JP2016048630A - 組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流遮断機構が作動し外部端子と電池要素とを接続する通電経路が遮断された二次電池に高電圧が印加された場合であっても、当該通電経路が再導通することを防止することができる組電池を提供する。【解決手段】組電池は、単電池10を複数配置し、隣接する単電池10の正極端子と負極端子をバスバ13A,13Bにより電気的に接続したものであって、単電池10は、収容ケース50と、電池要素15と、正極端子11と負極端子12とを接続する接続部材60と、を備え、接続部材60は、導電部材61,62と第1絶縁部材63とを含み、第1絶縁部材63は、通電経路70を電流が流れる状態において接続部材60に電流が流れないように設けられ、電流遮断機構31は、作動した際に通電経路70の遮断部に挿入される第2絶縁部材37を有し、第1絶縁部材63の耐電圧は、第2絶縁部材37の耐電圧よりも小さい。【選択図】図6

Description

本発明は、複数の単電池が接続されることにより構成される組電池に関する。
従来の二次電池が開示された文献として、たとえば特開2014−2901号公報(特許文献1)が挙げられる。特許文献1に開示の二次電池にあっては、筐体内に収容された電池要素と外部端子(正極端子または負極端子)とを直列的に接続する通電経路を遮断する電流遮断機構が作動した際に、通電板の一部が絶縁部材によって分離されることにより、通電経路が遮断される。この際、分離された通電経路の一部と、通電経路の残りの部分との間に絶縁部材が介在することにより、通電経路が再接続されることが防止される。
特開2014−2901号公報
しかしながら、特許文献1に開示の二次電池にあっては、電流遮断機構が作動後に分離された通電経路の一部と通電経路の残りの部分との間に絶縁部材が介在しても、二次電池に高電圧が印加された場合には、絶縁部材が絶縁破壊される。これにより、絶縁破壊された絶縁部材を介して、分離された通電経路の一部と、通電経路の残りの部分とが導通してしまう。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、電流遮断機構が作動し外部端子と電池要素とを接続する通電経路が遮断された二次電池に高電圧が印加された場合であっても、当該通電経路が再導通することを防止することができる組電池を提供することにある。
この組電池は、正極端子、負極端子および電流遮断機構を含む単電池を複数配置し、隣接する単電池のうち一方の単電池の正極端子と他方の単電池の負極端子をバスバーにより電気的に接続したものである。上記組電池にあっては、単電池は、収容ケースと、収容ケース内に収容された電池要素と、正極端子と負極端子とを接続する接続部材と、を備え、接続部材は、導電部材と第1絶縁部材とを含み、正極端子、電池要素および負極端子により通電経路を形成し、第1絶縁部材は、通電経路を電流が流れる通常の動作時において接続部材に電流が流れないように設けられ、電流遮断機構は、通電経路に配置され、電流遮断機構が作動した際に通電経路の遮断部に挿入される第2絶縁部材を有し、第1絶縁部材の耐電圧は、第2絶縁部材の耐電圧よりも小さい。
このように構成することにより、電流遮断機構が作動した後状態において単電池に高電圧が印加された場合には、通電経路の遮断部に挿入される第2絶縁部材よりも接続部材に含まれる第1絶縁部材が優先的に静電破壊される。これにより、接続部材側に電流が流れることとなり、電流遮断機構側に電流が流れることを防止することができる。この結果、第2絶縁部材が静電破壊されて通電経路が再導通することを防止することができる。
本発明によれば、電流遮断機構が作動し外部端子と電池要素とを接続する通電経路が遮断された二次電池に高電圧が印加された場合であっても、当該通電経路が再導通することを防止することができる組電池を提供することができる。
実施の形態1に係る組電池の平面図である。 図1に示す組電池に具備される単電池の概略断面図である。 図2に示す組電池に具備される接続部材の一部に用いられる絶縁部材の一例を示す概略断面図である。 図2に示す二次電池の通常時における電気の流れを示す概略断面図である。 図2に示す二次電池の電流遮断機構が作動した状態を示す概略断面図である。 図5に示す電流遮断機構が作動した二次電池に高電圧が印加された際における電気の流れを示す概略断面図である。 実施の形態2に係る組電池に具備される二次電池の概略断面図である。 実施の形態3に係る組電池に具備される二次電池の概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る組電池の平面図である。図1を参照して、本実施の形態に係る組電池について説明する。本実施の形態に係る組電池1は、車両に搭載され、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関とともにハイブリッド自動車の動力源とされている。
図1に示すように、組電池1は、外部端子としての正極端子11および負極端子12を有する複数の単電池10と、これら複数の単電池10を互いに接続する複数のバスバー13A,13Bとを備える。各々の単電池10内において正極端子11と負極端子12とは、接続部材60によって接続されている。
