JP2016059873A - ストレーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗浄時にスクリーン内に異物の排出残りができるだけ生じないようにして、洗浄効率の向上を図る。【解決手段】 流入口2及び流出口3を有した流路4を備えた本体1と、本体1の流路4内に着脱可能に装着され一端に流入開口21を形成するカップ状のスクリーン20と、本体1の上部に設けられスクリーン20の出し入れを行なうための出入用孔6と、出入用孔6を閉塞する着脱可能な蓋10とを備え、本体1の壁部を貫通して設けられるとともに入口51,71がスクリーン20内に開口し本体1の外部の出口側が開閉させられ開時にスクリーン20内の流体を排出させてスクリーン20内の洗浄を可能にした第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70を設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、水,油等の流体の流れる管路において、この流体内に含まれるゴミ等の異物を濾過するスクリーンを備えたストレーナに係り、特に、本体を分解せずにスクリーン内に溜まったゴミなどの異物を排出して洗浄できる洗浄機能付きのストレーナに関する。
従来、図11に示すように、この種のストレーナSaとしては、例えば、流入口201及び流出口202を有した流路203を備えた本体200と、本体200の流路203内に装着され流体が流入する流入開口204を有したカップ状のスクリーン205と、洗浄管路206とを備えて構成されている。洗浄管路206は、本体200の壁部を貫通して設けられ、その入口207がスクリーン205の底壁205aに取付けられてスクリーン205内に開口している。また、本体200の外部の洗浄管路206の出口208にはこの洗浄管路206を開閉する開閉バルブ209が接続されている。
そして、通常の使用時においては、開閉バルブ208を閉にし、流入口201から流入する流体をスクリーン205に通して流出口202から流出させ、スクリーン205において流体内に含まれるゴミ等の異物を濾過する。また、スクリーンの洗浄を行うときは、開閉バルブ209を開にし、流入口201から流出口202に流体を順流で流し、スクリーン205内の流体を洗浄管路206から排出させてスクリーン205内に溜まったゴミ等の異物を流体とともに排出して洗浄する(例えば、特許平11−90125号公報参照)。この洗浄は、流入口201から流出口202に流体を順流で流して行うので、所謂ブロータイプといわれている。
特許平11−90125号公報
ところで、この従来のストレーナSaにおいては、適時に開閉バルブ209を開にしてスクリーン205内に溜まったゴミ等の異物を流体とともに排出させてスクリーン205内の洗浄を行うが、流体を逆流させて異物を排出する所謂逆洗タイプと異なり、流入口201から流出口202に流体を順流で流して行う所謂ブロータイプなので、ゴミなどの異物がスクリーン205の底部の角部などに引っ掛かって排出されないこともあり、必ずしも洗浄効率に優れているとは言えないという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、洗浄時にスクリーン内に異物の排出残りができるだけ生じないようにして、洗浄効率の向上を図ったストレーナを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明のストレーナは、流入口及び流出口を有した流路を備えた本体と、該本体の流路内に設けられたカップ状のスクリーンとを備えたストレーナにおいて、上記本体の壁部を貫通して設けられるとともに入口が上記スクリーン内に開口し上記本体の外部の出口側が開閉させられ開時にスクリーン内の流体を排出させてスクリーン内の洗浄を可能にした洗浄管路を備え、該洗浄管路を複数設けた構成としている。
これにより、通常の使用時においては、各洗浄管路の出口側を閉にし、流入口から流入する流体をスクリーンに通して流出口から流出させ、スクリーンにおいて流体内に含まれるゴミ等の異物を濾過する。また、スクリーンの洗浄を行うときは、各洗浄管路の出口側を開にし、流入口から流出口に流体を順流で流し、スクリーン内の流体を洗浄管路から排出させてスクリーン内に溜まったゴミ等の異物を流体とともに排出して洗浄する。この場合、洗浄管路が複数設けられており、スクリーン内には洗浄管路の入口が複数開口することになるので、スクリーン内の異物が洗浄管路の入口に導かれる確率が高くなり、そのため、異物がスクリーンの底部の角部などに引っ掛かって排出されない事態を低減することができ、洗浄効率を大幅に向上させることができる。
