JP2016071510A - 配車管理システムおよび配車管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】より早く乗客を確保できるタクシー待機場所をユーザが容易に判断できるように情報を提供する。【解決手段】配車管理システム11は、登録された複数のタクシーの現在地及び登録された複数のタクシー待機場所への配車を管理する管理サーバ100、各タクシーに装備されて管理サーバと通信可能な車載端末200から構成される。タクシー待機場所で客を乗せたタクシーが、タクシー待機場所へ到着してから客を乗せるまでに要した待機時間を逐次収集する待機時間収集部111と、収集された待機時間に基づいて、タクシーがタクシー待機場所で客待ちをするとした場合、客を乗せるまでの予想待機時間を算出する待機時間算出部113と、算出された予想待機時間に基づいて配車候補地として表示すべきタクシー待機場所を抽出する候補抽出部115と、車載端末に含まれ、抽出された配車候補地を他と異なる態様で地図上に表示する車載表示部251とを備える。【選択図】図1
Description
この発明は、予め登録された複数のタクシーについて複数のタクシー待機場所への配車を管理する管理サーバ、および前記管理サーバと通信可能な車載端末から少なくとも構成される配車管理システム、および配車管理方法に関する。
タクシー業界では、タクシー車両の効率的な運用の一環として、駅ターミナル等のタクシー乗り場へ優先的にタクシーを回送させている。しかし各タクシー乗り場の状況をリアルタイムに把握できないと、待機時間の少ない乗り場に回送させる適切な指示が行えない。
これに対して、待機時間をリアルタイムに把握する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。予め定められた複数のタクシー乗場(タクシー待機場所)の一つで、タクシーが待機開始情報および待機終了情報をタクシーセンターへ送信し、タクシーセンターにおいてそれらの情報を基に待機時間を計算し、タクシーセンター表示装置に表示すると共に更新する方法である。
これに対して、待機時間をリアルタイムに把握する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。予め定められた複数のタクシー乗場(タクシー待機場所)の一つで、タクシーが待機開始情報および待機終了情報をタクシーセンターへ送信し、タクシーセンターにおいてそれらの情報を基に待機時間を計算し、タクシーセンター表示装置に表示すると共に更新する方法である。
しかし、そのような方法を用いて待機時間をリアルタイムに把握するシステムを用いて、各タクシー待機場所での待機時間のデータを収集できたとしても、それはタクシー乗り場毎に待機時間の多少を示す情報にとどまる。
一方、このようなシステムを運用する配車センターで適切な配車を指示するためには、待機時間のほか、地理的な状況を含めて複合的な判断を素早く行うことが求められる。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、経験や勘に頼ることなく、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できるように情報を提供する配車管理システムおよび配車管理方法を提供するものである。
一方、このようなシステムを運用する配車センターで適切な配車を指示するためには、待機時間のほか、地理的な状況を含めて複合的な判断を素早く行うことが求められる。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、経験や勘に頼ることなく、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できるように情報を提供する配車管理システムおよび配車管理方法を提供するものである。
この発明は、予め登録された複数のタクシーについて各タクシーの現在地および予め登録された複数のタクシー待機場所への配車を管理する管理サーバ、および、各タクシーに装備されて前記管理サーバと通信可能な車載端末から少なくとも構成され、何れかの登録されたタクシー待機場所で客を乗せた何れかの登録されたタクシーが、そのタクシー待機場所へ到着してから客を乗せるまでに要した待機時間を逐次収集する待機時間収集部と、収集された待機時間に基づいて、何れかの登録されたタクシーが何れかのタクシー待機場所で客待ちをするとした場合、客を乗せるまでの予想待機時間を算出する待機時間算出部と、算出された予想待機時間に基づいて配車候補地として表示すべきタクシー待機場所を抽出する候補抽出部と、前記車載端末に含まれ、抽出された配車候補地を他のタクシー待機場所と異なる態様で地図上に表示する車載表示部とを備える配車管理システムを提供する。
また、異なる観点からこの発明は、コンピュータが、予め登録された複数のタクシーについて各タクシーの現在地および予め登録された複数のタクシー待機場所への配車を管理する方法であって、何れかの登録されたタクシー待機場所で客を乗せた何れかの登録されたタクシーが、そのタクシー待機場所へ到着してから客を乗せるまでに要した待機時間を逐次収集し、収集された待機時間に基づいて、何れかの登録されたタクシーが何れかのタクシー待機場所で客待ちをするとした場合、客を乗せるまでの予想待機時間を算出し、算出された予想待機時間に基づいて配車候補地として表示すべきタクシー待機場所を抽出し、車載表示部に、抽出された配車候補地を地図上で強調表示させる配車管理方法を提供する。
この発明の配車管理システムは収集された待機時間に基づいて、何れかの登録されたタクシーが何れかの登録されたタクシー待機場所で客待ちをするとした場合の予想待機時間を算出する待機時間算出部と、算出された予想待機時間に基づいて配車候補地を抽出する候補抽出部と、抽出された配車候補地を他のタクシー待機場所と異なる態様で地図上に表示する車載表示部とを備えるので、経験や勘に頼ることなく、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できるように情報が提供される。
この発明の配車管理方法についても同様である。
この発明の配車管理方法についても同様である。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
≪配車管理システムの構成≫
図1は、この発明の配車管理システムの構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、配車管理システム11は、管理サーバ100およびこのシステムに登録された各タクシーに搭載される車載端末200から少なくとも構成される。管理サーバ100と各車載端末200とは、サーバ通信部131および端末通信部231を介して通信可能である。
≪配車管理システムの構成≫
図1は、この発明の配車管理システムの構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、配車管理システム11は、管理サーバ100およびこのシステムに登録された各タクシーに搭載される車載端末200から少なくとも構成される。管理サーバ100と各車載端末200とは、サーバ通信部131および端末通信部231を介して通信可能である。
