JP2016052480A - コンセント装置 - Google Patents

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雄一 小石川
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Abstract

【課題】電源ケーブルが床を這う状態を緩和又は防止できるコンセント装置を提供する。
【解決手段】コンセント装置3は、移動台10と、移動台10上に立設された柱部20を備えている。柱部20にコンセント配置部30が設けられ、コンセント配置部30に複数のコンセント31が設けられている。柱部20から電源ケーブル40が引き出され、電源ケーブル40が壁コンセント6に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数(多数)の電源ケーブルが接続されるコンセント装置に関し、特に病院、介護施設、福祉施設などの医療関係施設における各種医療機器の電源ケーブルに接続されるのに適したコンセント装置に関する。
手術室や集中治療室などの医療現場では、一人の患者に数十台もの医療機器を接続する場合がある。これら医療機器の多くは電力で駆動される。各医療機器には電源ケーブルが設けられている。この電源ケーブルの先端のプラグをコンセントに差し込むことで、医療機器を駆動している。通常、壁に備え付けのコンセントでは数が足らないため、テーブルタップを用いてコンセントの数を増やしている。
特開2012−203991号公報 実用新案登録第3160128号公報
このような使用状況では、多数の電源ケーブルがタコ足状に床を這う状態になりやすく、電源ケーブルに足先を引っ掛けて転倒するおそれがある。また、感染物質が床から電源ケーブルに付着することも考えられ、電源ケーブルに触れた手で患者の傷などの処置を行うと感染リスクが高まる。さらには、各機器の電源ケーブルがどのコンセントに接続されているのかを判別するのが容易でない。そのため、生命維持装置等の、電源をオフしてはならない機器の電源ケーブルを誤って引き抜いてしまう可能性もある。
本発明は、前記事情に鑑み、電源ケーブルが床を這う状態を緩和ないしは防止でき、特に医療関係設備に好適なコンセント装置を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明に係るコンセント装置は、
移動台と、
前記移動台上に立設された柱部と、
前記柱部に設けられたコンセント配置部と、
前記コンセント配置部に設けられた複数のコンセントと
各コンセントに接続されるとともに前記柱部から引き出された電源ケーブルと、
を備えたことを特徴とする。
このコンセント装置によれば、柱部にコンセント配置部を設けることで、電源ケーブルの先端部が引き上げられてコンセントに接続されるようにすることができる。したがって、電源ケーブルが床を這う状態を緩和又は防止できる。すなわち、電源ケーブルが床と接する長さを短くできる。或いは、電源ケーブルが床と接しないようにできる。これによって、足先を電源ケーブルに引っ掛けるおそれを低減でき、かつ感染リスクを低減できる。したがって、病院、介護施設、福祉施設などの医療関係施設に好適である。また、複数の電源ケーブルを整理して配線しやすくなる。さらには、各電気機器の電源ケーブルがどのコンセントに接続されているのかを判別しやすくできる。
前記コンセント配置部が、前記柱部の上側部に設けられていることが好ましい。
これによって、電源ケーブルが床を這う状態を確実に緩和又は防止できる。ここで、前記柱部の上側部とは、好ましくは柱部の中間高さより上側の部分を言う。
前記コンセントは、必ずしも柱部に直接的に設けられていなくてもよい。前記柱部にアーム(梁部)等の付加部材が付設され、この付加部材に前記コンセントが設けられていてもよい。前記アーム等の付加部材が、前記コンセント配置部を構成していてもよい。
前記柱部の上端部にアームが設けられており、前記アームが、前記柱部の上端部から垂下された垂下位置と、前記柱部の上端部から水平に延びる水平位置との間で回転可能、かつ前記水平位置に係止可能であり、前記コンセントが前記アームに設けられていてもよい。
このコンセント装置を使用するときは、アームを水平位置にすることが好ましい。これによって、複数のコンセントを柱部の上端部付近の高さに横方向に並べて配列できる。したがって、電源ケーブルが床を這う状態を確実に緩和又は防止できる。また、コンセント装置の非使用時にはアームを垂下位置にすることで、コンセント装置をコンパクトにすることができる。
