JP2016064108A - 鞄及びバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】置き忘れた場合でも容易に発見でき、防犯にも有効に機能し、更に空港の手荷物受け渡し場所等において、ベルト上の手荷物の中から自分の鞄や、キャリーバック、スーツケース等を簡単に発見することができる鞄及びバッグを提供する。【解決手段】鞄1又はバッグであって、帯鉄8a、8bに設けられ、報音部と、識別コードを受信する受信部と、該受信部によって受信した識別コードが記憶部に記憶された識別コードと一致することを判断する識別部と、識別コードの一致を判断すると、前記報音部を駆動し、外部に報音する制御部とを備える。例えば前記バッグはキャリーバック又はスーツケースであり、空港の手荷物受け渡し場所において前記携帯電話を操作して前記手荷物受け渡し場所のベルト上を搬送される前記バッグの報音部を駆動し、発光部を発光させる。【選択図】図1

Description

本発明は置き忘れた場合でも容易に探し出すことができ、また空港の手荷物受け渡し場所等において搬送されるキャリーバックやスーツケース等の発見を容易に行うことができる鞄及びバッグに関する。さらに、衛星システム(GPS(Global Positioning System))を使用し、移動中の鞄や、キャリーバック、スーツケース等の現在位置を検出する位置検出装置に関する。
鞄やバッグは通勤や通学のみならず、旅行等広く外出する際に使用され、用途に応じてショルダーバッグや、セカンドバッグ、キャリーバッグ、スーツケース等、各種タイプの物が使用されている。このような鞄やバッグには防犯上、特許文献1に開示する特殊な鍵付きの製品も提案されている。この発明は、電気錠を備え、閉蓋状態で施錠すれば開蓋不能となり、解錠すれば開蓋可能となる鞄であって、例えば指紋情報に基づいて電気錠の開閉を行う。
特開2006−112083号公報
しかしながら、鞄やバッグを置き忘れた場合、如何に鞄やバッグの施錠が堅牢であっても意味をもたない。また、鞄やバッグは安易に待合室や、旅館、ホテル等のロビーに置き忘れ、後に探すために苦労する場合も多い。また、空港の手荷物受け渡し場所等において、ベルト上の手荷物の中から自分の鞄や、キャリーバック、スーツケース等を探すために苦労する場合も多い。さらに、国内又は海外において搬送中の鞄や、キャリーバック、スーツケース等の移動位置を検索し、現在位置を知りたい場合もある。
そこで、本発明は置き忘れた場合でも容易に発見でき、盗難等の予防も可能であり、また空港の手荷物受け渡し場所等において、ベルト上の手荷物の中から自分の鞄や、キャリーバック、スーツケースを簡単に発見することができる鞄及びバッグを提供するものである。さらに、国内又は海外において搬送中の鞄や、キャリーバック、スーツケース等の移動位置を検索し、容易に現在位置を知ることができる位置情報検出システム(GPSシステム)を提供するものである。
上記課題は第1の発明によれば、鞄又はバッグに設けられ、報音部と、識別コードを受信する受信部と、該受信部によって受信した識別コードが記憶部に記憶された識別コードに一致することを判断する識別部と、識別コードの一致を判断すると、前記報音部を駆動し、外部に報音する制御部と、を備える鞄又はバッグを提供することによって達成できる。
上記課題は第2の発明によれば、前記鞄又はバッグには、発光部も設けられていることを特徴とする。
上記課題は第3の発明によれば、前記識別コードを含む信号は携帯電話から送信される鞄又はバッグを提供することによって達成できる。
上記課題は第4の発明によれば、前記識別コードを含む信号は専用の送信機から送信される鞄又はバッグを提供することによって達成できる。
上記課題は第5の発明によれば、前記受信部は前記識別コードを含む信号が電磁波の場合ル−プアンテナ等のアンテナ素子であり、超音波信号の場合には超音波マイクロフォンであり、光信号である場合には受光素子である鞄又はバッグを提供することによって達成できる。
上記課題は第6の発明によれば、前記バッグはキャリーバック又はスーツケースであり、空港の手荷物受け渡し場所において前記携帯電話を操作して前記手荷物受け渡し場所のベルト上を搬送される前記バッグの報音部を駆動し、発光部を発光させる鞄又はバッグを提供することによって達成できる。
上記課題は第7の発明によれば、前記バッグはキャリーバック又はスーツケースであり、空港の手荷物受け渡し場所において前記専用の送信機を操作して前記手荷物受け渡し場所のベルト上を搬送される前記バッグの報音部を駆動し、発光部を発光させる鞄又はバッグを提供することによって達成できる。
