、図3(a)に示す断面のうちの右端部分の断面を示しており、第1半導体層301に対して第2半導体層302の方が右に長くなっている。
図4において、403及び405はSi(シリコン)基板、404及び406は配線層、407及び422は図1のPD111に相当するフォトダイオード(PD)である。また、408及び423はp+型拡散領域、409〜412及び424〜430はn+型拡散領域である。また、413〜415及び431〜435は各トランジスタのゲート配線、416及び436は転送パルス配線、417及び437は選択パルス配線、418及び438はリセットパルス配線、419及び439は電源配線である。
また、420はビアである。また、421及び445は図3のマイクロパッド304に相当するマイクロパッド、440〜443は信号伝搬用配線、444は図1の垂直出力線121に相当する垂直出力線、446は図3のマイクロバンプ305に相当するマイクロバンプである。また、447は表撮像面に形成されたイメージセンサ部、448は裏撮像面に形成されたイメージセンサ部、449はイメージセンサ読出し部、450はイメージセンサ制御部である。
第1半導体層301は、Si基板(p型ウェル)403上に配線層404が形成されている。Si基板403には、n型拡散領域で形成されたPD407、PD407の表面部(配線層404との境界部)にはp+拡散領域408が形成されている。Si基板403には、その表面部にPD407のn+拡散領域409、リセットスイッチ用トランジスタのn+拡散領域410、選択スイッチ用トランジスタのn+拡散領域411、もう一方の基板に電気的に接続するためのn+拡散領域412が形成されている。
配線層404には、SiO2等の絶縁層内に、各トランジスタのゲート配線413〜415、転送パルス配線416、選択パルス配線417、リセットパルス配線418、電源配線419が形成されている。加えて、その表面部にはCu等により形成されるマイクロパッド421が形成されている。そして、配線層404には、n+拡散領域412をマイクロパッド421と接続するためのビア420が形成されている。転送パルス配線416はトランジスタのゲート配線413に電気的に接続され、選択パルス配線417はトランジスタのゲート配線415に電気的に接続されている。リセットパルス配線418は別途トランジスタのゲート配線を通じてn+拡散領域410に電気的に接続され、電源配線419はVDD電源に電気的に接続されている。
第2半導体層302は、Si基板(p型ウェル)405上に配線層406が形成されている。Si基板405には、n型拡散領域で形成されたPD422、PD422の表面部(配線層406との境界部)にはp+拡散領域423が形成されている。Si基板405には、その表面部にPD422のn+拡散領域424、リセットスイッチ用トランジスタのn+拡散領域425、選択スイッチ用トランジスタのn+拡散領域426、n+拡散領域427〜430、その他、複数の拡散領域が形成されている。
配線層406には、SiO2等の絶縁層内に、各トランジスタのゲート配線431〜435、転送パルス配線436、選択パルス配線437、リセットパルス配線438、電源配線439が形成されている。加えて、信号伝搬用配線440〜443、垂直出力線444、その他、複数の信号伝搬用配線も形成される。さらにその表面部には、Cu等により形成されるマイクロパッド445が形成されている。そして、配線層406には、垂直出力線444をマイクロパッド445と電気的に接続するためのビアが形成されている。また、垂直出力線444とn+拡散領域427及びn+拡散領域428とも、ビアで電気的に接続されている。転送パルス配線436はトランジスタのゲート配線431に電気的に接続され、選択パルス配線437はトランジスタのゲート配線433に電気的に接続されている。リセットパルス配線438は別途トランジスタのゲート配線を通じてn+拡散領域425に電気的に接続され、電源配線439はVDD電源に電気的に接続されている。
図3(a)に示す撮像装置100は、図4に示すように、第1半導体層301の配線層404の表面部と第2半導体層302の配線層406の表面部とを対向させてマイクロパッド421及び445とをマイクロバンプ446を介して電気的に接続させている。
