JP2016053823A - 情報端末装置 - Google Patents

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Masafumi Kakimoto
雅史 垣本
輝幸 頼田
Teruyuki Yorita
輝幸 頼田
有本 秀幸
Hideyuki Arimoto
秀幸 有本
亮平 竹内
Ryohei Takeuchi
亮平 竹内
慎二 宅野
Shinji Takuno
慎二 宅野
敦士 石野
Atsushi Ishino
敦士 石野
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Abstract

【課題】簡便かつ円滑に手書き入力が行える情報端末装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置12aに画像を表示する表示部22と、液晶表示装置12aに対する手書き入力を受け付けるデジタイザセンサ12cと、手書き入力に用いられるデジタイザペン13と、デジタイザペン13を用いる開始動作を検出して手書きアプリケーションを起動する制御部28と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、手書き入力デバイスを備えたタブレット端末等の情報端末装置に関する。
タブレット端末等の情報端末装置では、指でタッチ操作するタッチパネルを備えるものの他、デジタイザペンで手書き入力が可能なデバイスを備えるものが知られている(たとえば、特許文献1)。
かかる情報端末装置では、手書き入力のためのアプリケーション(以下、手書きアプリケーション)が起動されることによって、デジタイザペンによる手書き入力が受け付けられ、表示部に表示された内容に対して手書きの内容が重ねられて描画される。
特開2006−209781号公報
上記の情報端末装置では、使用者は、手書き入力を行う前に手書きアプリケーションを起動する必要がある。たとえば、使用者は、タッチパネルに対するタッチ操作によって手書きアプリケーションを起動した後に、デジタイザペンを収納部から取り出して手書き操作を行うといった煩雑な手順を踏まなければならない。
そこで、本発明は、簡便かつ円滑に手書き入力が行える情報端末装置を提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係る情報端末装置は、表示面に画像を表示する表示部と、前記表示面に対する手書き入力を受け付ける入力受付部と、前記手書き入力に用いられる筆記具と、前記手書き入力に前記筆記具を用いる開始動作を検出して手書きアプリケーションを起動する制御部と、を備える。
本態様に係る情報端末装置によれば、筆記具を用いる開始動作が検出されると、自動的に手書きアプリケーションが起動されるため、使用者は、簡便かつ円滑に手書き入力を行うことができる。
本態様に係る情報端末装置において、前記制御部は、前記手書きアプリケーションの起動前に前記表示面に表示されている画像を取得し、取得した画像を前記手書き入力の背景画像として前記表示面に表示させるよう構成され得る。こうすると、筆記具を用いる開始動作時に表示されている画像が表示面に表示されるため、使用者は、画像の取得、読み込みといった手順を省くことができ、より円滑に手書き入力を行うことができる。また、通常、使用者は、手書きアプリケーションを起動する際に表示されていた画像にマーキングやメモを書き込みたいものと思われる。よって、手書き入力の際に直前の画像が表示されることによって、使用者は、円滑に、手書き入力を進めることができる。
本態様に係る情報端末装置において、前記制御部は、前記入力受付部に対する前記筆記具の近接を前記開始動作として検出して、前記手書きアプリケーションを起動させるよう構成され得る。この場合、前記筆記具と前記入力受付部は、電磁式のデジタイザにより構成され得る。この構成によれば、使用者は、手書き入力の際に用いる筆記具によって、円滑かつ簡便に、手書きアプリケーションを起動させることができる。
また、本態様に係る情報端末装置は、前記筆記具を収容する収容部と、前記収容部に対する前記筆記具の収容状態を検出する収容状態検出部を備えるよう構成され得る。この場合、前記制御部は、前記筆記具が前記収容部から取り出されたことを前記開始動作として検出して、前記手書きアプリケーションを起動させるよう構成され得る。この構成によれば、筆記具を収容部から取り出すだけで、手書きアプリケーションが起動されるため、使用者は、円滑に手書き入力を進めることができる。
