JP2016066870A - 監視情報伝送システム - Google Patents

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武 矢島
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Abstract

【課題】通信モデムを使用することなくかつ専用の伝送帯域を割り当てることなく制御データの双方向通信を可能にし、これにより伝送装置の小型化および低価格化と監視情報伝送チャネルの増設を可能にする。
【解決手段】カメラ側伝送装置2および監視所側伝送装置4に、MPEG2方式を用いた符号化復号機能およびISDB−T方式による変復調機能を備えたディジタル変復調ユニット21,24,42,43と、周波数変換器23,44を設け、これらを用いて制御データDTとその応答信号ACKをTSパケット化して伝送するようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば分散配置された複数の監視カメラにより得られた監視映像信号をケーブルネットワークを用いて監視所へ伝送する映像伝送システムに関する。
従来、Cable Television(CATV)技術を応用した監視情報伝送システムが提案されている。この監視情報伝送システムは、監視カメラにより撮像された監視映像を、例えば地上デジタルテレビ放送と同様の変調方式を用いて、CATVの下り帯域周波数に変換し、同軸ケーブルにより監視所まで伝送する。
例えば、ディジタルBBLAN監視システムと呼ばれるシステムでは、監視対象エリアに分散配置された複数の監視カメラから出力される映像信号がそれぞれディジタル変調されたのち周波数多重され、同軸ケーブルを介して監視所まで伝送される。このとき、監視カメラから出力された映像信号は同軸ケーブル内の下り信号帯域(90〜770MHz)を使用して伝送される。1チャネル当たりの伝送帯域は6MHzなので、100チャネル以上の伝送が可能である。
一方、監視所から監視カメラ側の動作を制御する(例えば映像変調波のチャンネルを変更する)には、監視所と監視カメラとの間の通信手段が必要となる。従来は、例えば9600bpsのFSK変調の通信モデムを監視所と監視カメラ側の両方に設け、監視所側の通信モデムから監視カメラ側の通信モデムへの制御データ等の伝送には上り帯域(10〜55MHz)のチャネルを使用する。通常の通信プロトコルでは双方向通信が求められるため、監視カメラ側の通信モデムから監視所側の通信モデムへの制御データの伝送には、下り帯域のチャネルを使用し、上りと同様FSK変調信号により伝送を行う。
システム全体では、このような通信モデムが10台程度設けられ、上り帯域及び下り帯域にはそれぞれ上記FSK変調信号の伝送用として10チャネルが設定される。これらの帯域の割り当ては主にCATVシステムに由来し、伝送路に点在するブースタ等をCATVシステムと同様のものを使用することにより、安価にかつ容易にシステムを構築することができる。また、CATVシステム用の同軸線路とも共用できる利点もある。
特開2013−197723号公報
ところが、上り帯域および下り帯域のそれぞれでは、片方向での伝送しかできないため、双方向通信を行う場合には周波数分割複信(FDD)方式を採用せざるを得ない。このため、上り帯域および下り帯域のそれぞれに専用の通信モデムが必要となり、伝送装置の小型化および低価格化の妨げとなっていた。また、制御データの伝送は常時行われるものではないにもかかわらず、下り帯域の数チャネルが当該制御データの伝送用として常に占有されることになり、この結果監視情報伝送用のチャネル数が制限される。さらに、どの通信モデムがどの監視カメラを制御するために使用されるのかを管理しなければならず、管理業務が煩雑となる。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、通信モデムを使用することなくかつ専用の伝送帯域を割り当てることなく制御データの双方向通信を可能にし、これにより伝送装置の小型化および低価格化と監視情報伝送チャネルの増設を可能にした監視情報伝送システムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の態様は、監視カメラに接続された第1の伝送装置と、監視センタ側に設けられた第2の伝送装置とを具備し、これら第1及び第2の伝送装置間で前記監視カメラにより撮像された映像信号および前記監視カメラを制御するための制御信号を伝送路を介して伝送する監視情報伝送システムにあって、前記第2伝送装置に、前記制御信号をパケット化して当該制御用パケットに制御信号の伝送用であることを示す識別情報を挿入する手段と、前記制御用パケットを含む第1のストリームデータを生成し、当該第1のストリームデータにより前記伝送路の上り帯域に対応する上り搬送波信号を変調し、当該変調された上り搬送波信号を前記伝送路へ送信する手段を備える。また、前記第1の伝送装置には、前記第2の伝送装置から前記伝送路を介して伝送された上り搬送波信号を受信し、当該受信された上り搬送波信号を前記伝送路の下り帯域に対応する周波数に変換する手段と、前記周波数が変換された搬送波信号を復調して前記第1のストリームデータを再生し、当該再生された第1のストリームデータから前記識別情報をもとに前記制御用パケットを抽出する手段と、前記抽出された制御用パケットから前記制御信号を再生し、当該再生された制御信号を前記監視カメラへ出力する手段とを備えるように構成したものである。
