JP2016071927A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】充填作業の簡単化を図ることができ、且つ低コスト化を図ることができるコネクタを提供する。【解決手段】コネクタは、ボディと、端子200aと、シール300aとを備えている。ボディ200aは、絶縁性を有している。ボディ200aは、Z−Z’方向に延びる有底の充填穴111aと、逃がし穴133aとを有している。逃がし穴133aは、充填穴111aに連通し、Z−Z’方向に交差するY−Y’方向に延びており且つボディ外に開放されている。端子200aは、充填穴111aを貫通するようにボディに保持されている。端子200aは充填穴111a内に配置される中間部210aを有している。シール300aは、充填穴111aに充填され、端子200aの中間部210aの外周の全領域に密着している。【選択図】図2A

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来のコネクタは下記特許文献1に記載されている。このコネクタは、絶縁性を有するボディと、端子と、シールとを備えている。ボディには、当該ボディを厚み方向に貫通する充填孔が設けられている。端子はボディに保持され、ボディの充填孔を厚み方向に直交する方向に貫通している。端子の一部の外周が充填孔に露出している。シールは、ボディの充填孔に端子の一部に密接するように充填されている。このシールによって、水が端子に沿ってボディ内に流入することを防止している。
特開平10−64616号公報
上記ボディの充填孔は、ボディを厚み方向に貫通している。このため、シールとなるシール剤をボディの充填孔に充填する際には、充填孔を受け型や成形型で塞ぐ必要がある。このため、シール剤の充填作業が複雑化し、コネクタのコストアップに繋がっていた。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、充填作業の簡単化を図ることができ且つ低コスト化を図ることができるコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のコネクタは、ボディと、端子と、シールとを備えている。ボディは、絶縁性を有している。ボディは、第1方向に延びる有底の充填穴と、逃がし穴とを有している。逃がし穴は、充填穴に連通し、第1方向に交差する第2方向に延びており且つボディ外に開放されている。端子は、充填穴を貫通するようにボディに保持されている。端子は充填穴内に配置される中間部を有している。シールは、充填穴に充填され、端子の中間部の外周の全領域に密着している。
このような態様のコネクタは、以下の技術的特徴及び効果を有する。第1に、充填作業の簡単化を図ることができ、その結果としてコネクタの低コスト化を図ることができる。その理由は以下の通りである。ボディの充填穴が有底であるため、シールとなるシール剤がボディの充填穴に充填されるときに、受け型等を必要としない。シールとなるシール剤がボディの充填穴に充填されるときに、充填穴内の空気が逃がし穴から逃げるため、充填穴内に空気溜まりが生じ難くなる。第2に、コネクタの防水性を向上させることができる。シールが端子の中間部の外周の全領域に密着しているからである。
端子は、接点部と、接続部とを更に有する構成とすることが可能である。接点部は、中間部よりも端子の貫通方向の一方側に位置しており且つボディ外に少なくとも部分的に露出した構成とすることが可能である。接続部は、中間部よりも貫通方向の他方側に位置しており且つボディ外に少なくとも部分的に露出した構成とすることが可能である。
中間部の短手方向の寸法が、接点部及び接続部の短手方向の寸法よりも小さい構成とすることが可能である。このような態様のコネクタによる場合、以下の技術的特徴及び効果を有する。第1に、充填作業の簡単化を更に図ることができる。なぜなら、シールとなるシール剤がボディの充填穴に充填されるときに、中間部の短手方向の両側から中間部下にシール剤が流れ込み易くなるからである。第2に、コネクタの短手方向の寸法の増大を抑制することができる。中間部の短手方向の寸法が、接点部及び接続部の短手方向の寸法よりも小さいため、充填穴の短手方向の寸法も低減することができる。
端子は、高周波信号を伝送可能な構成とすることが可能である。中間部の短手方向の寸法は、少なくとも中間部、接点部及び接続部のインピーダンスの整合が図られるような、接点部及び接続部の短手方向の寸法よりも小さい寸法に設定された構成とすることが可能である。このような態様のコネクタによる場合、中間部、接点部及び接続部のインピーダンスの整合を図ることができる。
