JP2016066151A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Keigo Kawashima
啓吾 川島
貴弘 大塚
Takahiro Otsuka
貴弘 大塚
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Tadashi Yamaura
正 山浦
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Abstract

【課題】 情報処理装置に対して、ユーザー自体が誤った操作で入力し続けて入力が受け付けられない場合に、ユーザーはその要因がわからないまま入力し続けているため入力情報の確信度が低いままの状態で、ユーザーの意図する入力が受け付けられない状況になる。そのため、入力の成功率を上げるためには、ユーザーが誤って操作するような入力内容に対するシナリオを予め設計・記述しておく必要があるという課題があった。【解決手段】 入力情報がシナリオに不一致の場合に、不一致のシナリオと不一致の入力情報を用いて自動的に生成された対応情報を出力して、ユーザーまたは機器に入力情報がシナリオに一致するための情報を提示するので、入力情報がシナリオに不一致となる場合のシナリオを予め設計しなくても、対応情報に応じて入力される次の入力に対して受け付ける成功率を上げることができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、シナリオに基づいて動作する情報処理装置に関するものである。
情報処理装置に設定されるシナリオは、情報処理装置に入力された内容に反応する動きが設定された情報である。情報処理装置の入力様式と操作対象の多様化に伴い、例えば、タッチパネルの入力誤りや音声入力の認識誤り等によって、入力した内容がシナリオに一致しない等、入力が受け付けられない要因が増加している。そのため、入力が受け付けられない要因を抑えて入力が受け付けられる成功率を上げる必要がある。
そこで、特許文献1においては、複数の入力様式または操作による入力があった場合に、入力情報の確信度及び意味の重みに基づいて使用する入力情報を選択し、入力の成功率を改善する方法が記載されている。
また、特許文献2においては、辞書データに基づき入力情報を一般化された指令スクリプトに変換して複数の入力情報を統合する方法が記載されている。
特許4027269号公報 特開平11−24813号公報
しかし、特許文献1は、例えば、情報処理装置に対して、ユーザー自体が誤った操作で入力し続けて入力が受け付けられない場合に、ユーザーはその要因がわからないまま入力し続けているため、入力情報の確信度が低いままの状態で、ユーザーの意図する入力が受け付けられない状況になる。そのため、入力の成功率を上げるためには、ユーザーが誤って操作するような入力内容に対するシナリオを予め設計・記述しておく必要があるという課題があった。
この発明に係る情報処理装置は、入力を受け付ける入力部と、該入力部から入力された入力情報が、該入力情報に対して反応する動きを設定したシナリオに不一致の場合、不一致の前記シナリオと不一致の前記入力情報を用いて生成された、前記入力情報が前記シナリオに一致するための対応情報を出力する出力部を備えたことを特徴とする。
この発明は、入力情報がシナリオに不一致の場合に、不一致のシナリオと不一致の入力情報を用いて自動的に生成された対応情報を出力して、ユーザーまたは機器に入力情報がシナリオに一致するための情報を提示するので、入力情報がシナリオに不一致となる場合のシナリオを予め設計しなくても、対応情報に応じて入力される次の入力に対して受け付ける成功率を上げることができる。
この発明の実施の形態1における情報処理装置1の構成図である。 この発明の実施の形態1における情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における対話シナリオ12の例を示す。 この発明の実施の形態1における制御部4の処理を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における抽出部6の処理を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における生成部7の処理を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における情報処理装置1の構成図である。 この発明の実施の形態2における情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における入力部変更情報19の例を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における情報処理装置1の構成図である。