前記コンセント配置部には、1又は複数のコンセントを含む優先系統領域と、他の1又は複数のコンセントを含む一般系統領域とが設定されていることが好ましい。更に、前記コンセント装置が、許容電力を設定するつまみと、トータルの使用電力が前記許容電力を越えようとしたときは、優先系統領域のコンセントへの電力供給を許容し、一般系統領域のコンセントへの電力供給を遮断する優先回路と、前記使用電力の前記許容電力に対する割合を、当該割合の大小に応じて段階的に切替表示する表示手段と、前記遮断時に発報する発報手段とを備えていることが好ましい。
優先系統領域のコンセントには、生命維持装置などの重要機器を接続する。一般系統領域のコンセントには、テレビや冷蔵庫などの重要度が低い電気機器を接続する。これによって、使用電力が過剰になったときは、重要度が低い電気機器への電力供給を遮断することで、重要機器への電力供給が維持されるようにすることができる。また、表示手段によって、使用電力の許容電力に対する割合の概略値を判断できる。さらには、発報手段によって、使用電力が許容電力を越えたことを確実に認識することができる。
前記優先系統領域のコンセントには医療用電気機器が接続されることが好ましい。
これによって、使用電力が過剰のときでも、最低限、医療用電気機器への電力供給が維持されるようにすることができる。ここで、医療用電気機器とは、病院、介護施設、福祉施設等の医療関係施設や、在宅介護の現場において、患者等の対象者の看護、治療、手術、検査等の医療行為や介護行為を施すのに用いる電力駆動式の機器を言い、例えば呼吸管理モニタなどのベッドサイドモニタ、バイタルセンサ、医用テレメータ、心電図モニタ、内視鏡装置、生命維持装置、シリンジポンプ、麻酔器などが挙げられる。
本発明によれば、電源ケーブルが床を這う状態を回避でき、更には複数(多数)の電源ケーブルをコンセントと機器の対応関係が判るように整理して配線できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る医療用電気機器システムの概略構成を示す側面図である。 図2は、前記医療用電気機器システムのコンセント装置の斜視図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係るコンセント装置を、一対のアームのうち一方のアームを垂下位置とし、他方のアームを水平位置として示す斜視図である。 図4は、前記第2実施形態に係るコンセント装置を含む医療用電気機器システムを、両方のアームを水平位置として示す平面図である。 図5は、本発明の第3実施形態に係るコンセント装置のアーム(コンセント配置部)の斜視図である。 図6は、前記第3実施形態のコンセント装置の回路図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1に示すように、病院や介護施設などの医療関係施設における治療室や病室等の室内には、医療用電気機器システム1が備えられている。医療用電気機器システム1は、複数の電気機器2,2…と、コンセント装置3を備えている。電気機器2は、心電図モニタ、内視鏡装置、生命維持装置などの、主に医療用電気機器であるが、テレビや冷蔵庫等の一般電気機器であってもよい。これら電気機器2,2…は、手術台やベッド(図示せず)の傍に好ましくは並べられて配置されている。各電気機器2から電源ケーブル2cが延びている。
なお、電気機器2の数は、図1においては3つであるが、これに限られず、2つ、又は4つ以上であってもよい。
電気機器2,2…の近くにコンセント装置3が配置されている。
図2に示すように、コンセント装置3は、移動台10と、柱部20とを備えている。移動台10は、台部11と、複数のキャスタ12を含む。台部11は、円形パイプ11aと、複数のスポーク11bとを一体に含む。円形パイプ11aの下面には、周方向の等間隔置きにキャスタ12が設けられている。キャスタ12は、ホイール12aと、ホルダ12bを含む。ホルダ12bは、円形パイプ11aの下側部に鉛直な軸線まわりに回転可能に取り付けられている。ホルダ12bにホイール12aが水平な回転軸まわりに回転可能に支持されている。これによって、移動台10が任意の方向へ移動可能になっている。また、移動台10は、その場で回転して向きを変えることもできる。
なお、キャスタ12に、ホルダ12bの回り止めや、ホイール12aの回り止めが設けられていてもよい。
移動台10の中央部に柱部20が立設されている。柱部20の下端部が、スポーク11bに固定されて支持されている。柱部20は、例えば四角柱形状になっている。なお、柱部20の形状は、四角柱形状に限られず、円柱形状や三角柱形状等であってもよい。柱部20の高さは、人の腰くらいの高さが好ましく、床面から例えば0.8m〜1.4m程度である。