本態様に係る情報端末装置において、前記制御部は、前記筆記具が前記収容部に収容されたことに応じて前記手書きアプリケーションを終了させるよう構成され得る。こうすると、使用者は、円滑に、直前に起動していたアプリケーションの利用に戻ることができる。
また、本態様に係る情報端末装置において、前記制御部は、前記手書きアプリケーションを終了させる際に前記表示面に表示されている画像を記憶部に記憶させるよう構成され得る。こうすると、画像の保存にかかる操作を省くことができ、円滑に手書き入力を終了することができる。
以上のとおり、本発明によれば、簡便かつ円滑に手書き入力が行える情報端末装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る情報端末装置の外観を示す図である。 実施の形態に係るデジタイザペンとデジタイザペン収容部の構成を示す一部拡大図である。 実施の形態に係る情報端末装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るデジタイザペンの近接に応じた手書きアプリケーションの実行処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る手書きアプリケーションの画面例を模式的に示す図である。 比較例に係る手書きアプリケーションの起動時の画面遷移例を模式的に示す図である。 比較例に係る手書きアプリケーションの起動時の画面遷移例を模式的に示す図である。 実施の形態に係る手書きアプリケーションの起動時の画面遷移例を模式的に示す図である。 変更例に係る情報端末装置の構成を示すブロック図である。 変更例に係るデジタイザペンとデジタイザペン収容部の断面を示す模式図である。 変更例に係るデジタイザペンの収容状態に応じた手書きアプリケーションの実行処理を示すフローチャートである。 変更例に係る手書きアプリケーションの起動時の画面遷移例を模式的に示す図である。 変更例に係る手書きアプリケーションの終了時の画面遷移例を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1(a)、(b)は、情報端末装置1の外観を示す図である。図1(a)は正面図、図1(b)は背面図である。本実施の形態において、情報端末装置1は、タブレット端末である。この他、情報端末装置1は、携帯電話機やノートパソコン等、他の種類の情報端末装置であっても良い。
図1(a)、(b)に示す如く、情報端末装置1は、筐体11と、タッチパネル12と、デジタイザペン13と、フロントカメラ14と、操作キー15と、入出力端子16と、リアカメラ17とを備える。
タッチパネル12は、液晶表示装置12a(図3参照)の表示面上に、指によるタッチ入力を検出するための透明なタッチパッド12b(図3参照)と、液晶表示装置12a(図3参照)の表示面下に、デジタイザペン13による手書き入力を検出するためのデジタイザセンサ12c(図3参照)が重ねられた構成となっている。デジタイザセンサ12cは、デジタイザペン13とともに、電磁式のデジタイザを構成する。液晶表示装置12aには、各種の画像が表示される。液晶表示装置12aは、液晶パネルと、液晶パネルを照明するLEDバックライトを含む。タッチパッド12bは、静電容量式、感圧式、光検出式等、種々の方式のタッチパッドが用いられ得る。デジタイザセンサ12cには、各座標位置にセンサコイルが配されている。
デジタイザペン13には、内部に巻線コイルとコンデンサが配されている。デジタイザセンサ12cは、一定周期で各センサコイルに交流電流を流す。デジタイザペン13が液晶表示装置12aの表面に接近すると、デジタイザセンサ12cの各センサコイルに流れる交流電流によって、デジタイザペン13の巻線コイルに誘導起電力が生じる。デジタイザペン13では、この誘導起電力によって、巻線コイルとコンデンサからなるLC共振回路に電流が流れる。こうして巻線コイルに電流が流れると、デジタイザセンサ12c側のセンサコイルのうち、デジタイザペン13付近のセンサコイルに誘導起電力が生じる。デジタイザセンサ12cは、最も大きな誘導起電力が生じたセンサコイルを特定し、このセンサコイルの座標位置を示す座標信号を出力する。
デジタイザペン13は、液晶表示装置12a(図3参照)の表面に押し当てられると、デジタイザペン13の内部に配された巻線コイルが縮むように構成されている。デジタイザペン13が液晶表示装置12aの表面に押し当てられると、巻線コイルが縮み、デジタイザセンサ12cのセンサコイルを流れる電流量が変化する。デジタイザセンサ12cは、この電流量の変化に応じて、デジタイザペン13が接触したことを示す接触信号を出力する。
