JP2016056536A - 冠水表示装置 - Google Patents

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慶明 長瀧
松橋 俊一
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正三 西山
Shozo Nishiyama
正三 西山
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Abstract

【課題】簡易な構成により、自動車の運転者に道路の冠水が危険な水位になっていることを表示する冠水表示装置を提案する。
【解決手段】アンダーパス等の道路など冠水しやすい場所にある道路に、洪水や集中豪雨等の際に水が流れ込んで冠水した際に、冠水状態を表示する装置であって、垂直方向または水平方向に回動可能に軸支された状態で道路の側部に立設されており、冠水時にフロート部材が受ける浮力によって表示部材端部が道路の中心側にせり出され、水位が下がると前記表示部材端部が道路の側部側に引き込まれる冠水表示装置であって、前記フロート部材の上下方向変位より前記表示部材端部の水平方向変位が大きくなるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、アンダーパス等の道路や冠水しやすい土地にある道路の冠水表示装置に関する。
鉄道や道路等をアンダーパスにより通過する道路や周辺より低い土地では、洪水や集中豪雨等の際に水が流れ込み、冠水する場合ある。
冠水した道路に車が進入すると、両量の床下が水と接触する高さ、水深1cm程度から車が故障して立ち往生してしまうおそれが出て、水深30cm程度になると、セダンではエンジンが停止する確率が高くなる。そのため、冠水するおそれがある道路では、冠水時に冠水位置のできるだけ手前で運転者に注意を喚起し冠水状況を知らせる冠水表示装置が設置されているのが望ましい。
従来の道路の冠水表示装置として、例えば、特許文献1には、超音波水位計を利用して、路面の上方から水位を検出して、測定データに基づき道路脇等に設置された表示灯により運転者に注意を喚起し冠水状況を知らせるものが開示されている。
また、特許文献2には、複数の検出器が設置されたセンサを道路脇に設置しておくことで、水に接触した検出器の位置により冠水時の水位を検出し、検出結果に基づき表示灯により運転者に注意を喚起し冠水状況を知らせるものが開示されている。
また、特許文献3には、図6に示すように、道路の冠水表示を知らせる表示部材を浮体で作成し、水位の上昇に伴って浮力で回転表示部が上昇叉は側壁から回転して突出して運転者に注意を喚起し冠水状況を知らせるものが開示されている。
特開2005−156460号公報 特開2011−153842号公報 特開2013−100671号公報
特許文献1及び2に示される従来の道路の冠水表示装置は、冠水を測定するための検出手段(超音波水位計やセンサ等)、検出手段により測定されたデータを処理する処理手段、処理手段のデータ処理結果に基づいて冠水状況を表示する表示手段(信号や回転灯等)などを必要とするため、コストが高かった。
また、精密機器を利用しているため、メンテナンスにも手間と費用がかかる。さらに、電気的なシステムにより構成されているため、停電時には機能が停止してしまうおそれもある。
また、特許文献3に示される従来の道路の冠水表示装置は、表示部材にフロート部材が設置されていることから、表示部材が水面に近く、多くの冠水表示装置を設置しておくと実際の冠水範囲を示すという点では優れているが、表示部材が車両運転者の目の高さより低い位置にあり目立ちにくく、水平な道路から急な下り勾配に変わる場合には発見が遅れるおそれがあった。また、可動部分などの位置が低いため、汚れ等の固着や水流の影響で可動部分が冠水時に動かなくなる恐れがある。
本発明は、前記の問題点を解決するものであり、簡易な構成で汚れなどの影響を受けにくく、車両運転者の目の高さより高い位置にも設置でき、冠水水位が低いレベルにあっても視認しやすい位置に表示部材を設け、運転者に注意を喚起し冠水状況を知らせることを可能とした冠水表示装置を提案することを課題とする。
前記目的を達成するために、本発明の冠水表示装置は、道路の側部に設置されて、冠水時にフロート部材が受ける浮力によって表示部材端部が道路の中心側にせり出され、水位が下がると前記表示部材端部が道路の側部側に引き込まれる冠水表示装置であって、前記フロート部材の上下方向変位より前記表示部材端部の水平変位が大きいことを特徴としている。
冠水表示装置の前記表示部材は、垂直方向または水平方向に回動可能に軸支された状態で道路の側部に立設されており、フロート部材が冠水時に受ける浮力により浮上して上向き方向に移動すると、フロート部材に連結された表示部材の軸支されたのと反対側の端部が回転しながら道路の中心側にせり出す。水位が下がると、フロート部材等が重さで下がり、元の位置に自然に収納される。フロート部材と表示部材の固定方法や連結方法により、前記フロート部材の動き方と、連結部材によりせり出される表示部材の動き方との関係が変わる。本案では、前記フロート部材の上下方向変位より前記表示部材端部の水平変位が大きくなるように連結した。
