JP2016054578A - 振動型アクチュエータ、光学機器、及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧電素子と弾性部材を貼り合わせた振動子を用いる振動型アクチュエータにおいて、圧電素子と弾性部材との剥がれを起きにくくすること。【解決手段】超音波モータ1は、圧電素子111と弾性部材112を貼り付けた振動子11と、振動子11に対して相対的に駆動される被駆動部材12と、振動子11を被駆動部材12に圧接させる加圧部材13を備える。弾性振動部112aは圧電素子111とともに振動し、被加圧部112cは弾性振動部112aからD1方向に延出して、加圧部材13による加圧力を受ける。振動子ホルダ14は加圧部材13を介して振動子11を保持する。D1方向及び加圧方向(D2方向)と直交する方向から見た場合、振動子ホルダ14にて加圧部材13と接続される部分は傾斜部14aとしてD1方向と異なる方向に形成されているので、弾性部材112を圧電素子111から剥がす方向とは逆方向に作用するモーメントが予め与えられる。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置のレンズ鏡筒等に用いる振動型アクチュエータに関するものである。
圧電素子の超音波振動を利用した超音波モータは、小型で高出力が得られ、広い速度レンジに対応でき、低振動かつ低騒音であるという特徴を有する。このような特徴を持つ超音波モータは、用途に合わせて様々な原理、形状のものが知られている。被駆動部材との接触部が設けられたチップ型振動子に複数の共振モードを同時に励振する方式では、励振された共振モードにより接触部に楕円運動が発生する。この楕円運動を被駆動部材に伝達することにより、被駆動部材が駆動される。
特許文献1には、チップ型振動子を用いた超音波モータが開示されている。この方式の特徴は、超音波モータの中でも振動子が比較的小型であることと、回転駆動及び直進駆動の両駆動方式への応用が容易なことである。そのため、チップ型振動子を用いた超音波モータは、小型で高い駆動力のモータが求められるカメラのレンズ鏡筒等において、レンズの直進駆動用アクチュエータに適している。
特開2011−254587号公報
特許文献1に開示された装置は圧電素子と弾性部材を貼り付けた振動子を用いる。振動子上の圧電素子に適切な電圧信号を印加することにより振動子が励振され、被駆動部材が振動子に対して所定の方向に相対駆動される。この装置では、振動子を被駆動部材に対して加圧する必要がある。この場合、振動子を直接加圧すると振動子の振動を阻害してしまう。
振動の阻害を防ぎつつ加圧する方法として、弾性部材において所定の方向に延出した被加圧部を設け、その被加圧部のみを加圧する方法が挙げられる。しかし、被加圧部を加圧することで、圧電素子と弾性部材との貼り付け面の境界部において弾性部材を、圧電素子が貼り付けられた側とは反対側に曲げようとするモーメントが生じる。このモーメントが原因で圧電素子と弾性部材との剥がれが生じる可能性がある。本発明の目的は、圧電素子と弾性部材を貼り合わせた振動子を用いる振動型アクチュエータにおいて、圧電素子と弾性部材との剥がれを起きにくくすることである。
本発明に係る装置は、圧電素子と弾性部材とを貼り付けた振動子と、前記振動子の振動によって前記振動子に対して相対的に移動する被駆動部材と、加圧力により前記振動子を前記被駆動部材に圧接させる加圧部材と、を備える振動型アクチュエータであって、前記弾性部材は、前記加圧部材に接続される被加圧部を有しており、前記加圧部材は、前記被加圧部に対して、前記弾性部材を前記圧電素子から剥がす方向とは逆方向に作用するモーメントを予め与える。
本発明によれば、弾性部材を圧電素子が貼り付けられた側と反対側に曲げようとするモーメントを低減することにより、圧電素子と弾性部材との剥がれが起きにくい振動型アクチュエータを提供できる。
本発明の第1実施形態の超音波モータを表す分解斜視図である。 第1実施形態の超音波モータを表す説明図である。 第1実施形態の振動子を表す図である。 第1実施形態の振動子に作用するモーメントを表す説明図である。 シミュレーション結果を説明する図である。 撮像装置の外観を表す斜視図である。 第1実施形態の超音波モータを用いたレンズ駆動装置を表す図である。 本発明の第2実施形態の超音波モータを表す分解斜視図である。 第2実施形態の超音波モータを表す説明図である。 本発明の第3実施形態の超音波モータを表す分解斜視図である。 第3実施形態の超音波モータを表す説明図である。 比較例の超音波モータを表す分解斜視図である。 比較例の超音波モータを表す説明図である。
