JP2016066183A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】太陽光発電設備を設置するのに向いている土地なのか否かを知るための情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、太陽光発電設備の設置候補地の位置情報を取得する位置情報取得部101と、位置情報に基づいて、設置候補地の日射量情報を取得する日射量情報取得部102と、位置情報に基づいて、設置候補地の周囲に設けられた遮光物に関する遮光物情報を取得する遮光物情報取得部103と、遮光物情報に基づいて、日射量情報を補正する補正部104と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、日射対峙面積と日陰面積との差に基づいて、太陽光発電量の試算をする技術が開示されている。
特開2009−250724号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、太陽光発電設備の設置に向いている土地なのか否かを知ることができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
太陽光発電設備の設置候補地の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の日射量情報を取得する日射量情報取得手段と、
前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の周囲に設けられた遮光物に関する遮光物情報を取得する遮光物情報取得手段と、
前記遮光物情報に基づいて、前記日射量情報を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
太陽光発電設備の設置候補地の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の日射量情報を取得する日射量情報取得ステップと、
前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の周囲に設けられた遮光物に関する遮光物情報を取得する遮光物情報取得ステップと、
前記遮光物情報に基づいて、前記日射量情報を補正する補正ステップと、
を有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
太陽光発電設備の設置候補地の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の日射量情報を取得する日射量情報取得ステップと、
前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の周囲に設けられた遮光物に関する遮光物情報を取得する遮光物情報取得ステップと、
前記遮光物情報に基づいて、前記日射量情報を補正する補正ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、太陽光発電設備を設置するのに向いている土地か否かを精度よく知ることができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による処理の全体の流れを説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による入力画面を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による入力画面を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による表示例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の日射量情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の遮光物情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の気象情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の地形情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の太陽光パネル性能情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する図である。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置の送電設備情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置の法規制情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置による法規制情報の表示例を示す図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置による太陽光発電設備の設置に対する阻害要因に関する法規制阻害度情報テーブルを示す図である。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する図である。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置の塩害情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、ユーザが、ある土地が太陽光発電設備を設置するのに適した土地なのか否かを知るために使うものである。図1に示すように、情報処理装置100は、位置情報取得部101と日射量情報取得部102と遮光物情報取得部103と補正部104とを備える。位置情報取得部101は、太陽光発電設備の設置候補地の位置情報を取得する。日射量情報取得部102は、位置情報取得部101が取得した位置情報に基づいて、設置候補地の日射量情報をデータベース140から取得する。遮光物情報取得部103は、位置情報取得部101が取得した位置情報に基づいて、設置候補地の周囲に設けられた遮光物に関する遮光物情報をデータベース140から取得する。補正部104は、遮光物情報取得部103が取得した遮光物情報に基づいて、日射量情報取得部102が取得した日射量情報を補正する。