この発明の第2の態様は、前記第1の伝送装置に、前記監視カメラから返送された応答信号をパケット化して当該応答用パケットに前記識別情報を挿入する手段と、前記応答用パケットと前記映像信号を挿入した映像パケットとを含む第2のストリームデータを生成し、当該第2のストリームデータにより前記伝送路の下り帯域に対応する下り搬送波信号を変調し、当該変調された下り搬送波信号を前記伝送路へ送信する手段とをさらに備える。また前記第2の伝送装置には、前記第1の伝送装置から前記伝送路を介して伝送された下り搬送波信号を受信し、当該受信された下り搬送波信号を復調して前記第2のストリームデータを再生する手段と、前記再生された第2のストリームデータから前記識別情報をもとに前記応答用パケットを抽出し、当該抽出された応答用パケットから応答信号を再生して出力する手段とをさらに備えるように構成したものである。
この発明の第3の態様は、前記監視カメラと前記第1の伝送装置との間にインタフェース装置をさらに設け、当該インタフェース装置に、前記監視カメラの周辺に設けられた監視関連装置との間で関連信号を入出力する手段と、前記入力された関連信号をパケット化して当該関連用パケットに前記識別情報を挿入する手段と、前記応答用パケットと前記映像信号を挿入した映像パケットとを含む第3のストリームデータを生成し、当該第3のストリームデータにより前記伝送路の下り帯域に対応する下り搬送波信号を変調し、当該変調された下り搬送波信号を前記伝送路へ送信する手段とを備えるようにしたものである。
この発明の第1の態様によれば、監視センタから出力された制御信号が第2の伝送装置から第1の伝送装置へ、汎用の符号復号方式を用いて、制御用のパケットであることを示す識別情報が付された状態でパケット化されて伝送される。このため、制御信号を伝送するために専用の通信モデムを用いる必要がなくなり、入手性に優れた安価なデバイスを共通に使用することが可能となり、これにより伝送装置の小型化と低価格化が可能となる。
この発明の第2の態様によれば、監視カメラから出力された応答信号も、第1の伝送装置から第2の伝送装置へ、汎用の符号復号方式を用いて、制御用のパケットであることを示す識別情報が付された状態でパケット化され、さらに映像パケットと多重化されて伝送される。このため、応答信号の伝送についても通信モデムを用いることなく、汎用のデバイスを用いて伝送することが可能となる。
この発明の第3の態様によれば、監視カメラと第1の伝送装置との間に設けられたインタフェース装置により、監視カメラの周辺に設けられた監視関連装置から出力される信号を、映像信号や監視カメラの制御信号と共にパケット多重して伝送することが可能となる。
すなわちこの発明によれば、通信モデムを使用することなくかつ専用の伝送帯域を割り当てることなく制御データの双方向通信を可能にし、これにより伝送装置の小型化および低価格化と監視情報伝送チャネルの増設を可能にした監視情報伝送システムを提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係る監視情報伝送システムの機能構成を示すブロック図。 図1に示した監視情報伝送システムにおける下り信号周波数配列の一例を示す図。 図1に示した監視情報伝送システムにおける上り信号周波数配列の一例を示す図。 図1に示した監視情報伝送システムにおいて伝送されるTSストリームの構成を示す図。 図1に示した監視情報伝送システムの監視カメラ側伝送装置に設けられるディジタル変調ユニットの構成を示すブロック図。 図1に示した監視情報伝送システムの監視所側伝送装置に設けられるディジタル復調ユニットの構成を示すブロック図。 この発明の第2の実施形態に係る監視情報伝送システムにおいて監視カメラと監視情報伝送装置との間に設けられるインタフェースユニットの構成を示す図。 図7に示したインタフェースユニットと監視情報伝送装置内のディジタル復調ユニットおよびディジタル変調ユニットとの間でそれぞれ転送される上り受信データおよび下り送信データのフォーマットの一例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係る監視情報伝送システムの機能構成を示すブロック図である。
監視対象エリアには複数の監視カメラ1が分散配置され、これらの監視カメラ1にはそれぞれカメラ側伝送装置2が付設されている。一方、監視センタとしての監視所には監視用のモニタ3と監視所側伝送装置4が設けられている。そして、上記各カメラ側伝送装置2と上記監視所側伝送装置4との間は、中継増幅器5を有するCATV伝送路により接続されている。
中継増幅器5は、CATVシステムにおいて慣用されている双方向増幅器である。中継増幅器5は、カメラ側伝送装置2から監視所側伝送装置4に向かう下り方向については、例えば図2に示すように90MHz以上の帯域の下りチャネル信号のみを増幅し、監視所側伝送装置4からカメラ側伝送装置2に向かう上り方向については、例えば図3に示すように90MHz未満の帯域の上りチャネル信号のみを増幅する。
カメラ側伝送装置2は、ディジタル変調ユニット21と、信号合成器22と、周波数変換器23と、ディジタル復調ユニット24を備える。