デジタイザペン13が液晶表示装置12a(図3参照)の表面から離されると、巻線コイルの縮みが解消されるため、デジタイザセンサ12cのセンサコイルに流れる電流量が変化する。デジタイザセンサ12cは、この電流量の変化に応じて、デジタイザペン13が離間したことを示す離間信号を出力する。
図2(a)、(b)は、デジタイザペン13とデジタイザペン収容部13aの構成を示す一部拡大図である。
図2(a)に示すように、情報端末装置1の筐体11の角付近にデジタイザペン収容部13aが設けられている。デジタイザペン収容部13aには、略円形の孔部13bと、切り欠き13cが設けられている。デジタイザペン収容部13aの孔部13bは、デジタイザペン13の外径よりもやや大きい。デジタイザペン収容部13aの切り欠き13cの幅は、デジタイザペン13の凸部13dの幅と略同じである。デジタイザペン13は、先端をデジタイザペン収容部13aの孔部13bに挿し込むことで、図2(b)に示すようにデジタイザペン収容部13aに収容される。この状態で、デジタイザペン収容部13aの切り欠き13cに、デジタイザペン13の凸部13dが嵌め込まれる。これにより、デジタイザペン13は、デジタイザペン収容部13aに収容される。このように、デジタイザペン13は、デジタイザペン収容部13aに出し入れが可能となっている。
図1(a)、(b)に戻り、フロントカメラ14は、タッチパネル12の表示面に対向する領域を撮像する。タッチパネル12に表示された画像を参照する使用者の顔が、フロントカメラ14によって撮像される。操作キー15は、電源キー等のハードキーを含み、筐体11の右側面に配置される。入出力端子16は、電源端子等の端子を含み、筐体11の左側面に配置される。リアカメラ17は、情報端末装置1の背面側の風景等を撮像する際に用いられる。
図3は、情報端末装置1の構成を示すブロック図である。
図3に示す如く、情報端末装置1は、操作入力部21と、表示部22と、スピーカー23と、撮像部24と、電源供給部25と、二次電池26と、無線通信部27と、制御部28とを備える。
操作入力部21は、図1に示すタッチパネル12のタッチパッド12bと、デジタイザセンサ12cと、デジタイザペン13と、操作キー15とを含む。表示部22は、図1に示すタッチパネル12の液晶表示装置12aを含む。スピーカー23は、図1に示す筐体11内に収容されている。撮像部24は、図1に示すフロントカメラ14とリアカメラ17とを含む。電源供給部25は、二次電池26の充電状態を監視し、入出力端子16に接続された商用電源を二次電池26に供給する。これにより、二次電池26が充電される。
無線通信部27は、電波を送受信するアンテナや、送受信の際に信号を変調および復調する回路等を含む。無線通信部27は、制御部28から入力される通信のための信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を、アンテナを介して基地局や他の通信装置等の通信先へ送信する。さらに、無線通信部27は、アンテナを介して受信した無線信号を制御部28が利用できる形式の信号へ変換し、変換した信号を制御部28へ出力する。
制御部28は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリ等の記憶部28aとを含み、記憶部28aに保持されたプログラムに従って各部を制御する。記憶部28aは、制御用のプログラムを保持する他、制御部28による制御の際のワーク領域としても利用される。記憶部28aに保持されたプログラムによって、制御部28に、近接検出部28bと、手書きアプリ実行部28cの機能が付与される。
近接検出部28bは、デジタイザセンサ12cからの出力に基づいて、デジタイザペン13がデジタイザセンサ12cに近接したことを検出する。上記のように、デジタイザペン13の巻線コイルに誘導起電力が生じる距離までデジタイザペン13がデジタイザセンサ12cに近接すると、デジタイザセンサ12cから座標信号が出力される。近接検出部28bは、デジタイザセンサ12cから座標信号を受信するとデジタイザペン13がデジタイザセンサ12cに近接したと検出する。
手書きアプリ実行部28cは、手書きアプリケーションを起動、停止し、デジタイザセンサ12cによって出力されるデジタイザペン13の接触信号、座標信号、離間信号に応じた手書き機能を実行する。