より具体的には、本発明は、流入口及び流出口を有した流路を備えた本体と、該本体の流路内に着脱可能に装着され一端に上記流入口から流入する流体を受け入れる流入開口を形成する筒状の側壁及び該側壁の他端を塞ぐ底壁を有したカップ状のスクリーンと、上記本体の壁部の上部に設けられ上記スクリーンの出し入れを行なうための出入用孔と、該出入用孔を閉塞する着脱可能な蓋とを備え、上記本体の流入口側の流路を形成する内壁内周に形成された受面に上記スクリーンの開口端面が押圧されて該スクリーンが装着されるストレーナにおいて、上記本体の壁部を貫通して設けられるとともに入口が上記スクリーン内に開口し上記本体の外部の出口側が開閉させられ開時にスクリーン内の流体を排出させてスクリーン内の洗浄を可能にした洗浄管路を備え、該洗浄管路を、少なくとも第1洗浄管路及び第2洗浄管路を含む複数設け、上記第1洗浄管路の入口を上記スクリーンの底壁であって上記本体の壁部の下部側に設け、上記第2洗浄管路の入口を上記スクリーンの底壁の近傍の側壁であって上記本体の壁部の下部側に設けた構成としている。
これによれば、スクリーンを装着するときは、本体の蓋を取り外して出入用孔を開にし、スクリーンを出入用孔から流路内に入れ、本体の流入口側の内壁内周に形成された受面にスクリーンの開口端面を押圧して装着する。そして、通常の使用時においては、各洗浄管路の出口側を閉にし、流入口から流入する流体をスクリーンに通して流出口から流出させ、スクリーンにおいて流体内に含まれるゴミ等の異物を濾過する。また、スクリーンの洗浄を行うときは、各洗浄管路の出口側を開にし、流入口から流出口に流体を順流で流し、スクリーン内の流体を洗浄管路から排出させてスクリーン内に溜まったゴミ等の異物を流体とともに排出して洗浄する。この場合、洗浄管路が複数設けられており、スクリーン内には洗浄管路の入口が複数開口することになるので、スクリーン内の異物が洗浄管路の入口に導かれる確率が高くなり、そのため、異物がスクリーンの底部の角部などに引っ掛かって排出されない事態を低減することができ、洗浄効率を大幅に向上させることができる。
特に、スクリーン内では異物は、流体により押されて底壁に接触するとともに、底壁の下の側壁との角部に溜まり易いが、第1洗浄管路の入口がスクリーンの底壁であって本体の壁部の下部側に設けられ、第2洗浄管路の入口がスクリーンの底壁の近傍の側壁であって本体の壁部の下部側に設けられるので、洗浄管路の入口が異物が溜まり易いところの底壁と側壁との2箇所に設けられることになり、そのため、異物がこれらの入口に入り込みやすく、確実に異物の排出を行うことができ、より一層洗浄効率を向上させることができる。
また、必要に応じ、上記第1洗浄管路が貫通する上記本体の壁部の第1貫通孔を上記装着されたスクリーンの底壁より流出口側であって上記本体の壁部の下部側に設け、上記第2洗浄管路が貫通する上記本体の壁部の第2貫通孔を上記本体の壁部の下部側に設けた構成としている。各洗浄管路が外側に向けて下向きになるので、異物が途中で滞留する事態が防止され、この点でも確実に異物の排出を行うことができ、より一層洗浄効率を向上させることができる。
更に、必要に応じ、上記流出口側を流れる流体の圧力が上記流入口側を流れる流体の圧力より所定圧力以下か否かを検知する圧力検知部を設け、上記複数の洗浄管路の出口側に、上記圧力検知部が所定圧力以下を検知したとき上記洗浄管路を開にし所定圧力以下にならないとき該洗浄管路を閉にする開閉バルブを備えた構成としている。
スクリーン内に異物が溜まってくると、流出口側を流れる流体の圧力が流入口側を流れる流体の圧力より圧力が低下してくるが、圧力検知部が所定圧力以下を検知すると、異物が溜まったとして、開閉バルブを自動的に開にするので、洗浄を自動的に行うことができ、管理が容易になる。
この構成において、必要に応じ、上記開閉バルブを、上記洗浄管路に接続されるインポート及びアウトポートを備えた内路と、該内路を開閉する弁体とを備えて構成し、上記本体の外部に上記本体の流入口側と流出口側とを短絡するバイパス管路を設け、上記圧力検知部を上記開閉バルブに一体に設け、該圧力検知部を、上記弁体に連携して該弁体を作動するダイヤフラムと、該ダイヤフラムで仕切られ上記バイパス管路の上流側に接続される上流側室と、上記ダイヤフラムで仕切られ上記バイパス管路の下流側に接続される下流側室とを備えて構成し、上記上流側室と下流側室の圧力差でダイヤフラムを介して弁体を開閉し開時に上記アウトポートから流体を排出させるようにしたことが有効である。圧力差を直接検知して開閉バルブを開閉するので動作が確実に行われる。また、圧力検知部を開閉バルブに一体に設けたので、それだけ、部品点数が少なく、装置をコンパクトにすることができる。
また、必要に応じ、上記本体の外部に上記本体の流入口側と流出口側とを短絡するバイパス管路を設け、上記圧力検知部を、ダイヤフラムで仕切られ上記バイパス管路の上流側に接続される上流側室と、上記ダイヤフラムで仕切られ上記バイパス管路の下流側に接続される下流側室と、上記上流側室に設けられ該上流室内の流体をパイロット圧流体として吐出するパイロット圧流体ポートと、上記ダイヤフラムに連携され上記上流側室と下流側室の圧力差で該ダイヤフラムを介して上記パイロット圧流体ポートを開閉するとともに開時に上記パイロット圧流体ポートからパイロット圧流体を吐出させる弁体とを備えて構成し、上記開閉バルブを、上記洗浄管路に接続されるインポート及びアウトポートを備えた内路と、ダイヤフラムで仕切られ上記圧力検知部のパイロット圧流体ポートに接続される上流側室と、該ダイヤフラムで仕切られ上記内路に連通する下流側室と、該ダイヤフラムに連携され上記内路を開閉するとともに上記パイロット圧流体ポートからのパイロット圧流体により該内路を開にして上記アウトポートから流体を排出させる弁体とを備えて構成することもできる。
