JP2016076840A - 端末装置、コミュニケーションシステム、方法およびプログラム - Google Patents

端末装置、コミュニケーションシステム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目的の通信態様で情報を伝達するためにどこに移動すればよいのかをユーザに提示する。
【解決手段】ユーザにより持ち運びされ、無線通信によりネットワークに接続される端末装置であって、複数の通信態様のうちの選択された通信態様により、他の装置とネットワークを介した情報のやり取りを行う通信部と、現在位置の周辺領域における、何れかの通信態様で情報のやり取りができる通信可能場所と、通信可能場所において無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する取得部と、周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき、それぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を生成する生成部と、周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、利用可能情報をユーザに提示する提示部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置、コミュニケーションシステム、方法およびプログラムに関する。
スマートフォン等の端末装置は、音声通話、テキストによるやり取りおよびビデオ会議等の多様な通信態様で情報を伝達することができる。また、安定した通信ができる場所を端末装置に提供するシステムが知られている(特許文献1等)。
ところで、端末装置は、通信態様によって必要とするデータ転送速度が異なる。例えば、端末装置は、ビデオ会議をする場合の方が、テキストによるやり取りをする場合よりも、必要とするデータ転送速度が高い。しかし、端末装置は、全ての場所で、ビデオ会議ができる程度のデータ転送速度で通信ができるわけではない。従って、ユーザは、ビデオ会議等の高いデータ転送速度を必要とする通信態様で情報を伝達したい場合、必要なデータ転送速度で通信ができる場所へと移動しなければならない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、目的の通信態様で情報を伝達するためにどこに移動すればよいのかをユーザに提示することができる端末装置、コミュニケーションシステム、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る端末装置は、ユーザにより持ち運びされ、無線通信によりネットワークに接続される端末装置であって、複数の通信態様のうちの選択された通信態様により、他の装置と前記ネットワークを介した情報のやり取りを行う通信部と、現在位置の周辺領域における、何れかの通信態様で情報のやり取りができる通信可能場所と、前記通信可能場所において無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する取得部と、前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき、それぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を生成する生成部と、前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、前記利用可能情報を前記ユーザに提示する提示部とを備える。
本発明によれば、目的の通信態様で情報を伝達するためにどこに移動すればよいのかをユーザに提示することができる。
図1は、第1の実施形態に係るコミュニケーションシステム10を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る第1の端末装置20およびサーバ装置40のブロック構成を示す図である。 図3は、場所情報とその場所のデータ転送速度とを示したテーブルの一例を示す図である。 図4は、データ転送速度の速度値とレベルとの対応関係の一例を示した図である。 図5は、利用可能情報の一例を示した図である。 図6は、現在位置および周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所での利用可能情報の一例を示した図である。 図7は、第1の実施形態に係る第1の端末装置20の処理を示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係る第1の端末装置20による表示例を示す図である。 図9は、セキュリティレベルおよび通信料金をさらに含むバルーンの表示例を示す図である。 図10は、第2の実施形態に係るコミュニケーションシステム10を示す図である。 図11は、第2の実施形態に係る第1の端末装置20およびサーバ装置40のブロック構成を示す図である。 図12は、第2の実施形態に係る第1の端末装置20による表示例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係る第1の端末装置20および第2の端末装置30の処理を示すフローチャートである。 図14は、第1の端末装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係るコミュニケーションシステム10について詳細に説明する。コミュニケーションシステム10は、複数の通信態様による情報の伝達を可能とし、さらに、目的の通信態様で情報を伝達するためにどこに移動すればよいのかをユーザに提示することができる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るコミュニケーションシステム10を示す図である。コミュニケーションシステム10は、第1の端末装置20と、第2の端末装置30と、サーバ装置40とを備える。第1の端末装置20、第2の端末装置30およびサーバ装置40は、ネットワークを介して互いに情報を伝達する。ネットワークは、一例として、インターネット等の公衆通信回線である。
