JP2016054914A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メイン制御手段50は、遊技を進行させることが可能な遊技モードと、管理者による所定の操作により移行可能であって遊技を進行させない管理モードとを有する。第1サブ制御手段70の音量調整手段75は、遊技モード中の音量調整モードでエラーを検知するとその音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると遊技モード中の音量調整モードに復帰可能にし、管理モード中の音量調整モードでエラーを検知するとその音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると管理モード中の音量調整モードに復帰可能する。
【選択図】図1
Description
また、前面に設けられている所定のスイッチを操作することで、遊技者が任意に音量を調整可能なスロットマシンが知られている(特許文献2参照)。
しかし、メイン制御手段側でエラーを検知したときに、サブ制御手段側で音量調整に関する処理を終了すると、エラーを検知したことを操作者が認識しやすくなるが、音量調整を速やかに行えなくなってしまう。
本発明が解決しようとする課題は、エラーを検知したときのメイン制御手段側の状態に応じて、サブ制御手段側での音量調整に関する処理を適切に実行することである。
請求項1の発明は、
遊技の進行を制御するメイン制御手段(50)と、
前記メイン制御手段からコマンドを受信して演出を制御するサブ制御手段(第1サブ制御手段70)と
を備え、
前記メイン制御手段は、
遊技を進行させることが可能な遊技モードと、
管理者による所定の操作(設定キースイッチ45がオンの状態で電源をオフからオンにすること、又は電源がオンの状態で設定キースイッチ45をオフからオンにすること)により移行可能であって遊技を進行させない管理モード(設定変更モード、又は設定確認モード)と
を有し、
前記サブ制御手段は、スピーカ(22)から出力する音の音量を調整する音量調整手段(75)を備え、
前記音量調整手段は、
前記遊技モード又は前記管理モード中に、音量の調整が可能となる音量調整モードに移行させるための操作が行われたことに基づいて、前記音量調整モードに移行させるように制御し、
前記遊技モード中に前記音量調整モードに移行したときは、その音量調整モードにおいてエラーが検知されるとその音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると前記遊技モード中の前記音量調整モードに復帰可能に制御し、
前記管理モード中に前記音量調整モードに移行したときは、その音量調整モードにおいてエラーが検知されるとその音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると前記管理モード中の前記音量調整モードに復帰可能に制御する
ことを特徴とする。
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態のスロットマシン10は、メダルを遊技媒体としているが、メダルに限らず、遊技球等であってもよいのはもちろんである。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。図1に示すように、スロットマシン10は、メイン制御手段50とサブ制御手段(第1サブ制御手段70及び第2サブ制御手段80)とを備える。
また、メイン制御手段50は、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うメインCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、メインCPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
第1サブ制御手段70は、メイン制御手段50からコマンドを受信して、演出の出力に関する決定を行うものである。
また、第2サブ制御手段80は、第1サブ制御手段70からコマンドを受信して、演出の出力を制御するものである。
また、第2サブ制御手段80は、第2サブ制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行う第2サブCPU、ランプ21の点灯パターン、スピーカ22から出力する音、及び画像表示装置23に表示する画像のデータ等を記憶しておくROM、第2サブCPUが演出の出力を制御するときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
また、第2サブ制御基板は、第1サブ制御基板の下位に属する制御基板である。そして、第1サブ制御手段70と第2サブ制御手段80とは電気的に接続されており、第1サブ制御手段70と第2サブ制御手段80とは双方向で、演出の出力の制御に必要な情報(信号、データ、コマンド)を送信するように形成されている。
なお、図1において、矢印は、信号が向かう方向を示している。メイン制御手段50と入力用の周辺機器とは、入力用の周辺機器からメイン制御手段50に向かう矢印で接続し、メイン制御手段50と出力用の周辺機器とは、メイン制御手段50から出力用の周辺機器に向かう矢印で接続している。第1サブ制御手段70及び第2サブ制御手段80についても同様である。
(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つ(左、中、右)のリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
また、フロントマスク部の後面側(裏面側)には、メダル投入口43から投入されたメダルが通過するメダルセレクタ44が設けられている。
さらにまた、メダルセレクタ44は、通路センサ44a、ブロッカ44b、第1投入センサ44c、及び第2投入センサ44cを備えており、これらはメイン制御手段50と電気的に接続されている。
また、通路センサ44aの下流側には、ブロッカ44bが設けられている。ブロッカ44bは、メダルの投入を許可/不許可にするためのものである。
メダルの投入が不許可状態のときは、ブロッカ44bは、メダル投入口43から投入されたメダルを払出し口から返却するメダル通路を形成する。
これに対し、メダルの投入が許可状態のときは、ブロッカ44bは、メダル投入口43から投入されたメダルをホッパー33aに案内するメダル通路を形成する。
また、ブロッカ44bからホッパー33aへ向かうメダル通路の途中には、上流側から順に、第1投入センサ44c及び第2投入センサ44dが設けられている。したがって、メダル投入口43から投入されたメダルは、通路センサ44aによって検知された後、さらに、第1投入センサ44c(上流側)及び第2投入センサ44d(下流側)によって検知されるように構成されている。
そして、通路センサ44aの遮光が一定時間以上継続すると、エラー(通路センサ異常)を検知したと判断する。
これに対し、第2投入センサ44d、第1投入センサ44cの順にメダルの通過を検知すると、エラー(メダルの逆流)を検知したと判断する。
また、第1投入センサ44c及び/又は第2投入センサ44dの遮光が一定時間以上継続すると、エラー(メダル詰まり)を検知したと判断する。
また、本明細書において、「メダルの投入」とは、メダル投入口43に実際のメダルを投入すること、及びベットスイッチ40を操作することの双方を含む意味で使用する。
また、電源ユニット(図示せず)は、スロットマシン10の筐体内部に設けられており、メイン制御基板、第1サブ制御基板、及び第2サブ制御基板等に電力を供給する電源基板と、電源基板を収納する電源ボックスとを備えている。
電源ボックスの前面には、電源のオン/オフを切り替えるための電源スイッチと、設定キーが挿入される設定キー挿入口とが設けられているとともに、これらを覆う開閉自在のスイッチカバーが設けられている。
また、設定キー挿入口に設定キーを挿入して、設定キーを時計周りに90度回転させると、設定キースイッチ45がオフからオンになり、この状態から設定キーを反時計周りに90度回転させると、設定キースイッチ45がオンからオフになる。
また、電源がオンの状態で設定キースイッチ45をオフからオンにすると、設定値が確認可能となる設定確認モードになる。
なお、設定変更モード及び設定確認モードを総称して「管理モード」と称する。
管理モードは、スロットマシン10の管理者(ホールの店長等)による所定の操作により移行可能なモードであり、遊技を進行させないモードである。
なお、設定変更スイッチ46は、遊技者が操作するものではなく、管理者が操作するものである。このため、遊技者が操作できないように、スロットマシン10の筐体内部に設定変更スイッチ46を配置している。
なお、リセットスイッチ47は、それ専用のスイッチを設けてもよく、また、他のスイッチと兼用にしてもよい。たとえば、1個のスイッチを、設定変更スイッチ46とリセットスイッチ47とで兼用にすることができる。この場合、1個のスイッチを、たとえば、設定変更モード中は、設定変更スイッチ46として機能させ、それ以外のときは、リセットスイッチ47として機能させることができる。
カバーセンサ49は、スイッチカバーの開閉を検知するセンサである。たとえば、スイッチカバーが開放された状態であるときはオンとなり、スイッチカバーが閉じた状態であるときはオフとなるように配置されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、各リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段55によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄)を印刷したリールテープを貼付したものである。本実施形態では、各リール31ごとに、21個の図柄表示領域(コマ)を等間隔で配置するとともに、各図柄表示領域(コマ)にそれぞれ所定の図柄を表示している。
払出しセンサ33cは、発光素子と受光素子とを有し、発光素子から発せられた光を受光素子で検知している。そして、払い出されたメダルは、払出しセンサ33cの発光素子と受光素子との間を通過する。このとき、受光素子に入射する光が一瞬遮られ、これによりメダルが払い出されたことを検知する。
また、ホッパーモータ33bが駆動しているにもかかわらず、メダルが払い出されたことを払出しセンサ33cが検知しないと、エラー(ホッパー33a内のメダルが無くなった)が発生したと判断する。
7セグメント表示器34は、メダルの貯留枚数、払出し枚数、設定値、エラーコード等の表示を行うものである。
フロントマスク部のほぼ中央には、表示窓(透明窓)が設けられている。各リール31は、本実施形態では横方向に並列に3個(左リール31、中リール31、及び右リール31)設けられている。さらに、各リール31は、表示窓から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計3×3=9個の図柄が見えるように配置されている。そして、表示窓から見える3×3=9個の図柄の組合せ(配置)を「停止出目」と称する。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。
そして、図柄組合せラインは、有効ラインと無効ラインとを有する。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、メダル投入枚数や遊技状態等に応じて、有効ラインと無効ラインとを設定するようにしてもよい。
プッシュボタン25、及び十字キー26は、演出等に用いられるスイッチであり、遊技者が意図する情報を表示させるとき、又は管理者が各種の設定をするとき等に操作されるものである。