ディジタル変調ユニット21は、監視カメラ1から出力された映像信号、音声信号および制御データ(監視カメラ1からの応答データACK)の各素材をMPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)方式によりそれぞれ符号化してTS(Transport Stream)ストリームを生成する。図4は当該TSストリームのフォーマットの一例を示すもので、各素材のTSパケットを識別するために映像データのTSパケットにはPID(Program ID)=10が、音声データのTSパケットにはPID=11が、制御データのTSパケットにはPID=100がそれぞれ割り当てられる。そしてディジタル変調ユニット21は、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial)方式を用いて、上記生成されたTSにより変調された、下り帯域の所定チャネルに対応する高周波信号(RF(Radio Frequency)信号)を生成し、当該RF信号を下り信号として出力する。
信号合成器22は、上記ディジタル変調ユニット21から出力された下り信号をCATV伝送路へ送出すると共に、監視所からCATV伝送路を介して伝送された上り信号を分波する。周波数変換器23は、上記信号合成器22により分波された上り信号を下り帯域の高周波信号または中間周波信号に変換する。
ディジタル復調ユニット24は、上記周波数変換器23により周波数変換された下り帯域の信号からTSストリームを復調し、この復調されたTSストリームから制御データの伝送のために予め設定されたPID=100を有するTSパケットを抽出する。そして、この抽出されたTSパケットのペイロードに含まれる制御データ(監視カメラ1を遠隔制御するためのデータ)DTを復号して監視カメラ1へ出力する。
一方監視所側伝送装置4は、信号合成器41と、ディジタル復調ユニット42と、ディジタル変調ユニット43と、周波数変換器44を備える。信号合成器41は、上記カメラ側伝送装置2からCATV伝送路を介して伝送された下り信号を分波するとともに、後述する周波数変換器44から出力される上り信号をCATV伝送路へ送出する。
ディジタル復調ユニット42は、上記信号合成器41により分波された下り信号をISDB−T方式により復調したのち、MPEG2方式に従いTSからパケットを分離復号して映像信号、音声信号および制御データを再生する。そして、映像信号および音声信号をモニタ3に供給する。また制御データ(監視カメラ1からの応答データACK)は図示しない監視所の制御装置へ出力する。
ディジタル変調ユニット43は、図示しない監視所の制御装置から出力された制御データ(監視カメラ1を遠隔制御するための制御データ)DTを所定のPIDのTSパケットに多重する。そして、ISDB−T方式を用いて、下り帯域の所定のチャネルに対応する高周波信号(RF信号)または中間周波信号(IF信号)を上記TSパケットにより変調し、変調されたRF信号またはIF信号を出力する。周波数変換器44は、上記ディジタル変調ユニット43から出力されたRF信号またはIF信号を、上り帯域の所定チャネルに対応するRF信号に変換し、当該RF信号を上り信号として上記信号合成器41へ出力する。
次に、上記カメラ側伝送装置2に設けられるディジタル変調ユニット21と、監視所側伝送装置4に設けられるディジタル復調ユニット42の構成をさらに詳しく説明する。
図5は、ディジタル変調ユニット21の構成を示すブロック図である。同図において、ディジタル変調ユニット21は、MPEG2エンコーダLSIからなるMPEG2符号化部210と、ISDB−T変調LSIからなるISDB−T変調部220とを備える。
先ず、MPEG2符号化部210は以下のように構成される。
すなわち、監視カメラ1から出力されたコンポーネント或いはコンポジット形式の映像信号VSは、A/Dコンバータ211に入力される。A/Dコンバータ211は、上記入力された塩蔵信号VSをディジタル信号に変換し、適宜Y/C分離処理を行って数値データに量子化された輝度及び色差信号を映像エンコーダ212に入力する。映像エンコーダ212は、上記量子化された輝度及び色差信号をMPEG2の標準規格に従い圧縮符号化し、当該符号化された映像データをTSパケット化してTS再多重部217へ出力する。
また、監視カメラ1から出力された音声信号ASは、A/Dコンバータ212に入力される。A/Dコンバータ212は、上記入力された音声信号ASを所定のサンプルレートでA/D変換し、数値データに量子化された音声信号を音声エンコーダ214に入力する。音声エンコーダ214は、上記量子化された音声信号をAAC(Advanced Audio Coding)方式で符号化し、当該符号化された音声信号をTSパケット化してTS再多重部217へ出力する。
さらに、監視カメラ1から出力された、遠隔制御に対する応答データACKはTSパケット化部215に入力される。TSパケット化部215は、上記入力された応答データACKを184バイトのペイロードに挿入し、4バイトのヘッダを付してTSパケットを生成し出力する。ヘッダには、PID設定部216において予め設定された制御データ伝送用であることを示すPID=100が挿入される。
