JP2016071971A - Led照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】明るく、かつ均一で写り込みがないLED照明装置を提供すること。
【解決手段】LED照明装置は、ケースと、ケースの底部に配置され、複数のLEDが概ね直線状に装着された印刷配線基板と、LEDの前方に配置されたシリンドリカルレンズと、シリンドリカルレンズの前方に間隔を空けて配置された光拡散板とを備える。光拡散板は断面が円弧状の凸曲面形状であってもよい。まずシリンドリカルレンズによって光を直線状の領域に効率的に集光させ、シリンドリカルレンズの前方に離して光拡散板を配置することにより、光の拡散位置が照明対象物に近くなるので従来よりも明るくなる。
【選択図】図1
【解決手段】LED照明装置は、ケースと、ケースの底部に配置され、複数のLEDが概ね直線状に装着された印刷配線基板と、LEDの前方に配置されたシリンドリカルレンズと、シリンドリカルレンズの前方に間隔を空けて配置された光拡散板とを備える。光拡散板は断面が円弧状の凸曲面形状であってもよい。まずシリンドリカルレンズによって光を直線状の領域に効率的に集光させ、シリンドリカルレンズの前方に離して光拡散板を配置することにより、光の拡散位置が照明対象物に近くなるので従来よりも明るくなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、LED(発光ダイオード)照明装置に関するものであり、特に、ラインセンサー用の照明に好適なLED照明装置に関するものである。
従来、製品の表面検査装置等にラインセンサーが使用されている。そして、ラインセンサー用の照明装置として使用可能な、直線状の領域を照明する装置としてLEDを使用した照明装置が提案されている。
下記の特許文献1には、本発明者が先に出願したLED照明装置が記載されている。このLED照明装置は、直線状に配置された複数のLEDと、軸が複数のLEDを結ぶ線と平行になるようにLEDの前面に配置された透明な円柱部材とを備える。円柱部材によって光を直線状の領域に効率的に集光させることができ、明るく、かつ均一な照明が可能である。また、LEDと円柱部材との間に光拡散手段を設ける例も記載されている。
ラインセンサーを用いて製品の表面検査を行う場合には照明装置の光量が多いほど短時間でスキャン(2次元画像の取り込み)を完了でき、検査時間が短くなる。従って、ラインセンサー用の照明装置としては、所定の長さおよび幅の直線状の領域をなるべく明るく、かつ均一に照明したいという要求がある。しかし上記した従来の照明装置においては、表面が滑らかな被検査物を検査する場合に照明装置が鏡で写したようにラインセンサーに写り込むという問題点があり、この問題点を解決するためにLEDとレンズの間に光を拡散する拡散板を配置していた。ところが、拡散板を配置すると被照明物へ到達する光量が減少して必要な明るさが得られないという問題点があった。
本発明は上記した課題を解決することを目的とし、光を直線状(細長い長方形)の領域に効率的に集光させることができるので明るく、かつ均一で写り込みやむらがないLED照明装置を提供することにある。
本発明のLED照明装置は、LED照明装置のケースと、前記ケースの底部に配置され、複数のLEDが概ね直線状に装着された印刷配線基板と、前記複数のLEDの前方に配置されたシリンドリカルレンズと、前記シリンドリカルレンズの前方に間隔を空けて配置された光拡散板とを備えたことを主要な特徴とする。
また、前記したLED照明装置において、前記光拡散板は横断面が円弧状の凸曲面形状である点にも特徴がある。また、前記したLED照明装置において、前記LEDは前記シリンドリカルレンズと前記シリンドリカルレンズの焦点距離程度だけ離れており、かつ前記光拡散板は表面に細かい凹凸が施されている点にも特徴がある。
本発明のLED照明装置は上記したような特徴によって、以下のような効果がある。
(1)まずシリンドリカルレンズによって光を直線状の領域に効率的に集光させることができ、かつシリンドリカルレンズの前方に離して光拡散板を配置することにより、光の拡散位置が照明対象物に近くなるので、従来よりも明るく、かつ均一で写り込みやむらがない照明が可能である。
(1)まずシリンドリカルレンズによって光を直線状の領域に効率的に集光させることができ、かつシリンドリカルレンズの前方に離して光拡散板を配置することにより、光の拡散位置が照明対象物に近くなるので、従来よりも明るく、かつ均一で写り込みやむらがない照明が可能である。
(2)レンズの前方に配置した光拡散板を凸曲面形状として集光機能を持たせたことにより、被照明物へ照射される光量が更に増し、明るくなる。
