JP2016046589A - 光伝送システム集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの光伝送システムLSIで複数の変調方式に適用することを可能にする。【解決手段】入力部(10)とデジタルコヒーレント信号処理部(144)と有する光伝送システム集積回路において、1つまたは複数の入力信号の一部または全部からを含む送信信号をビットレートに応じた変調方式のシンボルにマッピングして同一のシンボルレートで出力する複数のマッピング部(12、124,128,132)と、複数のマッピング部の出力の内の1つを選択的にデジタルコヒーレント信号処理部への入力とするセレクタ(134)とを備えた。1つの入力信号の一部を抽出する抽出部をさらに備え、入力信号に含まれたダミーデータビット以外の実データビットが入力信号から抽出し送信信号に含めることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、光伝送システム集積回路に関し、より詳細には、複数のクライアント信号のビットレートにそれぞれ対応した複数の変調方式についてのシンボルマッピング処理及びデジタルコヒーレント処理を1チップで行う光伝送システム集積回路に関する。
従来、光伝送システムを大容量化することが可能なWDM(波長分割多重)技術の研究開発が行われている。また、WDM技術と同様に光伝送システムを大容量化することが可能な技術として、コヒーレント通信技術も研究開発も盛んに行われている。このような大容量化した光伝送システムに、信号形式やビットレートが異なるクライアント信号を効率よく収容して送受信するため研究開発も盛んに行われている(例えば、特許文献1参照)。特に、大容量化した光伝送システムに効率よくクライアント信号を収容したり、コヒーレント通信技術を実現したりするためには、LSI等の光伝送システム集積回路が不可欠である。
特許第4339345号公報
例えば、コヒーレント通信を用いて大容量の光伝送システムを構成するためには、LSIによる高速信号処理が不可欠である。
図6は、QPSKを変調フォーマットとして用いて100Gbpsの伝送容量の光伝送システムを実現する場合に用いられる、光伝送システム集積回路(LSI)の概略構成を示す図である。光伝送システムLSI(1)は、送信側に、100Gbps高速インターフェース(IF)10と、100G用シンボルマッピング部12と、デジタルコヒーレント信号処理部14とを備え、受信側に、デジタルコヒーレント信号処理部54と、100G用シンボルデマッピング部52と、100Gbps高速I/F(50)とを備える。デジタルコヒーレント信号処理部14から出力される信号は、光変調器/光源16へ供給される。また、受光器56からの信号は、デジタルコヒーレント信号処理部54へ供給される。
光変調器/光源16は、光源とIQ変調器の組を2つ構え、IQ変調器からの出力を偏波多重して伝送路へ出力する。
受光器56は、光ファイバ伝送路から入射する光(対向する光変調器/光源で偏波多重された伝送路を伝播した光)を光電変換して出力する。
光伝送システムLSI(1)の100Gbps高速インターフェース(IF)10は、光伝送システムLSI(1)へ100Gbpsのクライアント信号を入力するために用いられる。
100G用シンボルマッピング部12は、100Gbpsのクライアント信号が2ビット毎にマッピングされる(割り当てられる)QPSK変調のシンボル(図2(c))を決定し、決定したシンボルに相当する振幅と位相(角度)を出力する。各偏波に2ビットが割り当てられるので、100G用シンボルマッピング部12におけるシンボルレートは、25Gsps(シンボル/秒)である。
デジタルコヒーレント信号処理部14は、100G用シンボルマッピング部12からのシンボルに基づき、変調器/光源16へ供給される変調信号を生成して出力する。
デジタルコヒーレント信号処理部54は、受光器56からの信号に基づいて、歪補償、クロック抽出、位相推定、及びシンボル識別などのデジタル信号処理を行い、識別されたシンボルを出力する。
100G用シンボルデマッピング部52は、デジタルコヒーレント信号処理部54から出力されたシンボルをデマッピングしてビット値を出力する(シンボルに割り当てられたビット値を決定して出力する)。
100Gbps高速I/F(50)は、100G用シンボルデマッピング部52からのビット値を、光伝送システムLSI(1)の外に受信したクライアント信号として出力するために用いられる。