本発明によれば、スクリーンの洗浄を行うときは、各洗浄管路の出口側を開にし、流入口から流出口に流体を順流で流し、スクリーン内の流体を洗浄管路から排出させてスクリーン内に溜まったゴミ等の異物を流体とともに排出して洗浄するが、この場合、洗浄管路が複数設けられており、スクリーン内には洗浄管路の入口が複数開口することになるので、スクリーン内の異物が洗浄管路の入口に導かれる確率が高くなり、そのため、異物がスクリーンの底部の角部などに引っ掛かって排出されない事態を低減することができ、洗浄効率を大幅に向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るストレーナの内部の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナを示す一部断面正面図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナの内部の構造を示す側面断面である。 本発明の実施の形態に係るストレーナの内部の構造を示す断面斜視図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナの内部の構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナの内部の構造を示す別の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナの内部の構造を示すまた別の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナの要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナのスクリーンの装着工程を示す図である。 本発明の別の実施の形態に係るストレーナを示す一部断面正面図である。 従来のストレーナの一例を示す図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係るストレーナについて詳細に説明する。
図1乃至図9には、本発明の実施の形態に係るストレーナSを示している。ストレーナSの基本的構成は、流入口2及び流出口3を有した流路を有した本体1と、本体1の流路4内に着脱可能に装着され流体が流入する流入開口21を有したカップ状のスクリーン20とを備えてなる。
本体1は、その流路4を直線状とする管体であって鋳物で形成されている。この本体1の流入口2及び流出口3には、夫々、流体が流れる他の管体に本体1を取り付けるためのフランジ5が形成されている。また、この本体1の壁部の上部には、スクリーン20の出し入れを行なうための出入用孔6が設けられている。この出入用孔6は円形状に形成されており、この出入用孔6の外周には外向きのフランジ7が形成され、フランジ7には等角度間隔で挿通孔8が複数形成されている。即ち、ストレーナSには、所謂Y型,U型,T型など種々あるが、本ストレーナSはT型に属する。符号9は本体1に設けられたドレンである。
出入用孔6にはこれを開閉する蓋10が設けられる。この蓋10は、本体1と同様の鋳物で形成されており、出入用孔6のフランジ7の外径と同じ外径に形成されている。蓋10の外周には出入用孔6のフランジ7に対応した挿通孔11が等角度間隔で形成されており、この挿通孔11にボルト12を挿通しナット13を螺合して締め付けることにより、蓋10は出入用孔6のフランジに取り付けられる。
また、本体1の流入口2側の流路4を形成する内壁内周には、スクリーン20の装着時に流入開口21の開口端面22が押圧されて密着する受面14が形成されている。受面14はスクリーン20の流入開口21が遊嵌する凹所15に形成されている。
スクリーン20は、図1,図4乃至図8に示すように、一端に流入口2から流入する流体を受け入れる流入開口21を形成する筒状の側壁23及び側壁23の他端を塞ぐ底壁24を有したカップ状に形成されている。スクリーン20は、全体が多数の穴が開いたステンレス製などの外側のパンチメタル板と、内側の網状部材との二重構造になっている。また、流入開口21及び底壁24の外周には外側に突出したリング状のフランジ25,26が形成されている。
更に、本実施の形態に係るストレーナSは、スクリーン20の開口端面22が本体1の受面14に密着するようにスクリーン20を押圧する押圧手段30を備えている。押圧手段30は、スクリーン20の底壁24に当接してスクリーン20と同動する移動体31と、移動体31を介してスクリーン20を押圧するロッド部材32と、ロッド部材32をガイドするガイド部33とを備えて構成されている。