又は、中間部の短手方向の寸法は、少なくとも中間部、接点部及び接続部のインピーダンスの整合が図られるような、接点部及び接続部の短手方向の寸法よりも大きい寸法に設定された構成とすることが可能である。このような態様のコネクタによる場合、中間部、接点部及び接続部のインピーダンスの整合を図ることができる。
逃がし穴は、端子に沿って第2方向に延びた構成とすることが可能である。
接続部は、ボディから第1方向の一方側に少なくとも部分的に露出した構成とすることが可能である。ボディは、充填穴の第2方向の一方側及び他方側の少なくとも一方の壁を更に有する構成とすることが可能である。壁が端子に第1方向の一方側から当接する構成とすることが可能である。このような態様のコネクタは、防水性を更に向上させることができる。
ボディは、端子が部分的に圧入される圧入穴と、充填穴に設けられた当接部と、充填穴の第2方向の一方側及び他方側の少なくとも一方の壁とを更に有した構成とすることが可能である。壁が端子に第1方向の一方側から当接した構成とすることが可能である。逃がし穴は、ボディの圧入穴より第1方向の他方側の部分に設けられ、端子に沿って第2方向に延びており、且つ第2方向の他方側に開放された構成とすることが可能である。端子は、当該端子の第1方向の他方側の面に設けられた突部を更に有する構成とすることが可能である。端子が突部を第1方向の他方側に向けた状態で、圧入穴に圧入されたとき、当該突部は逃がし穴を通って充填穴内の当接部に当接する構成とすることが可能である。端子が突部を第1方向の一方側に向けた状態で、圧入穴に圧入されたとき、当該突部は壁に当接する構成とすることが可能である。
このような態様のコネクタによる場合、端子のボディの圧入穴に対する誤挿入が防止される。端子が突部を第1方向の一方側に向けた状態で、圧入穴に圧入されたとき、当該突部は壁に当接するためである。
端子は、複数とすることが可能である。端子は、第1方向及び第2方向に交差する第3方向に間隔をあけて配置された構成とすることが可能である。又は、端子は、第1方向に間隔をあけて配置された構成とすることが可能である。
本発明の実施例に係るコネクタの正面、平面及び左側面から表した斜視図である。 前記コネクタの正面、底面及び右側面から表した斜視図である。 前記コネクタの図1A中の2A−2A断面図である。 前記コネクタの図1A中の2B−2B断面図である。 前記コネクタの図1A中の2C−2C断面図である。 前記コネクタのボディ及び端子の正面、平面及び左側面から表した斜視図である。 前記コネクタのボディ及び端子の背面、底面及び右側面から表した斜視図である。 前記コネクタのボディ及び端子の図3A中の4A−4A断面図である。 前記コネクタのボディ及び端子の図3B中の4B−4B断面図である。 前記コネクタの設計変更例を示す図2Aに対応する断面図である。
以下、本発明の実施例に係るコネクタCについて図1A〜図4Bを参照しつつ説明する。コネクタCは、ボディ100と、複数の端子200a、200bと、シール300a、300bと、ケーブル400と、モールド部500とを備えている。以下、コネクタCの各構成要素について詳しく説明する。図2A、図2B〜図4Aに示されるZ−Z’方向は、端子200a、200bの厚み方向及び特許請求の範囲の第1方向に相当している。図2A、図2C〜図3B及び図4A〜図4Bに示されるY−Y’方向は、端子200a、200bの長手方向及び特許請求の範囲の第2方向及び端子の貫通方向に相当している。図2B〜図4Bに示されるX−X’方向は、端子200a、200bの短手方向及び特許請求の範囲の短手方向及び第3方向に相当している。Y−Y’方向は、Z−Z’方向に直角に交差している。X−X’方向は、Z−Z’方向及びY−Y’方向に直角に交差している。
ボディ100は、絶縁性を有する樹脂で構成されている。ボディ100は、図1A〜図4Bに示されているように、中間部110と、舌部120と、台部130とを有している。中間部110は、略直方体状のブロックである。中間部110は、充填穴111aと、充填穴111bと、壁112aと、壁112bと、壁113aと、壁113bとを有している。充填穴111aは、図3Aに最も良く示されているように、中間部110のZ方向側の面に設けられており且つZ−Z’方向に延びた有底の穴である。充填穴111aはZ方向に開口している。図2Aに最も良く示されているように、充填穴111aの底面のY方向側の部分に、当接部111a1が設けられている。当接部111a1は、Y方向及びZ方向の成分を含む方向に上り傾斜した傾斜面であって、充填穴111aの底面から舌部120の後述する収容溝121aの底面にかけて延びている。充填穴111bは、図3Bに最も良く示されているように、中間部110のZ’方向側の面に設けられており且つZ−Z’方向に延びた有底の穴である。充填穴111bはZ’方向に開口している。図2Aに最も良く示されているように、充填穴111bの底面のY方向側の部分には、当接部111b1が設けられている。当接部111b1は、Y方向及びZ’方向の成分を含む方向に上り傾斜した傾斜面であって、充填穴111bの底面から舌部120の後述する収容溝121bの底面にかけて延びている。壁112aは、充填穴111aのY方向側の壁である。壁112bは、充填穴111aのY’方向側の壁である。壁113aは、充填穴111bのY方向側の壁である。壁113bは、充填穴111bのY’方向側の壁である。