冠水表示装置の前記表示部材としては、軽量で風の影響が受けにくいメッシュ状のものがよい。文字は蛍光色、高反射材量等で作成し、目立つようにすることが好ましい。さらに、多くの冠水表示装置を設置しておくと、表示範囲の広がりにより、冠水範囲の広がりを示すことができ好ましい。
フロート部材自体にも反射材や表示を加えると、水面位置が把握し易く好ましい。
かかる冠水表示装置によれば、簡易かつ安価に、冠水水位が低いレベルにあっても運転者に注意を喚起し冠水状況を知らせることが可能となる。
また、簡易な構成のためメンテナンスに要する費用を省略あるいは大幅に削減することができる。また、電気を使用ないため、停電により機能が停止することもない。
さらに、本発明の冠水表示装置の傍に水位をスケールとして表示する棒状の立設や壁面への表示を行い、運転者が詳細かつ正確な水位を把握できるようにしておくとよい。本発明の灌水表示装置で冠水に気付いた運転者が、水位表示棒の存在に気付くのを促すことができる。
本発明によれば、簡易な構成で汚れや風などの影響を受けにくく、目の高さより高い位置にも設置でき、車両の運転者に視認しやすい道路の冠水状況を示すことが可能となる。
冠水表示装置が使用される道路の概要を示す模式図である。 第一の実施形態に係る冠水表示装置の概要を示す斜視図である。 図2の冠水表示装置の使用状況を示す図であって、(a)は通常時、(b)は冠水時である。 第二の実施形態に係る冠水表示装置の概要を示す分解斜視図である。 図4の冠水表示装置の使用状況を示す図であって、(a)は通常時、(b)は冠水時である。 従来の冠水表示装置の使用状況を示す図であって、(a)は通常時、(b)は冠水時である。
<第一の実施形態>
第一の実施形態では、図1に示すように、一方の道路R1を掘り下げたいわゆるアンダーパスにより、他方の道路R2の下側を通過させる立体交差において、本発明に係る冠水表示装置を使用する場合について説明する。
冠水表示装置1は、図2に示すように、道路R1(アンダーパス)の側部に立設された複数の表示部材2,2,…を備えて構成されている。
フロート部材5と表示部材2は、連結手段6により連結されているとともに、フロート部材5は上下方向のみに移動可能なように、水位表示棒44によって拘束されている。
フロート部材5を構成する材料は限定されるものではないが、木材や合成樹脂等の軽量で水よりも比重の小さい材料により構成する。内部を空洞にすること等により水に浮くように構成してもよい。
表示部材2の上端部は、道路の側部に形成された側壁3に回動可能に軸支されている。
表示部材2の上端部には、道路R1の縦断方向に沿った貫通孔2aが形成されており、後記する支持部材4を挿通可能に構成されている。なお、表示部材2の構成は限定されるものではなく、例えば、表示部材2の上面に取付部を形成するなど、適宜設定すればよい。また、表示部材2は、必ずしも板状に形成されている必要はなく、例えば筒状であってもよい。
ここで、側壁3は、地中構造物(例えば、ボックスカルバートや掘削構造物等)の一部である。
支持部材4は、表示部材2の上端部の高さ位置に対応するように、側壁3の表面に固定されている。
本実施形態の支持部材4は、道路R1の縦断方向に沿って配設された軸部4aと、軸部4aの両端部を保持する一対の固定部4b,4bとを備えて構成されている。
軸部4aは、表示部材2の貫通孔2aに挿通されており、軸部4aの両端は、固定部4b,4bに固定されている。なお、軸部4aは、必ずしも貫通孔2aを貫通している必要はなく、例えば、貫通孔2aの両端から挿入された2つの突起であってもよい。
また、支持部材4は、表示部材2毎に配設されている必要はなく、1本の軸部4aにより複数の表示部材2,2,…を軸支してもよい。
本実施形態の冠水表示装置1によれば、通常時は、図3の(a)に示すように、表示部材2が側壁3に沿って立設し、フロート部材5が側溝に収まっていて、通行の妨げとなることがない。
洪水や集中豪雨等の際に水が流れ込むことで道路R1が冠水し、水位がフロート部材5に達すると、図3の(b)に示すように、フロート部材5が浮力により浮上するが、支持部材4と側溝35間に垂直に固定された水位表示棒44によって拘束されているので、フロート部材5は垂直上向き方向に移動する。フロート部材5の端部と表示部材2の側面が連結部材6によって連結されており、連結部材6の下端が押し上げられると、表示部材6の軸支されたのと反対側の端部が回転しながら道路の中心側にせり出す。水位が下がると、フロート部材5や表示部材端部が重さで下がり、表示部材6の軸支されたのと反対側の端部が回転しながら道路の側部側に引き込まれ、フロート部材5と表示部材2は、元の位置に自然に収納される。フロート部材と表示部材の固定方法や連結方法により、前記フロート部材の動き方と、連結部材によりせり出される表示部材の動き方との関係が変わる。本案では、前記フロート部材の上下方向変位Iより前記表示部材端部の道路中心側にせり出す水平方向変位IIが大きくなるように連結した。
