JP2016060065A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract


【課題】ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】本発明に係る画像処理装置は、認証状態検出部と記憶部と決定部とを備える。認証状態検出部は、ユーザの認証状態を検出する。記憶部は、ユーザが認証されていない状態を示す第1の認証状態、および、ユーザが認証されている状態を示す第2の認証状態の各々に対して、許可する操作を対応付けた対応情報を記憶する。決定部は、認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態と対応情報とに基づいて、許可する操作を決定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法およびプログラムに関する。
従来、印刷物の取り忘れなどによる情報漏洩を防止するために個人認証機能を有する画像形成装置が知られている。例えば特許文献1には、認証条件を満たさない限り認証用画面から画像形成装置の使用画面に移行させないようにすることで、利用制限をかける技術が開示されている。
しかしながら、従来技術では、認証処理中は機器の操作が許可されないため、認証処理開始から完了までの間、ユーザは何の操作も行うことができず、待ち時間が発生することになる。これにより、ユーザの利便性を損なうという問題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザの認証状態を検出する認証状態検出部と、ユーザが認証されていない状態を示す第1の認証状態、および、ユーザが認証されている状態を示す第2の認証状態の各々に対して、許可する操作を対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、前記認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態と前記対応情報とに基づいて、許可する操作を決定する決定部と、を備える画像処理装置である。
本発明によれば、認証処理中でも特定の操作を行うことができるので、ユーザの利便性が向上する。
図1は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図2は、CPUの機能構成の一例を示す図である。 図3は、認証管理部の構成の一例を示す図である。 図4は、認証完了画面の一例を示す図である。 図5は、画面表示制御部の構成の一例を示す図である。 図6は、対応情報の一例を示す図である。 図7は、設定画面の一例を示す図である。 図8は、MFPの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図9は、認証管理部の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図10は、設定制御部の動作手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像処理装置、画像処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下では、本発明に係る画像処理装置を、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)に適用した場合を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。なお、複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能、FAX機能などの複数の異なる機能を有する装置である。
図1は、本実施形態のMFP100のハードウェア構成の一例を示す図である。以下の説明では、図1に例示した各構成要素を区別しない場合は「ブロック」と称する場合がある。図1に示すように、MFP100は、コピー機能、スキャナ機能における画像の入力手段として、スキャナエンジン5を有する。
また、MFP100は、プリント機能における画像の入力手段として、外部ホスト機器11からの印刷データを受信するホストI/F(インターフェース)制御部12を有する。なお、I/Fの種類としては、IEEE1284、USB等のローカル接続や有線、無線によるイーサネット(登録商標)等のネットワーク接続などが挙げられる。
前述のスキャナエンジン5は、FAX機能におけるFAX送信時の画像入力手段としても機能する。また、外部ホスト機器11からもデータ入力可能である。FAX受信時は、一般公衆回線に接続されたNCU(ネットワークコントロールユニット)9を介してFAX制御部10により印刷データとしてデータの復号化等が行われる。
また、MFP100は、印刷出力手段として、プリンタエンジン19を有する。プリンタエンジン19は、印刷制御部22から渡される印刷データに基づく印刷を行う。プリンタエンジン19の作像方式としては、レーザー方式、LED方式、インクジェット方式などが挙げられる。
また、MFP100は、ユーザの各種操作を受け付けるとともにユーザに提示する画面を表示する操作部16を有する。操作部16は、機器操作のためのボタンや機器状態表示のためのインジケーター(LEDやLCD等の表示器、スピーカー等)などの機器操作者とのマンマシンインターフェース部であり、操作部I/F制御部17を介して情報の入出力を行う。
また、MFP100は、RFタグから情報を読み取るRFID検出部23を有する。RFID検出部23は、検出範囲内のRFタグから情報を読み取り、読み取った情報を他のブロックへ転送する。この例では、MFP100を使用するユーザは、ユーザを識別するためのユーザ情報が書き込まれたRFタグを装着している。この例では、ユーザ情報は、ユーザIDとパスワードとの組み合わせで構成されるが、これに限られるものではない。