手書きアプリケーションは、たとえば、表示部22に表示された任意の画像の上に重ねて手書きをすることができるノートアプリケーションが含まれる。ノートアプリケーションの場合、デジタイザペン13の接触信号が検出されると、座標信号に応じて、液晶表示装置12aに対する線の描画が開始される。その後、デジタイザペン13の離間信号が検出されるまで、デジタイザペン13の移動により出力された座標信号に応じて線が描画される。デジタイザペン13の離間信号が検出されると、線の描画が終了される。画像の保存処理、または手書きアプリケーションの終了処理が実行されることにより、手書きの線や文字などの画像が背景画像とともに記憶部28aに記憶される。
本実施の形態では、デジタイザペン13が近接すると、自動的に手書きアプリケーションが起動される。
図4は、デジタイザペン13の近接に応じた手書きアプリケーションの起動処理を示すフローチャートである。
図4を参照して、制御部28は、デジタイザペン13がデジタイザセンサ12cに近接したか否かを判定する(S11)。具体的には、デジタイザセンサ12cから座標信号が出力されたか否かによってデジタイザペン13の近接が判定される。デジタイザペン13が近接すると(S11:YES)、制御部28は、液晶表示装置12aに表示されている画像、すなわち、既に起動中のアプリケーションの画像をキャプチャ画像として取得し(S12)、手書きアプリケーションを起動する(S13)。制御部28は、取得したキャプチャ画像を、手書き入力の際の背景画像として、手書きアプリケーション画面に表示させる(S14)。
図5は、手書きアプリケーションの画面例を示す図である。
図5を参照して、手書きアプリケーション画面には、キャプチャ画像としてブラウザ画面が背景画像として表示されている。手書きアプリケーション画面には、パレットアイコンPが配されている。パレットアイコンPには、複数のカラーパレットP1と、手書き画像保存ボタンP2と、手書きアプリ終了ボタンP3が含まれている。カラーパレットP1がデジタイザペン13によって押下されることにより、手書きする線の色が決定される。
図4に戻り、キャプチャ画像を手書きアプリケーション画面に表示させると、制御部28は、手書き画像保存ボタンP2が押下されたか否かを判定する(S15)。手書き画像保存ボタンP2が押下されない場合(S15:NO)、制御部28は、処理をS17に進める。手書き画像保存ボタンP2が押下された場合(S15:YES)、制御部28は、そのときに液晶表示装置12aに表示されている画像、すなわち、キャプチャ画像に手書き画像が重ねられた画像を記憶部28a(図3参照)に保存する(S16)。そして、制御部28は、手書きアプリ終了ボタンP3が押下されたか否かを判定する(S17)。手書きアプリ終了ボタンP3が押下されていない場合(S17:NO)、制御部28は、処理をS15に戻す。手書きアプリ終了ボタンP3が押下された場合(S17:YES)、制御部28は、手書きアプリケーションを終了する(S18)。こうして、制御部28は、デジタイザペン13の近接に応じた手書きアプリケーションの起動処理を終了する。
図6(a)〜図7(c)は、比較例に係る手書きアプリケーションの起動時の画面遷移例を模式的に示す図である。
図6(a)、(b)では、液晶表示装置12aにウェブブラウザのアプリケーションの画面表示例が示されている。図6(c)では、液晶表示装置12aにホームアプリケーションの画面表示例が示されている。図7(a)〜(c)では、液晶表示装置12aに手書きアプリケーションの画面表示例が示されている。
図6(a)を参照して、ブラウザ画面には、ウェブページが表示される描画エリアと、各種機能を実行するためのボタンBが含まれる。ボタンBには、たとえば、画面キャプチャボタンB1、ブックマークボタンB2、検索ボタンB3、閉じるボタンB4が含まれる。画面キャプチャボタンB1は、ウェブブラウザに表示されている画面をキャプチャ画像として取得する機能を有する。ブックマークボタンB2は、ウェブブラウザが表示中のウェブページのURLを保存する機能を有する。検索ボタンB3は、ウェブブラウザが表示中のウェブページに含まれる文字列を検索する機能を有する。閉じるボタンB4は、ウェブブラウザを終了させる機能を有する。なお、ボタンBの種類は一例であり、適宜変更され得る。
使用者は、興味のあるウェブページに対してメモを取りたい場合、まず、ブラウザ画面の画面キャプチャボタンB1をタップする。なお、情報端末装置1のハードウェアキーに画面キャプチャの機能が割り当てられている場合は、ハードウェアキーが押下されることにより、画面キャプチャが行われても良い。ブラウザ画面のキャプチャ画像が取得されると、キャプチャ画像は、記憶部28a(図3参照)のワーク領域に記憶される。図6(b)に示すように、使用者は、手書きアプリケーションを起動するためにブラウザ画面の閉じるボタンB4をタップする。これにより、ウェブブラウザが終了され、図6(c)に示すようにホーム画面が表示される。