また、十字キー26は、右方向スイッチ26a、左方向スイッチ26b、上方向スイッチ26c、及び下方向スイッチ26dを備えている。
ランプ21は、演出等に用いられるものであり、所定の条件を満たしたときに、所定のパターンで点灯又は点滅するものである。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓から見える図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、演出画像、遊技情報(たとえば、メダルの貯留枚数、メダルの払出し枚数、特別遊技の残り遊技回数や残り差枚数、ストップスイッチ42の押し順等)、遊技結果等の表示を行うものである。画像表示装置23としては、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、有機エレクトロ・ルミネッセンス(有機EL)ディスプレイ、ドットディスプレイ等が挙げられるが、本実施形態では、液晶ディスプレイによって構成されている。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等を定めている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止すると、その役の入賞となり、その役に対応する枚数のメダルの払出し又は自動投入が行われる(ただし、特別役を除く。)。
なお、本明細書では、説明の便宜上、「いずれかの役に対応する図柄の組合せがいずれかの有効ラインに停止する」ことを、「その役が“入賞”する」と称する。
本実施形態では、特別役として、1BB(第1種ビッグボーナス)、及びRB(レギュラーボーナス)を設けている。
1BBが入賞すると、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技の1つである1BB遊技に移行する。RBが入賞した場合についても、1BBが入賞した場合と同様である。
また、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した(メダルを自動投入する)再遊技を行うことができる役である。
さらにまた、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役である。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口43からメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作(オン)する。
スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段50に入力される。
このようにしてリール31がモータ32によって回転することで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段50に入力される。
そして、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき(すなわち、その役の入賞となったとき)は、入賞した役に対応するメダルの払出し等が行われる。
このようにして、スロットマシン10での遊技は進行していく。
ここで、メイン処理は、遊技の開始とともに開始し、遊技の終了とともに終了する。このため、メイン処理は、1遊技につき1回実行する。
また、本実施形態では、2.235msごとに、タイマー割込みを行うように設定されている。このため、割込み処理は、2.235msごとに実行する。
さらに、メイン処理中のモードとして、遊技を進行させることが可能な遊技モードと、管理者による所定の操作により移行可能であって遊技を進行させない管理モード(設定変更モード及び設定確認モード)とを有している。
具体的には、第1割込みカウンタ51は、0からカウントを開始し、タイマー割込みが行われるごとにカウント値に1を加算し、カウント値が7に到達すると、その次はカウント値を0に戻すものである。
そして、メイン制御手段50は、第1割込みカウンタ51及び第2割込みカウンタ52のカウント値に基づいて、メイン処理や割込み処理における種々の決定を行う。
具体的には、メイン制御手段50は、遊技の開始前(すべてのリール31の停止時)においては、ベットスイッチ40の操作を有効にし、メダル投入口43からのメダルの投入を許可し、スタートスイッチ41の操作、及びストップスイッチ42の操作を無効にするように制御する。
たとえば、メダルが3枚投入された状態でベットスイッチ40が操作されても、メイン制御手段50は、それ以上のメダルの投入は許可せず、そのベットスイッチ40の操作は無効とする。
なお、メイン制御手段50は、メダルが3枚投入された状態でメダル投入口43からメダルが投入されたときは、メダルの貯留枚数が50枚未満であれば、投入されたメダルをブロッカ44bにてホッパー33aに誘導して内部に貯留し、メダルの貯留枚数が50枚に達していれば、投入されたメダルをブロッカ44bにて払出し口に誘導して遊技者に返却する。
そして、スタートスイッチ41が操作され、リール31が回転すると、メイン制御手段50は、ストップスイッチ42の操作を有効にし、ベットスイッチ40の操作、及びスタートスイッチ41の操作を無効にし、メダル投入口43からのメダルの投入を不許可にするように制御する。
なお、リプレイ入賞時には、メイン制御手段50は、すべてのリール31が停止し、メダルの自動投入を行い、遊技終了チェック処理を実行すると、ベットスイッチ40の操作を有効にすることなく、かつメダル投入口43からのメダルの投入を許可することなく、スタートスイッチ41の操作を有効にするように制御する。
具体的には、メイン制御手段50は、たとえば、スタートスイッチ41の操作を無効にするとともにストップスイッチ42の操作を有効にしている場合において、スタートスイッチ41が操作された状態でストップスイッチ42が操作されたときは、このストップスイッチ42の操作を受け付けないように制御する。
さらに、遊技の進行を遅延させるフリーズ(詳細は後述する)が実行されたときは、メイン制御手段50は、フリーズが終了するまで、ベットスイッチ40の操作、スタートスイッチ41の操作、及びストップスイッチ42の操作を無効にし、メダル投入口43からのメダルの投入を不許可にするように制御する。
また、たとえば、メイン制御手段50は、フリーズの実行中に操作スイッチの操作を有効にし、このとき操作スイッチが操作されると、実行中のフリーズを終了して、他のフリーズを実行するように制御してもよい。すなわち、フリーズを変更してもよい。
さらにまた、サブ制御手段(第1サブ制御手段70)側で制御するサブ遊技状態として、AT遊技及び非AT遊技を備える。
なお、非RT遊技とはリプレイの当選確率が異なるメイン遊技状態を、RT遊技と称することもある。また、「リプレイの当選確率が異なる」には、複数種類のリプレイの当選確率の合算値は同一であるが、各リプレイの当選確率の振分け方が異なる場合や、抽選されるリプレイの種類が異なる場合を含む。
このように、RT遊技とは、狭義には、リプレイの当選確率を非RT遊技よりも高く設定したメイン遊技状態を意味し、広義には、リプレイの当選確率が非RT遊技とは異なるメイン遊技状態を意味する。
RT遊技中にAT遊技が実行されると、RT遊技かつAT遊技(ART遊技)となる。
図1に示すように、メイン制御手段50は、以下の設定値変更手段53等を備える。
なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、メイン制御手段50は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
本実施形態では、設定値として、設定1〜設定6の6段階を設けている。
そして、設定値が高くなるほど、役(特に特別役)の当選確率が高くなって、遊技者にとっての有利度が高くなるように設定している。
また、設定値が高くなるほど、AT遊技に移行する確率が高くなって、遊技者にとっての有利度が高くなるように設定している。
また、設定値が高くなるほど、メダルの賭数(投入枚数)に対する獲得数(払出し枚数)の期待値が高くなって、遊技者にとっての有利度が高くなるようにしてもよい。
なお、設定キー挿入口に設定キーを差し込み、これを時計回りに90度回転させて設定キースイッチ45をオンにし、この状態で電源を一旦オフにした後に再度オンにしても良い。
また、設定値変更手段53は、設定変更スイッチ46が1回操作されるごとに、設定値の表示を、・・・→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→・・・と順次変化させる。
そして、設定値変更手段53は、設定値を記憶するための設定値記憶手段(RAM等のメモリ)を備えており、確定させた設定値を設定値記憶手段に記憶する。
なお、設定キースイッチ45をオフにした状態で電源を一旦オフにしてから再度オンにすると、変更後の設定値で立ち上げ処理が行われるようにしてもよい。
そして、サブ制御手段(第1サブ制御手段70)側では、受信した設定値コマンドに基づいて設定値を設定し、これに応じた確率で、AT遊技に移行させるか否かを決定するAT抽選を実行する。
乱数発生手段は、所定の領域(たとえば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、たとえば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
ここで、役抽選テーブルにおいて、1つの当選領域に対して、複数個の役を割り当てることがある。そして、抽出した乱数値が、複数個の役を割り当てた当選領域に属するときは、複数個の役の重複当選と判定する。すなわち、複数個の役に当該遊技で同時に重複当選する。
役抽選テーブルは、メイン遊技状態ごとに設けられている。また、役抽選テーブルは、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
本実施形態では、特別役、小役、及びリプレイの各当選フラグを備える。そして、役抽選手段54による役の抽選において当選したときは、対応する役の当選フラグをオンにする(当選フラグを立てる)。
また、複数個の役に当該遊技で同時に重複当選したときは、対応する複数個の役の当選フラグを同時にオンにする。
なお、前遊技でのリール31の回転開始時から、当該遊技でスタートスイッチ41が操作された時までの時間が4.1秒を経過していないときは、スタートスイッチ41の操作により役の抽選は行われるものの、スタートスイッチ41が操作された瞬間(直後)にリール31の回転は開始せず、上記4.1秒を経過後にリール31の回転が開始する。このように、スタートスイッチ41の操作時からリール31の回転が開始されるまでの時間を「ウエイト時間」という。
本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31を停止させるまでの時間が190ms以内に設定されている。これにより、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄からリール31が停止するまでの最大移動コマ数が4コマ(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5コマ)となる。
すなわち、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が所定の有効ラインに停止しないときには、リール31を停止させるまでの間に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄をできる限り所定の有効ラインに停止させるように制御する(引込み停止制御)。