詳しくは、図1,図3乃至図5、主に図7に示すように、ロッド部材32は、下端34が本体1の壁部の内側下部に形成された挿通穴35に挿脱可能に形成され挿通時に挿通穴35に立設させられるとともに上端に雄ネジ36aが形成されたロッド本体36と、ロッド本体36の雄ネジ36aに螺合するナット37と、ロッド本体36の下側に固設され上側に円錐台部38を有しロッド本体36より大径の下側押え部39と、ロッド本体36に挿脱可能に設けられ挿入時に下側押え部39の円錐台部38と鏡面対象になる円錐台部41を有しロッド本体36より大径の上側押え部40とを備えて構成されている。ロッド部材32は、一対設けられ、装着されたスクリーン20の底壁24面に沿う幅方向に並設されるように配置される。本体1の壁部の下側には、各ロッド部材32のロッド本体36の下端を挿通保持する挿通穴35が形成された支持板42が溶接固定されている。支持板42には各ロッド部材32に対応してピン43が突設されている一方、各ロッド本体36の下側押え部39にはピン43に当接してナット37の締め付け時にロッド部材32の回り止めを行う突起44が突設されている。
移動体31は、左右一対の断面矩形状の縦棒45と、縦棒45間に所定間隔離間して架設された上下一対の断面矩形状の横棒46と、横棒46間に架設される補強棒47とを備えて構成され、一側面にスクリーン20の底壁24のフランジ26が当接する。他側面であって、下側の横棒46には、各ロッド部材32の下側押え部39の円錐台部38の円錐台面に当接する下側テーパ面48が左右一対形成され、上側の横棒46には、各ロッド部材32の上側押え部40の円錐台部41の円錐台面に当接する上側テーパ面49が左右一対形成されている。
ガイド部33は、板状の部材であり、上側押え部40が摺接可能に本体1の壁部の内側上部に溶接固定されている。符号37aはナット37と上側押え部40との間に介装されるワッシャーである。
これにより、ロッド本体36に上側押え部40を挿入した状態でロッド本体36の雄ネジ36aにナット37をねじ込んで上側押え部40を押し下げることにより、上側押え部40の円錐台部41の円錐面を上側テーパ面49に当接させ、下側押え部39の円錐台部の円錐面を下側テーパ面48に当接させながら移動体31を移動させてスクリーン20を押圧するようにしている。
そしてまた、本実施の形態に係るストレーナSは、図1乃至図9に示すように、主には図6及び図8に示すように、本体1の壁部を貫通して設けられるとともに入口がスクリーン20内に開口し本体1の外部の出口側が開閉させられ開時にスクリーン20内の流体を排出させてスクリーン20内の洗浄を可能にした洗浄管路を備えている。この洗浄管路のタイプは、流入口2から流出口3に流体を順流で流して行うので、所謂ブロータイプといわれている。そして、この洗浄管路は、複数設けられている。実施の形態では、第1洗浄管路50と第2洗浄管路70の2つ備えられている。第1洗浄管路50の入口51は、スクリーン20の底壁24であって本体1の壁部の下部側に設けられており、スクリーン20の底壁24には第1洗浄管路50の入口51が取付けられる第1入口開口52が形成され、本体1の壁部には第1洗浄管路50が貫通する第1貫通孔53が形成されている。第1貫通孔53は、装着されたスクリーン20の底壁24より流出口3側であって本体1の壁部の下部側に設けられている。一方、第2洗浄管路70の入口71は、スクリーン20の底壁24の近傍の側壁23であって本体1の壁部の下部側に設けられており、スクリーン20の側壁23には第2洗浄管路70の入口71が取付けられる第2入口開口72が形成され、本体1の壁部には第2洗浄管路70が貫通する第2貫通孔73が形成されている。第2洗浄管路70が貫通する本体1の壁部の第2貫通孔73は、本体1の壁部の下部側に設けられている。第2入口開口72は、スクリーン20に巻回された帯状の補強板74を介して該スクリーン20に形成されている。
詳しくは、第1洗浄管路50は、第1入口開口52に取付けられる第1入口側管路50Aと、第1貫通孔53に取付けられる第1出口側管路50Bとに分割されている。第1入口側管路50Aは、第1入口開口52に固定された所要の内径を有した接続メス管体54と、接続メス管体54に対して一端が差し込まれ他端に雄ネジ部55を有した接続オス管体56と、一端に接続オス管体56の雄ネジ部55にナット57で接続される接続部58を有し他端に後述の連結メス管体61に対して差し込まれて接続され抜かれて分離される連結オス管体59を有したエルボ管60とを備えて構成されている。エルボ管60の他端の連結オス管体59は第1入口側管路50Aの分割端部として構成されている。一方、第1出口側管路50Bは、第1貫通孔53に溶接固定され所要の内径を有した連結メス管体61で構成されており、上記の連結オス管体59が差し込まれて接続され抜かれて分離される。連結メス管体61は第1出口側管路50Bの分割端部として構成されている。連結メス管体61の出口側には後述の開閉バルブ91が接続される雌ネジ部62が形成されている。接続メス管体54には接続オス管体56の差し込み時に互いをシールするO−リング63が設けられ、連結オス管体59には接続メス管体54への差込時に互いをシールするO−リング64が設けられている。65は接続オス管体56と接続部58とをシールするO−リングである。