第1の端末装置20は、第1のユーザにより持ち運びされる小型の情報処理装置である。第1の端末装置20は、データの入力機能、データの提示機能(例えば、表示機能)および通信機能を有する装置である。第1の端末装置20は、一例として、スマートフォン、タブレット、および、携帯電話機等である。
また、第1の端末装置20は、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)等の無線通信によりネットワークに接続される。また、第1の端末装置20は、LTE(Long Term Evolution)等の携帯通信規格の無線通信によりネットワークに接続されてもよい。第1の端末装置20は、複数の無線通信規格を切り替えて何れかによりネットワークに接続されてもよい。
第2の端末装置30は、第1のユーザのコミュニケーションの相手となる第2のユーザにより使用される情報処理装置(他の装置)である。第2の端末装置30は、データの入力機能、データの提示機能(例えば、表示機能)および通信機能を有する装置である。本実施形態においては、第2の端末装置30は、持ち運びができないタイプの情報処理装置であってよい。また、本実施形態においては、第2の端末装置30は、有線通信によりネットワークに接続されてもよい。
サーバ装置40は、ネットワークに接続された情報処理装置である。サーバ装置40は、第1の端末装置20および第2の端末装置30からネットワークを介してアクセスされ、第1の端末装置20および第2の端末装置30に要求された情報を送信する。
このようなコミュニケーションシステム10は、第1の端末装置20と第2の端末装置30との間において、複数の通信態様のうち選択された通信態様により情報を伝達させる。通信態様とは、複数のユーザの間において、ネットワークを介して情報を伝達してコミュニケーションするための態様である。本実施形態においては、通信態様には、テキストを用いた情報のやり取り(本実施形態においては、チャットという)、音声を用いた情報のやり取り(本実施形態においては、IP電話という)、または、動画像を用いた情報のやり取り(本実施形態においては、ビデオ会議という)が含まれる。
コミュニケーションシステム10では、第1の端末装置20を使用する第1のユーザおよび第2の端末装置30を使用する第2のユーザに、このような複数の通信態様のうちの何れか1つを選択させる。
さらに、コミュニケーションシステム10では、目的の通信態様を利用して情報を伝達するためにどこに移動すればよいかを示す情報を、第1の端末装置20が第1のユーザに提示する。例えば、第1の端末装置20は、現在位置の周辺領域を表す地図上に、チャットをできる場所、IP電話をできる場所およびビデオ会議をできる場所のそれぞれを表示する。これにより、第1の端末装置20を使用する第1のユーザは、現在位置で目的の通信態様が利用できない場合であっても、目的の通信態様を利用できる場所へ効率良く移動することができる。
図2は、第1の実施形態に係る第1の端末装置20およびサーバ装置40のブロック構成を示す図である。サーバ装置40は、格納部51と、情報収集部52と、更新部53と、送受信部54とを有する。
格納部51は、図3に示されるような、場所を表す場所情報と、当該場所の位置と、当該場所で無線通信をした場合のデータ転送速度とを対応付けたテーブルを記憶する。場所情報には、場所を表す建物、設備または店舗等の名称が格納される。位置には、当該場所の緯度および経度が格納される。データ転送速度には、当該場所で無線通信をした場合の1秒当たりのデータ転送量を表す速度値が格納される。その場所において複数の通信方式で無線通信が可能である場合には、データ転送速度には、最速の通信方式の速度値が格納される。
また、格納部51は、速度値を複数段階に丸めたデータ転送速度を格納してもよい。本実施形態においては、格納部51は、図4に示されるような、速度値を4段階のレベルに丸めたデータ転送速度を格納する。より具体的には、本実施形態においては、格納部51は、速度値が1[MB/sec]未満を“レベル0”、速度値が1[MB/sec]以上10[MB/sec]未満を“レベル1”、速度値が10[MB/sec]以上100[MB/sec]未満を“レベル2”、速度値が100[MB/sec]以上を“レベル3”としたデータ転送速度を格納する。
情報収集部52は、場所情報、位置およびデータ転送速度の情報を収集する。情報収集部52は、一例として、通信会社から提供される無線アクセスポイントの設置場所を示した情報を収集する。無線アクセスポイントの設置場所を示した情報には、無線アクセスポイントの設置場所の名称、位置(緯度および経度)および無線アクセスポイントの最高のデータ転送速度等が含まれる。
また、情報収集部52は、一例として、通信機器によるリアルタイムの通信状態および通信場所を示すリアルタイム情報を収集してもよい。リアルタイム情報には、無線アクセスポイントの設置場所の名称、無線アクセスポイントの位置(緯度および経度)および実際に行われた無線通信のデータ転送速度が含まれる。
また、情報収集部52は、一例として、通信状態および通信場所を示す書き込み情報をネットワーク上の複数のサーバ装置から収集してもよい。例えば、情報収集部52は、ソーシャルネットワークサービスを提供するサーバ等から情報を収集してもよい。
更新部53は、情報収集部52が収集した情報に基づき、格納部51が記憶しているテーブルを更新する。更新部53は、一例として、情報収集部52が収集した無線アクセスポイントの設置場所、リアルタイム情報または書き込み情報に基づき、場所情報と、位置と、データ転送速度とを生成して格納部51に記憶させる。