ストップスイッチ42が操作されると、そのストップスイッチ42が操作された旨の信号が押し順検知手段に入力される。この信号を判別することで、押し順検知手段は、どのストップスイッチ42が操作されたかを検知する。
そして、左中右の押し順を「順押し」と称し、左右中の押し順を「順挟み」と称し、右中左の押し順を「逆押し」と称し、右左中の押し順を「逆挟み」と称する。
さらに、左ストップスイッチ42以外が最初に操作される押し順(中左右、中右左、右左中、及び右中左)を「変則押し」と称する。
これに対し、遊技者の目押しによらなければ、対象図柄を有効ラインに停止させることができないこと(必ずしも入賞させることができないこと)を、「PB≠1」という。
そして、リプレイA及びBの重複当選時に用いる停止位置決定テーブルは、たとえば、左又は中第1停止時にはリプレイA(PB=1)を常に入賞させ、右第1停止時にはリプレイB(PB=1)を常に入賞させるように、リール31の停止位置を定めている。
このように、複数個のリプレイの重複当選時には、ストップスイッチ42の押し順に応じて、入賞するリプレイの種類が異なる。
なお、複数個のリプレイの重複当選時には、いずれのリプレイが入賞したときも、再遊技を行うことができる。
そして、小役A及びBの重複当選時に用いる停止位置決定テーブルは、たとえば、中又は右第1停止時には小役A(PB=1、入賞時のメダルの払出しが9枚)を常に入賞させ、左第1停止時にはリール31の停止制御の範囲内で小役B(PB≠1、入賞時のメダルの払出しが1枚)を入賞させるように、リール31の停止位置を定めている。
このように、複数個の小役の重複当選時には、ストップスイッチ42の押し順によって、有効ラインに引き込む小役の種類、引込み率、及び入賞時のメダルの払出し枚数が異なる。すなわち、ストップスイッチ42の操作に応じて、遊技者に対して付与する利益の大きさが異なる遊技結果を表示する。
複数個のリプレイの重複当選時については、たとえば、遊技者にとって有利な遊技状態に移行(昇格)するリプレイが入賞する押し順や、遊技者に対して特典(サブボーナス)を付与するリプレイが入賞する押し順を「正解押し順」といい、遊技者にとって不利な遊技状態に移行(転落)するリプレイが入賞する押し順を「不正解押し順」という。
非当選テーブルは、すべての当選フラグがオフであるときに用いられ、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めている。
ただし、入賞判定手段56は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブルを用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
そして、メイン遊技状態制御手段58は、所定の停止出目の表示、所定のリプレイの入賞、所定遊技回数の消化、特別役の当選、特別役の入賞、特別遊技中のメダルの払出し枚数又は遊技回数等に基づいて、メイン遊技状態を移行させるように制御する。
また、1BB遊技では、小役の当選確率が大幅に高くなる。
さらに、1BB遊技の終了条件は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数が所定枚数(たとえば300枚)以上になったことに設定されている。
このため、メイン遊技状態制御手段58は、1BB遊技では、メダル払出し枚数をカウントし続け、カウント値が上記値になったと判断したときは、当該遊技をもって1BB遊技を終了するように制御する。
また、RB遊技では、小役の当選確率が大幅に高くなる。
さらに、RB遊技の終了条件は、RB遊技中に所定遊技回数(たとえば8遊技)を消化したことに設定されている。
このため、メイン遊技状態制御手段58は、RB遊技では、消化遊技回数をカウントし続け、カウント値が上記値になったと判断したときは、当該遊技をもってRB遊技を終了するように制御する。
また、特別役の当選を持ち越している(当該遊技以前の遊技において特別役に当選しているが、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない)遊技中を「内部中」という。
これに対し、特別役の当選を持ち越していない(特別役に当選していない)遊技中を、「非内部中」という。
ここで、「フリーズ(フリーズ演出、又はフリーズ動作ともいう。)」とは、一般的に、遊技機(スロットマシン10)の操作スイッチの機能を一時停止状態にすること(又はそのように制御している期間)をいう。
したがって、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42の操作は、遊技を進行するために必要な操作である。
遊技結果は、役の抽選結果、ストップスイッチ42の操作、及びリール31の停止時の図柄の組合せにより定まるものであるので、役の抽選結果を得るためのベットスイッチ40及びスタートスイッチ41の操作、並びにリール31の停止時の図柄の組合せを得るためのストップスイッチ42の操作は、遊技結果を得るために必要な操作である。
a)メダル投入口43から投入された遊技媒体の受付け、又は予めクレジットされた遊技媒体の投入(賭け)枚数を定めるためのベットスイッチ40の操作を一時停止状態にすること、
b)遊技を開始するためのスタートスイッチ41の操作を一時停止状態にすること、
c)ストップスイッチ42の操作(リール31の停止操作)を一時停止状態にすること
等が挙げられる。
さらに、スタートスイッチ41のフリーズに関しては、スタートスイッチ41を操作しても、所定期間、スタートスイッチ41の操作受付けに基づくリール31の回転を開始させないことや、所定期間、役抽選を開始しないことが挙げられる。
この場合、単純に、スタートスイッチ41の操作入力を受け付けることでフリーズをキャンセルすることが可能であり、あるいは、所定の操作手順(例えば、「スタートスイッチ41を5回操作する」、「ストップスイッチ42を、中、右、左の順で操作する」、「所定のタイミングに合わせてベットスイッチ40を操作する」等)を検知したことを条件にフリーズをキャンセルすることも可能である。
本実施形態では、メイン側エラー検知手段61は、遊技モードでは、メイン処理及び割込み処理により、エラーを検知したか否かの判断を行う。
また、メイン側エラー検知手段61は、管理モードでは、割込み処理により、エラーを検知したか否かの判断を行う。
なお、本明細書において、「異常」とは、正常ではないこと、通常とは異なっていることを意味し、「不正」とは、正しくないこと、正義に反することを意味する。また、「エラー」とは、異常と不正との双方を含む意味で使用する。
さらに、メイン側エラー検知手段61は、メダル投入口43からのメダルの投入が不許可のときに、第1投入センサ44c及び/又は第2投入センサ44dが遮光されると、エラー(投入センサ異常)を検知したと判断する。
また、メイン側エラー検知手段61は、第2投入センサ44d、第1投入センサ44cの順にメダルの通過を検知したときは、エラー(メダルの逆流)を検知したと判断する。
さらに、メイン側エラー検知手段61は、メダルの払出し処理を行っていない(ホッパーモータ33bを駆動させていない)ときに、払出しセンサ33cが遮光されると、エラー(払出しセンサ異常)を検知したと判断する。
さらにまた、メイン側エラー検知手段61は、ホッパーモータ33bが駆動しているにもかかわらず、メダルが払い出されたことを払出しセンサ33cが検知しないときは、エラー(メダル切れ)を検知したと判断する。
そして、メイン側エラー検知手段61は、エラーを検知したと判断すると、その旨を示すフラグ(エラーフラグ)をセットする。
ここで、遊技モードでメイン処理又は割込み処理によりエラーを検知したときは、メイン側エラー検知手段61は、エラーフラグをセットする。そして、エラー対応手段62は、遊技モード中の所定のタイミング(後述する図4のステップS37又はS41)で、エラーフラグに基づいて、エラー対応処理を実行する。
さらにまた、本実施形態では、スロットマシン10の電源を一旦オフにした後に再度オンにすること、又はリセットスイッチ47を操作することを、エラーを解除するための解除操作としている。そして、エラー解除手段63は、エラー対応処理が実行されたときは、解除操作が行われたことを条件に、エラーを解除し、エラーフラグをクリアする。
また、サブ制御手段(第1サブ制御手段70)は、第1サブ側コマンド制御手段77を備えており、これにより、メイン制御手段50から送信されたコマンドを受信する。このようにして、メイン制御手段50から第1サブ制御手段70に種々の情報を伝達する。
また、バッファ領域は、コマンド生成手段により生成されたコマンドを、生成された順に記憶していく。
このように、生成したコマンドを生成した順にバッファ領域に記憶するとともに、バッファ領域に記憶されているコマンドを記憶された順に第1サブ制御手段70に送信する。このため、生成したコマンドを生成順に第1サブ制御手段70に送信することになる。
具体的には、コマンド送信手段は、割込み処理中のコマンド送信処理が1回実行されるごとに、バッファ領域に記憶されている1つのコマンドを第1サブ制御手段70に1回送信する。すなわち、コマンド送信手段は、1割込み(2.235ms)ごとに、1つのコマンドを1回送信する。
これに対し、第1サブ側コマンド制御手段77は、50ms以内に同一のコマンドを2回受信しなかったときは、そのコマンドを正しく受信しなかったと判断する。この場合、第1サブ制御手段70側では、そのコマンドに応じた処理を行わないように制御する。
具体的には、バッファ領域は、コマンドの記憶領域として、第1記憶領域から第32記憶領域までの32個の記憶領域を有している。そして、コマンド生成手段によりコマンドが生成されると、バッファ領域は、生成されたコマンドを、第1記憶領域から順に記憶させていき、第32記憶領域の次は、第1記憶領域が空いていることを条件に、再度、第1記憶領域に記憶させるように制御する。
具体的には、32割込み(71.52ms)の待ち時間を設けており、その間、メイン処理では、コマンドの生成を決定しない。
そして、コマンド送信手段は、32割込みの待ち時間の間に、最大で16個のコマンドの送信を完了することが可能である。
さらにまた、割込み処理では、メイン処理の待ち時間中であるか否かにかかわらず、コマンドを生成するか否かを決定する。
これにより、メイン制御手段50に接続された各種のセンサやスイッチのオン/オフの状態に変化があったことを検知し損なうことがないようにしつつ、1つのコマンドの送信を完了する周期(2割込みごと)よりも、コマンドを生成する周期(8割込みごと)の方を長くして、バッファ領域がコマンドで溢れないようにしている。
これに対し、割込み処理において、第1状態コマンド及び第2状態コマンドに含む情報のいずれにも変化がなかったと判断したときは、第1状態コマンド及び第2状態コマンドのいずれも生成しないことに決定する。この場合、コマンド生成手段は、第1状態コマンド及び第2状態コマンドのいずれも生成しない。
ここで、本実施形態では、第3状態コマンドに含む情報より、第1状態コマンド及び第2状態コマンドに含む情報の方が、スロットマシン10を制御する上で重要度が高いものとなっている。
これにより、第1状態コマンド及び第2状態コマンドの生成を優先しつつ、かつメイン制御手段50に接続された各種のセンサやスイッチのオン/オフの状態に変化があったことを検知し損なうことがないようにしつつ、1つのコマンドの送信を完了する周期(2割込みごと)よりも、コマンドを生成する周期(10割込みごと)の方を長くして、バッファ領域がコマンドで溢れないようにしている。