図6(c)を参照して、ホーム画面には、各種のアプリケーションを起動するための起動用アイコンHが含まれる。起動用アイコンHには、たとえば、ブラウザアイコンH1、メールアイコンH2、ノートアイコンH3等が含まれる。使用者は、手書きアプリケーションを起動するため、ホーム画面のノートアイコンH3をタップする。これにより、図7(a)に示す手書きアプリケーション画面が表示される。
図7(a)を参照して、手書きアプリケーション画面には、手書きする線の色を決めるパレットアイコンPと、キャプチャ画像を読み込むためのロードアイコンLが含まれる。手書きアプリケーションが起動されると、まず、使用者は、デジタイザペン13をデジタイザペン収容部13a(図1(b)参照)から取り出す。そして、使用者は、図7(b)に示すように、デジタイザペン13のペン先をロードアイコンLに当てる。これにより、キャプチャ画像は、記憶部28a(図2参照)のワーク領域から読み出されて手書きアプリケーション画面に表示される。
こうして、図7(c)に示すように、使用者は、直前に表示されていたブラウザ画面の画像が表示された手書きアプリケーション画面に対して、デジタイザペン13でメモを書き込むことができる。
このように、比較例の場合、使用者は、指でのタッチ操作を何度も繰り返しながら、手動で手書きアプリケーションを起動する必要があるため、煩雑な手順を踏まなければならない。
図8(a)〜(c)は、本実施の形態に係るデジタイザペン13の近接に応じた手書きアプリケーションの起動時の画面遷移例を模式的に示す図である。
図8(a)を参照して、使用者は、興味のあるウェブページに対してメモを取りたい場合、まず、デジタイザペン13をデジタイザセンサ12cに近付ける。これにより、図4に示すS11の処理でYESと判定され、ブラウザ画面のキャプチャ画像が取得される(S13)。そして、手書きアプリケーションが起動され(S14)、図8(b)に示すように、キャプチャ画像が表示される(S16)。したがって、使用者は、図8(c)に示すように、円滑にブラウザ画面の画像が表示された手書きアプリケーション画面に対して、デジタイザペン13でメモを書き込むことができる。
<実施形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、以下の効果が奏される。
図8(a)〜(c)に示すように、デジタイザペン13をデジタイザセンサ12cに近付けるだけで、自動的に手書きアプリケーションが起動されるため、使用者は、円滑に手書き入力を行うことができる。特に、タッチパネルを有するタブレット端末の場合、アプリケーションの停止、起動には、図6(a)〜(c)に示す比較例のように、指でのタッチ操作を伴うことがある。本実施の形態の場合、デジタイザペン13を近接させるだけでよいため、指でのタッチ操作を省くことができ、より円滑に手書き入力を行うことができる。
また、デジタイザペン13を近接させる前に表示されていたアプリケーションのキャプチャ画像が自動的に取得されて、手書きアプリケーション画面に表示される。このため、使用者は、キャプチャ画像の取得、キャプチャ画像の読み込みといった手間を省くことができ、より円滑に手書き入力を行うことができる。
<変更例>
上記実施の形態では、デジタイザセンサ12cから出力される座標信号に基づいて、デジタイザペン13が近接したか否かが判定されることにより、手書きアプリケーションが自動的に起動された。本変更例では、デジタイザペン13がデジタイザペン収容部13aから取り出されたことが検出されて、手書きアプリケーションが自動的に起動される。
図9は、本変更例に係る情報端末装置1の構成を示すブロック図である。
本変更例では、デジタイザペン収容部13aに収容スイッチ13eが設けられ、制御部28に、収容状態検出部28dの機能がさらに付与される。収容状態検出部28dは、デジタイザペン収容部13aに設けられた収容スイッチ13eにより、デジタイザペン13の収容状態を検出する。
図10(a)、(b)は、デジタイザペン13とデジタイザペン収容部13aの断面を示す模式図である。
図10(a)に示すように、デジタイザペン収容部13aの孔部13bの側面には、収容スイッチ13eが設けられている。図10(b)に示すように、デジタイザペン13がデジタイザペン収容部13aに収容されることにより、収容スイッチ13eが押下される。