各々の単電池10は、互いに距離を隔てて配列されている。各々の単電池10の最も面積が大きい側面が互いに対向するように複数の単電池10が配列されている。隣接する2つの単電池10のうち一方の単電池10の正極端子11と他方の単電池10の負極端子12とが対向するように複数の単電池10が配列されている。
図中上方においてバスバー13Aは、隣接する2つの単電池10のうち一方の単電池10(右側に位置する単電池)の正極端子11と他方の単電池10(左側に位置する単電池)の負極端子12とを接続している。図中下方においてバスバー13Bは、隣接する2つの単電池10のうち一方の単電池10(右側に位置する単電池)の正極端子11と他方の単電池10(左側に位置する単電池)の負極端子12とを接続している。これにより、複数の単電池10が直列に接続されている。なお、本実施の形態においては、7つの単電池10が直列に接続されることにより組電池1が形成される場合を例示しているが、単電池10の数は特に限定されない。
図2は、図1に示す組電池に具備される単電池の概略断面図である。図2を参照して、単電池10の構成について説明する。
単電池10は、リチウム二次電池等の二次電池によって構成されている。単電池10は、正極端子11と、負極端子12と、電流遮断機構31と、収容ケース50と、電池要素(電極体)15と、接続部材60と、通電経路70とを含む。正極端子11および負極端子12は、後述する収容ケース50の封口体51から収容ケース50の外側に突出するように設けられている。また、正極端子11および負極端子12は、絶縁体(不図示)等により収容ケース50と絶縁されている。
収容ケース50は、有底角筒状の収容部52と、収容部52の開口を密閉する封口体51とを含む。収容ケース50は、内部に電池要素15を収容している。収容ケース50の材料としては、アルミニウム合金等の金属部材を採用することができる。
電池要素15は、正極芯体、負極芯体およびセパレータ(いずれも図示せず)を有する。正極芯体および負極芯体は、セパレータを介して巻回される。電池要素15の両端には、正極芯体露出部16および負極芯体露出部17がそれぞれ設けられる。
通電経路70は、正極端子11、電池要素15および負極端子12を電気的に接続することにより形成される。通電経路70は、第1通電経路30および第2通電経路40を含む。第1通電経路30は、正極端子11と正極芯体露出部16とを電気的に接続することにより形成される。第1通電経路30には、電流遮断機構31が設けられている。第2通電経路40は、負極端子12と負極芯体露出部17とを電気的に接続することにより形成される。
電流遮断機構31は、接続金属板34と、変形金属板33と、第2絶縁部材としての絶縁体37(図5参照)を有する。接続金属板34は、第1通電経路30の一部を構成する集電体36を介して正極芯体露出部16に接続されている。変形金属板33は、第1通電経路30の一部を構成する導電性部材35を介して正極端子11に電気的に接続されている。導電性部材35としては、たとえばリベット部材を採用することができる。導電性部材35は、ガスケット部材等によって封口体51と絶縁されている。
変形金属板33は、接続金属板34の脆弱部(不図示)に接続されている。変形金属板33は、所定の圧力が負荷された場合に接続金属板34から離れるように設けられている。変形金属板33としては、たとえば導電性金属ダイアフラムを採用することができる。絶縁体37は、変形金属板33が変形して接続金属板34から離間した際に変形金属板33と接続金属板34との間形成される隙間に挿入可能に設けられている。絶縁体37としては、たとえばポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等の樹脂部材を採用することができる。
電流遮断機構31は、上記のように電流遮断機構31が作動後に変形金属板33と接続金属板34とに絶縁部材が挟持される構成を有していれば特に限定されず、たとえば、特開2014−2901号公報に記載の電流遮断機構が本実施の形態に係る単電池10に用いられてもよい。
接続部材60は、第1導電部材61、第2導電部材62および第1絶縁部材としての絶縁部材63を含む。第1導電部材61は、板状形状を有する。第1導電部材61は、溶着、かしめ固定、ボルト締結等によって正極端子11の先端側に固定されている。
第2導電部材62は、板状形状を有する。第2導電部材62は、溶着、かしめ固定、またはボルト締結等によって負極端子12の先端側に固定されている。絶縁部材63は、第1導電部材61と第2導電部材62との間に配置される。絶縁部材63の詳細な構成については、図3を用いて後述する。
図3は、図2に示す組電池に具備される接続部材の一部に用いられる絶縁部材の一例を示す概略断面図である。図3を参照して、接続部材60の一部に用いられる絶縁部材63の一例について説明する。
図3に示すように、絶縁部材63は、基板64、導電層65、および絶縁層66を含む。基板64は、板状形状を有する。基板64としては、ガラス基板、セラミック基板等の絶縁性基板が用いられる。
第1導電部材61および第2導電部材62が並ぶ方向における基板64の両端には、一対の導電層65が設けられている。一対の導電層65は、基板64の主表面64a,64bの一部(中央部)が露出するように設けられている。絶縁層66は、一対の導電層65から露出する基板64の主表面64aを覆うように設けられている。
