JP2016057878A - プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016057878A
JP2016057878A JP2014184120A JP2014184120A JP2016057878A JP 2016057878 A JP2016057878 A JP 2016057878A JP 2014184120 A JP2014184120 A JP 2014184120A JP 2014184120 A JP2014184120 A JP 2014184120A JP 2016057878 A JP2016057878 A JP 2016057878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
setting
information
setting information
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014184120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6375804B2 (ja
Inventor
剛広 赤津
Takehiro Akatsu
剛広 赤津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014184120A priority Critical patent/JP6375804B2/ja
Publication of JP2016057878A publication Critical patent/JP2016057878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6375804B2 publication Critical patent/JP6375804B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】クライアントからサーバに印刷設定情報を適切に引き継ぐことができるプログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法を提供する。【解決手段】印刷サーバとネットワークを介して接続された情報処理装置を、プリンタドライバによる印刷に関する設定情報を設定するための設定画面を表示させる表示手段、設定画面が所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたか否かを判定する判定手段、判定手段により設定画面が所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、設定情報のうち、特定の設定情報を所定の第1の印刷設定保存領域に保存させ、それ以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させる設定情報保存手段、印刷指示に応じ、前記所定の第1及び第2の印刷設定保存領域に保存の前記特定の設定情報以外の設定情報とを、印刷サーバに送信する送信手段、として機能させる【選択図】図6

Description

本発明は、プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
Windows(登録商標)上で動作するプリンタドライバは、OS(Operating System)からプリンタドライバの仕組みとして提供されるDevmode構造体という領域を利用して印刷設定を管理している。Devmode構造体に保存された印刷設定情報は、Point&Print環境などにおいて、サーバとクライアント間で印刷設定を引き継ぐことができる。
一方、印刷設定時のDevmode構造体の情報(印刷設定情報)を、データファイルの一部として保存するアプリケーションが知られている。これにより、Devmode構造体が保存されたデータファイルを受け取ったユーザが印刷設定の変更を行わずにデータファイルの印刷を行った場合、このデータファイルを保存したユーザの印刷設定情報に従って印刷が行われる。したがって、ユーザ情報及び認証パスワードなどの機密情報がDevmode構造体に含まれている場合、印刷を行ったユーザは、データファイルを保存したユーザの機密情報を用いて印刷を行ったこととなり(なりすまし印刷)、セキュリティ上問題となる。
この点、特許文献1には、すべての印刷設定情報が特定アプリケーションのデータファイルに画一的に保存されてしまうことを回避して、ユーザの利便性/セキュリティを向上させることを目的とした技術が開示されている。この従来技術では、印刷設定情報にユーザ認証情報や認証パスワードなどの機密情報が含まれる場合、レジストリ又はファイルなどのDevmode構造体以外の領域に保存する。したがって、上記のなりすまし印刷の問題が解決される。
しかしながら、上記の従来技術においては、例えば、Point&Print環境においてサーバサイドレンダリングが行われる場合、適切に印刷設定を引き継ぐことができないという問題がある。すなわち、クライアントのDevmode構造体に保存されている印刷設定情報はサーバ側に引き継ぐことができる一方で、レジストリ又はファイルなどのDevmode構造体以外の領域に保存された印刷設定情報はサーバ側に引き継ぐことができない。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みなされたもので、クライアントからサーバに印刷設定情報を適切に引き継ぐことを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態において、印刷対象データの描画処理を行う印刷サーバとネットワークを介して接続された情報処理装置を、プリンタドライバによる印刷に関する設定情報を設定するための設定画面を表示させる表示手段、前記設定画面が所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたか否かを判定する判定手段、前記判定手段により前記設定画面が前記所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、該設定画面において設定された設定情報のうち、特定の設定情報を所定の第1の印刷設定保存領域に保存させる一方、前記特定の設定情報以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させる設定情報保存手段、前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報と前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報とを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する送信手段、として機能させることを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、クライアントからサーバに印刷設定情報を適切に引き継ぐことができる。
第1の実施形態に係る印刷システムの一例の構成図である。 第1の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係るクライアント装置の一例の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る印刷サーバの一例の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係るプリンタドライバの一例の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る処理の概略を説明するための図である。 第1の実施形態に係る設定情報保存処理の一例のフローチャートである。 印刷設定画面のタイトル一覧を説明するための図である。 第1の実施形態に係る印刷設定画面表示処理の一例のフローチャートである。 第1の実施形態に係る印刷処理におけるUI部の処理の一例のフローチャートである。 第1の実施形態に係る印刷処理における描画部の処理の一例のフローチャートである。 第2の実施形態に係るプリンタドライバの一例の機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る印刷処理におけるUI部の処理の一例のフローチャートである。 第3の実施形態に係るクライアント装置の一例の機能ブロック図である。 第3の実施形態に係るプリンタドライバの一例の機能ブロック図である。 第3の実施形態に係る機密情報保存処理の一例のフローチャートである。 第3の実施形態に係る機密情報取得処理の一例のフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、第1の実施形態に係る印刷システムの一例の構成図である。図1の印刷システム1は、クライアント装置10と、印刷サーバ20と、印刷装置30とがネットワークN1に有線又は無線で接続されている。なお、本実施形態では、一例として、本発明を印刷システムに適用した場合について説明するが、本発明が適用される場面は印刷システムに限定されず、印刷システム以外の各種の情報処理システムに適用してもよい。
クライアント装置10は、印刷システム1のユーザが操作するPC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置である。クライアント装置10は、タブレット端末、スマートフォンや携帯電話、PDAなどの携帯情報端末等でもよい。クライアント装置10には、印刷対象データに印刷指示を行うことができるアプリケーション(印刷アプリケーション)と、この印刷アプリケーションからの印刷指示に基づき印刷対象データの印刷を行うためのプリンタドライバとが搭載(インストール)されている。
ここで、印刷アプリケーションとは、例えば、Microsoft Excel(登録商標)などである。すなわち、本実施形態における印刷アプリケーションは、このアプリケーションのデータファイル(印刷対象データ)内にDevmode構造体の情報が保存されるアプリケーションである。なお、印刷対象データとは、印刷アプリケーションが印刷指示を行うデータファイルである。
印刷サーバ20は、クライアント装置10から受け取った印刷対象データに基づき、印刷装置30が印刷可能な所定のデータ形式の印刷データを生成する情報処理装置である。印刷サーバ20には、このような印刷データを生成するためのプリンタドライバが搭載されている。なお、印刷サーバ20にインストールされたプリンタドライバによって生成される印刷データの所定のデータ形式は、例えば、PDF形式、XPS(XML Paper Specification)形式、BMP(Bit Map)形式などがある。
