JP2016053585A - 表示装置 - Google Patents

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【課題】複数の表示部のうち視線誘導させたい表示部が変化することに対応可能な表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、複数の表示部に互いに異なる内容を表示させる。複数の表示部は、例えば液晶表示ユニット30に表示される画像や表示板61等により提供される。表示装置は、加飾リング60(加飾部材)と、表示板61と、光源制御手段と、を備える。加飾リング60は、複数の表示部のいずれかを加飾する。表示板61は、光源L3の光を反射して所定の形状に視認させる反射部61a、61bを有するとともに、表示部に対して視認方向の手前側に配置され、透光性を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、加飾部材を備えた表示装置に関する。
特許文献1には、例えば車速計を表現した指針および目盛りを液晶表示パネルに表示するとともに、液晶表示パネルの視認方向手前側に加飾リング(加飾部材)を配置した表示装置が記載されている。この表示装置では、液晶表示パネルの表示面に沿って加飾リングが移動可能に構成されており、液晶表示パネルにおける車速計の表示位置を移動させた場合に、その表示位置の移動に追従して加飾リングも移動させている。
特許第4637546号公報
さて、この種の表示装置では、ナビゲーション用のマップを車速とともに表示させるモードや、タコメータを車速とともに表示させるモードに切り替えて表示させる場合がある。そして、このような表示モードの切り替えに伴い、タコメータやマップに視線を誘導して強調させたい場合がある。しかしながら、特許文献1に記載の表示装置では、車速計の表示位置に追従して加飾リングを移動させるので、表示モード切り替え等により表示位置が変化しても、加飾により視線誘導して強調される対象が常に車速計となる。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、複数の表示部のうち視線誘導させたい表示部が変化することに対応可能な表示装置を提供することにある。
ここに開示される発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示される発明のひとつは、複数の表示部(31、32、33、34、35、36、37、38、50、21、22、23)に、互いに異なる内容を表示させる表示装置において、複数の表示部のいずれかを加飾する加飾部材(60)と、光源の光を反射して所定の形状に視認させる反射部(61a、61b)を有するとともに、表示部に対して視認方向の手前側に配置された、透光性を有する表示板(61)と、光源の点灯に伴い視認される反射部を加飾部材に加飾させる反射部表示モードと、光源の消灯に伴い表示板を透かして視認される表示部を加飾部材に加飾させる反射部非表示モードとに切り替える光源制御手段(S15、S17)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、複数の表示部のうち視線誘導させたい表示部が変化した場合、その表示部を選択し、該表示部を加飾する位置へ加飾部材が移動するように制御できる。そのため、例えば車速計およびタコメータを表示部として同時に表示させる表示装置において、車速計に視線誘導させたい場合には車速計が加飾部材により加飾される。その後、視線誘導させたい対象が車速計からタコメータに変化した場合には、タコメータが加飾部材により加飾される。このように、上記発明によれば、視線誘導させたい表示部が変化することに対応可能となる。
本発明の一実施形態に係る表示装置を、車両のインストルメントパネルに組み付けた状態を表す正面図。 図1に示す表示装置の断面を模式的に表した断面図。 図1に示す表示装置をインストルメントパネルから取り外した状態を表した正面図。 図3に示す可動装置の細部を模式的に表した分解斜視図。 図1に示す表示装置によるナビモードでの表示内容を表した正面図。 図1に示す表示装置によるタコモードでの表示内容を表した正面図。 図1に示す表示装置の作動を制御する手順を表したフローチャート。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。