以下、本発明の各実施形態に係る振動型アクチュエータについて説明する。各実施形態に係る振動型アクチュエータは、小型軽量かつ広い駆動速度レンジが要求される電子機器に適用可能である。例えば振動型アクチュエータは、小型で高出力なモータが求められるカメラのレンズ鏡筒内においてレンズ駆動等に適用可能である。本発明の技術的範囲には、レンズやプリズム等の光学素子の駆動装置、レンズ鏡筒等の光学機器、撮像装置が含まれる。なお、各実施形態では振動型アクチュエータとして超音波モータを例示する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る超音波モータ1と、超音波モータ1を用いたレンズ駆動装置について説明する。図1は超音波モータ1の構成例を示す分解斜視図である。超音波モータ1は振動子11、被駆動部材12、加圧部材13、振動子ホルダ14、締結部材15により構成される。
図3(A)を参照して振動子11について説明する。図3(A)は振動子11の斜視図である。振動子11は圧電素子111と弾性部材112を接着剤で貼り付けた構造である。振動子11の長辺方向をD1方向と定義し、この方向に直交する振動子11の厚み方向をD2方向と定義する。
圧電素子111は、例えば矩形板状のPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)である。弾性部材112は、例えばプレス成型されたステンレス鋼板である。振動子11は駆動対象(超音波モータ1においては被駆動部材12)に圧接された状態で、適切な振動を励振されることで駆動対象を所定方向(図3(A)のD1方向)に相対駆動する。弾性部材112は、弾性振動部112a、複数の接触部112b、被加圧部112cを有しており、各部が成形されている。弾性振動部112aは、圧電素子11の伸縮により圧電素子11と共に振動する。複数の接触部112bは、弾性振動部112aに設けられた突起部(脚部)であり、駆動対象に圧接される。被加圧部112cは、弾性振動部112aから所定の方向に延出しており、駆動対象へ圧接するための加圧力を受ける部位である。本実施形態では、D1方向において2つの被加圧部112cが弾性振動部112aの端部に形成されている。弾性振動部112a、接触部112b、被加圧部112cは例えば、1枚のステンレス鋼板にプレス成型を施すことにより成形される。
超音波モータ1で駆動対象を駆動する場合、駆動制御部は圧電素子111に適切な電気信号を印加する。圧電素子111の伸縮により、振動子11には2つの異なる振動(以下、第1の振動を「送り振動」といい、第2の振動を「突き上げ振動」という)が励振される。図3(B)は、被駆動部材12を駆動するために送り振動が励振されている振動子11を表す模式図である。図3(C)は、被駆動部材12を駆動するために突き上げ振動が励振されている振動子11を表す模式図である。
図3(B)に示すように、振動子11にて送り振動として屈曲2次振動モードを用いる。屈曲2次振動モードでは、接触部112bの先端が描く軌跡R2は、駆動対象の相対駆動方向(図中D1方向)と略平行である。また、図3(C)に示すように、振動子11にて突き上げ振動として屈曲1次共振振動モードを用いる。屈曲1次共振振動モードでは、接触部112bの先端が描く軌跡R3は、駆動対象への加圧方向(図中D2方向)と略平行である。図3(B)に示す送り振動と、図3(C)に示す突き上げ振動とを、適切な位相差をもたせて振動子11に励振することで、図3(A)の軌跡R1で示すように、接触部112bが楕円軌道を描く。接触部112bが駆動対象に圧接している状態で、軌跡R1に示す楕円運動を行う。これにより、駆動対象を繰り返し送り出して、D1方向に相対的に駆動することができる。なお、超音波モータ1では、駆動対象を相対駆動するために、送り振動である屈曲2次振動モード及び突き上げ振動である屈曲1次共振振動モードを用いる。被駆動部材12を相対駆動できるのであれば、前記の振動モードに限定されず、また必ずしも2つの振動モードを用いなくてもよい。
