JP2016042929A - 放射線撮影装置の評価方法、及び評価方法に用いるファントム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の撮影方式から目的とする評価部位に適した撮影方式を選択し得る放射線撮影装置の評価方法を提供すること。
【解決手段】 各々が異なる撮影方式に対応し、且つ共通の評価部位が結合された複数のベースファントムを撮影する撮影工程と、前記撮影工程における前記共通の評価部位が撮影された画像の結果に基づいて前記異なる撮影方式間の評価を行う評価工程と、を行うことを特徴とする放射線撮影装置の評価方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放射線撮影装置の評価方法、及び評価方法に用いるファントムに関するものである。
放射線による全身CT撮影、乳房専用CT撮影、トモシンセシス撮影、2次元画像撮影等の放射線を使用した撮影装置において、それぞれの撮影方式に応じた評価用のファントムを用いて装置の評価や校正を行っている。放射線撮影装置の評価においては評価用のファントムを撮影した画像の結果に基づいて病変抽出性能の校正が行われる。
特許文献1に記載の発明においては、CT撮影装置に用いられ患者の腹部をモデル化したファントム(X線校正装置)が開示されている。特許文献1においては、当該ファントムを用いて内臓脂肪組織(VAT)を推定するためのアルゴリズムの性能の確認、評価に使用することが開示されている。
特開2013−81770号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、CT撮影装置に最適化されたファントムでの評価方法であり、その他の撮影装置(撮影方式)に対応したものではない。そのため、異なる撮影方式を用いた撮影装置間において同一のファントムで病変抽出性能を比較し、評価することは困難であった。その結果、目的とする病変に応じた撮影装置(撮影方式)の選択が十分に行えていないという問題があった。
そこで、本発明は、複数の撮影方式から目的とする評価部位に適した撮影方式を選択し得る放射線撮影装置の評価方法を提供することを課題とする。
本発明の放射線撮影装置の評価方法は、各々が異なる撮影方式に対応し、且つ共通の評価部位が結合された複数のベースファントムを撮影する撮影工程と、前記撮影工程における前記共通の評価部位が撮影された画像の結果に基づいて前記異なる撮影方式間の評価を行う評価工程と、を行うことを特徴とする放射線撮影装置の評価方法。
本発明により、複数の撮影方式から目的とする評価部位に適した撮影方式を選択し得る放射線撮影装置の評価方法を提供することができる。
第一の実施形態における放射線撮影装置の評価方法を示すフローチャートである。 CT撮影に適したベースファントムの一例を示す図である。 低コントラスト分解能の評価に適した評価用ファントムの一例を示す図である。 高コントラスト分解能の評価に適した評価用ファントムの一例を示す図である。 スピキュラ分解能に適した評価用ファントムの一例を示す図である。 接続用ファントムの一例を示す図である。 乳房用の放射線撮影装置およびトモシンセシス装置でのベースファントムの一例を示す図である。 乳房専用CT装置に適したベースファントムの一例を示す図である。
[実施形態1]
まず、図1を用いて、第一の実施形態にかかる放射線撮影装置の評価方法を説明する。第一の実施形態では、一例として、乳房を撮影対象とした評価方法について説明する。なお、撮影対象は乳房に限られるものでなく、複数の撮影方式によって撮影対象となる部位であれば、本実施形態を適宜変更することで適用可能である。図1は、第一の実施形態における放射線撮影装置の評価方法を示すフローチャートである。