送受信部54は、第1の端末装置20からデータ取得要求を受け取り、データ取得要求に従って格納部51を検索して、場所情報、位置およびデータ転送速度を抽出する。そして、送受信部54は、抽出した場所情報、位置およびデータ転送速度を第1の端末装置20へと返信する。
第1の端末装置20は、通信部61と、位置検出部62と、データ速度検出部63と、ログ記憶部64と、取得部65と、利用可能情報記憶部66と、生成部67と、提示部68とを有する。
通信部61は、複数の通信態様のうちから通信態様の選択を受け付ける。そして、通信部61は、選択された通信態様により、第2の端末装置30とネットワークを介した情報のやり取りを行う。本実施形態においては、通信部61は、チャット、IP電話またはビデオ会議のうち選択された何れか1つの通信態様により、第2の端末装置30とネットワークを介した情報のやり取りをする。
位置検出部62は、第1の端末装置20の現在位置を検出する。位置検出部62は、一例として、第1の端末装置20の緯度および経度を検出する。
データ速度検出部63は、現在位置において第1の端末装置20が無線通信をした場合のデータ転送速度を検出する。データ速度検出部63は、一例として、現在位置の通信感度を測定し、測定した通信感度に基づきデータ転送速度を算出する。また、データ速度検出部63は、複数の通信方式で無線通信が可能である場合には、それぞれの通信方式でのデータ転送速度を検出し、その最大値を選択する。
なお、データ速度検出部63は、格納部51に格納される値と同様に、速度値を複数段階に丸めたデータ転送速度を検出してもよい。本実施形態においては、データ速度検出部63は、図4に示したように、4段階のレベルで表されるデータ転送速度を検出する。
ログ記憶部64は、第1の端末装置20が過去に無線通信した場所と、過去に無線通信した場所の位置と、当該場所で第1の端末装置20が無線通信したときのデータ転送速度とを格納したログを記憶する。
取得部65は、位置検出部62により検出された現在位置に基づき、第1の端末装置20の現在位置の周辺領域を特定する。取得部65は、一例として、現在位置から予め定められた距離の範囲内を周辺領域として特定する。予め定められた距離は、例えば徒歩により10分程度で移動できる範囲(例えば500mの範囲)である。
そして、取得部65は、特定した第1の端末装置20の周辺領域における、何れかの通信態様で情報のやり取りができる建物、設備または店舗等を表す通信可能場所と、当該通信可能場所の位置(緯度および経度)と、当該通信可能場所において第1の端末装置20が無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する。
取得部65は、一例として、サーバ装置40からネットワークを介して、周辺領域における通信可能場所と、位置と、データ転送速度とを取得する。具体的には、取得部65は、サーバ装置40にアクセスして、位置が周辺領域に含まれる、場所情報、位置およびデータ転送速度の組の取得要求を発行する。取得要求を受けたサーバ装置40は、位置が周辺領域に含まれる、場所情報、位置およびデータ転送速度の組を格納部51から抽出して、取得部65に返信する。
また、取得部65は、ログ記憶部64から、周辺領域における通信可能場所と、位置と、データ転送速度とを取得してもよい。具体的には、取得部65は、ログ記憶部64にアクセスして、位置が周辺領域に含まれる、場所情報、位置およびデータ転送速度の組を抽出する。
利用可能情報記憶部66は、図5に示されるような、データ転送速度のレベル毎に、対応するデータ転送速度でそれぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を記憶する。図5には、対応するデータ転送速度で情報の伝達ができる場合には可(〇)が設定され、情報の伝達ができない場合には不可(×)が設定され、情報の伝達ができる可能性もあるが通信が不安定である場合には不安定(△)が設定される。
例えば、図5の例においては、レベル0(1[MB/sec]未満)の利用可能情報には、チャットが不安定(△)、IP電話が不可(×)、ビデオ会議が不可(×)と設定されている。また、レベル1(1[MB/sec]以上10[MB/sec]未満)の利用可能情報には、チャットが可(〇)、IP電話が不安定(△)、ビデオ会議が不可(×)と設定されている。また、レベル2(10[MB/sec]以上100[MB/sec]未満)の利用可能情報には、チャットが可(〇)、IP電話が可(〇)、ビデオ会議が不安定(△)と設定されている。また、レベル3(100[MB/sec]以上)の利用可能情報には、チャットが可(〇)、IP電話が可(〇)、ビデオ会議が可(〇)と設定されている。
なお、利用可能情報記憶部66に記憶されている利用可能情報は、機種毎またはインストールされているプログラム毎に異なっていてもよい。例えば、高性能なビデオ符号化復号器を備える場合、動画像を高圧縮で送受信することができる場合には、比較的に低いデータ転送速度であっても、ビデオ会議の設定が可(〇)となる。
生成部67は、第1の端末装置20における現在位置、および、周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき、それぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を生成する。本実施形態においては、生成部67は、第1の端末装置20における現在位置および通信可能場所のそれぞれについて、対応するデータ転送速度のレベルの利用可能情報を、利用可能情報記憶部66から抽出する。