図1において、情報処理装置1は、入力部2、統合部3、制御部4、シナリオ記憶部5、抽出部6、生成部7、対話形式記憶部8、出力部9から構成される。
そして、情報処理装置1は、ユーザーまたは機器から、1つ以上の入力様式の入力部2によって入力内容を示す入力情報10が入力され、入力情報10を統合入力情報11として統合する。そして、入力内容に対して反応する動きを予め設定したシナリオ(対話シナリオ12)に統合入力情報11の入力内容が一致した場合は、ユーザーまたは機器と対話での制御を行い、出力内容があれば出力情報13として出力部9に出力する。
実施の形態1でのシナリオは、入力内容に対してユーザーまたは機器との対話に関する情報を設定した対話シナリオ12であるとして説明する。
そして、入力内容が対話シナリオ12に一致しない場合には、一致しない対話シナリオ(不一致対話シナリオ14)と、対話シナリオ12が不一致となった原因の入力情報10との相違部分を不一致情報15として抽出する。そして、対話形式記憶部8に記憶され、不一意情報15の条件を共通化した共通条件に対応した対話形式16を用いて、不一致情報15に対してユーザーまたは機器に提示する対応情報17を生成して出力する。
この様に、不一致となる対話シナリオ12と不一致となる入力情報10を用いて対応情報17を自動的に生成して出力するので、不一致となる入力情報10に対応した対話シナリオを予め設定しなくても、ユーザーまたは機器に対して入力が受け付けられない要因を提示することができる。
入力部2は、それぞれ異なる入力様式の入力部2a、2b、2cを持つ。入力部2は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル、マイクロフォンなどがある。入力部2は、ユーザーまたは機器によって入力された入力情報10を統合部3に出力する。
入力情報10は、ハードウェアキーの入力信号やマウスの座標情報、音声認識のテキストデータや入力された音声信号、ジェスチャー認識の解釈結果や入力された画像信号、別の機器の動作完了信号など、情報処理に利用可能な情報を含む形式であれば良い。
統合部3は、入力部2から入力された1つ以上の入力情報10から、対話制御に利用する入力情報である統合入力情報11を生成し、生成した統合入力情報11を制御部4と抽出部6に出力する。
統合入力情報11は、入力情報10そのものであっても良い。その場合、統合部3を省略し、入力部2が入力情報10を統合入力情報11として、制御部4と抽出部6に出力するように構成しても良い。また、統合入力情報11は、制御手段4が解釈可能な情報・データ形式であればよい。例えば、入力情報10と同様の情報・データ形式であっても良く、数値データやテキストデータ、バイナリデータ、ビットデータ、それらを組み合わせたデータなど、入力手段に依らない情報・データ形式に変換されたものであっても良い。
制御部4は、統合部3から入力された統合入力情報11から、シナリオ記憶部5に記憶された対話シナリオ12に従って、ユーザーまたは機器と対話での制御を行い、出力内容があれば出力情報13を生成する。そして、生成した出力情報13を出力部9に出力する。あるいは、入力情報に対応した対話シナリオ12と不一致であった場合には、不一致の対話シナリオを不一致対話シナリオ14として抽出手段6に出力する。
シナリオ記憶部5に記憶された対話シナリオ12は、実施の形態1では、入力内容に対してユーザーまたは機器との対話に関して予め設定された情報であるとして説明するが、入力された内容に対応した動きが示された情報であり、状態遷移など入力情報に対する出力情報を関連付けることができる情報であれば良い。表形式やXMLなどのマークアップ言語で記述された外部定義ファイル・データベースであっても良い。また制御手段4の処理用プログラムにコーディングされていても良く、制御手段4が解釈可能な情報・データ形式であれば良い。
出力情報13は、音声信号や画像データ、制御信号など、出力部9に対応した情報・データ形式であれば良い。
抽出部6は、統合部3から入力された統合入力情報11と、制御部4から入力された不一致対話シナリオ14とを比較して相違部分を抽出し、抽出した相違部分を不一致情報15として生成部7に出力する。
生成部7は、対話形式記憶部8に記憶されている対話形式16を参照して、抽出部6から入力された不一致情報15に対して、ユーザーまたは機器に提示する対応情報17を生成する。そして、生成した対応情報17を出力手段9に出力する。
対応情報17は、入力情報10が予め設定された対話シナリオ12に一致するためにユーザーまたは機器に提示する情報であり、音声信号や画像データ、制御信号など、出力部9に対応した情報・データ形式であれば良い。
対話形式記憶部8には、不一致情報15の条件を共通化した共通条件に対応した対話形式16が記憶され、生成部7から対話形式16が参照される。