次に、超音波モータ1の全体構成を説明する。
図1に示す被駆動部材12は、例えばステンレス鋼製の角材であり、振動子11の振動により振動子11に対して所定の方向(図中D1方向)に相対駆動される。複数の加圧部材13は、例えばステンレス鋼製の平板から形成した板ばねである。その弾性変形により、振動子11を被駆動部材12に圧接するための加圧力が生じる。加圧部材13の一端部と被加圧部112cは、例えば溶接により接続される。さらに加圧部材13の他端部と振動子ホルダ14は、締結部材15により接続される。振動子ホルダ14は、例えば樹脂製の保持部材である。振動子ホルダ14は加圧部材13を介して振動子11と接続され、振動子11を保持する。なお、超音波モータ1では、加圧部材13として板ばねを用いる。これに限らず、加圧力を生じるものであれば板ばねに限らず、例えばコイルばねや磁石を用いてもよい。また、超音波モータ1では、加圧部材13を用いて振動子ホルダ14と振動子11との保持を行っている。加圧部材13については、振動子11を被駆動部材12に圧接するための加圧力を生じることができればよい。そのため、振動子11と振動子ホルダ14の保持に別途機構を用いてもよい。
超音波モータ1の特徴として、振動子ホルダ14にて、加圧部材13の一部が接続される部分には複数の傾斜部(斜面部)14aが形成されている。傾斜部14aは、D1方向及びD2方向に直交する方向から見た場合に被加圧部112cが延出する側に位置し、D1方向及びD2方向に対して所定の傾きの傾斜面を有する。所定の傾きとは、D1方向及びD2方向に直交する方向から見た場合に、傾斜部14aにそれぞれ締結固定される加圧部材13を逆ハの字状に配置するための角度に相当する。加圧部材13にて傾斜部14aに締結されていない一端部と、被加圧部112cとが接続され、加圧部材13の他端部と振動子ホルダ14の傾斜部14aが接続される。さらに接触部112bを被駆動部材12に対して圧接させることで超音波モータ1が構成される。
図2(A)は、超音波モータ1において、複数の接触部112bが被駆動部材12に圧接される前の第1状態を示す側面図である。第1状態において、加圧部材13は、振動子ホルダ14に接続される部分が振動子ホルダ14に設けられた傾斜部14aに沿うために弾性変形する。圧電素子111と弾性部材112が貼り付けられている領域のうち、弾性振動部112a上で被加圧部112cが接続する部位に最も近い境界部の端点をそれぞれ点Pとする。点Pには、加圧部材13の弾性変形の反力によりモーメントが作用する。以下、第1状態において点Pに作用しているモーメントを第1モーメントと呼ぶ。第1モーメントは、被加圧部112cに対して、弾性部材112を圧電素子111から剥がす方向とは逆方向に作用するモーメントとして予め与えられる。
図4(A)を参照して、第1モーメント(M1と記す)について説明する。図中、弾性振動部112aから被加圧部112cが延出する方向をD3方向と定義する。また、D3方向とD2方向(振動子11の加圧方向)に直交する方向をD4方向と定義する。第1モーメントM1は、弾性部材112を圧電素子111が貼り付けられている側に曲げようとする方向に作用する。第1モーメントM1の方向は、D2方向ベクトルとD3方向ベクトルとの外積ベクトルであるD4方向ベクトルと平行になるよう設計される。ただし、実際には組み立て誤差などが原因で、図4(A)に示すように第1モーメントM1の方向がD4方向と必ずしも平行にならない場合があり得る。
図2(B)は、超音波モータ1において、複数の接触部112bが被駆動部材12に圧接された後の第2状態を示す側面図である。第2状態において、振動子ホルダ14は接触部112bが被駆動部材12に対して所定の加圧力F1で圧接されるよう、適切な距離で離間した位置に保持される。加圧力F1は振動子11の被加圧部112cに作用する。この加圧力F1により点Pには新たなモーメントが生じる。以下、加圧力F1により、第1状態と比べて点Pに生じる新たなモーメントを第2モーメントと呼ぶ。図4(B)に示すように、第2モーメント(M2と記す)は、弾性部材112を圧電素子111が貼り付けられている側とは反対側に曲げようとする方向、つまり、弾性部材112を圧電素子111から剥がそうとする方向に作用する。超音波モータ1では、第2状態において送り振動及び突き上げ振動を振動子11に励振することで、被駆動部材12が振動子11に対して相対駆動される。