上記課題は第8の発明によれば、発信器が設けられた鞄又はバッグと、該発信器からの発信信号を受信する衛星装置と、該衛星装置からの送信信号を受信し、前記鞄又はバッグの位置を計測し、該位置情報を記憶するサーバ装置と、該サーバ装置と通信を行い、前記位置情報を受信する端末機器と、を備える鞄又はバッグの位置検出システムを提供することによって達成できる。
上記課題は第9の発明によれば、前記サーバ装置は前記衛星装置からの発信信号を受信し、鞄又はバッグの現在位置を計測する計測手段を備え、該計測手段によって計測した前記鞄又はバッグの現在位置を記憶手段に記憶する位置検出システムを提供することによって達成できる。
上記課題は第10の発明によれば、前記端末装置からの識別コードに基づいて前記鞄又はバッグの特定を行い、前記識別コードに対応する対象物の現在位置の情報を前記記憶手段から読み出し、前記端末装置に送信する位置検出システムを提供することによって達成できる。
上記課題は第11の発明によれば、前記端末装置はスマートフォンであり、前記記憶手段から読み出した前記鞄又はバッグの現在位置情報を地図上に表示する位置検出システム位置検出システムを提供することによって達成できる。
上記課題は第12の発明によれば、前記端末装置はパーソナルコンピュータであり、前記記憶手段から読み出した前記鞄又はバッグの現在位置情報をディスプレイ上に表示する位置検出システムを提供することによって達成できる。
上記課題は第13の発明によれば、前記バッグにはキャリーバッグやスーツケースを含む位置検出システムを提供することによって達成できる。
本発明によれば、鞄やバッグを何処かに置き忘れた場合でも所有者は携帯電話や専用の送信機を操作することによって容易に探し出すことができ、また防犯にも有効に役立つ鞄やバッグを提供することができる。さらに、国内又は海外において搬送中の鞄や、キャリーバック、スーツケース等の移動位置を検索し、容易に現在位置を知ることができる位置情報検出システムを提供することができる。
第1の実施形態の鞄の全体構成図であり、発見が容易な鞄の全体構成図である。 発光報知装置の取り付け構成を説明する図である。 発光報知装置の内部回路を説明する図である。 鞄の発光部が発光し、報音部を駆動して所有者に鞄の位置を報知する状態を示す図である。 第2の実施形態を説明する図である。 第2の実施形態を説明する図である。 バンドに設けられた発光報知装置の構成を示す図である。 第4の実施形態を説明する図である。 サーバ装置の具体的な構成を説明する図である。 記憶部のデータ構成を説明する図である。 位置情報を受信したスマートフォンに表示された位置情報の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態の鞄及びバッグの全体構成図であり、特に本例では発見が容易な鞄の例を説明する。同図において、鞄1は本体2と蓋部3で構成され、蓋部3には取手4が設けられている。本体2及び蓋部3は、例えば皮をタンニン等によってなめした所謂なめし革であり、伸縮性が小さく、耐久性に優れた材質である。
本体2にはネ革5a、5bが取り付けられ、蓋部3にはバンド6a、6bが設けられ、蓋部3に設けられたバンド6a、6bを対応するネ革5a、5bにセットすることによって蓋部3を閉めることができる。また、本体2には錠前7が設けられ、蓋部3を閉めた状態でロックする。
取手4は帯鉄8a、8bによって蓋部3に取り付けられ、帯鉄8a、8bは蓋部3に固定されている。また、一方の帯鉄8aには発光報知装置9が設けられている。この発光報知装置9は本例の鞄1を容易に発見する為の構成である。
図2は発光報知装置9を帯鉄8aに取り付けた状態を示す図である。例えば、帯鉄8aの上面に沿って所定長の発光報知装置9を貼着した構造である。尚、帯鉄8bの内部に所定長の発光報知装置9を嵌入して取り付ける構造としてもよい。また、後述するように、発光報知装置9には、報音部9a及び発光部9bが設けられている。
図3は発光報知装置9の内部回路を説明する図である。12は外部信号を受信する為のアンテナである。アンテナ12は外部信号が電磁波の場合はル−プアンテナ等のアンテナ素子、超音波信号の場合には超音波マイクロフォン、また光信号である場合には受光素子である。
アンテナ12によって受信された信号は受信回路13により適宜選択、増幅され、復調回路14により復号される。この復号信号は、例えば所有者を識別するコ−ド信号であり、識別回路15はこの識別信号を記憶装置16が記憶する所有者情報と照合し、両者が一致する場合には報音部9a及び発光部9bを駆動する。尚、電池17によって上記回路に電源が供給され、電池17が2次電池の場合には、不図示の充電用コネクタを発光報知装置9に設け、必要に応じて電池17を充電することができる。