ここでは、カメラ側伝送装置2に設けられるディジタル変調ユニット21について説明しているため、制御データとして応答データACKを取り扱っている。しかし、監視所側伝送装置4に設けられるディジタル変調ユニット43では、伝送データDTとして、監視カメラ1を遠隔制御するためにRS−485等のシリアル通信により伝送されるコマンドまたは接点信号が取り扱われる。接点信号とは、監視カメラ1付近に設置されるセンサ等から出力されるON/OFF信号である。また、ディジタル変調ユニット21を一意に特定するためのID等も制御データに含まれる。
なお、制御データは、ペイロードに構造化して配置し、周期的にパケット化してもよいし、シリアル通信の信号が入力されたときだけパケット化し、ペイロードが全て満たされなくても入力後所定の時間が経過すると1つのTSパケットとして出力するようにしてもよい。
TS再多重化部217は、伝送速度の異なる複数のポートの入力ストリームから、セグメント構造による階層伝送に適した固定の伝送速度で単一の出力ストリーム(TS)を生成する。すなわち、TS再多重部217は、188バイト単位のTSパケットを、204バイト単位の伝送TSパケット中に埋め込み、続いてそれぞれのパケットを時間多重して1つの連続したTSパケット列を生成する。このTSパケット列には、映像信号VS、音声信号ASおよび制御データACKの他に、MPEG2システム及びARIB STD-B3で規定される最低限の伝送制御情報(PSI)パケットやヌルTSパケットも時間多重される。
次に、ISDB−T変調部220は以下のように構成される。
すなわち、上記MPEG2符号化部210から出力されたTSストリームは、先ずRS(リード・ソロモン)符号化部221において、1TSパケット204バイトの末尾16バイトにリード・ソロモンパリティ符号(外符号)が付加される。続いてエネルギ拡散部222によりビット単位での拡散が行われ、さらに遅延補正部223でインタリーブなどによる遅延を調整するための遅延補正が行われる。遅延補正部223は、例えば次に行われるバイトインタリーブで必要とされるまでTSストリームを一時的に保持するバッファメモリからなる。
上記遅延補正部223で遅延補正されたTSストリームは、バイトインタリーバ224によりバイト単位のインタリーブが行われ、さらにバイト単位で時間軸方向のデータ拡散が行われたのち、畳込み符号化部225において誤り訂正のための畳込み符号(内符号)による符号化が施され、キャリア変調部へ出力される。
キャリア変調部は、遅延補正部226、ビットインタリーバ227およびマッピング部228により構成される。遅延補正部226では、上記符号化された送信データに対しビットインタリーブのためにビット単位の遅延補正が行われる。ビットインタリーバ227では、上記遅延補正された送信データに対しビット単位でインタリーブが行われる。
マッピング部228では、上記ビットインタリーブ後の送信データに対し変調マッピング処理が行われる。例えば64QAMの変調を行う場合には、1キャリアシンボル当たり6ビットが割り当てられる。データ列を6ビットずつ区切り、6ビットを並列のデータとして扱う。6ビットの各々のビットごとにビット単位で遅延量を与えて、64QAMマッピングを行う。マッピングはARIB STD-B31に規定された位相図に従って6ビットの値をI信号量、Q信号量に変換することで行われる。このようなマッピング処理により、I信号とQ信号に変換する作業が階層ごとに割り当てられるキャリア数だけ行われ、これによりキャリア数分のI信号データとQ信号データが生成される。
なお、実際にはISDB−T方式により階層伝送を行う場合、エネルギ拡散部222からマッピング部228までの処理は階層ごとに行われ、最後に階層合成によりOFDM信号単位で束ねられる。
上記階層合成されたデータ列は、遅延補正部229でシンボル単位の遅延補正が行われたのち、時間インタリーバ230においてARIBで規定されるOFDM信号のセグメント内で時間インタリーブが行われる。これにより変調キャリアシンボルが時間的に分散される。さらに周波数インタリーバ231では、上記時間インタリーブされた信号に対しARIBに規定される周波数インタリーブが行われる。
上記周波数インタリーブ処理された信号は、OFDMフレーム構成部232に入力される。OFDMフレーム構成部232には、パイロット信号PS、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号TC、AC(Auxiliary Channel)信号ACも入力される。OFDMフレーム構成部69は、周波数インタリーブ処理された信号に対し、パイロット信号PS、TMCC信号TCおよびAC信号ACが多重化され、これによりOFDMフレーム化された変調データ列が生成される。なお、TMCC信号は、複数の伝送パラメータが混在する階層伝送に対し、受信側の復調および復号を補助するための制御情報であり、常に特定のキャリアを用いて伝送される。また、付加情報を伝送するため特定のキャリアに割り当てられたAC信号が用いられる。
上記OFDMフレーム構成部232によりフレーム化された変調データ列は、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部233により周波数領域から時間領域の変調信号に変換され、さらにガードインターバル(GI)が付加される。その後、周波数変換部234で、アップサンプリング、ディジタルIF信号への周波数変換(直交変調)が行われる。そして、上記直交変調された変調信号はD/Aコンバータ235によりアナログ信号に変換されたのち、周波数変換部236により下り帯域のチャネルに対応する高周波信号(RF信号)に周波数変換され、信号合成器22へ出力される。