次に、第1状態で点Pに作用する第1モーメントM1と、第2状態で点Pにて新たに作用する第2モーメントM2について説明する。特に第1モーメントM1の作用を説明するため、第1状態において第1モーメントM1が発生しない超音波モータを比較例として説明し、本実施形態の超音波モータ1と対比する。
図12は比較例の超音波モータ5の構成を表す分解斜視図である。超音波モータ5は振動子51、被駆動部材52、加圧部材53、振動子ホルダ54、締結部材55により構成される。振動子51、被駆動部材52、加圧部材53については超音波モータ1の場合と同様である。振動子ホルダ54は、加圧部材53を介して振動子51と接続され、振動子51を保持する。超音波モータ5は、振動子ホルダ54にて加圧部材53が接続される部分54aに、傾斜部が形成されていない点で超音波モータ1と相違する。なお、境界部の端点P、第1状態、第2状態、第1モーメント、第2モーメントの定義については第1実施形態の場合と同様とする。
図13(A)は第1状態の超音波モータ5を示す側面図である。第1状態において加圧部材53は弾性変形しない。そのため、点Pには、超音波モータ1と異なり、第1モーメントM1は作用せず、第1モーメントM1の大きさはゼロである。
図13(B)は第2状態の超音波モータ5を示す側面図である。第2状態において振動子ホルダ54は、接触部512bが被駆動部材52に対して所定の加圧力F1で圧接されるように、適切な距離で離間した位置に保持される。第2状態では、被加圧部512cに加圧力F1が作用する。そのため、第2状態では第1状態と比べて点Pにて新たに第2モーメントM2が生じる。第2モーメントM2は、弾性部材512を圧電素子511が貼り付けられている側とは反対側に曲げようとする方向に作用する。
次に、本実施形態の超音波モータ1と比較例の超音波モータ5が、それぞれ第2状態である場合を比較する。上記のように、超音波モータ1の場合、第1状態において点Pに第1モーメントM1が作用しており、第2状態では第1状態に比べて点Pにて新たに第2モーメントM2が生じる。他方、超音波モータ5の場合、第1状態において点Pに第1モーメントM1は働かず、第2状態では第1状態に比べて点Pにて新たに第2モーメントM2が生じる。超音波モータ5では、第2状態において第2モーメントM2のみが点Pに作用する。第2モーメントM2は弾性部材512を圧電素子511が貼り付けられた側とは反対側に曲げようとし、点Pに剥がれ方向の応力集中を引き起こす。この剥がれ方向の応力集中により、圧電素子111と弾性部材112とが点Pから剥がれる可能性がある。以下、点Pに作用する、圧電素子111と弾性部材112の剥がれ方向の応力をσ1と記す。
本実施形態の超音波モータ1では、第2状態において第1モーメントM1と第2モーメントM2を合成したモーメントが点Pに作用する。図4(C)は、第1モーメントM1と第2モーメントM2を合成したモーメントが点Pに作用している状態を示す。第1モーメントM1を、第2モーメントM2に平行な方向に投影したモーメントを、第3モーメントM3と記す。第3モーメントM3の向きは、第2モーメントM2とは逆向きである。そのため、第1モーメントM1と第2モーメントM2との合成の結果として、第3モーメントM3は第2モーメントM2を低減させる作用をもたらす。これにより、振動子111と弾性部材112の剥がれ方向の応力集中を抑制し、剥がれ方向の応力σ1を低減することができる。
図4を参照して、第3モーメントM3により第2モーメントM2が低減され、剥がれ方向の応力σ1が低減される効果について、FEM(有限要素法)シミュレーション結果を示す。図5(A)はシミュレーションモデルを示し、圧電素子111と弾性部材112を表している。境界部の端点Pから距離Lだけ離れた被加圧部112c上の点に加圧力F1が作用している。この状態で、第3モーメントM3(横軸)の増減による、剥がれ方向の応力σ1(縦軸)の変化を計算した結果を図5(B)に示す。