対話形式16は、不一致情報15と不一致時の出力内容を関連付けることができる情報であればよい良い。表形式やXMLなどのマークアップ言語で記述された外部定義ファイル・データベースであっても良く、シナリオ生成部7の処理用プログラムにコーディングされていても良く、生成部7が解釈可能な情報・データ形式であれば良い。
出力部9は、1つ以上の出力手段9a、9b、9cを持つ。出力部9は、例えばディスプレイやスピーカーなどの既存の出力デバイス・機器であれば良い。そして、制御部4から入力された出力情報13と、シナリオ生成部7から入力された対応情報17に応じた処理を実行する。出力部9は、出力情報13と対応情報17を別の機器または装置に出力しても良い。
次に、情報処理装置1の動作について説明する。
図2は、この発明の実施の形態1における情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。
入力部2は、情報処理装置1への入力情報10を1つ以上の入力部2a、2b、2cから受け付け、統合部3に出力する(ST1)。
入力部2a、2b、2cは、キーボード入力やマウス入力などのユーザーからの直接的な入力手段であっても良く、音声認識やジェスチャー認識などのユーザーの行動に対する解釈を伴う入力手段であっても良く、別のシステム・装置であっても良い。
次に、統合部3は、入力部2から入力された1つ以上の入力情報10からユーザーまたは機器との対話の制御に利用する入力情報を生成し、統合入力情報11として制御部4と抽出部6に出力する(ST2)。
統合部3の動作は、例えば特許文献1のように複数の様式からの入力を組み合わせて1つの入力情報と見なしても良い。また、辞書データに基づき入力情報を一般化された指令スクリプトへ変換する方法が記載されている特許文献2に記載された方法を用いることもできる。その他、1つ以上の入力情報から1つの入力結果を得る公知の方法を用いれば良い。
また、入力デバイスから統合入力情報11が直接入力されて良く、この場合には、情報処理装置1は、入力部2と制御部4と抽出部6と生成部7と出力部9から構成されれば良い。
次に、制御部4は、シナリオ記憶部5に記憶されている対話シナリオ12を参照し、統合入力情報11に対応する対話シナリオ12が存在するか否かを判断する(ST3)。
対話シナリオ12が存在する場合、ユーザーまたは機器と対話での制御を行い、出力内容があれば出力情報13を生成し、出力部9に出力する(ST4)。
一方、対話シナリオ12が存在しない場合、現在の対話シナリオ(必要とされる入力条件)を含む不一致対話シナリオ14を生成し、生成した不一致対話シナリオ14を抽出部6に出力する(ST5)。
そして、抽出部6は、統合部3から入力された統合入力情報11と制御部4から入力された不一致対話シナリオ14を比較して相違部分を抽出し、抽出した相違部分を不一致情報15として生成部7に出力する。
そして、生成部7は、対話形式記憶部8に記憶されている対話形式16を参照して、抽出部6から入力された不一致情報15に対応する対応情報17を生成し(ST7)、生成した対応情報17を出力部9に出力する。
出力部9は、ST4で制御部4から入力された出力情報13、または生成部7から入力された対応情報17を外部に出力する(ST8)。
ここまでが、情報処理装置1の動作の説明である。
図3は、この発明の実施の形態1における対話シナリオ12の例を示す。
また、図4は、この発明の実施の形態1における制御部4の処理を示す説明図である。
図3に例示のシナリオ記憶5に記憶された対話シナリオ12は、ドリル加工機の初期状態である速度設定状態1201、座標設定状態1202、終状態1203の状態からなる状態遷移を表現している。
対話シナリオ12は、入力された入力情報10または統合入力情報11に対して次のような動作が設定されている。速度設定状態1201で、統合入力情報11の入力内容1204が「入力コマンド:速度設定、100未満の速度」の時に座標設定状態1202に移行する。そして、速度設定状態1201から座標設定状態1202に移行した時に出力情報1205として出力テキスト「速度設定」と入力された速度の情報を出力部9に出力する。そして、統合入力情報11の入力内容1206が「入力コマンド:座標設定、X座標およびY座標が100未満」の時に終状態へ移行し、座標設定状態から終状態に移行した時に、出力情報1207として出力テキストの「座標設定」と入力された座標の情報を出力部9に出力する。
次に、図4を用いて、制御部4が図3に例示のシナリオ記憶部5に記憶された対話シナリオ12を参照してユーザーまたは機器と対話での制御をする処理を説明する。