図1に示す表示装置は、車両の室内に設置されたインストルメントパネル(インパネ)のうち、運転席の車両前方側に位置する部分に組み付けられている。図1では、インパネの図示を省略するとともに、表示装置のうちインパネに組み付けられた状態で視認される部分を図示している。
図1および図2に示すように、表示装置は、ケース10、文字板20(表示手段)、液晶表示ユニット30(表示手段)、回路基板40、指針50、および加飾リング60(加飾部材)等を備えて構成されている。ケース10は遮光性を有する樹脂製であり、文字板20、液晶表示ユニット30および回路基板40等を内部に収容して保持する。ケース10には、後述する上側見返し板11および下側見返し板12が、樹脂にて一体に成形されている。
文字板20は、透光性を有する樹脂製であり、光源L1により透過照明される目盛り表示部21、文字表示部22およびバー表示部23を有する。以下、これらの表示部を纏めて文字板表示部と呼び、文字板20のうち、これらの目盛り表示部21、文字表示部22およびバー表示部23を形成している部分の各々が、特許請求の範囲に記載の表示部に相当する。
文字板20のうち、文字板表示部が形成される部分、および液晶表示ユニット30に対向する部分は透光性を有し、それ以外の部分には、遮光性の塗料が印刷されている。したがって、光源L1を点灯させると、文字板表示部が透過照明されて視認されるようになる。また、光源L1の点灯範囲を制御することで、バー表示部23の視認範囲が変化し、これにより、車載バッテリの電力残量を表す電力計、および燃料残量を表す燃料計が表現される。
上側見返し板11および下側見返し板12は、文字板20に対して視認方向の手前側(図2の左側)に配置されている。文字板20のうち見返し板11、12の開口部11a、12aの内側に位置する部分が、視認可能な表示領域となる。つまり、見返し板11、12は文字板20の表示枠として機能する。
液晶表示ユニット30は、バックライトおよび液晶パネルを有して構成されており、文字板20に対して視認方向の奥側に配置されている。液晶表示ユニット30の表示面30aは、文字板20の表示領域の中央部分に位置し、表示面30aの左右両側に文字板表示部が配置されている。バックライトを点灯させると、表示面30aに表示された画像が文字板20を透過して視認される。
図1に示す表示例では、指針画像31、目盛り画像32および数字画像33が表示面30aに表示されており、これらの画像により車速計が表現されている。つまり、車速に応じて指針画像31が回転表示され、指針画像31により指し示される目盛り画像32により車速が表される。
なお、図5に示す表示例では、車速を数字で表した車速画像34、自車両の現在位置を示すマップ画像35、およびマップ画像35のうち右左折予定箇所を案内表示する拡大マップ画像36が表示面30aに表示されている。拡大マップ画像36は常時表示させてもよいし、自車両の現在走行位置と右左折予定箇所との離間距離が所定未満になっている期間中にポップアップ表示させてもよい。また、図6に示す表示例では、上記車速画像34、作動油温度を表した油温画像37、内燃機関の過給圧を表した過給圧画像38が表示面30aに表示されている。液晶表示ユニット30のうち、これらの画像を表示している部分の各々が、特許請求の範囲に記載の表示部に相当する。以下、これらの画像表示部分を纏めて液晶表示部と呼ぶ。車速を表示する表示部やエンジン回転数を表示する表示部等、異なる内容を表示する複数種類の表示部が存在する。
回路基板40は、液晶表示ユニット30に対して視認方向の奥側に配置されている。回路基板40には、マイクロコンピュータ(マイコン41)、光源L1、L2、および電動モータM1、M2が実装されている。マイコン41は、中央処理演算装置およびメモリ等を有し、予め記憶されているプログラムにしたがって各種の演算処理を実行することで、光源L1、L2および電動モータM1、M2の作動を制御するとともに、液晶表示ユニット30へ画像信号を出力する。
指針50には、電動モータM1の回転軸51が取り付けられている。指針50は、文字板20に対して視認方向の手前側に配置されており、電動モータM1を駆動させると、指針50は文字板20の表面に沿って回動する。また、指針50は透光性を有する樹脂製であり、光源L2から射出して指針50の内部に入射する光により照明され、指針50が発光しているように視認される。指針50の回動範囲には、下側見返し板12の開口部12aの内側に位置して視認される視認領域(図6参照)と、開口部12aの外側に位置して視認不可となる退避領域(図1および図5参照)とが設けられている。
