JP2016052049A - 音環境制御装置、およびそれを用いた音環境制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る音環境制御システムの導入例を示す側面図、図2は、本発明の実施の形態1に係る音環境制御システムの導入例を示す上面図である。
実施の形態1では、居住空間100における音環境を快適にするために、マスキング音によるマスキング効果を利用する。なお、図1および図2では音環境制御装置を用いた音環境制御システムを一般家庭の居住空間100に導入した例を示しており、その居住空間100は、オープンキッチン10とリビング20とが互いに隣接し、それらがカウンター12で仕切られている。また、図1および図2中の点線は、オープンキッチン10とリビング20との境界線を示している。また、図1および図2中のLはLチャンネルを、RはRチャンネルをそれぞれ示している。
また、換気扇11は本発明の「ノイズ音発生機器」に相当し、TV21は本発明の「ターゲット音発生機器」に相当する。
なお、本実施の形態1では、音計測手段31は視聴者40の頭上の天井に設置されているものとする。
なお、本実施の形態1では、音放射手段32は視聴者40の頭上の天井に設置されており、真下を向いているものとする。
制御装置33は、音響特性に応じたマスキング音を生成し、また、音放射手段32を制御するためのものであり、たとえばCPUやメモリなどで構成されている。また、図3に示すように音響検出部33a、マスキング音処理部33b、通信処理部33c、検出処理部33d、および記憶部(図示せず)を備えている。
居住空間100には定常的に変化する時間変動を繰り返す音響特性が存在するため、3次元マイクロホンである音計測手段31により、居住空間100のそれが設置されている場所の音響特性(位相特性検出による音の方向性、音圧レベル、周波数特性など)を計測する(ステップS1)。そして、換気扇11の音響特性を求める。このとき、TV21の電源はOFFにした方が換気扇11の音響特性を容易に求めることができる。
この周波数特性から周波数分析を行うことで、換気扇11の音響特性を得ることができる(実際には3次元方向それぞれの周波数分析を行うが、以下の説明では省略する)。
また、人検出手段35により視聴者40の有無を検出し、居住空間100に視聴者40が居ることを検出した場合はマスキング音を放射するが、視聴者40が居ないことを検出した場合はマスキング音を放射しないようにすることで、無駄なマスキング音の放射を抑制し、省エネ効果が得られる。さらに、居住空間100に音放射手段32が複数配置されている場合において、人検出手段35により視聴者40の位置を検出することで、視聴者40の位置に応じた音放射手段32からマスキング音を放射することができるため、高いマスキング効果が得られる。
図9は、本発明の実施の形態2に係る音環境制御システムの導入例を示す上面図である。
以下、本実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
以下、本実施の形態3について説明するが、実施の形態1と重複するものについては省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
Claims (16)
- 2ch以上を組にして音を計測する音計測手段と、
ノイズ音の発生源およびターゲット音の発生源と通信を行う通信手段と、
前記音計測手段によって計測された音の信号に基づいてノイズ音の音響特性を求め、該音響特性および前記通信手段から得た情報に応じたマスキング音を生成する制御装置と、
2ch以上を組にして前記マスキング音を3次元方向に放射可能とする音放射手段と、を備え、
前記音放射手段は、
ターゲット音を聞き取りやすくするエリアであるマスキングエリアにおける前記ノイズ音の発生源側に配置され、前記マスキング音を前記ノイズ音の発生源の方向に向けて放射する
ことを特徴とする音環境制御装置。 - マスキング対象者を検出する人検出手段を備え、
該人検出手段により、マスキング対象者が居ることを検出した場合は前記マスキング音を放射し、マスキング対象者が居ないことを検出した場合は前記マスキング音を放射しない
ことを特徴とする請求項1に記載の音環境制御装置。 - 前記音放射手段が複数配置されている場合において、
該人検出手段により、マスキング対象者の位置を検出し、マスキング対象者の位置に応じた前記音放射手段から前記マスキング音を放射する
ことを特徴とする請求項2に記載の音環境制御装置。 - 前記音計測手段は、音響インテンシティ法によって音響を計測することができる3次元マイクロホンであり、
前記音計測手段はマスキングエリアに配置される
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の音環境制御装置。 - 前記音計測手段は無指向性のマイクロホンであり、
前記音計測手段は間隔を持って複数配置される
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の音環境制御装置。 - 前記音計測手段は3個以上であり、前記間隔は一定である
ことを特徴とする請求項5に記載の音環境制御装置。 - 前記音響特性から得られた前記ノイズ音の周波数特性からピークディップ部分を取り除いたものを前記マスキング音の周波数特性とする
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の音環境制御装置。 - 前記制御装置は、
前記マスキング音の位相制御を行う
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の音環境制御装置。 - 前記音計測手段によって計測された音の信号に基づいて前記マスキング音の音響特性を求め、該音響特性および前記情報に応じて前記マスキング音の調整を行う
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の音環境制御装置。 - 音環境制御装置の設置時のみ前記音計測手段を備えた
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の音環境制御装置。 - 前記ノイズ音の発生源であるノイズ音発生機器と、
前記ターゲット音の発生源であるターゲット音発生機器と、
請求項1〜10のいずれか一項に記載の音環境制御装置と、を備えた
ことを特徴とする音環境制御システム。 - 前記ノイズ音発生機器は換気扇である
ことを特徴とする請求項1〜4、7〜10のいずれか一項に従属する請求項11に記載の音環境制御システム。 - 前記ノイズ音発生機器は掃除機である
ことを特徴とする請求項1〜3、5〜10のいずれか一項に従属する請求項11に記載の音環境制御システム。 - 前記ターゲット音発生機器はTVである
ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載の音環境制御システム。 - 居住空間で用いられる
ことを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載の音環境制御システム。 - 前記TVに搭載されているスピーカーを前記音計測手段として用いる
ことを特徴とする請求項14または15に記載の音環境制御システム。
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