第一の実施形態の放射線撮影装置の評価方法は、撮影工程と、評価工程を少なくとも有している。撮影工程は、各々が異なる撮影方式に対応し、且つ共通の評価部位が結合された複数のベースファントムの撮影を行う。評価工程は、ベースファントムに結合された評価部位を撮影し、当該撮影を行った画像に基づいて選択された撮影方式の評価を行う。ここで、「ファントム」とは、放射線撮影装置用の画質性能に関する校正用や測定用として使用される試験体を示すものである。当該試験体には、所定の撮影性能を評価するための指標を有している。ファントムの一例として、相互に異なる放射線透過率を有する複数のX線透過部分を含むものや、全体が略均一の放射線透過率を持つように設計された試験体が含まれる。「ベースファントム」とは、各撮影装置又は撮影方式に対応した形状を有し、評価部位を着脱可能に保持することができるファントムである。本実施例では、ベースファントムに対して評価部位が着脱可能に構成されている。しかし、ファントムの構成はこれに限定されるものでなく、ベースファントムに対し着脱可能でない状態で結合されていてもよい。また、本実施例において、「評価部位」とは、各撮影装置(放射線撮影装置)又は撮影方式の撮影性能を評価するための評価部位を有する部位である。「評価用ファントム」とは、各撮影装置(放射線撮影装置)又は撮影方式の撮影性能を評価するための評価部位を有するファントムである。なお、当該ベースファントム及び評価用ファントムの具体的な構成については後述する。
ステップS1において、評価方法のフローが開始される。次に、ステップS2において、比較評価を行う撮影方式および撮影装置を選定する。ここで、撮影方式とは、被検体の画像を撮影する方式であり、全身CT撮影、乳房専用CT撮影、トモシンセシス撮影、2次元画像撮影のうち少なくとも1つの撮影方式を含んでいる。また、2次元画像撮影は、静止画、動画(透視撮影用の動画等)の2次元画像が撮影されるものを含んでいる。撮影方式と撮影装置は、1対1の関係でもよいし、1つの撮影装置が複数の撮影方式を有するものでもよい。また、撮影方式は他の種々の撮影方式を含み、これに限られるものではない。
そして、ステップS3において、複数のベースファントムから少なくとも1つの撮影方式に対応した1つのベースファントムを選択する。ここで、ベースファントムは、CT撮影、トモシンセシス撮影、2次元画像撮影の少なくとも1つの撮影方式に対応した形状を有している。このため、撮影方式に対して適切なベースファントムを選択することにより、それぞれの撮影方式に対応してファントムの撮影を行うことができる。撮影装置毎に、ファントムの保持方法が異なる場合においても、適切な評価を行いことができる。そして、複数のベースファントムを選択する場合には、選択された2以上の複数のベースファントム間で共通の評価用ファントムと結合させ撮影する。次に、ステップS4において、比較すべき対象となる病変を抽出するのに適した評価用ファントムを選定する。評価用ファントムとしては、例えば低コントラスト分解能評価、高コントラスト分解能評価およびスピキュラ分解能評価を判定するファントムを使用することができる。各ベースファントムおよび各評価用ファントムの詳細は後述する。本ステップで評価し得る内容はこれに限られるものでなく、CNR(contrast to noice ratio)を評価するファントム等をさらに使用してもよい。
そして、ステップS5において、ステップS3で選択された1つのベースファントムとステップS4で選択した評価用ファントムを結合させる。次に、ステップS6において、ベースファントムと結合した評価用ファントムの撮影を行う。そして、ステップS7においてステップS4で対象とした評価用ファントムを全て撮影したか判定する。未撮影の評価用ファントムがある場合、ステップS4に戻り当該撮影を繰り返す。その後、ステップS8において、ステップS2にて対象とした撮影方法および撮影装置で全て撮影したか判定する。未撮影の撮影方法もしくは撮影装置がある場合、ステップS3に戻り撮影を繰り返す。
そして、ステップS9において、選択された1つのベースファントムに結合された評価用ファントムを撮影した画像の結果に基づいて、撮影方式および撮影装置間の性能評価および病変画像抽出能の評価を行う。更に、各撮影装置は、放射線撮影された評価用ファントムの画像を評価した結果に基づいて、撮影条件を設定することもできる。また、当該評価方法により、各撮影方式間で略等しい病変抽出性能を有するために照射する放射線の強度や線質の比較が可能となる。当該評価方法により放射線の強度や線質を決定することができる。ここで、「略等しい病変抽出性能」とは、後述する評価用ファントムの評価部位の検出性能が同等のものを示す。そのため、被検者及び技師等は異なる撮影方式の中から放射線量の少ない撮影方式や、撮影時間が短い撮影方式を選択し得る。