舌部120は、図2A及び図3Aに最も良く示されているように、中間部110のY方向側の面からY方向に延びた矩形状の板である。舌部120は、図示しない相手方コネクタの接続穴に挿入可能な部分である。舌部120のZ方向側の面には、一対の収容溝121aがX−X’方向に間隔をあけて設けられている。収容溝121aは充填穴111aに連通している。舌部120のZ’方向側の面には、一対の収容溝121bがX−X’方向に間隔をあけて設けられている。収容溝121bは充填穴111bに連通している。
台部130は、図2A及び図3Bに最も良く示されているように、中間部110のY’方向側の面からY’方向に延びた矩形状の板である。台部130のZ−Z’方向の寸法は、舌部120のZ−Z’方向の寸法よりも大きく且つ中間部110のZ−Z’方向の寸法よりも小さい。台部130は、一対の接続溝131aと、一対の接続溝131bと、一対の圧入穴132aと、一対の圧入穴132bと、一対の逃がし穴133aと、一対の逃がし穴133bとを有している。
接続溝131aは、図3Bに最も良く示されているように、台部130のZ方向側の面にX−X’方向に間隔をあけて設けられている。接続溝131aは、Y−Y’方向に延び、Z方向及びY’方向に開放されている。接続溝131bは、台部130のZ’方向側の面にX−X’方向に間隔をあけて設けられている。接続溝131bは、Y−Y’方向に延び、Z’方向及びY’方向に開放されている。
圧入穴132aは、図3B〜図4Bに示されるように、台部130の接続溝131aよりもZ’方向側の部分に各々設けられている。圧入穴132aは、Y−Y’方向に延び、Y’方向に開放されている。圧入穴132aは、充填穴111aに連通し且つ接続溝131aに各々連通している。圧入穴132aのX−X’方向の寸法は、接続溝131aのX−X’方向の寸法よりも大きい。圧入穴132bは、台部130の接続溝131bよりもZ方向側の部分に各々設けられている。圧入穴132bは、Y−Y’方向に延び、Y’方向に開放されている。圧入穴132bは、充填穴111bに連通し且つ接続溝131bに各々連通している。圧入穴132bのX−X’方向の寸法は、接続溝131bのX−X’方向の寸法よりも大きい。
逃がし穴133aは、図2A及び図4Bに最も良く示されているように、台部130の圧入穴132aよりもZ’方向側の部分に各々設けられている。逃がし穴133aは、端子200aの後述する接続部230aに沿ってY−Y’方向に延び、Y’方向に開放されている。逃がし穴133aは、充填穴111aに連通し且つ圧入穴132aに各々連通している。逃がし穴133aのX−X’方向の寸法は、圧入穴132aのX−X’方向の寸法よりも小さい。逃がし穴133bは、台部130の圧入穴132bよりもZ方向側の部分に各々設けられている。逃がし穴133bは、端子200bの後述する接続部230bに沿ってY−Y’方向に延び、Y’方向に開放されている。逃がし穴133bは、充填穴111bに連通し且つ圧入穴132bに各々連通している。逃がし穴133bのX−X’方向の寸法は、圧入穴132bのX−X’方向の寸法よりも小さい。
端子200aは、図2A及び図2Cに最も良く示されているように、Y−Y’方向に延びた金属板であって、高周波信号を伝送可能な差動ペアを構成している。端子200aは、充填穴111aをY−Y’方向に貫通するようにボディ100に保持されている。各端子200aは、中間部210aと、接点部220aと、接続部230aと、突部240aを有している。
接点部220aは、端子200aのY方向側の端部である。接点部220aが相手方コネクタの端子に接触可能な部分である。接点部220aは、ボディ100の収容溝121aに挿入されている。接点部220aのY’方向側の部分は、図2Aに最も良く示されているように、Z’方向側からボディ100の壁112aに当接するように充填穴111a内に配置されている。接点部220aの残りの部分のZ方向側の面が、収容溝121aからZ方向側にボディ100外に露出している。突部240aは、接点部220aのY’方向側の部分のZ’方向側の面に設けられている。突部240aは、Z’方向に凸であり、充填穴111aの当接部111a1に当接している(図4Bも併せて参照)。この当接によって、端子200aがボディ100に位置決めされている。なお、充填穴111aの当接部111a1は、突部240aに当接し得るものであれば良い。