図5(B)に示す点線の円形枠S1は、第3モーメントがM3=0の場合を示しており、比較例の超音波モータ5に相当する。この場合の応力σ1が大きな正の値を示すことから、圧電素子111と弾性部材112とが剥がれる方向に応力が作用していることが分かる。図5(B)に示す枠S2内にて、第3モーメントM3を正の方向に大きくすると、応力σ1は次第に小さくなるという結果が得られた。これは、第3モーメントM3による第2モーメントM2に対する低減効果が発揮され、剥がれ方向の応力集中を抑制し、剥がれ方向の応力σ1が低減することを表している。このシミュレーション結果から、超音波モータ1の構造のもつ作用が具体的に裏付けられる。
図5(A)において、加圧力をF1とし、点Pから加圧中心までの距離をLとしたとき、第2モーメントM2の大きさはF1×Lにほぼ等しい。そのため、第3モーメントM3の大きさがF1×Lである場合に、第3モーメントM3によって第2モーメントM2がほぼ相殺される。図5(B)に示す点線の円形枠S3は、M3=F1×Lの場合に剥がれ方向の応力σ1がゼロに近い値となることを示している。第1モーメントM1がF1×L以上である場合には、剥がれ方向の応力σ1は極小値もしくは負の値となる。この場合、圧電素子111と弾性部材112とが剥がれにくくなる効果が顕著になる。したがって、第3モーメントM3の大きさが第2モーメントM2の大きさ以上であることが好適な条件である。この条件は後述の実施形態でも同じである。
以上を総括すると、超音波モータ1では第1状態にて加圧部材13により第1モーメントM1が予め付与されている。そして第2状態にて、第1モーメントM1を第2モーメントM2に平行な方向に投影した第3モーメントM3の向きが、第2モーメントM2とは逆向きである。これにより、第2状態において、弾性部材112を圧電素子111が貼り付けられた側とは反対側に曲げようとする第2モーメントM2が低減されるので、点Pに作用する剥がれ方向の応力σ1が低減される。したがって、圧電素子111と弾性部材112とが剥がれにくい超音波モータを提供できる。
本実施形態の超音波モータ1では加圧部材13として板ばねを例示した。加圧部材13として板ばねを用いることで、加圧部材13を介して振動子11と振動子ホルダ14を保持できる。振動子11と振動子ホルダ14を保持するための機構を別途配置する必要がないため、部品点数が減り、コスト削減や小型化に寄与する。また、超音波モータ1では、振動子ホルダ14にて加圧部材13と接続する部分に傾斜部14aを設けている。傾斜部14aにより加圧部材13を弾性変形させることで第1モーメントM1が予め発生する。このように、第1モーメントM1を発生させるためには、振動子ホルダ14にて加圧部材13と接続する部分に傾斜部または曲面部または凹凸部を設ける方法がある。この方法によれば、第1モーメントM1を発生させるために別途機構を設ける必要がないので、コスト上昇を抑えつつ、必要な第1モーメントM1が得られるという利点がある。
[適用例]
以下、光学素子の駆動装置への適用例として、超音波モータ1を用いてレンズの直進駆動を行う鏡筒について説明する。
図6は、鏡筒91を備えたカメラ9の斜視図である。鏡筒91の内部では、超音波モータ1により、フォーカスレンズが光軸(a軸)方向に駆動される。図7(A)は、鏡筒91の光軸を通る切断面Cにおけるフォーカスレンズ駆動部の断面図である。図7(B)は、光軸と垂直な切断面(図7(A)のD―D断面)でのフォーカスレンズ駆動部の断面図である。
鏡筒91内にはフォーカスレンズ911が光軸に沿って移動可能に支持されている。フォーカスレンズ911はレンズホルダ912に固定されている。レンズホルダ912には、丸穴部912aと長穴部912bが設けられており、これらの穴部に棒状のガイド部材913がそれぞれ挿通されている。これにより、フォーカスレンズ911及びレンズホルダ912は光軸方向にのみ移動可能に支持されている。
鏡筒91の内部にはレンズホルダ912に隣接して超音波モータ1が配置されている。超音波モータ1は振動子11、被駆動部材12、加圧部材13、振動子ホルダ14を備える。被駆動部材12は鏡筒外装部材918に固定されているため、振動子11が被駆動部材12に対して移動可能である。鏡筒外装部材918は被駆動部材12に対する固定部材である。一方、振動子ホルダ14は、複数の転動部材915を介して鏡筒外装部材918に対して光軸方向にのみ移動可能に支持されている。転動部材915は球形状であり、鏡筒外装部材918の内側部分に形成された溝部と振動子ホルダ14との間で挟持されている。この状態で駆動制御部が振動子11を励振すると、振動子11は被駆動部材12に対して相対的に移動する。すなわち、被駆動部材12は鏡筒外装部材918に固定されているので、振動子11、加圧部材13、振動子ホルダ14が光軸方向に移動する。振動子ホルダ14には突起状の連結部14bが設けられている。連結部14bは、レンズホルダ912に形成された穴部に嵌合することで連結される。よって、レンズホルダ912及びフォーカスレンズ911は振動子11の移動に同期して光軸方向に移動することができる。