絶縁部材63は、通電経路70に通常に電流が流れる際に絶縁破壊されないように設けられる。このため、絶縁部材63の耐電圧は、50V以上であることが好ましい。
また、絶縁部材63は、電流遮断機構31の作動後に単電池10に高電圧電流が印加された場合に、電流遮断機構31に含まれる絶縁体37よりも優先的に絶縁破壊されるように設けられている。すなわち、絶縁部材63の耐電圧は、電流遮断機構31に含まれる絶縁体37の耐電圧よりも小さくなっている。このため、絶縁部材63の耐電圧は200V程度以下であることが好ましい。
このような50V以上200V以下の範囲内とする耐電圧は、絶縁層66の膜厚hを適宜調整することにより得ることができる。絶縁層66の材料としては、たとえばポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等の樹脂部材を採用することができる。
絶縁層66上には、保護膜(不図示)が形成されていてもよい。また、導電層65の周囲には、めっき層が設けられてもよい。第1導電部材61および第2導電部材62が並ぶ方向における絶縁部材63の両端は、溶着等により、第1導電部材61および第2導電部材62に固定される。
図4は、図2に示す二次電池の通常時における電気の流れを示す概略断面図である。図5は、図2に示す二次電池の電流遮断機構が作動した状態を示す概略断面図である。図6は、図5に示す電流遮断機構が作動した二次電池に高電圧が印加された際における電気の流れを示す概略断面図である。図4から図6を参照して、単電池10の各状態について説明する。
図4に示すように、単電池10の通常の状態(電流遮断機構31が作動していない状態)においては、正極端子11に接続されたバスバー13Aから流れてきた電流は、絶縁部材63の絶縁機能により接続部材60側には流れず、図中矢印に示すように、通電経路70を流れる。具体的には、当該電流は、正極端子11、第1通電経路30、電池要素15、第2通電経路40、負極端子12、および負極端子12に接続されたバスバー13Bをこの順で流れる。
図5に示すように、収容ケース50内の内圧が上昇して電流遮断機構31の作動圧を超えた場合には、変形金属板33が接続金属板34から離れるように変形することで通電経路70が遮断される。この際、変形後の変形金属板33が接続金属板34に接触して通電経路70が再導通しないように、変形金属板33と接続金属板34との間の隙間に絶縁体37が挿入される。
図6に示すように、電流遮断機構31の作動後に単電池10に高電圧が印加された場合には、絶縁部材63の耐電圧が絶縁体37の耐電圧よりも小さいことから、絶縁部材63が絶縁体37よりも優先的に絶縁破壊される。これにより、正極端子11に接続されたバスバー13Aから流れてきた電流は、図中矢印に示すように、正極端子11、接続部材60、負極端子12および負極端子12に接続されたバスバー13Bをこの順で流れる。これにより、作動した電流遮断機構31側に電流が流れることを防止できる。この結果、絶縁体37が絶縁破壊され通電経路70が再導通することを防止することができる。
以上のように本実施の形態に係る組電池1にあっては、電流遮断機構31が作動した後状態において単電池10に高電圧が印加された場合には、通電経路70の遮断部に挿入される絶縁体37よりも接続部材60に含まれる絶縁部材63が優先的に絶縁破壊される。これにより、接続部材60側を電流が流れることとなり、電流遮断機構31側に電流が流れることを防止することができる。この結果、絶縁体37が静電破壊されて、遮断された通電経路70が再導通することを防止することができる。
(実施の形態2)
図7は、本実施の形態に係る組電池に具備される二次電池の概略断面図である。図7を参照して、本実施の形態に係る組電池について説明する。
図7に示すように本実施の形態に係る組電池は、実施の形態1に係る組電池1と比較した場合に、単電池10Aの構成が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。単電池10Aは、実施の形態1に係る単電池10と比較した場合に、接続部材60Aがケース50内に収容されている点が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
単電池10Aにあっては、接続部材60Aは、収容ケース50内に収容された状態で正極端子11および負極端子12を接続する。これに伴って、正極端子11および負極端子12は、封口体51を貫通するように設けられる。なお、正極端子11および負極端子12は、ガスケット部材(不図示)等によって封口体51と絶縁されている。
第1導電部材61の一端側(図中左側)は、収容ケース50内に位置する正極端子11の端部側に接続されている。第1導電部材61の他端側(図中右側)は、絶縁部材63に溶接されている。
第2導電部材62の一端側(図中左側)は、絶縁部材63に溶接されている。第2導電部材62の他端側(図中右側)は、収容ケース50内に位置する負極端子12の端部側に接続されている。