本実施形態によれば、太陽光発電設備の設置候補地が太陽光発電設備を設置するのに向いている土地なのか否かを精度よく知ることができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置200について、図2A〜図6を用いて説明する。まず、図2A〜図2Dを用いて本実施形態に係る情報処理装置200による処理の流れの概略を説明する。
図2Aは、本実施形態に係る情報処理装置200による処理の全体の流れを示す図である。図2Aに示すように、ユーザは、ユーザ端末220の表示画面に表示された住所の入力画面260から太陽光発電設備の設置候補地の住所などの位置情報を入力する。例えば、図2Bに示すように、ユーザは、ユーザ端末220の入力画面260の住所入力欄204に太陽光発電設備を設置したいと希望する土地や場所の住所を入力する。ユーザは、住所の入力が終了したら、入力画面260に表示されたOKボタン205を押す。なお、ここでは、ユーザが自ら太陽光発電設備の設置候補地の住所を直接入力する構成としたが、住所の入力方法はこれに限られない。例えば、図2Cに示すように、ユーザ端末の表示画面に地図画像270を表示して、ユーザが視覚的に設置候補地を選択できるようにしてもよい。
ユーザは、表示画面に表示された地図画像270の縮尺を変更するスライドバー206を操作して地図画像270の縮尺を変えたり、カーソル208を用いて表示されている場所を移動させたりする。これにより、ユーザは、設置候補地の住所が分からなくても地図画像270により直感的に設置候補地を特定することができる。また、例えば、設置候補地の住所の一部しか分からない場合でも、地名/住所入力欄207に住所の一部や地名を入力することにより、ある程度の場所までは絞り込むことができる。ユーザは、地図上に現われた地名や鉄道路線名などを頼りにスライドバー206で地図画像270を拡大させたり、カーソル208で地図画像270を移動させることにより設置候補地を特定することができる。
ユーザが、ユーザ端末220に設置候補地の住所を入力すると、情報処理装置200は、ステップS201において、住所や緯度経度などの設置候補地の位置情報に基づいて、データベース240から、設置候補地の遮光物情報および日射量情報を取得する。遮光物情報は、設置候補地の周囲に設けられたマンションなどの建物や木、山、鉄塔、高架橋などの遮光物に関する情報である。日射量情報は、設置候補地にどれだけの太陽光が届いているかに関する情報である。
さらに、情報処理装置200は、位置情報に基づいて、設置候補地の日射量情報もデータベース240から取得する。そして、ステップS203において、情報処理装置200は、取得した遮光物情報に基づいて、取得した日射量情報を補正する。ステップS205において、情報処理装置200は、補正した日射量情報をユーザ端末220へ送信する。ユーザ端末220の表示画面280には、補正された日射量情報が表示される。
補正された日射量情報は、例えば、図2Dに示したようにユーザ端末220などの表示画面に表示される。設置候補地である空き地209の周りには、マンションなどの建物210や木211、鉄塔212などが存在している。これらはいずれも、空き地209に届く太陽光を遮って影213を作る。
情報処理装置200は、地図画像270上に建物210などの遮光物の影213を描く。ユーザは、この画面を見ることにより、単なる数字上の日射量ではなく、実際にどの位の日射量があるのかを知ることができる。つまり、太陽光発電設備は、太陽光パネル全体で太陽光を受けている場合と、影213などにより太陽光パネルの一部が遮られた状態で太陽光を受けている場合とでは発電量が異なる。したがって、仮に太陽光発電設備が設置可能な広さの土地があったとしても、周りの遮光物により、昼間の時間の大半を影213がその土地を覆っている場合には、やはりその土地は太陽光発電設備の設置には向かない。
ユーザは、スライドバー206を操作することにより、地図画像270上でズームインまたはズームアウトできるので、空き地209への影213のでき方を視覚的に認識することができる。したがって、ユーザは、空き地209が太陽光発電設備の設置に適しているかを知ることができる。仮に、空き地209が設置候補地として適切でないとしても、スライドバー206をズームアウト側に操作し、広域の地図画像270を表示することにより、空き地209の周辺に適切な設置候補地を発見することができる。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置200の機能構成を説明するための図である。情報処理装置200は、位置情報取得部201と日射量情報取得部202と遮光物情報取得部203と日射量情報補正部204と日射量情報出力部205とを備える。
位置情報取得部201は、ユーザ端末220から入力された太陽光発電設備を設置したい場所である設置候補地の位置情報を取得する。ここで、位置情報は、設置候補地の住所や設置候補地の緯度経度などがあげられるが、これらに限定されない。例えば、設置候補地が高層建築物の屋上である場合には、住所や緯度経度の他に設置場所の地上高や海抜高度などの高さの情報を有していてもよい。
日射量情報取得部202は、位置情報取得部201で取得した住所や緯度経度などの位置情報に基づいて、設置候補地の日射量情報を外部のデータベース240から取得する。ここで取得する日射量情報は、年間平均の日射量情報、月間平均の日射量情報、日間平均の日射量情報、時間平均の日射量情報など様々な日射量情報を用いることができるが、これらに限定されない。
さらに、遮光物情報取得部203は、位置情報取得部201で取得した位置情報に基づいて、設置候補地の周囲に存在する遮光物に関する遮光物情報を外部のデータベース240から取得する。遮光物としては、建物、木、山、鉄塔および高架橋などがあるが、太陽光を遮って影を作る地物であればこれらに限定されない。また、遮光物情報としては、ビルやマンションなどの建物の高さ情報、広さ(面積)情報などが含まれる。さらには、ビルやマンションなどの建物が、全面ガラス張り、外壁の塗装が白色であるなどの情報が含まれる。
そして、日射量情報取得部202と遮光物情報取得部203とは、取得した日射量情報と遮光物情報とを日射量情報補正部204に渡す。日射量情報補正部204は、受け取った設置候補地の遮光物情報に基づいて、設置候補地の日射量情報を補正する。補正の方法としては、例えば、建物などの遮光物の高さごとにポイントを決めておき、設置候補地の周囲に高さ何メートルの遮光物がどのくらい存在するかによって、ポイントを減算するなどの方法があるが、これに限定されない。