以上の評価方法により、複数の撮影方式の放射線検査において、統一された指標(評価部位)を用いて各撮影方式および装置の性能評価および病変画像抽出性能の評価を行うことができる。
次に、図2から図4を用いて本実施形態におけるベースファントムの具体的な構成について説明する。まず、図2を用いてCT撮影に適したベースファントムの一例について説明する。図2は全身用CT装置での乳房検査用ベースファントム100である。
全身用CT装置は、被検者の体軸を中心として、放射線発生装置と放射線検出器が回転する際に撮影された画像に基づいてCT画像が撮影される。そのため、ベースファントムは、全身用CT装置で乳房検査を行う際に描出される範囲を模擬した構造となっている。また、乳房の位置には後述した評価用ファントムを挿入(結合)できるように挿入孔101を備えている。ここで、ベースファントムは、複数の直方体の挿入孔101を備えているが、これに限られるものではなく少なくとも1つの挿入孔101を有していればよい。挿入孔101は、後述する接続用ファントム300を隙間が無くなるように設置される形状となっていることが好ましい。なお、当該隙間は、撮影画像の評価に影響がない範囲であることが好ましい。更に、挿入孔の形状は直方体でなくてもよく、接続用ファントムが設置できる形状であれば、円柱形状や立方体であってもよい。ベースファントム100は、一例として体軸方向へ1〜30cmの厚みを有している。ベースファントム100は、人体の構造物と略等しい放射線吸収値を持つような材質で構成されることが好適である。ベースファントム100は、内部に人体内の構造を模擬して乳房以外にも心臓、肺、縦膈、脊椎等に対応する構造物(不図示)を内包してもよい。この場合において、各々の構造物が対応する人体の構造物と略等しい放射線吸収値を持つような材質で構成されることが好適である。また、ベースファントム100は、全体を人体の放射線吸収値と同様な物質で構成するか、もしくは2〜3種類の放射線吸収値を持つ物質を組み合わせて人体構造を単純な構造で置き換えてもよい。ベースファントム100は乳腺構造と脂肪組織、更に血管構造を模擬した構造を持っていてもよい。ベースファントム100の材質は、例えば、アクリル製の容器に水を充填したものや、ウレタン等の材質が好適に用いられるが、これに限定されるものではない。
ベースファントム100は、分割された複数のベースファントムを組み合わせたものであってもよい。ベースファントム100は、一例として人体を輪切りにした異なる形状のベースファントムを組み合わせたものとしてよい。この場合、ベースファントムを複数準備し、重ねることで体軸方向に延長して使用することができる。分割された複数のベースファントムは、夫々を連結する連結部又は固定する固定部材を有していてもよい。例えば、ベースファントム100は、凹凸部分を有して相互に連結させられる構造としてもよい。この場合に、全身用CTの撮影台(不図示)の上に複数のベースファントム100を設置し撮影する際に、夫々が分離すること防止することができる。ベースファントム100は、分割された複数のベースファントム貫いて固定する棒状の固定部材(不図示)を用いて固定してもよい。棒状の固定部材は、人体と同等の放射線吸収値を持つ物質にて構成されることが好適である。当該固定部材は、ベースファントム100の一部として構成される。固定部材は、他の形状として、ベースファントム100を挟んで固定する固定部材(不図示)を用いてもよい。
次に、図3(a)および図3(b)を用いて、乳房用の放射線撮影装置およびトモシンセシス装置に適したベースファントムについて説明する。図3(a)は、乳房用の放射線撮影装置および乳房用の放射線トモシンセシス装置に適したベースファントム600である。