第1半導体層301及び第2半導体層302のイメージセンサ部447及び448は、マイクロバンプ446を介して接続されることで垂直出力線444を共有しており、各単位画素110のPDで光電変換された画素信号を垂直出力線444に読み出すまでの回路を構成する。そして、第1半導体層301のイメージセンサ部447は上述した表撮像面に形成され、第2半導体層302のイメージセンサ部448は上述した裏撮像面に形成されている。図4に示す例では、イメージセンサ部447に係る表撮像面とイメージセンサ部448に係る裏撮像面とは、互いに正反対の方向を向いており、また、その光軸が同じとなっている。また、図4に示すように、垂直出力線444(図1の垂直出力線121)は、イメージセンサ部447に係る表撮像面とイメージセンサ部448に係る裏撮像面との間に形成されている。
第2半導体層302のイメージセンサ読出し部449では、信号伝搬用配線440〜443、各トランジスタのゲート配線434及び435、n+拡散領域429及び430により、列アンプ回路、読み出された電荷のノイズ・オフセット除去、電荷加算回路、伝搬回路(更には必要に応じて、画素選択回路及び信号処理回路)を含む読出し回路が構成されている。
第2半導体層302のイメージセンサ制御部450では、各種の拡散領域、信号伝搬用配線、各トランジスタのゲート配線により、図1に示す垂直走査回路124及び水平走査回路129が構成されている。
このように、垂直出力線444に電気的に接続された出力回路の一種である読出し回路(図1の読出し回路126)や水平走査回路(図1の水平走査回路129)、水平入力線に電気的に接続された入力回路の一種である垂直走査回路(図1の垂直走査回路124)は、イメージセンサ部447に係る表撮像面とイメージセンサ部448に係る裏撮像面との間に形成されていない。
図5は、本発明の実施形態に係る撮像装置を含む撮像システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図5に示す撮像システム500において、501a及び501bはレンズであり、502はレンズ駆動部である。また、503a及び503bはメカニカルシャッタ(図5では「メカシャッタ」と表記)、504a及び504bは絞り、505はメカニカルシャッタ・絞り駆動部(図5では「シャッタ・絞り駆動部」と表記)である。506は図1〜図4等で上述した撮像装置100である。507はA/D変換を行うA/D変換回路(図5では「A/D」と表記)、508は撮像信号処理回路部、509はタイミング発生部、510は全体制御演算部である。511は第1メモリ部、512は第2メモリ部である。513は操作部である。514は記憶媒体制御インターフェース部(図5では「記憶媒体制御I/F部」と表記)、515は記憶媒体である。516は表示部である。517は外部装置であるコンピュータとの通信を司る外部インターフェース部(図5では「外部I/F部」と表記)である。
図5において、レンズ部501a及び501bをそれぞれ通った被写体の光学像は、それぞれ、絞り504a及び504bにて適切な光量に調整され、撮像装置506の表撮像面506a及び裏撮像面506bに結像させる。撮像装置506の表撮像面506a及び裏撮像面506bにそれぞれ結合した被写体の光学像は、それぞれ、表撮像面506aに設けられた表面画素110−f及び裏撮像面506bに設けられた裏面画素110−bで電気信号として検出される。そして、表面画素110−f及び裏面画素110−bで検出された電気信号は、回路部506cの駆動により、撮像装置506の外部のA/D507に画像信号として出力される。
A/D507では、入力された画像信号に対して、ゲイン調整、アナログ信号からデジタル信号への変換を行うA/D変換を行って、R、Gr、Gb、Bの画像信号(撮像信号)として撮像信号処理回路部508に送られる。撮像信号処理回路部508では、入力された画像信号(撮像信号)に対して、ノイズを軽減するローパスフィルタ処理やシェーディング処理、WB処理等の各種の画像信号処理、更に各種の補正、画像データの圧縮等を行い、画像データとして出力を行う。
ここで、レンズ部501a及び501bは、レンズ駆動部502によって、ズーム、フォーカス等が駆動制御される。メカシャッタ503a及び503b、絞り504a及び504bは、シャッタ・絞り駆動部505によって駆動制御される。タイミング発生部509は、撮像装置506、A/D507、撮像信号処理回路部508に各種のタイミング信号を出力する。