なお、上述したように、本実施形態の印刷システム1は、クライアント装置10において印刷指示を行った印刷対象データは、印刷サーバ20においてレンダリング処理(描画処理)が行われる。すなわち、本実施形態に係る印刷システム1は、サーバサイドレンダリングである。
印刷装置30は、印刷サーバ20から受け取った印刷データに基づき、印刷を行うプリンタなどの画像処理装置である。印刷装置30は、プリント機能の他、コピー機能、スキャナ機能、FAX機能など複数の機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)などの複合機でもよい。
なお、図1に示すシステム構成は一例であり、クライアント装置10や印刷装置30は、それぞれ2台以上有する構成であってもよい。また、印刷サーバ20と印刷装置30とが同一の装置内に構成されていてもよい。
<ハードウェア構成>
第1の実施形態に係るクライアント装置10及び印刷サーバ20は、例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータ等により実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。図2に示すコンピュータ100は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、HDD(Hard Disk Drive)108を有し、それぞれバスB1で相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、コンピュータ100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などを含み、コンピュータ100による処理結果を表示する。なお、印刷サーバ20の場合、入力装置101及び/又は表示装置102を有しない構成であってもよい。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。記憶媒体103aには、実施形態を実現するプログラムを格納することができる。コンピュータ100は外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
記録媒体103aにはUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)、SDメモリカード(SD Memory card)、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)、フレキシブルディスクなどの記録媒体を用いることができる。
RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、コンピュータ100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operating System)設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ100全体の制御や機能を実現する演算装置である。
通信I/F107は、ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ100は通信I/F107を介してデータ通信を行うことができる。なお、通信I/F107による通信は有線通信であっても無線通信であってもよい。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えば、コンピュータ100全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。HDD108は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。なお、HDD108に代えて、例えばSSD(Solid State Drive)などであってもよい。
第1の実施形態に係るクライアント装置10及び印刷サーバ20は、例えば上記のハードウェア構成のコンピュータ100上でプログラムを実行することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
次に、本実施形態に係る印刷システム1の機能ブロックについて説明する。
≪クライアント装置≫
第1の実施形態に係るクライアント装置10は、例えば図3に示すような機能ブロックにより表すことができる。図3は、第1の実施形態に係るクライアント装置の一例の機能ブロック図である。
クライアント装置10は、印刷アプリケーション11と、プリンタドライバ12と、通信部13と、OS14と、データファイル(印刷対象データ)15と、機密情報記憶部16とを有する。
印刷アプリケーション11は、上述した通り、例えば、Microsoft Excelなどのデータファイル(印刷対象データ)15の一部にDevmode構造体の情報が保存されるアプリケーションである。また、印刷アプリケーション11は、データファイル(印刷対象データ)15に対して印刷指示を行うことができるアプリケーションである。
プリンタドライバ12は、印刷に関する設定情報の設定と、印刷アプリケーション11からの印刷指示に応じてデータファイル(印刷対象データ)15に基づく印刷データの生成とを行う。ただし、上述したように、本実施形態では、印刷データの生成は印刷サーバ20に搭載されるプリンタドライバにて行う(サーバサイドレンダリング)。なお、印刷に関する設定情報とは、通常、Devmode構造体に保存される印刷設定情報である。以降、印刷に関する設定情報を、単に「設定情報」と表す。プリンタドライバ12の詳細な機能ブロックは後述する。通信部13は、印刷サーバ20とのデータ通信を行う。
OS14は、クライアント装置10全体を制御する基本ソフトウェアである。OS14は、Windows、UNIX(登録商標)、MacOS(登録商標)等が存在する。本実施形態では、一例としてクライアント装置10のOS14はWindows系OSであるとして説明する。なお、Windows系OSには、WindowsNT、Windows98、Windows2000、Windows2000 Server、Windows2003 Server、Windows2008 Server、WindowsMe、WindowsXP、WindowsVista、Windows7、Windows8、及びこれ以降のバージョンのOSなどが含まれる。
データファイル(印刷対象データ)15は、印刷アプリケーション11の印刷指示に基づき印刷される電子データである。上述したように、データファイル(印刷対象データ)15内にはDevmode構造体の情報が保存される。なお、以降では、データファイル(印刷対象データ)15を、単に「印刷対象データ15」と表す。
機密情報記憶部16は、設定情報のうちの機密に関する設定情報を暗号化した情報を記憶する。機密情報記憶部16は、Devmode構造体以外の記憶領域であり、例えば、ファイルやレジストリなどである。本実施形態では、機密情報記憶部16は、印刷アプリケーション11毎に存在するものとする。例えば、印刷アプリケーション11が利用する機密情報記憶部16と、印刷アプリケーション11が利用する機密情報記憶部16とは異なる記憶領域に確保されたレジストリやファイル等である。なお、機密に関する設定情報とは、例えば、クライアント装置10のログインユーザを一意に識別するIDであるユーザ情報、及びユーザ情報がクライアント装置10にログインするための認証パスワード等である。以降、機密に関する設定情報を、単に「機密情報」と表す。なお、機密情報は、特許請求の範囲に記載された特定の設定情報の一例である。
≪印刷サーバ≫
第1の実施形態に係る印刷サーバ20は、例えば図4に示すような機能ブロックにより表すことができる。図4は、第1の実施形態に係る印刷サーバの一例の機能ブロック図である。
印刷サーバ20は、プリンタドライバ21と、通信部22と、OS23とを有する。
プリンタドライバ21は、クライアント装置10から受け取った印刷対象データ15、設定情報、機密情報などに基づき印刷データの生成を行う。プリンタドライバ21の詳細な機能ブロックは後述する。通信部22は、クライアント装置10及び印刷装置30とのデータ通信を行う。
OS23は、印刷サーバ20全体を制御する基本ソフトウェアである。OS23は、Windows、UNIX、MacOS等が存在する。本実施形態では、一例として印刷サーバ20のOS23はWindows系OSであるとして説明する。
≪プリンタドライバ≫
第1の実施形態に係るプリンタドライバ12及びプリンタドライバ21は、例えば図5に示すような機能ブロックにより表すことができる。図5は、第1の実施形態に係るプリンタドライバの一例の機能ブロック図である。
プリンタドライバ12及びプリンタドライバ21は、UI部200と、描画部300とを有する。UI部200は、主に、設定情報を設定するための印刷設定画面の表示及び設定情報の保存、並びに描画部300への描画要求を行い、クライアント装置10において実行される。他方、描画部300は、主に、印刷対象データに基づき印刷データの生成を行い、印刷サーバ20において実行される。
UI部200は、画面表示部201と、ユーザ情報取得部202と、暗号化/復号キー生成部203と、暗号化/復号部204と、機密情報判定部205と、機密情報送信部206と、設定画面判定部207と、設定情報管理部208と、設定情報記憶部209とを有する。また、描画部300は、機密情報受信部301と、描画処理部302と、印刷データ送信部303とを有する。
画面表示部201は、ユーザからの指示に応じて設定情報の設定を行うための印刷設定画面を表示させる。
ユーザ情報取得部202は、ユーザ情報を取得する。このユーザ情報は、上述したように、例えば、クライアント装置10のログインユーザを一意に識別するIDである。すなわち、例えば、クライアント装置10に搭載されているOS14(Windows系OS)のログインユーザ名などである。
暗号化/復号キー生成部203は、ユーザ情報に基づき、機密情報を暗号化するための暗号化キーを生成する。また、暗号化/復号キー生成部203は、ユーザ情報に基づき、暗号化された機密情報を復号するための復号キーを生成する。なお、例えば、ユーザ情報そのものを暗号化キー及び復号キーとしてもよいし、プリンタドライバ12のプリンタアイコン(論理プリンタ)を一意に示す識別情報を暗号化キー及び復号キーとしてもよい。また、復号キーと暗号化キーとは同一であってもよい(すなわち、対称鍵(共通鍵)であってもよい)。さらに、復号キーと暗号化キーとが同一である場合、暗号化/復号キー生成部203は、暗号化キーのみを生成するようにしてもよい。
暗号化/復号部204は、暗号化キーに基づき機密情報を暗号化する。また、暗号化/復号部204は、復号キーに基づき暗号化された機密情報を復号する。