例えば、待合室や旅館、ホテル等のホールに鞄1を置き忘れた場合、所有者は携帯電話の所定のキーを操作することによって、例えば所定の識別コードを含む信号を送信する。鞄1のアンテナ12はこの信号を検出すると、復調回路14によって識別コードを読み出し、識別回路15によって記憶装置16に記憶された識別信号との一致を判断し、発光部9bを発光させ、且つ報音部9aを駆動して所有者に鞄1の位置を報知する。図4は鞄1の発光部9bが発光し、報音部9aを駆動して所有者に鞄1の位置を報知している状態を示す。
以上のように、本例によれば、鞄1を何処かに置き忘れた場合でも所有者は携帯電話を操作することによって容易に置き忘れ位置を知ることができる。また、鞄1を簡単に探すことができるので、盗難等から鞄1を有効に守ることができる。
尚、本例においては携帯電話機と鞄1との間で通信を行う構成としたが、専用の発信機を設け、この発信機を操作して鞄1に識別コードを含む信号を送信する構成としてもよい。また、本例の説明では鞄1について説明したが、鞄1に限らず、ショルダーバッグや、セカンドバッグ、キャリーバッグ等のバッグに適用してもよい。
また、鞄やバッグに限らず、通常手荷物として取り扱う書類ケースや傘等についても同様に発光報知装置9を設け、置き忘れや盗難防止を図る構成としてもよい。
また、専用の無線タグを前述の発光報知装置9に使用する構成としてもよい。この場合、無線タグにはシリアル番号が設定されており、このシリアル番号を前述の識別コードとして使用することができる。
さらに、本実施形態の鞄1では発光報知装置9を鞄1の帯鉄8aに設けたが、反対側の帯鉄8bに設ける構成としてもよく、更に帯鉄8a又は8b以外の位置に設ける構成としてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態は上記構成の鞄やバック、特にキャリーバックやスーツケース等を仕事や旅行で持ち歩く際、特に飛行機を利用する場合に有効な実施例である。仕事や旅行で飛行機を利用する際、機内に持ち込める手荷物には数やサイズの制限があり、鞄やキャリーバック、スーツケース等の手荷物を預ける場合(貨物室で運搬してもらう場合)がある。この場合、目的地に到着すると、空港の手荷物受け渡し場所で預けた手荷物を受け取る。
通常、空港の手荷物受け渡し場所では回転するベルト上を同じ飛行機を利用した乗客の手荷物を搬送し、乗客自身が自分の手荷物、例えば鞄やキャリーバック、スーツケース等を探す。この場合、乗客は所持する半券に記載された番号と手荷物に掛けられた半券の番号との一致を確認して自分の手荷物を探す。
しかし、ベルト上を移動する多くの手荷物の中から自分の手荷物を探すことは容易ではない。すなわち、同じような形状や色の鞄やキャリーバック等がベルト上を移動しており、しかもある程度のスピードで移動しており、自分の手荷物を見逃す場合も多い。
そこで、本例の鞄やキャリーバックを使用することによって容易に自分の手荷物を探すことができるものである。すなわち、手荷物受け渡し場所に移動した乗客は自分の手荷物を発見するため、手荷物がベルト上を流れ始めると、例えば携帯電話の所定のキーを操作する。この操作によって、所定の識別コードを含む信号が送信され、鞄1のアンテナ12はこの信号を検出する。そして、前述と同様、識別回路15によって記憶装置16に記憶された識別信号との一致を判断し、発光部9bを発光させ、且つ報音部9aを駆動する。
図5はこの時の状態を示す図であり、乗客は移動するベルト上で発光し、報音する自己の手荷物を容易に発見することができる。尚、携帯電話の所定のキーを操作した際、ベルト上に自分の手荷物が移動していない場合には、少し時間をあけて再度操作することによって、ベルト上に自己の手荷物が移動していれば、確実に自分の手荷物を発見することができる。
尚、本例においても携帯電話機と鞄やキャリーバック等との間で通信を行う構成としたが、専用の発信機を設け、この発信機を操作して鞄やキャリーバックに識別コードを含む信号を送信する構成としてもよい。
また、同じシステムを複数の乗客が使用する場合、上記発光部9aを発光させると共に、識別コード自体を表示する構成とする。この場合、図6に示すように発光部9aと報音部9bの間に表示部20を設け、この表示部20に上記識別コードを表示する。
このように構成することによって、複数の乗客が同じ方法を使用して自己の手荷物を探す場合でも同時に手荷物の捜索を行うことができる。本例の場合、鞄やバック、特にキャリーバッグやスーツケースにおいて有効である。