管理サーバ100は、サーバCPU101、サーバ記憶部121、サーバ通信部131、サーバ入力部141およびサーバ表示部151を備える。サーバCPU101は、管理サーバ100の処理を実行する中央演算装置である。サーバ記憶部121は、サーバCPU101が実行すべき処理のプログラム(コンピュータプログラム)を格納する。さらにこの発明に係る待機時間収集部が収集した各タクシー待機場所の待機時間から算出される平均値(平均待機時間)、各タクシー待機場所のID、名称および位置をタクシー待機場所情報データベース(以下、略して待機場所DBともいう)として格納する。さらに、そこで待機している登録されたタクシーの台数等のデータを前記待機場所DBに格納する。また、サーバCPU101の処理に用いるワークエリアを提供する。
サーバ記憶部121のハードウェア構成例としては、例えばDDR3規格に適合するRAM、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置あるいはそれらの一部または全部の組み合わせなどが挙げられる。
なお、サーバCPU101が前述のコンピュータプログラムに従い実行する処理と、管理サーバ100のハードウェア資源とが有機的に結合してこの発明に係る待機時間収集部、待機時間算出部および候補抽出部の機能が実現される。図1では、サーバCPU101により実現される機能として待機時間収集部111、待機時間算出部113、候補抽出部115のブロックを示している。
なお、サーバCPU101が前述のコンピュータプログラムに従い実行する処理と、管理サーバ100のハードウェア資源とが有機的に結合してこの発明に係る待機時間収集部、待機時間算出部および候補抽出部の機能が実現される。図1では、サーバCPU101により実現される機能として待機時間収集部111、待機時間算出部113、候補抽出部115のブロックを示している。
サーバ通信部131は、いわゆるタクシー無線に適合した通信インターフェイスが挙げられる。その他、LTEやWiMAX等移動体通信システムの通信規格に適合した通信インターフェイスの構成もあり得る。
サーバ入力部141は、管理サーバのオペレータの指示を受付けるキーボードやポインティングデバイス、タッチインターフェイス等のハードウェア回路およびそれに付随するソフトウェアである。
サーバ入力部141は、管理サーバのオペレータの指示を受付けるキーボードやポインティングデバイス、タッチインターフェイス等のハードウェア回路およびそれに付随するソフトウェアである。
サーバ表示部151は、管理サーバ100の状態や前記待機場所DB123をオペレータに提供する液晶ディスプレイモニタ等の表示装置である。
車載端末200は、中核となる端末CPU201、端末記憶部221、端末通信部231、端末入力部241、車載表示部251および自車位置検出部261を備える。ハードウェア資源としては、タクシー無線機とカーナビゲーション装置を融合した態様が一例として挙げられる。
車載端末200は、中核となる端末CPU201、端末記憶部221、端末通信部231、端末入力部241、車載表示部251および自車位置検出部261を備える。ハードウェア資源としては、タクシー無線機とカーナビゲーション装置を融合した態様が一例として挙げられる。
端末CPU201は、中央演算装置あるいはマイクロコンピュータである。端末記憶部221は、端末CPU201が実行すべき処理のコンピュータプログラムや車載表示部251に表示する地図のデータ等を格納する。端末記憶部221のハードウェアとしては、SRAMやDDRSDRAM等の半導体メモリやハードディスク装置、それらの組み合わせた態様が挙げられる。端末通信部231は、サーバ通信部131に対応する通信インターフェイスである。端末入力部241のハードウェアとしては、タッチパネル装置等が挙げられる。車載表示部251のハードウェアとしては、液晶表示パネルあるいは有機EL現象を応用したOLEDパネル等が挙げられる。自車位置検出部261は、例えばGPS(Grobal Positioning System)の機能により自車の位置を検出する。
端末CPU201が端末記憶部221に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、この発明に係る移動時間算出部をはじめとする種々の機能が実現される。図1では、端末CPU201が処理を実行することにより移動時間算出部の機能が実現されることを移動時間算出部203として示している。
ただし、待機時間算出部、候補抽出部は必ずしもサーバCPU101の処理に限定されるものでなく、端末CPU201が処理する態様もあり得る。逆に、移動時間算出部の機能をサーバCPU101が処理する態様もあり得る。サーバCPU101、端末CPU201の何れが処理するとしても、通信を介してその入出力のデータをやりとりすればよいからである。なお、待機時間収集部111は、各車載端末200と通信して待機時間を収集することから、管理サーバ側の処理として実現するのが適当である。
ただし、待機時間算出部、候補抽出部は必ずしもサーバCPU101の処理に限定されるものでなく、端末CPU201が処理する態様もあり得る。逆に、移動時間算出部の機能をサーバCPU101が処理する態様もあり得る。サーバCPU101、端末CPU201の何れが処理するとしても、通信を介してその入出力のデータをやりとりすればよいからである。なお、待機時間収集部111は、各車載端末200と通信して待機時間を収集することから、管理サーバ側の処理として実現するのが適当である。
図2は、管理サーバ100の待機場所DB123が格納するデータの一例を示す説明図である。図2(a)に示すように待機場所DB123は、各タクシー待機場所の「ID」(識別コード)、「名称」、「位置」、「平均待機時間」、「直近の乗車時刻」(あるいはその時刻からの経過時間)、「移動中台数」および「待機台数」を格納する。そのうち、「平均待機時間」は、待機時間収集部111が収集した各タクシー待機場所での何れかの登録されたタクシーの待機時間に基づいて待機時間算出部113が算出する値である。平均値は、予め定められた期間の平均値であってもよいが、移動平均として算出されてもよい。移動平均は、単純移動平均であってもよいし、加重移動平均、指数移動平均、三角移動平均あるいは他の算出方法であってもよい。
「直近の乗車時刻」(あるいはその時刻からの経過時間)は、算出された「平均待機時間」の直近のデータが何時のものかを示し、「平均待機時間」がどの程度以前に得られたものかの目安を提供する。待機時間収集部111が収集するデータである。
「移動中台数」は、登録されたタクシーのうちで、そのタクシー待機場所へ現在移動中の台数である。待機時間収集部111が収集するデータである。
「待機台数」は、登録されたタクシーのうちで、そのタクシー待機場所で待機中の台数である。例えば、登録された各タクシーはそれぞれGPSを搭載して位置情報を逐次管理サーバへ送信する。待機時間収集部111が収集するデータである。
「移動中台数」は、登録されたタクシーのうちで、そのタクシー待機場所へ現在移動中の台数である。待機時間収集部111が収集するデータである。
「待機台数」は、登録されたタクシーのうちで、そのタクシー待機場所で待機中の台数である。例えば、登録された各タクシーはそれぞれGPSを搭載して位置情報を逐次管理サーバへ送信する。待機時間収集部111が収集するデータである。
何れかの登録されたタクシーが空車の状態で登録されたタクシー待機場所に着いたら、待機時間収集部111はそのタクシーについて待機時間のカウントを開始する。やがて、そのタクシーが空車から賃走の状態に移行したら待機時間のカウントを終了し、カウントされた待機時間をタクシー待機場所と関連付けて保持する。