加飾リング60は、指針50に対して視認方向の手前側に配置されている。加飾リング60の内周側には表示板61が組み付けられており、表示板61には光源L3が取り付けられている。電動モータM2は、表示板61および光源L3とともに加飾リング60を移動させるアクチュエータであり、電動モータM2を駆動させると、図3および図4に示す移動機構70が作動して加飾リング60が移動する。加飾リング60の移動軌跡は、文字板20の表面に平行、かつ、ステアリングホイールSHの円弧に沿う形状である(図3参照)。つまり、ステアリングホイールSHの内周側の縁部に沿って加飾リング60は移動する。そして、いずれの移動位置であっても、加飾リング60の全体がステアリングホイールSHから露出して視認されるように設定されている。
加飾リング60は遮光性を有する樹脂製であり、任意の色で塗装されている。表示板61は透光性を有する樹脂製であり、表示板61の裏面には溝形状の反射部61a、61bが形成されている。光源L3から射出した光は、表示板61のエッジ部分から内部に入射して導光され、反射部61a、61bで反射して表示板61の表面から出射する。これにより、反射部61a、61bが発光しているように視認される。反射部61a、61bは、指針50に指し示される目盛りおよび数字を表した形状に形成されている。なお、表示板61のエッジ部分から入射した光のうち表示板61の外周縁部で反射する光は、加飾リング60に覆われるので視認されない。
要するに、光源L2、L3を点灯させると、表示板61の反射部61a、61bによる目盛りおよび数字が視認されるとともに、指針50が表示板61を透かして視認される(図6参照)。図6の例では、これらの指針50および反射部61a、61bにより、内燃機関の回転数を表示するタコメータが表現されている。そして、外部光により視認される加飾リング60は、該加飾リング60の内側に位置するタコメータを加飾する。一方、光源L2、L3を消灯させると、図1および図5に例示するように表示板61を透かして液晶表示ユニット30が視認される。
なお、図1の例では、液晶表示ユニット30により表示された車速計の画像が、加飾リング60の内側に位置して加飾されている。また、図5の例では、液晶表示ユニット30により表示された拡大マップ画像36が、加飾リング60の内側に位置して加飾されている。タコメータを構成する指針50は、特許請求の範囲に記載の表示部に相当し、以下、これをタコメータ表示部と呼ぶ。
次に、図3および図4を用いて移動機構70の構造について説明する。
図3に示すように、移動機構70は、ベース部材71、レール72、水平移動部73、上下移動部74、ローラ75、ローラガイド76、プーリ77およびベルト78等を備えて構成されている。ベース部材71には、レール72、ローラガイド76および一対のプーリ77が取り付けられている。水平移動部73は、水平方向に移動可能な状態でレール72に組み付けられている。
上下移動部74は、上下方向に移動可能な状態で水平移動部73に組み付けられている。図4を用いて詳細に説明すると、水平移動部73には、上下方向に延びる上下ガイド溝730aが形成されたガイド形成部730が取り付けられている。一方、上下移動部74には、上下ガイド溝730aに挿入されるピン740aが形成されたピン形成部740が取り付けられている。
ローラ75は、回転可能な状態で上下移動部74に組み付けられており、ローラガイド76に形成された円弧ガイド溝76aに嵌め込まれている。円弧ガイド溝76aは、ステアリングホイールSHの円弧と平行な、上側を凸とする円弧形状である。上下移動部74は、円弧ガイド溝76aに沿って移動可能な状態で、ローラガイド76とベース部材71の間に挟み込まれて保持されている。
一対のプーリ77にはベルト78が取り付けられており、ベルト78にはガイド形成部730が固定されている。したがって、電動モータM2を駆動させてプーリ77とともにベルト78を回転させると、ガイド形成部730とともに水平移動部73がレール72に沿って水平方向に移動する(図4中の矢印Y1参照)。すると、ローラ75が円弧ガイド溝76aにガイドされて、上下移動部74が水平移動部73に対して相対的に上下方向に移動する(図4中の矢印Y2参照)。換言すれば、上下移動部74は、水平移動部73とともに水平方向に移動しつつ、上下方向にも相対移動することで、円弧ガイド溝76aに沿って円弧状に移動する。これにより、加飾リング60および表示板61は円弧状に移動する。