全体制御演算部510は、撮像システム500の全体の制御と各種演算処理を行う。第1メモリ部511は、撮像信号処理回路部508等から出力された画像データを一時的に記憶する。第2メモリ部512は、全体制御演算部510での演算結果等を記憶する。操作部513は、ユーザーが撮像システム500に対して入力指示を行う際に操作されるものであり、ユーザーが設定した撮像装置506の駆動条件に関する情報等は、全体制御演算部510に送られ、これらの情報に基づいて撮像システム500の制御が行われる。記憶媒体制御I/F部514は、記憶媒体515との間で画像データの記録または読出しを行う。記憶媒体515は、半導体メモリ等の着脱可能記憶媒体である。表示部516は、撮像信号処理回路部508等から出力された画像データに基づく画像の表示を行う。外部I/F部517は、外部装置であるコンピュータ等と通信を行うためにためのインターフェースである。
次に、図5及び図7を用いて、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の動作について説明する。
図7は、本発明の実施形態に係る撮像装置の動作を示す図である。具体的に、図7は、本実施形態に係る撮像装置の場合には、表撮像面に設けられた表面画素110―fから読み出される画像信号と裏撮像面に設けられた裏面画素110―bから読み出される画像信号を時系列的に並べたものである。この図7に示す読出し処理は、本実施形態に係る撮像装置の場合には、例えば、図1の読出し回路126等で行われる。また、図7(a)、図7(b)及び図7(c)はともに、横軸は時系列を表わし、VDは垂直同期信号を示す。
図7(a)は、表撮像面に設けられた表面画素110―fから読み出す画像信号と裏撮像面に設けられた裏面画素110―bから読み出す画像信号を、同じ間引き率(全画素読出し)で読み出す駆動の場合を示す。
図7(b)は、表撮像面に設けられた表面画素110―fから読み出す画像信号と裏撮像面に設けられた裏面画素110―bから読み出す画像信号を、異なる間引き率で読み出す駆動の場合を示す。具体的に、図7(b)は、表撮像面に設けられた表面画素110―fから読み出す画像信号については全画素読出し、裏撮像面に設けられた裏面画素110―bから読み出す画像信号については水平1/3間引き及び垂直1/3間引き読出し駆動を行った場合を示す。
図7(c)は、表撮像面に設けられた表面画素110―fから読み出す画像信号と裏撮像面に設けられた裏面画素110―bから読み出す画像信号を、異なる間引き率で読み出す駆動の場合を示す。具体的に、図7(c)は、表撮像面に設けられた表面画素110―fから読み出す画像信号については全画素読出し、裏撮像面に設けられた裏面画素110―bから読み出す画像信号については水平1/3間引き読出し駆動を行った場合を示す。
図5の操作部513を介してユーザーから図7(a)に示すような駆動条件が設定された場合、全体制御演算部510は、タイミング発生部509に、撮像装置506に対して図7(a)の駆動モードに該当するタイミングパルスを発生させるように指令を出す。具体的に、タイミング発生部509は、撮像装置506の垂直走査回路(図1の垂直走査回路124)、水平走査回路(図1の水平走査回路129)にタイミングパルスを出力する。
タイミング発生部509から図1の垂直走査回路124には、全行読出し、またVD毎に異なった撮像面が選択されるようなタイミングパルスを出力する。そして、図1の垂直走査回路124は、駆動パルスとしてVD毎に異なった読出し面選択パルスφASP_SELを出力し、読出し面選択スイッチ125を「f」側の水平入力線、「b」側の水平入力線に交互に切換える。その際、垂直走査回路124から出力される他の駆動パルスは、VD毎に切換えない。
タイミング発生部509から図1の水平走査回路129には、全列読出しを行うようなタイミングパルスを出力する。そして、図1の水平走査回路129は、全列読出しのような選択信号を駆動パルスとして読出し回路126に出力する。
そして、上述した垂直走査回路124と水平走査回路129からの駆動パルスにより、出力アンプ128から、図7(a)に示すような画像信号が出力される。