このように、割込み処理において、第3状態コマンドに含む情報に変化があったと判断したときは、第3状態コマンドを生成することに決定する。そして、コマンド生成手段は、第3状態コマンドを生成する。
本実施形態では、コマンド生成手段が生成する各コマンドは、2バイト(16ビット)の情報で構成されており、上位1バイト(8ビット)はコマンドの種類を示し、下位1バイト(8ビット)は各種センサやスイッチのオン/オフの状態等コマンドの内容を示す。
これにより、メイン制御手段50から第1サブ制御手段70にシリアル通信でコマンドを送信しても、各コマンドの上位1バイトと下位1バイトとの区別が確実につくようにしている。
さらにまた、第1状態コマンドの下位1バイトについて、0ビット目はドアセンサ48のオン/オフの状態を示し、1ビット目はカバーセンサ49のオン/オフの状態を示す。2ビット目は設定キースイッチ45のオン/オフの状態を示し、3ビット目は設定変更スイッチ46(リセットスイッチ47と兼用)のオン/オフの状態を示す。4〜6ビット目は、未使用である。7ビット目は、上位1バイトとの区別のため、常に「0」に設定する。
また、第1状態コマンドの下位1バイトの1ビット目が「1」のときは、カバーセンサ49がオンの状態(スイッチカバーが開放された状態)であることを示し、「0」のときはオフの状態(スイッチカバーが閉じた状態)であることを示す。
さらに、第1状態コマンドの下位1バイトの3ビット目が「1」のときは、設定変更スイッチ46(リセットスイッチ47と兼用)がオンの状態であることを示し、「0」のときはオフの状態であることを示す。
さらにまた、第2状態コマンドの下位1バイトについて、0ビット目はベットスイッチ40の操作の有効/無効の状態を示す。1ビット目は左ストップスイッチ42の操作の有効/無効の状態を示し、2ビット目は中ストップスイッチ42の操作の有効/無効の状態を示し、3ビット目は右ストップスイッチ42の操作の有効/無効の状態を示す。4ビット目は通路センサ異常が検知されたか否かを示し、5ビット目は払出しセンサ異常が検知されたか否かを示し、6ビット目は投入メダル詰まりが検知されたか否かを示す。7ビット目は、上位1バイトとの区別のため、常に「0」に設定する。
また、第2状態コマンドの下位1バイトの1ビット目が「1」のときは、左ストップスイッチ42の操作が有効の状態であることを示し、「0」のときは無効の状態であることを示す。
さらに、第2状態コマンドの下位1バイトの3ビット目が「1」のときは、右ストップスイッチ42の操作が有効の状態であることを示し、「0」のときは無効の状態であることを示す。
さらにまた、第2状態コマンドの下位1バイトの5ビット目が「1」のときは、払出しセンサ異常が検知されたことを示し、「0」のときは検知されていないことを示す。
さらに、第2状態コマンドの下位1バイトの6ビット目が「1」のときは、投入メダル詰まりが検知されたことを示し、「0」のときは検知されていないことを示す。
この場合、第2状態コマンドは、2進数で「1001101100001110」、16進数で「9B0E」となる。
さらにまた、第3状態コマンドの下位1バイトについて、0ビット目はベットスイッチ40のオン/オフの状態を示し、1ビット目はスタートスイッチ41のオン/オフの状態を示す。2ビット目は左ストップスイッチ42のオン/オフの状態を示し、3ビット目は中ストップスイッチ42のオン/オフの状態を示し、4ビット目は右ストップスイッチ42のオン/オフの状態を示す。5〜6ビット目は、未使用である。7ビット目は、上位1バイトとの区別のため、常に「0」に設定する。
また、第3状態コマンドの下位1バイトの1ビット目が「1」のときは、スタートスイッチ41がオンの状態であることを示し、「0」のときはオフの状態であることを示す。
さらに、第3状態コマンドの下位1バイトの3ビット目が「1」のときは、中ストップスイッチ42がオンの状態であることを示し、「0」のときはオフの状態であることを示す。
また、第3状態コマンドの下位1バイトの4ビット目が「1」のときは、右ストップスイッチ42がオンの状態であることを示し、「0」のときはオフの状態であることを示す。
このため、たとえば、第1状態コマンドの送信中にコマンドを構成するビットがノイズで壊れ、第1サブ側コマンド制御手段77が、第1状態コマンドを1回しか受信しなかったとする。この場合、第1サブ側コマンド制御手段77は、第2状態コマンドを受信した時点で、第1状態コマンドの受信に失敗した(第1状態コマンドを2回受信しなかった)ことを判断できる。
このため、たとえば、コマンド生成手段が、第3状態コマンドを2回連続して生成し、コマンド送信手段が、これらをそれぞれ2回ずつ送信したとする。そして、先の第3状態コマンドが送信中に壊れ、第1サブ側コマンド制御手段77が、先の第3状態コマンドを1回しか受信しなかったとする。この場合、先の第3状態コマンドの上位1バイトと、後の第3状態コマンドの上位1バイトとが同一であると、第1サブ側コマンド制御手段77は、先の第3状態コマンドの受信に失敗したことを、後の第3状態コマンドを受信した時点で判断することができない。
なお、「*」は「0」又は「1」の任意の値を、「#」は「0」〜「F」の任意の値を、それぞれ意味する。
さらにまた、エラーコマンドの下位1バイトには、通路センサ異常、投入センサ異常、投入メダル詰まり、メダルの逆流、払出しセンサ異常、払出しメダル詰まり、又はメダル切れ等のエラーを検知した旨の情報を含むように設定している。
また、メイン処理において、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知したか否かを判断するとともに、複数種類のエラーのうち特定エラー(通路センサ異常、払出しセンサ異常、又は投入メダル詰まり)については、割込み処理において、メイン処理とは別個に、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知したか否かを判断する。
なお、割込み処理においてエラーを検知したか否かを判断する場合であっても、エラーの検知に対応した処理(エラー対応処理)はメイン処理において実行する。
そして、メイン処理において、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知したと判断したときは、エラー対応処理を実行するとともに、エラーコマンドを生成することに決定する。具体的には、通路センサ異常を検知したと判断したときは、遊技が進行しないようにし、かつ通路センサ異常に対応するエラーコードを7セグメント表示器34に表示するためのデータを生成し、かつ通路センサ異常を検知した旨の情報を含むエラーコマンドを生成することに決定する。
そして、割込み処理において、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知したと判断したときは、特定エラーを検知した旨の情報を含む第1状態コマンド及び第2状態コマンドを生成することに決定する。具体的には、通路センサ異常を検知したと判断したときは、通路センサ異常を検知した旨の情報を含む第1状態コマンド及び第2状態コマンドを生成することに決定する。
これに対し、メイン処理では、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知したと判断した場合には、第1割込みカウンタ51のカウント値が「0」になったときに、エラー対応処理を実行するとともに、エラーコマンドを生成することに決定する。
このため、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知すると、割込み処理において、特定エラーを検知した旨の情報を含む第1状態コマンド及び第2状態コマンドを生成することに決定し、その1割込み以降に、メイン処理において、エラー対応処理を実行するとともに、エラーコマンドを生成することに決定する。
したがって、第1サブ制御手段70側では、常に、第1状態コマンド、第2状態コマンド、エラーコマンドの順に、コマンドを受信するので、処理に混乱が生じないようにすることができる。
さらに、メイン処理では、待ち時間の経過後又はすべてのリール31の停止後に、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知したときは、遊技の開始時と同様に、エラーコマンドを生成することに決定するとともに、エラーが解除されるまで、遊技が進行しないようにし、かつエラーが発生したことをメイン制御手段50側で継続して報知するように制御する。
これに対し、割込み処理では、待ち時間中又はリール31の回転中であるか否かにかかわらず、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知したときは、特定エラーを検知した旨の情報を含む第1状態コマンド及び第2状態コマンドを生成することに決定する。さらに、この決定に応じて、コマンド生成手段は、第1状態コマンド及び第2状態コマンドを生成して、これをバッファ領域に記憶し、コマンド送信手段は、バッファ領域に記憶された第1状態コマンド及び第2状態コマンドを第1サブ制御手段70に送信する。
ステップS11において、メイン制御手段50は、第1割込みカウンタ51に「0」をセットする。そして、次のステップS12に進む。
ステップS12では第1状態コマンドを生成し、次のステップS13では第2状態コマンドを生成して、これらを生成順にバッファ領域に記憶する。そして、次のステップS14に進む。このように、電源投入時には、第1状態コマンド及び第2状態コマンドに含まれる情報に変化があったか否かにかかわらず、第1状態コマンド及び第2状態コマンドを順次生成する。
ステップS15では、設定値変更手段53は、ドアセンサ48がオンの状態(フロントマスク部が開放された状態)であり、かつカバーセンサ49がオンの状態(スイッチカバーが開放された状態)であり、かつ設定キースイッチ45がオンの状態であるか否かを判断する。
これに対し、ドアセンサ48、カバーセンサ49、及び設定キースイッチ45のうちの少なくとも1つがオフの状態であると判断したときは、設定変更モードに移行させることなく、本フローチャートによる処理を終了する。
ここで、設定変更スイッチ46が操作されたと判断したときは次のステップS17に進み、設定値変更手段53は、設定値を変更する(変更後の設定値を7セグメント表示器34に表示するためのデータを生成する)。そして、次のステップS18に進む。なお、変更後の設定値を7セグメント表示器34に表示する処理は、割込み処理(後述する図5のステップS60)で実行する。
これに対し、設定変更スイッチ46が操作されていないと判断したときは、設定値を変更することなく(ステップS17をスキップして)、ステップS18に進む。
ここで、スタートスイッチ41が操作されたと判断したときは次のステップS19に進み、設定値変更手段53は、このとき7セグメント表示器34に表示していた数値で設定値を確定させるとともに、確定させた設定値を設定値記憶手段に記憶させる。そして、次のステップS20に進む。
これに対し、スタートスイッチ41が操作されていないと判断したときは、ステップS16に戻る。
ステップS21では、コマンド生成手段は、第1割込みカウンタ51のカウント値が「0」か否かを判断し続ける。すなわち、第1割込みカウンタ51のカウント値が「0」になるまで待機する。そして、第1割込みカウンタ51が「0」になると、次のステップS22に進む。
なお、設定変更モード中(図3のステップS16〜S22)は、エラー対応処理を実行しない。このため、設定変更モード中に割込み処理によりエラーを検知したと判断したときは、設定変更モードから遊技モードに移行した後の所定のタイミング(後述する図4のステップS37)でエラー対応処理を実行する。