マイコン41は、図7に示す処理を所定周期で繰返し実行することで、電動モータM1、M2、光源L1、L2、L3および液晶表示ユニット30の作動を制御する。なお、電動モータM2を駆動制御している時のマイコン41は、制御手段に相当する。
すなわち、先ず図7のステップS10において、表示装置の表示モードを決定する。例えば、予め設定されている複数種類の表示モードの中からユーザが手動操作で選択している場合には、その選択された表示モードに決定する。複数種類の表示モードには、例えば図5に示すようにマップ画像35を表示させるナビモードや、図6に示すようにタコメータを表示させるタコモード、図1に示すように車速計を表示させる標準モード等が具体例として挙げられる。なお、手動操作による選択がなされていない場合には標準モードに決定する。
続くステップS11では、ステップS10にて決定した表示モードに応じた内容の画像信号を、液晶表示ユニット30へ出力する。例えば、標準モードの場合には、指針画像31、目盛り画像32および数字画像33を表示させ、車速に応じて指針画像31の表示位置を回転させる。ナビモードの場合には、車速に応じた車速画像34を表示させるとともに、車両の現在走行位置に応じたマップ画像35および拡大マップ画像36を表示させる。タコモードの場合には、車速画像34、油温画像37および過給圧画像38を表示させる。
続くステップS12では、ステップS10にて決定した表示モードに応じた位置に加飾リング60を移動させるよう、電動モータM2を駆動制御する。例えば、標準モードの場合には、図3の一点鎖線に示す位置に加飾リング60を移動させて、車速計を加飾対象として選択して加飾させる。タコモードの場合には、図3の実線に示す位置に加飾リング60を移動させて、指針50により表現されるタコメータ(タコメータ表示部)を、加飾対象として選択して加飾する。
ナビモードの場合には、拡大マップ画像36を加飾する位置に加飾リング60を移動させる。なお、拡大マップ画像36を先述したようにポップアップ表示させる場合には、ポップアップ表示させていない期間には、マップ画像35の中心位置や自車両表示位置が加飾リング60の中心に位置するように加飾リング60を移動させる。そして、ポップアップ表示されると同時に、拡大マップ画像36を加飾する位置に加飾リング60を移動させる。
要するに、液晶表示ユニット30により表示される各々の液晶表示部、および指針50によるタコメータ表示部の中から、表示モードに応じた表示部が選択される。そして、選択された表示部を加飾する位置に加飾リング60を移動させる。
続くステップS13では、決定した表示モードが、指針50を加飾するモード(タコモード)であるか否かを判定する。タコモードである場合には、エンジン回転数に応じた位置に指針50を回動させるよう、電動モータM1を駆動制御する。続くステップS15では、光源L2を点灯させて指針50を照明するとともに、光源L3を点灯させて、反射部61a、61bによる目盛りおよび数字を視認させる。
一方、ステップS13にてタコモードでないと判定された場合には、指針50を退避領域に退避させて視認不可にするよう、電動モータM1を駆動制御する。続くステップS17では、光源L2、L3を消灯させて、液晶表示ユニット30および文字板20が表示板61を透かして視認されるようにする。
ここで、視線誘導させることが望ましい表示部は、表示モードに応じて変化する。例えば、標準モード時には車速計に、ナビモード時には拡大マップ画像36に、タコモード時にはタコメータに視線誘導させることが望ましい。この点を鑑みた本実施形態では、表示モードに応じた最適位置に加飾リング60を移動させるので、視線誘導させたい表示部が変化することに対応可能となる。
すなわち、例えばナビモード時には拡大マップ画像36が加飾されるので、文字板表示部、車速画像34、マップ画像35および拡大マップ画像36のうち、拡大マップ画像36に視線が誘導されることとなる。また、例えばタコモード時にはタコメータが加飾されるので、文字板表示部、車速画像34、油温画像37、過給圧画像38およびタコメータのうち、タコメータに視線が誘導されることとなる。また、例えば標準モード時には車速計が加飾されるので、文字板表示部および液晶表示部(車速計)のうち、車速計に視線が誘導されることとなる。