図6を参照して、QPSK変調方式を用いる場合の光伝送システムの変調方式、光伝送システムLSIを説明した。図6の光伝送システムLSIは、変調方式として、BPSK,8QAM,16QAMなどの変調方式を用いる場合には、変調方式に応じた光伝送システムLSIを用意する必要があった。例えば、クライアント信号のビットレートの変更や伝送路におけるエラーレートに応じて、変調方式を変更する場合には、変調方式に応じた光伝送システムLSIを用いる必要があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、1つの光伝送システムLSIで複数の変調方式に適用することを可能にすることにある。
このような目的を達成するために、本願発明の第1の態様は、光伝送システム集積回路である。光伝送システム集積回路は、複数のクライアント信号のビットレートにそれぞれ対応した複数の変調方式について、シンボルマッピング処理及びデジタルコヒーレント処理を1チップで行うことを特徴とする。光伝送システム集積回路へ入力されたクライアント信号は、複数の変調方式のうちの当該クライアント信号のビットレートに応じた変調方式のシンボルにマッピングされて、デジタルコヒーレント処理を施された後に出力される。光伝送システム集積回路からの出力は、光変調器及び/または光源へ供給され光伝送システムにおける光信号の変調に用いられる。
一実施形態では、光伝送システム集積回路は、入力部と、入力部からの1つまたは複数の入力信号の一部または全部を含む送信信号を、当該送信信号の複数のビットレートにそれぞれ対応する複数の変調方式のシンボルにマッピングして出力する複数のマッピング部と、シンボルに対応する変調信号を入力とするデジタルコヒーレント信号処理部とを備える。また、複数のマッピング部が、出力するシンボルレートが等しく、光伝送システム集積回路は、複数のマッピング部の出力の内の1つを選択的にデジタルコヒーレント信号処理部への入力とするセレクタを備える。
一実施形態では、光伝送システム集積回路は、1つの入力信号の一部を抽出する抽出部をさらに備える。例えば、ダミーデータビット以外の実データビットが入力信号から抽出され得る。抽出部により1つの入力信号から抽出された一部が送信信号となり得る。あるいは、光伝送システム集積回路は、多重部をさらに備える。抽出部により抽出された入力信号の一部が別の入力信号の全部と多重されて送信信号となり得る。
一実施形態では、光伝送システム集積回路は、複数の入力信号の全部を多重して送信信号とする多重部を備える。
以上説明したように、本発明によれば、複数のクライアント信号のビットレートにそれぞれ対応した複数の変調方式についてのシンボルマッピング処理及びデジタルコヒーレント処理を行うチップを共通化することで、ビットレートの異なるクライアント信号を収容できる光伝送システム集積回路の提供が可能となる。また、伝送距離や伝送品質に応じた変調方式の切替を可能とする光伝送システム集積回路の提供が可能となる。また、シンボルマッピング処理及びデジタルコヒーレント処理を1つのチップに共通化することで、回路規模の小さな光伝送システム集積回路の提供が可能となる。
本発明の一実施形態にかかる光伝送システム集積回路の概略構成図である。 本発明の一実施形態にかかる光伝送システム集積回路がサポートする複数の変調方式において、クラアント信号がマッピングされる得るシンボルを示す図である。 本発明の一実施形態にかかる光伝送システム集積回路の概略構成図である。 本発明の一実施形態にかかる光伝送システム集積回路の概略構成図である。 本発明の一実施形態にかかる光伝送システム集積回路の概略構成図である。 光伝送システム集積回路の概略構成図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。図面において同一または類似する符号は、同一または類似する要素を示す。したがって、同一または類似する要素についての繰り返しの説明は省略する。
本実施形態の光伝送システム集積回路は、複数の変調方式に適用することを可能な光伝送システム集積回路である。例えば、1つまたは複数の入力されたクライアント信号(本明細書において、入力信号ともいう。)の一部または全部を含む信号(本明細書において、送信信号ともいう。)のビットレートに対応する変調方式に応じた信号処理が可能である。
例えば、1つの100Gbpsのクライアント信号が入力された場合、QPSK変調の100Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように100Gbpsの送信信号(すなわち、入力された1つのクライアント信号)を処理することができる。代替例では、1つの50Gbpsのクライアント信号が入力された場合、BSK変調の50Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように50Gbpsの送信信号(すなわち、入力された1つのクライアント信号)を処理することができる。