接続部230aは、端子200aのY’方向側の端部である。接続部230aのX−X’方向の寸法は、ボディ100の圧入穴132aのY−Y’方向の寸法よりも若干大きい。接続部230aが、図3B〜図4Bに示されるように、圧入穴132aに圧入され、保持されている。接続部230aのY方向側の部分は、図2Aに最も良く示されているように、Z’方向側(図示下側から)からボディ100の壁112bに当接している。接続部230aの残りの部分のZ方向側の面は接続溝131aからZ方向側にボディ100外に露出している。
中間部210aは、図2A及び図2Cに最も良く示されているように、端子200aの接点部220aと接続部230aとの間に設けられている。換言すると、接点部220aは中間部210aのY方向側(第2方向の一方側)に位置し、接続部230aは中間部210aのY’方向側(第2方向の他方側)に位置している。中間部210aは、ボディ100の充填穴111a内に配置されている。
端子200bは、Y−Y’方向に延びた金属板であって、差動ペアを構成している。端子200bは、端子200aと同じ構成であるので、重複する説明は省略する。端子200bの接点部220bは、端子200bのY方向側の端部である。接点部220bは、ボディ100の収容溝121bに挿入されている。接点部220bのY’方向側の部分は、Z’方向側からボディ100の壁113aに当接するように充填穴111b内に配置されている。接点部220bの残りの部分のZ’方向側の面が、収容溝121bからZ’方向側にボディ100外に露出している。端子200bの突部240bは、接点部220bのY’方向側の部分のZ方向側の面に設けられている。突部240bは、Z方向に凸であり、充填穴111bの当接部111b1に当接している。なお、充填穴111bの当接部111b1は、突部240bに当接し得るものであれば良い。
端子200bの接続部230bは、端子200bのY’方向側の端部である。接続部230bのX−X’方向の寸法は、ボディ100の圧入穴132bのY−Y’方向の寸法よりも若干大きい。接続部230bが、圧入穴132bに圧入され、保持されている。接続部230bのY方向側の部分は、Z方向側(図示上側から)からボディ100の壁113bに当接している。接続部230bの残りの部分のZ’方向側の面は接続溝131bからZ’方向側にボディ100外に露出している。端子200bの中間部210bは、ボディ100の充填穴111b内に配置されている。
シール300aは、図2A〜図2Cに示されるように、ボディ100の充填穴111aに充填された絶縁性を有する樹脂である。シール300aは、端子200aの中間部210a、接点部220aのY’方向側の部分及び突部240aを覆っている。シール300aは、中間部210aの全周の全領域(Z方向側の面、Z’方向側の面、X方向側の面、及びX’方向側の面)に密着している。シール300aは突部240aの全領域に密着している。シール300aは、接点部220aのY’方向側の部分のZ’方向側の面に密着している。シール300aの誘電率がボディ100の誘電率よりも大きい場合、端子200aのシール300aが密着する部分のインピーダンスが低くなる。この場合、シール300aが密着する中間部210aのX−X’方向(短手方向)の寸法は、中間部210a、接点部220a及び接続部230aのインピーダンスが略同じになるような、接点部220a及び接続部230aのX−X’方向の寸法よりも小さい寸法に設定されていると良い(図2C参照)。このようにすれば、中間部210aのインピーダンスが高くなり、中間部210aのインピーダンスと接点部220a及び接続部230aのインピーダンスとの整合が図られる。このインピーダンス整合によって、差動ペアである一対の端子200aの差動インピーダンスの整合も図られる。
シール300bは、図2A〜図2Cに示されるように、ボディ100の充填穴111bに充填された絶縁性を有する樹脂である。シール300bは、端子200bの中間部210b、接点部220bのY’方向側の部分及び突部240bを覆っている。シール300bは、中間部210bの全周の全領域(Z方向側の面、Z’方向側の面、X方向側の面、及びX’方向側の面)に密着している。シール300bは突部240bの全領域に密着している。シール300bは、接点部220bのY’方向側の部分のZ方向側の面に密着している。シール300bの誘電率は、ボディ100の誘電率よりも大きい場合、中間部210bのX−X’方向(短手方向)の寸法は、中間部210aのX−X’方向の寸法と同様に設定されていると良い。