図2(b)は、タクシー待機場所と関連付けられてサーバ記憶部121に格納された待機時間の一例を示している。
待機時間算出部113は、前述のようにして得られた待機時間に基づいて各タクシー待機場所の「平均待機時間」を予想待機時間として算出しそれを逐次更新する。なお、収集された待機時間を保持する期間が経過し「平均待機時間」を算出する対象から除外されたら、待機時間収集部111は、保持された待機時間の記憶領域を開放して新たに収集する待機時間に割り当てる。
待機時間算出部113は、前述のようにして得られた待機時間に基づいて各タクシー待機場所の「平均待機時間」を予想待機時間として算出しそれを逐次更新する。なお、収集された待機時間を保持する期間が経過し「平均待機時間」を算出する対象から除外されたら、待機時間収集部111は、保持された待機時間の記憶領域を開放して新たに収集する待機時間に割り当てる。
何れかの登録されたタクシーから要求に応答して、あるいは管理サーバ100のオペレータからの指示に応答して、候補抽出部115は、何れかの登録されたタクシーが登録された各タクシー待機場所のうちから、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所を配車候補地として抽出する。候補抽出部115は、配車候補地を抽出する際の評価の指標として前述の予想再起時間を用いる。そして、抽出された配車候補地をサーバ表示部151および/または車載表示部251に表示できるように情報を提供する。
なお、この発明の必須の構成ではないが、前記タクシーの現在地から各配車候補地までの移動に要するであろう時間(予想移動時間)を移動時間算出部203が算出するようにしてもよい。そして、候補抽出部115が配車候補地を抽出する際の評価の指標に、前記予想移動時間を含めてもよい。
さらに、配車候補地と共に、待機場所DB123に格納された「移動中台数」や「待機台数」を表示してもよい。
なお、この発明の必須の構成ではないが、前記タクシーの現在地から各配車候補地までの移動に要するであろう時間(予想移動時間)を移動時間算出部203が算出するようにしてもよい。そして、候補抽出部115が配車候補地を抽出する際の評価の指標に、前記予想移動時間を含めてもよい。
さらに、配車候補地と共に、待機場所DB123に格納された「移動中台数」や「待機台数」を表示してもよい。
≪車載表示部の表示例≫
図3〜図12は、この発明に係る車載表示部251に表示される配車候補地のいくつかの態様を示す説明図である。なお、車載表示部251の表示例として図示しているが、図3〜10については、サーバ表示部151についても同様の表示がなされてもよい。
図3は最も基本的な表示態様の例を示している。この表示態様で端末CPU201は、待機場所DB123に格納された各タクシー待機場所の「平均待機時間」(予想待機時間)を、各タクシー待機場所の「位置」の情報をもとに車載表示部251の画面に地図と共にプロットさせる。矩形の吹き出しは、各タクシー待機場所の地図上の位置に対応する。図3(a)で、吹き出しの中の数値は、対応する「平均待機時間」を秒単位で示している。ここで、配車候補地は、吹き出しが白黒反転された態様で強調表示されるようにしている。表示の態様はこれに限らないが、他の地点と異なる表示態様によって、登録されたタクシーの乗務員は、より稼働率が高いタクシー待機場所を容易に認識することができる。
なお、待機時間情報の表示単位は用途に応じて秒以外の単位に変更してもよい。例えば、図3(b)は、端末CPU201が分の単位で、「平均待機時間」(予想待機時間)を表示させる態様である。その他、時分秒での表示など種々の態様が考えられる。
図3〜図12は、この発明に係る車載表示部251に表示される配車候補地のいくつかの態様を示す説明図である。なお、車載表示部251の表示例として図示しているが、図3〜10については、サーバ表示部151についても同様の表示がなされてもよい。
図3は最も基本的な表示態様の例を示している。この表示態様で端末CPU201は、待機場所DB123に格納された各タクシー待機場所の「平均待機時間」(予想待機時間)を、各タクシー待機場所の「位置」の情報をもとに車載表示部251の画面に地図と共にプロットさせる。矩形の吹き出しは、各タクシー待機場所の地図上の位置に対応する。図3(a)で、吹き出しの中の数値は、対応する「平均待機時間」を秒単位で示している。ここで、配車候補地は、吹き出しが白黒反転された態様で強調表示されるようにしている。表示の態様はこれに限らないが、他の地点と異なる表示態様によって、登録されたタクシーの乗務員は、より稼働率が高いタクシー待機場所を容易に認識することができる。
なお、待機時間情報の表示単位は用途に応じて秒以外の単位に変更してもよい。例えば、図3(b)は、端末CPU201が分の単位で、「平均待機時間」(予想待機時間)を表示させる態様である。その他、時分秒での表示など種々の態様が考えられる。
図4は、端末CPU201が、タクシーの現在位置を同時に車載表示部251上に表示させる例を示している。この態様によれば、ユーザであるタクシー乗務員は、自車位置検出部261が検出する自車位置と配車候補地の関係から、より近い(移動時間のより短い)タクシー待機場所を判別しやすくなる。
また、図4で端末CPU201は、自車位置から各タクシー待機場所までの所要時間(予想移動時間)が予想待機時間に合算された値を表示し、合算時間が短いタクシー待機場所を強調表示する。候補抽出部115は、前記合算時間に基づいて強調表示されるべき配車候補地を抽出して車載端末200へそのデータを送信する。この態様によれば、ユーザは客を乗せるまでの時間がより短いタクシー待機場所を容易に判別できる。
予想待機時間と予想移動時間との合算時間が短いタクシー待機場所のみを地図上にプロットすることで、より判別しやすくなる。
また、図4で端末CPU201は、自車位置から各タクシー待機場所までの所要時間(予想移動時間)が予想待機時間に合算された値を表示し、合算時間が短いタクシー待機場所を強調表示する。候補抽出部115は、前記合算時間に基づいて強調表示されるべき配車候補地を抽出して車載端末200へそのデータを送信する。この態様によれば、ユーザは客を乗せるまでの時間がより短いタクシー待機場所を容易に判別できる。
予想待機時間と予想移動時間との合算時間が短いタクシー待機場所のみを地図上にプロットすることで、より判別しやすくなる。
図5は、端末CPU201が予想待機時間と予想移動時間の合算時間だけでなくその内訳(例えば予想移動時間)を車載表示部251に表示させる例を示している。ユーザであるタクシーの乗務員または管理サーバ100のオペレータは、予想移動時間と予想待機時間の割合とこれまでの経験を考慮して、向かうべきタクシー待機場所を決定することができる。
図6は、図5でユーザが、これから移動するタクシー待機場所を選択したときに、端末CPU201が目的地の情報と、目的地までの移動経路を表示させる例を示している。なお、タクシー待機場所を選択する手段としては、例えば次の構成が挙げられる。車載端末200が端末入力部241としてタッチパネルを備え、車載表示部251の画面に表示された目的地のタクシー待機場所がタッチされたことを検出して端末CPU201がそのタクシー待機場所が選択されたことを認識する。
図7は、端末CPU201が、予想待機時間の短い順に上位から予め定められた数のタクシー待機場所を白黒反転により強調表示させるだけでなく、予想待機時間が予め定められた閾値以下のタクシー待機場所が存在する場合に、そのタクシー待機場所を異なる態様(太枠)で強調表示させる例を示している。