機密情報判定部205は、設定情報のうちのいずれの設定情報が機密情報であるかを判定する。例えば、機密情報判定部205は、設定情報のうち、認証に関する設定情報(例えば、ユーザ情報及び認証パスワード等)を機密情報として判定する。
機密情報送信部206は、暗号化/復号部204により復号された機密情報を描画部300に送信する。すなわち、本実施形態では、クライアント装置10に搭載されているプリンタドライバ12の機密情報送信部206は、暗号化/復号部204により復号された機密情報を印刷サーバ20に搭載されたプリンタドライバ21の描画部300に送信する。
設定画面判定部207は、設定情報の設定を行うための印刷設定画面について、印刷アプリケーション11から表示された印刷設定画面にて設定情報が設定されたのか、又はWindows系OSのプリンタフォルダから表示された印刷設定画面にて設定情報が設定されたのかを判定する。これは、後述するように、印刷アプリケーション11から表示された印刷設定画面にて設定された設定情報(機密情報は除く)は、印刷対象データ15内のDevmode構造体に保存させる一方、Windows系OSのプリンタフォルダから表示された印刷設定画面にて設定された設定情報はユーザ毎に管理されるDevmode構造体に保存させるためである。
設定情報管理部208は、ユーザにより印刷設定画面から設定された設定情報をDevmode構造体に保存する。また、設定情報管理部208は、所定の場合、ユーザにより設定された設定情報のうち機密情報を機密情報記憶部16に保存する。
設定情報記憶部209は、設定情報を記憶する。設定情報記憶部209は、例えばDevmode構造体やPrintTicket等の印刷設定保存領域である。なお、以降では、一例として設定情報記憶部209は、Devmode構造体であるとする。
ここで、Devmode構造体はユーザ情報毎に管理されているため、設定情報記憶部209の一例としてのDevmode構造体は、以降、「ユーザのDevmode」又は「ユーザのDevmode構造体」と表す。一方、上述したような印刷対象データ15内のDevmode構造体は、以降、「アプリのDevmode」又は「アプリのDevmode構造体」と表す。
機密情報受信部301は、機密情報送信部206から送信された機密情報を受信する。描画処理部302は、UI部200から受け取った印刷対象データ15に基づき印刷データを生成する。印刷データ送信部303は、描画処理部302により生成された印刷データをスプーラに送信する。スプーラに送信された印刷データは、通信部22を介して印刷装置30に送信され、印刷される。
<処理の概略>
次に、本実施形態に係る印刷システム1の処理の概略について説明する。図6は、第1の実施形態に係る処理の概略を説明するための図である。
まず、ユーザAがクライアント装置10にログインしているとする。そして、このユーザAが印刷アプリケーション11(アプリA)から印刷設定画面を表示させて、設定情報の変更を行う。すると、印刷設定画面において設定された設定情報のうち、機密情報以外の設定情報はアプリAの印刷対象データ15内のアプリのDevmode構造体に保存される(ステップS1)。一方、機密情報については、ユーザAのユーザ情報に基づき暗号化キーが生成され、この生成された暗号化キーに基づき機密情報を暗号化する。そして、暗号化された機密情報は、機密情報記憶部16に保存される(ステップS2)。
次に、ユーザAが印刷対象データ15の印刷指示を行うと、この印刷対象データ15内のアプリのDevmode構造体の設定情報を取得する(ステップS3)。また、ユーザAのユーザ情報に基づき復号キーが生成され、機密情報記憶部16に保存されている暗号化された機密情報を復号して取得する(ステップS4)。
そして、印刷対象データ15とアプリのDevmode構造体の設定情報とを印刷サーバ20の描画部300に送信する(ステップS5)。また、機密情報記憶部16から取得した復号された機密情報を印刷サーバ20の描画部300に送信する(ステップS6)。
続いて、印刷サーバ20のプリンタドライバ21は、クライアント装置10から送信された印刷対象データ15と、設定情報と、機密情報とに基づき印刷データを生成し、この印刷データを印刷装置30に送信する(ステップS7)。最後に、印刷装置30は印刷サーバ20から送信された印刷データを印刷する(ステップS8)。
以上により、印刷データが印刷装置30において印刷される。このとき、クライアント装置10の印刷アプリケーション11において設定情報を設定する際に、印刷対象データ15内のアプリのDevmode構造体には機密情報が保存されない。したがって、例えば、この印刷対象データ15を他のユーザ等に渡した場合等においても、機密情報が当該他のユーザに利用されることがなく、なりすまし印刷等を防止することができる。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る印刷システム1の処理の詳細について説明する。
≪設定情報保存処理≫
まず、ユーザが印刷設定画面から設定情報を設定し、この設定された設定情報を保存するための処理について説明する。図7は、第1の実施形態に係る設定情報保存処理の一例のフローチャートである。
ステップS701において、ユーザが印刷設定設定画面を表示させるための操作を行う。すると、プリンタドライバ12の画面表示部201は、印刷設定画面を表示させる。その後、ユーザがこの印刷設定画面にて各種印刷設定に関する設定情報の設定を行い、印刷設定画面を閉じる。なお、このとき、ユーザは印刷アプリケーション11から又はWindows系OSのプリンタフォルダから印刷設定画面を表示させることができる。
ステップS702において、プリンタドライバ12の設定画面判定部207は、上記ステップS701の印刷設定画面が印刷アプリケーション11から表示されたものか、又はWindows系OSのプリンタフォルダから表示されたものかを判定する。
設定画面判定部207は、印刷設定画面が印刷アプリケーション11から表示されたものか、又はWindows系OSのプリンタフォルダから表示されたものかについて、例えば、以下のような方法で判定することができる。
(1)印刷設定画面のタイトルに基づき判定する
印刷設定画面のタイトルの文字列は、WindowsAPIであるGetWindowText()関数を用いて取得することができる。印刷アプリケーション11から印刷設定画面が表示された場合、この印刷設定画面のタイトルは、「(プリンタドライバ名)のプロパティ」である。
他方、Windows系OSのプリンタフォルダから表示された場合、この印刷設定画面のタイトルは、プリンタドライバ名と、Windows系OSのバージョン毎に異なる図8で示す文字列とを組み合わせたものである。例えば、WindowsVistaの場合、印刷設定画面のタイトルは、「(プリンタドライバ名)印刷設定」や「(プリンタドライバ名)Printing Preferences」等と表示される。したがって、図8に示すテーブルを保持しておき、GetWindowText()関数で取得された文字列と図8に示すテーブルに定義された文字列とを比較することで、印刷アプリケーション11から表示されたものか又はプリンタフォルダから表示されたものかを判定することができる。
(2)印刷設定画面が表示される際に呼ばれるフラグの値に基づき判定する
WindowsAPIであるDrvDocumentPropertySheets()関数に渡されるDOCUMENTPROPERTYHEADER構造体のfmodeフラグの値は、印刷アプリケーション11から印刷設定画面が表示された場合とプリンタフォルダから印刷設定画面が表示された場合とで異なる。したがって、このfmodeフラグの値を参照することで、印刷アプリケーション11から表示されたものか又はプリンタフォルダから表示されたものかを判定することができる。
ステップS703において、上記のステップS702における設定画面判定部207による判定結果に基づき、ステップS704又はステップS705に進む。すなわち、設定画面判定部207による判定結果が、印刷設定画面が印刷アプリケーション11から表示されたものである場合、ステップS705に進む一方、プリンタフォルダから表示されたものである場合、ステップS704に進む。
ステップS704において、印刷設定画面がWindows系OSのプリンタフォルダから表示されたものである場合、設定情報管理部208は、この印刷設定画面において設定された設定情報を設定情報記憶部209に保存する。すなわち、設定情報管理部208は、印刷設定画面において設定された設定情報をユーザのDevmodeに保存する。ユーザのDevmodeは、上述したように、ユーザ情報毎に管理されている。したがって、換言すれば、ここで保存された設定情報は、ユーザのデフォルト(標準)の設定情報となる。
ステップS705において、印刷設定画面が印刷アプリケーション11から表示されたものである場合、機密情報判定部205は、この印刷設定画面から設定された設定情報のうちいずれの設定情報が機密情報であるか判定する。そして、機密情報判定部205により機密情報であると判定された設定情報以外の設定情報について、設定情報管理部208は、アプリのDevmodeに保存する。すなわち、設定情報管理部208は、機密情報以外の設定情報を、印刷対象データ15内のアプリのDevmodeに保存する。
ステップS706において、上記のステップS705において、機密情報判定部205により機密情報であると判定された設定情報について、暗号化/復号キー生成部203により生成された暗号化キーを用いて暗号化/復号部204は、暗号化を行う。そして、設定情報管理部208は、暗号化された機密情報を機密情報記憶部16に保存する。これにより、例えばユーザ情報及び認証パスワード等の機密情報が暗号化されて、アプリのDevmodeとは異なる所定の記憶領域に記憶される。
ここで、暗号化/復号キー生成部203は、ユーザ情報取得部202により取得されたクライアント装置10のログインユーザのユーザ情報に基づき暗号化キーを生成する。この生成される暗号化キーは、例えば、ユーザ情報を入力として所定のハッシュ関数により演算したハッシュ値である。なお、例えば、ユーザ情報そのものを暗号化キーとしてもよいし、プリンタドライバ12のプリンタアイコン(論理プリンタ)を一意に示す識別情報を暗号化キーとしてもよい。
ステップS707において、設定情報管理部208は、印刷対象データ15内のアプリのDevmodeに、機密情報を機密情報記憶部16に保存したことを示す情報を書き込む。例えば、設定情報管理部208は、印刷対象データ15内のアプリのDevmodeにおけるユーザ情報及び認証パスワードが保存されるそれぞれのメンバ変数に、所定の情報を格納する。これにより、後述する処理において機密情報がアプリのDevmodeとは異なる記憶領域に保存されていることが判定できるようになる。
