JP2016061209A - 圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧縮機においてアキュムレータの共振振幅が増大する。
【解決手段】本発明の圧縮機100は、モータ11および圧縮機構13を収容する圧縮機本体1と、圧縮機本体1の側方に配置されたアキュムレータ3と、圧縮機本体1の側面に取り付けられた支持台30と、アキュムレータ3を支持台30に固定する固定部材40とを備える。支持台30は、圧縮機本体1の側面に対向する対向部31と、対向部31の周方向両端からアキュムレータ3側にそれぞれ延びる腕部32においてアキュムレータ3の外周面に当接する当接部33とを有している。対向部31は、その両端に設けられた突出部31aにおいて、圧縮機本体1の側面に溶接される溶接部20より周方向外側において圧縮機本体1の側面に接触する。
【選択図】図5
【解決手段】本発明の圧縮機100は、モータ11および圧縮機構13を収容する圧縮機本体1と、圧縮機本体1の側方に配置されたアキュムレータ3と、圧縮機本体1の側面に取り付けられた支持台30と、アキュムレータ3を支持台30に固定する固定部材40とを備える。支持台30は、圧縮機本体1の側面に対向する対向部31と、対向部31の周方向両端からアキュムレータ3側にそれぞれ延びる腕部32においてアキュムレータ3の外周面に当接する当接部33とを有している。対向部31は、その両端に設けられた突出部31aにおいて、圧縮機本体1の側面に溶接される溶接部20より周方向外側において圧縮機本体1の側面に接触する。
【選択図】図5
Description
本発明は、例えばアキュムレータなどの筒状部材を備えた圧縮機に関する。
圧縮機としては、圧縮機構を収容する圧縮機本体と、圧縮機本体の側方に固定されたアキュムレータとを備えたものが一般的である。圧縮機本体の外周面には、支持台が設けられており、その支持台に対してアキュムレータが固定される。この支持台としては、圧縮機本体の側面に固定される対向部と、対向部の周方向両端からそれぞれ延びる腕部においてアキュムレータの外周面に当接する当接部とを有するものがあり、この対向部は、例えばプロジェクション溶接によって圧縮機本体の外周面に固定される。
ところで、支持台腕部の曲げ剛性は、支持台の対向部が圧縮機本体の側面に支持される支点と、支点から支持台の当接部とアキュムレータの外周面とが当接する当接部分までの水平距離(平面視における距離)の大小によって変化すると考えられる。すなわち、この水平距離が短いほど曲げ剛性は大きく、この水平距離が長いほど曲げ剛性は小さくなる。支持台の対向部を圧縮機本体の外周面にプロジェクション溶接する場合、溶接器具を2つの腕部間に配置する必要があることから、対向部の両端において溶接することができない。したがって、従来の圧縮機において、支持台は、図5(b)に示すように、対向部の両端から中央に向かって離れた所(図5(b)の溶接部20)において溶接される。よって、この場合、上述した支点から当接部分までの水平距離が、対向部の両端において溶接される場合と比べて、長くなって、支持台腕部の曲げ剛性が低減し、アキュムレータの共振振幅が増大するという問題がある。この問題は、支持台の対向部が圧縮機本体の外周面にプロジェクション溶接以外の溶接によって、対向部の両端から中央に向かって離れた所において溶接される場合にも発生する。
そこで、本発明の目的は、アキュムレータなどの筒状部材の共振振幅を低減できる圧縮機を提供することである。
第1の発明にかかる圧縮機は、モータおよび圧縮機構を収容する圧縮機本体と、前記圧縮機本体の側方に配置された筒状部材と、前記圧縮機本体の側面に取り付けられた支持台と、前記筒状部材を前記支持台に固定する固定部材とを備え、前記支持台は、前記圧縮機本体の側面に対向する対向部と、前記対向部の周方向両端から前記筒状部材側にそれぞれ延びる腕部において前記筒状部材の外周面に当接する当接部とを有しており、前記対向部は、前記圧縮機本体の側面に溶接されると共に、その溶接された部分より周方向外側において前記圧縮機本体の側面に接触することを特徴とする。
この圧縮機では、対向部が圧縮機本体の側面に溶接された部分より周方向外側において圧縮機本体の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点から当接部分までの水平距離(支持台の対向部が圧縮機本体の側面に支持される支点と、支点から支持台の当接部とアキュムレータの外周面とが当接する当接部分までの水平距離(平面視における距離))は、支持台が対向部の両端から中央に向かって離れた所において溶接され且つ溶接部の周方向外側において圧縮機本体の側面に接触しない場合と比べて、短くなる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、筒状部材の共振振幅を低減できる。
第2の発明にかかる圧縮機は、第1の発明にかかる圧縮機において、前記支持台は、その両端部近傍から前記圧縮機本体の側面に向かって突出する2つの突出部を有しており、前記2つの突出部が、前記圧縮機本体の側面に接触することを特徴とする。