超音波モータ1を用いてレンズ駆動を行う鏡筒91では、振動子11にて圧電素子と弾性部材との剥がれが起きにくい構造である。よって、光学機器や撮像装置にて信頼性の高いレンズ駆動を実現できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の超音波モータ2を説明する。
図8は超音波モータ2の構成を表す分解斜視図である。超音波モータ2は振動子21、被駆動部材22、加圧部材23、振動子ホルダ24、締結部材25により構成される。
振動子21は第1実施形態の場合と同様に、圧電素子211と弾性部材212を接着剤で貼り付けた構造である。圧電素子211と弾性部材212の材質や、弾性部材212の弾性振動部212a、接触部212b、被加圧部212cが成形されている点については第1実施形態と同様である。超音波モータ2の特徴として、被加圧部212cに曲げ加工が施されており、被加圧部212cに傾斜部が設けられていることが、第1実施形態との相違点の1つである。図8に示すように2つの被加圧部212cは、D1方向及びD2方向から見た場合、ハの字状に形成されている。
超音波モータ2の振動子ホルダ24は、例えば樹脂製の保持部材であり、加圧部材23が接続される部分24aに傾斜部は形成されていない。つまり、第1実施形態と異なり、部分24aはD2方向に垂直な平坦面を有する。以下では、第1実施形態の場合と同様に、境界部の端点P、第1状態、第2状態、第1モーメント、第2モーメント、第3モーメントを定義して要部を説明する。
図9(A)は第1状態の超音波モータ2を示す側面図である。第1状態において、被加圧部212cに接続されている加圧部材23の一端部はそれぞれ、傾斜部となっている被加圧部212cに沿って弾性変形する。このため、点Pには、加圧部材23の弾性変形の反力により第1モーメントM1が作用する。第1モーメントM1の方向は図4(A)で示した方向と同様である。第1モーメントM1は、弾性部材212を圧電素子211が貼り付けられている側に曲げようとする方向に作用する。
図9(B)は第2状態の超音波モータ5を示す側面図である。第2状態において、振動子ホルダ24は、接触部212bが被駆動部材22に対し所定の加圧力F1で圧接されるように、適切な距離で離間した位置に保持される。加圧力F1は振動子11の被加圧部112cに作用し、この加圧力F1により点Pには新たに第2モーメントM2が生じる。第2モーメントM2の方向は図4(B)で示した方向と同様である。第2モーメントM2は、弾性部材212を圧電素子211が貼り付けられている側とは反対側に曲げようとする方向に作用する。第2状態において送り振動と突き上げ振動を振動子21に励振することで、被駆動部材22が振動子21により相対駆動される。
超音波モータ2にて、第1状態では点Pに第1モーメントM1が作用しており、第2状態では第1状態に比べて点Pにて新たに第2モーメントM2が生じる。第1モーメントM1を第2モーメントM2と平行な方向に投影した第3モーメントM3の向きは、図4(C)で示したように第2モーメントM2とは逆向きである。そのため、第3モーメントM3により第2モーメントM2に対する低減効果が得られる。すなわち、第1実施形態の場合と同様に、超音波モータ2にて、第2モーメントM2を第3モーメントM3により低減することで、剥がれ方向の応力集中を抑制し、剥がれ方向の応力σ1を低減することができる。第2状態において、弾性部材212を圧電素子211が貼り付けられた側とは反対側に曲げようとする第2モーメントM2が低減されるので、圧電素子211と弾性部材212とが剥がれにくい超音波モータを提供できる。