速度設定状態1201にいる時に、統合入力情報11として入力例1101の「入力コマンド:速度設定、速度:80」が入力された場合、対話シナリオ12の遷移条件を満たすため、制御部4は、状態遷移に従って座標設定状態に移行するように制御し、出力情報1301として「速度設定」という出力テキストと速度80を出力部9に出力する。
また、速度設定状態1201にいる時に、統合入力情報11として入力例1102の「入力コマンド:速度設定、速度:150」が入力された場合、遷移条件を満たさない(対話シナリオと不一致)ため、制御部4は、不一致対話シナリオ1401として、必要とされる入力条件「入力コマンド:速度設定、条件:速度<100」を抽出部6に出力する。
また、速度設定状態1201にいる時に、統合入力情報11として入力例1103の「入力コマンド:座標設定、X座標:80、Y座標:110」が入力された場合にも、遷移条件を満たさない(対話シナリオと不一致)ため、制御部4は、不一致対話シナリオ1402として、必要とされる入力条件「入力コマンド:速度設定、条件:速度<100」を抽出部6に出力する。
図4の例では、状態遷移における遷移条件の有無を基準に不一致対話シナリオ14を出力したが、対話シナリオから判断できる基準に従って不一致対話シナリオ14を出力すれば良い。例えば、遷移条件ではなく対応する出力・動作の有無を基準に不一致対話シナリオ14を出力しても良く、スクリプト言語におけるif/else文のelseを基準に不一致対話シナリオ14を出力しても良い。
また、図4の例では、出力情報13と不一致対話シナリオ14のいずれかを出力したが、出力すべき出力情報13が存在せず、不一致対話シナリオ14を出力する基準も充たしていない場合には、いずれも出力しなくて良い。
また、図4の例では、出力情報13と不一致対話シナリオ14のいずれかを出力したが、両方を出力しても良い。例えば、一部の出力部9aに対してのみ不一致の対話シナリオが存在する場合に、その他の出力部9b、9cに対する不一致時の対話シナリオを生成するために不一致対話シナリオ14を出力する。
ここまでが、図4の制御部4の処理の説明である。
図5は、この発明の実施の形態1における抽出部6の処理を示す説明図である。
図5に例示の抽出部6では、統合入力情報11と不一致対話シナリオ14を比較し、相違部分の入力条件を抽出している。
不一致入力例1104では、統合入力情報1102の入力コマンドが「速度設定」と「速度150」であり、不一致対話シナリオ1401には入力コマンド「速度設定」に対して条件式「速度<100」が設定されている。この様な入力例の場合、統合入力情報1102の入力コマンドと不一致対話シナリオ1401の入力コマンドはいずれも「速度設定」であるが、不一致対話シナリオ1401の速度の条件が100未満であるのに対して、統合入力情報1102の速度は150であり相違部分となる。そのため、抽出部6は、統合入力情報1102と不一致対話シナリオ1401の相違部分「速度<100」を抽出して、抽出した相違部分「速度<100」を不一致情報1501として生成部7に出力する。
また、不一致入力例1105では、統合入力情報例1103の入力コマンドが「座標設定」と「X座標:80、Y座標:100」であり、不一致対話シナリオ1402には入力コマンド「速度設定」に対して条件式「速度<100」が設定されている。この様な入力例の場合、統合入力情報1103の入力コマンドと条件、不一致対話シナリオ1402の入力コマンドと条件式のいずれも一致していない。そのため、統合入力情報1103と不一致対話シナリオ1402の相違部分「入力コマンド:速度設定、速度<100」を抽出して、抽出した相違部分「入力コマンド:速度設定、速度<100」を不一致情報1502として生成部7に出力する。
ここまでが、抽出部6の処理の説明である。
図6は、この発明の実施の形態1における生成部7の処理を示す説明図である。
図6に例示の生成部7では、対話形式記憶部8の対話形式1601を参照して、抽出部6から入力された不一致情報15と、不一致情報15の条件を共通化した共通条件に対応して設定された対話形式1601を用いて対応情報17を生成する。
図中の対話形式1601では、不一致情報15の条件を共通化した共通条件式に対応して、対話形式情報が記憶されている。そして、共通条件式には、それぞれフォーマットIDが付けられている。
フォーマットID1の共通条件式”入力値<数値”に対して対話形式情報”入力値は「数値」未満である”、フォーマットID2の共通条件式”数値<入力値”に対して対話形式情報”入力値は「数値」より大きい”、フォーマットID3の共通条件式”入力値==文字列”に対して対話形式情報”入力値は「文字列である”が対応づけられている。
そして、生成部7に不一致情報例A1503「条件式:入力値<100」が入力された場合、対話形式1601のフォーマットID1の共通条件式が一致しているため、共通条件式に対応する対話形式情報を用いて、対応情報例C1701「『入力値は100未満である』必要があります」を生成し、出力部9に出力する。対話形式情報は、ユーザーまたは機器に不一致となった情報を対話形式で提示するためのガイダンスの情報である。