ケーブル400は、図2Aに最も良く示されているように、複数の信号線410と、図示しないシールド導体と、外側絶縁体420とを有している。信号線410は、芯線411と、内側絶縁体412とを有している。内側絶縁体412は芯線411を覆う筒状の絶縁体である。シールド導体は、全ての信号線410を覆う筒状の導体である。外側絶縁体420は、シールド導体を覆う筒状の絶縁体である。外側絶縁体420及びシールド導体のY方向側の端部がカットされ、信号線410が外側絶縁体420及びシールド導体からY方向側に突出している。以下、この突出部分を信号線410の突出部と称する。信号線410の突出部の内側絶縁体412のY方向側の端部がカットされ、芯線411がY方向側に突出している。以下、この突出部分を芯線411の突出部と称する。信号線410のうちの二つの信号線410の芯線411の突出部がボディ100の接続溝131aに各々収容され、端子200aの接続部230aに各々半田接続されている。残りの二つの信号線410の芯線411の突出部がボディ100の接続溝131bに各々収容され、端子200bの接続部230bに各々半田接続されている。
モールド部500は、図1A〜図2Cに良く示されているように、ボディ100の中間部110、ボディ100の台部130、端子200a、200bの接続部230a、230b及びケーブル400のY方向側の端部を覆う絶縁性を有する樹脂で構成されている。モールド部500は、図示しないシールドケースに覆われていても良い。
以下、上記した構成のコネクタCの製造方法について詳しく説明する。ボディ100及び一対の端子200aを用意する。その後、一対の端子200aをボディ100の圧入穴132aに各々挿入する。すると、一対の端子200aの接点部220aがボディ100の一対の収容溝121aに各々収容される。接点部220aが、ボディ100からZ方向に露出する。一対の端子200aの突部240aが、ボディ100の逃がし穴133aを通って当接部111a1に当接する。一対の端子200aの中間部210aがボディ100の充填穴111a内に配置される。一対の端子200aの接続部230aがボディ100の一対の圧入穴132aに各々圧入される。接続部230aがボディ100からZ方向に露出する。このようにして端子200aがボディ100に保持される。同様に、一対の端子200bをボディ100に保持させる。なお、端子200a、200bがZ−Z’方向において逆向きで、圧入穴132a、132bに挿入される場合、端子200a、200bの突部240a、240bが、ボディ100の中間部110の壁112bに当接する。これにより、端子200a、200bの逆挿入が防止される。
その後、シール剤を用意する。シール剤としては、ポッティング樹脂(ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂又は熱硬化性樹脂等)を用いることが可能である。シール剤をボディ100の充填穴111aに投入する。このとき、充填穴111aの空気が、シール剤に押圧されて、ボディ100の逃がし穴133aから逃げる。シール剤の一部が、端子200aの中間部210aのX方向側及びX’方向側を通って、端子200aの中間部210aのZ’方向側に侵入する。これと共に、シール剤の前記一部が、接点部220aのY’方向側の部分のZ’方向側に侵入する。シール剤が充填穴111aに充填されると、シール剤が端子200aの中間部210aの外周の全領域に密着すると共に、突部240a及び接点部220aのY’方向側の部分のZ’方向の面に密着する。その後、シール剤が硬化する。硬化したシール剤がシール300aとなる。同様に、シール剤をボディ100の充填穴111bに充填する。充填されたシール剤が硬化する。硬化したシール剤がシール300bとなる。
その後、ケーブル400を用意する。ケーブル400の信号線410の芯線411の突出部を、ボディ100の接続溝131a、131bに各々挿入し、端子200a、200bの接続部230a、230bに接触させる。その後、芯線411の突出部を、端子200a、200bの接続部230a、230bに半田付けする。
その後、ボディ100の中間部110、台部130及びケーブル400のY方向側の端部を図示しない金型内に入れる。その後、金型内に樹脂を射出する。硬化した樹脂がモールド部500となる。以上の通り、コネクタCが製造される。