ステップS31では設定値コマンドを生成し、次のステップS32では遊技状態コマンドを生成して、これらを生成順にバッファ領域に記憶する。そして、次のステップS33に進む。
ステップS34では、メイン制御手段50は、メダル投入済みか否かを判断する。ここで、メダル投入(ベット)済みでないと判断したときはステップS35に進む。これに対し、メダル投入済みであると判断したときはステップS36に進む。
ここで、ドアセンサ48、カバーセンサ49、及び設定キースイッチ45のうち少なくとも1つがオフの状態であると判断したときは、ステップS36に進む。
これに対し、ドアセンサ48、カバーセンサ49、及び設定キースイッチ45がすべてオンの状態であると判断したときは、ステップS45に進む(設定確認モードに移行させる)。
ここで、エラーを検知したと判断したときはステップS37に進み、メイン制御手段50は、エラー対応処理を実行する。エラー対応処理については後述する。そして、エラー対応処理が終了すると、ステップS38に進む。
これに対し、エラーを検知していないと判断したときは、エラー対応処理を実行することなく(ステップS37をスキップして)、ステップS38に進む。
ここで、スタートスイッチ41が操作されたと判断したときはステップS39に進み、メイン制御手段50は、遊技進行処理を実行する。遊技進行処理については後述する。そして、遊技進行処理が終了すると、ステップS40に進む。
これに対し、スタートスイッチ41が操作されていないと判断したときは、ステップS34に戻る。
ここで、エラーを検知したと判断したときはステップS41に進み、メイン制御手段50は、エラー対応処理を実行する。そして、エラー対応処理が終了すると、ステップS42に進む。
これに対し、エラーを検知していないと判断したときは、エラー対応処理を実行することなく(ステップS41をスキップして)、ステップS42に進む。
ここで、役が入賞したと判断したときはステップS43に進み、メイン制御手段50は、入賞した役に応じてメダルの払出し等を行う。そして、次のステップS44に進む。
これに対し、役が入賞していないと判断したときは、メダルの払出し等を行うことなく(ステップS43をスキップして)、ステップS44に進む。
ステップS44では、メイン制御手段50は、遊技終了チェック処理を実行する。遊技終了チェック処理の具体的な内容の説明は省略する。そして、本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS46では、第1割込みカウンタ51のカウント値が「0」か否かを判断し続ける。すなわち、第1割込みカウンタ51のカウント値が「0」になるまで待機する。そして、第1割込みカウンタ51が「0」になると、次のステップS47に進む。
ステップS48では、メイン制御手段50は、設定キースイッチ45がオフの状態にされたか否かを判断し続ける。すなわち、設定キースイッチ45がオフの状態にされるまで待機する。そして、設定キースイッチ45がオフの状態にされると、次のステップS49に進む。
ステップS50では、設定値の表示を終了したことを示す情報を含む設定値表示終了コマンドを生成し、これをバッファ領域に記憶させる。そして、ステップS36に進む(設定確認モードを終了して、遊技モードに戻る)。
なお、設定確認モード中(図4のステップS45〜S50)は、エラー対応処理を実行しない。このため、設定確認モード中に割込み処理によりエラーを検知したと判断したときは、設定確認モードから遊技モードに移行した後の所定のタイミング(図4のステップS37)でエラー対応処理を実行する。
ステップS61では、メイン制御手段50は、7セグメント表示器34に文字又は数値を表示する(7セグメント表示器34を構成する各LEDを点灯又は消灯させる)処理を実行する。そして、次のステップS62に進む。
本実施形態では、0〜65535の範囲でカウント動作を繰り返す乱数発生用ICをメイン制御基板上に設け、これを乱数発生手段としている。そして、たとえば、乱数発生用ICのカウント値が更新されないとき、又は乱数発生用ICのクロックが停止したとき等に、乱数発生手段に異常を検知したと判断する。
これに対し、乱数発生手段に異常を検知したと判断したときはステップS80に進み、復帰不可能エラー処理を実行する。また、復帰不可能エラー処理を実行したときは、リセットスイッチ47が操作されても復帰不可能エラーを解除せず、特定の解除操作が行われたことを条件に、復帰不可能エラーを解除するように制御する。本実施形態では、設定値を変更する操作を、特定の解除操作としている。
ここで、「7」未満であると判断したときはステップS65に進み、メイン制御手段50は、第1割込みカウンタ51に「1」を加算する。そして、ステップS70に進む。
これに対し、「7」であると判断したときはステップS66に進み、メイン制御手段50は、第1割込みカウンタ51に「0」をセットする。そして、ステップS67に進む。
ここで、変化があった(前回と異なる)と判断したときは、ステップS68に進む。これに対し、変化がなかった(前回と同一)と判断したときは、ステップS70に進む。
このように、ステップS64〜S69の処理により、割込み処理において、第1割込みカウンタ51のカウント値が「7」になるごと(8割込みごと)に、第1状態コマンド及び第2状態コマンドに含む情報に変化があったか否かを判断し、いずれかに変化があったと判断したときは、第1状態コマンド及び第2状態コマンドの双方を生成する。
ここで、「9」未満であると判断したときはステップS71に進み、メイン制御手段50は、第2割込みカウンタ52に「1」を加算する。そして、ステップS79に進む。
これに対し、「9」であると判断したときはステップS72に進み、メイン制御手段50は、第2割込みカウンタ52に「0」をセットする。そして、ステップS73に進む。
ここで、変化があった(前回と異なる)と判断したときは、ステップS74に進む。これに対し、変化がなかった(前回と同一)と判断したときは、ステップS79に進む。
ステップS74では、メイン制御手段50は、上位バイト切替えフラグ(「0」又は「1」)が「0」か否かを判断する。
これに対し、上位バイト切替えフラグが「0」ではない(「1」である)と判断したときはステップS77に進み、上位1バイトが16進数で「9D」の第3状態コマンドを生成して、これをバッファ領域に記憶する。そして、ステップS78に進み、上位バイト切替えフラグに「0」をセットして、ステップS79に進む。
ステップS79では、メイン側コマンド制御手段64は、バッファ領域に記憶されているコマンドを第1サブ制御手段70に送信する。そして、本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS91では、メイン制御手段50は、特定エラー(払出しセンサ異常、投入メダル詰まり、通路センサ異常)を検知したか否かを判断する。ここで、特定エラーを検知していないと判断したときは、ステップS92に進む。これに対し、特定エラーを検知したと判断したときは、ステップS94に進む。
ステップS94では、メイン制御手段50は、第1割込みカウンタ51が「0」か否かを判断し続ける。そして、第1割込みカウンタ51が「0」になるとステップS95に進み、メイン制御手段50は、払出しセンサ異常を検知したか否かを判断する。
これに対し、払出しセンサ異常を検知していないと判断したときはステップS98に進み、メイン制御手段50は、投入メダル詰まりを検知したか否かを判断する。
ステップS111において、役抽選手段54は、役の抽選を行う。そして、次のステップS112に進む。
ステップS112では役抽選結果コマンドを生成し、次のステップS113では演出関連コマンドを生成して、これらを生成順にバッファ領域に記憶させる。そして、次のステップS114に進む。
ステップS117では、メイン制御手段50は、ストップスイッチ42がオンにされたか否かを判断し続ける。ストップスイッチ42がオンにされたと判断したときは次のステップS118に進み、リール制御手段55は、オンにされたストップスイッチ42に対応するリール31を停止制御する。そして、次のステップS119に進む。
ステップS120では、メイン制御手段50は、すべてのリール31が停止したか否かを判断する。
ここで、すべてのリール31が停止したと判断したときは次のステップS121に進み、全リール31の停止時の図柄の組合せを示す停止図柄コマンドを生成して、これをバッファ領域に記憶させる。そして、本フローチャートにより処理を終了する。
これに対し、回転中のリール31があると判断したときは、ステップS117に戻る。
第1サブ側コマンド制御手段77は、メイン制御手段50(メイン側コマンド制御手段64)から送信されたコマンドを受信するとともに、第2サブ制御手段80(第2サブ側コマンド制御手段84)との間でコマンドを送受信するものである。
本実施形態では、サブ遊技状態制御手段71は、所定遊技回数(50遊技)を1セットとするAT遊技を実行する。また、所定の上乗せ条件を満たしたときは、AT遊技の残り遊技回数に所定遊技回数を上乗せ(加算)し、所定の継続条件を満たしたときは、当該AT遊技を消化後すぐに次のAT遊技を継続して実行する。そして、AT遊技の終了条件を満たすと判断したときは、次遊技から、非AT遊技に移行させるように制御する。
そして、サブ遊技状態制御手段71は、AT遊技を実行したときは、AT遊技の実行に応じた数値を、実行権利カウンタのカウント値から減算する。
これにより、AT遊技の実行権利を貯留(ストック)することができ、AT遊技の実行権利を付与したときに、既に貯留しているAT遊技の実行権利があれば、AT遊技の実行権利の貯留数(ストック数)を上乗せ(加算)することができる。
そして、サブ遊技状態制御手段71は、実行権利カウンタのカウント値が「0」になるまで、AT遊技を繰り返し実行する。
また、サブ遊技状態制御手段71は、AT遊技中にレア小役又はレアリプレイに当選したときは、AT遊技の残り遊技回数を上乗せするか否か及び上乗せ数を決定する上乗せ抽選を行う。そして、上乗せ抽選で当選したときは、サブ遊技状態制御手段71は、上乗せ抽選で決定した上乗せ数を、AT遊技の残り遊技回数に上乗せ(加算)する。
さらに、サブ遊技状態制御手段71は、AT抽選の当選確率として、10%、30%、50%の3段階を有し、上乗せ抽選の当選確率として、30%、50%、70%の3段階を有し、継続抽選の当選確率として、50%、70%、90%の3段階を有している。
これに対し、サブ遊技状態制御手段71は、リプレイに当選したときは、AT抽選や上乗せ抽選や継続抽選の当選確率を低くするか否かを決定するモードダウン抽選を行う。
そして、サブ遊技状態制御手段71は、モードアップ抽選やモードダウン抽選の結果に従って、AT抽選や上乗せ抽選や継続抽選の当選確率を設定する。
演出制御手段72は、メイン制御手段50から受信したコマンド(たとえば、操作スイッチのオン/オフの状態を示す第3状態コマンド、役抽選結果コマンド等)に応じて、ソフトウエア乱数を用いた抽選によって、演出を出力するか否か、及び出力する演出の内容等を決定する。
そして、演出制御手段72の決定に応じたコマンドを、第1サブ側コマンド制御手段77により第2サブ制御手段80に送信し、第2サブ制御手段80側では、受信したコマンドに基づいて、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23の出力を制御する。
そして、演出制御手段72は、所定の条件を満たした(たとえば、上乗せ数を決定した)ときは、プッシュボタン25が操作されると、所定の画像(たとえば、決定した上乗せ数を示す画像)を画像表示装置23に表示することに決定する。