この場合には、第1通電経路30は、第1導電性部材61を介して正極端子11と正極芯体露出部16とを電気的に接続することにより形成される。第2通電経路40は、第2導電性部材62を介して負極端子12と負極体露出部17とを電気的に接続することにより形成される。
このような構成を有する場合であっても、電流遮断機構31が作動した後状態で高電圧が単電池10Aに印加された場合には、接続部材60Aの絶縁部材63が、通電経路70の遮断部に挿入された絶縁体よりも優先的に静電破壊される。この結果、本実施の形態に係る組電池にあっても、実施の形態1に係る組電池1とほぼ同様の効果が得られる。
(実施の形態3)
図8は、本実施の形態に係る組電池に具備される二次電池の概略断面図である。図8を参照して、本実施の形態に係る組電池について説明する。
図8に示すように、本実施の形態に係る組電池は、実施の形態1に係る組電池と比較した場合に、単電池10Bの構成が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。単電池10Bは、実施の形態に係る単電池10と比較した場合に、接続部材60Bの導電部材として収容ケース50が用いられている点が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
単電池10Bは、電流遮断機構が作動した後状態において高圧電流が印加された場合に、正極端子11および負極端子12が、絶縁部材63a,63bと収容ケース50を介して電気的に接続されるように構成されている。この場合において、正極端子11および負極端子12は、封口体51を貫通するように設けられている。また、正極端子11の周囲および負極端子12の周囲には絶縁部材63aおよび絶縁部材63bが配置される。絶縁部材63a,63bは環状形状を有する。正極端子11および負極端子12は、絶縁部材63aおよび絶縁部材63bによって通常時には、収容ケース50の封口体51から絶縁される。なお、絶縁部材63a,63bは、実施の形態1に係る絶縁部材63と比較した場合に、基板の形状が環状形状である点において相違し、その他の構成はほぼ同様である。
このような構成を有する場合であっても、電流遮断機構31が作動した後状態で高電圧が単電池10Bに印加された場合には、接続部材60Bの絶縁部材63a,63bが、通電経路70の遮断部に挿入された絶縁体よりも優先的に静電破壊される。これにより、電流は、バスバー13A、正極端子11、絶縁破壊された絶縁部材63a、収容ケース50、絶縁破壊された絶縁部材63b、負極端子12およびバスバー13Bを順に流れることとなり、電流遮断機構31側に電流が流れることを防止することができる。この結果、電流遮断機構の絶縁体が静電破壊されて、遮断された通電経路70が再導通することを防止することができる。
上述した実施の形態1から3においては、第1絶縁部材としての絶縁部材63,63a,63bが、絶縁性基板63上に絶縁層66が設けられることにより構成される場合を例示して説明したが、これに限定されず、絶縁体37よりも耐電圧の小さい絶縁性を有する樹脂部材単体、あるいは、セラミック単体によって構成されていてもよい。
上述した実施の形態1から3においては、電流遮断機構31が正極端子と電池要素とを接続する部分の通電経路に設けられる場合を例示して説明したが、これに限定されず、負極端子と電池要素とを接続する部分の通電経路に設けられていてもよい。また、電流遮断機構は、正極端子と電池要素とを接続する部分の通電経路と、負極端子と電池要素とを接続する部分の通電経路との両方に設けられていてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 組電池、10,10A,10B 単電池、11 正極端子、12 負極端子、13A,13B バスバー、15 電池要素、16 正極芯体露出部、17 負極芯体露出部、30 第1通電経路、31 電流遮断機構、33 変形金属板、34 接続金属板、36 集電体、37 絶縁体、40 第2通電経路、50 収容ケース、51 封口体、52 収容部、60,60A,60B 接続部材、61 第1導電部材、62 第2導電部材、63,63a,63b 絶縁部材、64 基板、64a,64b 主表面、65 導電層、66 絶縁層、70 通電経路。

Claims (1)

  1. 正極端子、負極端子および電流遮断機構を含む単電池を複数配置し、隣接する前記単電池のうち一方の前記単電池の前記正極端子と他方の前記単電池の前記負極端子をバスバーにより電気的に接続した組電池であって、
    前記単電池は、
    収容ケースと、
    前記収容ケース内に収容された電池要素と、
    前記正極端子と前記負極端子とを接続する接続部材と、を備え、
    前記接続部材は、導電部材と第1絶縁部材とを含み、
    前記正極端子、前記電池要素および前記負極端子により通電経路を形成し、
    前記第1絶縁部材は、前記電流遮断機構が作動せず前記通電経路を電流が流れる状態において前記接続部材に電流が流れないように設けられ、
    前記電流遮断機構は、前記通電経路に配置され、前記電流遮断機構が作動した際に前記通電経路の遮断部に挿入される第2絶縁部材を有し、
    前記第1絶縁部材の耐電圧は、前記第2絶縁部材の耐電圧よりも小さい、組電池。
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