JP2016069171A - 高所作業車用の作業台 - Google Patents

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Abstract

【課題】高所作業に要するコストの抑制を図りつつ作業効率を高める。
【解決手段】作業台14は、床部16と、架台18と、操作部20とを備えている。架台18は、柱34と梁36により複数階に形成され、床部16から各階を構成する梁36に昇降するための階段38を備えている。ブーム12を起立、伸長させることにより作業台14を上昇させ所望の作業位置で停止させる。作業員Pは、床部16と複数階との間を移動して所望の高さ位置で高所作業を行なう。ブーム12による作業台14の昇降を行なうことなく、複数階にわたる高さの範囲で、各種の高所作業を行なえ、高所作業の効率化を図る上で有利となる。ブーム12の先端を最も高位にした場合、従来の作業台14では届かない高所においても、架台18が複数階を有することから、高所作業を行なうことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高所作業車用の作業台に関する。
土木建設における工事現場において高所作業を行なうにあたっては、安定した地盤面から上部の作業位置まで仮設用足場を組み上げ、作業員が仮設用足場に設けられた階段を昇降して作業を行なう(特許文献1参照)。
あるいは、高所作業車を用意し、作業員が搭乗した作業台を昇降装置によって作業位置まで昇降させて作業を行なう(特許文献2参照)。
特開平11−210231号公報 特開2013−14418号公報
しかしながら、仮設用足場は、地盤面から上部の作業位置にわたって建枠、パイプ材、ブレース、踏み板、手摺、階段などの様々な部材を組み立てることで構築されるため、多大な時間と部材とを要しコストがかさむ不利がある。
一方、高所作業車を用いる場合は、仮設用足場を用いる場合に比較してコストを抑制できるものの、作業位置の高さを変える毎に作業台を昇降させる必要があり、また、作業台の上限位置を超える上方の位置での作業が困難であり、作業効率を高める上で改善の余地がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、高所作業に要するコストの抑制を図りつつ作業効率を高める上で有利な高所作業車用の作業台を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、昇降可能な昇降装置に取り付けられる高所作業車用の作業台であって、前記昇降装置に連結され周囲に手摺が立設された床部と、前記床部に設けられた架台とを備え、前記架台は前記床部の面積よりも小さい面積の上に設けられ、前記架台を除く前記床部の箇所は、作業員が行き来する通路となっており、前記架台は、柱と梁により複数階に形成され、前記床部から前記各階を構成する梁に昇降するための階段を有していることを特徴とする。
本発明によれば、昇降装置による作業台の昇降を行なうことなく、複数階にわたる高さの範囲で、各種の高所作業を行なえ、高所作業の効率化を図る上で有利となる。
また、昇降装置によって作業台を最も高位にした場合、従来の作業台では届かない高所においても、架台が複数階を有することから、高所作業を行なうことが可能となる。
実施の形態に係る高所作業車用の作業台の正面図である。 図1のAA線断面図である。 実施の形態に係る高所作業車用の作業台の平面図である。 図3の矢印B方向から見た高所作業車用の作業台の斜視図である。 実施の形態に係る高所作業車用の作業台の制御系の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る高所作業車用の作業台の動作フローチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、高所作業車について説明する。
図1に示すように、高所作業車10は、地面を走行する不図示の車体と、車体に設けられ起伏可能に支持されかつ伸縮するブーム12と、ブーム12の起伏および伸縮を行なう不図示の複数の油圧シリンダと、ブーム12の先端に連結された作業台14とを備えている。
作業台14は、ブーム12の起伏および伸縮によって昇降される。したがって、本実施の形態では、ブーム12および前記の各油圧シリンダによって昇降装置が構成されている。
なお、昇降装置は、ブーム12および油圧シリンダを用いた構成に限定されるものではなく、複数の腕部材を揺動自在に結合して構成されたシザースリンクと、シザースリンクを伸縮させる油圧シリンダとから構成されるシザースリンク式昇降装置など従来公知のさまざまな昇降装置が使用可能である。