予想待機時間が所定の閾値以下となっているタクシー待機場所は、タクシーを利用する客が多く、タクシーの回転が速いことを示している。そのようなタクシー待機場所は、タクシーの稼働率を上げる観点から有益である。
予想待機時間が所定の閾値以下となっているタクシー待機場所は、タクシーを利用する客が多く、タクシーの回転が速いことを示している。そのようなタクシー待機場所は、タクシーの稼働率を上げる観点から有益である。
図8に示すように、予想待機時間が予め定められた閾値以下であるタクシー待機場所を示す地図画面に、自車位置を表示させてもよい。図8ではさらに、その自車位置との関係から予想待機時間と予想移動時間の合算時間や経路情報を複合して表示させている。
図9は、端末CPU201が、待機場所DB123に格納された「移動中台数」および「待機台数」を車載表示部251の画面に複合して表示させる例を示している。(a)は車載表示部251の画面全体を示し、(b)は、各タクシー待機場所に対応して表示される情報の詳細を示している。
ここで、タクシー待機場所に向かっている車両の台数(移動中台数)が多ければ、結果的に待機時間が延びることが予測される。予想待機時間と予想移動時間の合算時間に加えて、これから向かうべき好適なタクシー待機場所を判断するうえでの材料になる。
ここで、タクシー待機場所に向かっている車両の台数(移動中台数)が多ければ、結果的に待機時間が延びることが予測される。予想待機時間と予想移動時間の合算時間に加えて、これから向かうべき好適なタクシー待機場所を判断するうえでの材料になる。
図10は、図5の表示態様に、「移動中台数」および「待機台数」を複合して表示させる例を示している。さらに、合算時間とそれに含まれる予想待機時間を表示させている。
図11および図12は、待機時間収集部111が車載端末から「移動中台数」を取得する手法に関する車載表示部251の画面の例を示している。
図11および図12は、待機時間収集部111が車載端末から「移動中台数」を取得する手法に関する車載表示部251の画面の例を示している。
図11に示すように、端末CPU201は、ユーザであるタクシー乗務員が一つのタクシー待機場所を選択したとき、[移動]と[キャンセル]の選択肢(ボタン)を車載表示部251に表示させる。
ユーザが[キャンセル]ボタンをタッチすると、端末入力部241としてのタッチパネルはそのタッチ操作を検出する。そのタッチ操作に応答して端末CPU201は、選択肢のボタン表示を消して、直前の画面表示に戻す。
一方、ユーザが[移動]ボタンをタッチした場合、タッチパネルはそのタッチ操作を検出する。その操作に応答して端末CPU201は、[移動]の選択肢表示を消し、その情報を管理サーバ100に送信する。その情報を管理サーバ100が受信すると、待機時間収集部111は、待機場所DB123に格納されたタクシー待機場所のうち、前記操作により移動先として選択されたタクシー待機場所の「移動中台数」の値をプラス1(インクリメント)する。
ユーザが[キャンセル]ボタンをタッチすると、端末入力部241としてのタッチパネルはそのタッチ操作を検出する。そのタッチ操作に応答して端末CPU201は、選択肢のボタン表示を消して、直前の画面表示に戻す。
一方、ユーザが[移動]ボタンをタッチした場合、タッチパネルはそのタッチ操作を検出する。その操作に応答して端末CPU201は、[移動]の選択肢表示を消し、その情報を管理サーバ100に送信する。その情報を管理サーバ100が受信すると、待機時間収集部111は、待機場所DB123に格納されたタクシー待機場所のうち、前記操作により移動先として選択されたタクシー待機場所の「移動中台数」の値をプラス1(インクリメント)する。
車載端末200の端末CPU201は、自車位置検出部261が検出した自車の位置を逐次、管理サーバ100へ送信させる。自車位置を受信する管理サーバ100は、そのタクシーの自車位置からタクシーが移動先として選択されたタクシー待機場所に着いたことを認識する。待機時間収集部111は、そのタクシーが移動先のタクシー待機場所に到着したら、そのタクシー待機場所の「移動中台数」の値をマイナス1(デクリメント)する。そして、そのタクシー待機場所の「待機台数」の値を中の車両の台数をプラス1(インクリメント)する。
端末CPU201は、移動先として選択したタクシー待機場所へ該当のタクシーが移動する間、現在地から目的のタクシー待機場所までの経路および周辺のタクシー待機場所の最新情報を表示させる(図12参照)。さらに、[キャンセル]の選択肢(ボタン)を車載表示部251に表示させる。
移動中に、ユーザのタクシー乗務員が移動先を変更するとき、図12の[キャンセル]ボタンをタッチする。そのタッチ操作に応答して端末CPU201は、[キャンセル]ボタンを受付けた旨の情報を管理サーバ100に送信する。その情報を受信したとき、管理サーバ100の待機時間収集部111は、待機場所DB123のうち該当するタクシー待機場所の「移動中台数」の値をマイナス1(デクリメント)する。
移動中に、ユーザのタクシー乗務員が移動先を変更するとき、図12の[キャンセル]ボタンをタッチする。そのタッチ操作に応答して端末CPU201は、[キャンセル]ボタンを受付けた旨の情報を管理サーバ100に送信する。その情報を受信したとき、管理サーバ100の待機時間収集部111は、待機場所DB123のうち該当するタクシー待機場所の「移動中台数」の値をマイナス1(デクリメント)する。
≪フローチャート≫
(実施の形態1)
続いて、図1の配車管理システムにおいて、サーバCPU101が実行する処理について説明する。
図13および図14は、この発明に関連して、サーバCPU101が実行する配車候補地の表示処理の手順を示すフローチャートである。特に、配車候補地を車載表示部251に表示させるために、候補抽出部115が配車候補地を抽出する処理を示している。
サーバ記憶部121は、サーバCPU101が処理を実行する際に使用するワークエリアを提供するが、そのワークエリアの一つとして以下のデータを格納する。
(実施の形態1)
続いて、図1の配車管理システムにおいて、サーバCPU101が実行する処理について説明する。
図13および図14は、この発明に関連して、サーバCPU101が実行する配車候補地の表示処理の手順を示すフローチャートである。特に、配車候補地を車載表示部251に表示させるために、候補抽出部115が配車候補地を抽出する処理を示している。
サーバ記憶部121は、サーバCPU101が処理を実行する際に使用するワークエリアを提供するが、そのワークエリアの一つとして以下のデータを格納する。
即ち、サーバCPU101は、候補抽出部115が配車候補地を抽出し、車載表示部251(あるいはサーバ表示部151)強調表示させるため、画面に表示される地図の範囲内にあるタクシー待機場所の予想待機時間を比較する。その際に用いるワークエリアとして、予想待機時間が短い順に上位n件(nは予め定められた自然数)のタクシー待機場所を記憶する。フローチャートでは、これを「予想待機時間が短いタクシー待機場所上位n件の保持リスト」または単に「保持リスト」と記載している。
図13に示すように、サーバCPU101は、配車候補地の抽出に関連して使用するワークエリア(作業データ)を初期化する(ステップS01)。
次に、予想待機時間が短いタクシー待機場所上位n件の保持リストの内容を初期化する(ステップS03)。