(3)所望の照度を得るためのLEDの数を従来よりも少なくすることができ、その分だけ発熱も減少するので、LEDの動作温度が低下して温度上昇による輝度の低下を防止でき、動作が安定する。
(3)所望の照度を得るためのLEDの数を従来よりも少なくすることができ、その分だけ発熱も減少するので、LEDの動作温度が低下して温度上昇による輝度の低下を防止でき、動作が安定する。
以下実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のLED照明装置の構成および使用例を示す横断面図である。また、図2は、本発明のLED照明装置の構成を示す縦断面図である。LED照明装置は、細長い直方体のケース10、ケース10の内部に配置され、複数のLED13が直線状に搭載された印刷配線基板12、ケース10内の印刷配線基板12の前部に配置されたシリンドリカルレンズ14、シリンドリカルレンズ13の前方に間隔を空けて配置された光拡散板15を備える。
LED照明装置から放射された光は検査すべき製品などの被照明物20を照明し、被照明物20の表面からの反射光はラインセンサー21に到達して線画像として取り込まれる。そして、被照明物20を相対的に回転あるいは移動させることにより、被照明物20の表面の2次元画像を取り込む。
ケース10は例えば細長い直方体のアルミニウムブロックの長手方向に溝を形成することにより製作される。金属ブロックを使用することにより、放熱効果が向上する。ケース10の表面は放熱効果を上げるために黒くアルマイト処理されていてもよい。ケース10の光の照射方向と反対側の面には放熱板11を備え、自然空冷あるいは強制空冷によってケース10の熱を逃がす。
印刷配線基板12はケース10の溝の底部に配置され、ケース10に固着されている。印刷配線基板12の表面には複数のLED11が概ね直線状に配置され、はんだ付けによって 印刷配線基板12に装着、接続されている。印刷配線基板12とケース10の間には図示していないが絶縁シートが敷かれている。印刷配線基板12のLED回路は図示しない公知のLED駆動回路(定電流回路)に接続されている。
LED11は表面実装型のLED素子であり、主に印刷配線基板12に対して垂直な方向に光を放出するが、垂直方向から所定の角度範囲にも光が放出される。色は白色を始め、所望の任意の色でもよいし、3原色の赤、青、緑が交互に配置されていてもよい。
シリンドリカルレンズ14は円柱を中心軸と平行な平面で切断した形状であり、横断面が三日月形状あるいは半月形状を有し、中心軸(三日月形状あるいは半月形状の円弧の円の中心を通る直線)が複数のLED11を結ぶ直線と平行になるようにLED11の前方に配置され、ケース10に固着されている。
シリンドリカルレンズ14とLED11との距離は、シリンドリカルレンズ14の焦点距離程度か焦点距離よりも若干長い程度とすることにより、横断面内における光はほぼ平行に光拡散板15および被照明物の方向へ照射され、照明すべき直線状の所定の領域内に光を集める。シリンドリカルレンズ14の材質は例えばアクリル等の透明樹脂やガラスであってもよい。
光拡散板15はシリンドリカルレンズ14の前方に間隔を空けて配置され、ケース10の開口部を覆っている。光拡散板15は例えば透明な樹脂板の両面に細かい凹凸を施したものである。なお、凹凸とは例えば表面に多数の細かい溝を設けたもの、あるいは表面に多数の細かい突起を設けたものを含む。また、乳白色などの光を拡散する樹脂素材、あるいは透明な樹脂に光を反射する金属製粉末(微粒子)を混合した素材でできた薄い樹脂板であってもよい。
光拡散板15は横断面が半円形(円弧状)である凸曲面形状であり、例えば円柱を中心軸を通る平面で切断した場合の側面形状であってもよいし、横断面が砲弾型(2次曲線形状)あるいは半円形の両端を直線状に延長した逆U字形状であってもよい。
図3は本発明において使用する光拡散板の機能を示す横断面図である。また、図4は本発明のLED照明装置の光拡散板による集光機能を示す断面図である。光拡散板15に対して浅い入射角で照射された光30は光拡散板15の表面および裏面において透過および反射されるが、光拡散板15に細かい凹凸が施されているために透過方向および反射方向を中心にある程度の角度範囲31、32(例えば10度〜20度程度)に拡散する。
透過する光と反射する光の光量の比率は例えば1:1程度であってもよく、この比率は光拡散板15の表面に施す凹凸の単位面積当たりの数や深さ、凹凸の形状などによって調整できる。また、光拡散板15の表面に細かい凹凸が施されているために、この比率は入射角度が浅くなってもそれほど変化しない。なお、このような光拡散板は市販されている。従って、光拡散板15に斜めに光を照射した場合、光は主に透過方向から反射方向の範囲にかけて拡散される。