また、不一致情報例B1504「条件式:入力値==“りんご”||入力値==“みかん”」が入力された場合、対話形式1601のフォーマットID3の共通条件式を論理和で2つ接続された形式に対応するため、対応する対話形式情報を2つ組み合わせた対応情報例D1702「『入力値は“りんご”である』または『入力値は“みかん”である』必要があります」を生成し、出力部9に出力する。
図6の例では、不一致情報15の条件式が出現した順に対話形式16の共通条件式に対応する対話形式情報を用いて対応情報を生成したが、異なる順で対応情報17を生成しても良い。例えば、対話形式1601に追加で記述された優先度あるいは不一致情報から推測される優先度に基づき、対応情報17を生成しても良い。
例えば、不一致情報例B41から優先度を推測する場合、「(入力値==“りんご”||入力値==“みかん”)&&入力値2==“いちご”」のような不一致情報15の条件式であれば、階層の浅い条件式の優先度が高いとみなし、「入力値2==“いちご”」に対する不一致情報「『入力値2は“いちご”である』必要があります」を最初に生成する。そして、「『入力値2は“いちご”である』必要があります。また、『入力値は“りんご”である』または『入力値は“みかん”である』必要があります。」という対応情報17を生成すれば良い。
また、図6の例では、1つの不一致情報15から1つの対応情報17を生成したが、複数の不一致情報15を組み合わせて1つの対応情報17を生成しても良い。また、生成する対応情報17が複数であっても良い。
図6の例では、不一致情報15に関連づけられたすべての対応情報17を生成したが、一部の対話情報17のみを生成するとしても良い。例えば、規定数までの対応情報17を生成するとしても良く、規定時間内に出力が完了する数だけ対応情報17を生成するとしても良く、状況に応じて適切と推定された数までの対応情報17を生成するとしてもよい。規定時間内に出力が完了する数だけ対応情報17を生成することにより、例えば次の工程までの時間が限られている場合に、対応情報17を絞って出力することで、生成した対応情報17の出力が次の工程の操作を邪魔することを抑制することができるという効果がある。
図6の例では、不一致情報15に関連づけられたすべての対応情報17を生成したが、不一致情報15の数(例えばn個)を計測し、「n個の入力の不一致がありました」のような不一致情報数を利用した対応情報17を出力しても良い。また、規定数以上の不一致情報15であった場合に、不一致情報数15を利用した対応情報17を出力しても良く、規定時間内に出力が完了しない場合に不一致情報数を利用した対応情報17を出力しても良い。
ここまでが、生成部7の処理の説明である。
以上のように、本実施の形態1では、統合入力情報11に応じた対話シナリオ12が存在しない場合に、不一致となった対話シナリオ12と不一致となった原因の入力情報10との相違部分を不一致情報15として抽出し、抽出した不一致情報15に対応する対話形式16から、入力情報10を対話シナリオ12に一致させるための対応情報17を自動的に生成して出力する。
このように、自動的に生成した対応情報17をユーザーまたは機器に提示するので、入力が不一致になるような場合の対話シナリオを予め設定しなくても、次の入力情報10が受け付けられる成功率(対話シナリオとの一致率)を改善することができる。また、入力様式や操作対象が増えることで設計が複雑になる対話シナリオに対して、不一致の場合の対話シナリオ作成を省略することができるので、対話シナリオの設計の効率を上げることができるという効果がある。
また、詳細な入力内容に対して対話シナリオを設計しなくても、または設計し忘れた場合であっても、生成部7が不一致になる入力内容に対する対応情報17を生成するので、対応情報17によって予め設定した対話シナリオに不足する内容を補うことができる。また、入力内容が不一致になる場合の細かな制御も可能となり、情報処理装置1の品質を保証することができるという効果がある。
また、生成部7において、生成する対応情報17の順番を優先度の高い順に出力するようにした場合、不一致となった次の入力情報の対話シナリオに対する一致度を効率的にあげることができるという効果がある。
また、生成部7において、すべての不一致情報15に対する対応情報17を生成するのではなく、対応情報17を生成する数を調整できるようにした場合、入力に対する対応情情報が多く自動生成する出力情報が次の操作を邪魔することを抑制できるという効果がある。
また、生成部7において、不一致情報15に対する対応情報を生成するのではなく、不一致情報15の数の情報を計測して対応情報に利用できるようにすることで、入力に対する不一致情報が多く、自動生成する対応情報が次の操作を邪魔することを抑制することができるという効果がある。