また、専用の無線タグを前述の発光報知装置9に使用する構成としてもよい。この場合、無線タグにはシリアル番号が設定されており、このシリアル番号を前述の識別コードとして使用することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態は上記構成の鞄やバック、特にキャリーバックやスーツケース等を仕事や旅行で持ち歩く際、使用するバンド自体に発光報知装置を設ける構成である。本例の場合、バンドはキャリーバックやスーツケースに対して取り外し自在に設けられるが、キャリーバック等に一体に設けられていてもよい。
図7は発光報知装置21が設けられたバンド22の構成を示す図であり、発光報知装置21には発光部21aと報音部21bが設けられ、内部に前述と同様の回路が設けられている。したがって、キャリーバックやスーツケースを持ち歩く際、このバンド22を取り付けて使用することによって、例えば空港の手荷物受け渡し場所等において、バンド22に設けた発光報知装置21を駆動し、発光部21aを発光し、又報音部21bによって報音し、容易にキャリーバックやスーツケースの位置を知ることができる。
尚、本例においても、同じシステムを複数の乗客が使用する場合もあり、バンド22に設けられた発光報知装置21の発光部21aと報音部21bの間に数値表示部を設け、この数値表示部に上記識別コードを表示する構成としてもよい。
また、バンドの名称に限定される訳ではなく、ベルト等の他の名称であっても、一部に発光部又は報音部が設けられた発光報知装置を使用し、キャリーバックやスーツケースに利用されるものであれば同様に適用することができる。
また、本例の説明ではキャリーバックやスーツケースにバンドを使用する構成としたが、上記と同じ発光報知装置をタグに設け、このタグをキャリーバックやスーツケースに取り付けて自己の手荷物を容易に探すことができる構成としてもよい。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態は鞄やバック等に発信器を設け、衛星システムを利用して移動中の鞄やバックの位置を特定する発明である。以下、具体的に説明する。
図8は本例のシステム構成を説明する図である。同図において、サーバ装置25は本システムの主要部であり、衛星システム26を介して得られる位置情報に基づいて鞄27aや、キャリーバッグ27b、スーツケース等の位置を検知し、当該位置を常に記憶する装置である。
衛星システム26は複数の通信衛星で構成され、例えば少なくとも3個以上の通信衛星によって鞄27aや、キャリーバッグ27b等からの発信信号を検知し、サーバ装置25に送信する。鞄27aや、キャリーバッグ27b等には発信器が設けられ、各自の位置を常時衛星システム26に送信する。
サーバ装置25は衛星からの信号を受信すると、鞄27aや、キャリーバッグ27b等の位置を計測し、後述する記憶部(データベース)に記憶する。また、この記憶部に記憶される鞄27aやキャリーバッグ27b等の位置データは常時更新され、最新の位置データが記憶部に記憶される。
スマートフォン28aや、パーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンで示す)28b等の端末装置は上記サーバ装置25と通信を行い、移動中の鞄27aや、キャリーバッグ27b等の対象物の位置情報を取得する。
図9はサーバ装置25の具体的な構成例である。同図において、サーバ装置25は位置情報受信部30、鞄やキャリーバッグ等の位置を計測する位置計測部31、位置情報書込部32、位置情報読出部33、記憶部34、位置情報送信部35、読出コード入力部36、認証部37、コード記憶部38で構成されている。
位置情報受信部30は鞄27aや、キャリーバッグ27b等の対象物から発信する信号に基づいて衛星システム26からの位置情報を受信する。キャリーバッグ等の位置計測部31は、衛星システム26の少なくとも3個以上の衛星からの位置情報に基づいて現在位置を計測する。
位置情報書込部32は上記位置計測部31によって計測した位置情報を記憶部34に記憶する。位置情報読出部33は記憶部34に記憶したキャリーバッグ等の位置情報を読み出す。位置情報読出部33による位置情報の読み出しは、前述のスマートフォン28aやパソコン28b等の端末装置から送信される読出しコードに基づいて行い、読出コード入力部36に入力する読出コードを認証部37によって認証し、記憶部34から対応する位置情報を読み出す。
尚、認証部37による読出コードの認証はコード記憶部38に予め登録したコード情報との一致を判断して行い、記憶部34から読み出した位置情報は位置情報送信部35から対応するスマートフォン28aやパソコン28b等に送信される。