第2洗浄管路70は、第2入口開口72に取付けられる第2入口側管路70Aと、第2貫通孔73に取付けられる第2出口側管路70Bとに分割されている。第2入口側管路70Aは、第2入口開口72に溶接固定された所要の内径を有した連接メス管体75で構成されている。連接メス管体75は第2入口側管路70Aの分割端部として構成されている。第2出口側管路70Bは、連接メス管体75に対して一端が差し込まれる連接オス管体77を備えている。連接オス管体77は出口側に鍔部78を有し、第2貫通孔73に溶接固定された保持管80に挿通され、この保持管80の外周に形成された雄ネジ部81に螺合するナット82で鍔部78を押さえることにより保持管80に固定されている。連接オス管体77は第2出口側管路70Bの分割端部として構成されている。連接オス管体77の出口側には後述の開閉バルブ91が接続される雌ネジ部83が形成されている。また、連接オス管体77には、連接メス管体75への差し込み時に互いをシールするO−リング84と、保持管80との間で互いにシールするO−リング85とが設けられている。
更に、本実施の形態に係るストレーナSは、図2に示すように、流出口3側を流れる流体の圧力が流入口2側を流れる流体の圧力より所定圧力以下か否かを検知する圧力検知部90を備え、第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70の出口側に、夫々、圧力検知部90が所定圧力以下を検知したとき第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70を開にし所定圧力以下にならないとき第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70を閉にする開閉バルブ91を備えている。開閉バルブ91は、圧力検知部90を一体に備えている。
詳しくは、開閉バルブ91は、洗浄管路(50,70)に接続されるインポート92及びアウトポート93を備えた内路94と、内路94を開閉する弁体95とを備えて構成されている。本体1の外部には本体1の流入口2側と流出口3側とを短絡するバイパス管路96が設けられている。そして、圧力検知部90は、弁体95に連携して弁体95を作動するダイヤフラム97と、ダイヤフラム97で仕切られバイパス管路96の上流側に接続される上流側室98と、ダイヤフラム97で仕切られバイパス管路96の下流側に接続される下流側室99とを備えて構成されている。これにより、上流側室98と下流側室99の圧力差でダイヤフラム97を介して弁体95を開閉し開時にアウトポート93から流体を排出させるようにしている。開閉バルブ91に圧力検知部90を一体化したので、それだけ、部品点数が少なくなり、装置をコンパクトにすることができる。
従って、本実施の形態に係るストレーナSによれば、スクリーン20を装着するときは、予め、第1洗浄管路50においては、本体1内のスペースの関係で、第1入口側管路50Aの接続メス管体54に接続オス管体56を差し込んでおき、エルボ管60を接続オス管体56から外すとともに、このエルボ管60の連結オス管体59を連結メス管体61から抜いて、エルボ管60を分離しておく。一方、第2洗浄管路70においては、第2入口側管路70Aの連接メス管体75から連接オス管体77を抜くとともに、この連接オス管体77を保持管80からも抜いておく。
この状態において、図5及び図9に示すように、本体1の蓋10を取り外して出入用孔6を開にし、先ず、エルボ管60を、出入用孔6から流路4内に入れ、このエルボ管60の連結オス管体59を連結メス管体61に差し込む。スペースの関係で、図9に示すように、エルボ管60を90度回転させた状態にする。この場合、第1入口側管路50Aの一部ではあるが、分割端部であるエルボ管60の他端の連結オス管体59は、分割端部である第1出口側管路50Bの連結メス管体61に差し込むことで接続することができ、そのため、その後のスクリーン20を本体1に容易に装着することができるようになる。
この状態で、図9に示すように、スクリーン20を把持して、出入用孔6から本体1内に入れ、流入開口21を凹所15に遊嵌させて開口端面22を受面14に当接させるように配置する。次に、図1,図3,図4及び図8に示すように、エルボ管60を90度回転させ、スクリーン20底部から突出した接続オス管体56の雄ネジ部55に、エルボ管60のナット57を締め付けて接続する。これにより、第1洗浄管路50が組み上がる。この場合、すでに、第1入口側管路50Aの一部ではあるが、分割端部であるエルボ管60の他端の連結オス管体59が、分割端部である第1出口側管路50Bの連結メス管体61に差し込まれており、単にナット57を接続オス管体56の雄ネジ部55に締め付けるだけで接続することができるので、スクリーン20を本体1に容易に装着することができる。
また、図1,図4及び図8に示すように、スクリーン20下部から突出した分割端部である第2入口側管路70Aの連接メス管体75に対して、分割端部である第2出口側管路70Bの連接オス管体77を、本体1の下部に突出した保持管80から挿通して差し込み、この保持管80の雄ネジ部81にナット82を締め付けて固定する。これにより、第2洗浄管路70が組み上がる。この場合、連接メス管体75に対して連接オス管体77を差し込むことで第2入口側管路70Aと第2出口側管路70Bとを接続することができ、そのため、スクリーン20を本体1に容易に装着することができる。また、この場合、連接オス管体77は連接メス管体75に対してスライド可能なので、無理な力が生じても吸収される。