図5の操作部513を介してユーザーから図7(b)に示すような駆動条件が設定された場合、全体制御演算部510は、タイミング発生部509に、撮像装置506に対して図7(b)の駆動モードに該当するタイミングパルスを発生させるように指令を出す。具体的に、タイミング発生部509は、撮像装置506の垂直走査回路(図1の垂直走査回路124)、水平走査回路(図1の水平走査回路129)にタイミングパルスを出力する。
タイミング発生部509から図1の垂直走査回路124には、あるVDでは全画素読出しであって表撮像面が選択されるように、また、その次のVDでは3行に1行だけ読出し且つ裏撮像面が選択されるように、タイミングパルスが出力される。なお、このタイミングパルスは、これらの動作の繰り返すように出力される。そして、図1の垂直走査回路124では、駆動パルスとしてVD毎に異なった読出し面選択パルスφASP_SELを出力し、読出し面選択スイッチ125を「f」側の水平入力線、「b」側の水平入力線に交互に切換える。その際、表撮像面が選択された場合には全行読出し、裏撮像面が選択された場合には3行に1行だけ読み出すような選択パルスφSELを駆動パルスとして出力する。また、垂直走査回路124から出力される他の駆動パルスは、VD毎に切換えない。
タイミング発生部509から図1の水平走査回路129には、表撮像面が選択されたVDでは全画素読出し、裏撮像面が選択されたVDでは3列に1行だけ読み出すように、タイミングパルスが出力される。なお、このタイミングパルスは、これらの動作の繰り返すように出力される。そして、図1の水平走査回路129では、表撮像面が選択されたVDでは全画素読出し、裏撮像面が選択されたVDでは3列に1行だけ読み出すような選択信号を駆動パルスとして読出し回路126に出力する。
そして、上述した垂直走査回路124と水平走査回路129からの駆動パルスにより、出力アンプ128から、図7(b)に示すような画像信号が出力される。なお、図7(b)では、裏撮像面からは、垂直1/3間引き、水平1/3間引きで読み出す駆動を示した。しかしながら、他の加算・間引き駆動であっても同様に、VD毎に駆動と選択する撮像面を切換えることで、表撮像面に設けられた表面画素110―f及び裏撮像面に設けられた裏面画素110―bから、それぞれ如何様な加算、間引き読出しを行うことも可能である。
図5の操作部513を介してユーザーから図7(c)に示すような駆動条件が設定された場合の駆動については、図7(b)で説明した内容と同様の趣旨の処理を行うとこで実現可能なため、ここではその説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、垂直出力線121以降の回路を表撮像面及び裏撮像面の2つの撮像面で共有している。即ち、本実施形態では、垂直出力線121を介して、表撮像面に設けられた表面画素110―fと裏撮像面に設けられた裏面画素110―bとの両方に電気的に接続された出力回路(図1の読出し回路126や水平走査回路129等)を形成するようにしている。
かかる構成によれば、表撮像面及び裏撮像面のそれぞれに垂直出力線以降の回路を構成する場合と比べて、撮像装置の小型化(薄型化)と消費電力の低減を実現することができる。
かかる構成によれば、表撮像面及び裏撮像面のそれぞれに垂直出力線以降の回路を構成する場合と比べて、撮像装置の小型化(薄型化)と消費電力の低減を実現することができる。
また、撮像装置において、PD111から読み出された電荷は、垂直出力線121以降でも様々なノイズが重畳するため、ノイズを除去または軽減するための補正処理が必要となる。そのため、表撮像面に設けられた表面画素110―fの画像信号と裏撮像面に設けられた裏面画素110―bの画像信号が垂直出力線121以降別々の経路を通って出力される場合には、それぞれ別々の補正回路が必要となる。しかしながら、本実施形態では、垂直出力線121以降の出力回路を共有しているため、表撮像面と裏撮像面は同様の補正回路で処理することが可能である。
さらに、本実施形態では、水平入力線を介して、表撮像面に設けられた表面画素110―fと裏撮像面に設けられた裏面画素110―bとの両方に電気的に接続された入力回路(図1の垂直走査回路124等)を形成するようにしている。
かかる構成によれば、更に、撮像装置の小型化(薄型化)と消費電力の低減を実現することができる。
かかる構成によれば、更に、撮像装置の小型化(薄型化)と消費電力の低減を実現することができる。