なお、監視所側伝送装置4に設けられるディジタル変調ユニット43も、以上説明したカメラ側伝送装置2のディジタル変調ユニット21とほぼ同様に構成される。異なる点は、送信対象となるデータが監視カメラ1等を遠隔制御するための制御データDTのみとなる点である。
次に、監視所側伝送装置4に設けられるディジタル復調ユニット42の構成を説明する。図6はその構成を示すブロック図である。ディジタル復調ユニット42は、ISDB−T復調LSIからなるISDB−T復調部420と、MPEG2デコーダLSIからなるMPEG2復号部440とを備えている。
先ず、ISDB−T復調部420は以下のように構成される。
すなわち、信号合成器41から出力されたRF信号は先ず周波数変換部421に入力される。周波数変換部421は、RF信号に局部発振信号をミキシングして、A/D変換に適したIF周波数に変換する。局部発振信号は、等化器からフィードバックされるAFC信号により周波数制御される。A/Dコンバータ422は、IF信号をFFTサンプルクロックの4倍よりもレートが十分に高いクロックでA/D変換し、ディジタル直交検波とイメージ除去を伴うダウンサンプリングを行って受信ベースバンド信号を出力する。
FFT部423は、OFDMシンボル周期で上記受信ベースバンド信号を時間領域から周波数領域の信号に変換する。IFF窓位置は、等化器からのフィードバック信号或いはGI相関に基づき制御される。OFDMフレーム分離部424は、上記変換された周波数領域の信号を、データセグメント、パイロット信号PC、TMCC信号TC、AC信号ACに分離し、TMCC信号TCを復調して伝送パラメータを抽出するとともに、パイロット信号PSを参照してデータセグメントに等価処理を施して出力する。等価処理の際、AFCや窓位置制御のフィードバック信号を生成する。
上記OFDMフレーム分離部424により分離されたデータセグメントは、周波数デインタリーバ425により周波数デインタリーブされたのち、時間デインタリーバ426により時間デインタリーブされる。続いて遅延補正部427でシンボル単位の遅延補正が行われたのち、デマッピング部428により64QAMのデマッピングが行われ、これにより受信データが復調される。
次に、上記復調された受信データに対しビットデインタリーバ429によりビット単位でデインタリーブが行われ、このビットデインタリーブされた受信データが遅延補正部430によりビット単位で遅延量が補正されたのち、ビタビ復号部431により誤り訂正復号処理される。そして、この誤り訂正復号された後の受信データは、バイトでインタリーバ432によりバイト単位でデインタリーブされたのち、遅延補正部433により遅延補正される。
そして、上記再生された受信データは、エネルギ逆拡散部434によりビット単位で逆拡散されたのち、この逆拡散後の受信データについてRS復号部435において誤り検出が行われ、これによりTSストリームが再生される。このTSストリームはMPEG2復号部440に入力される。
MPEG2復号部440は以下のように構成される。
すなわち、上記TSストリームは先ずTS分離部441に入力され、ここで各TSパケットに含まれるPIDをもとに、映像データが挿入されたTSパケットと、音声データが挿入されたTSパケットと、制御データが挿入されたTSパケットが分離される。分離された映像データのTSパケットは映像デコーダ442に入力され、ここで映像信号VSに復号される。また、音声データのTSパケットは音声デコーダ443に入力され、ここで音声信号ASに復号される。この復号された映像信号VSおよび音声信号ASはモニタ3に供給され、これにより監視映像が表示されると共にその周辺音声が拡声出力される。
さらに、上記分離された制御データ用のTSパケットはTSパケットPIDフィルタ444に入力される。TSパケットPIDフィルタ444は、上記入力されたTSパケットの中から、PID設定部445により予め設定されたPID=100を有するTSパケットのみを抽出し、当該抽出されたTSパケットのペイロードから制御データACKを取り出して監視所の制御装置へ出力する。
なお、監視カメラ側伝送装置2に設けられるディジタル復調ユニット24も、以上説明した監視所側伝送装置4のディジタル復調ユニット42とほぼ同様に構成される。異なる点は、受信対象となるデータが監視カメラ1を遠隔制御するための制御データDTのみとなる点である。
(動作)
次に、以上のように構成された監視情報伝送システムの動作を説明する。
監視期間中に、監視カメラ1により撮像された映像信号VSは、同時に集音された音声信号ASと共にカメラ側伝送装置2に入力される。そして、カメラ側伝送装置2において、ディジタル変調ユニット21によりMPEG2方式に従い符号化されてTSストリームに多重されたのち、ISDB−T方式による変調処理により下り帯域中の所定のチャネルの下り信号に変換され、信号合成器22から監視所側伝送装置4に向けCATV伝送路へ送信される。
これに対し監視所側伝送装置4では、上記CATV伝送路を介して伝送された下り信号が信号合成器41で分波されたのちディジタル復調ユニット42に入力される。そして、ディジタル復調ユニット42においてISDB−T復調方式により復調されたのち、当該復調されたTSストリームがMPEG2復号方式により復号され、これにより映像信号VSが再生されてモニタ3に表示される。