この状態で、図1,図3,図4及び図7に示すように、押圧手段30によりスクリーン20を押圧する。詳しくは、ロッド部材32のロッド本体36を、その下端34を支持板42の挿通穴35に挿通して支持板42上に立設する。次に、移動体31をスクリーン20の底壁24とロッド本体36との間に介装し、その下側テーパ面48を移動体31の下側押え部39の円錐台部38に支承する。それから、ロッド本体36に上側押え部40を挿入してその円錐台部41を移動体31の上側テーパ面49に支承する。その後、ロッド本体36の上端の雄ネジ36aにナット37をねじ込んで締め付ける。これにより、下側押え部39が円錐台部38の円錐台面及び下側テーパ面48を介して移動体31を流入口2側に押圧し、上側押え部40が円錐台部41の円錐台面及び上側テーパ面49を介して移動体31を流入口2側に押圧するので、スクリーン20の開口端面22が受面14に密着させられて固定される。
そして、第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70を組み上げてスクリーン20の装着が終わったならば、蓋10を出入用孔6に被せてボルト12及びナット13で本体1に固定する。
このスクリーン20が装着されたストレーナSの通常の使用時においては、図2に示すように、圧力検知部90が一体化した開閉バルブ91においては、弁体95が閉じており、第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70の出口側は閉になっているので、流入口2から流入した流体はスクリーン20を通って流出口3に向けて本体1の流路4を流れる。この際、この流体に混在するゴミ等の異物がスクリーン20で濾過され、スクリーン20に捕獲されていく。スクリーン20にゴミ等の異物が濾過されて溜まってくると、スクリーン20を流体が通過し難くなることから、流出口3側の流体の圧力が流入口2側よりも低くなる。図2に示すように、流出口3側を流れる流体の圧力が流入口2側を流れる流体の圧力より所定圧力以下になると、開閉バルブ91においては、弁体95が開き、そのため、第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70の出口側が開になる。
これにより、図1及び図8に示すように、流入口2から流出口3に順流で流れる流体は、スクリーン20を通って第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70に流入し、スクリーン20内に溜まったゴミ等の異物を流体とともに出口(アウトポート93)から排出していく。この場合、洗浄管路は、第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70の複数設けられており、スクリーン20内には複数の入口51,71が開口することになるので、スクリーン20内の異物が各洗浄管路50,70の入口51,71に導かれる確率が高くなり、そのため、異物がスクリーン20の底部の角部などに引っ掛かって排出されない事態を低減することができ、洗浄効率を大幅に向上させることができる。
特に、スクリーン20内では異物は、流体により押されて底壁24に接触するとともに、底壁24の下の側壁23との角部に溜まり易いが、第1洗浄管路50の入口51がスクリーン20の底壁24であって本体1の壁部の下部側に設けられ、第2洗浄管路70の入口71がスクリーン20の底壁24の近傍の側壁23であって本体1の壁部の下部側に設けられるので、各洗浄管路50,70の入口51,71が異物が溜まり易いところの底壁24と側壁23との2箇所に設けられることになり、そのため、異物がこれらの入口51,71に入り込みやすく、確実に異物の排出を行うことができ、より一層洗浄効率を向上させることができる。また、第1洗浄管路50が貫通する本体1の壁部の第1貫通孔53が、装着されたスクリーン20の底壁24より流出口3側であって本体1の壁部の下部側に設けられ、第2洗浄管路70が貫通する本体1の壁部の第2貫通孔73が本体1の壁部の下部側に設けられているので、各洗浄管路50,70が外側に向けて下向きになるので、異物が途中で滞留する事態が防止され、この点でも確実に異物の排出を行うことができ、より一層洗浄効率を向上させることができる。
洗浄の結果、出口側を流れる流体の圧力が流入口2側を流れる流体の圧力より所定圧力以下にならない(否になる)ように回復すると、再び、開閉バルブ91においては、弁体95が閉じ、第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70の出口側が閉になる。これにより、再び、流入口2から流入した流体はスクリーン20を通って流出口3に向けて本体1の流路4を流れ、スクリーン20では、この流体に混在するゴミ等の異物の濾過が行われる。