また、2つの100Gbpsのクライアント信号が入力された場合、16QAM変調の200Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように200Gbpsの送信信号(すなわち、入力された2つのクライアント信号を含む信号)を処理することができる。代替例では、2つの50Gbpsのクライアント信号が入力された場合、QPSK変調の100Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように100Gbpsの送信信号(すなわち、入力された2つのクライアント信号からを含む信号)を処理することができる。
あるいは、入力された1つの100Gbpsのクライアント信号の50Gbpsが実データビットであり、残りの50Gbpsがダミーデータビットでパディングされている場合、BPSK変調の50Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように50Gbpsの送信信号(すなわち、クライアント信号の実データビットの部分)を処理することができる。
さらにまた、入力された2つの100Gbpsのクライアント信号のうちの一方の50Gbpsが実データビットであり、残りの50Gbpsがダミーデータビットでパディングされている場合、8QAM変調の150Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように150Gbpsの送信信号(すなわち、一方の100Gbpsのクライアント信号の実データビットの部分と、他方の100Gbpsのクライアント信号)を処理することができる。代替例では、入力された3つの50Gbpsのクライアント信号が入力された場合、8QAM変調の150Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように150Gbpsの送信信号(すなわち、入力された3つのクライアント信号からを含む信号)を処理することができる。さらに代替例では、入力された4つの50Gbpsのクライアント信号が入力された場合、16QAM変調の200Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように200Gbpsの送信信号(すなわち、入力された4つのクライアント信号からを含む信号)を処理することができる。
以下の種々の実施形態の説明においても、上記の具体的な数値例を用いるが、本願発明は、このような具体的な数値例に限定されるものではなく、一般性を失うことは他の数値においても実施することもできることは言うまでもない。
図1は、一実施形態の光伝送システム集積回路(LSI)100は、送信側に、2つの100Gbps高速IF(10−1,10−2)を備える。光伝送システム集積回路(LSI)100には、これらの100Gbps高速IF(10−1,10−2)の1つまたは2つを介して、1つまたは2つの100Gbpsのクライアント信号を入力することができる。これらの100Gbps高速IF(10−1,10−2)は、一方のみを使用してもよく、同時に2つを使用してもよい。
光伝送システムLSI(100)は、入力された100Gbpsのクライアント信号の1つの一部(すなわち、50Gbpsの実データビット)を抽出する50G信号抽出部122を備える。抽出された実データビットは、50Gbpsの送信信号となる、または後述する150Gbpsの送信信号の一部となる。
また、光伝送システムLSI(100)は、上述した50Gbpsのクライアント信号と、100Gbps高速IF(10−2)から入力された100Gbpsのクライアント信号とを多重して150Gbpsの送信信号を生成する150G多重部126を備える。
さらに、光伝送システムLSI(100)は、2つ100Gbps高速IF(10−1,10−2)からそれぞれ入力された2つの100Gbpsのクライアント信号を多重して200Gbpsの送信信号を生成する200G多重部130を備える。
また、光伝送システムLSI(100)には、入力された100Gbpsのクライアント信号の1つまたは2つの一部または全部を含む送信信号の各種ビットレート(50Gbps,100Gbps,150Gbpsまたは200Gbps)にそれぞれ対応する変調方式(BPSK,QPSK,8QAM,16QAM)のシンボルに、送信信号の所定数のビットをマッピングする(割り当てる)マッピング回路(12,124,128,132)が備えられている。
上述したように、100G用シンボルマッピング部12は、100Gbpsのクライアント信号が2ビット毎にマッピングされる(割り当てられる)QPSK変調のシンボル(図2(c))を決定し、決定したシンボルに相当する振幅と位相(角度)を出力する。各偏波に2ビットが割り当てられるので、100G用シンボルマッピング部12におけるシンボルレートは、25Gsps(シンボル/秒)である。