車両運転者の目の高さより高い位置に表示部材2を設置できるので、冠水水位が低いレベルにあっても、運転者は、道路R1の中心側にせり出した表示部材2により、道路が冠水していることを従来の方法より冠水位置の手前で把握することができる。
表示部材2で隠れる側壁3に、“冠水危険”等の表示をしておけば、冠水時のみに表示が表れてより注意を喚起する。
図示は省略するが、表示部材2の側面(通行者から見て正面)に、反射材や標識等が設置しておけば、通行者は、せり出した表示部材2をより確認しやすくなる。
なお、反射材等の設置は必要に応じて設置すればよく、省略してもよい。また、表示部材2の表面(道路R1側面)に反射材等を設置しておくことで、通常時における側壁の位置(道路幅)や、せり出し時の冠水状況等をより確認しやすい構成としてもよい。
冠水表示装置1は、精密機器等を使用していないため、簡易な構成で汚れなどの影響を受けにくく、簡易かつ安価に構成することができる。また、メンテナンスも容易である。そのため、設置する箇所が、例えば幹線道路のような特別な道路等に限定されることがない。
電気を使用しないため、停電時であっても機能が停止することがない。
<第二の実施形態>
第二の実施形態の冠水表示装置1は、図5の(a)に示すように、道路R1の側壁3に沿って配設された表示部材2を備えて構成されている。
表示部材2は、枠材にネットを張った板状部材により形成されている。表示部材2の一方の側端部には、上下二か所の支持手段72が突設され回転連結部材7に接続されている。
なお、表示部材2を構成する材料は限定されるものではないが、木材や合成樹脂等の軽量の板材でかつ風の影響を受け難い材料により構成する。
表示部材2の一方の側端部は、上下の支持手段72を介し、回転連結部材7の回転軸76に接続され、回転軸76の下端にフロート部材5が接続されている。フロート部材5を構成する材料は限定されるものではないが、木材や合成樹脂等の軽量で水よりも比重の小さい材料により構成する。内部を空洞にすること等により水に浮くように構成してもよい。冠水していない平常時は、フロート部材5は側溝35に収納されている。
回転支持部材40は側壁3に固定されると共に、回転連結部材7を回転可能に支持しており、接触部にはベアリング(不図示)が配置されている。
本実施形態では、図5の(a)および(b)に示すように、側壁3に表面に沿って、上下に二段に分割された支持手段72により表示部材2を取り付けている。
支持手段72は、表示部材2の高さ位置に対応するように、側壁3の表面に固定されている。
本実施形態の回転連結部材7は、図4に示すように、支持手段72と、回転体71と、回転軸76とを備えている。
回転支持部材40は、筒状の部材からなり、側壁3に固定されている。回転支持部材40の上端と下端は開口しており、回転支持部材40の側面には、斜め方向の溝である貫通溝40aが形成されている。
貫通溝40aは、支持手段72を貫通可能な幅を有しているとともに、回転支持部材40の周方向に対して1/4程度の長さを有し、回転支持部材40の下側から上側に向って、斜めに形成されている。
貫通溝40aの上端と下端との高低差は20cmとなっている。図には冠水して回転連結部材7が上限まで上がった状態を示しており、水が引いて水位が下がると共に回転連結部材7が下がると、溝に沿って支持手段72が下がることにより手前側に回転し、冠水がなくなった時に表示部材2が側壁と略平行になるように、表示部材2、支持手段72、回転体71、回転軸76、フロート部材5の重量とフロートの形状が調整されている。例えば、道路R1の路面が冠水水位10cmとなったところでフロート部材が上昇し始める。さらに水位が上昇し、冠水水位30cmとなったところで、表示部材2は側壁に対して直角となり、通行車両の運転者に正対し、視認されるようになる。
すると運転者は、表示部材2に書かれた“冠水危険”との表示により、危険を知らせる表示を見た運転者は車両の特性を考慮し、通行可能か不可能かを判断することできる。
回転体71は、合成樹脂等により構成された柱状の部材であって、回転支持部材40の内空40bに配置されている。なお、回転体71の材質は、軽量の材料であれば限定されない。
回転体71の側面には、支持手段72を固定するため、差込穴71aが形成されている。
支持手段72は、表示部材2と回転体71との間に横架された棒状の部材である。支持手段72は、一端に差込穴71aに差し込むための差込棒72aが形成されているとともに、他端に表示部材2の取付棒を差し込むための差込穴72bが形成されている。