ところで、実施の形態に係るストレーナSにおいては、適時に開閉バルブ91が開になってスクリーン20内に溜まったゴミ等の異物が流体とともに排出させられてスクリーン20内の洗浄が行われるが、流出口3から流入口2へ向けて流体を逆流させて異物を排出する所謂逆洗タイプと異なり、流出口3に流体を順流で流して行う所謂ブロータイプなので、ゴミなどの異物がスクリーン20の底部の角部などに引っ掛かって排出されないこともあり、そのため、スクリーン20を、例えば数ヶ月に1回程度等、適時に本体1から取り外し、洗浄を行う。
この際には、図5及び図7に示すように、本体1の蓋10を取り外して出入用孔6を開にし、第1洗浄管路50において、エルボ管60のナット57を緩めてスクリーン20底部から突出した接続オス管体56を開放する。また、第2入口側管路70Aにおいて、保持管80の雄ネジ部81からナット82を緩めて外し、第2入口側管路70Aの連接メス管体75から第2出口側管路70Bの連接オス管体77を抜いて外す。また、押圧手段30において、ロッド部材32のロッド本体36の上端の雄ネジ36aからナット37を緩めて外すとともに、上側押え部40を外し、更に、移動体31を外し、ロッド本体36も外す。これにより、本体1の流入口2側の内壁内周に形成された受面14に対するスクリーン20の開口端面22の押圧を解除し、スクリーン20を出入用孔6から取り出す。この場合、本体1を貫通した第2洗浄管路70が設けられているが、第2洗浄管路70は、第2入口側管路70Aの連接メス管体75から第2出口側管路70Bの連接オス管体77を抜いて外すことで、分離することができ、そのため、スクリーン20を本体1から容易に取り外しできるようになる。そして、取出したスクリーン20を洗浄する。本体1から取り出してスクリーン20を洗浄するので、スクリーン20を確実に綺麗にすることができる。
スクリーン20の清掃後、再び本体1に装着するときは、上記と同様に行う。
図10には、本発明の別の実施の基体に係るストレーナSを示している。これは上記と同様に構成されるが、上記とは開閉バルブ及び圧力検知部の構成が異なっている。即ち、本体1の外部に本体1の流入口2側と流出口3側とを短絡するバイパス管路100を設けている。圧力検知部101は、ダイヤフラム102で仕切られバイパス管路100の上流側に接続される上流側室103と、ダイヤフラム102で仕切られバイパス管路100の下流側に接続される下流側室104と、上流側室103に設けられ上流側室103内の流体をパイロット圧流体として吐出するパイロット圧流体ポート105と、ダイヤフラム102に連携され上流側室103と下流側室104の圧力差でダイヤフラム102を介してパイロット圧流体ポート105を開閉するとともに開時にパイロット圧流体ポート105からパイロット圧流体を吐出させる弁体106とを備えて構成されている。
また、開閉バルブ110は、洗浄管路50,70に接続されるインポート111及びアウトポート112を備えた内路113と、ダイヤフラム114で仕切られ圧力検知部101のパイロット圧流体ポート105に接続される上流側室115と、ダイヤフラム114で仕切られ内路113に連通する下流側室116と、ダイヤフラム114に連携され内路113を開閉するとともにパイロット圧流体ポート105からのパイロット圧流体により内路113を開にしてアウトポート112から流体を排出させる弁体117とを備えて構成されている。これによっても、上記と同様の作用,効果を奏する。
尚、上記実施の形態において、圧力検知部及び開閉バルブの構成は上述したものに限定されるものではなく、例えば、圧力検知部を感圧センサで構成し、開閉バルブを感圧センサの検知に基づいて開閉作動する電磁弁で構成しても良く、あるいは、圧力検知部を設けることなく開閉バルブを手動の開閉バルブで構成しても良く、適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態では、洗浄管路を、第1洗浄管路50及び第2洗浄管路70の2つにしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、3以上設けても良い。更に、第1及び第2入口側管路50A,70A、第1及び第2出口側管路50B,70Bにおいて、分割端部としてのメス管体61,75及びオス管体59,77の構造も、上述したものに限定されるものではなく、適宜変更して差支えない。更にまた、上記実施の形態は、本発明を所謂T型のストレーナに適用したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、所謂Y型,U型など別のタイプのストレーナに適用してよいことは勿論である。
S ストレーナ
1 本体
2 流入口
3 流出口
4 流路
6 出入用孔
10 蓋
14 受面
20 スクリーン
21 流入開口
22 開口端面
23 側壁
24 底壁
30 押圧手段
31 移動体
32 ロッド部材
33 ガイド部
36 ロッド本体
37 ナット
38 円錐台部
39 下側押え部
40 上側押え部
41 円錐台部