図10は上記記憶部34のデータ構成を説明する図である。記憶部34の最初のコード番号“00001”の記憶エリアは、例えば所有者「田中一郎」氏の鞄Aの位置情報を記憶するエリアであり、位置情報記憶エリアには鞄Aの緯度と経度の位置情報が記憶される。尚、「1234」は鞄Aの位置情報を記憶部34から読み出す為の読出コードである。
記憶部34の次のコード番号“00002”の記憶エリアは、例えば所有者「鈴木太郎」氏のキャリーバッグBの位置情報を記憶するエリアであり、位置情報記憶エリアには当該キャリーバッグBの位置情報が緯度と経度の情報として記憶されている。尚、「5678」はキャリーバッグBの位置情報を記憶部34から読み出す為の読出コードである。
以下同様に、コード番号“00003”、“00004”、・・の記憶エリアは、同図に示す様に位置情報を読み出す対象物である、バッグCやスーツケースD等の位置情報を記憶するエリアであり、上記と同様対象物の位置情報等が記憶される。
上記構成において、以下に本例の処理を具体的に説明する。
先ず、記憶部34には登録された対象物(移動する荷物)、例えば鞄27aや、キャリーバッグ27b等の位置情報が常時更新され、最新の位置情報がそれぞれ記憶されている。例えば、記憶部34の最初のエリア“00001”には鞄Aの最新情報が記憶され、次のエリア“00002”にはキャリーバッグBの最新情報が記憶され、更にエリア“00003”、“00004”にはバッグC、スーツケースDの最新情報が記憶されている。
この状態において、例えば鞄Aの所有者「田中一郎」氏が自己の鞄の現在位置を知りたい場合、例えば保持するスマートフォン28aを操作して読出コード「1234」をサーバ装置25に送信する。この送信情報は前述の読出コード入力部36に入力し、認証部37によって認証される。例えば、認証部37は読出コード入力部36に入力した読出コードとコード記憶部38に予め記憶されたコードとの一致を判断して認証を行う。
ここで、読出コードが一致していれば、位置情報読出部33はこの読出コードに基づいて記憶部34を検索し、対応する読出コード、即ち最初のコード“00001”の記憶エリアに記憶された緯度と経度の位置情報を読み出す。この位置情報は鞄Aの現在位置の情報であり、この位置情報は位置情報送信部35を介して発信者に送信される。
したがって、鞄Aの所有者のスマートフォン28aには上記位置情報に基づく表示が行われる。図11は上記位置情報を受信したスマートフォン28aに表示された位置情報の表示例であり、現在の鞄Aの位置がスマートフォン28aのディスプレイ上に表示される。
したがって、鞄Aの所有者はスマートフォンに表示された位置情報を見ることによって容易に現在鞄Aが何処にあるか容易に知ることができる。
同様に、例えばキャリーバッグBの所有者「鈴木太郎」氏が自己のバッグの現在位置を知りたい場合、保持するパソコン28bを操作して読出コード「5678」をサーバ装置25に送信する。この送信情報は前述と同様読出コード入力部36に入力し、認証部37によって認証される。そして、読出コードが一致していれば、位置情報読出部33はこの読出コードに基づいて記憶部34を検索し、対応する記憶エリアに記憶された緯度と経度の位置情報を読み出す。この位置情報はキャリーバッグBの現在位置の情報であり、この位置情報は位置情報送信部35を介して発信者に送信される。
したがって、この場合もパソコン28bのディスプレイには上記位置情報に基づく表示が行われ、現在のキャリーバッグBの位置が地図上に表示される。したがって、キャリーバッグBの所有者はパソコン28bに表示された位置情報を見ることによって容易にキャリーバッグBの現在する位置を容易に知ることができる。
さらに、他のバッグやスーツケース等の対象物についても同様であり、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等の端末装置を操作して対応する対象物の読出コードを送信することによって、記憶部34から対象物の現在位置の位置情報を読み出すことができる。
尚、上記実施形態の説明ではスマートフォンやパソコンを使用して対象物の位置を知る構成としたが、携帯電話器やPDS等の他の端末装置を使用する構成としてもよい。
1・・・鞄
2・・・本体
3・・・蓋部
4・・・取手
5a、5b・・ネ革
6a、6b・・バンド
7・・・蝶番
8a、8b・・帯鉄
9・・・発光報知装置
9a・・発光部
9b・・報音部
12・・アンテナ
13・・受信回路
14・・復調回路
15・・識別回路
16・・記憶装置
17・・電池
20・・表示部
21・・発光報知装置
21a・・発光部
21b・・報音部
22・・バンド
25・・サーバ装置