図1〜図5に示すように、作業台14は、床部16と、架台18と、操作部20と、対象物警報装置22とを備えている。
図1〜図4に示すように、床部16は、細長の部材により矩形枠状に組まれたフレーム24と、フレーム24上に設けられた複数あるいは1つの床板26と、床板26の周囲に立設された手摺28により構成されている。
細長の部材として、H形鋼など従来公知の様々な部材が使用可能であるが、軽量なものを使用すると、架台18の軽量化を図る上で有利となる。
本実施の形態では、図3に示すように、フレーム24の内側に、フレーム24を補強する補強部材30が設けられ、この補強部材30に、ブーム12の先端がレべリング装置13を介して連結されている。そして、ブーム12の起伏時に、レべリング装置13によって作業台14が常に水平状態を保つように構成されている。レベリング装置13は、ブーム12の起伏時に作業台14を常に水平状態に保つものであればよく、従来公知の様々な構造が採用可能である。
図3に示すように、架台18は床部16の面積よりも小さい面積の上に設けられ、架台18を除く床部16の箇所は、作業員Pが行き来する通路32となっている。
詳細には、床部16は長方形を呈し、架台18は、平面視矩形を呈しより詳細には平面視長方形を呈している。
架台18は、平面視長方形の2つの長辺のうちの一方の長辺を、床部16の長方形の2つの長辺のうちの一方の長辺に寄せて配置されている。
そして、通路32は、架台18の平面視長方形の2つの長辺のうちの他方の長辺と、床部16の長方形の2つの長辺のうちの他方の長辺との間、および、架台18の平面視長方形の2つの短辺と、床部16の長方形の2つの短辺との間に設けられている。
したがって、高所作業がなされる箇所に対して横方向の長い範囲(長辺方向の長い範囲)において架台18を近づけて配置でき、架台18の各階での作業を効率良く行なう上で有利となる。
また、通路32により床部16の長辺方向と短辺方向に行き来ができるため、床部16の使い勝手を向上する上で有利となる。
また、平面視した場合における架台18の輪郭は、床部16の輪郭よりも小さいため、架台18は、床部16の輪郭よりも狭い空間に位置させることが可能となる。
したがって、高所作業を行なう空間が、対向する2つの壁部で挟まれた狭小空間、あるいは、複数の壁部で囲まれた狭小空間であり、通常の作業台14が入らないような場合であっても、架台18を狭小空間に位置させることができ、その状態で作業員Pが架台18から高所作業を行なうことが可能となり、作業効率を高める上で有利となる。
図1〜図4に示すように、架台18は、柱34と梁36により複数階に形成され、本実施の形態では3階に形成され、床部16から各階を構成する梁36に昇降するための階段38を備えている。
柱34と梁36には、角形鋼管など従来公知の様々な部材が使用可能であるが、アルミ合金などの軽量な金属材からなる角形や円形の中空型鋼や、軽量で強度剛性を備えた合成樹脂材料からなる中空の角形管、円管などを用いると、架台18の軽量化を図る上で有利となる。
柱34は、平面視長方形の一対の長辺と一対の短辺とに沿ってそれぞれ複数立設されている。
梁36は、平面視長方形の一対の長辺と一対の短辺とに沿って複数の柱34に架け渡されると共に、必要に応じて、一対の長辺に設けられた互いに対向する柱34間に架け渡されている。
架台18の各階の4面において、柱34と梁36により形成される複数の矩形の開口部に、それぞれ十字状にブレース40が架け渡されている。ブレース40を設けることで、ブレース40は作業員落下防止部材として機能し、同時に架台18の強度、剛性が高められる。
図4に示すように、複数階を構成する梁36のうち最上階を構成する3階の梁36上に床板42が設置されると共に、床板42の周囲を囲むように手摺44が立設されている。
本実施の形態では、図1,図2に示すように、架台18を構成する複数の柱34が3階の梁36の上方に延長するように設けられ、手摺44の支柱4402を構成している。
そして、手摺44は複数の支柱4402と、それら支柱4402間に架け渡された複数の細長の部材4404とで構成されている。
したがって、手摺44は作業員落下防止部材として機能し、最上階での作業の安全性を図る上で有利となる。
図4に示すように、操作部20は、床部16(図1)から立設された不図示の取り付け部材に取着されており、床部16にいる作業員Pが操作することによって前記の各油圧シリンダを作動させてブーム12を起伏、伸縮させて作業台14の昇降動作を行なわせるものである。