本実施形態では、サブ側エラー検知手段73は、受信した第1状態コマンドに含まれる情報に基づいてエラーを検知する。
また、0ビット目が「1」のときは、ドアセンサ48がオンの状態(フロントマスク部が開放された状態)であることを示し、「0」のときはオフの状態(フロントマスク部が閉じた状態)であることを示す。
さらに、2ビット目が「1」のときは、設定キースイッチ45がオンの状態であることを示し、「0」のときは、オフの状態であることを示す。
また、3ビット目が「1」のときは、設定変更スイッチ46がオンの状態であることを示し、「0」のときはオフの状態であることを示す。
しかし、フロントマスク部が閉じた状態(0ビット目が「0」)であり、かつスイッチカバーが開放された状態(1ビット目が「1」)であり、かつ設定キースイッチ45がオンの状態(2ビット目が「1」)であるときは、正常ではない(異常である)。
さらに、フロントマスク部が閉じた状態(0ビット目が「0」)であり、かつスイッチカバーが閉じた状態(1ビット目が「0」)であり、かつ設定キースイッチ45がオンの状態(2ビット目が「1」)であるときも、正常ではない。
さらに、エラー報知手段74は、特定エラーを検知した旨の情報を含む第1状態コマンド及び第2状態コマンドを受信したときは、リール31の回転中か否かにかかわらず、エラーを検知した旨を報知することに決定し、その後、エラーコマンドを受信すると、エラーが発生した旨を報知することに決定する。
そして、エラー報知手段74の決定に応じたコマンドを第2サブ制御手段80に送信し、第2サブ制御手段80側では、受信したコマンドに基づいて、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23の出力を制御する。
したがって、リール31の回転中は、エラーを検知した旨の報知を行い、すべてのリール31の停止後に、エラーを検知した旨の報知から、エラーが発生した旨の報知に切り替えることとなる。
上述したように、本実施形態では、遊技を進行させることが可能な遊技モードと、管理者による所定の操作により移行可能であって遊技を進行させない管理モード(設定変更モード及び設定確認モード)とを有している。
本実施形態では、第1音量レベル75a及び第2音量レベル75bは、いずれも、レベル1からレベル15までの15段階を有している。レベル1が最小値(MIN)であり、レベル8が標準値であり、レベル15が最大値(MAX)である。
本実施形態では、初期値をレベル8に設定している。そして、最初の電源投入時には、音量調整手段75は、第1音量レベル75aにレベル8を設定し、次に、第2音量レベル75bにレベル8を設定する。その後、第1サブ側コマンド制御手段77により、第2音量レベル75bがレベル8であることを示すボリュームコマンドを第2サブ制御手段80に送信する。
たとえば、第1音量レベル75aにレベル5が設定され、第2音量レベル75bにレベル10が設定されているとする。この場合、電源投入時に、音量調整手段75は、第2音量レベル75bにレベル5を設定し、その後、第1サブ側コマンド制御手段77により、第2音量レベル75bがレベル5であることを示すボリュームコマンドを第2サブ制御手段80に送信する。
さらに、遊技終了チェック処理の終了後、スタートスイッチ41が操作される前の期間内であれば、リプレイ入賞時、又はベットスイッチ40の操作後であっても、音量調整手段75は、プッシュボタン25が操作されたときは、音量調整モードに移行させる。
そして、遊技終了チェック処理の終了後、スタートスイッチ41が操作される前の期間内であれば、リプレイ入賞を擬似的に小役の入賞に見せている(フリーズを実行している)ときであっても、音量調整手段75は、プッシュボタン25が操作されたときは、音量調整モードに移行させる。
たとえば、遊技モード中の音量調整モードにおいて、第2音量レベル75bにレベル8が設定されている場合において、十字キー26の左方向スイッチ26bが1回操作されたときは、音量調整手段75は、第2音量レベル75bをレベル8からレベル7に1段階下げる。
そして、遊技モード中の音量調整モードにおいて、プッシュボタン25が操作されたときは、音量調整手段75は、第2音量レベル75bの値を確定させる。
たとえば、第2音量レベル75bがレベル8からレベル10に上げられた状態で、プッシュボタン25が操作されたときは、音量調整手段75は、第2音量レベル75bをレベル10で確定させる。すなわち、第2音量レベル75bにレベル10を設定する。
また、第2音量レベル75bがレベル8からレベル10に上げられた状態で、プッシュボタン25が操作される前に、割込み処理によりエラーを検知したと判断したときは、音量調整手段75は、第2音量レベル75bをレベル10で確定させずに、レベル8のまま維持して、音量調整モードを終了する。
具体的には、音量調整手段75は、遊技モード中の音量調整モードに移行した後の経過時間を計測する経過時間タイマーを備えている。経過時間タイマーは、遊技モード中の音量調整モードに移行すると、経過時間の計測を開始し、遊技モード中の音量調整モードが終了すると、経過時間の計測を終了する。
これにより、遊技者又は管理者が誤って遊技モード中の音量調整モードに移行させてしまったときに、いつまでも遊技モード中の音量調整モードが継続しないようにしている。
なお、たとえば、第2音量レベル75bがレベル8からレベル10に上げられた状態で、プッシュボタン25が操作される前に、音量調整モードに移行した後の経過時間が規定時間に到達したときは、音量調整手段75は、第2音量レベル75bをレベル10で確定させずに、レベル8のまま維持して、音量調整モードを終了する。
たとえば、第2音量レベル75bがレベル8からレベル10に上げられて確定したときは、第1サブ側コマンド制御手段77は、第2音量レベル75bがレベル10であることを示すボリュームコマンドを第2サブ制御手段80に送信する。
さらに、音量調整手段75は、管理モード中の音量調整モードでは、十字キー26の右方向スイッチ26aが1回操作されるごとに、第1音量レベル75aの値を1段階増大させ、十字キー26の左方向スイッチ26bが1回操作されるごとに、第1音量レベル75aの値を1段階低下させる。
また、管理モード中の音量調整モードにおいて、第1音量レベル75aにレベル8が設定されている場合において、十字キー26の右方向スイッチ26aが1回操作されたときは、音量調整手段75は、第1音量レベル75aをレベル8からレベル9に1段階上げる。
たとえば、第1音量レベル75aがレベル8からレベル9に上げられた状態で、プッシュボタン25が操作されたときは、音量調整手段75は、第1音量レベル75aをレベル9で確定させる。すなわち、第1音量レベル75aにレベル9を設定する。
これに対し、第1音量レベル75aがレベル8からレベル9に上げられた状態で、プッシュボタン25が操作されることなく、設定キースイッチ45がオフにされたときは、音量調整手段75は、第1音量レベル75aをレベル9で確定させずに、レベル8のまま維持して、音量調整モードを終了する。
また、管理モード中の音量調整モードでは、割込み処理によりエラーを検知したと判断しても、音量調整手段75は、音量調整モードを終了せずに継続する。
たとえば、第1音量レベル75a及び第2音量レベル75bにそれぞれレベル8が設定されているとする。この場合、第1音量レベル75aがレベル8からレベル9に上げられて確定したときは、音量調整手段75は、第2音量レベル75bにレベル9を設定する。その後、第1サブ側コマンド制御手段77は、第2音量レベル75bがレベル9であることを示すボリュームコマンドを第2サブ制御手段80に送信する。
また、音量調整手段75は、遊技待機時間を計測し、計測した遊技待機時間が所定の時間に到達したときは、第1音量レベル75aの値を第2音量レベル75bに設定し、その後、第1サブ側コマンド制御手段77により、第2音量レベル75bの値を示すボリュームコマンドを第2サブ制御手段に送信する。
すなわち、本実施形態では、遊技待機時間は、遊技終了チェック処理が終了してから、メダル投入口43からメダルが投入されるか又はベットスイッチ40が操作されるまでの時間を意味する。
設定変更モードに移行したときは、その旨を示すコマンドを、メイン制御手段50から第1サブ制御手段70に送信する。
また、設定確認モードに移行したときも同様に、その旨を示すコマンドを、メイン制御手段50から第1サブ制御手段70に送信する。
そして、第2サブ制御手段80は、設定変更モード又は設定確認モードに移行した旨のコマンドを受信したときは、図8に示すシステムメニューを画像表示装置23に画像表示する。
図8に示すように、システムメニューの内容として、「音量調整モード」、「遊技待機ランプ色選択モード」、「サイドランプテストモード」を設けている。
図8において、十字キー26によりカーソルを「音量調整モード」に位置させた状態でプッシュボタン25を操作すると、管理モード中の音量調整モードに移行する。
十字キー26の右方向スイッチ26a又は左方向スイッチ26bを操作すると、カーソルを、レベル1からレベル15のいずれかに配置することができる。そして、カーソルが位置するレベルでプッシュボタン25を操作すると、そのレベルで第1音量レベル75aが確定するとともに、管理モード中の音量調整モードが終了して、図8のシステムメニューに戻る。
ただし、遊技モード中の音量調整モードの画像は、出力中の演出画像の上に重ねるようにして表示する。
本実施形態では、消費電力に関するモードとして、通常モードと、消費電力が通常モードより少ない省電力(エコノミー)モードとを有している。
そして、消費電力制御手段76は、管理モード(設定確認モード)において、通常モードと省電力モードとを切り替え可能に制御する。
また、消費電力制御手段76は、設定確認モードにおいて、設定キースイッチ52をオンからオフにしたときに、左及び右ストップスイッチ42のオン/オフにより、通常モードを省電力モードとを設定する。
1)左ストップスイッチ42オフ、右ストップスイッチ42オフ:モード移行なし
2)左ストップスイッチ42オン、右ストップスイッチ42オフ:通常モードに移行
3)左ストップスイッチ42オフ、右ストップスイッチ42オン:省電力モードに移行
4)左ストップスイッチ42オン、右ストップスイッチ42オン:モード移行なし
ステップS131では、サブ制御手段(第1サブ制御手段70及び第2サブ制御手段80)は、画像表示装置23にシステムメニューを表示する。そして、次のステップS132に進む。
ステップS132では、音量調整手段75は、設定キースイッチ45がオフにされたか否かを判断する。ここで、設定キースイッチ45がオフにされたと判断したときは、ステップS148に進む。これに対し、設定キースイッチ45がオフにされていない(オンのままである)と判断したときは、ステップS133に進む。
ステップS135では、音量調整手段75は、十字キー26の右方向スイッチ26aが操作されたか否かを判断する。ここで、右方向スイッチ26aが操作されたと判断したときは、次のステップS136に進む。これに対し、右方向スイッチ26aが操作されていないと判断したときは、ステップS138に進む。
ステップS137では、音量調整手段75は、第1音量レベル75aの値を1段階上げる。そして、次のステップS138に進む。
ステップS140では、音量調整手段75は、第1音量レベル75aの値を1段階下げる。そして、次のステップS141に進む。
ステップS142では、音量調整手段75は、音量調整モードを終了させる。そして、ステップS148に進む。
ステップS146では、第1サブ側コマンド制御手段77は、第2音量レベル75bを示すボリュームコマンドを第2サブ制御手段80に送信し、次のステップS147では、音量調整手段75は、音量調整モードを終了する。そして、ステップS131に戻る。