さて、この状態で監視所の制御装置において、監視者が監視カメラ1の撮像方向や撮像倍率等を遠隔制御するための操作を行ったとする。そうすると、当該操作の内容を表す制御データDTが監視所側伝送装置4のディジタル変調ユニット43に入力される。ディジタル変調ユニット43では、上記制御データDTがTSパケット化される。このとき当該TSパケットのヘッダには、制御データの伝送用であることを示すPID=100が挿入される。当該TSパケットは、TSストリームに多重されたのちディジタル変調され、周波数変換器44により上り帯域の所定チャネルに対応するRF信号に変換される。そして、当該RF信号が上り信号として信号合成器41からカメラ側伝送装置2に向け送信される。
一方カメラ側伝送装置2では、上記監視所側伝送装置4から伝送された上り信号が、信号合成器22で分波されたのち周波数変換器23により下り帯域のRF信号またはIF信号に変換されて、ディジタル復調ユニット24に入力される。ディジタル復調ユニット24では、上記周波数変換された下り帯域のRF信号またはIF信号から先ずTSストリームが復調され、この復調されたTSストリームから、ヘッダにPID=100が挿入された制御データ用のTSパケットが抽出される。そして、この抽出されたTSパケットのペイロードから制御データDTが抽出され、この抽出された制御データDTが復号されてカメラの撮像方向や撮像倍率等を制御するための制御信号が再生され、当該制御信号が監視カメラ1に与えられる。この結果、監視カメラ1では雲台によりパンおよびチルト動作が行われ、かつズーム動作が行われて、撮像方向および撮像倍率が可変される。
また上記制御信号を受信すると監視カメラ1から応答信号ACKが返送され、カメラ側伝送装置2に入力される。カメラ側伝送装置2では、ディジタル変調ユニット21において、上記監視カメラ1から出力された応答信号ACKがTSパケット化される。このとき、TSパケットのヘッダには、制御データの伝送用であることを示すPID=100が挿入される。上記応答信号ACKが挿入されたTSパケットは、映像信号VSおよび音声信号ASをそれぞれ符号化して生成されたTSパケットと共にTSストリームに多重化される。そして、当該TSストリームは、ISDB−T方式による変調により下り帯域の所定チャネルに対応するRF信号に変換され、信号合成器22から監視所側伝送装置4に向け送信される。
監視所側伝送装置4では、上記カメラ側伝送装置2から送られた下り信号が信号合成器41で分波されたのちディジタル復調ユニット42に入力される。そして、ディジタル復調ユニット42においてISDB−T復調方式により復調されたのち、当該復調されたTSストリームがMPEG2復号方式により復号され、これによりPIDをもとに映像データが挿入されたTSパケットと、音声データが挿入されたTSパケットと、制御データが挿入されたTSパケットが分離される。このうち制御データが挿入されたTSパケットのペイロードから応答信号ACKが再生され、この応答信号ACKが監視所の制御装置へ送られる。
(効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、監視カメラ1を遠隔制御するための制御データDTを、監視所側伝送装置4のディジタル変調ユニット43によりTSパケット化してそのヘッダに制御データ伝送用であることを示すPID=100を挿入し、当該TSパケットにより変調されたキャリア信号を周波数変換器44で上り帯域のRF信号に変換してカメラ側伝送装置2に向け送信している。これに対しカメラ側伝送装置2では、上記監視所側伝送装置4から伝送された上り信号を周波数変換器23で下り帯域のRF信号に変換したのち、ディジタル復調ユニット24においてTSストリームに復調し、当該TSストリームからPIDをもとに制御データ伝送用のTSパケットを抽出して、当該TSパケットのペイロードから制御データDTを取り出して監視カメラ1に供給するようにしている。
また、監視カメラ1から出力された応答信号ACKについても、カメラ側伝送装置2においてディジタル変調ユニット21により同様にTSパケット化してそのヘッダに制御データ伝送用であることを示すPID=100を挿入したのち、映像用および音声用の各TSパケットと多重化してTSストリームを生成し、当該TSストリームにより変調されたキャリア信号を下り帯域のRF信号に変換して監視所側伝送装置4に向け送信している。これに対し監視所側伝送装置4では、上記カメラ側伝送装置2から伝送された下り信号をディジタル復調ユニット42によりTSストリームに復調し、当該TSストリームからPIDをもとに制御データ伝送用のTSパケットを分離して、当該TSパケットのペイロードから応答信号ACKを再生し監視所の制御装置へ出力するようにしている。
すなわち、MPEG2方式を用いた符号化復号機能およびISDB−T方式による変復調機能を備えたディジタル変復調ユニット21,24,42,43と、周波数変換器23,44を用いて、制御データDTとその応答信号ACKをTSパケット化して伝送するようにしている。