また、日射量情報補正部204は、補正された日射量に基づいて、例えば、標準的な太陽光パネルの発電量を基準として用いて、設置候補地に太陽光発電設備を設置した場合の大まかな発電量の予測値を計算してもよい。あるいは、あらかじめ設置する太陽光パネルの発電量が分かっている場合には、補正された日射量情報に基づいて、発電量(の予測値)を補正してもより。日射量情報出力部205は、日射量情報補正部204により補正された日射量情報や補正された発電量をユーザ端末220に出力する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置200は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402およびRAM(Random Access Memory)403を備えている。さらに、情報処理装置200は、ストレージ404と通信制御部405とを備えている。
CPU401は、演算処理用のプロセッサであり、プログラムを実行することにより情報処理装置200の各機能構成部201〜205を実現する。なお、CPU401は1個に限定されず、複数個あってもよく、また、画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。ROM402は、リードオンリメモリであり、ファームウェアなどのプログラムを記憶する。通信制御部405は、例えば、情報処理装置200とユーザ端末220などとの間の通信を制御する。
RAM403は、CPU401が一時記憶用のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM403には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域がある。このようなデータとして、RAM403は、位置情報431と、日射量情報432と、遮光物情報433とを一時的に保存する。また、RAM403は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域434を有する。
日射量情報取得部202は、位置情報431に基づいて、太陽光発電設備の設置候補地の日射量情報432をストレージ404から読み出して、RAM403に展開する。遮光物情報取得部203は、位置情報431に基づいて、太陽光発電設備の設置候補地の遮光物情報433をストレージ404から読み出して、RAM403に展開する。
ストレージ404は、本実施形態の実現に必要なプログラムやデータベースなどを記憶する記憶デバイスである。ストレージ404は、日射量情報テーブル441と遮光物情報テーブル442と日射量情報補正プログラム443と制御プログラム447とを格納している。日射量情報補正プログラム443は、日射量情報評価モジュール444と、遮光物情報評価モジュール445と、補正モジュール446とを有する。これらのモジュール444〜446は、CPU401によりアプリケーション実行領域434に読み出され、実行される。制御プログラム447は、情報処理装置200の全体を制御するためのプログラムである。
日射量情報テーブル441は、日射量情報を、住所などの位置情報に紐付けられた状態で格納している。日射量情報取得部202は、設置候補地の位置情報である住所などが入力されると、その住所を頼りに日射量情報テーブル441から設置候補地の日射量情報を抽出して、RAM403に展開する。
遮光物情報テーブル442は、建物などの遮光物の情報が、遮光物の住所などの情報に紐付けられた状態で格納されている。遮光物情報取得部203は、設置候補地の位置情報である住所などが入力されると、その住所を頼りに遮光物情報テーブル442から設置候補地の周囲に存在する遮光物の情報を抽出して、RAM403に展開する。
日射量情報補正プログラム443は、RAM403のアプリケーション実行領域434に読み出される。日射量情報補正プログラム443は、遮光物情報に基づいて日射量情報を補正する。日射量情報評価モジュール444が、太陽光発電設備の設置候補地の日射量情報を評価する。遮光物情報評価モジュール445が、設置候補地の周囲に存在する遮光物の評価をする。補正モジュール446は、遮光物情報評価モジュール445が評価した遮光物情報に基づいて、日射量情報評価モジュール445が評価した日射量情報を補正する。
図5Aは、本実施形態に係る情報処理装置200が備える日射量情報テーブル441の構成を示す図である。日射量情報テーブル441には、住所、緯度、経度および日射量(W/m)などの項目が示されている。日射量は、例えば設置候補地の住所や緯度経度の情報と関連付けられている。住所が「東京都港区・・・」または緯度「35.・・・」経度「139.・・・」の土地の日射量は15(W/m)であることを示している。
したがって、日射量情報取得部202は、取得した位置情報が、住所であった場合には、この住所に基づいて日射量情報テーブル441から所望の日射量情報を取得する。なお、ここでは日射量情報テーブル441の項目を住所、緯度、経度および日射量としたが、項目はこれらに限定されるものではない。これらの他に、太陽の高度、太陽の方向などを含んでもよい。また、日射量についても、直達日射量、散乱日射量、全天日射量、反射日射量、傾斜面日射量などに細分化してもよい。
図5Bは、本実施形態に係る情報処理装置200が備える遮光物情報テーブル442の構成を示す図である。遮光物情報テーブル442には、住所、緯度、経度、高さ(m)などの項目が示されている。遮光物情報は、例えば遮光物の存在している住所や緯度経度の情報と関連付けられている。住所が「AAA」またはは緯度「35.・・・」経度「139.・・・」の土地にある遮光物は、高さが10mであることを示している。
したがって、遮光物情報取得部203は、位置情報取得部201で取得した設置候補地の住所などの位置情報を頼りに、その設置候補地の周囲に存在する遮光物の情報を検索して、抽出する。なお、ここでは遮光物情報テーブル442の項目を住所、緯度、経度、高さ、階数および広さとしたが、項目はこれらに限定されるものではない。例えば、遮光物の種類、形状などを含んでもよい。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置200の処理手順を示すフローチャートである。これらのフローチャートは、CPU401がRAM403を使用して実行し、情報処理装置200の各機能構成部を実現する。ステップS601において、情報処理装置200は、ユーザが太陽光発電設備の設置を希望する土地などの設置候補地の住所などの位置情報を取得する。取得する位置情報は住所には限定されず、設置候補地の緯度、経度、地名、旧地名、通称名などの地理的情報でもよい。