超音波モータ2では、弾性部材212の被加圧部212cに曲げ加工で傾斜部が設けられている。この傾斜部によって加圧部材23を弾性変形させ、第1モーメントM1が予め発生する。この場合、第1モーメントM1を発生させるために別途機構を設ける必要がないので、コスト上昇を抑えつつ必要な第1モーメントM1を得ることができる。なお、本実施形態に係る超音波モータ2を用いたレンズ駆動装置の構成については、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態の超音波モータ3を説明する。
図10は超音波モータ3の構成を表す分解斜視図である。超音波モータ3は振動子31、被駆動部材32、加圧部材33、振動子ホルダ34、締結部材35により構成される。振動子31の構造及び振動子31に励振する振動に関しては第1実施形態の場合と同様である。以下では、第1実施形態との相違点を主に説明する。
加圧部材33は、例えばステンレス鋼製の板ばねである。加圧部材33の弾性変形により、振動子31を被駆動部材32に圧接するための加圧力が生じる。超音波モータ3の特徴として、加圧部材33は曲げ加工が施されてヘの字形状に屈曲している(屈曲部33a参照)。被加圧部312cと接続される部分と、振動子ホルダ34に接続される部分との間に屈曲部33aが形成されることによって所定の角度が設けられている。振動子ホルダ34は、例えば樹脂製の保持部材であり、第2実施形態の場合と同様に加圧部材33が接続される部分34aに傾斜部は形成されていない。以下では、第1及び第2実施形態の場合と同様に、境界部の端点P、第1状態、第2状態、第1モーメント、第2モーメント、第3モーメントを定義して要部を説明する。
図11(A)は第1状態の超音波モータ3を示す側面図である。第1状態において、加圧部材33は、その一端部が被加圧部312cに沿い、かつ他端部が振動子ホルダ34の部分34aに沿うように弾性変形する。このため、点Pには、加圧部材33の弾性変形の反力により第1モーメントM1が作用する。第1モーメントM1の方向は図4(A)で示した方向と同様である。第1モーメントM1は、弾性部材312を圧電素子311が貼り付けられている側に曲げようとする方向に作用する。
図11(B)は第2状態の超音波モータ3を示す側面図である。第2状態において、振動子ホルダ34は、接触部312bが被駆動部材32に対して所定の加圧力F1で圧接されるように、適切な距離で離間した位置に保持される。加圧力F1は振動子11の被加圧部112cに作用し、この加圧力F1により点Pには新たに第2モーメントM2が生じる。第2モーメントM2の方向は図4(B)で示した方向と同様である。第2モーメントM2は、弾性部材312を圧電素子311が貼り付けられている側とは反対側に曲げようとする方向に作用する。第2状態において送り振動及び突き上げ振動を振動子31に励振することで、被駆動部材32が振動子31に対して相対駆動される。
超音波モータ3では、第1状態において点Pに第1モーメントM1が作用しており、第2状態では第1状態に比べて点Pに新たに第2モーメントM2が生じる。第1モーメントM1を第2モーメントM2と平行な方向に投影した第3モーメントM3の向きは、図4(C)で示したように第2モーメントM2とは逆向きである。そのため、第2モーメントM2を第3モーメントM3が打ち消すように作用する。したがって、第1及び第2実施形態の場合と同様に、剥がれ方向の応力集中を抑え、剥がれ方向の応力σ1を低減することができる。
超音波モータ3では、加圧部材33に曲げ加工を施すことで屈曲部33aが設けられている。第2状態で加圧部材33が被加圧部313c及び振動子ホルダ34に沿って弾性変形することで、第1モーメントM1が予め発生する。この場合、第1モーメントM1を発生させるために別途機構を設ける必要がないので、コスト上昇を抑えつつ必要な第1モーメントM1を得ることができる。なお、本実施形態に係る超音波モータ3を用いたレンズ駆動装置の構成については、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
1,2,3 超音波モータ
11,21,31 振動子
111,211,311 圧電素子
112,212,312 弾性部材
112a,212a,312a 弾性振動部
112b,212b,312b 接触部
112c,212c,312c 被加圧部
12,22,32 被駆動部材
13,23,33 加圧部材
14,24,34 振動子ホルダ

Claims (12)

  1. 圧電素子と弾性部材とを貼り付けた振動子と、
    前記振動子の振動によって前記振動子に対して相対的に移動する被駆動部材と、