この圧縮機では、支持台が、その両端部近傍から圧縮機本体の側面に向かって突出する2つの突出部において圧縮機本体の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点から当接部分までの水平距離を短くできる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、筒状部材の共振振幅を効果的に低減できる。
第3の発明にかかる圧縮機は、第2の発明にかかる圧縮機において、前記対向部は、前記圧縮機本体の側面に向かって押圧された状態で前記圧縮機本体の側面に溶接されることを特徴とする。
この圧縮機では、対向部が圧縮機本体の側面に向かって押圧された状態で圧縮機本体の側面に溶接されるので、突出部において確実に圧縮機本体の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点から当接部分までの水平距離をより確実に短くできる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、筒状部材の共振振幅を効果的に低減できる。
第4の発明にかかる圧縮機は、第1−第3のいずれかの発明にかかる圧縮機において、前記圧縮機本体の側面と前記対向部との溶接部分は、前記圧縮機本体の側面と前記対向部との接触部分より前記圧縮機本体の軸方向外側に配置されることを特徴とする。
この圧縮機では、圧縮機本体の側面と対向部との溶接部分が、圧縮機本体の側面と対向部との接触部分より圧縮機本体の軸方向外側に配置されることによって、支持台腕部の曲げ剛性が著しく増加し、筒状部材の共振振幅をより効果的に低減できる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、対向部が圧縮機本体の側面に溶接された部分より周方向外側において圧縮機本体の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点から当接部分までの水平距離(支持台の対向部が圧縮機本体の側面に支持される支点と、支点から支持台の当接部とアキュムレータの外周面とが当接する当接部分までの水平距離(平面視における距離))は、支持台が対向部の両端から中央に向かって離れた所において溶接され且つ溶接部の周方向外側において圧縮機本体の側面に接触しない場合と比べて、短くなる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、筒状部材の共振振幅を低減できる。
第2の発明では、支持台が、その両端部近傍から圧縮機本体の側面に向かって突出する2つの突出部において圧縮機本体の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点から当接部分までの水平距離を短くできる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、筒状部材の共振振幅を効果的に低減できる。
第3の発明では、対向部が圧縮機本体の側面に向かって押圧された状態で圧縮機本体の側面に溶接されるので、突出部において確実に圧縮機本体の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点から当接部分までの水平距離をより確実に短くできる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、筒状部材の共振振幅を効果的に低減できる。
第4の発明では、圧縮機本体の側面と対向部との溶接部分が、圧縮機本体の側面と対向部との接触部分より圧縮機本体の軸方向外側に配置されることによって、支持台腕部の曲げ剛性が著しく増加し、筒状部材の共振振幅をより効果的に低減できる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る圧縮機の実施の形態について説明する。
[圧縮機の全体構成]
図1〜図4に示すように、本実施形態の圧縮機100は、圧縮機本体1と、圧縮機本体1の側方に配置されたアキュムレータ2と、アキュムレータ2を圧縮機本体1に固定するための固定機構3とを有している。なお、図1の上下方向、水平方向を単に上下方向、水平方向として、圧縮機について以下説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態の圧縮機100は、圧縮機本体1と、圧縮機本体1の側方に配置されたアキュムレータ2と、アキュムレータ2を圧縮機本体1に固定するための固定機構3とを有している。なお、図1の上下方向、水平方向を単に上下方向、水平方向として、圧縮機について以下説明する。
[圧縮機本体]
圧縮機本体1は、円筒状の密閉容器10と、密閉容器10の内部に配置されるモータ11(駆動機構)と、密閉容器10の内部に配置されるとともにモータ11にシャフト12を介して接続される圧縮機構13とを有している。モータ11は、例えばロータとステータを有し、ロータにシャフト12が固定されている。圧縮機構13は、モータ11の駆動により、圧縮機構13内の冷媒を圧縮する。