さらに、保持リストの上位から何番目のレコードかを指し示すポインタ変数iをゼロに初期化する(ステップS05)。
以下、ステップS07からS33のループ処理で、サーバCPU101は、地図表示範囲内にあるタクシー待機場所について、以下の処理を実行する。即ち、予想待機時間を参照し、予想待機時間を車載表示部251に表示できるように対象の車載端末200へ送信する。それと共に、それらの予想待機時間を比較し、短い順にn件を抽出する処理を行う。
次に、予想待機時間が短いタクシー待機場所上位n件の保持リストの内容を初期化する(ステップS03)。
さらに、保持リストの上位から何番目のレコードかを指し示すポインタ変数iをゼロに初期化する(ステップS05)。
以下、ステップS07からS33のループ処理で、サーバCPU101は、地図表示範囲内にあるタクシー待機場所について、以下の処理を実行する。即ち、予想待機時間を参照し、予想待機時間を車載表示部251に表示できるように対象の車載端末200へ送信する。それと共に、それらの予想待機時間を比較し、短い順にn件を抽出する処理を行う。
ステップS07からS33のループ処理を順番に説明する。
サーバCPU101は、待機場所DB123のi番目のレコード(以下、対象レコードという)を参照する。初回は、ゼロ番目、即ち先頭のレコードを参照することになる(ステップS07)。
そして、そのレコードに対応するタクシー待機場所の「位置」が、車載表示部251に表示される地図の範囲内か否かを判断する(ステップS09)。
表示される地図の範囲外であれば(ステップS09のNo)、ルーチンは後述する図14のステップS31へ進み、次のレコードを対象に処理を行う準備をする。
一方、表示される地図の範囲内であれば(ステップS09のYes)、サーバCPU101は、地図上のタクシー待機場所の表示位置に、予想待機時間を表示させるように車載端末200に指示あるいはデータを送る(ステップS15)。
続いてサーバCPU101は、対象レコードのタクシー待機場所の予想待機時間が、短い順に上位n件に入るか否かを判断する(ステップS21)。即ち、保持リストのn件の中に初期値があるか、または対象レコードの予想待機時間よりも長いデータがあるかを判断する。
サーバCPU101は、待機場所DB123のi番目のレコード(以下、対象レコードという)を参照する。初回は、ゼロ番目、即ち先頭のレコードを参照することになる(ステップS07)。
そして、そのレコードに対応するタクシー待機場所の「位置」が、車載表示部251に表示される地図の範囲内か否かを判断する(ステップS09)。
表示される地図の範囲外であれば(ステップS09のNo)、ルーチンは後述する図14のステップS31へ進み、次のレコードを対象に処理を行う準備をする。
一方、表示される地図の範囲内であれば(ステップS09のYes)、サーバCPU101は、地図上のタクシー待機場所の表示位置に、予想待機時間を表示させるように車載端末200に指示あるいはデータを送る(ステップS15)。
続いてサーバCPU101は、対象レコードのタクシー待機場所の予想待機時間が、短い順に上位n件に入るか否かを判断する(ステップS21)。即ち、保持リストのn件の中に初期値があるか、または対象レコードの予想待機時間よりも長いデータがあるかを判断する。
予想待機時間が上位n件に入らない場合、即ち、保持リストに初期値がなく、かつ対象レコードの予想待機時間以下のデータしかない場合(ステップS21のNo)、ルーチンは図14のS31へ進み、次のレコードを対象に処理を行う準備をする。
一方、予想待機時間が上位n件に入る場合、即ち、保持リストに初期値があるか、または対象レコードの予想待機時間よりも長いデータがある場合(ステップS21のYes)、保持リスト中の初期値または対象レコードの予想待機時間よりも長いデータを、対象レコードに置換する(ステップS23)。
続いて、サーバCPU101は、ポインタ変数iをプラス1(インクリメント)して、参照先を次のレコードに変更する(図14のステップS31)。そして、ポインタ変数iの値が待機場所DB123のレコード総数に達したか否か、即ち、待機場所DB123の先頭から末尾まで、すべてのレコードについて処理を行ったか否かを判断する(ステップS33)。
未処理のレコードが残っている場合(ステップS33のNo)、ルーチンは図13のステップS07へ戻り、次のレコードを新たな対象レコードとして同様の処理を繰り返す。
一方、待機場所DB123のすべてのレコードについての処理を終えたら(ステップS33のYes)、保持リストには予想待機時間の短い順から上位n件のタクシー待機場所が格納されている。
一方、予想待機時間が上位n件に入る場合、即ち、保持リストに初期値があるか、または対象レコードの予想待機時間よりも長いデータがある場合(ステップS21のYes)、保持リスト中の初期値または対象レコードの予想待機時間よりも長いデータを、対象レコードに置換する(ステップS23)。
続いて、サーバCPU101は、ポインタ変数iをプラス1(インクリメント)して、参照先を次のレコードに変更する(図14のステップS31)。そして、ポインタ変数iの値が待機場所DB123のレコード総数に達したか否か、即ち、待機場所DB123の先頭から末尾まで、すべてのレコードについて処理を行ったか否かを判断する(ステップS33)。
未処理のレコードが残っている場合(ステップS33のNo)、ルーチンは図13のステップS07へ戻り、次のレコードを新たな対象レコードとして同様の処理を繰り返す。
一方、待機場所DB123のすべてのレコードについての処理を終えたら(ステップS33のYes)、保持リストには予想待機時間の短い順から上位n件のタクシー待機場所が格納されている。
サーバCPU101は、以上の処理で抽出された予想待機時間が短い順から上位n件のタクシー待機場所を強調表示するように保持リストのデータを車載端末200へ送信する(ステップS35)。
基本的に、以上の処理を繰り返して配車候補地および予想待機時間の表示を逐次更新するが、繰返し処理の前に、車載表示部251の地図表示範囲が変更された旨の情報を該当する車載端末200から受信したか否かをチェックする(ステップS41)。
なお、地図の表示範囲の変更については、すでに製品化された技術に基づく。例えば、拡大、縮小、中心点移動、回転、傾斜などの操作に対応して地図の表示範囲が変更される。
地図表示範囲が変更された場合(ステップS41のYes)、地図の表示範囲のデータを更新した後(ステップS43)、ルーチンは図13のステップS03へ戻り、処理を繰り返す。なお、更新された地図表示範囲は、次回の図13のステップS09の処理に反映される。
以上が、配車候補地を強調表示させるうえで基礎となる配車候補地の抽出処理である。表示態様としては、図3に対応する。
基本的に、以上の処理を繰り返して配車候補地および予想待機時間の表示を逐次更新するが、繰返し処理の前に、車載表示部251の地図表示範囲が変更された旨の情報を該当する車載端末200から受信したか否かをチェックする(ステップS41)。
なお、地図の表示範囲の変更については、すでに製品化された技術に基づく。例えば、拡大、縮小、中心点移動、回転、傾斜などの操作に対応して地図の表示範囲が変更される。
地図表示範囲が変更された場合(ステップS41のYes)、地図の表示範囲のデータを更新した後(ステップS43)、ルーチンは図13のステップS03へ戻り、処理を繰り返す。なお、更新された地図表示範囲は、次回の図13のステップS09の処理に反映される。