    加圧力により前記振動子を前記被駆動部材に圧接させる加圧部材と、を備える振動型アクチュエータであって、
    前記弾性部材は、前記加圧部材に接続される被加圧部を有しており、
    前記加圧部材は、前記被加圧部に対して、前記弾性部材を前記圧電素子から剥がす方向とは逆方向に作用するモーメントを予め与えることを特徴とする振動型アクチュエータ。
  2. 前記振動子が前記被駆動部材に圧接される前の第1状態において、前記被加圧部が延出する側で前記圧電素子と前記弾性部材との境界部の端点に作用しているモーメントであって、前記弾性部材を前記圧電素子が貼り付けられている側に曲げようとする方向に作用するモーメントを第1モーメントとし、
    前記振動子が前記被駆動部材に圧接された後の第2状態において、前記第1状態と比べて前記境界部の端点にて新たに生じるモーメントであって、前記弾性部材を前記圧電素子から剥がす方向に作用するモーメントを第2モーメントとし、
    前記第1モーメントを前記第2モーメントに平行な方向へ投影したモーメントを第3モーメントとするとき、
    前記第3モーメントの向きが前記第2モーメントと逆向きであることを特徴とする請求項1に記載の振動型アクチュエータ。
  3. 前記第3モーメントの大きさは前記第2モーメントの大きさ以上であることを特徴とする請求項2に記載の振動型アクチュエータ。
  4. 前記加圧部材を介して前記振動子を保持する保持部材を備え、
    前記弾性部材にて前記被加圧部が延出する方向及び前記加圧力の方向に直交する方向から見た場合、前記境界部の端点に対して、前記保持部材にて前記加圧部材と接続される部分は、前記被加圧部が延出する方向とは異なる方向に形成されることによって、前記第1モーメントが予め与えられることを特徴とする請求項2または3に記載の振動型アクチュエータ。
  5. 前記保持部材にて前記加圧部材と接続される部分には、傾斜部または曲面部または凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の振動型アクチュエータ。
  6. 前記弾性部材にて前記被加圧部が延出する方向及び前記加圧力の方向に直交する方向から見た場合、前記保持部材にて前記加圧部材と接続される部分は、前記加圧力の方向と直交する方向に形成されており、前記被加圧部に傾斜部が設けられることによって、前記第1モーメントが予め与えられることを特徴とする請求項4に記載の振動型アクチュエータ。
  7. 前記加圧部材を介して前記振動子を保持する保持部材を備え、
    前記弾性部材にて前記被加圧部が延出する方向及び前記加圧力の方向と直交する方向から見た場合、前記境界部の端点に対して、前記保持部材にて前記加圧部材と接続される部分は、前記被加圧部が延出する方向と平行な方向に形成されており、前記加圧部材は前記被加圧部に接続される部分と前記保持部材に接続される部分との間に屈曲部を有することによって、前記第1モーメントが予め与えられることを特徴とする請求項2または3に記載の振動型アクチュエータ。
  8. 前記弾性部材は、前記圧電素子と共に振動する弾性振動部と、前記被駆動部材に圧接される接触部を備え、
    前記被加圧部は前記弾性振動部から延出していることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータ。
  9. 前記加圧部材は板ばねであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータ。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータを備え、
    前記振動型アクチュエータにより光学素子を駆動することを特徴とする光学機器。
  11. 前記被駆動部材に対して相対的に移動する前記振動子によって、前記光学素子を駆動することを特徴とする請求項10に記載の光学機器。
  12. 請求項1から9のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータを備え、
    前記振動型アクチュエータにより光学素子を駆動することを特徴とする撮像装置。
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