圧縮機本体1は、円筒状の密閉容器10と、密閉容器10の内部に配置されるモータ11(駆動機構)と、密閉容器10の内部に配置されるとともにモータ11にシャフト12を介して接続される圧縮機構13とを有している。モータ11は、例えばロータとステータを有し、ロータにシャフト12が固定されている。圧縮機構13は、モータ11の駆動により、圧縮機構13内の冷媒を圧縮する。
[アキュムレータ]
アキュムレータ2は、圧縮機構13に液冷媒が供給されないように液冷媒を貯留する円筒状の容器である。このアキュムレータ2は、円筒状部材の両端が絞り加工されることによって形成されたもの(1ピースアキュムレータ)である。アキュムレータ2の上面の略中央には、入口管4が接続されている。また、アキュムレータ2の下面の略中央には、吸入管5が接続されている。吸入管5は、圧縮機本体2の外周面に設けられた継手管7内に配置されたインレットチューブに挿入され、継手管7、インレットチューブ、吸入管5が溶接されている。入口管4からアキュムレータ2の内部に導入された冷媒は、吸入管5を通り圧縮機構13に吸入される。
アキュムレータ2は、圧縮機構13に液冷媒が供給されないように液冷媒を貯留する円筒状の容器である。このアキュムレータ2は、円筒状部材の両端が絞り加工されることによって形成されたもの(1ピースアキュムレータ)である。アキュムレータ2の上面の略中央には、入口管4が接続されている。また、アキュムレータ2の下面の略中央には、吸入管5が接続されている。吸入管5は、圧縮機本体2の外周面に設けられた継手管7内に配置されたインレットチューブに挿入され、継手管7、インレットチューブ、吸入管5が溶接されている。入口管4からアキュムレータ2の内部に導入された冷媒は、吸入管5を通り圧縮機構13に吸入される。
[固定機構]
図2に示すように、固定機構3は、圧縮機本体1に設けられた支持台30と、アキュムレータ2の胴体部21の外周面(側面)を支持台30に対して固定する固定バンド40(固定部材)とを有している。また、アキュムレータ2と支持台30との間にゴム部材37(弾性部材)が配置される。
図2に示すように、固定機構3は、圧縮機本体1に設けられた支持台30と、アキュムレータ2の胴体部21の外周面(側面)を支持台30に対して固定する固定バンド40(固定部材)とを有している。また、アキュムレータ2と支持台30との間にゴム部材37(弾性部材)が配置される。
支持台30は、金属製の板材であって、圧縮機本体1(密閉容器10)の側面に対向する対向部31と、対向部31の周方向両端からアキュムレータ2側にそれぞれ延びる腕部32と、腕部32の一部であって、アキュムレータ2の外周面(ゴム部材37)に当接する当接部33と、当接部33から圧縮機本体1側に折り返された折り返し部34a、34bとを有する。なお、アキュムレータ2の外周面とは、アキュムレータ2の外周にゴム部材37が配置されるときは、アキュムレータ2の外周に配置されたゴム部材37の外周面である。この支持台30は、図2に示すように、例えば圧縮機構13よりも上方に配置されている。ゴム部材37(弾性部材)は、断面が矩形のゴム部材である。ゴム部材37の幅W1は、固定バンド40の幅W2と略同じである。
対向部31は、圧縮機本体1(密閉容器10)の側面に溶接される部分である。対向部31の裏面(圧縮機本体1側の面)の周方向両端には、突出部31aがそれぞれ設けられている。突出部31aは、図4に示すように、対向部31の上下方向について全域に配置される。支持台30の対向部31を圧縮機本体1の側面にプロジェクション溶接する場合、溶接器具を2つの腕部32の間に配置する必要があることから、対向部31の両端において溶接することができない。したがって、支持台30は、図4および図5(a)に示すように、対向部31の両端から中央に向かって離れた所にある溶接部20において溶接される。溶接部20は、対向部31の上下方向について略中央に配置されると共に、周方向については2つの突出部31a間に配置される。このように、本実施形態の圧縮機100では、支持台30の対向部31は、溶接部20より周方向外側の突出部31aにおいて圧縮機本体1の側面に接触する。本実施形態では、支持台30の対向部31は、圧縮機本体1の側面に向かって押圧された状態で圧縮機本体1の側面に溶接される。
固定バンド40(固定部材)は、金属製の板材であって、アキュムレータ2の外周面に巻回され、支持台30に取り付けられている。固定バンド40の一端は、支持台30の一方の折り返し部34aに係止され、固定バンド40の他端は、支持台30の他方の折り返し部34bにボルト等の締結部材35を介して締結されている。
本実施形態の圧縮機100および従来例の圧縮機における支持台腕部の曲げ剛性について、図5に基づいて説明する。
従来例の圧縮機では、図5(b)に示すように、支持台30の対向部31の裏面には、その両端に突出部31aが設けられてないので、圧縮機本体1の側面に接触しない状態で、溶接部20によって圧縮機本体1の側面に固定されている。したがって、支持台腕部の曲げ剛性は、支持台30の対向部31が圧縮機本体1の側面に支持される支点Aと、支点Aから支持台30の腕部32においてアキュムレータ3の外周面に当接する当接部分A’までの水平距離(平面視における距離))の大小によって変化する。