50G用シンボルマッピング部124は、上述した100G用シンボルマッピング部12と同様に、50Gbpsの送信信号が1ビット毎にマッピングされる(割り当てられる)BPSK変調のシンボル(図2(d))を決定し、出力する。各偏波に1ビットが割り当てられるので、50G用シンボルマッピング部124におけるシンボルレートは、100G用シンボルマッピング部12と同様に、25Gspsである。
150G用シンボルマッピング部128もまた、上述した100G用シンボルマッピング部12と同様に、150Gbpsの送信信号が3ビット毎にマッピングされる(割り当てられる)8QAM変調のシンボル(図2(b))を決定し、出力する。各偏波に3ビットが割り当てられるので、150G用シンボルマッピング部128におけるシンボルレートもまた、100G用シンボルマッピング部12と同様に、25Gspsである。
200G用シンボルマッピング部132もまた、上述した100G用シンボルマッピング部12と同様に、200Gbpsの送信信号が4ビット毎にマッピングされる(割り当てられる)16QAM変調のシンボル(図2(a))を決定し、出力する。各偏波に4ビットが割り当てられるので、200G用シンボルマッピング部132におけるシンボルレートもまた、100G用シンボルマッピング部12と同様に、25Gspsである。
50G用シンボルマッピング部124、100G用シンボルマッピング部12、150G用シンボルマッピング部128、および200G用シンボルマッピング部132からの出力は、決定したシンボルに相当する振幅と位相(角度)である。
光伝送システムLSI(100)は、シンボルマッピング部(12,124,128および132)からの出力の1つを選択してデジタルコヒーレント信号処理部144へ入力するセレクタを備える。
デジタルコヒーレント信号処理部144は、セレクタにより選択されたシンボルマッピング部に対応する変調方式にしたがって変調信号(例えば、振幅と位相)に対してデジタルコヒーレント信号処理を実行し出力する。デジタルコヒーレント信号処理部144からの変調信号は、光変調器/光源16(不図示)へ供給される。
他方、光伝送システム集積回路(LSI)100は、受信側に、受光器56(不図示)からの信号に基づいて、クロック抽出、位相推定、及びシンボル識別などのデジタル信号処理を行い、識別されたシンボルを出力するデジタルコヒーレント信号処理部154を備える。デジタルコヒーレント信号処理部154は、上述したデジタルコヒーレント信号処理部54と同様の機能を有する。識別されたシンボルは、セレクタ174を介して、送信側のセレクタ134により選択されたシンボルマッピング部に対応するデマッピング部(52,164,168,172のいずれか)へ供給される。デジタルコヒーレント信号処理部154は、信号品質監視機能を有していても良い。
100G用シンボルデマッピング部52は、デジタルコヒーレント信号処理部154からのシンボルをデマッピングしてビット値を出力する(シンボルに割り当てられたビット値(1偏波当たり2ビットで、合計4ビット)を決定して出力する)。100G用シンボルデマッピング部52の出力は、対向する光伝送システムLSIの送信側における送信信号(すなわち、100Gbpsのクライアント)である。
50G用シンボルデマッピング部164は、デジタルコヒーレント信号処理部154からのシンボルをデマッピングしてビット値を出力する(シンボルに割り当てられたビット値(1偏波当たり1ビットで、合計2ビット)を決定して出力する)。50G用シンボルデマッピング部164の出力は、対向する光伝送システムLSIの送信側における50Gbpsの送信信号である。
150G用シンボルデマッピング部168は、デジタルコヒーレント信号処理部154からのシンボルをデマッピングしてビット値を出力する(シンボルに割り当てられたビット値(1偏波当たり3ビットで、合計6ビット)を決定して出力する)。150G用シンボルデマッピング部168の出力は、対向する光伝送システムLSIの送信側における150Gbpsの送信信号である。150G用シンボルデマッピング部168からの出力は、150G分離部166で、50Gbpsの信号と100Gbpsの信号とに分離される。
200G用シンボルデマッピング部172は、デジタルコヒーレント信号処理部154からのシンボルをデマッピングしてビット値を出力する(シンボルに割り当てられたビット値(1偏波当たり4ビットで、合計8ビット)を決定して出力する)。200G用シンボルデマッピング部172の出力は、対向する光伝送システムLSIの送信側における200Gbpsの送信信号である。200G用シンボルデマッピング部172からの出力は、200G分離部170で、2つの100Gbpsの信号に分離される。
光伝送システムLSI(100)は、50G用シンボルデマッピング部164又は150G分離部166からの50Gbpsの信号にダミー信号を挿入する50G信号挿入部162を備える。