なお、本実施形態では、第1の撮像面として撮像装置100の表撮像面を適用し、第2の撮像面として撮像装置100の裏撮像面を適用した例を示した。しかしながら、本発明においては、この形態に限定されるものではなく、第1の撮像面と第2の撮像面とは異なる方向を向いていれば本発明に適用可能である。この形態を採用する場合、当該第1の撮像面に設けられた、図1に示す画素110―fに対応する画素と、当該第2の撮像面に設けられた、図1に示す画素110―bに対応する画素とを形成する構成を採る。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図6及び図7を用いて説明する。
次に、本発明の第2の実施形態について、図6及び図7を用いて説明する。
第2の実施形態では、図2〜図5については、上述した第1の実施形態で説明したものと同様であるため、ここではその説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の回路ブロック構成の一例を示す図である。ここで、600は、第2の実施形態に係る撮像装置である。また、この図6は、撮像装置600の回路ブロック構成を模式的に示したものであり、撮像装置600として実際に形成されたものの上面図ではない。
図6の撮像装置600において、610は単位画素である。611はフォトダイオード(PD)、612は転送スイッチ、613はフローティングデフュージョン(FD)、614はソースフォロアとして機能する増幅MOSアンプ、615は選択スイッチ、616はリセットスイッチである。具体的に、図6の610〜616は、それぞれ、図1に示す第1の実施形態に係る撮像装置100の110〜116と同様である。
単位画素610のうち、図6において白く示されている610−fは撮像装置600の表面に設けられた表面画素(第1の撮像部)であり、図6において斜めハッチで示されている610−bは撮像装置600の裏面に設けられた裏面画素(第2の撮像部)である。そして、表面画素(第1の撮像部)610−fが形成された撮像装置600の表面を表撮像面(第1の撮像面)とし、裏面画素(第2の撮像部)610−bが形成された撮像装置600の裏面を裏撮像面(第2の撮像面)とする。
また、621は垂直出力線、622及び623は増幅MOSアンプ614の負荷となる定電流源、624は垂直走査回路、625は読出し面選択スイッチ、626は読出し回路、627は通信線、628は出力アンプ、629は水平走査回路である。具体的に、図6の621〜624、626〜629は、それぞれ、図1に示す第1の実施形態に係る撮像装置100の121〜124、126〜129と同様であり、読出し面選択スイッチ625が異なる。
読出し面選択スイッチ625は、垂直出力線621からの出力信号を読出し回路626に読み出す接続部分に設けられている。
次に、図6に示す撮像装置600の動作の概略について説明する。
PD611は、入射した光を電荷に変換する。そして、PD611で発生した電荷は、転送スイッチ612により転送パルスφTXに基づき転送され、FD613に一時的に蓄積される。本実施形態では、FD613、増幅MOSアンプ614、及び、定電流源622または623でフローティングディフュージョンアンプが構成され、選択パルスφSELによって選択スイッチ615で選択された画素の信号電荷は電圧に変換され、垂直出力線621を介して読出し回路626に出力される。
PD611は、入射した光を電荷に変換する。そして、PD611で発生した電荷は、転送スイッチ612により転送パルスφTXに基づき転送され、FD613に一時的に蓄積される。本実施形態では、FD613、増幅MOSアンプ614、及び、定電流源622または623でフローティングディフュージョンアンプが構成され、選択パルスφSELによって選択スイッチ615で選択された画素の信号電荷は電圧に変換され、垂直出力線621を介して読出し回路626に出力される。
さらに、通信線627を介して水平走査回路629から読出し回路626に選択信号を送信することで読み出す信号が選択され、読出し回路626で読み出された信号は、出力アンプ628を経て撮像装置600の外部に出力される。また、FD613に蓄積された電荷の除去は、リセットパルスφRESによりリセットスイッチ616において行われる。