48 下側テーパ面
49 上側テーパ面
50 第1洗浄管路
50A 第1入口側管路
50B 第1出口側管路
51 入口
52 第1入口開口
53 第1貫通孔
54 接続メス管体
56 接続オス管体
59 連結オス管体
60 エルボ管
61 連結メス管体
63,64 O−リング
70 第2洗浄管路
70A 第2入口側管路
70B 第2出口側管路
71 入口
72 第2入口開口
73 第2貫通孔
75 連接メス管体
77 連接オス管体
80 保持管
82 ナット
84,85 O−リング
90 圧力検知部
91 開閉バルブ
96 バイパス管路
100 バイパス管路
101 圧力検知部
110 開閉バルブ

Claims (6)

  1. 流入口及び流出口を有した流路を備えた本体と、該本体の流路内に設けられたカップ状のスクリーンとを備えたストレーナにおいて、
    上記本体の壁部を貫通して設けられるとともに入口が上記スクリーン内に開口し上記本体の外部の出口側が開閉させられ開時にスクリーン内の流体を排出させてスクリーン内の洗浄を可能にした洗浄管路を備え、該洗浄管路を複数設けたことを特徴とするストレーナ。
  2. 流入口及び流出口を有した流路を備えた本体と、該本体の流路内に着脱可能に装着され一端に上記流入口から流入する流体を受け入れる流入開口を形成する筒状の側壁及び該側壁の他端を塞ぐ底壁を有したカップ状のスクリーンと、上記本体の壁部の上部に設けられ上記スクリーンの出し入れを行なうための出入用孔と、該出入用孔を閉塞する着脱可能な蓋とを備え、上記本体の流入口側の流路を形成する内壁内周に形成された受面に上記スクリーンの開口端面が押圧されて該スクリーンが装着されるストレーナにおいて、
    上記本体の壁部を貫通して設けられるとともに入口が上記スクリーン内に開口し上記本体の外部の出口側が開閉させられ開時にスクリーン内の流体を排出させてスクリーン内の洗浄を可能にした洗浄管路を備え、該洗浄管路を、少なくとも第1洗浄管路及び第2洗浄管路を含む複数設け、上記第1洗浄管路の入口を上記スクリーンの底壁であって上記本体の壁部の下部側に設け、第2洗浄管路の入口を上記スクリーンの底壁の近傍の側壁であって上記本体の壁部の下部側に設けたことを特徴とするストレーナ。
  3. 上記第1洗浄管路が貫通する上記本体の壁部の第1貫通孔を上記装着されたスクリーンの底壁より流出口側であって上記本体の壁部の下部側に設け、上記第2洗浄管路が貫通する上記本体の壁部の第2貫通孔を上記本体の壁部の下部側に設けたことを特徴とする請求項2記載のストレーナ。
  4. 上記流出口側を流れる流体の圧力が上記流入口側を流れる流体の圧力より所定圧力以下か否かを検知する圧力検知部を設け、上記複数の洗浄管路の出口側に、上記圧力検知部が所定圧力以下を検知したとき上記洗浄管路を開にし所定圧力以下にならないとき該洗浄管路を閉にする開閉バルブを備えたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載のストレーナ。
  5. 上記開閉バルブを、上記洗浄管路に接続されるインポート及びアウトポートを備えた内路と、該内路を開閉する弁体とを備えて構成し、
    上記本体の外部に上記本体の流入口側と流出口側とを短絡するバイパス管路を設け、
    上記圧力検知部を上記開閉バルブに一体に設け、該圧力検知部を、上記弁体に連携して該弁体を作動するダイヤフラムと、該ダイヤフラムで仕切られ上記バイパス管路の上流側に接続される上流側室と、上記ダイヤフラムで仕切られ上記バイパス管路の下流側に接続される下流側室とを備えて構成し、
    上記上流側室と下流側室の圧力差でダイヤフラムを介して弁体を開閉し開時に上記アウトポートから流体を排出させるようにしたことを特徴とする請求項4記載のストレーナ。
  6. 上記本体の外部に上記本体の流入口側と流出口側とを短絡するバイパス管路を設け、
    上記圧力検知部を、ダイヤフラムで仕切られ上記バイパス管路の上流側に接続される上流側室と、上記ダイヤフラムで仕切られ上記バイパス管路の下流側に接続される下流側室と、上記上流側室に設けられ該上流室内の流体をパイロット圧流体として吐出するパイロット圧流体ポートと、上記ダイヤフラムに連携され上記上流側室と下流側室の圧力差で該ダイヤフラムを介して上記パイロット圧流体ポートを開閉するとともに開時に上記パイロット圧流体ポートからパイロット圧流体を吐出させる弁体とを備えて構成し、
    上記開閉バルブを、上記洗浄管路に接続されるインポート及びアウトポートを備えた内路と、ダイヤフラムで仕切られ上記圧力検知部のパイロット圧流体ポートに接続される上流側室と、該ダイヤフラムで仕切られ上記内路に連通する下流側室と、該ダイヤフラムに連携され上記内路を開閉するとともに上記パイロット圧流体ポートからのパイロット圧流体により該内路を開にして上記アウトポートから流体を排出させる弁体とを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載のストレーナ。
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