さらに本実施形態によれば、ステアリングホイールSHの車両前方側に配置された表示装置において、加飾リング60は、ステアリングホイールSHの円弧に沿って移動可能に配置されている。そのため、ステアリングホイールSHを操作する運転者が表示装置を見る場合において、加飾リング60がステアリングホイールSHの背後に隠れて視認できなくなることを抑制しつつ、加飾リング60の移動範囲を大きく確保できるようになる。よって、加飾リング60により加飾可能な表示部の範囲を大きくできる。
さらに本実施形態によれば、光源L3の光を反射して所定の形状に視認させる反射部61a、61bを有するとともに、液晶表示部に対して視認方向の手前側にて配置された、透光性を有する表示板61を備える。そして、反射部表示モードと反射部非表示モードとに切り替える光源制御手段(ステップS15、S17)を備える。反射部表示モードでは、光源L3の点灯に伴い視認される反射部61a、61bを加飾リング60に加飾させる。反射部非表示モードでは、光源L3の消灯に伴い表示板61を透かして視認される液晶表示部を加飾リング60に加飾させる。
これによれば、反射部非表示モードから反射部表示モードに切り替わると、液晶表示部の手前側に反射部61a、61bが出現するように視認されるので、反射部61a、61bへの誘目性を向上できる。しかも、そのように出現した反射部61a、61bは加飾リング60で加飾されるので、出現した反射部61a、61bへの誘目性をより一層向上できる。
さらに本実施形態によれば、電動モータM2は、加飾リング60とともに表示板61を移動させることを特徴とする。そのため、加飾リング60および表示板61の視認方向における離間距離を短くできる。或いは、加飾リング60および表示板61の視認方向における搭載位置を同じにできる。よって、表示装置を視認方向に小型化できる。
さらに本実施形態によれば、加飾リング60および液晶表示部に対して視認方向の手前側に配置され、表示領域を規定する表示枠として機能する下側見返し板12を備える。そして、加飾リング60の移動に伴い、加飾リング60のうち下側見返し板12により隠れる部分の面積が変化するように構成されている。そのため、移動に伴い加飾リング60の形状が変化しているように錯視させることができるので、加飾リング60への注意を高めさせることができ、誘目性を向上できる。
(他の実施形態)
以上、発明の好ましい実施形態について説明したが、発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、以下に例示するように種々変形して実施することが可能である。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
文字板表示部の燃料計により表示される燃料残量が所定量にまで減少した時点で、燃料計を加飾する位置に加飾リング60を移動させて、燃料計に視線誘導させるようにしてもよい。また、文字板表示部の電力計により表示されるバッテリ電力残量が所定量にまで減少した時点で、電力計を加飾する位置に加飾リング60を移動させて、電力計に視線誘導させるようにしてもよい。また、異常発生時にその旨を警告表示した場合に、その警告表示部を加飾する位置に加飾リング60を移動させて、警告表示部に視線誘導させるようにしてもよい。
上記実施形態では、液晶表示ユニット30に表示される液晶表示部と、指針50からなるタコメータ表示部を、加飾リング60で加飾させる表示部として適用させている。これに対し、文字板20に表示される目盛り表示部21、文字表示部22、バー表示部23等の文字板表示部を、加飾リング60で加飾させる表示部として適用させてもよい。
例えば、液晶表示部、タコメータ表示部および文字板表示部の中から加飾対象となる表示部を選択して、選択した表示部を加飾リング60で加飾させてもよい。或いは、複数の文字板表示部の中から加飾対象となる表示部を選択して加飾させてもよい。或いは、複数の液晶表示部の中から加飾対象となる表示部を選択して加飾させてもよい。上記実施形態では、加飾リング60とともに表示板61を移動させる構造にしているが、表示板61を固定した構造であってもよい。この場合、加飾リング60および表示板61の視認方向における位置を異ならせる必要がある。
上記実施形態では、液晶表示部または文字板表示部を加飾する加飾部材として、リング形状の加飾リング60を適用させている。しかし、本発明に係る加飾部材はリング形状に限られるものではなく、例えば、表示部の周囲に沿って部分的に延びる円弧形状であってもよい。