ステップS148では、設定変更モードを終了する。そして、本フローチャートによる処理を終了する。
ここで、図11のステップS161からステップS177までは、図10のステップS131からステップS147までと同一の内容である。したがって、図11のステップS161からステップS177までについては説明を省略し、以下では、図10とは異なるステップS178以降について説明する。
ここで、設定キースイッチ45のオフ時に右ストップスイッチ42がオフであったと判断したときは次のステップS180に進み、消費電力制御手段76は、消費電力に関するモードを通常モードに移行させる。そして、ステップS183に進む。
これに対し、設定キースイッチ45のオフ時に右ストップスイッチ42がオンであったと判断したときは、ステップS180をスキップして、ステップS183に進む。この場合、消費電力に関するモードを移行させることはない。
ここで、設定キースイッチ45のオフ時に右ストップスイッチ42がオンであったと判断したときは次のステップS182に進み、消費電力制御手段76は、消費電力に関するモードを省電力モードに移行させる。そして、ステップS183に進む。
ステップS183では、設定確認モードを終了する。そして、本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS191では、第1サブ制御手段70は、遊技終了チェック処理(図4のステップS44)が終了したか否かを判断する。ここで、遊技終了チェック処理が終了したと判断したときは、次のステップS192に進む。これに対し、遊技終了チェック処理が終了していないと判断したときは、本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS193では、第1サブ制御手段70は、メイン処理又は割込み処理によりエラーが検知されたか否かを判断する。ここで、エラーが検知されていないと判断したときは、次のステップS194に進む。これに対し、エラーが検知されたと判断したときは、本フローチャートによる処理を終了する。
ここで、プッシュボタン25が操作されたと判断したときは次のステップS196に進み、音量調整手段75は、音量調整モードに移行させ、次のステップS197では、経過時間タイマーによる経過時間の計測を開始する。そして、次のステップS198に進む。
これに対し、プッシュボタン25が操作されていないと判断したときは、ステップS191に戻る。
ステップS199では、音量調整手段75は、第2音量レベル75bが最大値(レベル15)か否かを判断する。ここで、第2音量レベル75bが最大値でないと判断したときは、次のステップS200に進む。これに対し、第2音量レベル75bが最大値であると判断したときは、ステップS201に進む。
ステップS201では、音量調整手段75は、十字キー26の左方向スイッチ26bが操作されたか否かを判断する。ここで、左方向スイッチ26bが操作されたと判断したときは、次のステップS202に進む。これに対し、左方向スイッチ26bが操作されていないと判断したときは、ステップS204に進む。
ステップS203では、音量調整手段75は、第2音量レベル75bの値を1段階下げる。そして、次のステップS204に進む。
ここで、エラーが検知されていないと判断したときは、次のステップS205に進む。
これに対し、エラーが検知されたと判断したときはステップS211に進み、音量調整モードが終了して、本フローチャートによる処理を終了する。これにより、第2音量レベル75bが増大又は低下していても、これを確定させることなく音量調整モードが終了し、その後、エラー対応処理(図4のステップS37)が実行される。
ここで、スタートスイッチ41が操作されていないと判断したときは、次のステップS206に進む。
これに対し、スタートスイッチ41が操作されたと判断したときはステップS211に進み、音量調整モードが終了して、本フローチャートによる処理を終了する。これにより、第2音量レベル75bが増大又は低下していても、これを確定させることなく音量調整モードが終了し、その後、遊技進行処理(図4のステップS39)が実行される。
また、第2サブ側コマンド制御手段84は、第1サブ制御手段70(第1サブ側コマンド制御手段77)との間でコマンドを送受信するものである。
さらに、スピーカ出力制御手段82は、第1サブ制御手段70から受信したコマンドに基づいて、スピーカ22の出力(どのような音を、どのような態様で出力するか等)を制御するものである。
たとえば、マスターボリュームにレベル8が設定されている場合において、第2音量レベル75bがレベル15であることを示すボリュームコマンドを受信したときは、スピーカ出力制御手段82は、マスターボリュームにレベル15を設定する。このようにして、マスターボリュームをレベル8からレベル15に上げる。
たとえば、マスターボリュームがレベル15に設定されている場合において、爆発音を示すフレーズコマンドを受信したときは、スピーカ出力制御手段82は、爆発音をレベル15の音量でスピーカ22から出力する。
また、画像表示制御手段83は、第1サブ制御手段70から受信したコマンドに基づいて、画像表示装置23の出力(どのような画像を、どのように表示するか等)を制御するものである。
図13のステップS221において、スピーカ出力制御手段82は、ボリュームコマンドを受信したか否かを判断する。ここで、ボリュームコマンドを受信したと判断したときは、次のステップS222に進む。これに対し、ボリュームコマンドを受信していないと判断したときは、ステップS222をスキップして、ステップS223に進む。
ステップS222では、スピーカ出力制御手段82は、受信したボリュームコマンドに基づいてマスターボリュームを設定する。そして、次のステップS223に進む。
ステップS224では、スピーカ出力制御手段82は、受信したフレーズコマンドに応じた内容の音を、設定したマスターボリュームに応じた音量で、スピーカ22から出力する。そして、本フローチャートによる処理を終了する。
第1実施形態では、遊技モード中及び管理モード中のいずれにおいても、割込み処理によりエラーを検知したか否かを判断した。
そして、遊技モード中の音量調整モードにおいて、割込み処理によりエラーを検知したと判断したときは、音量調整モードを終了するように制御した。
また、管理モード中の音量調整モードにおいて、割込み処理によりエラーを検知したと判断しても、音量調整モードを終了しないように制御した。
また、音量調整手段75は、遊技モード中に音量調整モードに移行したときは、その音量調整モードにおいて割込み処理によりエラーを検知したと判断すると、その音量調整モードを終了するように制御する。
すなわち、第2実施形態では、管理モード中の割込み処理では、エラーを検知したか否かを判断しない。このため、管理モード中の音量調整モードにおいて、エラーが発生している状況下でも、これを割込み処理によって検知することはないので、音量調整手段75は、音量調整モードを終了せずに継続する。
第3実施形態では、第1実施形態と同様に、遊技モード中及び管理モード中のいずれにおいても、割込み処理によりエラーを検知したか否かを判断する。
また、遊技モード中は、メイン処理によりエラーを検知したか否かを判断する。
さらに、エラーを検知したか否かの判断は、メイン側エラー検知手段61及びサブ側エラー検知手段73により行う。
また、第3実施形態では、音量調整手段75は、管理モード中に音量調整モードに移行したときは、その音量調整モードにおいてエラーが検知されると、その音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると、管理モード中の音量調整モードに復帰可能に制御する。
また、第2実施形態では、管理モード中は、エラーを検知したか否かの判断を行わない。このため、音量調整手段75は、管理モード中の音量調整モードにおいてエラーが発生している状況下でも、これを検知することがないので、音量調整モードを終了させずに継続した。
また、音量調整手段75は、音量調整モードを中断している間は、十字キー26の右方向スイッチ26a又は左方向スイッチ26bが操作されても、第1音量レベル75aを増大も減少もさせないように制御し、プッシュボタン25が操作されても、第1音量レベル75aを確定させないように制御する。
具体的には、リセットスイッチ47の操作を解除操作とし、音量調整モードの中断中にエラーが解除されると、音量調整手段75は、管理モード中の音量調整モードに自動的に復帰させるように制御する。
また、管理モード中の音量調整モードにおける中断、エラーの解除、及び復帰の制御について説明したが、これらの制御は、遊技モード中の音量調整モードにおける中断、エラーの解除、及び復帰についても同様である。
(1)上記実施形態では、メイン側エラー検知手段61及びサブ側エラー検知手段73を備えた。すなわち、メイン制御手段50側及びサブ制御手段(第1サブ制御手段70)側でそれぞれ別個にエラー検知手段を備えた。
しかし、これに限らず、エラー検知手段は、たとえば、メイン制御手段50側にのみ備えてもよく、また、サブ制御手段(第1サブ制御手段70)側にのみ備えてもよい。
ただし、メイン制御手段50からサブ制御手段(第1サブ制御手段70)に一方向でコマンドを送信するため、たとえば、エラー検知手段をメイン制御手段50側に備えたときは、エラー解除手段もメイン制御手段50側に備える必要がある。
しかし、これに限らず、エラー検知手段は、たとえば、ハードウエアによって構成してもよい。
また、上記実施形態では、8割込みごとに第1状態コマンド及び第2状態コマンドを生成し、10割込みごとに第3状態コマンドを生成した。しかし、これに限らず、これらのコマンドを何割込みごとに生成するかは、各種のセンサやスイッチのオン/オフを検知し損なわず、かつバッファ領域が溢れない範囲内で、適宜設定することができる。
また、コマンドの送信回数は、1回のみにしてもよい。
また、上記実施形態では、待ち時間は、32割込み(71.52ms)に設定したが、これに限らず、適宜設定することができる。
さらにまた、メイン処理の冒頭部分で生成するコマンドの種類や個数は、スロットマシン10の機種に応じて適宜設定することができる。
また、バッファ領域に記憶されているすべてのコマンドの送信が完了するまで、つまりバッファ領域が空になるまで、待ち時間を継続してもよい。さらに、バッファ領域に記憶されているコマンドの個数が所定数以下になるまで、待ち時間を継続してもよい。すなわち、待ち時間は、一定時間に固定する場合に限らず、バッファ領域に記憶されているコマンドの個数に応じて変動させてもよい。
しかし、これに限らず、たとえば、割込み処理では、待ち時間中又はリール31の回転中か否かにかかわらず、1割込みごとに、メイン側エラー検知手段61によりエラーを検知したか否かを判断してもよい。そして、エラーを検知したことを条件に、特定エラーを検知した旨の情報を含む第1及び第2状態コマンドの生成(生成することの決定)を、8割込みごとに行ってもよい。
しかし、これに限らず、管理モード中であるか否かにかかわらず、かつ設定キースイッチ45や設定変更スイッチ46等のオン/オフの状態に変化があったか否かにかかわらず、割込み処理により、所定時間ごとに、設定キースイッチ45や設定変更スイッチ46等のオン/オフの状態を示す情報を含む第1状態コマンドを生成してもよい。
しかし、これに限らず、コマンド送信手段は、バッファ領域に記憶されているコマンドを1回送信したときは、そのコマンドの送信を完了したと判断してもよい。すなわち、上記実施形態では、1回送信では送信未完了、2回送信で送信完了としたが、1回送信で送信完了としてもよい。