図3(a)は、乳房用の放射線撮影装置および放射線トモシンセシス装置で描出される範囲を模擬した構造となっている。当該装置では、乳房を圧迫した状態で撮影するため、装置に配置した状態でも容易に圧迫し得る構造となっている。また乳房に対応する位置には評価用ファントムを挿入できるように直方体の挿入孔601を複数備えている。ベースファントム600は、体軸方向へ3〜10cmの厚みを有している。ベースファントム600は、人体の放射線吸収値と同様な物質で構成されている。ベースファントム600は、更に2〜3種類の放射線吸収値を持つ物質を組み合わせて乳腺構造と脂肪組織、更に血管構造を模擬した構造を持っていてもよい。挿入孔601は、ベースファントム100に設置された挿入孔101と同様に、接続用ファントム300が隙間なく設置される形状となっている。接続用ファントム300に設置された挿入孔301に各評価用ファントムを挿入することができる。
図3(b)は、圧迫された乳房を模擬した構造となっている。乳房用の放射線撮影装置および放射線トモシンセシス装置は、乳房を圧迫した状態で撮影されるため、予め、圧迫した形状としておくことで撮影および評価が容易となる。挿入孔701は、評価用ファントムを設置するために設けられている。挿入孔701は、後述する各評価用ファントムとの間に隙間が無くなるように設置し得る形状であることが好ましい。また、挿入孔701は、挿入孔601と同様に、接続用ファントム300との隙間が無くなるように設置される形状となっている。なお、当該隙間は、撮影画像の評価に影響がない範囲であることが好ましい。ベースファントム700は図示するように円盤状の構成でもよいし、構成として、乳頭等の構造を更に有していてもよい。上記のベースファントムを用いることで乳房用の放射線撮影装置および放射線トモシンセシス装置、もしくはその両方の撮影方式での病変抽出力を評価し得る。
図4は乳房専用CT装置に適したベースファントム800である。ベースファントム800は、複数の円盤状のベースファントム801からなり、それぞれが組み合わせることで乳房の形状を模擬した構造となる。乳房専用CT装置は乳房を自重で撓ませた状態での撮影か固定部材で固定された状態で撮影される。円盤状ベースファントム801は複数の放射線吸収値を持つ材質を組み合わせて乳腺構造と脂肪組織、更に血管構造を模擬した構造を持っていてもよい。また、ベースファントム800は、それぞれを組み合わせることができるため、所望のサイズの乳房の形状を構成することができる。各円盤状ベースファントム801は、凹凸等の連結部を持たせた構造としてもよい。複数の円盤状ベースファントム801を貫いて固定する棒状の固定部材(不図示)を用いてもよい。当該棒状の固定部材は、人体と同等の放射線吸収値を持つ物質にて構成されることが好ましく、乳房専用CT装置での乳房検査用ベースファントム800の一部を構成する。円盤状ベースファントム801を複数並べた外側から複数の円盤状ベースファントム801を挟み込んで固定する固定部材(不図示)を用いてもよい。円盤状ベースファントム801には上述したベースファントムと同様に、各評価用ファントムを挿入できるように挿入孔802を複数備えている。
以上のベースファントムを用いることで乳房専用CT装置での撮影を行い装置の病変抽出力を評価し得る。
次に、図5から図7を用いて評価用ファントムについて詳細に説明する。各評価用ファントムは、低コントラスト分解能、高コントラスト分解能、スピキュラ分解能の少なくとも1つの評価に対応した指標(評価部位)を有している。
図5を用いて、低コントラスト分解能評価用ファントムについて説明する。図5(a)は、低コントラスト分解能評価用ファントムの斜視図である。図5(b)は、低コントラスト分解能評価用ファントムの正面図であり、図5(c)は、図5(b)におけるA−A方向の断面図である。
低コントラスト分解能評価用ファントム200の指標(図5中201から206)を除く全体構造は、ベースファントム100と同等の放射線吸収値を持つ物質を有して構成されている。放射線吸収値の差により性能評価の差が低コントラスト分解能評価用ファントムは、当該ファントム内の指標と当該指標とは異なる部分とのコントラスト差を評価するための評価用ファントムである。特に、周囲とのコントラスト差(ハンスフィールドユニット値の差)が少なく、大きな指標の検出能の評価に用いられる。