その他、MFP100は、MFP100の動作を統括的に制御するCPU1を有し、CPU1が実行するプログラムはROM2に格納されている。システムによっては、複数のCPUを搭載することで処理性能を向上させるシステムもある。また、MFP100はRAM3を有する。RAM3は揮発性メモリであり、RAM制御部4を介してCPU1をはじめ各ブロックによる処理の作業領域(データを一時的に保存する領域)として活用される。また、MFP100は、NVRAM21を有する。NVRAM21は不揮発性メモリであり、機器固有の情報(各種パラメータ等)や機器の使用状況を示す情報を保持することができる。
図2は、CPU1の機能構成の一例を示す図である。説明の便宜上、図2では、本発明に関する機能を例示しているが、CPU1が有する機能は、これらに限られるものではない。図2に示すように、CPU1は、電源制御部101、認証管理部102、ユーザ情報管理部103、画面表示制御部104、設定制御部105を有している。この例では、電源制御部101、認証管理部102、ユーザ情報管理部103、画面表示制御部104および設定制御部105の各々の機能は、CPU1がROM2等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば電源制御部101、認証管理部102、ユーザ情報管理部103、画面表示制御部104および設定制御部105のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。
電源制御部101は、各ブロックに対する電力供給を制御する。認証管理部102は、MFP100を使用するユーザの認証状態を管理する。図3は、認証管理部102の詳細な構成の一例を示す図である。図3に示すように、認証管理部102は、認証処理部107と第2の表示制御部108とを有する。
認証処理部107は、RFID検出部23により取得されたユーザ情報と、予め登録されたユーザ情報とが一致する場合は、ユーザ(RFID検出部23により取得されたユーザ情報が書き込まれたRFタグを所持するユーザ)を認証し、一致しない場合は該ユーザを認証しない認証処理を実行する。また、この例では、認証処理部107は、ユーザの認証状態を後述の画面表示制御部104へ通知する機能も有している。この例では、認証状態として、ユーザが認証されていない状態を示すログアウトモードと、ユーザが認証された状態を示すログインモードとがある。この例では、ログアウトモードは請求項の「第1の認証状態」に対応し、ログインモードは請求項の「第2の認証状態」に対応していると考えることができる。
第2の表示制御部108は、ユーザを認証するか否かを決定する認証処理を実行中の場合は、その旨を示す第1の画像を表示する制御を行い、認証処理が終了した場合は、第1の画像を非表示とする制御を行い、認証処理によりユーザが認証された場合は、その旨を示す第2の画像を表示する制御を行う。図4は、第2の画像の一例を示す図である。以下の説明では、第2の画像を、「認証完了画面」と称する場合がある。
図2に戻って説明を続ける。ユーザ情報管理部103は、ユーザごとのユーザ情報(この例ではユーザIDとパスワードの組み合わせ)を管理する。
画面表示制御部104は、認証状態に応じて画面の表示内容を制御する。図5は、画面表示制御部104の詳細な構成の一例を示す図である。図5に示すように、画面表示制御部104は、認証状態検出部111と、記憶部112と、決定部113と、第1の表示制御部114とを有する。
認証状態検出部111は、MFP100を使用するユーザの認証状態を検出する。例えば認証状態検出部111は、認証管理部102からの通知に基づいて、ユーザの認証状態を検出することもできる(ログアウトモードであるかログインモードであるのかを検出することができる)し、必要に応じて認証管理部102に問い合わせることで、ユーザの認証状態を検出することもできる。
記憶部112は、ログアウトモード(第1の認証状態)およびログインモード(第2の認証状態)の各々に対して、許可する操作を対応付けた対応情報を記憶する。本実施形態における対応情報は、第1の認証状態(この例ではログアウトモード)および第2の認証状態(この例ではログインモード)の各々に対して、許可する操作と、許可しない操作とを対応付けた情報である。この例では、対応情報は、許可する操作を特定可能な操作可能情報と、許可しない操作を特定可能な操作不能情報とを対応付けた情報である。
図6は、本実施形態における対応情報の一例を示す図である。図6の例では、対応情報は、ログアウトモードおよびログインモードの各々に対して、許可しない操作に対応する操作キーを示す操作不能キー情報(キーID)と、許可する操作に対応する操作キーを示す操作可能キー情報(キーID)とを対応付けた情報であるが、これに限られるものではない。例えば対応情報は、ログアウトモードおよびログインモードの各々に対して、操作可能キー情報のみを対応付けた情報であってもよい。なお、ログアウトモードおよびログインモードの各々に対応付けられる操作可能キー情報および操作不能キー情報は、機器構成によって異なるものとなる。