このようなコネクタCは、以下の技術的特徴及び効果を有する。第1に、シール剤の充填作業の簡単化を図ることができ、その結果としてコネクタCの低コスト化を図ることができる。その理由は以下の通りである。ボディ100の充填穴111a、111bが有底であるため、シール剤が充填穴111a、111bに充填されるときに、受け型等を必要としない。シール剤が充填穴111a、111bに充填されるときに、充填穴111a、111b内の空気が逃がし穴133a、133bから逃げるため、充填穴111a、111b内に空気溜まりが生じ難くなる。したがって、シール剤の充填作業を自動化することができる。更に、端子200a、200bの中間部210a、210bのX−X’方向の寸法が、接点部220a、220b及び接続部230a、230bのX−X’方向の寸法よりも小さい。このため、シール剤が、中間部210a、210bのX−X’方向の両側を通って、当該中間部210a、210bの裏側(Z’方向、Z方向)に流れ込み易い。
第2に、コネクタCの防水性を向上させることができる。なぜなら、シール300aが一対の端子200aの中間部210aの外周の全領域に密着しており、シール300bが一対の端子200bの中間部210bの外周の全領域に密着している。しかも、ボディ100の充填穴111aのY方向側の壁112aがZ方向側から一対の端子200aの接点部220aに当接し、Y’方向側の壁112bがZ方向側から当該端子200aの接続部230aに当接している。ボディ100の充填穴111bのY方向側の壁113aがZ’方向側から一対の端子200bの接点部220bに当接し、Y’方向側の壁113bがZ’方向側から当該端子200bの接続部230bに当接している。よって、ボディ100外から端子200a、200bをつたって、水がボディ100内に侵入又は水がボディ100外に流出するのを抑止することができる。
第3に、コネクタCのX−X’方向の寸法の増大を抑制することができる。その理由は以下の通りである。端子の中間部のX−X’方向の寸法が、接点部及び接続部のX−X’方向の寸法と同じ、又は接点部及び接続部のX−X’方向の寸法よりも大きい場合、ボディの充填穴のX−X’方向の寸法は、シール剤が中間部の裏側に流れ込むように大きくする必要がある。しかし、コネクタCは、上記の通り、中間部210a、210bのX−X’方向の寸法が、接点部220a、220b及び接続部230a、230bのX−X’方向の寸法よりも小さい。このため、充填穴111a、111bのX−X’方向の寸法の低減を図ることができる。
第4に、端子200aの中間部210a、接点部220a及び接続部230aのインピーダンス整合を図ることができる。中間部210aのX−X’方向の寸法が、シール300aの誘電率とボディ100の誘電率との差に応じて、接点部220a及び接続部230aのX−X’方向の寸法よりも小さい寸法に設定されている。このため、中間部210aのインピーダンスが低下し、中間部210a、接点部220a及び接続部230aのインピーダンス整合が図られる。同様に、端子200bの中間部210b、接点部220b及び接続部230bのインピーダンス整合も図ることができる。
第5は、上記の通り、端子200a、200bの圧入穴132a、132bに対する誤挿入が防止される。
第6に、シール300a、300bの材料の幅を拡大することができる。シール300a、300bが、端子200a、200bの接点部220a、220bと接続部230a、230bの間の中間部210aの外周の全領域に密着するようになっている。よって、シール300a、300bが、接続部230a、230bとケーブル400の芯線411との接続部に接触しないので、シール剤としてボディ100の耐熱温度のみを考慮した熱硬化性樹脂を使用することができる。
第7に、ボディ100の逃がし穴133a、133bを簡単に形成することができる。逃がし穴133aが、接続溝131a及び圧入穴132aに連続して設けられており、且つ逃がし穴133bが、接続溝131b及び圧入穴132bに連続して設けられている。このため、逃がし穴133a、接続溝131a及び圧入穴132aを一度に形成することができ、且つ逃がし穴133b、接続溝131b及び圧入穴132bを一度に形成することができる。
第8に、端子200a、200bのボディ100に対するY’方向の抜けが抑制される。端子200a、200bがシール300a、300bによって、ボディ100に固定されている。
なお、本発明のコネクタは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