ステップS603において、日射量情報取得部202は、ステップS601で取得した位置情報に基づいて太陽光発電設備の設置候補地の日射量情報を取得する。ステップS605において、遮光物情報取得部203は、ステップS601で取得した位置情報に基づいて太陽光発電設備の設置候補地の周辺に設けられている遮光物に関する遮光物情報を取得する。ステップS607において、日射量情報補正部204は、取得した遮光物情報に基づいて、日射量情報を補正する。日射量情報補正部204は、遮光物の高さ、広さ、種類、形状などの情報を用いて日射量情報の補正をする。
ステップS609において、日射量情報補正部204は、補正された日射量情報に基づいて、太陽光発電設備の発電量の補正をする。つまり、日射量情報の補正をしない段階での太陽光発電設備の発電量の値(予測値)は実際の発電量とは大きく異なることになる。つまり、太陽光発電設備には影がかかるので、太陽光発電設備が持つ本来の発電量を発電することができない。したがって、太陽光発電設備の発電量の値もこの補正された日射量情報に基づいて補正する。
太陽光発電の発電量は、(1)太陽光発電システムに起因する変数と、(2)太陽光発電システムに起因しない変数によって変化する。(1)の変数に関しては、主に太陽光発電パネルの種類、設置角度、方位角度、そしてパワーコンディショナー(インバーター)の機器性能を取り扱う。(2)に関しては、日射量以外の気象条件、主に温度(温度が高いと発電効率が下がる)を取り扱う。補正を係数として計算するのではなく、これらを変数として取り扱うのは、実際の発電量データと比較・検証する際に、推定値と実測値の差が何が原因で生じているのかを詳細に分析する事が可能となるからである。
ステップS611において、情報処理装置200は、補正された日射量情報と発電量とをユーザ端末220へ送信する。
本実施形態によれば、ユーザは太陽光発電設備の設置候補地の住所などの位置情報からその設置候補地の周囲に存在する遮光物による日射量への影響を知ることができるので、設置候補地を絞り込むことができる。さらに、補正された日射量情報に基づいて太陽光発電設備による発電量を知ることができるので、より確実に太陽光発電設備の設置候補地を絞り込むことができる。
また、上述の実施形態では、空き地209などの土地について説明してきたが、本実施形態の適用範囲はこれに限定されない。例えば、マンションなどの建物の屋上などに太陽光発電設備を設置する場合にも適用することができる。さらに、上述の実施形態では情報処理装置をサーバとして説明をしてきたが、これに限定されない。例えば、スタンドアロン型のコンピュータなどに適用することもできる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理装置について、図7〜10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置700の機能構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置700は、上記第2実施形態と比べると、気象情報取得部701を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
気象情報取得部701は、設置候補地の位置情報に基づいて、設置候補地の気象情報をデータベース240から取得する。ここで、気象情報としては、設置候補地の気温や地温、雲量、降水量、降雪量、風向、風速などがあるが、気象に関係する情報であればこれらに限定されない。また、この気象情報は、リアルタイムの気象情報でもよく、さらに、過去数年〜数十年の間に蓄積された気象情報の平均値などでもよい。日射量情報補正部204は、遮光物情報と気象情報とに基づいて、日射量情報を補正する。そして、日射情報補正部204は、例えば、標準的な太陽光パネルの発電量を基準として、設置候補地に太陽光発電設備を設置した場合の発電量の予測値を計算してもよい。
図8は、本実施形態に係る情報処理装置700のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM403は、さらに気象情報831を一時的に保存する。気象情報取得部701は、位置情報431に基づいて、太陽光発電設備の設置候補地の気象情報831をストレージ404から読み出して、RAM403に展開する。ストレージ404は、気象情報テーブル841をさらに格納している。
図9は、気象情報テーブル841の構成を示す図である。気象情報テーブル841には、住所、緯度、経度、気温(℃)、地温(℃)、降水量(mm)、降雪量(cm)、風向風速(m/s)などの項目が示されている。気象情報は、例えば設置候補地の住所や緯度、経度の情報と関連付けられている。例えば、住所が「東京都港区・・・」で、緯度が「35.・・・」で、経度が「139.・・・」の場合には、気温が「25.1℃」で、地温が「28.0℃」であることが分かる。そして、気象情報取得部701は、位置情報取得部201で取得した設置候補地の住所などの位置情報を頼りに、設置候補地の気象情報を検索し、データベース240から抽出する。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置700の処理手順を示すフローチャートである。これらのフローチャートは、CPU401がRAM403を使用して実行し、情報処理装置700の各機能構成部を実現する。ステップS1001において、気象情報取得部701は、太陽光発電設備の設置候補地の住所などの位置情報に基づいて、設置候補置の気象情報を取得する。ステップS1003において、日射量情報補正部204は、遮光物情報と気象情報とに基づいて、日射量情報を補正する。そして、ステップS1005において、日射量情報補正部204は、補正された日射量情報に基づいて、設置候補地に太陽光発電設備を設置した場合の発電量の値を計算して、日射量情報を補正しない場合に計算される発電量の値を補正する。
本実施形態によれば、遮光物情報に気象情報も加味して日射量情報の補正を行なうので、より正確な日射量情報の補正を行なうことができる。また、ユーザはより正確な補正された日射量情報を知ることができるので、より正確な発電量の値を知ることができる。さらに、ユーザは、これらの情報を知ることができるので、確実に太陽光発電設備の設置候補地を絞り込むことができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る情報処理装置について、図11〜14を用いて説明する。図11は、本実施形態に係る情報処理装置1100の機能構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置1100は、上記第2実施形態と比べると、地形情報取得部1101を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