以上により、本実施形態に係るクライアント装置10は、印刷アプリケーション11から設定された設定情報のうちの機密情報について、印刷対象データ15内のアプリのDevmodeとは異なる記憶領域に保存させることができる。したがって、印刷対象データ15内には、機密情報が保存されないため、この印刷対象データ15を他のユーザが入手した場合においても、なりすまし印刷等が防止される。
≪印刷設定画面表示処理≫
次に、ユーザが印刷設定画面を表示させる場合の処理について説明する。図9は、第1の実施形態に係る印刷設定画面表示処理の一例のフローチャートである。
ステップS901において、ユーザが印刷設定設定画面を表示させる操作を行う。すると、プリンタドライバ12の画面表示部201は、印刷設定画面を表示させる。なお、このとき、ユーザは印刷アプリケーション11から又はWindows系OSのプリンタフォルダから印刷設定画面を表示させることができる。
ステップS902において、設定情報管理部208は、所定のDevmode構造体から設定情報取得する。つまり、ユーザが印刷設定画面を印刷アプリケーション11から表示させる操作を行った場合、設定情報管理部208は、印刷対象データ15内のアプリのDevmodeから設定情報を取得する。他方、ユーザが印刷設定画面をWindows系OSのプリンタフォルダから表示させる場合、設定情報管理部208は、ユーザのDevmodeから設定情報を取得する。なお、上述したように、ユーザのDevmodeには機密情報を含む設定情報が暗号化されずに保存されている。
ステップS903において、設定情報管理部208は、上記のステップS902において取得された設定情報について、機密情報を機密情報記憶部16に保存したことを示す情報が含まれるか否かを判定する。当該情報が含まれる場合、ステップS904に進み、含まれない場合、ステップS905に進む。すなわち、ユーザが印刷設定画面を印刷アプリケーション11から表示させる操作を行った場合、ステップS904に進み、プリンタフォルダから表示させる操作を行った場合、ステップS905に進む。
ステップS904において、設定情報管理部208は、機密情報記憶部16から暗号化されている機密情報を取得する。そして、暗号化/復号キー生成部203により生成された復号キーを用いて暗号化/復号部204は、復号を行う。
ここで、暗号化/復号キー生成部203は、ユーザ情報取得部202により取得されたクライアント装置10のログインユーザのユーザ情報に基づき復号キーを生成する。この生成される暗号化キーは、例えば、ユーザ情報を入力として所定のハッシュ関数により演算したハッシュ値である。また、例えば、ユーザ情報そのものを復号キーとしてもよいし、プリンタドライバ12のプリンタアイコン(論理プリンタ)を一意に示す識別情報を復号キーとしてもよい。なお、復号キーは、暗号化キーと同一であってもよい。
ステップS905において、画面表示部201は、印刷設定画面を表示させる。すなわち、ユーザが印刷アプリケーション11から印刷設定画面を表示させる操作を行った場合、アプリのDevmodeから取得された設定情報と、復号された機密情報とに基づき印刷設定画面を表示させる。他方、ユーザがWindows系OSのプリンタフォルダから印刷設定画面を表示させる操作を行った場合、ユーザのDevmodeから取得された設定情報に基づき印刷設定画面を表示させる。これにより、印刷設定画面には、印刷対象データ15に設定されている設定情報又はログインユーザのデフォルト(標準)の設定情報が表示される。
≪印刷処理におけるUI部の処理≫
次に、印刷対象データの印刷を行うための印刷処理について説明する。まず、クライアント装置10に搭載されたプリンタドライバ12のUI部200の処理について説明する。図10は、第1の実施形態に係る印刷処理におけるUI部の処理の一例のフローチャートである。
ステップS1001において、印刷アプリケーション11から印刷対象データ15の印刷指示を行い、印刷の実行を開始させる。
ステップS1002において、設定情報管理部208は、印刷対象データ15内のアプリのDevmodeから設定情報を取得する。上述したように、ここで取得された設定情報には機密情報が含まれない。
なお、ステップS1001において、例えば、印刷対象データ内にアプリのDevmodeが保存されていない印刷対象データの印刷指示を行った場合、設定情報管理部208は、設定情報記憶部209(ユーザのDevmode)から設定情報を取得する。換言すれば、印刷対象データ内にアプリのDevmodeが保存されている場合、アプリのDevmodeに保存されている設定情報が優先的に適用される一方、印刷対象データ内にアプリのDevmodeが保存されていない場合、ユーザのDevmodeに保存されている設定情報が適用される。
ステップS1003において、設定情報管理部208は、上記のステップS1002において取得された設定情報について、機密情報を機密情報記憶部16に保存したことを示す情報が含まれるか否かを判定する。当該情報が含まれる場合、ステップS1004に進み、含まれない場合、ステップS1005に進む。すなわち、アプリのDevmodeが保存されている印刷対象データ15の印刷指示を行った場合、ステップS1004に進み、アプリのDevmodeが保存されていない印刷対象データの印刷指示を行った場合、ステップS905に進む。本実施形態に係る印刷対象データ15内にはアプリのDevmodeが保存されているためステップS1004に進む。
ステップS1004において、設定情報管理部208は、機密情報記憶部16から暗号化されている機密情報を取得する。そして、暗号化/復号キー生成部203により生成された復号キーを用いて暗号化/復号部204は、復号を行う。
ここで、暗号化/復号キー生成部203は、ユーザ情報取得部202により取得されたクライアント装置10のログインユーザのユーザ情報に基づき復号キーを生成する。この生成される暗号化キーは、例えば、ユーザ情報を入力として所定のハッシュ関数により演算したハッシュ値である。また、例えば、ユーザ情報そのものを復号キーとしてもよい。なお、復号キーは、暗号化キーと同一であってもよい。
なお、ステップS1004において、機密情報記憶部16から取得された暗号化された機密情報の復号は、印刷サーバ20において行ってもよい。例えば、クライアント装置10で生成した復号キーを印刷サーバ20に送信して、印刷サーバ20においてこの復号キーを用いて暗号化された機密情報を復号してもよい。また、例えば、クライアント装置10で生成した復号キーを、クライアント装置10と印刷サーバ20との間で予め決められた他の暗号化キーで暗号して、この暗号化された復号キーを印刷サーバ20に送信してもよい。この場合、印刷サーバ20は、他の暗号化キーに対応する他の復号キーで、受信た暗号化された復号キーを復号し、この復号された復号キーを用いて暗号化された機密情報を復号する。
ステップS1005において、クライアント装置10のプリンタドライバ12は、印刷対象データ15と、アプリのDevmodeから取得された設定情報とを印刷サーバ20のプリンタドライバ21に送信する。これは、Windows系OSの機能によりクライアント装置10の通信部13が、印刷対象データ15と、アプリのDevmodeから取得された設定情報とを印刷サーバ20に送信する。
また、プリンタドライバ12の機密情報送信部206は、上記のステップS1004で復号された機密情報を、印刷サーバ20のプリンタドライバ21に送信する。これは、例えば、Language Monitorを利用するか、又はEscape()関数を用いることで、実現することができる。なお、例えば、印刷ジョブ毎に機密情報が異なる場合、DrvDocumentEvent()関数においてジョブIDを取得して、ジョブIDと、復号された機密情報とを印刷サーバ20に送信すればよい。
なお、ステップS1005において、アプリのDevmodeが保存されていない印刷対象データの印刷指示を行った場合、機密情報はユーザのDevmodeから取得した設定情報に含まれるため、プリンタドライバ12は、印刷対象データ及び設定情報を印刷サーバ20のプリンタドライバ21に送信すればよい。
以上により、本実施形態に係るクライアント装置10は、アプリのDevmodeが保存されている印刷対象データ15に印刷指示を行うと、印刷サーバ20に対して、印刷対象データ15と設定情報に加えて、機密情報を送信することができる。したがって、後述する処理において印刷サーバ20で印刷データの生成を行い、印刷を行うことができる。
また、機密情報記憶部16から取得した暗号化された機密情報を復号する際、ユーザ情報に基づき復号キーを生成することで、他のユーザはこの機密情報を復号することができない。したがって、アプリのDevmodeが保存されている印刷対象データ15について、他のユーザによるなりすまし印刷を防止することできる。
≪印刷処理における描画部の処理≫
次に、印刷サーバ20に搭載されたプリンタドライバ21の描画部300の処理について説明する。図11は、第1の実施形態に係る印刷処理における描画部の処理の一例のフローチャートである。
ステップS1101において、印刷サーバ20のプリンタドライバ21は、クライアント装置10のプリンタドライバ12のUI部200からデータを受信する。本実施形態では、印刷サーバ20のプリンタドライバ21は、印刷対象データ15と、アプリのDevmodeから取得した設定情報と、復号された機密情報とをクライアント装置10のプリンタドライバ12のUI部200から受信する。なお、上記のステップS1001においてユーザにより、アプリのDevmodeが保存されていない印刷対象データに印刷指示が行われた場合、印刷サーバ20のプリンタドライバ21は、この印刷対象データと、ユーザのDevmodeから取得した設定情報とをクライアント装置10のプリンタドライバ12のUI部200から受信する。
ステップS1102において、機密情報受信部301は、クライアント装置10のプリンタドライバ12から機密情報を受信したか否かを判定する。機密情報を受信した場合、ステップS1103に進み、機密情報を受信していない場合、ステップS1104に進む。これは、例えば、クライアント装置10のプリンタドライバ12のUI部200からEscape()関数を用いて復号された機密情報が送信された場合、印刷サーバ20のプリンタドライバ21の描画部300では、DrvEscape()関数が呼ばれるため、この関数の処理において復号された機密情報を取得することができる。他方、Language Monitorを利用して復号された機密情報が送信された場合、プリンタドライバ21の描画部300でも同様にLanguage Monitorを呼ぶことで復号された機密情報を取得することができる。なお、本実施形態では、復号された機密情報がクライアント装置10の機密情報送信部206から送信されるため、機密情報受信部301は、機密情報を受信する。