垂直走査回路624は、水平入力線を介して、表撮像面に形成された表面画素610−fや裏撮像面に形成された裏面画素610−bに、転送パルスφTX、選択パルスφSEL、リセットパルスφRES等の駆動パルスを入力し、転送スイッチ612、選択スイッチ615、リセットスイッチ616の選択を行う。この垂直走査回路624は、水平入力線を介して、表面画素610−fと裏面画素610−bとの両方に電気的に接続された入力回路を構成する。
読出し面選択スイッチ625は、表撮像面に形成された表面画素610−fまたは裏撮像面に形成された裏面画素610−bのどちらに、転送パルスφTX、選択パルスφSEL、リセットパルスφRES等の駆動パルスを送信するのかを、読出し面選択パルスφASP_SELにより切換える。具体的には、表撮像面に形成された表面画素610−fに駆動パルスを送信する場合には、読出し面選択パルスφASP_SELにより、「f」側の垂直出力線621に読出し面選択スイッチ625を切換える。また、裏撮像面に形成された裏面画素610−bに駆動パルスを送信する場合には、読出し面選択パルスφASP_SELにより、「b」側の垂直出力線621に読出し面選択スイッチ625を切換える。
水平走査回路629は、読出し面選択パルスφASP_SELにより、読出し面選択スイッチ625の選択を行い、また、選択信号により加算・間引きする列の選択を行う。読出し回路626や水平走査回路629等は、垂直出力線621を介して、表面画素610−fと裏面画素610−bとの両方に電気的に接続された出力回路を構成する。
次に、図5及び図7を用いて、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の動作について説明する。
図5の操作部513を介してユーザーから図7(a)に示すような駆動条件が設定された場合については、上述した第1の実施形態における読出し面選択スイッチ125を読出し面選択スイッチ625に置き替えて処理を行えばよいため、ここではその説明を省略する。
図5の操作部513を介してユーザーから図7(b)に示すような駆動条件が設定された場合、第2の実施形態に係る撮像装置600の構成では実現できない。
図5の操作部513を介してユーザーから図7(c)に示すような駆動条件が設定された場合の動作について、以下に説明する。
まず、全体制御演算部510は、タイミング発生部509に、撮像装置506に対して図7(c)の駆動モードに該当するタイミングパルスを発生させるように指令を出す。具体的に、タイミング発生部509は、撮像装置506の垂直走査回路(図6の垂直走査回路624)、水平走査回路(図6の水平走査回路629)にタイミングパルスを出力する。
タイミング発生部509から図6の垂直走査回路624には、常に全行読出しを行うためのタイミングパルスが出力される。そして、図6の垂直走査回路624では、全行選択するような駆動パルスを出力する。
タイミング発生部509から図6の水平走査回路629には、表撮像面が選択されたVDでは全画素読出し、裏撮像面が選択されたVDでは3列に1行だけ読み出すように、タイミングパルスが出力される。なお、このタイミングパルスは、これらの動作の繰り返すように出力される。図6の水平走査回路629では、VD毎に表撮像面と裏撮像面とを交互に選択する読出し面選択パルスφASP_SELと、表撮像面が選択されたVDでは全列読出し、裏撮像面が選択されたVDでは3列に1行だけ読み出すような選択信号とを、駆動パルスとして読出し回路626に出力する。
そして、上述した垂直走査回路624と水平走査回路629からの駆動パルスにより、出力アンプ628から、図7(c)に示すような画像信号が出力される。なお、図7(c)では、裏撮像面からは、水平1/3間引きで読み出す駆動を示した。しかしながら、他の水平加算・間引き駆動であっても同様に、VD毎に駆動と選択する撮像面を切換えることで、表撮像面に設けられた表面画素610―f及び裏撮像面に設けられた裏面画素610―bから、それぞれ如何様な水平加算、間引き読出しを行うことも可能である。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、垂直出力線621以降の回路を表撮像面及び裏撮像面の2つの撮像面で共有している。即ち、本実施形態でも、垂直出力線621を介して、表撮像面に設けられた表面画素610―fと裏撮像面に設けられた裏面画素610―bとの両方に電気的に接続された出力回路(図6の読出し回路626や水平走査回路629等)を形成するようにしている。