これに対して、本実施形態の圧縮機100では、図5(a)に示すように、支持台30の対向部31の裏面には、その両端に突出部31aが設けられているので、その突出部31aにおいて圧縮機本体1の側面に接触する状態で、溶接部20によって圧縮機本体1の側面に固定されている。したがって、本実施形態の圧縮機100において、支持台30の対向部31は、溶接部20の周方向外側において圧縮機本体1の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性は、支持台30の対向部31が圧縮機本体1の側面に接触する支点Aと、支点Aから支持台30の腕部32においてアキュムレータ3の外周面に当接する当接部分A’までの水平距離(平面視における距離))の大小によって変化する。
図5(a)および図5(b)から分かるように、本実施形態の圧縮機100では、従来例の圧縮機と比べて、支持台腕部の曲げ剛性に影響を及ぼす水平距離(A−A’間の水平距離)が、短くなる。このように、本発明は、支持台30の対向部31の両端に突出部31aを設け、その突出部31aを溶接部20の周方向外側において圧縮機本体1の側面に接触させることによって、支持台腕部の曲げ剛性に影響を及ぼす水平距離(A−A’間の水平距離)を短くしたものである。例えば、水平距離(A−A’間の水平距離)が2/3倍となると、支持台腕部の曲げ剛性が(3/2)3 倍となるため、振動振幅が(2/3)3 倍に低減する
<本実施形態の圧縮機の特徴>
本実施形態の圧縮機100には、以下の特徴がある。
本実施形態の圧縮機100には、以下の特徴がある。
本実施形態の圧縮機100では、支持台30の対向部31が圧縮機本体1の側面に溶接された溶接部20より周方向外側において圧縮機本体1の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点Aから当接部分A’までの水平距離(平面視におけるA−A’間の水平距離))は、支持台30が対向部31の両端から中央に向かって離れた所において溶接され且つ溶接部20の周方向外側において圧縮機本体1の側面に接触しない場合と比べて、短くなる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、アキュムレータ3の共振振幅を低減できる。
本実施形態の圧縮機100では、支持台30が、その両端から圧縮機本体1の側面に向かって突出する2つの突出部31aにおいて圧縮機本体1の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点Aから当接部分A’までの水平距離を短くできる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、アキュムレータ3の共振振幅を効果的に低減できる。
本実施形態の圧縮機100では、支持台30の対向部31が圧縮機本体1の側面に向かって押圧された状態で圧縮機本体1の側面に溶接されるので、突出部31aにおいて確実に圧縮機本体1の側面に接触するので、支持台腕部の曲げ剛性に影響する支点Aから当接部分A’までの水平距離を短くできる。よって、支持台腕部の曲げ剛性が増加し、アキュムレータ3の共振振幅を効果的に低減できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
上述の実施形態では、支持台30が、その両端において圧縮機本体1の側面に接触する場合について説明したが、支持台30が、溶接部20より周方向外側において圧縮機本体1の側面に接触する場合、本発明の効果が得られる。
上述の実施形態では、支持台30の上下方向の全域に配置された突出部31aにおいて圧縮機本体1の側面に接触する場合について説明したが、支持台30の上下方向の一部だけにおいて圧縮機本体1の側面に接触するものであってよい。例えば、図6は、変形例にかかる支持台130を示し、2つの突出部131aが、支持台130の対向部31の両端において、上下方向の一部だけに配置された場合を示している。図6では、圧縮機本体1の側面と対向部31との溶接部120が、対向部31の上端および下端近傍に配置される。このように、圧縮機本体1の側面と対向部31との溶接部120が、圧縮機本体1の側面と対向部31の接触部分(2つの突出部131a)より圧縮機本体1の軸方向外側に配置されることによって、支持台腕部の曲げ剛性が著しく増加し、アキュムレータ3の共振振幅をより効果的に低減できる。
上述の実施形態では、突出部31aが支持台30の両端近傍に配置される場合について説明したが、突出部31aが支持台30の両端近傍のうちのいずれかにだけ配置されたものであってよい。
上述の実施形態では、支持台30の対向部31が、圧縮機本体1の側面に向かって押圧された状態で圧縮機本体1の側面に溶接される場合について説明したが、支持台30の対向部31が、圧縮機本体1の側面に向かって押圧されない状態で圧縮機本体1の側面に溶接されてよい。
上述の実施形態では、支持台30の対向部31が、2つの溶接部20によって圧縮機本体1の側面に溶接される場合について説明したが、支持台30の対向部31が、1つの溶接部または3つ以上の溶接部によって圧縮機本体1の側面に溶接されてよい。