柱部20の正面(側面)の上側部には、コンセント配置部30が設定されている。コンセント配置部30に複数のコンセント31,31…が設けられている。これらコンセント31,31…は、左右に2列になって上下に等間隔で並べられている。コンセント配置部30の上端部(最上部のコンセント31の配置位置)は、柱部20の上端部近くに設定されている。また、コンセント配置部30の下端部(最下部のコンセント31の配置高さ)は、床面から0.4m〜0.8m辺りの高さに設定されている。コンセント配置部30の上端部の位置が高過ぎると、柱部20の高さが大きすぎて邪魔になったり、コンセント装置3が転倒しやすくなったりするおそれがある。コンセント配置部30の下端部の位置が低過ぎると、下側のコンセント31に接続される電源ケーブル2cが床に付き易くなる。
各電気機器2の電源ケーブル2cの先端のプラグ2pが、任意のコンセント31に挿し込まれている。言い換えると、複数の電気機器2,2…の電源ケーブル2cが、1つのコンセント装置3に接続されている。
図1に示すように、柱部20の内部には、内部配線34が設けられている。内部配線34は、1つの幹線34aと、複数の枝線34b,34b…とを含む。幹線34aから枝線34b,34b…が分岐されている。各枝線34bが、対応するコンセント31に接続されている。
なお、図1において、内部配線34は、給電線のみを図示し、接地線の図示は省略する。
図1に示すように、柱部20の背面の下側部から電源ケーブル40が引き出されている。幹線34aが電源ケーブル40に連なっている。これによって、各コンセント31が、内部配線34を介して電源ケーブル40に連なっている。電源ケーブル40の先端にはプラグ42が設けられている。プラグ42が室内の壁コンセント6に挿し込まれている。したがって、複数の電気機器2が、コンセント装置3を介して壁コンセント6に接続されている。これによって、各電気機器2が、商用電力の供給を受けることができる。
この医療用電気機器システム1によれば、複数の電気機器2,2…の電源ケーブル2c,2c…を1つのコンセント装置3を介して1本の電源ケーブル40にまとめることで、電源ケーブル2c,2c…を整理することができる。しかも、コンセント装置3のコンセント31を柱部20に設けることによって、各電気機器2の電源ケーブル2cの先端が床から引き上げられてコンセント31に接続されるようにすることができる。これによって、電源ケーブル2cが床を這う長さを短くでき、或いは電源ケーブル2cが床を這うのを防止できる。したがって、足先を電源ケーブル2cに引っ掛けて転倒するおそれを軽減又は回避できる。また、床の感染物質が電源ケーブル2cに付着するのを抑制又は防止でき、電源ケーブル2cを触ることで感染するリスクを低減できる。
また、コンセント配置部30が人の腰あたりの高さに在るため、複数の電源ケーブル2cを乱雑にならないように整理しやすい。さらには、各電源ケーブル2cの延び方向を目視や手繰によって容易に辿ることができ、各電気機器2の電源ケーブル2cがどのコンセント31に接続されているのかを容易に判別できる。したがって、意図した電気機器2とは異なる電気機器2の電源ケーブル2cを誤って引き抜いてしまうのを抑制又は防止できる。例えば、生命維持装置等の、電源をオフしてはならない機器の電源ケーブル2cを誤って引き抜いてしまうのを抑制又は防止できる。
コンセント装置3は、キャスタ12付きであるため、医療行為などの作業の妨げにならない場所へ簡単に移動させることができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の形態と重複する構成に関しては図面に同一符号を付して説明を簡略化する。
図3及び図4は、本発明の第2実施形態を示したものである。第2実施形態のコンセント装置3Bは、一対のアーム22,22を備えている。柱部20の上端部には、連結板部23が左右に突出するように設けられている。この連結板部23にアーム22の基端部が連結されている。アーム22は、水平位置と垂下位置との間で水平な回転軸まわりに回転可能になっている。水平位置におけるアーム22は、柱部20の上端部から水平方向に延びる姿勢になる。垂下位置におけるアーム22は、連結板部23から鉛直下方に垂れた姿勢になる。
図4に示すように、柱部20と各アーム22との間には、ロック機構24が設けられている。このロック機構24によって、アーム22が水平位置に係止可能及び係止解除可能になっている。ロック機構24として、例えば柱部20の連結板部23に係止部材25が設けられ、アーム22に係止爪26が設けられている。アーム22を水平位置にしたとき、係止爪26が係止部材25に引っ掛かる。これによって、アーム22が水平位置に保持(係止)される。この水平位置に保持された状態において、係止部材25を、ばね27(付勢手段)のばね力に抗してスライドさせると、係止部材25が係止爪26から外れる。これによって、アーム22の水平位置係止状態を解除でき、アーム22を自重で垂下位置へ下降させることができる。