図5に戻って説明を続ける。決定部113は、認証状態検出部111により検出された認証状態と対応情報とに基づいて、許可する操作を決定する。より具体的には、決定部113は、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態が第1の認証状態(この例ではログアウトモード)の場合は、許可する操作として、第1の認証状態に対応付けられた許可する操作を決定し、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態が第2の認証状態(この例ではログインモード)の場合は、許可する操作として、第2の認証状態に対応付けられた許可する操作を決定する。さらに言えば、上述したように、本実施形態における対応情報は、第1の認証状態および第2の認証状態の各々に対して、許可する操作と、許可しない操作とを対応付けた情報であり、決定部113は、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態が第1の認証状態の場合は、許可する操作として、第1の認証状態に対応付けられた許可する操作を決定するとともに、許可しない操作として、第1の認証状態に対応付けられた許可しない操作を決定する。また、決定部113は、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態が第2の認証状態の場合は、許可する操作として、第2の認証状態に対応付けられた許可する操作を決定するとともに、許可しない操作として、第2の認証状態に対応付けられた許可しない操作を決定する。
本実施形態では、決定部113は、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態がログアウトモードの場合は、ログアウトモードに対応付けられた操作可能キー情報により特定される操作を、許可する操作として決定するとともに、ログアウトモードに対応付けられた操作不能キー情報により特定される操作を、許可しない操作として決定する。また、決定部113は、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態がログインモードの場合は、ログインモードに対応付けられた操作可能キー情報により特定される操作を、許可する操作として決定するとともに、ログインモードに対応付けられた操作不能キー情報により特定される操作を、許可しない操作として決定する。
第1の表示制御部114は、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態で許可される操作に対応する操作キーを表示し、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態で許可されない操作に対応する操作キーを表示しない制御を行う。図6の例において、コピー機能に関する操作に対応する操作キーの表示制御を例に挙げて説明する。いま、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態がログアウトモードである場合、前述したように、決定部113は、後処理設定キーに対応する後処理設定操作、変倍キーに対応する変倍操作、読み取り設定キーに対応する読み取り設定操作、印刷設定キーに対応する印刷設定操作、編集キーに対応する編集操作を、許可する操作として決定し、スタートキーに対応するスタート操作(コピーの実行開始を指示する操作)を、許可しない操作として決定する。そして、第1の表示制御部114は、後処理設定キー、変倍キー、読み取り設定キー、印刷設定キーおよび編集キーを操作部16に表示する制御を行い、スタートキーを操作部16に表示しない(マスク表示する)制御を行う。以上が、画面表示制御部104の内容である。
図2に戻って説明を続ける。設定制御部105は、ユーザの操作に応じて、対応情報を可変に設定する制御を行う。本実施形態では、設定制御部105は、操作部16に表示される設定画面で受け付けたユーザの操作に応じて、対応情報を変更する制御を行う。図7は、設定画面の一例を示す図であり、ユーザは、ログアウトモードおよびログインモードの各々に対応付けられた1以上の操作不能キー情報のそれぞれを選択するためのチェックボックスに対して、チェックマーク(この例では、説明の便宜上、「●」を採用しているが、これに限られるものではない)を入力する操作を行う。設定制御部105は、チェックマークが入力されたチェックボックスに対応する操作不能キー情報を、ログアウトモードまたはログインモードに対応付けて対応情報を設定する制御を行う。なお、設定画面は、図7の例に限られるものではない。例えばログアウトモードおよびログインモードの各々に対応付けられた1以上の操作可能キー情報のそれぞれを選択するためのチェックボックスが設けられる形態であってもよいし、ログアウトおよびログインモードの各々に対応付けられた1以上の操作不能キー情報および1以上の操作可能キー情報のそれぞれを選択するためのチェックボックスが設けられる形態であってもよい。
次に、図8を用いて、本実施形態のMFP100の動作手順の一例を説明する。ここで、MFP100は、MFP100に対する電力供給が開始された直後においてはログアウトモードとなる。また、MFP100は、ログインモードにおいて機能を実行しない状態が一定期間継続した場合、または、ログインモードを解除するためのボタンを押下する操作を受け付けた場合、ログアウトモードに移行する。また、この例では、MFP100は、消費電力量の低減のため、機能を実行しない状態が一定期間継続した場合、または、省エネモードに移行するためのボタンを押下する操作を受け付けた場合、機能を実行可能な通常モードよりも消費電力が小さい省エネモードに移行する。そして、この例では、RFID検出部23が、検出範囲内のRFタグからユーザ情報を取得したことが、省エネモードを解除する条件(通常モードへ復帰する条件)の一つとなっている。