上述の実施形態では、支持台30の対向部31が、圧縮機本体1の側面に対して、プロジェクション溶接によって溶接される場合について説明したが、支持台30の対向部31が、圧縮機本体1の側面に対して、プロジェクション溶接以外の溶接によって溶接されてよい。例えば、対向部31に溶接孔を形成し、その溶接孔を介して、圧縮機本体1の側面に対して溶接してよい。
上述の実施形態では、アキュムレータ2の外周にゴム部材37が配置され、当接部33が、アキュムレータ2の外周に配置されたゴム部材37に当接する場合について説明したが、アキュムレータ2の外周にゴム部材37が配置されないときは、当接部33がアキュムレータ2の外周面に当接してもよいし、アキュムレータ2の外周にゴム部材37以外の他の部材が配置されるときは、当接部33がアキュムレータ2の外周に配置された他の部材に当接してよい。
上述の実施形態では、本発明の圧縮機がアキュムレータ3を有する場合について説明したが、アキュムレータ以外の筒状部材を有する圧縮機であってよい。したがって、例えば、アキュムレータの他、例えばマフラー等の筒状部材を有する圧縮機において本発明の効果が得られる。
本発明を利用すれば、アキュムレータなどの筒状部材の共振振幅を低減できる。
1 圧縮機本体
3 アキュムレータ(筒状部材)
11 モータ
13 圧縮機構
30 支持台
31 対向部
31a 突出部
32 腕部
33 当接部
40 固定部材
100 圧縮機
3 アキュムレータ(筒状部材)
11 モータ
13 圧縮機構
30 支持台
31 対向部
31a 突出部
32 腕部
33 当接部
40 固定部材
100 圧縮機
Claims (4)
- モータおよび圧縮機構を収容する圧縮機本体と、
前記圧縮機本体の側方に配置された筒状部材と、
前記圧縮機本体の側面に取り付けられた支持台と、
前記筒状部材を前記支持台に固定する固定部材とを備え、
前記支持台は、
前記圧縮機本体の側面に対向する対向部と、
前記対向部の周方向両端から前記筒状部材側にそれぞれ延びる腕部において前記筒状部材の外周面に当接する当接部とを有しており、
前記対向部は、前記圧縮機本体の側面に溶接されると共に、その溶接された部分より周方向外側において前記圧縮機本体の側面に接触することを特徴とする圧縮機。 - 前記支持台は、その両端部近傍から前記圧縮機本体の側面に向かって突出する2つの突出部を有しており、
前記2つの突出部が、前記圧縮機本体の側面に接触することを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。 - 前記対向部は、前記圧縮機本体の側面に向かって押圧された状態で前記圧縮機本体の側面に溶接されることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
- 前記圧縮機本体の側面と前記対向部との溶接部分は、前記圧縮機本体の側面と前記対向部との接触部分より前記圧縮機本体の軸方向外側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014189117A JP2016061209A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 圧縮機 |
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---|---|
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JP (1) | JP2016061209A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017203565A1 (ja) | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 東京濾器株式会社 | 分離ディスク積層体 |
JP2023007122A (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-18 | 株式会社ワイ・テイ・エス | ダイアフラムポンプ |
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2014
- 2014-09-17 JP JP2014189117A patent/JP2016061209A/ja active Pending
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JP2023007122A (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-18 | 株式会社ワイ・テイ・エス | ダイアフラムポンプ |
JP7455332B2 (ja) | 2021-07-01 | 2024-03-26 | 株式会社ワイ・テイ・エス | ダイアフラムポンプ |
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