地形情報取得部1101は、設置候補地の位置情報に基づいて、設置候補地の地形情報をデータベース240から取得する。ここで、地形情報としては、設置候補地の傾斜角と傾斜の向きなどがあるが、地形に関係する情報であればこれらに限定されない。日射量情報補正部204は、遮光物情報と地形情報とに基づいて、日射量情報を補正する。そして、日射量情報補正部204は、例えば、標準的な太陽光パネルの発電量を基準として、設置候補地に太陽光発電設備を設置した場合の発電量の値を計算して、日射量情報を補正しない場合に計算される発電量の値を補正する。
図12は、本実施形態に係る情報処理装置1100のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM403は、さらに気象情報1231を一時的に保存する。地形情報取得部1101は、位置情報431に基づいて、太陽光発電設備の設置候補地の地形情報1231をストレージ404から読み出して、RAM403に展開する。ストレージ404は、地形情報テーブル1241をさらに格納している。
図13は、地形情報テーブル1241の構成を示す図である。地形情報テーブル1241には、住所、緯度、経度、傾斜角、傾斜の向きなどの項目が示されている。地形情報は、例えば設置候補地の住所や緯度、経度の情報と関連付けられている。例えば、住所が「東京都港区・・・」で、緯度が「35.・・・」で、経度が「139.・・・」の場合には、傾斜角が「5.1」で、傾斜の向きが「90」であることを示している。
ここで、傾斜の向きは北を「0°」とし、南を「180°」とする360°式で表わしている。しかしながら、傾斜の向きの表わし方としては、360°式や、90°式、8方位、16方位、32方位など様々な方法を採用することができ、向きを表わす方法であればこれらの方法に限定されない。そして、地形情報取得部1101は、位置情報取得部201で取得した設置候補置の住所などの位置情報を頼りに、設置候補地の地形情報を検索し、データベース240から抽出する。
図14は、本実施形態に係る情報処理装置1100の処理手順を示すフローチャートである。これらのフローチャートは、CPU401がRAM403を使用して実行し、情報処理装置1100の各機能構成部を実現する。ステップS1401において、地形情報取得部1101は、太陽光発電設備の設置候補地の住所などの位置情報に基づいて、設置候補地の地形情報を取得する。ステップS1403において、日射量情報補正部204は、遮光物情報と地形情報とに基づいて、日射量情報を補正する。そして、ステップS1405において、日射量情報補正部204は、補正された日射量に基づいて、設置候補地に太陽光発電設備を設置した場合の発電量の値を計算して、日射量情報を補正しない場合に計算される発電量の値を補正する。
本実施形態によれば、遮光物情報に地形情報も加味して日射量情報の補正を行なうので、より正確な日射量情報の補正を行なうことができる。また、ユーザは設置候補地の傾斜角などの情報に基づいた太陽光パネルの発電量の値を知ることができるので、より確実に太陽光発電設備の設置候補地を絞り込むことができる。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態に係る情報処理装置について、図15〜18を用いて説明する。図15は、本実施形態に係る情報処理装置1500の機能構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置1500は、上記第2実施形態と比べると、太陽光パネル性能情報取得部1501を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
太陽光パネル性能情報取得部1501は、設置を希望する太陽光パネルの種類に基づいて、太陽光パネルの性能に関する情報である太陽光パネル性能情報をデータベース240から取得する。ここで、太陽光パネル性能情報としては、発電量(最大発電量、標準発電量)や価格、耐用年数などがあるが、太陽光パネルの性能に関係する情報であればこれらに限定されない。日射量情報補正部204は、まず、遮光物情報に基づいて、日射量情報を補正する。そして、日射量情報補正部204は、補正された日射量情報と設置を希望する太陽光パネルの性能情報とに基づいて、設置候補地に当該太陽光パネルを用いて太陽光発電設備を設置した場合の発電量の値を計算する。
図16は、本実施形態に係る情報処理装置1500のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM403は、さらに太陽光パネル種類1631と太陽光パネル性能情報1632とを一時的に保存する。太陽光パネル性能情報取得部1501は、太陽光パネル種類1631に基づいて、太陽光パネル性能情報をストレージ404から読み出して、RAM403に展開する。ストレージ404は、太陽光パネル性能情報テーブル1641をさらに格納している。
図17は、太陽光パネル性能情報テーブル1641の構成を示す図である。太陽光パネル性能情報テーブル1641には、メーカー名、機種番号、発電量、製造年月、耐用年数などの項目が示されている。太陽光パネル性能情報テーブル1641が保持する項目は、太陽光パネルの性能に関する情報であればこれらに限定されない。太陽光パネル性能情報は、メーカー名や機種番号などに関連付けられている。例えば、メーカー名が「AAA」で、機種番号が「PV−355」の太陽光パネルは、発電量が「30」で、製造年月が「2012.6」であることを示している。そして、太陽光パネル性能情報取得部1501は、太陽光パネルの機種番号やメーカー名を頼りに、太陽光パネル性能情報を検索し、データベース240から抽出する。
図18は、本実施形態に係る情報処理装置1500の処理手順を示すフローチャートである。これらのフローチャートは、CPU401がRAM403を使用して実行し、情報処理装置1500の各機能構成部を実現する。ステップS1801において、太陽光パネル性能情報取得部1501は、太陽光発電設備に用いる太陽光パネルの種類に基づいて、太陽光パネルの性能に関する情報である太陽光パネル性能情報1632をデータベース240から抽出する。ステップS1803において、日射量情報補正部204は、遮光物情報に基づいて日射量情報を補正する。ステップS1805において、日射量情報補正部204は、補正された日射量情報と太陽光パネル性能情報とに基づいて、その太陽光パネルを設置候補地に設置して太陽光発電設備を作った場合の発電量の値を計算する。この発電量の値は、太陽光パネルの性能を考慮しないで計算した発電量の値を補正した値となっている。