図8は、MFP100が省エネモードであり、かつ、ログアウトモードのときに、RFID検出部23が、検出範囲内のRFタグからユーザ情報を取得した場合の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図8に示すように、まずRFID検出部23が、検出範囲内のRFタグからユーザ情報を取得する(ステップS1)。次に、RFID検出部23は、電源制御部101に対して、省エネモードを解除することを要求する(ステップS2)。この要求を受けた電源制御部101は、スキャナエンジン5、プリンタエンジン19などのデバイスに対する電力の供給を開始する(ステップS3)。また、電源制御部101は、操作部16に対する電力の供給を開始するとともに、操作部16に対してバックライトの点灯を指示する(ステップS4)。この例では、電源制御部101は、省電力モードにおいては、デバイスおよび操作部16に対する電力の供給を停止している。
また、RFID検出部23は、認証管理部102に対して、取得したユーザ情報を通知する(ステップS5)。以下、電源制御部101と認証管理部102は並行に動作する。RFID検出部23からユーザ情報の通知を受けた認証管理部102は、上述の認証処理を開始するとともに(ステップS6)、ユーザの認証状態がログアウトモードであることを画面表示制御部104へ通知する(ステップS7)。
また、電源制御部101は、上述のステップS3およびステップS4の後、画面表示制御部104に対して画面表示の要求を行う(ステップS8)。この要求を受けた画面表示制御部104の決定部113は、認証状態検出部111により検出されたユーザの認証状態と対応情報とに基づいて、許可する操作および許可しない操作を決定する(ステップS9)。この決定方法は上述したとおりである。図7の例では、上述のステップS7において、画面表示制御部104の認証状態検出部111は、ユーザの認証状態がログアウトモードであることを認証管理部102から通知されており、ユーザの認証状態がログインモードであることは未だ通知されていない。そのため、ここでは、画面表示制御部104の認証状態検出部111は、現在のユーザの認証状態がログアウトモードであることを検出し、画面表示制御部104の決定部113は、ログアウトモードに対応付けられた操作可能キー情報により特定される操作を、許可する操作として決定するとともに、ログアウトモードに対応付けられた操作不能キー情報により特定される操作を、許可しない操作として決定する。なお、画面表示制御部104は、必要に応じて、ユーザの認証状態を認証管理部102に問い合わせて、ユーザの認証状態を検出することもできる。
次に、画面表示制御部104は、現在のユーザの認証状態で許可される操作に対応する操作キーを操作部16に表示し、現在のユーザの認証状態で許可されない操作に対応する操作キーを操作部16に表示しない制御を行う(ステップS10)。図7の例では、画面表示制御部104は、現在のユーザの認証状態であるログアウトモードに対応付けられた操作可能キー情報が示す操作キーを操作部16に表示し、ログアウトモードに対応付けられた操作不能キー情報が示す操作キーを操作部16に表示しない制御を行う。
以上の画面表示制御部104の動作と並行して、認証管理部102は、上述の認証処理を実行する。より具体的には、認証管理部102は、予め登録されたユーザ情報をユーザ情報管理部103から取得し(ステップS11)、上述のステップS5においてRFID検出部23から通知されたユーザ情報と、ステップS11で取得したユーザ情報とが一致するか否かを判断する(ステップS12)。説明の便宜上、ここでは、一致する場合(ユーザを認証した場合)を例に挙げて説明する。ステップS12の後、認証管理部102は、現在のユーザの認証状態がログインモードであることを画面表示制御部104へ通知する(ステップS13)。この通知を受けた画面表示制御部104は、現在のユーザの認証状態がログインモードであることを検出し、ログインモードに対応付けられた操作可能キー情報により特定される操作を、許可する操作として決定するとともに、ログインモードに対応付けられた操作不能キー情報により特定される操作を、許可しない操作として決定する(ステップS14)。そして、画面表示制御部104は、ログインモードに対応付けられた操作可能キー情報が示す操作キーを操作部16に表示し、ログインモードに対応付けられた操作不能キー情報が示す操作キーを操作部16に表示しない制御を行う(ステップS15)。
次に、図9を用いて、認証管理部102(第2の表示制御部108)の動作手順の一例を説明する。図8と共通する部分については適宜に説明を省略する。図9のステップS21およびステップS22の処理内容は、図8のステップS1およびステップS2の処理内容と同様である。また、図9のステップS23〜ステップS25の処理内容は、図8のステップS4〜ステップS6の処理内容と同様である。
認証管理部102は、認証処理を実行中の場合は、その旨を示す第1の画像を表示する制御を行う(ステップS26)。そして、認証管理部102は、認証処理が終了した場合は、第1の画像を非表示とする制御を行う(ステップS27)。認証処理によりユーザが認証された場合は、認証管理部102は、上述の認証完了画面を表示する制御を行う(ステップS28)。
次に、図10を用いて、設定制御部105の動作手順の一例を説明する。図8と共通する部分については適宜に説明を省略する。図10に示すように、まずユーザは、操作部16に表示された上述の設定画面(図7参照)に対して、対応情報を変更するための操作(この例では、チェックマークを入力するためのタッチ操作)を行う(ステップS31)。この操作を受け付けた操作部16は、設定制御部105に対して、設定画面のうちユーザがタッチした座標の位置を示す情報や、ユーザがタッチした(チェックマークを入力した)チェックボックスに対応する操作不能キー情報などを含むタッチ情報を通知する(ステップS32)。設定制御部105は、通知されたタッチ情報に基づいて、対応情報の変更内容を決定する。そして、画面表示制御部104に対して、決定した変更内容に従って対応情報を変更することを指示する(ステップS33)。画面表示制御部104は、設定制御部105の指示に従って、記憶部112に記憶されている対応情報を変更する(ステップS34)。