100G用シンボルデマッピング部52または50Gダミー信号挿入部162からの100Gbpsの信号、あるいは200G分離部170からの100Gbpsの信号の一方は、クライアント信号として、100Gbps高速IF(50−1)から出力される。200G分離部170からの100Gbpsの信号の他方、あるいは150G分離部166からの100Gbpsの信号は、100Gbps高速IF(50−2)から出力される。
図1の光伝送システムLSI(100)は、受信側に、2つの100Gbps高速IF(50−1,50−2)を備える。送信側と同様に、これらの100Gbps高速IFは、一方のみを使用してもよく、同時に2つを使用してもよい。
図3は、図1の光伝送システムLSI(100)を簡略化した光伝送システムLSI(300)の概略構成を示す。光伝送システムLSI(300)は、送信側に、50G信号抽出部122、50G用シンボルマッピング部124、150G多重部126、150G用シンボルマッピング部128を備えない。
また、光伝送システムLSI(300)は、受信側に、50Gダミー信号挿入部162、50G用シンボルデマッピング部164、150G分離部166、150Gシンボルデマッピング部168を備えない。
したがって、光伝送システムLSI(300)の機能は、1つの100Gbpsのクライアント信号が入力された場合に、QPSK変調の100Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように100Gbpsの送信信号(すなわち、入力された1つのクライアント信号)を処理する機能、および、2つの100Gbpsのクライアント信号が入力された場合に、16QAM変調の200Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように200Gbpsの送信信号(すなわち、入力された2つのクライアント信号を含む信号)を処理する機能に限定される。
図4も、図1の光伝送システムLSI(100)を簡略化した光伝送システムLSI(400)の概略構成を示す。光伝送システムLSI(400)は、送信側と受信側に100Gbps高速I/Fをそれぞれ1つずつ備える。光伝送システムLSI(400)は、送信側に、150G多重部126、150G用シンボルマッピング部128、200G多重部130、200G用シンボルマッピング部132を備えず、受信側に、150G分離部166、150Gシンボルデマッピング部168、200G分離部170、200Gシンボルデマッピング部172を備えない。
したがって、光伝送システムLSI(400)の機能は、1つの100Gbpsのクライアント信号が入力された場合に、QPSK変調の100Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように100Gbpsの送信信号(すなわち、入力された1つのクライアント信号)を処理する機能、および、1つの100Gbpsのクライアント信号の50GbpsをBPSK変調の50Gbpsのコヒーレント通信で伝送されるように50Gbpsの送信信号(すなわち、50Gbpsの実データ)を処理する機能に限定される。
図5は、図1の光伝送システムLSI(100)の代替の光伝送システムLSI(500)の概略構成を示す。前述した種々の光伝送システムLSI(100,300,400)における100Gbps高速I/F(10,50)に変えて、光伝送システムLSI(500)は、送信側に、4つの50Gbps高速I/F(11−1〜11−4)と、100G多重部125とを備え、受信側に4つの50Gbps高速I/F(51−1から51−4)と100G分離部165とを備える。光伝送システムLSI(500)は、50G信号抽出部122および50Gダミー信号挿入部162を備えない。
光伝送システムLSI(500)の送信側においては、100G多重部125に2つの50Gbps高速I/Fからの50Gbpsの信号が入力され、同様に150G多重部126には3つの50Gbps高速I/Fからの50Gbpsの信号が入力され、200G多重部130には4つの50Gbps高速I/Fからの50Gbpsの信号が入力される。
また、50G用シンボルデマッピング部164の入力には1つの50Gbps高速I/Fからの50Gbpsの信号が入力される。100G用シンボルデマッピング部12には100G多重部125からの信号が入力され、150Gシンボルデマッピング部128には150G多重部126からの信号が入力され、200Gシンボルデマッピング部132には200G多重部130からの信号が入力される。
光伝送システムLSI(500)は、受信側に、送信側と対象であるので、説明を省略する。