したがって、制御データDTとその応答信号ACKを伝送するために専用の通信モデムを用いる必要がなくなり、入手性に優れた安価なデバイスを共通に使用することが可能となり、これによりカメラ側伝送装置2および監視所側伝送装置4の小型化と低価格化が可能となる。また、制御データDTとその応答信号ACKを伝送するために専用の周波数チャネルを用意する必要がなくなり、これにより監視情報伝送チャネルの増設が可能となる。さらに、通信モデムと監視カメラとの関連づけを管理する必要がなくなり、これにより管理業務を簡略化することもできる。なお、同じデバイスで扱うことができるISDB−T信号であれば、伝送パラメータやモードなどは上り下りで異なってもよい。
[第2の実施形態]
この発明の第2の実施形態は、監視カメラ1とカメラ側伝送装置2との間にインタフェースユニットを設け、このインタフェースユニットにより監視カメラ1の制御信号だけでなくその他の種々制御信号の伝送を可能にしたものである。
図7は、監視カメラ1とカメラ側伝送装置2との間に配置されるインタフェースユニットの構成を示すもので、インタフェースユニットはマイクロコンピュータ60と、RS−485ドライバICからなるカメラ駆動回路61を備えている。マイクロコンピュータ60には、上記カメラ駆動回路61との間で信号の入出力を行うSIO(Serial Input Output)端子と、他の制御信号を入出力するためのPIO(Parallel Input Output)端子と、下り送信データおよび上り受信データを入出力する2個のSIO(Serial Input Output)端子が設けられている。他の制御信号としては、センサから出力された検出信号、照明制御信号、チャネル設定信号、リセット信号等が用いられる。
図8(a),(b)は、それぞれ上記マイクロコンピュータ60により送受信される上り受信データおよび下り送信データのTSパケットの構成を示すものである。TSパケットのペイロードは最長184バイトであり、一般的なカメラ制御プロトコル(PELCO−P等)のフォーマットより十分大きい。このため、一般的なカメラ制御プロトコルで伝送される制御データであれば、1つのTSパケットで送り切ることができる。
マイクロコンピュータ60が受信するTSパケットのペイロードは、先頭から1バイトのフォーマット種別フィールド、1バイトの送信元IDフィールド、1バイトの宛先IDフィールド、1乃至数バイトのPIO設定データフィールド、8バイトのシリアル電文データフィールド、各々1バイトからなる変調チャネル設定フィールドおよび復調チャネル設定フィールドを順に配置したものとなっている。このうち送信元IDフィールドには監視所側伝送装置4のIDが挿入され、宛先IDフィールドにはカメラ側伝送装置2のIDが挿入される。また、シリアル電文データフィールドにはPELCO−P伝送データが挿入される。さらに、変調チャネル設定フィールドにはカメラ側伝送装置2のディジタル変調ユニット21が使用するチャネルの設定データが挿入され、復調チャネル設定フィールドにはディジタル復調ユニット24が使用するチャネルの設定データが挿入される。
マイクロコンピュータ60が送信するTSパケットのペイロードも同様に、先頭から1バイトのフォーマット種別フィールド、1バイトの送信元IDフィールド、1乃至数バイトのPIO取得データフィールド、8バイトのシリアル電文データフィールド、各々1バイトからなる変調チャネル取得フィールドおよび復調チャネル取得フィールドを順に配置したものとなっている。
マイクロコンピュータ60は、カメラ側伝送装置2のディジタル復調ユニット24から上り受信データ(TSパケットのペイロード)を受信すると、宛先IDフィールドに挿入された宛先IDが自己のIDと一致するか否かを判定し、一致するとフォーマット種別フィールドに示されるフォーマットでペイロードを解釈する。そして、PIO設定データおよびシリアル電文データを抽出し、マイクロコンピュータ60の対応するPIO端子やSIO端子から出力する。
SIO端子から出力されたシリアル電文データは、カメラ駆動回路61によりRS−485信号に変換され、監視カメラ1に供給される。RS−485はバス接続可能であり、複数の非制御機器(カメラ、雲台)を接続することが可能である。これら複数の非制御機器は、PELCO−Pプロトコルでは2バイト目のカメラIDで区別される。
変調チャネルの設定は、ディジタル変調ユニット21が送出する際に使用するチャンネルを変更するためのもので、1バイトデータを対応する局部発振信号を生成し得るように適宜変換して、周波数変換部236のPLL(Phase Locked Loop)に与える。復調チャネルの設定も同様に、周波数変換器23或いはディジタル復調ユニット24内の周波数変換部のPLLに与えられる。これらのCh設定が与えられる以前は、初期設定されたチャネルが適用される。
ISDB−Tは、地上放送の標準的な伝送パラメータを用いても1チャンネルで16.851Mbpsと十分な伝送容量を有するので、上りチャネルは1チャンネルをシステム全体で共通に使用することができる。
またマイクロコンピュータ60は、監視カメラ1からシリアル電文を受信した場合やPIO端子への入力(接点入力)が変化した場合、或いは周期的に、図8に示したペイロードを生成して、ディジタル変調ユニット21へ出力する。ここで、変調チャネル設定フィールドおよび復調チャネル設定フィールドは、カメラ側伝送装置2のディジタル変調ユニット21や周波数変換器23等に現在設定されているチャネルの情報を、監視所側に通知するために使用される。