低コントラスト分解能評価用ファントム200の内部には指標(図5中201から206)として、乳がんに特徴的な腫瘤性病変を模した球体又は円柱の構造が大きさ及び放射線吸収値の差により所定の配置に整列され封入されている。低コントラスト分解能評価用ファントム200は、構造の一例として、底面の直径が2cmから3cmで高さ2cmから5cmの円柱構造をしている。ここで指標201から206は直径2mmから10mmの球体の物質であり、その放射線吸収値は評価用ファントム200の全体に比べハンスフィールドユニット値(HU値)で−100から100の間で放射線吸収値を変化させた物質で構成される。ここで、低コントラスト評価用ファントム200の指標を除く全体部分は、一例として、ハイドロキシアパタイトやウレタン等で構成されうる。低コントラスト評価用ファントム200の指標部分は、ハイドロキシアパタイトの成分を調整し、HU値を設定し得る。
また、低コントラスト評価用ファントム200は乳腺構造と脂肪組織、更に血管構造を模擬した構造を有していてもよい。更に、低コントラスト評価用ファントム200は、一つの評価用ファントム内に全ての評価用物質を内包できない場合は、複数のファントムに分けて使用することもできる。
図6を用いて、高コントラスト分解能評価用ファントムについて説明する。図6(a)は、高コントラスト分解能評価用ファントムの正面図であり、図6(b)は、高コントラスト分解能評価用ファントムの正面図におけるA−A方向の断面図である。
高コントラスト分解能評価用ファントム400は、位置確認用の金属片401と、微笑石灰化を模した指標402から407を少なくとも有して構成されている。高コントラスト分解能評価用ファントム400は、ファントム全体は底面の直径が2cmから3cmで高さ1cmから5cmの円柱構造をしている。
指標402から407は、乳がんに特徴的な微小石灰化を模した金属片であり、大きさ及び形状が夫々異なっている。各指標は、高コントラスト分解能評価用ファントム400内の所定の位置に配置されている。これらの金属片は例えば、アルミニウム片やハイドロキシアパタイト等で構成されている。高コントラスト分解能評価用ファントム400の全体は、ベースファントム100と同等の放射線吸収値を持つ物質を有して構成されている。高コントラスト分解能評価用ファントム400の全体は、一例として、低コントラスト分解能評価用ファントム200の全体と同様に、ハイドロキシアパタイトや油とウレタンの混合物で構成され得る。
図7を用いて、スピキュラ分解能評価用ファントムについて説明する。図7(a)は、スピキュラ分解能評価用ファントムの正面図である、図7(b)は、スピキュラ分解能評価用ファントムの正面図におけるA−A方向の断面図である。スピキュラ分解能評価用ファントム500は、指標501、502を少なくとも有して構成されている。ここで、スピキュラとは、乳がんに特徴的な乳腺構造を引き込むような形状をいう。スピキュラ分解能評価用ファントム500の形状は、一例として底面の直径が2cmから3cmで高さ1cmから5cmの円柱構造をしている。スピキュラ分解能評価用ファントム500は、その内部に複数のスピキュラを模した指標501、502を太さ、大きさ毎に放射状に配置され封入されている。一例として、当該指標501、502は、ナイロン等を用いて構成される。本実施形態では、2種類の指標を示しているがこれに限られるものではなく、更に多くの指標を有していてもよい。評価用ファントムを各評価部位をベースファントムに対し着脱可能とし共通化できるため評価部位の製造誤差による評価のばらつきを低減することができる。
図8を用いて接続用ファントムについて説明する。図8は、接続用ファントム300の斜視図である。接続用ファントム300は、ベースファントムに評価用ファントムを配置するための部材である。接続用ファントム300は、ベースファントムに設けられた挿入孔に配置可能な大きさに構成されている。接続用ファントムに300は、評価用ファントムを挿入するための挿入孔301が設けられている。挿入孔301は、各評価用ファントムが可能な大きさに構成されている。そして、接続用ファントム300の外周の形状は、ベースファントム100の挿入孔101と略同一の形状となっている。接続用ファントム300を構成する材質は挿入するベースファントム100と同等の放射線吸収値を持つ物質で構成される。接続用ファントム300を用いることで、ベースファントムの挿入孔内に評価用ファントムを安定して配置することができる。