なお、種々の光伝送システムLSIについて、クライアント信号の数やビットレートやダミーデータの有無を予め設定してあるものとして説明したが、これらの光伝送システムLSIのデジタルコヒーレント信号処理部154が信号品質監視機能を有している場合には、検出される信号品質に応じて、送信側の変調方式を動的に変更するようにしてもよい。例えば、16QAM変調を用いた200Gbpsのコヒーレント通信の最中に信号品質の劣化を検出した場合には、QPSK変調を用いた100Gbpsのコヒーレント通信に切り替え、一部のクライアント信号のみ(例えば、優先度の高いクライアント信号のみ)を選択的に伝送するように構成することもできる。
以上説明したように、本発明によれば、1つの光伝送システムLSIで複数の変調方式に適用することを可能にすることができる。さらに、複数のクライアント信号のビットレートにそれぞれ対応した複数の変調方式についてのシンボルマッピング処理及びデジタルコヒーレント処理を行うチップを共通化することで、ビットレートの異なるクライアント信号を収容できる光伝送システム集積回路の提供が可能となる。また、伝送距離や伝送品質に応じた変調方式の切替を可能とする光伝送システム集積回路の提供が可能となる。また、シンボルマッピング処理及びデジタルコヒーレント処理を1つのチップに共通化することで、回路規模の小さな光伝送システム集積回路の提供が可能となる。
1 光伝送システム集積回路(LSI)
10 100Gbps高速インターフェース(I/F)
11 50Gbps高速IF
12 100G用シンボルマッピング部
14 デジタルコヒーレント信号処理部
16 光変調器/光源
50 100Gbps高速I/F
51 50Gbps高速IF
52 100G用シンボルデマッピング部
54 デジタルコヒーレント信号処理部
56 受光器(PD)
100,300,400 光伝送システム集積回路(LSI)
122 50G信号抽出部
124 50G用シンボルマッピング部
125 100G多重部
126 150G多重部
128 150G用シンボルマッピング部
130 200G多重部
132 200G用シンボルマッピング部
134 セレクタ(SEL)
144 デジタルコヒーレント信号処理部
154 デジタルコヒーレント信号処理部
162 50Gダミー信号挿入部
165 100G分離部
164 50G用シンボルデマッピング 部
166 150G分離部
168 150Gシンボルデマッピング部
170 200G分離部
172 200Gシンボルデマッピング部

Claims (7)

  1. 光伝送システム集積回路であって、
    入力部と、
    前記入力部からの1つまたは複数の入力信号の一部または全部を含む送信信号を、当該送信信号の複数のビットレートにそれぞれ対応する複数の変調方式のシンボルにマッピングして出力する複数のマッピング部であって、出力するシンボルレートが等しい複数のマッピング部と、
    前記シンボルに対応する変調信号を入力とするデジタルコヒーレント信号処理部と
    複数のマッピング部の出力の内の1つを選択的に前記デジタルコヒーレント信号処理部への入力とするセレクタと
    を備えた、ことを特徴とする光伝送システム集積回路。
  2. 前記1つの入力信号の一部を抽出する抽出部を備えた、ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム集積回路。
  3. 前記送信信号は前記抽出部により前記1つの入力信号から抽出された一部である、ことを特徴とする請求項2に記載の光伝送システム集積回路。
  4. 前記1つの入力信号と異なる入力信号の全部と、前記1つの入力信号から抽出された一部とを多重して、前記送信信号を出力する多重部を備えた、ことを特徴とする請求項2に記載の光伝送システム集積回路。
  5. 前記1つの入力信号は実データビットとダミーデータビットとを含み、前記抽出部は、前記実データビットを抽出する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光伝送システム集積回路。
  6. 前記複数の入力信号の全部を多重して前記送信信号とする多重部を備えた、ことを特徴とする請求項1に乃至5のいずれかに記載の光伝送システム集積回路。
  7. 前記1つまたは複数の入力信号の各々のビットレートは、50Gbpsまたは100Gbpsのいずれかであり、
    前記送信信号の複数のビットレートは、50Gbps、100Gbps、150Gbpsおよび200Gbpsであり、
    前記複数の送信信号のビットレートにそれぞれ対応する前記複数の変調方式は、BPSK,QPSK,8QAMおよび16QAMであり、
    前記複数のマッピング部における前記出力するシンボルレートは25Gspsである、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光伝送システム集積回路。
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