また、本発明の構成によれば、入力様式の認識誤りではなく、ユーザーの操作が誤っている場合にも、どのように入力の操作を誤ったのかという対応情報17を提示することができるため、入力の成功率の改善を早く行うことができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1は、不一致対話シナリオ14と統合入力情報11から入力の内容が対話シナリオに不一致となる原因を抽出し、対話形式16に基づいて不一致時の対応情報17を自動的に生成するようにしたものであるが、次に、不一致となった入力部2からの入力を制限する処理を行う実施の形態を示す。
図7は、この発明の実施の形態2における情報処理装置1の構成図である。
統合部3は、入力部2から入力された1つ以上の入力情報10、および入力情報10が入力された入力部2の情報である入力部情報18を含む統合入力情報11を生成し、制御部4および抽出部6に出力する。また、生成部7から入力された入力部変更情報18を用いて、入力部2を制限する。
また、生成部7は、不一致情報15と対話形式16を用いて、入力情報10が対話シナリオ12と不一致の場合には、対応情報17と、入力情報10が不一致とならない入力部2に変更する入力部変更情報19を生成する。そして、生成した対応情報17を出力部9に出力し、入力部変更情報19を統合部3に出力する。
他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、実施の形態2における動作について説明する。
図8は、この発明の実施の形態2における情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。
まず、入力部2は、情報処理装置1への入力情報10を1つ以上の入力部2a、2b、2cから受け付け、統合部3に出力する(ST21)。
次に、統合部3は、入力部2から入力された1つ以上の入力情報10を対話の制御に利用する入力情報に変換した統合入力情報11を生成し、生成した統合入力情報11を制御部4と抽出部6に出力する(ST22)。
この時、統合入力情報11には、統合入力情報11の生成に利用した入力情報10の入力部情報18を含む。統合入力情報11に含まれる入力部情報43は、入力部2の個々の機器または装置を特定する情報でも良く、入力部2の種別(例えば、マウスやキーボー、音声認識など)であっても良く、入力部2を複数のカテゴリーに区別可能な情報であれば良い。
そして、制御部4は、統合部3から入力された統合入力情報11に対応する対話シナリオ12が存在するか否かを判断する(ST23)。
対話シナリオ12が存在する場合、実施の形態1と同様で、ユーザーまたは機器との対話による制御を行い、出力内容があれば出力情報13を生成し、出力部9に出力する(ST24)。
対話シナリオ12が存在しない場合、実施の形態1と同様で、不一致対話シナリオ14を生成し、生成した不一致対話シナリオ14を抽出部6に出力する(ST25)
そして、抽出部6は、統合部3から入力された統合入力情報11と、制御部4から入力された不一致対話シナリオ14を比較して、相違部分の対話シナリオ(入力条件)の情報と入力部情報18を不一致情報15として抽出し(ST26)、抽出した不一致情報15を生成部7に出力する。
そして、生成部7は、対話形式記憶部8に記憶されている対話形式16を参照して、抽出部6から入力された不一致情報15に対応する対応情報17と、不一致の原因となった入力部2を制限するための入力部変更情報19を生成する(ST27)。
そして、生成した対応情報17を出力部9に出力し、入力部変更情報19を統合部3に出力する。
図9は、この発明の実施の形態2における入力部情報変更情報19の例を示す。
ST27で生成される入力部変更情報19は、例えば図9に示す入力部情報18とその信頼度の組み合わせの情報を含めばよい。この場合、特許文献1のように信頼度に基づいて複数の入力部からの入力を組み合わせる統合部3に、特定の入力部の信頼度を低く設定する入力部変更情報19を入力することで、信頼度を低く設定された入力部からの入力情報10を受け付けにくくすることができる。
また、入力手部変更情報19は、入力部情報18に対応した”使用”または”不使用”などの情報であっても良く、統合部3において特定の入力部2からの入力を制限することができる情報であれば良い。
また、入力部変更情報19は、例えば同一の入力部2からの入力が一定回数以上、対話シナリオと一致しない場合に、その入力手段からの入力を制限する情報を生成すればよい。あるいは、設定期間内の入力が対話シナリオと一致する確率が高い入力部ほど入力を受け付けやすくする情報を生成すれば良い。