例えば、図6に示されるように、生成部67は、現在位置(レベル0)について、チャットが不安定(△)、IP電話が不可(×)、ビデオ会議が不可(×)と設定された利用可能情報を抽出する。また、生成部67は、例えば、「XX駅」(レベル2)について、チャットが可(〇)、IP電話が可(〇)、ビデオ会議が不安定(△)と設定された利用可能情報を抽出する。また、生成部67は、例えば、「〇〇カフェXX店」(レベル3)について、チャットが可(〇)、IP電話が可(〇)、ビデオ会議が可(〇)と設定された利用可能情報を抽出する。また、生成部67は、例えば、「〇〇ショップXX店」(レベル1)について、チャットが可(〇)、IP電話が不安定(△)、ビデオ会議が不可(×)と設定された利用可能情報を抽出する。
提示部68は、現在位置、および、周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、生成部67により生成された利用可能情報をユーザに提示する。本実施形態においては、提示部68は、ディスプレイに利用可能情報を表示する。
図7は、第1の実施形態に係る第1の端末装置20の処理を示すフローチャートである。つぎに、第1の端末装置20の処理手順を説明する。
まず、ステップS11において、位置検出部62は、第1の端末装置20の現在位置を検出する。続いて、ステップS12において、データ速度検出部63は、現在位置での第1の端末装置20の無線通信によるデータ転送速度を検出する。
続いて、ステップS13において、取得部65は、検出された現在位置に基づき、第1の端末装置20の周辺領域を特定する。そして、取得部65は、特定した周辺領域における、通信可能場所と、当該通信可能場所の位置(緯度および経度)と、当該通信可能場所において第1の端末装置20が無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する。取得部65は、これらの情報を、サーバ装置40から取得してもよいし、ログ記憶部64から取得してもよい。
続いて、ステップS14において、生成部67は、現在位置、および、周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき、それぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を生成する。本実施形態においては、生成部67は、現在位置および通信可能場所のそれぞれについて、対応するデータ転送速度のレベルの利用可能情報を、利用可能情報記憶部66から抽出する。
そして、ステップS15において、提示部68は、現在位置、および、周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、利用可能情報をユーザに提示する。本実施形態においては、提示部68は、ディスプレイに利用可能情報を表示する。
図8は、第1の実施形態に係る第1の端末装置20による表示例を示す図である。本実施形態においては、提示部68は、ディスプレイに周辺領域の地図情報を表示する。これとともに、提示部68は、地図情報上における通信可能場所に対応する位置(緯度および経度に対応した地図上の位置)に、利用可能情報を表示する。
例えば、図8に示されるように、提示部68は、地図上のそれぞれの通信可能場所に対応する位置にバルーン状の画像を表示する。そして、提示部68は、それぞれのバルーン状の画像内に、対応する通信可能場所(建物、設備または店舗等)を表すテキスト、および、利用可能情報を表示する。これにより、第1の端末装置20のユーザは、現在位置からどこに移動すれば、目的の通信態様で第2の端末装置30と情報を伝達することができるかを容易に判断することができる。
さらに、提示部68は、通信可能場所と、通信可能場所において使用可能な通信態様とを説明するテキストを生成して、音声出力または文字表示をしてもよい。これにより、第1の端末装置20のユーザは、地図を確認しなくても、現在位置からどこに移動すれば、目的の通信態様で第2の端末装置30と情報を伝達することができるかを判断することができる。
図9は、セキュリティレベルおよび通信料金をさらに含むバルーンの表示例を示す図である。提示部68は、図9に示すように、バルーン内に、さらに、それぞれの通信可能場所について、セキュリティレベルおよび通信料金を表示してもよい。
セキュリティレベルとは、通信の暗号化の強度を表す。例えば、セキュリティレベルには、パスワードの有無、暗号化の強度およびタイプ、および、通信経路の暗号化(例えばVPN(Virtual Private Network)によるネットワーク形成)が可能であるか否か等の情報が含まれる。
なお、セキュリティレベルを表示する場合には、取得部65は、通信可能場所において無線通信をした場合のセキュリティレベルを、サーバ装置40またはログ記憶部64から取得する。また、通信料金を表示する場合、取得部65は、通信可能場所において無線通信をした場合の通信料金を、サーバ装置40またはログ記憶部64から取得する。
また、提示部68は、提示する利用可能情報の信頼性を示す情報を表示してもよい。例えば、提示部68は、通信可能場所およびデータ転送速度を収集した情報ソースを表示してもよい。ユーザは、収集した情報ソースが、通信会社が提供した情報であれば信頼性が高いと判断できる。これに対して、ユーザは、収集した情報ソースが、ソーシャルネットワークサーバ等の書き込み情報であれば、通信会社が提供した情報と比較して一般的に信頼性は低いと判断できる。このような信頼性を示す情報を表示する場合も、取得部65は、提示する情報の信頼性を示す情報をサーバ装置40またはログ記憶部64から取得する。
また、取得部65は、事故および災害等により無線通信ができないエリアが発生したことを外部から取得してもよい。この場合、提示部68は、地図上等に無線通信ができないエリアを表示したり、文字または音声によりユーザに提示したりする。これにより、ユーザは、周辺領域において無線通信ができないエリアを判断することができる。
以上のように、第1の実施形態に係るコミュニケーションシステム10によれば、目的の通信態様で情報を伝達するためにどこに移動すればよいのかをユーザに提示することができる。