本変更例では、収容スイッチ13eのオン、オフに応じて、手書きアプリケーションの起動、停止が制御される。
図11は、デジタイザペン13の収容状態に応じた手書きアプリケーションの起動処理を示すフローチャートである。図11のフローチャートは、図4の処理を一部変更するものであり、S11、S15およびS17の処理が省略され、S21、S22の処理が追加されている。
図11を参照して、制御部28は、デジタイザペン13がデジタイザペン収容部13a(図2(a)参照)から取り出されたか否かを判定する(S21)。具体的には、デジタイザペン収容部13a(図9(a)参照)に設けられた収容スイッチ13eが押下されたか否かによって、デジタイザペン13がデジタイザペン収容部13aに収容されているか否かが判定される。
デジタイザペン13が取り出されると(S21:YES)、制御部28は、上記実施の形態と同様にして、手書きアプリケーションを起動して、キャプチャ画像を表示する(S12〜S14)。手書きアプリケーション画面にキャプチャ画像が表示されると、制御部28は、デジタイザペン13が収容されたか否かを判定する(S22)。デジタイザペン13が収容されると(S22:YES)、制御部28は、そのときに液晶表示装置12aに表示されている画像、すなわち、キャプチャ画像に手書き画像が重ねられた画像を記憶部28a(図8参照)に保存する(S16)。そして、制御部28は、手書きアプリケーションを終了する(S18)。こうして、制御部28は、デジタイザペン13の収容状態に応じた手書きアプリケーションの起動処理を終了する。
図12(a)〜(c)は、本変更例に係るデジタイザペン13の収容状態に応じた手書きアプリケーションの起動時の画面遷移例を模式的に示す図である。
図12(a)を参照して、使用者は、興味のあるウェブページに対して手書きアプリケーションを使ってメモを取りたい場合、まず、デジタイザペン13をデジタイザペン収容部13aから取り出す。これにより、図11に示すS21の処理でYESと判定され、ブラウザ画面のキャプチャ画像が取得されて(S12)、手書きアプリケーションが起動される(S13)。図12(b)に示すように、デジタイザペン13が液晶表示装置12aに当接する前に、自動的に手書きアプリケーション画面が表示され、さらに、手書きアプリケーション画面にキャプチャ画像が表示される。したがって、使用者は、図12(c)に示すように、円滑にウェブページの画像が表示された手書きアプリケーションに対してデジタイザペン13でメモを書き込むことができる。
図13(a)〜(c)は、本変更例に係るデジタイザペン13の収容状態に応じた手書きアプリケーションの終了時の画面遷移例を模式的に示す図である。
図13(a)を参照して、使用者は、デジタイザペン13をデジタイザペン収容部13aに収容する。これにより、図11に示すS22の処理でYESと判定され、図13(b)に示すように、手書きアプリケーション画面の手書き画像が保存される(S16)。そして、手書き画像が保存された後、手書きアプリケーションが終了される(S18)。これにより、図13(c)に示すように、手書きアプリケーションが起動される前に起動されていたアプリケーションの画面が表示される。
本変更例によれば、図12(a)〜(c)に示すように、デジタイザペン13をデジタイザペン収容部13aから取り出すだけで、手書きアプリケーションが起動される。したがって、使用者は、円滑に手書き入力を行うことができる。
また、本変更例によれば、図13(a)〜(c)に示すように、デジタイザペン13をデジタイザペン収容部13aに収容するだけで、手書きアプリケーションが終了される。したがって、使用者は、円滑に直前に起動していたアプリケーションの利用に戻ることができる。
また、本変更例によれば、手書きアプリケーションの手書き画像が自動的に保存されるため、画像の保存にかかる操作を省くことができ、円滑に手書き入力を終了することができる。
なお、本変更例では、上記のように、デジタイザペン13が収容されると、自動的に、手書きアプリケーション画面に表示された画像が保存され、手書きアプリケーションが終了される。このため、手書きアプリケーションの起動時に表示されるパレットアイコンPには、手書き画像保存ボタンP2と、手書きアプリ終了ボタンP3が含まれていない。