26・・衛星システム(GPS)
27a・・鞄
27b・・キャリーバッグ
28a・・スマートフォン
28b・・パソコン
30・・位置情報受信部
31・・位置計測部
32・・位置情報書込部
33・・位置情報読出部
34・・記憶部
35・・位置情報送信部
36・・読出コード入力部
37・・認証部
38・・コード記憶部

Claims (13)

  1. 帯鉄に設けられ、
    報音部と、
    識別コードを受信する受信部と、
    該受信部によって受信した識別コードが記憶部に記憶された識別コードと一致することを判断する識別部と、
    該識別コードの一致を判断すると、前記報音部を駆動し、外部に報音する制御部と、
    を備えることを特徴とする鞄又はバッグ。
  2. 前記帯鉄には、発光部も設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞄又はバッグ。
  3. 前記識別コードを含む信号は携帯電話から送信されることを特徴とする請求項1、又は2に記載の鞄又はバッグ。
  4. 前記識別コードを含む信号は専用の送信機から送信されることを特徴とする請求項1、又は2に記載の鞄又はバッグ。
  5. 前記受信部は前記識別コードを含む信号が電磁波の場合ル−プアンテナ等のアンテナ素子であり、超音波信号の場合には超音波マイクロフォンであり、光信号である場合には受光素子であることを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載の鞄又はバッグ。
  6. 前記バッグはキャリーバック又はスーツケースであり、空港の手荷物受け渡し場所において前記携帯電話を操作して前記手荷物受け渡し場所のベルト上を搬送される前記バッグの報音部を駆動し、発光部を発光させることを特徴とする請求項3に記載の鞄又はバッグ。
  7. 前記バッグはキャリーバック又はスーツケースであり、空港の手荷物受け渡し場所において前記専用の送信機を操作して前記手荷物受け渡し場所のベルト上を搬送される前記バッグの報音部を駆動し、発光部を発光させることを特徴とする請求項4に記載の鞄又はバッグ。
  8. 発信器が設けられた鞄又はバッグと、
    該発信器からの発信信号を受信する衛星装置と、
    該衛星装置からの送信信号を受信し、前記鞄又はバッグの位置を計測し、該位置情報を記憶するサーバ装置と、
    該サーバ装置と通信を行い、前記位置情報を受信する端末機器と、
    を備えることを特徴とする鞄又はバッグの位置検出システム。
  9. 前記サーバ装置は前記衛星装置からの発信信号を受信し、鞄又はバッグの現在位置を計測する計測手段を備え、該計測手段によって計測した前記鞄又はバッグの現在位置を記憶手段に記憶することを特徴とする請求項8に記載の位置検出システム。
  10. 前記端末装置からの識別コードに基づいて前記鞄又はバッグの特定を行い、前記識別コードに対応する対象物の現在位置の情報を前記記憶手段から読み出し、前記端末装置に送信することを特徴とする請求項9に記載の位置検出システム。
  11. 前記端末装置はスマートフォンであり、前記記憶手段から読み出した前記鞄又はバッグの現在位置情報を地図上に表示することを特徴とする請求項8、9、又は10に記載の位置検出システム。
  12. 前記端末装置はパーソナルコンピュータであり、前記記憶手段から読み出した前記鞄又はバッグの現在位置情報をディスプレイ上に表示することを特徴とする請求項8、9、又は10に記載の位置検出システム。
  13. 前記バッグにはキャリーバッグやスーツケースを含むことを特徴とする請求項8、9、10、11、又は12に記載の位置検出システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3047393A1 (fr) * 2016-02-10 2017-08-11 Haddoutti Abdelkader El Une poignee intelligente technologique et numerique, avec microprocesseur, gps, et une puce, et une batterie, et de deux eclairages lumineux led. l'ecran numerique et integrer dans la poignee
JP3220483U (ja) * 2018-12-27 2019-03-07 株式会社ステップワン 紛失防止タグ収納部付き鞄

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