(第2の実施形態)
つぎに、第2の実施形態に係るコミュニケーションシステム10について説明する。なお、第2の実施形態に係るコミュニケーションシステム10は、図1から図9を参照して説明した第1の実施形態と略同一であるので、略同一の機能を有する部材については同一の符号を付けて詳細な説明を省略して、相違点を中心に説明する。
図10は、第2の実施形態に係るコミュニケーションシステム10を示す図である。第2の実施形態に係るコミュニケーションシステム10において、第2の端末装置30は、第2のユーザにより持ち運びされる小型の情報処理装置である。従って、第2の端末装置30は、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信によりネットワークに接続される。また、第2の端末装置30は、LTE等の携帯通信規格の無線通信によりネットワークに接続されてもよい。
図11は、第2の実施形態に係る第1の端末装置20およびサーバ装置40のブロック構成を示す図である。なお、第2の実施形態において、第2の端末装置30(他の装置)は、第1の端末装置20と同一の機能構成を有するので、機能構成の説明は省略する。
第1の端末装置20は、他装置情報取得部71をさらに有する。他装置情報取得部71は、第2の端末装置30から、第2の端末装置30の現在位置およびデータ転送速度を受信する。
さらに、取得部65は、他装置情報取得部71が取得した第2の端末装置30の現在位置に基づき、第2の端末装置30の現在位置の周辺領域を特定する。また、取得部65は、さらに、特定した第2の端末装置30の周辺領域における、通信可能場所と、当該通信可能場所の位置(緯度および経度)と、当該通信可能場所において第2の端末装置30が無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する。
生成部67は、第2の端末装置30における現在位置、および、周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき利用可能情報を生成する。本実施形態においては、生成部67は、第2の端末装置30における現在位置および通信可能場所のそれぞれについて、対応するデータ転送速度のレベルの利用可能情報を、利用可能情報記憶部66から抽出する。
提示部68は、さらに、第2の端末装置30における現在位置、および、周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、利用可能情報をユーザに提示する。本実施形態においては、提示部68は、第1の端末装置20および第2の端末装置30のそれぞれの利用可能情報を、ディスプレイに表示する。
図12は、第2の実施形態に係る第1の端末装置20による表示例を示す図である。第1の端末装置20は、一例として、図12に示すような2つの地図情報(自分のマップおよび相手のマップ)を並べて表示する。自分のマップは、第1の端末装置20の周辺領域を表す地図情報である。相手のマップは、第2の端末装置30の周辺領域を表す地図情報である。
そして、提示部68は、第1の端末装置20の周辺領域を表す地図情報上における通信可能場所に対応する位置にバルーンを表示し、それぞれのバルーン内に第1の端末装置20の対応する通信可能場所における利用可能情報を表示する。また、提示部68は、第2の端末装置30の周辺領域を表す地図情報上における通信可能場所に対応する位置にバルーンを表示し、それぞれのバルーン内に第2の端末装置30の対応する通信可能場所における利用可能情報を表示する。
これにより、第1の端末装置20を使用する第1のユーザは、第2のユーザがどこに移動すれば目的の通信態様で情報を伝達することができるかを判断することができる。このため、例えば、第1のユーザは、自身がビデオ会議が可能な場所に容易に移動できたとしても、第2のユーザがビデオ会議が可能な場所に移動できない場合には、ビデオ会議を選択することをあきらめることができる。
図13は、第2の実施形態に係る第1の端末装置20および第2の端末装置30の処理を示すフローチャートである。つぎに、第2の実施形態にかかる第1の端末装置20および第2の端末装置30の処理手順を説明する。
まず、ステップS21において、第1の端末装置20は、第2の端末装置30に通信要求を送信する。続いて、ステップS22において、第1の端末装置20は、現在位置を検出する。続いて、ステップS23において、第1の端末装置20は、現在位置での第1の端末装置20の無線通信によるデータ転送速度を検出する。
一方、通信要求を受信した第2の端末装置30は、ステップS24から処理を進める。ステップS24において、第2の端末装置30は、現在位置を検出する。続いて、ステップS25において、第2の端末装置30は、現在位置での第2の端末装置30の無線通信によるデータ転送速度を検出する。続いて、ステップS26において、第2の端末装置30は、検出した現在位置およびデータ転送速度を第1の端末装置20に送信する。
続いて、第2の端末装置30から現在位置およびデータ転送速度を受信した第1の端末装置20は、ステップS27から処理を進める。ステップS27において、第1の端末装置20は、検出された第1の端末装置20の現在位置に基づき、第1の端末装置20の周辺領域を特定する。そして、第1の端末装置20は、特定した第1の端末装置20の周辺領域における、通信可能場所と、当該通信可能場所の位置と、当該通信可能場所において第1の端末装置20が無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する。
続いて、ステップS28において、第1の端末装置20は、受信した第2の端末装置30の現在位置に基づき、第2の端末装置30の周辺領域を特定する。そして、第1の端末装置20は、特定した第2の端末装置30の周辺領域における、通信可能場所と、当該通信可能場所の位置と、当該通信可能場所において第2の端末装置30が無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する。