このように第2の実施形態によれば、専用の通信モデムを用いずに入手性に優れた安価なデバイスを共通に使用して、監視カメラ1の制御データばかりでなく、センサの検出信号や照明の制御信号、チャネル設定データ等を監視所とカメラ側との間で伝送することができる。
[その他の実施形態]
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば伝送信号の変調方式や各種データの符号化方式、制御データの種類等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…監視カメラ、2…カメラ側伝送装置、3…モニタ、4…監視所側伝送装置、5…中継増幅器、21,43…ディジタル変調ユニット、22,41…信号合成器、23,44…周波数変換器、24,42…ディジタル復調ユニット、60…マイクロコンピュータ、61…RS485ドライバ、210…符号化部、211,213,422…A/Dコンバータ、212…映像エンコーダ、214…音声エンコーダ、215…TSパケット化部、216,445…PID設定部、217…TS再多重化部、220…変調部、221…RS符号化部、222…エネルギ拡散部、223,226,229,427,430,433…遅延補正部、224…バイトインタリーバ、225…畳み込み符号化部、227…ビットインタリーバ、228…マッピング部、230…時間インタリーバ、231…周波数インタリーバ、232…OFDMフレーム構成部、233…逆高速フーリエ変換部(IFFT)、234,236,421…周波数変換部、235…D/Aコンバータ、420…復調部、423…高速フーリエ変換部(FFT)、424…OFDMフレーム分離部、425…周波数デインタリーバ、426…時間デインタリーバ、428…デマッピング部、429…ビットデインタリーバ、431…ビタビ復号部、432…バイトデインタリーバ、434…エネルギ逆拡散部、435…RS復号部、440…復号部、441…TS分離部、442…映像デコーダ、442…音声デコーダ、444…TSパケットPIDフィルタ。

Claims (3)

  1. 監視カメラに接続された第1の伝送装置と、監視センタ側に設けられた第2の伝送装置とを具備し、これら第1及び第2の伝送装置間で前記監視カメラにより撮像された映像信号および前記監視カメラを制御するための制御信号を伝送路を介して伝送する監視情報伝送システムであって、
    前記第2伝送装置は、
    前記制御信号をパケット化して当該制御用パケットに制御信号の伝送用であることを示す識別情報を挿入する手段と、
    前記制御用パケットを含む第1のストリームデータを生成し、当該第1のストリームデータにより前記伝送路の上り帯域に対応する上り搬送波信号を変調し、当該変調された上り搬送波信号を前記伝送路へ送信する手段と
    を備え、
    前記第1の伝送装置は、
    前記第2の伝送装置から前記伝送路を介して伝送された上り搬送波信号を受信し、当該受信された上り搬送波信号を前記伝送路の下り帯域に対応する周波数に変換する手段と、
    前記周波数が変換された搬送波信号を復調して前記第1のストリームデータを再生し、当該再生された第1のストリームデータから前記識別情報をもとに前記制御用パケットを抽出する手段と、
    前記抽出された制御用パケットから前記制御信号を再生し、当該再生された制御信号を前記監視カメラへ出力する手段と
    を備えることを特徴とする監視情報伝送システム。
  2. 前記第1の伝送装置は、
    前記監視カメラから返送された応答信号をパケット化して当該応答用パケットに前記識別情報を挿入する手段と、
    前記応答用パケットと前記映像信号を挿入した映像パケットとを含む第2のストリームデータを生成し、当該第2のストリームデータにより前記伝送路の下り帯域に対応する下り搬送波信号を変調し、当該変調された下り搬送波信号を前記伝送路へ送信する手段と
    を、さらに備え、
    前記第2の伝送装置は、
    前記第1の伝送装置から前記伝送路を介して伝送された下り搬送波信号を受信し、当該受信された下り搬送波信号を復調して前記第2のストリームデータを再生する手段と、
    前記再生された第2のストリームデータから前記識別情報をもとに前記応答用パケットを抽出し、当該抽出された応答用パケットから応答信号を再生して出力する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の監視情報伝送システム。
  3. 前記監視カメラと前記第1の伝送装置との間に設けられたインタフェース装置をさらに具備し、
    前記インタフェース装置は、
    前記監視カメラの周辺に設けられた監視関連装置との間で関連信号を入出力する手段と、
    前記入力された関連信号をパケット化して当該関連用パケットに前記識別情報を挿入する手段と、
    前記応答用パケットと前記映像信号を挿入した映像パケットとを含む第3のストリームデータを生成し、当該第3のストリームデータにより前記伝送路の下り帯域に対応する下り搬送波信号を変調し、当該変調された下り搬送波信号を前記伝送路へ送信する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の監視情報伝送システム。
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