かかる構成によれば、表撮像面及び裏撮像面のそれぞれに垂直出力線以降の回路を構成する場合と比べて、撮像装置の小型化(薄型化)と消費電力の低減を実現することができる。
かかる構成によれば、表撮像面及び裏撮像面のそれぞれに垂直出力線以降の回路を構成する場合と比べて、撮像装置の小型化(薄型化)と消費電力の低減を実現することができる。
さらに、本実施形態においても、水平入力線を介して、表撮像面に設けられた表面画素610―fと裏撮像面に設けられた裏面画素610―bとの両方に電気的に接続された入力回路(図6の垂直走査回路624等)を形成するようにしている。
かかる構成によれば、更に、撮像装置の小型化(薄型化)と消費電力の低減を実現することができる。
かかる構成によれば、更に、撮像装置の小型化(薄型化)と消費電力の低減を実現することができる。
なお、本実施形態では、第1の撮像面として撮像装置600の表撮像面を適用し、第2の撮像面として撮像装置600の裏撮像面を適用した例を示した。しかしながら、本発明においては、この形態に限定されるものではなく、第1の撮像面と第2の撮像面とは異なる方向を向いていれば本発明に適用可能である。この形態を採用する場合、当該第1の撮像面に設けられた、図6に示す画素610―fに対応する画素と、当該第2の撮像面に設けられた、図6に示す画素610―bに対応する画素とを形成する構成を採る。
なお、上述した本発明の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 撮像装置、110 単位画素、110−f 表面画素(第1の撮像部)、110−b 裏面画素(第2の撮像部)、111 フォトダイオード(PD)、112 転送スイッチ、113 フローティングデフュージョン(FD)、114 増幅MOSアンプ、115 選択スイッチ、116 リセットスイッチ、121 垂直出力線、122,123 定電流源、124 垂直走査回路、125 読出し面選択スイッチ、126 読出し回路、127 通信線、128 出力アンプ、129 水平走査回路
Claims (8)
- 第1の撮像面に設けられた第1の撮像部と、
前記第1の撮像面とは異なる方向を向いている第2の撮像面に設けられた第2の撮像部と、
出力線を介して、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部との両方に電気的に接続された出力回路と
を有することを特徴とする撮像装置。 - 入力線を介して、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部との両方に電気的に接続された入力回路を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第1の撮像面と前記第2の撮像面とは、互いに正反対の方向を向いていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記第1の撮像面と前記第2の撮像面は、光軸が同じであることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記出力線は、前記第1の撮像面と前記第2の撮像面との間に形成されており、
前記出力回路は、前記第1の撮像面と前記第2の撮像面との間に形成されていないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記出力回路は、アンプ回路、電荷加算回路、画素選択回路および信号処理回路のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記出力回路は、前記第1の撮像部から出力された出力信号と前記第2の撮像部から出力された出力信号とで間引き率を変える処理を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 第1の撮像面に設けられた第1の撮像部と、前記第1の撮像面とは異なる方向を向いている第2の撮像面に設けられた第2の撮像部とを有する撮像装置の形成方法であって、
出力線を介して、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部との両方に電気的に接続する出力回路を形成することを特徴とする撮像装置の形成方法。
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