続いて、ステップS29において、第1の端末装置20は、第1の端末装置20の現在位置、および、第1の端末装置20の周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき利用可能情報を生成する。
続いて、ステップS30において、第1の端末装置20は、第2の端末装置30の現在位置、および、第2の端末装置30の周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき利用可能情報を生成する。
続いて、ステップS31において、第1の端末装置20は、ステップS29およびステップS30の生成結果を第2の端末装置30に送信する。すなわち、第1の端末装置20は、第1の端末装置20および第2の端末装置30のそれぞれにおける、現在位置および周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所について、場所情報、位置および利用可能情報を第2の端末装置30に送信する。
続いて、ステップS32において、第1の端末装置20は、第1の端末装置20および第2の端末装置30のそれぞれにおける、現在位置および周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所についての利用可能情報を表示する。例えば、第1の端末装置20は、図12に示したような画像を表示する。
そして、利用可能情報を受信した第2の端末装置30は、ステップS33の処理を実行する。ステップS33において、第2の端末装置30は、第1の端末装置20および第2の端末装置30のそれぞれにおける、現在位置および周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所についての利用可能情報を表示する。例えば、第2の端末装置30は、第1の端末装置20と同様の情報を表示する。
なお、ステップS28およびステップS30の処理を第1の端末装置20が実行するのではなく、第2の端末装置30が実行してもよい。この場合、第2の端末装置30は、ステップS26の処理を実行せずに、ステップS30の後に、第2の端末装置30の現在位置および周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所についての利用可能情報を、第1の端末装置20に送信する。また、この場合、第1の端末装置20は、ステップS31において、第1の端末装置20の現在位置および周辺領域におけるそれぞれの通信可能場所についての利用可能情報を、第2の端末装置30に送信する。
以上のような第2の実施形態に係るコミュニケーションシステム10によれば、第1の端末装置20および第2の端末装置30のそれぞれのユーザに対して、自分および相手が目的の通信態様で情報を伝達するためにどこに移動すればよいのかを提示することができる。
図14は、第1の端末装置20のハードウェア構成を示す図である。なお、第2の端末装置30のハードウェア構成も第1の端末装置20と同様である。
第1の端末装置20は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、フラッシュメモリ304と、SSD305と、電源スイッチ306と、カメラ308と、撮像素子I/F309と、マイクロフォン310と、スピーカ311と、音声入出力I/F312と、タッチパネルディスプレイ313と、ディスプレイI/F314と、入力I/F315と、GPS(Global Positioning System)センサ316と、無線通信部318と、電話通信部319とを備える。
CPU301は、第1の端末装置20全体の動作を制御する。ROM302は、CPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ304は、第1の端末装置20のプログラム、画像データ、および音声データ等の各種データを記憶する。第1の端末装置20は、フラッシュメモリ304に代えて、EEPROM等を備えてもよい。SSD305は、CPU301の制御に従ってフラッシュメモリ304に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。電源スイッチ306は、第1の端末装置20の電源のオン/オフを切り換えるためのボタンである。
カメラ308は、CPU301の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る。撮像素子I/F309は、カメラ308の駆動を制御する。マイクロフォン310は、音を入力する。スピーカ311は、音を出力する。音声入出力I/F312は、CPU301の制御に従ってマイクロフォン310およびスピーカ311との間で音信号の入出力を処理する。
タッチパネルディスプレイ313は、画像データに応じた画像および操作用アイコン等を表示する。さらに、タッチパネルディスプレイ313は、画面上にされた操作入力を受け付ける。ディスプレイI/F314は、CPU301の制御に従ってタッチパネルディスプレイ313に画像データを伝送する。入力I/F315は、タッチパネルディスプレイ313に対してされた操作入力を検出する。
GPSセンサ316は、GPS衛星からの電波を検出して、第1の端末装置20の位置(緯度および経度)を検出する。無線通信部318は、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信によりネットワークに接続する。電話通信部319は、LTE等の携帯通信規格の無線通信によりネットワークに接続する。そして、これらの各要素は、バスラインを介して接続される。