以上に説明したように、本実施形態では、ユーザの認証状態と、ログアウトモードおよびログインモードの各々に対して、許可する操作を特定可能な操作可能キー情報を対応付けた対応情報とに基づいて、許可する操作を決定する。すなわち、未だユーザが認証されていないログアウトモードにおいても、当該ログアウトモードに対応付けられた操作可能キー情報により特定される操作が許可されるので、ユーザは、認証処理が終了するまで待つことなく、ログアウトモードで許可される操作を行うことができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
また、上述した実施形態のMFP100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
100 MFP
101 電源制御部
102 認証管理部
103 ユーザ情報管理部
104 画面表示制御部
105 設定制御部
107 認証処理部
108 第2の表示制御部
111 認証状態検出部
112 記憶部
113 決定部
114 第1の表示制御部
特開2004−249722号公報

Claims (8)

  1. ユーザの認証状態を検出する認証状態検出部と、
    ユーザが認証されていない状態を示す第1の認証状態、および、ユーザが認証されている状態を示す第2の認証状態の各々に対して、許可する操作を対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、
    前記認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態と前記対応情報とに基づいて、許可する操作を決定する決定部と、を備える、
    画像処理装置。
  2. 前記決定部は、前記認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態が前記第1の認証状態の場合は、許可する操作として、前記第1の認証状態に対応付けられた許可する操作を決定し、前記認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態が前記第2の認証状態の場合は、許可する操作として、前記第2の認証状態に対応付けられた許可する操作を決定する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記対応情報は、前記第1の認証状態および前記第2の認証状態の各々に対して、許可する操作と、許可しない操作とを対応付けた情報であり、
    前記決定部は、
    前記認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態が前記第1の認証状態の場合は、許可する操作として、前記第1の認証状態に対応付けられた許可する操作を決定するとともに、許可しない操作として、前記第1の認証状態に対応付けられた許可しない操作を決定し、
    前記認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態が前記第2の認証状態の場合は、許可する操作として、前記第2の認証状態に対応付けられた許可する操作を決定するとともに、許可しない操作として、前記第2の認証状態に対応付けられた許可しない操作を決定する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態で許可される操作に対応する操作キーを表示し、前記認証状態検出部により検出されたユーザの認証状態で許可されない操作に対応する操作キーを表示しない制御を行う第1の表示制御部をさらに備える、
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. ユーザを認証するか否かを決定する認証処理を実行中の場合は、その旨を示す第1の画像を表示する制御を行い、前記認証処理が終了した場合は、前記第1の画像を非表示とする制御を行い、前記認証処理によりユーザが認証された場合は、その旨を示す第2の画像を表示する制御を行う第2の表示制御部をさらに備える、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. ユーザの操作に応じて、前記対応情報を可変に設定する制御を行う設定制御部をさらに備える、
    請求項1乃至5のうちの何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. ユーザの認証状態を検出する認証状態検出ステップと、
    前記認証状態検出ステップにより検出されたユーザの認証状態と、ユーザが認証されていない状態を示す第1の認証状態、および、ユーザが認証されている状態を示す第2の認証状態の各々に対して、許可する操作を対応付けた対応情報とに基づいて、許可する操作を決定する決定ステップと、を含む、
    画像処理方法。
  8. コンピュータに、
    ユーザの認証状態を検出する認証状態検出ステップと、
    前記認証状態検出ステップにより検出されたユーザの認証状態と、ユーザが認証されていない状態を示す第1の認証状態、および、ユーザが認証されている状態を示す第2の認証状態の各々に対して、許可する操作を対応付けた対応情報とに基づいて、許可する操作を決定する決定ステップと、を実行させるためのプログラム。
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