図7に示す実施形態では、表示モードを切り替えた場合において、液晶表示ユニット30による画像を表示モードに応じた内容に変更させた後に、加飾リング60を移動させている。これに対し、加飾リング60を移動させた後に、表示モードに応じた内容に画像を変更させることで、表示部への誘目性向上を図るようにしてもよい。
加飾リング60を移動させていることをユーザに気付かせるよう、当該移動に伴い報知音を発生させてもよい。報知音発生のタイミングは、移動直前でもよいし、移動直後でもよいし、移動期間中であってもよい。
上記実施形態では、加飾リング60の移動範囲が、液晶表示ユニット30の表示面30aを含む、表示面30aより広い範囲に設定されている。これに対し、表示面30aの範囲から超えないように加飾リング60の移動範囲を設定してもよい。
上記実施形態では、加飾リング60が所定の円弧に沿って移動可能に設定されている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、所定の直線に沿って移動可能に設定されていてもよいし、所定の平面範囲内で二次元的に移動可能に設定されていてもよい。
上記実施形態では、表示モードの切り替えに伴い加飾リング60を最適位置に移動させている。これに対し、同一の表示モードであっても、表示内容の変化に応じた最適位置に加飾リング60を移動させてもよい。例えば、ナビモードにおいて、拡大マップ画像36がポップアップ表示されている期間中は拡大マップ画像36を加飾させ、拡大マップ画像36が表示されていない期間中は、マップ画像35を加飾させてもよい。また、例えば標準モードにおいて、燃料計に表示される燃料残量が所定量未満になっている場合には、燃料計を加飾させてもよい。
上記実施形態では、表示装置の外部の光(外光)で加飾リング60を照明させているが、加飾リング60を照明する光源を設けてもよく、当該光源は加飾リング60とともに移動させることが望ましい。この場合には、状況に応じて、加飾リング60を照明する色を変化させたり、点灯、点滅、消灯を切り替えたり、点滅周期を変化させたりしてもよい。例えば、標準モードにおいて車速計を加飾している際に、車速が所定値以上であれば加飾リング60の光源を青色から赤色に変更させたり、点灯から点滅に変更させたりして、誘目性を向上させることが望ましい。
21…目盛り部(表示部)、22…文字表示部(表示部)、23…バー表示部(表示部)、31…指針画像(表示部)、32…目盛り画像(表示部)、33…数字画像(表示部)、34…車速画像(表示部)、35…マップ画像(表示部)、36…拡大マップ画像(表示部)、37…油温画像(表示部)、38…過給圧画像(表示部)、50…指針(表示部)、60…加飾リング(加飾部材)、61…表示板61a…反射部、61b…反射部、S15、S17…光源制御手段。

Claims (5)

  1. 複数の表示部(31、32、33、34、35、36、37、38、50、21、22、23)に、互いに異なる内容を表示させる表示装置において、
    複数の前記表示部のいずれかを加飾する加飾部材(60)と、
    光源の光を反射して所定の形状に視認させる反射部(61a、61b)を有するとともに、前記表示部に対して視認方向の手前側に配置された、透光性を有する表示板(61)と、
    前記光源の点灯に伴い視認される前記反射部を前記加飾部材に加飾させる反射部表示モードと、前記光源の消灯に伴い前記表示板を透かして視認される前記表示部を前記加飾部材に加飾させる反射部非表示モードとに切り替える光源制御手段(S15、S17)と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 光源により透過照明される文字表示部(22)を有する文字板(20)を備え、
    前記表示部は前記文字表示部であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記加飾部材は、前記表示部の周囲に沿って部分的に延びる円弧形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記加飾部材の内周側に前記表示板が組み付けられていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記表示部は車速計であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の表示装置。
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