本実施形態の第1の端末装置20で実行されるプログラムは、通信モジュール、位置検出モジュール、データ速度検出モジュール、取得モジュール、生成モジュールおよび提示モジュールを含むモジュール構成となっている。このプログラムは、CPU301(プロセッサ)によりRAM303上に展開して実行されることにより、情報処理装置を、通信部61、位置検出部62、データ速度検出部63、取得部65、生成部67および提示部68として機能させる。また、このプログラムは、フラッシュメモリ304等の記憶装置をログ記憶部64および利用可能情報記憶部66として機能させる。
なお、第1の端末装置20は、このような構成に限らず、通信部61、位置検出部62、データ速度検出部63、取得部65、生成部67および提示部68の少なくとも一部をハードウェア回路(例えば半導体集積回路)により実現した構成であってもよい。
また、本実施形態の第1の端末装置20で実行されるプログラムは、コンピュータにインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、CD−ROM、フレキシブルディスク、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の第1の端末装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の第1の端末装置20で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、第1の端末装置20で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
10 コミュニケーションシステム
20 第1の端末装置
30 第2の端末装置
40 サーバ装置
51 格納部
52 情報収集部
53 更新部
54 送受信部
61 通信部
62 位置検出部
63 データ速度検出部
64 ログ記憶部
65 取得部
66 利用可能情報記憶部
67 生成部
68 提示部
71 他装置情報取得部
特開2014−45450号公報

Claims (18)

  1. ユーザにより持ち運びされ、無線通信によりネットワークに接続される端末装置であって、
    複数の通信態様のうちの選択された通信態様により、他の装置と前記ネットワークを介した情報のやり取りを行う通信部と、
    現在位置の周辺領域における、何れかの通信態様で情報のやり取りができる通信可能場所と、前記通信可能場所において無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する取得部と、
    前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき、それぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を生成する生成部と、
    前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、前記利用可能情報を前記ユーザに提示する提示部と
    を備える端末装置。
  2. 前記通信部は、テキストを用いた情報のやり取り、音声を用いた情報のやり取り、または、動画像を用いた情報のやり取りの何れかのうち選択された通信態様により、前記他の装置と情報のやり取りを行う
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記現在位置において無線通信をした場合のデータ転送速度を検出するデータ速度検出部をさらに備え、
    前記生成部は、さらに、前記現在位置について、対応するデータ転送速度に基づき前記利用可能情報を生成し、
    前記提示部は、さらに、前記現在位置について、前記利用可能情報を前記ユーザに提示する
    請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 前記提示部は、ディスプレイに前記周辺領域の地図情報を表示するとともに、前記地図情報上における前記通信可能場所に対応する位置に前記利用可能情報を表示する
    請求項1から3の何れか1項に記載の端末装置。
  5. 前記提示部は、前記通信可能場所と、前記通信可能場所において使用可能な通信態様とを説明するテキストを生成して、音声出力または文字表示をする
    請求項1から4の何れか1項に記載の端末装置。
  6. 前記取得部は、場所を表す場所情報と、当該場所で無線通信をした場合のデータ転送速度とを格納したサーバ装置から前記ネットワークを介して、前記周辺領域における前記通信可能場所とデータ転送速度とを取得する
    請求項1から5の何れか1項に記載の端末装置。
  7. 過去に無線通信をした場所と、当該場所で無線通信したときのデータ転送速度とを格納したログを記憶するログ記憶部をさらに備え、
    前記取得部は、前記ログ記憶部から前記周辺領域における前記通信可能場所とデータ転送速度とを取得する
    請求項1から5の何れか1項に記載の端末装置。
  8. 前記取得部は、前記通信可能場所において無線通信をした場合のセキュリティレベルをさらに取得し、
    前記提示部は、さらに、それぞれの前記通信可能場所について、セキュリティレベルを前記ユーザに提示する
    請求項1から7の何れか1項に記載の端末装置。
  9. 前記取得部は、前記通信可能場所において無線通信をした場合の通信料金をさらに取得し、
    前記提示部は、さらに、それぞれの前記通信可能場所について、通信料金を前記ユーザに提示する
    請求項1から8の何れか1項に記載の端末装置。
  10. コミュニケーションの相手により使用される前記他の装置から、前記他の装置の現在位置を受信する他装置情報受信部をさらに備え、
    前記取得部は、さらに、前記他の装置の現在位置の周辺領域における、前記通信可能場所とデータ転送速度とを取得し、