以上が、配車候補地を強調表示させるうえで基礎となる配車候補地の抽出処理である。表示態様としては、図3に対応する。
(実施の形態2)
続いて、異なる態様の処理を説明する。図15および図16は、図13および図14に対応する変形例のフローチャートである。図13および図14と同様のステップには同様の符号を付している。差異の部分について説明する。
この実施形態では、各タクシー待機場所について、予想待機時間だけでなく、タクシー待機場所までの予想移動時間を取得し、予想待機時間と予想移動時間を合算した合算時間に基づいて上位n件を抽出する。さらに、合算時間を車載表示部251に表示させる。なお、予想移動時間は、カーナビゲーションシステムで使用される公知の技術を用いて算出できる。
続いて、異なる態様の処理を説明する。図15および図16は、図13および図14に対応する変形例のフローチャートである。図13および図14と同様のステップには同様の符号を付している。差異の部分について説明する。
この実施形態では、各タクシー待機場所について、予想待機時間だけでなく、タクシー待機場所までの予想移動時間を取得し、予想待機時間と予想移動時間を合算した合算時間に基づいて上位n件を抽出する。さらに、合算時間を車載表示部251に表示させる。なお、予想移動時間は、カーナビゲーションシステムで使用される公知の技術を用いて算出できる。
図15で、図13と同様にステップS09までの処理を行ったサーバCPU101は、タクシー待機場所までの経路と移動時間のデータを取得する(ステップS11)。自らがその処理を行ってもよいし、車載端末200側でそのデータを取得して、取得されたデータを受信してもよい。
得られた予想移動時間と予想待機時間を合算して、タクシー待機場所で乗客を乗せるまでにかかるであろう所要時間を得る(ステップS13)。そして、図13のステップS15の処理における予想待機時間に代えて、地図上のタクシー待機場所の表示位置に、得られた所要時間を表示させるように車載端末200に指示あるいはデータを送る(ステップS15)。以下、図13のステップS21、S23および図4のステップS35の処理における予想待機時間に代えて前述の所要時間について同様の処理を行う。
その結果、予想待機時間に予想移動時間を含めた所要時間が短い順にn件の配車候補地が抽出され、強調表示の対象となる。
以上が、この実施形態における配車候補地の抽出処理である。表示態様としては、図4に対応する。
得られた予想移動時間と予想待機時間を合算して、タクシー待機場所で乗客を乗せるまでにかかるであろう所要時間を得る(ステップS13)。そして、図13のステップS15の処理における予想待機時間に代えて、地図上のタクシー待機場所の表示位置に、得られた所要時間を表示させるように車載端末200に指示あるいはデータを送る(ステップS15)。以下、図13のステップS21、S23および図4のステップS35の処理における予想待機時間に代えて前述の所要時間について同様の処理を行う。
その結果、予想待機時間に予想移動時間を含めた所要時間が短い順にn件の配車候補地が抽出され、強調表示の対象となる。
以上が、この実施形態における配車候補地の抽出処理である。表示態様としては、図4に対応する。
(実施の形態3)
図17および図18は、図15および図16に対応する変形例のフローチャートである。差異の部分について説明する。
この実施形態では、実施の形態2と同様に、タクシー待機場所までの予想移動時間を取得するが、上位n件の抽出は予想待機時間のみに基づいて行い、配車候補地についてのみ所要時間を併せて表示させる。
図17および図18は、図15および図16に対応する変形例のフローチャートである。差異の部分について説明する。
この実施形態では、実施の形態2と同様に、タクシー待機場所までの予想移動時間を取得するが、上位n件の抽出は予想待機時間のみに基づいて行い、配車候補地についてのみ所要時間を併せて表示させる。
よって、図15と同様にステップS13で所要時間を求めるが、各タクシー待機場所について所要時間を表示させるステップS15の処理は図17に存在しない。図16のステップS21、S23の処理における所要時間に代えて予想待機時間について同様の処理を行い、上位n件の抽出を行う。この点で、図13の処理と同様である。また、図16のステップS35では、所要時間が短い順から上位n件のタクシー待機場所を強調表示するように保持リストのデータを車載端末200へ送信している。図18ではそれに代えて、予想待機時間が短い上位n件について、強調表示を行い、かつ予想待機時間、所要時間、移動中台数等を表示するように送信する(ステップS39)。
以上が、この実施形態における配車候補地の抽出処理である。表示態様としては、合算時間の内訳を表示する点において図5に対応する。なお、図5は合算時間の内訳として予想移動時間を表示させているのに対し、図17および図18は予想待機時間を表示させている。
以上が、この実施形態における配車候補地の抽出処理である。表示態様としては、合算時間の内訳を表示する点において図5に対応する。なお、図5は合算時間の内訳として予想移動時間を表示させているのに対し、図17および図18は予想待機時間を表示させている。
(実施の形態4)
この実施形態は、予想待機時間が短い上位n件のタクシー待機場所に加えて、予想待機時間が予め定められた閾値よりも短いタクシー待機場所を強調表示させる態様について、該当するタクシー待機場所を抽出する処理を示している。
図19〜図23は、この実施形態に係るサーバCPU101の処理を示すフローチャートである。
図19で、サーバCPU101は、この処理に用いるワークエリアの初期化を行う(ステップS51)。
この実施形態は、予想待機時間が短い上位n件のタクシー待機場所に加えて、予想待機時間が予め定められた閾値よりも短いタクシー待機場所を強調表示させる態様について、該当するタクシー待機場所を抽出する処理を示している。
図19〜図23は、この実施形態に係るサーバCPU101の処理を示すフローチャートである。
図19で、サーバCPU101は、この処理に用いるワークエリアの初期化を行う(ステップS51)。
続いて、サーバCPU101は、予想待機時間の短いタクシー待機場所を抽出する処理を実行する(ステップS53)。この処理の詳細は図20および図21に示している。
さらにサーバCPU101は、予想待機時間が閾値以下のタクシー待機場所を抽出する処理を行う(ステップS55)。この処理の詳細は図22および図23に示している。
さらにサーバCPU101は、予想待機時間が閾値以下のタクシー待機場所を抽出する処理を行う(ステップS55)。この処理の詳細は図22および図23に示している。
その後、サーバCPU101は、車載表示部251の地図表示範囲が変更された旨の情報を該当する車載端末200から受信したか否かをチェックする(ステップS57)。
地図表示範囲が変更された場合(ステップS57のYes)、地図の表示範囲のデータを更新した後(ステップS59)、ルーチンはステップS53へ戻り、処理を繰り返す。
以上が、配車候補地を強調表示させるうえで基礎となる配車候補地の抽出処理である。表示態様としては、予想待機時間が閾値より短いタクシー待機場所を強調表示させる点において図7に対応する。
地図表示範囲が変更された場合(ステップS57のYes)、地図の表示範囲のデータを更新した後(ステップS59)、ルーチンはステップS53へ戻り、処理を繰り返す。
以上が、配車候補地を強調表示させるうえで基礎となる配車候補地の抽出処理である。表示態様としては、予想待機時間が閾値より短いタクシー待機場所を強調表示させる点において図7に対応する。