また、コマンドの送信を完了しても、そのコマンドをバッファ領域から消去せずに残しておいてもよい。そして、送信済みのコマンドが記憶されている領域に、新たに生成したコマンドを上書きしてもよい。
しかし、これに限られるものではない。所定の期間は、たとえば、遊技待機中としてもよい。また、遊技待機中とは、遊技終了チェック処理の終了後、メダルが投入(メダル投入口43からのメダルの投入、ベットスイッチ40の操作によるメダルの投入、又はリプレイ入賞によるメダルの自動投入)される前を意味する。この場合、音量調整手段75は、たとえば、リプレイ入賞時やベットスイッチ40の操作後は、音量調整モードに移行しないように制御する。
すなわち、音量調整手段75は、通常モードでは、所定の期間内に、右方向スイッチ26a又は左方向スイッチ26bが操作されたときは、音量調整モードに移行させるように制御する。そして、音量調整モードでは、右方向スイッチ26aが操作されたときは第2音量レベル75bを増大させ、左方向スイッチ26bが操作されたときは第2音量レベル75bを減少させるように制御する。
すなわち、音量調整手段75は、通常モードでは、所定の期間内に、上方向スイッチ26c又は下方向スイッチ26dが操作されたときに、音量調整モードに移行させるように制御してもよく、また、ストップスイッチ42が操作されたときに、音量調整モードに移行させるように制御してもよい。
このように、遊技モード中の音量調整モードに移行させるための所定の期間及び特定の操作は適宜設定することができる。
しかし、これに限られるものではない。他の特定の操作は、たとえば、システムメニューで音量調整モードが選択された状態で右方向スイッチ26a及び左方向スイッチ26bが同時に操作されたこととしてもよい。すなわち、音量調整手段75は、管理モードでは、システムメニューで音量調整モードが選択された状態で右方向スイッチ26a及び左方向スイッチ26bが同時に操作されたときに、音量調整モードに移行させるように制御してもよい。
すなわち、プッシュボタン25が操作されたことを条件に、音量レベルを確定させた。
同様に、音量調整手段75は、遊技モードでは、右方向スイッチ26a又は左方向スイッチ26bが操作されたときは、第2音量レベル75bを増大又は低下させるとともに、プッシュボタン25の操作を要することなく、第2音量レベル75bを確定させるように制御してもよい。
電源投入時及び遊技待機時間が所定の時間に到達したときについても同様である。
また、音量調整手段75は、遊技待機時間が所定の時間に到達したときは、第1音量レベル75aを示すボリュームコマンドを第2サブ制御手段80に送信してもよい。
そして、第2サブ制御手段80側では、第1音量レベル75aを示すボリュームコマンドを受信したときは、これに基づいて、マスターボリュームを設定してもよい。
具体的には、たとえば、管理モードの音量調整モードにおいて、調整可能とするレベルの範囲をレベル5からレベル10の範囲に設定したとする。この場合、遊技モードの音量調整モードでは、レベル5からレベル10の範囲内で第2音量レベル75bを設定可能とし、レベル1やレベル15には設定できないように制御することができる。
(19)上記実施形態では、消費電力制御手段76は、設定確認モードにおいて、通常モードと省電力モードとを切り替え可能に制御した。
しかし、これに限らず、消費電力制御手段76は、設定変更モード及び設定確認モードの双方で、通常モードと省電力モードとを切り替え可能に制御してもよい。
また、音量調整手段75は、第2サブ制御手段80が立ち上がる前に、音量調整モードに移行させるための操作が行われたときは、第2サブ制御手段80が立ち上がった後に、音量調整モードに移行させるように制御することができる。
また、第1〜第3実施形態についても、これらを適宜組み合わせることができる。
本願の出願当初の請求項に係る発明(当初発明)が解決しようとする課題、当初発明に係る課題を解決するための手段及び当初発明の効果は、以下の通りである。
(a)当初発明が解決しようとする課題
従来のスロットマシンにおいて、エラーを検知したときは、エラーが解除されるまで、メイン制御手段での処理を停止するスロットマシンが知られている(特開2001−120714号公報参照)。
また、前面に設けられている所定のスイッチを操作することで、遊技者が任意に音量を調整可能なスロットマシンが知られている(特開2008−104763号公報参照)。
しかし、メイン制御手段側でエラーを検知したときに、サブ制御手段側で音量調整に関する処理を終了すると、エラーを検知したことを操作者が認識しやすくなるが、音量調整を速やかに行えなくなってしまう。
当初発明が解決しようとする課題は、エラーを検知したときのメイン制御手段側の状態に応じて、サブ制御手段側での音量調整に関する処理を適切に実行することである。
第1の解決手段は、
遊技の進行を制御するメイン制御手段(50)と、
前記メイン制御手段からコマンドを受信して演出を制御するサブ制御手段(第1サブ制御手段70)と
を備え、
前記メイン制御手段は、
遊技を進行させることが可能な遊技モードと、
管理者による所定の操作(設定キースイッチ45がオンの状態で電源をオフからオンにすること、又は電源がオンの状態で設定キースイッチ45をオフからオンにすること)により移行可能であって遊技を進行させない管理モード(設定変更モード、又は設定確認モード)と
を有し、
前記サブ制御手段は、スピーカ(22)から出力する音の音量を調整する音量調整手段(75)を備え、
前記音量調整手段は、
前記遊技モード又は前記管理モード中に、音量の調整が可能となる音量調整モードに移行させるための操作が行われたことに基づいて、前記音量調整モードに移行させるように制御し、
前記遊技モード中に前記音量調整モードに移行したときは、その音量調整モードにおいてエラーが検知されるとその音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると前記遊技モード中の前記音量調整モードに復帰可能に制御し、
前記管理モード中に前記音量調整モードに移行したときは、その音量調整モードにおいてエラーが検知されるとその音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると前記管理モード中の前記音量調整モードに復帰可能に制御する
ことを特徴とする。
前記メイン制御手段と電気的に接続され、遊技者にとっての有利度が異なる設定値を変更又は確認するときに管理者が操作するモード切替えスイッチ(設定キースイッチ45)を備え、
前記管理モードは、設定変更モード及び設定確認モードを有し、
前記設定変更モードは、前記モード切替えスイッチがオンの状態で電源がオフからオンにされることにより前記設定値を変更することが可能となるモードであり、
前記設定確認モードは、電源がオンの状態で前記モード切替えスイッチがオフからオンにされることにより前記設定値を確認することが可能となるモードである
ことを特徴とする。
当初発明では、遊技モード中の音量調整モードでエラーを検知すると、その音量調整モードを中断し、その後、エラーが解除されると、遊技モード中の音量調整モードに復帰可能にする。
また、管理モード中の音量調整モードでエラーを検知すると、その音量調整モードを中断し、その後、エラーが解除されると、管理モード中の音量調整モードに復帰可能にする。
「管理モード」は、実施形態では「設定変更モード、又は設定確認モード」に相当し、「管理者による所定の操作」は、実施形態では「設定キースイッチ45がオンの状態で電源をオフからオンにすること、又は電源がオンの状態で設定キースイッチ45をオフからオンにすること」に相当する。
さらにまた、「管理モード中に音量調整モードに移行させるための操作」は、実施形態では「システムメニューで音量調整モードが選択された状態でのプッシュボタン25の操作」に相当する。
当初発明によれば、エラーを検知したときのメイン制御手段側の状態に応じて、サブ制御手段側での音量調整に関する処理を適切に実行することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
25 プッシュボタン
26 十字キー
26a 右方向スイッチ
26b 左方向スイッチ
26c 上方向スイッチ
26d 下方向スイッチ
31 リール
32 モータ
33 メダル払出し装置
33a ホッパー
33b ホッパーモータ
33c 払出しセンサ
34 7セグメント表示器
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダルセレクタ
44a 通路センサ
44b ブロッカ
44c 第1投入センサ
44d 第2投入センサ
45 設定キースイッチ
46 設定変更スイッチ
47 リセットスイッチ
48 ドアセンサ
49 カバーセンサ
50 メイン制御手段
51 第1割込みカウンタ
52 第2割込みカウンタ
53 設定値変更手段
54 役抽選手段
55 リール制御手段
56 入賞判定手段
57 払出し手段
58 メイン遊技状態制御手段
61 メイン側エラー検知手段
62 エラー対応手段
63 エラー解除手段
64 メイン側コマンド制御手段
70 第1サブ制御手段
71 サブ遊技状態制御手段
72 演出制御手段
73 サブ側エラー検知手段
74 エラー報知手段
75 音量調整手段
75a 第1音量レベル
75b 第2音量レベル
76 消費電力制御手段
77 第1サブ側コマンド制御手段
80 第2サブ制御手段
81 ランプ出力制御手段
82 スピーカ出力制御手段
83 画像表示制御手段
84 第2サブ側コマンド制御手段
Claims (2)
- 遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
前記メイン制御手段からコマンドを受信して演出を制御するサブ制御手段と
を備え、
前記メイン制御手段は、
遊技を進行させることが可能な遊技モードと、
管理者による所定の操作により移行可能であって遊技を進行させない管理モードと
を有し、
前記サブ制御手段は、スピーカから出力する音の音量を調整する音量調整手段を備え、
前記音量調整手段は、
前記遊技モード又は前記管理モード中に、音量の調整が可能となる音量調整モードに移行させるための操作が行われたことに基づいて、前記音量調整モードに移行させるように制御し、
前記遊技モード中に前記音量調整モードに移行したときは、その音量調整モードにおいてエラーが検知されるとその音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると前記遊技モード中の前記音量調整モードに復帰可能に制御し、
前記管理モード中に前記音量調整モードに移行したときは、その音量調整モードにおいてエラーが検知されるとその音量調整モードを中断し、その後にエラーが解除されると前記管理モード中の前記音量調整モードに復帰可能に制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1において、
前記メイン制御手段と電気的に接続され、遊技者にとっての有利度が異なる設定値を変更又は確認するときに管理者が操作するモード切替えスイッチを備え、
前記管理モードは、設定変更モード及び設定確認モードを有し、
前記設定変更モードは、前記モード切替えスイッチがオンの状態で電源がオフからオンにされることにより前記設定値を変更することが可能となるモードであり、
前記設定確認モードは、電源がオンの状態で前記モード切替えスイッチがオフからオンにされることにより前記設定値を確認することが可能となるモードである
ことを特徴とするスロットマシン。
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