    前記生成部は、さらに、前記他の装置の現在位置の周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき前記利用可能情報を生成し、
    前記提示部は、さらに、前記他の装置の現在位置の周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、前記利用可能情報を前記ユーザに提示する
    請求項1から9の何れか1項に記載の端末装置。
  11. コミュニケーションの相手により使用される前記他の装置から、前記他の装置の周辺領域の前記通信可能場所と、前記利用可能情報とを受信する他装置情報受信部をさらに備え、
    前記提示部は、さらに、前記他の装置の周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、前記他の装置の前記利用可能情報を前記ユーザに提示する
    請求項1から9の何れか1項に記載の端末装置。
  12. 第1のユーザにより持ち運びされ、無線通信によりネットワークに接続される第1の端末装置と、前記第1のユーザのコミュニケーションの相手となる第2のユーザにより使用される第2の端末装置と、前記第1の端末装置から前記ネットワークを介してアクセスされるサーバ装置とを備えるコミュニケーションシステムであって、
    前記第1の端末装置は、
    複数の通信態様のうちの選択された通信態様により、前記第2の端末装置と前記ネットワークを介した情報のやり取りを行う通信部と、
    現在位置の周辺領域における、何れかの通信態様で情報のやり取りができる通信可能場所と、前記通信可能場所において無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する取得部と、
    前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき、それぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を生成する生成部と、
    前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、前記利用可能情報を前記ユーザに提示する提示部と
    を備えるコミュニケーションシステム。
  13. 前記サーバ装置は、場所を表す場所情報と、当該場所で無線通信をした場合のデータ転送速度とを格納する格納部を有し、
    前記取得部は、前記サーバ装置から前記ネットワークを介して、前記周辺領域における前記通信可能場所とデータ転送速度とを取得する
    請求項12に記載のコミュニケーションシステム。
  14. 前記サーバ装置は、
    無線アクセスポイントの設置場所を示した情報を収集する情報収集部と、
    収集した無線アクセスポイントの設置場所に基づき、前記場所情報とその場所で無線通信をした場合のデータ転送速度とを生成して前記格納部に記憶させる更新部と、
    をさらに有する請求項13に記載のコミュニケーションシステム。
  15. 前記サーバ装置は、
    通信機器によるリアルタイムの通信状態および通信場所を示すリアルタイム情報を収集する情報収集部と、
    前記リアルタイム情報に基づき、前記場所情報とその場所で無線通信をした場合のデータ転送速度とを生成して前記格納部に記憶させる更新部と、
    をさらに有する請求項13に記載のコミュニケーションシステム。
  16. 前記サーバ装置は、
    通信状態および通信場所を示す書き込み情報を前記ネットワーク上の複数の前記サーバ装置から収集する情報収集部と、
    前記書き込み情報に基づき、前記場所情報とその場所で無線通信をした場合のデータ転送速度とを生成して前記格納部に記憶させる更新部と、
    をさらに有する請求項13に記載のコミュニケーションシステム。
  17. ユーザにより持ち運びされ、無線通信によりネットワークに接続される端末装置で実行される方法であって、
    前記端末装置は、複数の通信態様のうちの選択された通信態様により、他の装置と前記ネットワークを介した情報のやり取りを行うことが可能であり、
    前記端末装置が、現在位置の周辺領域における、何れかの通信態様で情報のやり取りができる通信可能場所と、前記通信可能場所において無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得し、
    前記端末装置が、前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき、それぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を生成し、
    前記端末装置が、前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、前記利用可能情報を前記ユーザに提示する
    方法。
  18. ユーザにより持ち運びされ、無線通信によりネットワークに接続される情報処理装置を、
    複数の通信態様のうちの選択された通信態様により、他の装置と前記ネットワークを介した情報のやり取りを行う通信部と、
    現在位置の周辺領域における、何れかの通信態様で情報のやり取りができる通信可能場所と、前記通信可能場所において無線通信をした場合のデータ転送速度とを取得する取得部と、
    前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、対応するデータ転送速度に基づき、それぞれの通信態様を利用できるかどうかを表す利用可能情報を生成する生成部と、
    前記周辺領域におけるそれぞれの前記通信可能場所について、前記利用可能情報を前記ユーザに提示する提示部と
    して機能させるプログラム。
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