ただし、本変更例においても、パレットアイコンPに、手書き画像保存ボタンP2を含めて、手書き画像保存ボタンP2に対する操作により、手書きアプリケーション画面に表示された画像が保存されても良い。この場合、手書き画像保存ボタンP2に対する操作がなされずに、デジタイザペン13が収容されると、手書きアプリケーション画面に表示された画像が保存されることなく、手書きアプリケーションが終了される。さらに、パレットアイコンPに、手書きアプリ終了ボタンP3が含まれても良い。この場合、手書きアプリ終了ボタンP3が操作されると、手書きアプリケーションが終了される。手書きアプリ終了ボタンP3が操作された場合、デジタイザペン13の収容は、手書きアプリケーションの終了には関与しない。また、手書きアプリ終了ボタンP3が操作されることなく、デジタイザペン13が収容された場合には、上記変更例と同様、手書きアプリケーションが終了される。
以上、本発明の実施の形態および変更例について説明したが、本発明は上記実施の形態および変更例に何ら制限されるものではない。
たとえば、上記実施の形態および変更例では、電磁式のデジタイザペン13とデジタイザセンサ12cが用いられたが、光学式の手書き入力デバイス等、その他の方式の手書き入力デバイスが用いられても良い。
また、上記実施の形態では、デジタイザペン13が近接した時に起動していたアプリケーションの画面キャプチャの画像が取得されたが、表示中の画面キャプチャのみだけでなく、ウェブページのスクロール先やリンク先ページの画像が取得されても良い。また、画面全体の画像でなくても良く、たとえば、デジタイザペン13の周辺の一部の領域のみの画像が取得されても良い。この他、デジタイザペン13が近接した時に起動していたアプリケーションに関する画像が適宜用いられ得る。
また、上記実施の形態および変更例に示したアプリケーションおよび画面例は、一例であり、適宜、手書き入力に用いられるアプリケーションおよび画面例であれば適宜変更可能である。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 … 情報端末装置
12a … 液晶表示装置(表示面)
12c … デジタイザセンサ(入力受付部)
13 … デジタイザペン(筆記具)
13a … デジタイザペン収容部(収容部)
13e … 収容スイッチ(収容状態検出部)
22 … 表示部
28 … 制御部
28a … 記憶部

Claims (7)

  1. 表示面に画像を表示する表示部と、
    前記表示面に対する手書き入力を受け付ける入力受付部と、
    前記手書き入力に用いられる筆記具と、
    前記手書き入力に前記筆記具を用いる開始動作を検出して手書きアプリケーションを起動する制御部と、を備える、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  2. 請求項1に記載の情報端末装置において、
    前記制御部は、前記手書きアプリケーションの起動前に前記表示面に表示されている画像を取得し、取得した画像を前記手書き入力の背景画像として前記表示面に表示させる、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報端末装置において、
    前記制御部は、前記入力受付部に対する前記筆記具の近接を前記開始動作として検出して、前記手書きアプリケーションを起動させる、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  4. 請求項3に記載の情報端末装置において、
    前記筆記具と前記入力受付部は、電磁式のデジタイザを構成する、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  5. 請求項1または2に記載の情報端末装置において、
    前記筆記具を収容する収容部と、
    前記収容部に対する前記筆記具の収容状態を検出する収容状態検出部を備え、
    前記制御部は、前記筆記具が前記収容部から取り出されたことを前記開始動作として検出して、前記手書きアプリケーションを起動させる、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  6. 請求項5に記載の情報端末装置において、
    前記制御部は、前記筆記具が前記収容部に収容されたことに応じて前記手書きアプリケーションを終了させる、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  7. 請求項6に記載の情報端末装置において、
    前記制御部は、前記手書きアプリケーションを終了させる際に前記表示面に表示されている画像を記憶部に記憶させる、
    ことを特徴とする情報端末装置。
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