各ベースファントムに接続用ファントムを配置する場合について説明する。ベースファントム100の挿入孔101に評価用ファントムが挿入された接続用ファントム300を配置する。当該配置の際に、接続用ファントム300が直方体であるため、その配置には複数の軸方向を選ぶことができる。そのため、任意の方向で撮影することで配置方向が画像に与える影響の評価が可能である。ベースファントム100の挿入孔101を正二十面体や球体とし、同形状のアダプタを用いることもできる。このことにより評価用ファントムの配置方向に自由度を持たせることができるため、更に多くの配置角度での評価を行うことも可能である。また、各評価用ファントムがその高さにより接続用ファントム300の挿入孔301内に配置した際に隙間が生じる場合には、評価用ファントム同一底面を持ち適切な高さの構造のスペーサファントム(不図示)を用いて隙間を埋めてもよい。
以上により、選択したベースファントムに接続用ファントム300を用いて評価用ファントムを配置することができ、各撮影方式における病変抽出力を評価する。
次に、撮影された評価用ファントムの画像を用いた画像の評価方法について説明を行う。
各撮影方式で評価用ファントムを撮影した撮影画像から病変抽出性能を比較する手順について説明する。ここでは、一例として、低コントラスト分解能を評価するのに適した撮影方式を決定する場合について説明する。各撮影方式で撮影されたベースファントムに設置された低コントラスト評価用ファントム200の指標201〜206をモニタ上に表示させる。技師は、表示された画像の中から、指標がより好ましく判別できるものを選択し得る。以上により、各撮影方式で撮影された指標206の各検査での抽出能力を比較し、特定の病変、その形状、大きさ等の評価に最適の撮影方式を決定することができる。なお、画像の評価方法はこれに限られるものでなく、画像データを定量的に解析し、自動で評価指標に最適な撮影方式を選択することができる。同様に、高コントラスト分解能評価用ファントム400及びスピキュラ分解能評価用ファントム500それぞれが模した病変を検出するのに最適な撮影方式を決定することができる。
[実施形態2]
第二の実施形態にかかる放射線撮影装置の校正方法を説明する。第一の実施形態では、評価用ファントムを撮影した画像の結果に基づいて、撮影方式間の性能の評価を行った。一方、第二の実施形態では、評価用ファントムを撮影した画像の結果に基づいて、病変抽出性能の校正を行う。校正方法は、選択工程と、結合工程と、校正工程とを有する。選択工程と、結合工程は、第一の実施形態と同様である。校正工程は、評価用ファントムを撮影した画像の結果に基づいて、前記選択された撮影方式における病変抽出性能の校正を行う。このため、各撮影方式を有する放射線撮影装置間で統一された指標を用いて校正し得る。以上の校正方法により、各々の撮影方式に専用のファントムを使用する場合と比較して、同一の被検体における撮影画像の差が低減される。また、当該校正方法により、各撮影方式間で略等しい病変抽出性能を有するために照射する放射線の強度や線質の比較が可能となる。当該校正方法により放射線の強度や線質を決定することができる。このため、被検者及び技師等は、異なる撮影方式の中から放射線量の少ない撮影方式や、撮影時間が短い撮影方式を選択し得る。
なお、本発明の実施形態は、コンピュータや制御コンピュータがプログラム(コンピュータプログラム)を実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施例として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施例として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。また、実施形態から容易に想像可能な組み合わせによる発明も本発明の範疇に含まれる。
100 ベースファントム
200 低コントラスト評価用ファントム
400 高コントラスト分解能評価用ファントム
500 スピキュラ分解能評価用ファントム
600 ベースファントム
700 ベースファントム
800 ベースファントム

Claims (15)

  1. 放射線撮影装置の評価方法であって、