尚、抽出部6で抽出される不一致情報15は入力部情報18のみであってもよい。その場合、生成部7は対応情報17を生成せず、入力手段変更情報19のみを生成し、生成した入力手段変更情報19を統合部3に出力する。
入力手段変更情報19のみを生成することで、入力の内容が不一致になり受け付けられない入力部を制限して、受付率がよい入力部2に自動的に変更することができる。
そして、統合部3は、生成部7から入力された入力部変更情報19を用いて、入力部2からの入力を制限する(ST28)。
そして、出力部9は、制御部4から入力された出力情報13、または生成部7から入力された対応情報17を外部に出力する(ST29)。
以上のように、本実施の形態2では、対話シナリオと一致しない入力が行われる入力部2の入力部情報18を抽出し、当該入力部2からの入力を制限することができる入力手段変更情報19を生成するように構成した。
これにより、ユーザーが信頼度の低い入力様式を使用し続けている場合、特別な対話シナリオを設計しなくても、信頼度が高い別の入力様式に入力を促すことができ、入力の受付率を上げることができるという効果がある。
1 情報処理装置、2 入力部、3 統合部、4 制御部、5 シナリオ記憶部、6 抽出部、7 生成部、8 対話情報記憶部、9 出力部、10 入力情報、11 統合入力情報、12 対話シナリオ、13 出力情報 、14 不一致対話シナリオ、15 不一致情報、16 対話形式、17 対応情報、18 入力部情報、19 入力部変更情報、1101 入力例、1102 入力例、1103 入力例、1201 速度設定状態、1202 座標設定状態、1203 終状態、1204 入力内容、1205 出力情報、1206 入力内容、1207 出力情報、1301 出力情報、1401 不一致対話シナリオ、1402 不一致対話シナリオ、1501 不一致情報、1502 不一致情報、1503 不一致情報例A、1504 不一致情報例B、1601 対話形式、1701 対応情報例C、1702 対応情報例D。

Claims (7)

  1. 入力を受け付ける入力部と、
    該入力部から入力された入力情報が、該入力情報に対して反応する動きを設定したシナリオに不一致の場合、不一致の前記シナリオと不一致の前記入力情報を用いて生成された、前記入力情報が前記シナリオに一致するための対応情報を出力する出力部を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記シナリオはユーザーまたは機器との対話に関する情報を設定した対話シナリオであって、
    前記入力情報が前記対話シナリオに不一致の場合に、当該対話シナリオと当該入力情報に基づいて不一致情報を抽出する抽出部を更に備え、
    前記出力部は、前記抽出部で抽出された前記不一致情報を用いて生成された前記対話情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記抽出部で抽出された前記不一致情報と、当該不一致情報の共通化した条件に対応した対話形式を用いて、前記対応情報を生成する生成部を更に備え、
    前記出力部は前記生成部で生成された前記対応情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記抽出部は、前記対話シナリオと前記入力情報の相違部分を抽出して不一致情報とすることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成部は、予め設定された時間内に出力する数の前記対応情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 1以上の入力様式で入力された前記入力情報を統合して、前記シナリオに対応して処理するための統合入力情報を生成し、入力された情報を用いて前記入力様式を制御する統合部を更に備え、
    前記生成部は、前記不一致情報と前記統合入力情報に基づいて、前記入力情報が前記対話シナリオに一致するための入力様式の情報を生成し、生成した入力様式の情報を前記入力情報統合手段に出力することを特徴とする請求項3または請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 入力された入力情報に対して、反応する動きを設定したシナリオに基いて動作する情報処理装置の情報処理方法において、
    入力を受け付ける入力ステップと、
    該入力ステップで入力された入力情報が、該入力情報に対して反応する動きを設定したシナリオに不一致の場合、不一致の前記シナリオと不一致の前記入力情報を用いて生成された、前記入力情報が前記シナリオに一致するための対応情報を出力する出力ステップを備えたことを特徴とする情報処理方法。
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