ステップS1103において、描画処理部302は、アプリのDevmodeから取得した設定情報について、機密情報受信部301が受信した機密情報に基づき更新する。描画処理部302は、例えば、アプリのDevmodeにおけるユーザ情報及び認証パスワードがそれぞれ設定されるメンバ変数の情報を、それぞれ機密情報に含まれるユーザ情報及び認証パスワードで更新する。
ステップS1104において、描画処理部302は、上記のステップS1103で更新された設定情報に基づき描画処理を行い、印刷対象データ15から印刷データを生成する。そして、印刷データ送信部303は、生成された印刷データをスプーラに送信する。スプーラに送信された印刷データは、印刷サーバ20の通信部22により、印刷装置30に送信され、これによって印刷装置30において印刷データが印刷される。なお、上記のステップS1102において機密情報受信部301が機密情報を受信しなかった場合、描画処理部302は、クライアント装置10のプリンタドライバ12から送信された印刷対象データと設定情報とに基づき描画処理を行う。
以上により、本実施形態に係る印刷サーバ20は、クライアント装置10から受信した印刷対象データ、設定情報、及び機密情報に基づき、印刷処理を行うことができる。換言すれば、本実施形態に係る印刷システム1は、クライアント装置10に保存されている機密情報を印刷サーバ20に送信することで、印刷サーバ20で描画処理を行うサーバサイドレンダリングにおいてもなりすまし印刷を防止しつつ、設定情報を適切にUI部200から描画部300に渡すことができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る印刷システム1について説明する。第2の実施形態係る印刷システム1では、クライアント装置10においてユーザが印刷対象データの印刷指示を行った際に、機密情報が取得できない場合等にポップアップ画面を表示させる。これにより、不正な印刷処理を防止することができる。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と実質的に同一の機能を有する又は同一の処理を行う箇所については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
次に、第2の実施形態に係る印刷システム1の機能ブロックについて説明する。第2の実施形態に係る印刷システム1の機能ブロックは、プリンタドライバ12及び21の構成が第1の実施形態と異なる。図12は、第2の実施形態に係るプリンタドライバの一例の機能ブロック図である。
ポップアップ画面表示判定部210は、設定情報管理部208により、取得された設定情報に機密情報を機密情報記憶部16に保存したことを示す情報が含まれないと判定された場合、ポップアップ画面を表示させるか否かを判定する。表示されるポップアップ画面は、例えば、機密情報であるユーザ情報及び認証パスワードをユーザに入力させるための画面やユーザが印刷指示を行った印刷対象データの印刷を行うことができないことを示す画面などである。なお、ポップアップ画面とは、ポップアップ表示されるGUI画面のことである。
ポップアップ画面表示部211は、ポップアップ画面表示判定部210によりポップアップ画面を表示させると判定された場合、ポップアップ画面を表示させる。
<処理の詳細>
次に、第2の実施形態に係る印刷システム1の処理の詳細について説明する。第2の実施形態では、印刷処理におけるUI部の処理が第1の実施形態と異なる。図13は、第2の実施形態に係る印刷処理におけるUI部の処理の一例のフローチャートである。
ステップS1301において、設定情報管理部208により、取得された設定情報に機密情報を機密情報記憶部16に保存したことを示す情報が含まれないと判定された場合、ポップアップ画面を表示させるか否かを判定する。
ここで、ポップアップ画面表示部211は、例えば、ステップS1002において取得された設定情報に含まれるユーザ情報及び認証パスワード等の機密情報が設定されていない(空)である場合、ポップアップ画面を表示させると判定する。また、ポップアップ画面表示部211は、例えば、ステップS1002において取得された設定情報に含まれるユーザ情報及び認証パスワード等の機密情報に誤った情報が設定されている場合、ポップアップ画面を表示させると判定してもよい。すなわち、ポップアップ画面表示部211は、取得された設定情報をそのまま印刷サーバ20に送信した場合にエラーとなる又は意図しない印刷がされてしまうような場合、ポップアップ画面を表示させると判定する。
ステップS1302において、ポップアップ画面表示部211は、ポップアップ画面表示判定部210によりポップアップ画面を表示させると判定された場合、ポップアップ画面を表示させる。このようなポップアップ画面の表示は、例えば、DrvDocumentEvent関数において実現することができる。
ここで、表示されるポップアップ画面は、例えば、機密情報であるユーザ情報及び認証パスワードを入力させるための画面やユーザが印刷指示を行った印刷対象データの印刷を行うことができないことを示す画面などである。なお、ユーザ情報及び認証パスワードをユーザに入力させるための画面がポップアップ表示された場合において、ユーザ情報及び認証パスワードが入力された場合、このユーザ情報及び認証情報は、機密情報としてステップS1005において印刷サーバ20に送信される。
以上により、本実施形態に係るクライアント装置10では、ユーザが印刷指示を行った際に機密情報が取得されない所定の場合にポップアップ画面を表示させる。これにより、機密情報が設定されない印刷や不当な機密情報が設定された印刷等を防止することができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態に係る印刷システム1について説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態においては、機密情報記憶部16は、印刷アプリケーション11毎に存在していた。したがって、ある印刷アプリケーション11の印刷対象データ15の機密情報を機密情報記憶部16に保存した後、同一の印刷アプリケーション11の印刷対象データ15の機密情報を機密情報記憶部16に保存すると、前に保存した機密情報が上書きされてしまう。このような事態を回避するため、第3の実施形態では、印刷ジョブ毎(すなわち、印刷対象データ15毎)に、機密情報が記憶される。また、クライアント装置10に搭載されている印刷アプリケーション11すべてに共通に用いる機密情報も記憶される。これにより、ユーザが自身の利用状況に応じて、機密情報をジョブ毎に保存するのか、アプリ毎に保存するのか、又は全アプリ共通に利用されるように保存するのかを選択することができる。なお、第3の実施形態において、第2の実施形態と実質的に同一の機能を有する又は同一の処理を行う箇所については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
次に、第3の実施形態に係る印刷システム1の機能ブロックについて説明する。第3の実施形態に係る印刷システム1の機能ブロックは、クライアント装置10、プリンタドライバ12及び21の構成が第2の実施形態と異なる。
≪クライアント装置≫
第3の実施形態に係るクライアント装置10は、例えば図14に示すような機能ブロックにより表すことができる。図14は、第3の実施形態に係るクライアント装置の一例の機能ブロック図である。第3の実施形態に係るクライアント装置10は、機密情報保存単位情報17と、ジョブ毎の機密情報記憶部18と、アプリ共通の機密情報記憶部19とを有する点が第2の実施形態と異なる。なお、アプリ毎の機能情報記憶部16は、第1及び第2の実施形態における機能情報記憶部16と同様の機能を有する。
機密情報保存単位情報17は、機密情報の保存単位に関する情報である。すなわち、機密情報を印刷ジョブ毎に保存するか、印刷アプリケーション11毎に保存するか、又は全アプリケーション共通で保存するかを示す情報である。この情報は、例えば、プリンタドライバの印刷設定画面においてユーザが選択及び変更することができる。
ジョブ毎の機密情報記憶部18は、印刷ジョブ毎の機密情報を保存する。すなわち、印刷対象データ15毎に機密情報を保存する。例えば、印刷対象データ15Aを印刷する際の機密情報が保存されるジョブ毎の機密情報記憶部18Aと、印刷対象データ15Bを印刷する際の機密情報が保存されるジョブ毎の機密情報記憶部18Bとは異なる記憶領域に確保されたレジストリ又はファイル等である。なお、例えば、ある印刷対象データ15に対して、異なる印刷ジョブが2以上存在する場合、この異なる印刷ジョブ毎に機密情報がジョブ毎の機密情報記憶部18に保存されるようにしてもよい。
アプリ共通の機密情報記憶部19は、全アプリケーション共通の機密情報を保存する。
≪プリンタドライバ≫
第3の実施形態に係るプリンタドライバ12及び21は、例えば図15に示すような機能ブロックにより表すことができる。図15は、第3の実施形態に係るプリンタドライバの一例の機能ブロック図である。第3の実施形態に係るプリンタドライバ12及び21は、機密情報保存単位判定部212を有する点が第2の実施形態と異なる。
機密情報保存単位判定部212は、機密情報保存単位情報17を参照し、機密情報が印刷ジョブ毎、印刷アプリケーション11毎、全アプリケーション共通のいずれで保存されるかを判定する。
<処理の詳細>
次に、第3の実施形態に係る印刷システム1の処理の詳細について説明する。
≪機密情報保存処理≫
まず、ジョブ毎の機密情報記憶部18、アプリ毎の機密情報記憶部16、又はアプリ共通の機密情報記憶部19のいずれかに機密情報を保存する処理について説明する。第3の実施形態においては、図7を用いて説明した設定情報保存処理のステップS706の処理を、図16を用いて説明する機密情報保存処理に置き換えるものとする。図16は、第3の実施形態に係る機密情報保存処理の一例のフローチャートである。
ステップS1601において、機密情報保存単位判定部212は、機密情報保存単位情報17が、機密情報を印刷ジョブ毎に保存するか、印刷アプリケーション11毎に保存するか、又は全アプリケーション共通で保存するかのいずれを示す情報であるかを判定する。
ステップS1602において、機密情報保存単位判定部212により機密情報保存単位情報17は印刷ジョブ毎に機密情報を保存することを示す情報であると判定された場合、ステップS1603に進む一方、他の判定結果である場合、ステップS1604に進む。
ステップS1603において、機密情報判定部205により機密情報であると判定された設定情報(機密情報)について、暗号化/復号キー生成部203により生成された暗号化キーを用いて暗号化/復号部204は、暗号化を行う。そして、設定情報管理部208は、暗号化された機密情報をジョブ毎の機密情報記憶部18に保存する。これにより、機密情報は、印刷対象データ15毎に異なる記憶領域に保存される。なお、このとき、ジョブ毎の機密情報記憶部18には、機密情報と併せて、該当の印刷対象データ15を識別する情報(例えば、ファイル名など)も保存する。