前述のステップS53の処理を説明する。図20および図21は、図17および図18の処理に対応する部分が多いので、同様の処理については対応するステップ番号を付している。差異点について説明する。
作業データの初期化は、図19のステップS51で実行済のため、図20でそれに該当する初期化処理(図17のステップS01に対応する処理)は行わない。
図20および図21で、予想待機時間が短い上位n件を抽出するステップS03〜S39までの処理は、図17および図18に対応している。即ち、サーバCPU101は、待機場所DB123のすべてのレコードについての処理を終えたのちに、所要時間等を予想待機時間が短い上位n件について、強調表示を行い、かつ予想待機時間、所要時間、移動中台数等を表示するように送信する。その後の処理が図18と異なり、図21では、地図の表示範囲の変更有無の確認および繰返し処理を行わずに、呼び出し元のルーチンへリターンする。
作業データの初期化は、図19のステップS51で実行済のため、図20でそれに該当する初期化処理(図17のステップS01に対応する処理)は行わない。
図20および図21で、予想待機時間が短い上位n件を抽出するステップS03〜S39までの処理は、図17および図18に対応している。即ち、サーバCPU101は、待機場所DB123のすべてのレコードについての処理を終えたのちに、所要時間等を予想待機時間が短い上位n件について、強調表示を行い、かつ予想待機時間、所要時間、移動中台数等を表示するように送信する。その後の処理が図18と異なり、図21では、地図の表示範囲の変更有無の確認および繰返し処理を行わずに、呼び出し元のルーチンへリターンする。
次に、前述のステップS55の処理を説明する。図22および図23は、図17および図18の処理に対応する部分が多いので、同様の処理については対応するステップ番号を付している。差異点について説明する。
作業データの初期化は、図19のステップS51で実行済のため、図22でそれに該当する初期化処理(図17のステップS01に対応する処理)は行わない。
図22および図23で、各レコードについて所要時間を求めるステップS03〜S13までの処理は、図17に対応している。
ステップS13の処理に続いて、サーバCPU101は、対象レコードの予想待機時間が閾値以下か否かを判断する(ステップS71)。閾値を上回っていれば、強調表示の対象外であるので、ルーチンは図23のステップS31へ進み、次のレコードを対象に処理を行う準備をする。
作業データの初期化は、図19のステップS51で実行済のため、図22でそれに該当する初期化処理(図17のステップS01に対応する処理)は行わない。
図22および図23で、各レコードについて所要時間を求めるステップS03〜S13までの処理は、図17に対応している。
ステップS13の処理に続いて、サーバCPU101は、対象レコードの予想待機時間が閾値以下か否かを判断する(ステップS71)。閾値を上回っていれば、強調表示の対象外であるので、ルーチンは図23のステップS31へ進み、次のレコードを対象に処理を行う準備をする。
一方、対象レコードの予想待機時間が閾値以下の場合(ステップS71のYes)、サーバCPU101は、そのタクシー待機場所を保持しておくために確保されたワークエリアに対象レコードとされているタクシー待機場所を格納する(ステップS73)。
そして、サーバCPU101は、待機場所DB123のすべてのレコードについての処理を終えたのちに、前述のリストに格納されたタクシー待機場所について、強調表示を行い、かつ所要時間等を表示するように送信する。その後の処理は、図18と異なり図23では、地図の表示範囲の変更有無の確認および繰返し処理を行わずに、呼び出し元のルーチンへリターンする。
以上がこの実施形態でサーバCPU101が実行する処理である。
そして、サーバCPU101は、待機場所DB123のすべてのレコードについての処理を終えたのちに、前述のリストに格納されたタクシー待機場所について、強調表示を行い、かつ所要時間等を表示するように送信する。その後の処理は、図18と異なり図23では、地図の表示範囲の変更有無の確認および繰返し処理を行わずに、呼び出し元のルーチンへリターンする。
以上がこの実施形態でサーバCPU101が実行する処理である。
以上に述べたように、
(i)この発明による配車管理システムは、予め登録された複数のタクシーについて各タクシーの現在地および予め登録された複数のタクシー待機場所への配車を管理する管理サーバ、および、各タクシーに装備されて前記管理サーバと通信可能な車載端末から少なくとも構成され、何れかの登録されたタクシー待機場所で客を乗せた何れかの登録されたタクシーが、そのタクシー待機場所へ到着してから客を乗せるまでに要した待機時間を逐次収集する待機時間収集部と、収集された待機時間に基づいて、何れかの登録されたタクシーが何れかのタクシー待機場所で客待ちをするとした場合、客を乗せるまでの予想待機時間を算出する待機時間算出部と、算出された予想待機時間に基づいて配車候補地として表示すべきタクシー待機場所を抽出する候補抽出部と、前記車載端末に含まれ、抽出された配車候補地を他のタクシー待機場所と異なる態様で地図上に表示する車載表示部とを備えることを特徴とする。
(i)この発明による配車管理システムは、予め登録された複数のタクシーについて各タクシーの現在地および予め登録された複数のタクシー待機場所への配車を管理する管理サーバ、および、各タクシーに装備されて前記管理サーバと通信可能な車載端末から少なくとも構成され、何れかの登録されたタクシー待機場所で客を乗せた何れかの登録されたタクシーが、そのタクシー待機場所へ到着してから客を乗せるまでに要した待機時間を逐次収集する待機時間収集部と、収集された待機時間に基づいて、何れかの登録されたタクシーが何れかのタクシー待機場所で客待ちをするとした場合、客を乗せるまでの予想待機時間を算出する待機時間算出部と、算出された予想待機時間に基づいて配車候補地として表示すべきタクシー待機場所を抽出する候補抽出部と、前記車載端末に含まれ、抽出された配車候補地を他のタクシー待機場所と異なる態様で地図上に表示する車載表示部とを備えることを特徴とする。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)前記候補抽出部は、前記予想待機時間が予め定められた閾値よりも短いこと、および/または、前記予想待機時間が短い順に予め定められた数を超えないことを条件に、前記複数のタクシー待機場所のうちから配車候補地を抽出してもよい。
このようにすれば、予想待機時間が閾値よりも短いタクシー待機場所および/または前記予想待機時間が短い順に所定数のタクシー待機場所が抽出される。
(ii)前記候補抽出部は、前記予想待機時間が予め定められた閾値よりも短いこと、および/または、前記予想待機時間が短い順に予め定められた数を超えないことを条件に、前記複数のタクシー待機場所のうちから配車候補地を抽出してもよい。
このようにすれば、予想待機時間が閾値よりも短いタクシー待機場所および/または前記予想待機時間が短い順に所定数のタクシー待機場所が抽出される。
(iii)前記タクシーの現在地から前記配車候補地までの移動に要する予想移動時間を算出する移動時間算出部をさらに備え、前記車載表示部は、抽出された配車候補地を前記予想待機時間および前記予想移動時間と共に表示してもよい。