本発明の光拡散板15は横断面が半円形である凸曲面形状であるので、光拡散板15に対して浅い入射角で照射された光は光拡散板15の表面および裏面において透過および反射され、反射光は再び光拡散板15の表面および裏面において透過および反射を繰り返す。従って、横断面内における周辺部から光拡散板15に対して浅い入射角で照射された光によって中心軸方向へ連続的に拡散される光40が生じ、拡散効果と共に中心軸方向への集光効果が生じる。本発明者による実験の結果、本発明の照明装置はLEDとレンズの間に拡散板を配置した場合よりも照度が3割程度増すことが判明した。
以上実施例を説明したが、本発明の装置には更に以下のような変形例も考えられる。ケース10の内部の側面は光が反射するように鏡面仕上げとしてもよい。また、細長い照明装置の場合、両端においては中央部よりも照度が低下するので、長手方向の照度を均一にするために、両端部分においてLED密度を増やしてもよい。LEDからの発熱を効率よくケースに逃がすために、溝内のLEDの周りの空間全体、あるいはLEDより下部のみに透明な絶縁性の液体あるいは流し込んだ後に固体化する油、樹脂等を充填してもよい。
本発明のLED照明装置はラインセンサーを用いた製品検査における照明に適用可能である。
10…ケース
11…放熱板
12…印刷配線基板
13…LED素子
14…レンズ
15…拡散板
20…被照明物
21…ラインセンサー
11…放熱板
12…印刷配線基板
13…LED素子
14…レンズ
15…拡散板
20…被照明物
21…ラインセンサー
Claims (3)
- LED照明装置のケースと、
前記ケースの底部に配置され、複数のLEDが概ね直線状に装着された印刷配線基板と、
前記複数のLEDの前方に配置されたシリンドリカルレンズと、
前記シリンドリカルレンズの前方に間隔を空けて配置された光拡散板と
を備えたことを特徴とするLED照明装置。 - 前記光拡散板は横断面が円弧状の凸曲面形状であることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
- 前記LEDは前記シリンドリカルレンズと前記シリンドリカルレンズの焦点距離程度だけ離れており、かつ前記光拡散板は表面に細かい凹凸が施されていることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014197613A JP2016071971A (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | Led照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014197613A JP2016071971A (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | Led照明装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018070300A1 (ja) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 株式会社ダイセル | 反射防止材 |
KR101977878B1 (ko) * | 2017-11-23 | 2019-05-13 | (주)엘라이트 | 고휘도 led 모듈의 지향각 조정을 위해 필름시트를 이용한 라인 조명 시스템 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01144771A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-07 | Sharp Corp | 発光素子アレイ |
CN103090254A (zh) * | 2011-10-27 | 2013-05-08 | 东莞市奥普特自动化科技有限公司 | 一种线形同轴光源 |
-
2014
- 2014-09-26 JP JP2014197613A patent/JP2016071971A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2018070300A1 (ja) * | 2016-10-11 | 2019-07-25 | 株式会社ダイセル | 反射防止材 |
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