本実施形態によれば、補正された日射量情報と太陽光パネル性能情報とに基づいて発電量の値を補正できるので、ユーザは、発電量を知った上で太陽光発電設備の設置候補地を確実に絞り込むことができる。
[第6実施形態]
次に本発明の第6実施形態に係る情報処理装置について、図19〜22を用いて説明する。図19は、本実施形態に係る情報処理装置1900の機能構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置1900は、上記第2実施形態と比べると、送電設備情報取得部1901を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
送電設備情報取得部1901は、設置候補地の位置情報に基づいて、設置候補地の周辺に存在する送電設備(電力系統)に関する送電設備情報をデータベース240から取得する。ここで、送電設備情報としては、送電設備の設置場所の住所や緯度経度、電柱番号、送電設備の種類、送電設備までの距離などがあるが、送電設備に関係する情報であればこれらに限定されない。日射量情報補正部204は、遮光物情報に基づいて日射量情報を補正する。そして、日射量情報補正部204は、補正された日射量情報に基づいて設置候補地に太陽光発電設備を設置した場合の発電量の値を補正する。さらに、日射量情報補正部204は、太陽光発電設備から設置候補地の周辺にある送電設備まで送電線を敷設するコストを計算する。日射量情報補正部204は、敷設コストを考慮して、太陽光発電設備の設置コストを計算する。
図20は、本実施形態に係る情報処理装置1900のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM403は、さらに送電設備情報2031を一時的に保存する。送電設備情報取得部1901は、位置情報431に基づいて送電設備情報2031をストレージ404から読み出して、RAM403に展開する。ストレージ404は、送電設備情報テーブル2041をさらに格納している。
図21は、送電設備情報テーブル2041の構成を示す図である。送電設備情報テーブル2041には、設備名、住所、電柱番号、電圧(V)、緯度、経度などの項目が示されている。送電設備情報テーブル2041が保持する項目は、送電設備に関する情報であればこれらに限定されない。送電設備情報は、住所や電柱番号などに関連付けられている。例えば、設備名が「ABC」の送電設備は、住所が「YYYY」で、電柱番号が「111」で、電圧が「○○」で、緯度が「35.・・・」で経度が「139.・・・」であることを示している。そして、送電設備情報取得部1901は、設置候補地の位置情報を頼りに、設置候補地の周辺に存在する送電設備を検索し、データベース240から抽出する。
図22は、本実施形態に係る情報処理装置1900の処理手順を示すフローチャートである。これらのフローチャートは、CPU401がRAM403を使用して実行し、情報処理装置1900の各機能構成部を実現する。ステップS2201において、送電設備情報取得部1901は、設置候補地の位置情報に基づいて、設置候補地の周辺の送電設備の情報を取得する。ステップS2203において、日射量情報補正部204は、送電設備情報に基づいて、太陽光発電設備から送電設備までの送電線の敷設コストを計算する。これにより、太陽光発電設備の設置コストを計算することができる。ステップS2205において、日射量情報送信部205は、補正された日射量情報と補正された発電量と送電線の敷設コストとをユーザ端末220へ送信する。
本実施形態によれば、送電線の敷設コストを考慮した上で設置候補地を選択することができるので、ユーザは、太陽光発電設備の設置コストを下げることができる。また、太陽光発電設備の発電量の補正値も知ることができるので、設置コストと発電量によって得られる収益とのバランスを取ることができる。
[第7実施形態]
次に本発明の第7実施形態に係る情報処理装置について、図23〜28を用いて説明する。図23は、本実施形態に係る情報処理装置2300の機能構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置2300は、上記第2実施形態と比べると、法規制情報取得部2301を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。法規制情報取得部2301は、設置候補地の位置情報に基づいて、設置候補地にかかる土地利用に関する法規制情報をデータベース240から取得する。ここで、土地利用に関する法規制情報としては、農地法や森林法、河川法、地滑り防止法などがあるが、土地利用に関する法規制であればこれらに限定されない。日射量情報出力部205は、補正された日射量情報と発電量の補正値と法規制情報とをユーザ端末220へ送信する。
図24は、本実施形態に係る情報処理装置2300のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM403は、さらに法規制情報2431を一時的に保存する。法規制情報取得部2301は、位置情報431に基づいて法規制情報2431をストレージ404から読み出して、RAM403に展開する。ストレージ404は、法規制情報テーブル2441と法規制阻害度情報テーブル2448とをさらに格納している。
図25は、法規制情報テーブル2441の構成を示す図である。法規制情報テーブル2441には、住所、緯度、経度、法律1、法律2、法律3などの項目が示されている。法規制情報テーブル2441が保持する項目は、法規制に関する情報であればこれらに限定されない。例えば、住所が「YYYY」で、緯度が「35.・・・」、経度が「139.・・・」の土地に関係する土地利用に関する法規制は、「法律1」「法律2」などであることを示している。なお、同図中「○」はその法律の規制が及ぶことを示しており、「×」はその法律の規制が及ばないことを示している。
図26は、本実施形態に係る情報処理装置2300の処理手順を示すフローチャートである。これらのフローチャートは、CPU401がRAM403を使用して実行し、情報処理装置2300の各機能構成部を実現する。ステップS2601において、法規制情報取得部2301は、太陽光発電設備の設置候補地の位置情報に基づいて、設置候補地に及ぶ法規制情報を取得する。ステップS2603において、日射量情報送信部205は、補正された日射量情報と発電量の補正値と法規制情報とをユーザ端末220へ送信する。