本発明のボディは、絶縁性を有し、且つ上記実施例又は後述する少なくとも一つの充填穴と、上記実施例又は後述する少なくとも一つの逃がし穴とを有する限り任意に設計変更することが可能である。本発明のボディの充填穴は、第1方向に延びた有底の穴である限り任意に設計変更することが可能である。例えば、図5に示されるように、ボディ100’の中間部110’には、第1方向に延びる一つの充填穴111が設けられた構成とすることが可能である。充填穴111には、上記実施例の逃がし穴133a、133bが連通している。この逃がし穴133a、133bは第1方向に間隔をあけて配置されている。本発明の逃がし穴は、上記した何れかの態様の充填穴に連通し、第1方向に交差する第2方向に延びており且つボディ外に開放されている限り任意に設計変更することが可能である。例えば、逃がし穴は、第2方向の一方側に開放された構成とすることが可能である。なお、上記した何れかの態様の逃がし穴は、端子に沿って設けられている必要はなく、端子から離れて設けられていても良い。ボディは、充填穴の第2方向の一方側及び他方側の少なくとも一方の壁を更に有してもよい。壁が第1方向の一方側から端子に当接しているとよい。
本発明の端子は、少なくとも一つあれば良い。本発明の端子は、上記した何れかの態様の充填穴を貫通するようにボディに保持されており、且つ上記した何れかの態様の充填穴内に配置される中間部を有している限り任意に設計変更することが可能である。例えば、端子は、第2方向と異なる方向で、充填穴を貫通するようにボディに保持された構成とすることが可能である。また、図5に示される通り、端子200a、200bが第1方向に間隔をあけてボディ100’に保持された構成とすることが可能である。この端子200a、200bは、上記実施例と同様に、第2方向に充填穴111を貫通している。端子200a、200bの中間部210a、210bは、充填穴111内に配置されている。充填穴111にはシール300が充填されている。充填されたシール300は中間部210a、210bの外周の全領域に密着している。上記した何れかの態様の端子はボディにインサート成形によって、ボディに保持されていても良い。
本発明の端子の中間部は、上記した何れかの態様の充填穴内に配置されており且つ充填穴に充填されたシールに密着されるものである限り任意に設計変更することが可能である。本発明の端子の中間部の短手方向の寸法は、当該端子の接点部及び接続部の短手方向の寸法と同じ、小さい又は大きくても良い。また、端子が高周波信号を伝送可能である場合、中間部の短手方向の寸法は下記1)又は2)の通り設定することが可能である。1)中間部の短手方向の寸法は、少なくとも中間部、接点部及び接続部のインピーダンスの整合が図られるような、接点部及び接続部の短手方向の寸法よりも小さい寸法に設定することができる。2)中間部の短手方向の寸法は、少なくとも中間部、接点部及び接続部のインピーダンスの整合が図られるような、接点部及び接続部の短手方向の寸法よりも大きい寸法に設定することができる。例えば、シールの誘電率がボディの誘電率よりも小さい場合、シールの誘電率とボディの誘電率との差に応じて、中間部の短手方向の寸法が、当該端子の接点部及び接続部の短手方向の寸法より大きく設定することができる。上記インピーダンス整合は、端子の中間部、接点部及び接続部に、当該端子の中間部、接点部及び接続部以外の部分を含めてインピーダンス整合することが可能である。なお、中間部のインピーダンスと、接点部及び接続部のインピーダンスとが相違する要因は、シールの誘電率とボディの誘電率との差だけに限定されない。中間部のインピーダンスと、接点部及び接続部のインピーダンスとが相違する要因は、シールの誘電率とボディの誘電率との差と、その他の要因とを含んでいてもよい。
本発明の端子の接点部は、上記した何れかの態様の中間部よりも当該端子の貫通方向の一方側に位置し、上記した何れかの態様のボディから少なくとも部分的に露出し、且つ相手方コネクタの端子に接触可能である限り任意に設計変更することが可能である。本発明の端子の接続部は、上記した何れかの態様の中間部よりも貫通方向の他方側に位置し、上記した何れかの態様のボディから少なくとも部分的に露出し、接続対象に接続可能である限り任意に設計変更することが可能である。接続対象は、ケーブル以外に、端子や基板等がある。上記した何れかの態様の端子は、低周波信号を伝送することも可能である。
本発明のシールは、少なくとも一つあれば良い。本発明のシールは、上記した何れかの態様の充填穴に充填され、上記した何れかの態様の端子の中間部の外周の全領域に密着するように覆う限り任意に設計変更することが可能である。
本発明のケーブルは省略可能である。本発明のモールド部は省略可能である。