ロック機構24は種々の改変をなすことができる。例えば、係止部材24を連結板部23の内部へ向けて押し込むと、係止爪26との係止が解除されるようにしてもよい。
各アーム22の正面22a(側面)に複数のコンセント31,31…が設けられている。これらコンセント31,31…は、アーム22の長手方向に間隔を置いて並べられている。これによって、アーム22が、コンセント配置部を構成している。
コンセント装置3Bの使用時には、アーム22を水平位置にする。これによって、複数のコンセント31,31…を柱部20の上端部付近の高さに横方向に並べて配列できる。したがって、各電気機器2の電源ケーブル2cを柱部20の上端部付近まで引き上げてコンセント31に接続できる。また、複数の電気機器2,2…が互いに横方向に並べられている場合、これら電気機器2,2…の並び方向にアーム22を添わせることで、これら電気機器2,2…の電源ケーブル2c,2c…をできるだけ平行に近くなるように整理して配線できる。したがって、各電源ケーブル2cがどの電気機器2と対応するのかを一層容易に確認することができる。この結果、意図した電気機器2とは異なる電気機器2の電源ケーブル2cを誤って引き抜いてしまうのを一層確実に防止できる。
コンセント装置3Bの非使用時には、アーム22,22を垂下位置にすることで、占有スペースを減らすことができる。
図5及び図6は、本発明の第3実施形態を示したものである。第3実施形態は、第2実施形態(図3及び図4)のコンセント装置3Bに優先回路50を組み込んだものである。図5に示すように、コンセント装置3Bのアーム22(コンセント配置部30)には、優先系統領域32と、一般系統領域33とが設定されている。アーム22の正面22aにおける優先系統領域32の色や質感は、一般系統領域33の色や質感と異なっている。これによって、優先系統領域32なのか、一般系統領域33なのかを簡単に識別できる。各領域32,33には、1又は複数のコンセント31が設けられている。優先系統領域32のコンセント31には、生命維持装置等の、その電力供給が遮断されると重大な事象が起き得る電気機器2(図1、図4参照)が接続される。一般系統領域33のコンセント31には、テレビ、ラジオ、冷蔵庫等の、電力供給が遮断されても影響が小さい電気機器2(図1、図4参照)が接続される。
図6に示すように、内部配線34の主幹線34xが、電源ケーブル40に連なるとともに、優先系統幹線34cと、一般系統幹線34dとに分岐されている。優先系統幹線34cは、優先系統枝線34eを介して優先系統領域32の各コンセント31に接続されている。一般系統幹線34dは、一般系統枝線34fを介して一般系統領域33の各コンセント31に接続されている。
主幹線34xには、電力計35が設けられている。電力計35によって、コンセント装置3Bに接続された電気機器2,2のトータルの使用電力Pが測定される。
また、一般系統幹線34dには、遮断器36が設けられている。遮断器36を導通させることで、一般系統領域33に接続された電気機器2に電力が供給される。遮断器36を遮断すると、一般系統領域33に接続された電気機器2への電力供給が遮断される。
さらに、コンセント装置3Bには、つまみ52と、表示手段53と、ブザー54(発報手段)と、コントローラ59(制御手段)とが設けられている。つまみ52は、コンセント装置3Bを介して供給可能な許容電力Pを設定するためのものであり、ダイヤル等にて構成されている。例えば、1つの入院病棟に複数の入院ベッドが有り、入院ベッドごとに供給可能な電力を割り当てる必要がある場合がある。そのような場合、入院ベッドごとにコンセント装置3Bを設置して、表示手段53によって当該病床の許容電力Pを設定できる。
表示手段53は、許容電力Pに対する使用電力Pの割合(P/P)を、当該使用電力割合P/Pの大小に応じて段階的に切替表示するものであり、青色(又は緑色)LED53aと、黄色LED53bと、赤色LED53cとを含む。これらLED53a,53b,53cが、使用電力割合(P/P)に応じて選択的に点灯される。例えば、使用電力割合P/Pが、P/P=0.6程度以下であれば青色LED53aが点灯され、P/P=90〜95%程度以上であれば赤色LED53cが点灯され、青色LED53aの点灯範囲と赤色LED53cの点灯範囲の間であれば、黄色LED53bが点灯される。
詳細な図示は省略するが、コントローラ59は、入出力回路、駆動回路、マイクロコンピュータ等を含む。前記入出力回路は、電力計35及びつまみ52等からの入力信号をA/D変換してマイクロコンピュータへ出力したり、マイクロコンピュータからの指令信号をD/A変換して駆動回路へ出力したりする。前記駆動回路は、遮断器36、表示手段53及びブザー54等に対する駆動電流を出力する。前記マイクロコンピュータは、前記入力信号に基づいて前記駆動回路を作動させる。