対象物警報装置22は、図5に示すように、複数の監視カメラ46と、作業員検出部48と、音声発生部50と、制御部52とを含んで構成されている。
監視カメラ46は、対象物検出部を構成するものであり、作業台14に設けられ、架台18の側方および上方の空間における対象物を検出するものである。
なお、本明細書において、対象物とは、架台18の側方あるいは上方に位置する構造物などの物体をいう。
本実施の形態では、図1〜図4に示すように、監視カメラ46は、床部16の手摺28のうち床部16の2つの長辺の両端寄りの箇所にそれぞれ1台ずつ設けられ、また、架台18の最上階を構成する3階の手摺44のうち架台18の2つの長辺の両端寄りの箇所にそれぞれ1台ずつ設けられている。したがって、床部16の手摺28に4台、架台18の最上階の手摺44に4台、合計8台の監視カメラ46が設けられている。なお、監視カメラ46の台数および取り付け位置は、架台18の大きさや形状に応じて適宜決定される。
各監視カメラ46は、鉛直方向上方に延在する光軸を中心とする360度の範囲を撮像可能で、かつ、光軸を含む平面内で光軸を中心として180度の範囲で撮像可能に設けられており、撮像した画像データを制御部52に供給する。
監視カメラ46の撮像可能な範囲は上記の角度範囲に限定されるものではないが、本実施の形態のようにすると、1台の監視カメラ46によって広い領域を死角を生じることなく撮像することできるため、対象物を確実に監視する上で有利となる。
作業員検出部48は、作業員Pが架台18にいることを検出し、その検出結果を制御部52に供給するものである。
作業員検出部48は、架台18内で作業員Pが立ち入り可能な全ての箇所をカバーできればよく、作業員検出部48として赤外線、超音波、可視光などを用いた従来公知の様々な人感センサを使用可能であり、1台あるいは複数台の人感センサを設ければよい。
また、作業員検出部48として、カメラと、カメラで撮像された画像情報に基づいて作業員Pの有無を判定する画像処理部とを設けてもよい。
音声発生部50は、制御部52の制御に基づいて、予め定められた警告音、あるいは、警告のアナウンス音声を発生するものである。
このような音声発生部50として、例えば、音声信号を発生する音声信号発生回路と、音声信号を増幅する増幅器と、増幅された音声信号に基づいて鳴動するスピーカーとを備えるものを用いるなど任意である。
制御部52は、CPU、制御プログラム等を格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。
制御部52は、前記の制御プログラムを実行することにより、接近判定部52Aおよび警報発生部52Bとして機能する。
接近判定部52Aは、各監視カメラ46による検出結果に基づいて対象物が予め定められた接近警戒領域に侵入したか否かを判定するものであり、具体的には、監視カメラ46によって撮像された画像情報を画像処理することにより接近警戒領域に対する対象物の侵入の有無を判定する。
接近警戒領域は、その領域に対象物が侵入した場合に、架台18と対象物との接触、あるいは、衝突が発生する可能性が高い領域である。
したがって、接近警戒領域に対象物が侵入した場合は、作業台14と対象物とがそれ以上接近しないように作業台14を対象物から離間する方向に操作する必要があり、また、架台18にいる作業員Pは、架台18から床部16に退避することが好ましい。
また、本実施の形態では、接近判定部52Aは、作業員検出部48が作業員Pを検出しない場合に、接近警戒領域を第1の接近警戒領域とし、作業員検出部48が作業員Pを検出した場合に、接近警戒領域を、第1の接近警戒領域を包含しかつ第1の接近警戒領域よりも広い範囲の第2の接近警戒領域とする。
したがって、架台18に作業員Pがいる場合は、架台18が作業員Pがいない場合に比較してより広い範囲の接近警戒領域を用いるので、対象物の接近をより早期に判定する上で有利となる。
警報発生部52Bは、接近判定部52Aによって接近警戒領域への対象物の侵入が判定された場合に警報を発生するものであり、本実施の形態では、音声発生部50を制御することにより、警告音あるいは警告メッセージを発生させる。
次に、作業台14を用いた高所作業について説明する。
高所作業車10を用いた高所作業に先立って、高所作業車10を作業位置の直下の地面まで移動させて駐車する。
そして、作業台14に1人あるいは複数の作業員Pが搭乗し、床部16あるいは架台18に移動する。
その状態で作業員Pが作業台14の操作部20を操作してブーム12を起立、伸長させることにより作業台14を上昇させ所望の作業位置で停止させる。作業員Pは、床部16と複数階との間を移動して所望の高さ位置で高所作業を行なう。