ステップS1604において、機密情報保存単位判定部212により機密情報保存単位情報17は印刷アプリケーション11毎に機密情報を保存することを示す情報であると判定された場合、ステップS1605に進む一方、他の判定結果である場合、ステップS1606に進む。
ステップS1605において、機密情報判定部205により機密情報であると判定された設定情報(機密情報)について、暗号化/復号キー生成部203により生成された暗号化キーを用いて暗号化/復号部204は、暗号化を行う。そして、設定情報管理部208は、暗号化された機密情報をアプリ毎の機密情報記憶部16に保存する。なお、このとき、アプリ毎の機密情報記憶部16には、機密情報と併せて、該当の印刷アプリケーション11を占め別する情報(例えば、アプリケーション名など)も保存する。
ステップS1606において、機密情報判定部205により機密情報であると判定された設定情報(機密情報)について、暗号化/復号キー生成部203により生成された暗号化キーを用いて暗号化/復号部204は、暗号化を行う。そして、設定情報管理部208は、暗号化された機密情報を全アプリ共通の機密情報記憶部19に保存する。これにより、クライアント装置10に搭載されているすべての印刷アプリケーション11が印刷指示を行う際に利用することができる機密情報が保存される。
≪機密情報取得処理≫
次に、ジョブ毎の機密情報記憶部18、アプリ毎の機密情報記憶部16、又はアプリ共通の機密情報記憶部19のいずれかに保存されている機密情報を取得する処理について説明する。第3の実施形態においては、図9を用いて説明したステップS904の処理並びに図10及び図13を用いて説明したステップS1004処理を、図17を用いて説明する機密情報取得処理に置き換えるものとする。図17は、第3の実施形態に係る機密情報取得処理の一例のフローチャートである。
ステップS1701において、設定情報管理部208は、ユーザが印刷アプリケーション11から印刷指示を行った印刷対象データ15の機密情報がジョブ毎の機密情報記憶部18に保存されているか否かを判定する。保存されている場合、ステップS1702に進み、保存されていない場合、ステップS1703に進む。
ステップS1702において、ユーザが印刷アプリケーション11から印刷指示を行った印刷対象データ15の機密情報がジョブ毎の機密情報記憶部18に保存されている場合、設定情報管理部208は、この機密情報を取得する。そして、暗号化/復号キー生成部203により生成された復号キーを用いて暗号化/復号部204は、取得した暗号化されている機密情報の復号を行う。なお、ジョブ毎の機密情報記憶部18から機密情報を取得した場合、この機密情報をジョブ毎の機密情報記憶部18から削除してもよい。
ステップS1703において、設定情報管理部208は、ユーザが印刷対象データ15に対して印刷指示を行った印刷アプリケーション11の機密情報がアプリ毎の機密情報記憶部16に保存されているか否かを判定する。保存されている場合、ステップS1704に進み、保存されていない場合、ステップS1705に進む。
ステップS1704において、ユーザが印刷対象データ15に対して印刷指示を行った印刷アプリケーション11の機密情報がアプリ毎の機密情報記憶部16に保存されている場合、設定情報管理部208は、この機密情報を取得する。そして、暗号化/復号キー生成部203により生成された復号キーを用いて暗号化/復号部204は、取得した暗号化されている機密情報の復号を行う。
ステップS1705において、設定情報管理部208は、機密情報がアプリ共通の機密情報記憶部19に保存されているか否かを判定する。保存されている場合、ステップS1706に進み、保存されていない場合、ステップS1707に進む。
ステップS1706において、機密情報がアプリ共通の機密情報記憶部19に保存されている場合、設定情報管理部208は、この機密情報を取得する。そして、暗号化/復号キー生成部203により生成された復号キーを用いて暗号化/復号部204は、取得した暗号化されている機密情報の復号を行う。
ステップS1707において、設定情報管理部208は、設定情報記憶部209(ユーザのDevmode)に保存されている設定情報を取得する。
ステップS1708において、機密情報判定部205は、ユーザのDevmodeから取得した設定情報について、機密情報が含まれているか否かを判定する。機密情報が含まれている場合、ステップS1709に進み、含まれていない場合、ステップS1710に進む。
ステップS1709において、機密情報判定部205は、ユーザのDevmodeから取得した設定情報に含まれている機密情報を取得する。
ステップS1710において、設定情報管理部208は、例えばNULL値が設定された機密情報を取得する。したがって、例えば、図9の印刷設定画面表示処理においては機密情報を設定する項目(ユーザ情報及び認証パスワード等)は、ブランクとして表示される。また、例えば、図10及び図13の印刷処理におけるUI部では、機密情報送信部206は、NULL値が設定された機密情報を印刷サーバ20に送信する。なお、この場合、例えば、ポップアップ画面表示部211は、機密情報(ユーザ情報及びパスワード等)をユーザに入力させるためのGUI画面を表示させてもよい。
以上により、本実施形態に係るクライアント装置10は、機密情報保存単位情報17に応じて、機密情報を取得する。印刷対象データ15毎に設定された機密情報、印刷アプリケーション11毎に設定された機密情報などを適用した印刷を行うことができる。
<まとめ>
以上で説明した印刷システム1では、印刷アプリケーション11のデータファイル(印刷対象データ)15の一部として保存されたDevmodeには、ユーザ情報や認証パスワード等の機密情報が保存されるのを防止することができる。他方、機密情報は、ファイルやレジストリ等のDevmode以外の記憶領域に暗号化して保存し、正当なユーザのみがこれを復号することができるため、機密情報が他のユーザに不正に利用されることを防止することができる。また、印刷処理においては、機密情報がプリンタドライバのUI部から描画部に送信されるため、例えば、サーバサイドレンダリングのような、UI部と描画部とが異なる装置上で実現される場合においても機密情報を含む印刷設定情報が適切にUI部から描画部に渡される。これにより、UI部と描画部とが異なる装置上で実現される構成においても、なりすまし印刷等を防止することができる。
なお、画面表示部201は、表示手段の一例である。設定画面判定部207は、判定手段の一例である。設定情報管理部208は、設定情報保存手段の一例である。機密情報送信部206及び通信部13は、送信手段の一例である。暗号化/復号部204は、暗号化/復号手段の一例である。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 印刷システム
10 クライアント装置
11 印刷アプリケーション
12 プリンタドライバ
13 通信部
14 OS
15 データファイル(印刷対象データ)
16 機密情報記憶部
20 印刷サーバ
21 プリンタドライバ
22 通信部
23 OS
30 印刷装置
200 UI部
201 画面表示部
202 ユーザ情報取得部
203 暗号化/復号キー生成部
204 暗号化/復号部
205 機密情報判定部
206 機密情報送信部
207 設定画面判定部
208 設定情報管理部
209 設定情報記憶部
300 描画部
301 機密情報受信部
302 描画処理部
303 印刷データ送信部
特開2011−128944号公報

Claims (17)

  1. 印刷対象データの描画処理を行う印刷サーバとネットワークを介して接続された情報処理装置を、
    プリンタドライバによる印刷に関する設定情報を設定するための設定画面を表示させる表示手段、
    前記設定画面が所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段により前記設定画面が前記所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、該設定画面において設定された設定情報のうち、特定の設定情報を所定の第1の印刷設定保存領域に保存させる一方、前記特定の設定情報以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させる設定情報保存手段、
    前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報と前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報とを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記情報処理装置を、
    所定の暗号化/復号キーに基づき、所定の情報を暗号化又は該暗号化された情報を復号する暗号化/復号手段、
    として機能させ、
    前記設定情報保存手段は、前記判定手段により前記設定画面が前記所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、該設定画面において設定された設定情報のうち、前記特定の設定情報を前記暗号化/復号手段により暗号化させた後、該暗号化された特定の設定情報を前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存させる一方、前記特定の設定情報以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させ、
    前記送信手段は、前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記暗号化された特定の設定情報を前記暗号化/復号手段により復号させた情報と、前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報とを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する、請求項1記載のプログラム。
  3. 前記暗号化/復号手段は、前記情報処理装置にログインしているユーザを一意に識別するユーザ情報を暗号化/復号キーとして、前記所定の情報を暗号化又は該暗号化された情報を復号する、請求項2記載のプログラム。
  4. 前記送信手段は、前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記暗号化された特定の設定情報と、前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報と、前記暗号化/復号キーとを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する、請求項2又は3記載のプログラム。