    各々が異なる撮影方式に対応し、且つ共通の評価部位が結合された複数のベースファントムを撮影する撮影工程と、
    前記撮影工程における前記共通の評価部位が撮影された画像の結果に基づいて前記異なる撮影方式間の評価を行う評価工程と、
    を行うことを特徴とする放射線撮影装置の評価方法。
  2. 前記複数のベースファントムの夫々に評価部位を有する共通の評価用ファントムを結合する結合工程を更に有することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置の評価方法。
  3. 前記撮影方式は、CT撮影、トモシンセシス撮影、2次元画像撮影のうち少なくとも1つの撮影方式を含むことを特徴とする請求項1叉は2に記載の放射線撮影装置の評価方法。
  4. 前記評価部位は、低コントラスト分解能、高コントラスト分解能、スピキュラ分解能の少なくとも1つの評価に対応した指標を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の放射線撮影装置の評価方法。
  5. 前記複数のベースファントムの夫々は、CT撮影、トモシンセシス撮影、2次元画像撮影のうち少なくとも1つの撮影方式に対応した形状を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放射線撮影装置の評価方法。
  6. 前記複数のベースファントムの夫々に対し前記評価用ファントムを結合するための接続用ファントムを、前記複数のベースファントムの夫々に結合する第2の結合工程を有することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の放射線撮影装置の評価方法。
  7. 前記接続用ファントムは、前記撮影方式に対応した向きで複数のベースファントムの夫々に配置することを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影装置の評価方法。
  8. 前記評価工程で撮影された画像の結果に基づいて、複数の前記撮影方式から前記共通の評価部位に対応する病変の撮影に適した1つの撮影方式叉は撮影装置を選択する選択工程を更に有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の放射線撮影装置の評価方法。
  9. 前記評価工程で撮影された画像の結果に基づいて、異なる撮影方式間で略等しい病変抽出性能を有する際における放射線の強度又は線質を比較することを特徴とする放射線撮影装置の評価方法
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の放射線撮影装置の評価方法で評価した結果に基づいて撮影条件を設定し撮影を行うことを特徴とする乳房用の放射線撮影装置。
  11. 請求項1から9のいずれか1項に記載の放射線撮影装置の評価方法で使用するベースファントム。
  12. 請求項1から9のいずれか1項に記載の放射線撮影装置の評価方法で使用する評価部位を有する評価用ファントム。
  13. 各々が異なる撮影方式に対応した複数のベースファントムと、
    前記複数のベースファントムの夫々に着脱可能であり、放射線撮影装置の撮影性能を評価するための評価部位を有する評価用ファントムと、
    を有することを特徴とする複数の撮影方式の評価をするためのファントム。
  14. 前記評価用ファントムと前記複数のベースファントムを前記複数のベースファントムの各々が対応する撮影方式に応じた方向に結合させる接続用ファントムを更に有することを特徴とする請求項13に記載のファントム。
  15. 放射線撮影装置の校正方法であって、
    各々が異なる撮影方式に対応し、且つ共通の評価部位が結合された複数のベースファントムを撮影する撮影工程と、
    前記撮影工程で撮影された前記共通の評価部位が撮影された画像の結果に基づいて前記異なる撮影方式間における病変抽出性能の校正を行う校正工程と、
    を行うことを特徴とする放射線撮影装置の校正方法。
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