図27は、法規制情報の表示例を示す図である。同図に示したように、地図画像270上に法律の種類ごとにレイヤー2701を分けて、一枚の地図画像270上に重ねて表示している。つまり、いくつものレイヤー2701が重なっているところは多くの法規制が及んでいる場所であることを示しており、逆にレイヤー2701が全くないところは法律の規制が及んでいないことを示している。また、ユーザは、チェックボックス2702のチェックのオン・オフを切り替えることにより、地図画像270上に表示する法律を自由に選択することができる。これにより、ユーザは、知りたい法規制のみを地図画面270上に表示することもできる。なお、法規制情報の表示方法はこれには限定されず、様々な方法で表示することができる。
図28は、法規制阻害度情報テーブル2448の構成を示す図である。法規制阻害度情報は、太陽光発電設備を設置するにあたり、その土地に及んでいる法律による規制などの阻害要因をクリアするまでに要する期間や費用などに関する情報である。
法規制阻害度情報テーブル2448には、法律、期間(年)、費用(万円)、属性、難易度などの項目が示されている。例えば、「法律1」については、期間が「1.5」、費用が「25」、属性「D省」、難易度が「A」であることを示している。期間は、その法律による規制をクリアするまでに要する平均期間(平均時間)を示している。ここでは、平均期間で表わしているが、期間の表示方法はこれに限られない。例えば、ある法律による規制をクリアするまでの最短期間や最長期間でもよく、また、最短期間〜最長期間のように幅を持たせてもよい。また、この期間には、法規制をクリアするまでの期間の他に、太陽光発電設備の設置工事を開始してから工事が完了するまでの期間などの情報を持たせてもよい。
費用は、その法律の規制をクリアするために必要な費用(経費)を示している。例えば、ある法律の許認可などを得るために行政に納めるべき金額やある法律の規制をクリアするために必要な設備の購入費用などがこれに該当するが、これらに限定されない。また、ここでは、上述の納付金額や購入費用の合計金額で表示しているが、表示の方法はこれに限定されず、合計金額とともにその内訳を表示するようにしてもよい。
難易度は、その法律による規制のクリアの容易さや困難度、その法律のハードルの高さをランク分けして表示したものである。ここでは、「A、B、C・・・」によるランク分けを用いているが、ランク分けの仕方はこれに限られず、10段階評価や100段階評価などランク分けに適したものであればいずれでもよい。また、ランクの算出方法については、例えば、期間や費用などに基づいてランク分けをしてもよいし、期間や費用などに重み付けをしてランク分けをしてもよいし、ランクの算出方法は種々の方法を適用することができる。
さらに、属性は、例えば、その法律の所管官庁やその法律をクリアしなければならない主体、いつまでにその法律の規制をクリアしなければならないかの情報、その法律に違反した場合の処分内容などがあるが、これらに限定されない。
そして、これらの情報を図27に示した地図画面270上に重畳的に表示することにより、太陽光発電設備の設置が完了するまでの期間や、それに要する費用の大まかな目安とすることができる。また、難易度は、そのランクに応じて色分けして表示することもできる。さらに、期間や難易度別に順位を付けて表示してもよい。これにより、ユーザは、クリアしなければならない法律と期間、費用、難易度を一つの画面上で確認することができる。また、図示していないが、法規制阻害度情報テーブル2448に太陽光発電設備の設置開始から終了までの工程表などの情報を持たせてもよい。
また、ここでは、太陽光発電設備の設置候補地に及ぶ法規制を表示する例について説明したが、例えば、設置候補地に関する権利を有する地権者の情報などもあわせて表示するようにしてもよい。例えば、大規模な太陽光発電設備を設置する場合には非常に大きな土地が必要となる。この場合、その土地に関する地権者の数が非常に多くなる場合があり、事業者が用地取得交渉する際に多大な労力を要することとなる。例えば、用地取得費用が当初の予算をオーバーしたり、交渉に時間を要したりする。そうすると、太陽光発電設備の設置のための初期費用が嵩むことになり、実際の発電量との関係で、初期費用を回収できなくなるリスクがある。このような事態を事前に回避するために、地権者の情報も合わせて表示するようにしてもよい。地権者の情報は、例えば土地の登記簿などから取得することができる。
本実施形態によれば、ユーザは、補正された日射量情報と発電量の補正値と太陽光発電設備の設置候補地に及ぶ法規制情報とを知ることができる。したがって、太陽光発電設備の設置した後などに、法規制により本来は太陽光発電設備を設置することができない土地であったという事態を回避し、太陽光発電ができなくなるというリスクを減らすことができる。
[第8実施形態]
次に本発明の第8実施形態に係る情報処理装置について、図29〜32を用いて説明する。図29は、本実施形態に係る情報処理装置2900の機能構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置2900は、上記第2実施形態と比べると、塩害情報取得部2801を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
塩害情報取得部2901は、設置候補地の位置情報に基づいて、設置候補地の塩害情報をデータベース240から取得する。ここで、塩害情報とは、設置候補地の海岸線からの距離などがあるが、塩害に関する情報であればこれに限定されない。日射量情報出力部205は、補正された日射量情報と塩害情報とをユーザ端末220へ送信する。
図30は、本実施形態に係る情報処理装置2900のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM403は、さらに塩害情報3031を一時的に保存する。塩害情報取得部2901は、位置情報431に基づいて塩害情報3031をストレージ404から読み出して、RAM403に展開する。ストレージ404は、塩害情報テーブル2941をさらに格納している。
図31は、塩害情報テーブル3041の構成を示す図である。塩害情報テーブル3041には、住所、緯度、経度、海からの距離、過去の発生状況などの項目が示されている。塩害情報テーブル3041が保持する項目は、塩害に関する情報であればこれらに限定されない。例えば、住所が「YYYY」で、緯度が「35.・・・」、経度が「139.・・・」の土地は、海からの距離が「0.5」であり、過去の発生状況が「○」である。ここで、「○」は、過去に塩害が発生したことを示しており、「×」は過去に塩害が発生していないことを示している。