このようにすれば、強調された配車候補地と予想待機時間と予想移動時間の表示から、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できる。
このようにすれば、強調された配車候補地と予想待機時間と予想移動時間の表示から、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できる。
(iv)各車載端末は、何れかの登録されたタクシー待機場所へ移動する旨の操作を受付ける操作入力部をさらに含み、前記管理サーバは、各車載端末からの前記通知および各タクシーの現在地に基づいて各タクシー待機場所へ移動中のタクシーの台数を管理する配車管理部をさらに備え、前記車載表示部は、抽出された配車候補地をその配車候補地へ移動中のタクシーの台数と共に表示してもよい。
このようにすれば、強調された配車候補地とその配車候補地へ移動中のタクシーの台数の表示から、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できる。
このようにすれば、強調された配車候補地とその配車候補地へ移動中のタクシーの台数の表示から、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できる。
(v)前記配車管理部は、各タクシー待機場所で待機中のタクシーの台数をさらに管理し、前記車載表示部は、抽出された配車候補地をその配車候補地へ移動中およびその配車候補地で待機中のタクシーの台数と共に表示してもよい。
このようにすれば、強調された配車候補地とその配車候補地へ移動中のタクシーの台数および待機中の台数から、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できる。
このようにすれば、強調された配車候補地とその配車候補地へ移動中のタクシーの台数および待機中の台数から、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所をユーザが容易に判断できる。
(vi)前記管理サーバに接続され、抽出された配車候補地を他のタクシー待機場所と異なる態様で地図上に表示するサーバ表示部をさらに備えてもよい。
このようにすれば、管理サーバを用いて配車を管理するオペレータが、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所を容易に判断できるように情報が提供される。
この発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
このようにすれば、管理サーバを用いて配車を管理するオペレータが、より早く乗客を確保できるであろうタクシー待機場所を容易に判断できるように情報が提供される。
この発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
この発明の配車方法は、この発明の配車システムと同様の好ましい態様およびそのうちの何れかを組み合わせたものも含む。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
11:配車管理システム、 100:管理サーバ、 101:サーバCPU、 111:待機時間収集部、 113:待機時間算出部、 115:候補抽出部、 121:サーバ記憶部、 123:待機場所DB、 131:サーバ通信部、 141:サーバ入力部、 151:サーバ表示部、 200:車載端末、 201:端末CPU、 203:移動時間算出部、 221:端末記憶部、 231:端末通信部、 241:端末入力部、 251:車載表示部、 261:自車位置検出部
Claims (7)
- 予め登録された複数のタクシーについて各タクシーの現在地および予め登録された複数のタクシー待機場所への配車を管理する管理サーバ、および、各タクシーに装備されて前記管理サーバと通信可能な車載端末から少なくとも構成され、
何れかの登録されたタクシー待機場所で客を乗せた何れかの登録されたタクシーが、そのタクシー待機場所へ到着してから客を乗せるまでに要した待機時間を逐次収集する待機時間収集部と、
収集された待機時間に基づいて、何れかの登録されたタクシーが何れかのタクシー待機場所で客待ちをするとした場合、客を乗せるまでの予想待機時間を算出する待機時間算出部と、
算出された予想待機時間に基づいて配車候補地として表示すべきタクシー待機場所を抽出する候補抽出部と、
前記車載端末に含まれ、抽出された配車候補地を他のタクシー待機場所と異なる態様で地図上に表示する車載表示部とを備える配車管理システム。 - 前記候補抽出部は、前記予想待機時間が予め定められた閾値よりも短いこと、および/または、前記予想待機時間が短い順に予め定められた数を超えないことを条件に、前記複数のタクシー待機場所のうちから配車候補地を抽出する請求項1に記載の配車管理システム。
- 前記タクシーの現在地から前記配車候補地までの移動に要する予想移動時間を算出する移動時間算出部をさらに備え、
前記車載表示部は、抽出された配車候補地を前記予想待機時間および前記予想移動時間と共に表示する請求項1または2に記載の配車管理システム。 - 各車載端末は、何れかの登録されたタクシー待機場所へ移動する旨の操作を受付ける操作入力部をさらに含み、
前記管理サーバは、各車載端末からの前記通知および各タクシーの現在地に基づいて各タクシー待機場所へ移動中のタクシーの台数を管理する配車管理部をさらに備え、
前記車載表示部は、抽出された配車候補地をその配車候補地へ移動中のタクシーの台数と共に表示する請求項1〜3の何れか一つに記載の配車管理システム。 - 前記配車管理部は、各タクシー待機場所で待機中のタクシーの台数をさらに管理し、
前記車載表示部は、抽出された配車候補地をその配車候補地へ移動中およびその配車候補地で待機中のタクシーの台数と共に表示する請求項4に記載の配車管理システム。 - 前記管理サーバに接続され、抽出された配車候補地を他のタクシー待機場所と異なる態様で地図上に表示するサーバ表示部をさらに備える請求項1〜5の何れか一つに記載の配車管理システム。
- コンピュータが、予め登録された複数のタクシーについて各タクシーの現在地および予め登録された複数のタクシー待機場所への配車を管理する方法であって、
何れかの登録されたタクシー待機場所で客を乗せた何れかの登録されたタクシーが、そのタクシー待機場所へ到着してから客を乗せるまでに要した待機時間を逐次収集し、
収集された待機時間に基づいて、何れかの登録されたタクシーが何れかのタクシー待機場所で客待ちをするとした場合、客を乗せるまでの予想待機時間を算出し、
算出された予想待機時間に基づいて配車候補地として表示すべきタクシー待機場所を抽出し、
車載表示部に、抽出された配車候補地を地図上で強調表示させる配車管理方法。
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JP2014198514A JP2016071510A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | 配車管理システムおよび配車管理方法 |
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2014
- 2014-09-29 JP JP2014198514A patent/JP2016071510A/ja active Pending
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