なお、上記実施例及び設計変形例におけるコネクタの各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上記した実施例及び設計変更例は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能である。本発明の第1方向は、ボディの充填穴の延びる方向である限り任意に変更することが可能である。本発明の第2方向は、第1方向に交差しており且つボディの逃がし穴が延びる方向である限り任意に変更することが可能である。本発明の第3方向は、第1方向及び第2方向に交差する限り任意に変更することが可能である。
C・・・・・・・・・コネクタ
100・・・・・・ボディ
110・・・・・中間部
111a・・・充填穴
111a1・当接部
111b・・・充填穴
111b1・当接部
112a・・・壁
112b・・・壁
113a・・・壁
113b・・・壁
120・・・・・舌部
121a・・・収容溝
121b・・・収容溝
130・・・・・台部
131a・・・接続溝
131b・・・接続溝
132a・・・圧入穴
132b・・・圧入穴
133a・・・逃がし穴
133b・・・逃がし穴
200a・・・・・端子
210a・・・・中間部
220a・・・・接点部
230a・・・・接続部
240a・・・・突部
200b・・・・・端子
210b・・・・中間部
220b・・・・接点部
230b・・・・接続部
240b・・・・突部
300a・・・・・シール
300b・・・・・シール
400・・・・・・ケーブル
410・・・・・信号線
411・・・・芯線
412・・・・内側絶縁体
420・・・・・外側絶縁体
500・・・・・・モールド部

Claims (7)

  1. 絶縁性を有するボディと、
    端子と、
    シールとを備えており、
    前記ボディは、第1方向に延びる有底の充填穴と、逃がし穴とを有しており、前記逃がし穴は、前記充填穴に連通し、前記第1方向に交差する第2方向に延びており且つ前記ボディ外に開放されており、
    前記端子は、前記充填穴を貫通するように前記ボディに保持されており、当該端子は前記充填穴内に配置される中間部を有しており、
    前記シールは、前記充填穴に充填され、前記端子の前記中間部の外周の全領域に密着しているコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    前記端子は、前記中間部よりも当該端子の貫通方向の一方側に位置しており且つ前記ボディ外に少なくとも部分的に露出した接点部と、
    前記中間部よりも前記貫通方向の他方側に位置しており且つ前記ボディ外に少なくとも部分的に露出した接続部とを更に有しているコネクタ。
  3. 請求項2記載のコネクタにおいて、
    前記中間部の短手方向の寸法が、前記接点部及び前記接続部の前記短手方向の寸法よりも小さいコネクタ。
  4. 請求項3記載のコネクタにおいて、
    前記端子は、高周波信号を伝送可能であり、
    前記中間部の前記短手方向の寸法は、少なくとも前記中間部、前記接点部及び前記接続部のインピーダンスの整合が図られるような、前記接点部及び前記接続部の前記短手方向の寸法よりも小さい寸法に設定されているコネクタ。
  5. 請求項2〜4の何れかに記載のコネクタにおいて、
    前記逃がし穴は、前記端子に沿って前記第2方向に延びているコネクタ。
  6. 請求項2〜5の何れかに記載のコネクタにおいて、
    前記接続部は、前記ボディから前記第1方向の一方側に少なくとも部分的に露出しており、
    前記ボディは、前記充填穴の前記第2方向の一方側及び他方側の少なくとも一方の壁を更に有しており、
    前記壁が前記第1方向の一方側から前記端子に当接しているコネクタ。
  7. 請求項2〜4の何れかに記載のコネクタにおいて、
    前記ボディは、前記端子が部分的に圧入される圧入穴と、
    前記充填穴に設けられた当接部と、
    前記充填穴の前記第2方向一方側及び他方側の少なくとも一方の壁とを更に有しており、
    前記壁が前記端子に前記第1方向の一方側から当接しており、
    前記逃がし穴は、前記ボディの前記圧入穴より前記第1方向の他方側の部分に設けられ、前記端子に沿って前記第2方向に延びており、且つ前記第2方向の他方側に開放されており、
    前記端子は、当該端子の前記第1方向の他方側の面に設けられた突部を更に有しており、
    前記端子が前記突部を前記第1方向の他方側に向けた状態で、前記圧入穴に圧入されたとき、当該突部は前記逃がし穴を通って前記充填穴内の前記当接部に当接するようになっており、
    前記端子が前記突部を前記第1方向の一方側に向けた状態で、前記圧入穴に圧入されたとき、当該突部は前記壁に当接するようになっているコネクタ。
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