支持手段72の一端側は、貫通溝40aを貫通した状態で、差込棒72aを回転体71の差込穴71aに差し込むことで、回転体71に固定されている。また、支持手段72の他端側は、差込穴72bに表示部材2の取付棒を差し込むことで、表示部材2に固定されている。なお、支持手段72と回転体71との間には、ワッシャー73が介設されている。
本実施形態の冠水表示装置1によれば、通常時は、図5の(a)に示すように、表示部材2が側壁3の表面に添設されていて、通行の妨げとなることがない。このとき、表示部材2は、回転連結部材7の上流側(道路R1の路面の標高が高い方)に配置されている。
一方、洪水や集中豪雨等の際に水が流れ込むことで道路R1が冠水すると、図5の(b)に示すように、フロート部材5が水の浮力により浮上することで、回転軸76が上方に押し上げられると回転体71も押し上げられ、支持手段72が貫通溝40aに沿って摺動するとともに表示部材2が回転体71の軸心を中心に回動し、表示部材2が道路R1の中心側にせり出す。
そのため、通行者は、道路R1の中心側にせり出した表示部材2により、道路が冠水していることを把握することができる。
水位が下がると、フロート部材5や回転連結部材7や表示部材2が重さで下がり、表示部材6の軸支されたのと反対側の端部が回転しながら道路の側部側に引き込まれ、フロート部材5と表示部材2は、元の位置に自然に収納される。
図示は省略するが、表示部材2の表面(通行者から見て正面)に、反射材や標識等が設置しておけば、通行者は、せり出した表示部材2をより確認しやすくする。
なお、反射材等の設置は必要に応じて設置すればよく、省略してもよい。また、表示部材2の表面(道路R1側面)に反射材等を設置しておくことで、通常時における側壁の位置(道路幅)や、せり出し時の冠水状況等をより確認しやすい構成としてもよい。
冠水表示装置1の表示部材2は、通常時は支持手段7の上流側に配置されていて、冠水時は水の流れに沿って回転することで道路R1の中心側にせり出すため、道路R1に流れ込んできた水の勢いにより折りたたまれることがない。
この他の本実施形態の冠水表示装置1の作用効果は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態では、回転支持部材40を上下2段に配置する場合について説明したが、回転支持部材40の数は限定されるものではない。例えば、1本の回転支持部材40に複数の貫通溝40aが形成されていてもよい。
表示部材2の取付棒および差込棒72aに対して雄ネジ加工が施すとともに、差込穴71aおよび差込穴72bに雌ネジ加工が施しておき、取付部72を回転体71および表示部材2に螺着する構成としてもよい。
以上、本発明について、好適な実施形態について説明した。しかし、本発明は、前述の実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
例えば、前記各実施形態では、冠水表示装置1を側壁3に取り付ける場合について説明したが、例えば支持部材を介して路肩等に立設させるなど、冠水表示装置1は必ずしも側壁3に取り付ける必要はない。
また、冠水表示装置1を設置する道路は、アンダーパスに限定されるものではなく、冠水するおそれがあるあらゆる道路に採用可能である。
前記実施形態では、複数の表示部材2,2,…を道路縦断方向に沿って1段並設する場合について説明したが、表示部材2,2,…は、複数段配置してもよく、その段数は限定されるものではない。
なお、表示部材2,2,…を複数段配置する場合において、段毎に表示部材2の色を変化させたり、段毎に異なる標識等を表示部材2の表面に付したりすることで、道路利用者に冠水の深さを把握しやすくするようにしてもよい。
以上、本発明について、好適な実施形態について説明した。しかし、本発明は、前述の実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1 冠水表示装置
2 表示部材
3 側壁
4 支持部材
5 フロート部材
6 連結部材
7 回転連結部材
35 側溝
40 回転支持部材
44 水位表示棒
71 回転体
72 支持手段
76 回転軸
R1 道路
I フロート部材の上下方向変位
II 表示部材端部の水平方向変位

Claims (1)

  1. 道路の側部に設置されて、
    冠水時にフロート部材が受ける浮力によって表示部材端部が道路の中心側にせり出され、
    水位が下がると前記表示部材端部が道路の側部側に引き込まれる冠水表示装置であって、
    前記フロート部材の上下方向変位より前記表示部材端部の水平方向変位が大きいことを特徴とする冠水表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220144254A (ko) * 2021-04-19 2022-10-26 한승진 무전력 지하차도 진입방지 장치
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