図32は、本実施形態に係る情報処理装置2900の処理手順を示すフローチャートである。これらのフローチャートは、CPU401がRAM403を使用して実行し、情報処理装置2900の各機能構成部を実現する。ステップS3201において、塩害情報取得部2701は、太陽光発電設備の設置候補地の位置情報に基づいて、設置候補地の塩害情報を取得する。ステップS3203において、日射量情報送信部205は、補正された日射量情報と発電量の補正値と塩害情報とをユーザ端末220へ送信する。
本実施形態によれば、ユーザは、補正された日射量情報と太陽光発電設備の設置候補地の塩害情報とを知ることができるので、太陽光パネルの耐用期間経過前に塩害により太陽光パネルが使用できなくなるリスクを回避することができる。例えば、塩害が頻繁に発生するような土地であれば、あらかじめ塩害に強い太陽光パネルを使用することもできる。
以上の説明では、第2実施形態〜第8実施形態をそれぞれ個別に説明をしてきたが、これらの実施形態は、これら全ての実施形態を組み合わせた実施形態とすることもできる。また、これらのうちいくつかの実施形態を組み合わせた実施形態とすることもできる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (16)

  1. 太陽光発電設備の設置候補地の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の日射量情報を取得する日射量情報取得手段と、
    前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の周囲に設けられた遮光物に関する遮光物情報を取得する遮光物情報取得手段と、
    前記遮光物情報に基づいて、前記日射量情報を補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記補正手段により補正された前記日射量情報を前記位置情報と関連付けて蓄積する蓄積手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の気象情報を取得する気象情報取得手段をさらに備え、
    前記補正手段は、前記気象情報を加味して前記日射量情報を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記気象情報は、前記設置候補地の気温、地温、雲量、降水量、降雪量、風向および風速のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の地形情報を取得する地形情報取得手段をさらに備え、
    前記補正手段は、前記地形情報を加味して前記日射量情報を補正することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記地形情報は、前記設置候補地の傾斜角と傾斜の向きとを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記太陽光発電設備の太陽光パネルの性能に関する太陽光パネル性能情報を取得する太陽光パネル性能情報取得手段をさらに備え、
    前記補正手段は、前記太陽光パネル性能情報を加味して前記日射量情報を補正することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記遮光物情報は、前記遮光物の高さ情報を含み、
    前記補正手段は、前記遮光物の高さ情報を加味して前記日射量情報を補正することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記遮光物は、建物、木、鉄塔および高架橋のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記位置情報は、前記設置候補地の住所または緯度経度を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記補正手段により補正された前記日射量情報に基づいて、前記太陽光発電設備の発電量を算出する発電量算出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の周辺の送電設備に関する送電設備情報を取得する送電設備情報取得手段と、
    前記送電設備情報に基づいて、前記送電設備までの送電線敷設費用を算出する送電線敷設費用算出手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の土地利用に関する法規制情報を取得する法規制取得手段と、
    前記法規制情報を出力する法規制情報出力手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の塩害情報を取得する塩害情報取得手段と、
    前記塩害情報を出力する塩害情報出力手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 太陽光発電設備の設置候補地の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の日射量情報を取得する日射量情報取得ステップと、
    前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の周囲に設けられた遮光物に関する遮光物情報を取得する遮光物情報取得ステップと、
    前記遮光物情報に基づいて、前記日射量情報を補正する補正ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  16. 太陽光発電設備の設置候補地の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の日射量情報を取得する日射量情報取得ステップと、
    前記位置情報に基づいて、前記設置候補地の周囲に設けられた遮光物に関する遮光物情報を取得する遮光物情報取得ステップと、
    前記遮光物情報に基づいて、前記日射量情報を補正する補正ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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