  5. 前記送信手段は、前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記暗号化された特定の設定情報と、前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報と、前記暗号化/復号キーを該暗号化/復号キーとは異なる他の暗号化/復号キーで暗号化したキーとを、前記印刷対象データの描画処理を行うプリンタドライバの描画部に送信し、
    前記他の暗号化/復号キーは、前記印刷サーバと前記情報処理装置との間で一意に決定される情報である、請求項4記載のプログラム。
  6. 前記第1の印刷設定保存領域は、ファイル又はレジストリである、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記第2の印刷設定保存領域は、Devmode構造体である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 印刷対象データの描画処理を行う印刷サーバとネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
    プリンタドライバによる印刷に関する設定情報を設定するための設定画面を表示させる表示手段と、
    前記設定画面が所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記設定画面が前記所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、該設定画面において設定された設定情報のうち、特定の設定情報を所定の第1の印刷設定保存領域に保存させる一方、前記特定の設定情報以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させる設定情報保存手段と、
    前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報と前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報とを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する送信手段と、
    を有する情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、
    所定の暗号化/復号キーに基づき、所定の情報を暗号化又は該暗号化された情報を復号する暗号化/復号手段を有し、
    前記設定情報保存手段は、前記判定手段により前記設定画面が前記所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、該設定画面において設定された設定情報のうち、前記特定の設定情報を前記暗号化/復号手段により暗号化させた後、該暗号化された特定の設定情報を前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存させる一方、前記特定の設定情報以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させ、
    前記送信手段は、前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記暗号化された特定の設定情報を前記暗号化/復号手段により復号させた情報と、前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記設定情報とを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する、請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記暗号化/復号手段は、前記情報処理装置にログインしているユーザを一意に識別するユーザ情報を暗号化/復号キーとして、前記所定の情報を暗号化又は該暗号化された情報を復号する、請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記送信手段は、前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記暗号化された特定の設定情報と、前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記設定情報と、前記暗号化/復号キーとを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する、請求項9又は10記載の情報処理装置。
  12. 前記送信手段は、前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記暗号化された特定の設定情報と、前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報と、前記暗号化/復号キーを該暗号化/復号キーとは異なる他の暗号化/復号キーで暗号化したキーとを、前記印刷対象データの描画処理を行うプリンタドライバの描画部に送信し、
    前記他の暗号化/復号キーは、前記印刷サーバと前記情報処理装置との間で一意に決定される情報である、請求項11記載の情報処理装置。
  13. 前記第1の印刷設定保存領域は、ファイル又はレジストリである、請求項8ないし12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記第2の印刷設定保存領域は、Devmode構造体である、請求項8ないし13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 印刷対象データの描画処理を行う印刷サーバと、該印刷サーバとネットワークを介して接続された情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    プリンタドライバによる印刷に関する設定情報を設定するための設定画面を表示させる表示手段と、
    前記設定画面が所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記設定画面が前記所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、該設定画面において設定された設定情報のうち、特定の設定情報を所定の第1の印刷設定保存領域に保存させる一方、前記特定の設定情報以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させる設定情報保存手段と、
    前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報と前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報とを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する送信手段と、
    前記送信手段より送信された前記特定の設定情報と、前記特定の設定情報以外の設定情報と、前記印刷対象データとを受け付けると、前記特定の設定情報と前記特定の設定情報以外の設定情報とに基づき、前記印刷対象データの描画処理を行い、印刷装置で印刷可能なデータ形式である印刷データを生成する描画手段と、
    を有する情報処理システム。
  16. 印刷対象データの描画処理を行う印刷サーバと、該印刷サーバとネットワークを介して接続された情報処理装置とを有する印刷システムに用いられる情報処理方法であって、
    プリンタドライバによる印刷に関する設定情報を設定するための設定画面を表示させる表示手順と、
    前記設定画面が所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順により前記設定画面が前記所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、該設定画面において設定された設定情報のうち、特定の設定情報を所定の第1の印刷設定保存領域に保存させる一方、前記特定の設定情報以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させる設定情報保存手順と、
    前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報と前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報とを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する送信手順と、
    前記送信手順より送信された前記特定の設定情報と、前記特定の設定情報以外の設定情報と、前記印刷対象データとを受け付けると、前記特定の設定情報と前記特定の設定情報以外の設定情報とに基づき、前記印刷対象データの描画処理を行い、印刷装置で印刷可能なデータ形式である印刷データを生成する描画手順と、
    を有する情報処理手順。
  17. 印刷対象データの描画処理を行う印刷サーバと、該印刷サーバとネットワークを介して接続された情報処理装置に搭載されたプリンタドライバと、所定の画像処理を行う画像処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記プリンタドライバによる印刷に関する設定情報を設定するための設定画面を表示させる表示手段と、
    前記設定画面が所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記設定画面が前記所定のアプリケーションからの要求に基づき表示されたと判定された場合、該設定画面において設定された設定情報のうち、特定の設定情報を所定の第1の印刷設定保存領域に保存させる一方、前記特定の設定情報以外の設定情報を所定の第2の印刷設定保存領域に保存させる設定情報保存手段と、
    前記プリンタドライバに対する印刷対象データの印刷指示に応じて、前記所定の第1の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報と前記所定の第2の印刷設定保存領域に保存されている前記特定の設定情報以外の設定情報とを、前記印刷対象データの描画処理を行う前記印刷サーバに送信する第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段より送信された前記特定の設定情報と、前記特定の設定情報以外の設定情報と、前記印刷対象データとを受け付けると、前記特定の設定情報と前記特定の設定情報以外の設定情報とに基づき、前記印刷対象データの描画処理を行い、印刷装置で印刷可能なデータ形式である印刷データを生成し、該印刷データを前記画像処理装置に送信する第2の送信手段と、