したがって、ブーム12による作業台14の昇降を行なうことなく、複数階にわたる高さの範囲で、各種の高所作業を行なえ、高所作業の効率化を図る上で有利となる。
また、ブーム12の先端を最も高位にした場合、従来の作業台14では届かない高所においても、架台18が複数階を有することから、高所作業を行なうことが可能となる。
また、仮設足場を現場に設置して高所作業を行なう場合は、不安定な地盤の部分を避けて足場を組む必要があり手間がかかる。これに対して、本実施の形態では、高所作業車10が安定して駐車でき作業台14を昇降するに足る1台分の駐車スペースを地盤面に確保すれば足りるため、高所作業の効率化を図る上で有利となる。
次に、図6のフローチャートを参照して作業台14の上昇時における動作について説明する。
まず、高所作業車10を作業位置の直下の地面まで移動させて駐車する。
そして、作業台14に作業員Pが搭乗し、床部16あるいは架台18に移動する。
その状態で作業員Pが作業台14の操作部20を操作してブーム12を起立、伸長させることにより作業台14を上昇させる(ステップS10)。
作業員検出部48は、架台18に作業員Pがいるかどうかを検出する(ステップS12)。
架台18に作業員Pが検出されない場合には、接近判定部52Aは、接近警戒領域として第1の接近警戒領域を設定する(ステップS14)。
架台18に作業員Pが検出された場合には、接近判定部52Aは、接近警戒領域として第1の接近警戒領域よりも広い第2の接近警戒領域を設定する(ステップS16)。
そして、接近判定部52Aは、各監視カメラ46から供給される画像情報に基づいて対象物が接近警戒領域に侵入したか否かを判定する(ステップS18)。
ステップS18で対象物が接近警戒領域に侵入していないと判定したならば、ステップS12に戻り、同様の制御を繰り返す。
ステップS18で対象物が接近警戒領域に侵入したと判定したならば、警報発生部52Bにより音声発生部50から警告音あるいは警告アナウンスが発生され、作業員Pの注意換気を行なう(ステップS20)。
作業員Pは、警告音あるいは警告アナウンスの発生に対応して、操作部20を操作してブーム12の倒伏あるいは短縮を行なわせ、架台18を対象物から離間させる。これにより、架台18と対象物との接近を回避することができる。
また、架台18にいた作業員Pは、警告音あるいは警告アナウンスの発生に対応して、架台18から階段38を降りて床部16まで退避することができる。
本実施の形態では、接近判定部52Aは、作業員検出部48による作業員Pの検出の有無に応じて接近警戒領域を第1の接近警戒領域と第1の接近警戒領域よりも広い範囲の第2の接近警戒領域との何れかに設定する。
したがって、架台18に作業員Pがいる場合は、架台18が作業員Pがいない場合に比較してより広い範囲の接近警戒領域を用いるので、対象物の接近をより早期に判定する上で有利となる。
そのため、架台18と対象物との距離が近いほど早期に警報を発生することで、作業員Pが操作部20を操作して架台18と対象物との接近を回避する上で有利となり、また、対象物に近い架台18にいる作業員Pを早期に架台18から床部16に退避させる上で有利となる。
また、架台18に作業員Pがいない場合は、接近警戒領域を第2の接近警戒領域よりも狭い第1の接近警戒領域に設定することで架台18と対象物との接近をある程度許容するため、床部16にいる作業員Pによる高所作業が可能な範囲を広く確保する上で有利となる。
なお、接近判定部52Aが接近警戒領域を第1の接近警戒領域と第2の接近警戒領域とに切り替えて設定することなく、単一の接近警戒領域を用いて対象物の接近を判定するようにしてもよい。
しかしながら、本実施の形態のようにすると、架台18における作業員Pの有無に対応して警報の発生タイミングを変更することができ、高所作業の効率化を図りつつ対象物の接近を的確に警告する上で有利となる。
また、本実施の形態では、対象物検出部として、鉛直方向上方に延在する光軸を中心とする360度の範囲を撮像可能で、かつ、光軸を含む平面内で光軸を中心として180度の範囲で撮像可能な監視カメラ46を用いたので、各監視カメラ46が広い範囲をカバーして対象物を検出することができる。そのため、監視カメラ46の数を抑制することができ、接近判定部52Aの構成の簡素化を図りつつ、架台18と対象物との接近の有無を的確に判定する上で有利となる。
なお、対象物検出部として、監視カメラ46に加えてミリ波レーダー、マイクロ波レーダー、赤外線レーダーを用いても、あるいは、監視カメラ46に代えてそれらレーダを用いても良いことは無論である。