詳しくは、コントローラ59は、電力計35及びつまみ52の入力信号に基づいて使用電力割合P/Pを算出する。この使用電力割合P/Pの値に応じて、3つのLED53a,53b,53cの何れか1つを選択的に点灯させる。これによって、利用者は、使用電力割合P/Pの概略値を判断できる。しかも、青、黄、赤の点灯色によって、使用電力Pが許容電力Pに対して余裕があるのか否か、或いは許容電力Pに迫っているのか否かを直感的に判断することができる。
さらに、コントローラ59は、使用電力割合P/Pが100%を越えようとしたとき、つまりは使用電力Pが許容電力Pを越えようとしたときは、優先系統領域32のコンセント31への電力供給を許容する一方、遮断器36を遮断する。これによって、一般系統領域33のコンセント31への電力供給が遮断される。これによって、テレビや冷蔵庫等の非重要機器2への電力供給を停止することで、生命維持装置などの重要機器2への電力供給を維持することができる。
コントローラ59と、電力計35と、遮断器36を含む内部配線34とによって、優先回路50が構成されている。
また、コントローラ59は、遮断器36の遮断と併行して、ブザー54を駆動して発報させる。これによって、利用者は、使用電力Pが許容電力Pを越えたことを認識することができる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、コンセント装置3,3Bにバッテリーを含む無停電装置を組み込んでもよい。これによって、不意の停電が起きたときでも、ある程度の時間、電気機器2を稼働させることができる。第3実施形態においては、停電の際、優先系統領域32のコンセント31に接続された電気機器2だけに無停電装置から電力供給することにしてもよい。
第3実施形態の優先回路50等については、柱部20を有するコンセント装置3B,3Bに限られず、柱部20の無いコンセント装置にも適用でき、一般的なテーブルタップ等のおコンセント装置にも適用できる。
第3実施形態において、つまみ52を省略してもよい。表示手段53を省略してもよい。ブザー54を省略してもよい。表示手段53が液晶モニタを有していてもよい。前記液晶モニタに使用電力割合P/P又は使用電力Pを数値やボリュームバーにて表示してもよい。表示手段53の各LEDの色、数、使用電力割合P/Pに応じた点灯範囲などは、製品の仕様によって任意に設定できる。
本発明は、例えば病院の手術室や集中治療室等のおける各種医療機器用のコンセント装置に適用できる。
1 電気機器システム
2 電気機器
3 コンセント装置
10 移動台
20 柱部
22 アーム(コンセント配置部)
30 コンセント配置部
31 コンセント
32 優先系統領域
33 一般系統領域
40 電源ケーブル
50 優先回路
52 つまみ
53 表示手段
54 ブザー(発報手段)

Claims (5)

  1. 移動台と、
    前記移動台上に立設された柱部と、
    前記柱部に設けられたコンセント配置部と、
    前記コンセント配置部に設けられた複数のコンセントと
    各コンセントに接続されるとともに前記柱部から引き出された電源ケーブルと、
    を備えたことを特徴とするコンセント装置。
  2. 前記コンセント配置部が、前記柱部の上側部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンセント装置。
  3. 前記柱部の上端部にアームが設けられており、前記アームが、前記柱部の上端部から垂下された垂下位置と、前記柱部の上端部から水平に延びる水平位置との間で回転可能、かつ前記水平位置に係止可能であり、
    前記コンセントが前記アームに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンセント装置。
  4. 前記コンセント配置部には、1又は複数のコンセントを含む優先系統領域と、他の1又は複数のコンセントを含む一般系統領域とが設定されており、
    許容電力を設定するつまみと、
    トータルの使用電力が前記許容電力を越えようとしたときは、優先系統領域のコンセントへの電力供給を許容し、一般系統領域のコンセントへの電力供給を遮断する優先回路と、
    前記使用電力の前記許容電力に対する割合を、当該割合の大小に応じて段階的に切替表示する表示手段と、
    前記遮断時に発報する発報手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のコンセント装置。
  5. 前記優先系統領域のコンセントには医療用電気機器が接続されることを特徴とする請求項4に記載のコンセント装置。
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