    前記第2の送信手段より送信された前記印刷データを受け付けると、該印刷データの印刷処理を行う印刷手段と、
    を有する情報処理システム。
JP2014184120A 2014-09-10 2014-09-10 プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 Active JP6375804B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014184120A JP6375804B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014184120A JP6375804B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016057878A true JP2016057878A (ja) 2016-04-21
JP6375804B2 JP6375804B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=55758423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014184120A Active JP6375804B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6375804B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019197249A (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 キヤノン株式会社 プログラム
JP2022132310A (ja) * 2018-05-07 2022-09-08 キヤノン株式会社 アプリケーション、方法及び記録媒体

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006261955A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Canon Inc 画像形成システム、画像形成方法、情報処理装置および情報処理方法
JP2007180975A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク印刷システム、印刷装置、ファクシミリ通信システム、及びファクシミリ装置
JP2008003883A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、及び画像形成システム
JP2011128944A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷システムおよびプログラム
JP2012089003A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、印刷制御プログラム、印刷装置、および印刷システム
JP2013089153A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Kyocera Document Solutions Inc プリンタードライバー

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006261955A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Canon Inc 画像形成システム、画像形成方法、情報処理装置および情報処理方法
JP2007180975A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク印刷システム、印刷装置、ファクシミリ通信システム、及びファクシミリ装置
JP2008003883A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、及び画像形成システム
JP2011128944A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷システムおよびプログラム
JP2012089003A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、印刷制御プログラム、印刷装置、および印刷システム
JP2013089153A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Kyocera Document Solutions Inc プリンタードライバー

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019197249A (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 キヤノン株式会社 プログラム
JP7102216B2 (ja) 2018-05-07 2022-07-19 キヤノン株式会社 プログラム
JP2022132310A (ja) * 2018-05-07 2022-09-08 キヤノン株式会社 アプリケーション、方法及び記録媒体
JP7328410B2 (ja) 2018-05-07 2023-08-16 キヤノン株式会社 アプリケーション、方法及び記録媒体
US12014097B2 (en) 2018-05-07 2024-06-18 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium, control method and information processing apparatus having print setting that selectively requires a password

Also Published As

Publication number Publication date
JP6375804B2 (ja) 2018-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6668611B2 (ja) プログラム、情報処理装置、及び情報処理システム
JP4914252B2 (ja) 画像処理装置、表示画面送信方法、制御プログラム
JP2020182212A (ja) 画像形成システム、サーバー、画像形成装置、及び画像形成方法
US8973103B2 (en) Image forming apparatus, license server, terminal apparatus, method for installing application, and method for providing application file
US9992356B2 (en) Image-outputting apparatus for outputting notification image sent from server
JP2016009471A (ja) 機器導入情報配信装置、機器導入プログラムのデータ構造及び機器導入情報配信プログラム
KR20100059450A (ko) 화상형성장치, 호스트 장치 및 작업대상 문서 암호화 방법
JP2018202708A (ja) 設定情報利用システム、電子機器、設定情報利用方法、プログラム
EP3605311B1 (en) Information processing method, information processing system, and communication apparatus
JP2009026031A (ja) シンクライアントシステム、情報処理方法、及び、情報処理プログラム
JP2021047642A (ja) 情報処理装置および画像処理装置
JP6354383B2 (ja) 機器導入情報配信装置、機器導入情報配信プログラム及びシステム
JP6375804B2 (ja) プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法
US11917414B2 (en) Information processing method and information processing system
JP6318667B2 (ja) 出力システム、出力方法、サービス提供システム、サービス提供装置及びプログラム
EP3985497A1 (en) Information processing system, output system, output method, and recording medium
US11449390B2 (en) Image forming apparatus for backing up applications, and operation method therefor
JP2015166920A (ja) プログラム、情報処理端末、印刷システム、及び情報処理方法
JP6862768B2 (ja) データ処理システムおよびデータ処理方法
US10496338B2 (en) Electronic apparatus, non-transitory computer readable recording medium, and management system
US8423793B2 (en) Data processing device, data management method, storage medium of storing computer-readable program, and program
JP6303962B2 (ja) 情報通信システム
JP5486056B2 (ja) ネットワークインタフェース装置、ネットワークインタフェース装置の制御方法及びプログラム
WO2016114140A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method, computer program, and storage medium
JP2009278191A (ja) ネットワークインタフェース装置、画像形成装置、ネットワークインタフェース装置の制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180709

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6375804

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151