このようなレーダーを用いると、夜間、あるいは、霧などの影響によって視界が不良である場合においても対象物を確実に検出する上で有利となる。
しかしながら、レーダーの検出範囲は、本実施の形態のような広範囲を撮影可能な監視カメラ46に比較して狭いことから、架台18の上方および側方を広範囲にわたってカバーするためには、レーダーを多く設ける必要がある。
これに対して、本実施の形態のように、対象物検出部として広範囲を撮影可能な監視カメラ46を用いると、監視カメラ46の台数を最小限としつつ広範囲にわたって架台18に対する対象物の接近を的確に検出することができ、作業台14のコストを抑制する上で有利となる。
10……高所作業車、12……ブーム、14……作業台、16……床部、18……架台、22……対象物警報装置、26……床板、28……手摺、32……通路、34……柱、36……梁、38……階段、40……ブレース、42……床板、44……手摺、46……監視カメラ(対象物検出部)、48……作業員検出部、50……音声発生部、52……制御部、52A……接近判定部、52B……警報発生部。

Claims (7)

  1. 昇降可能な昇降装置に取り付けられる高所作業車用の作業台であって、
    前記昇降装置に連結され周囲に手摺が立設された床部と、
    前記床部に設けられた架台とを備え、
    前記架台は前記床部の面積よりも小さい面積の上に設けられ、前記架台を除く前記床部の箇所は、作業員が行き来する通路となっており、
    前記架台は、柱と梁により複数階に形成され、前記床部から前記各階を構成する梁に昇降するための階段を有している、
    ことを特徴とする高所作業車用の作業台。
  2. 前記架台は、平面視矩形状を呈し、
    前記架台の各階の4面において、前記柱と梁により形成される矩形の開口部に、十字状にブレースが架け渡されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の高所作業車用の作業台。
  3. 前記複数階を構成する梁のうち最上階を構成する梁上に床板が設置されると共に、前記床板の周囲を囲むように手摺が立設されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の高所作業車用の作業台。
  4. 前記床部は長方形を呈し、
    前記架台は、平面視長方形を呈し、
    前記架台は、前記平面視長方形の2つの長辺のうちの一方の長辺を、前記床部の長方形の2つの長辺のうちの一方の長辺に寄せて配置され、
    前記通路は、前記架台の前記平面視長方形の2つの長辺のうちの他方の長辺と、前記床部の長方形の2つの長辺のうちの他方の長辺との間、および、前記架台の前記平面視長方形の2つの短辺と、前記床部の長方形の2つの短辺との間に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の高所作業車用の作業台。
  5. 前記作業台に設けられ、前記架台の側方および上方の空間における対象物を検出する対象物検出部と、
    前記対象物検出部による検出結果に基づいて対象物が予め定められた接近警戒領域に侵入したか否かを判定する接近判定部と、
    前記接近警戒領域への前記対象物の侵入が判定された場合に警報を発生する警報発生部とを備える、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の高所作業車用の作業台。
  6. 前記作業員が前記架台にいることを検出する作業員検出部を設け、
    前記接近判定部は、前記作業員検出部が前記作業員を検出しない場合に、前記接近警戒領域を第1の接近警戒領域とし、前記作業員検出部が前記作業員を検出した場合に、前記接近警戒領域を、前記第1の接近警戒領域を包含しかつ前記第1の接近警戒領域よりも広い範囲の第2の接近警戒領域とする、
    ことを特徴とする請求項5記載の高所作業車用の作業台。
  7. 前記対象物検出部は、鉛直方向上方に延在する光軸を中心とする360度の範囲を撮像可能で、かつ、前記光軸を含む平面内で前記光軸を中心として180度の範囲で撮像可能な1以上の監視カメラで構成され、
    前記接近判定部は、前記監視カメラによって撮像された画像情報を画像処理することにより前記接近警戒領域に対する前記対象物の侵入の有無を判定する、
    ことを特徴とする請求項5または6記載の高所作業車用の作業台。
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