JP2016053233A - ワイシャツ襟留め具 - Google Patents

Abstract

【課題】一般的なサラリーマンが多く所有する通常のワイシャツは、夏季のクールビズ期間にノーネクタイで使用すると襟元が開きすぎだらしなくみえる。
本発明は、簡単な留め具を装着することにより、通常のワイシャツを簡単にボタンダウンシャツに変換できるようにすることを目的としている。
【解決手段】クリップ構造とピンバッジ構造を一体化した留め具を提供することにより、ワイシャツの襟の剣先付近をクリップ構造部で挟み、クリップ構造部に連結したピンをワイシャツの襟の裏側に位置する前身頃の対応する箇所に貫通させ、前身頃の裏側からピンバッジ用蝶タックでピンを受けることにより、襟を前身頃に固定させることが可能となり、あたかもボタンダウンシャツのごとき外観とすることができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、ワイシャツの襟を前身頃に固定するための留め具に関する。

クールビズの浸透により夏季にはノーネクタイが推奨されるが、通常のワイシャツをノーネクタイで着用する場合は襟元が開きすぎだらしなくみえるため、ボタンダウンシャツなどが普及している。
また、襟を留めるための飾りクリップ（例えば、特許文献１参照。）や、磁石を利用して襟を固定する留め具もある（例えば、特許文献２参照。）。

特開２００８−１７３４３５ 公報 実用新案登録第３１７８６５０号 公報

一般的なサラリーマンが多く所有する通常のワイシャツは、夏季のクールビズ期間にノーネクタイで使用すると襟元が開きすぎだらしなくみえる。

本発明は、簡単な留め具を装着することにより、通常のワイシャツを簡単にボタンダウンシャツに変換できるようにすることを目的としている。

クリップ構造とピンバッジ構造を一体化した留め具を提供することにより、ワイシャツの襟の剣先付近をクリップ構造部で挟み、クリップ構造部に連結したピンをワイシャツの襟の裏側に位置する前身頃の対応する箇所に貫通させ、前身頃の裏側からピンバッジ用蝶タックでピンを受けることにより、襟を前身頃に固定させることが可能となり、あたかもボタンダウンシャツのごとき外観とすることができる。

クールビズが浸透し夏季にはボタンダウンシャツの需要は高いが、一般的なサラリーマンには通常のワイシャツとボタンダウンシャツの双方を十分な量保有することは厳しいし非効率的である。
本留め具を用いれば、一枚のワイシャツでボタンダウンシャツと通常のワイシャツを兼用することが可能であり、季節やＴＰＯに応じて使い分けることができるため便利であるとともに、社会的にも省資源・省エネルギーに資する。

本留め具に様々なデザインを適用することにより、サラリーマン用のお洒落小物としての商品展開が可能となる。

本発明による「ワイシャツ襟留め具」の構成図 同留め具のワイシャツ装着時の部分断面図 同留め具を通常のワイシャツに装着した時の全体外観図

以下、本発明の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明する。

図１及び図２において、１は弾力性を有するクリップ構造部でワイシャツ襟の剣先付近Ａを挟み、また、クリップ構造部に連結したピン２がワイシャツの前身頃Ｂを貫通してピンバッジ用蝶タック３で受けることにより、図３のように通常のワイシャツ襟を前身頃に固定させ、襟を立てることができる。

４はクリップ構造部１の装飾部分で、例えばボタンとすることにより図３においてボタンダウンシャツのごとき外観とすることができる。その他、ジュエリーやメタルなど種々の意匠を用いることが可能であり、豊富な商品展開が期待できる。

１．クリップ構造部
２．クリップ構造部に連結したピン
３．ピンバッジ用蝶タック
４．装飾部（ボタン等）
５．ワイシャツ襟留め具
Ａ．ワイシャツ襟の剣先付近
Ｂ．ワイシャツの前見頃

Claims (1)

1. ワイシャツの襟の剣先付近をクリップ構造部で挟み、クリップ構造部に連結したピンをワイシャツの襟の裏側に位置する前身頃の対応する箇所に貫通させ、前身頃の裏側からピンバッジ用蝶タックでピンを受けることにより、襟を前身頃に固定させる脱着可能な留め具。

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