JP2016039378A - 情報処理装置、制御装置、情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、制御装置、情報処理装置の制御方法 Download PDF

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三浦 徹也
Tetsuya Miura
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Abstract

【課題】セルの構成を変更するために、システムの再起動が必要となる可能性があるキャリアアグリゲーションにおいて、セルの構成が一度決められた場合に、システムの再起動を必要とせずに、セル構成を柔軟に変更することが可能な情報処理装置、制御装置及び情報処理装置の制御方法を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定する測定部110と、測定されたセルのトラフィック情報に基づいて、セルのセル種別を変更するプロセッサ120とを有する。
【選択図】図1

Description

本明細書の開示は、情報処理装置、制御装置、情報処理装置の制御方法に関する。
第3世代(3G)移動体通信システムの標準化プロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)では、ロングタームエボリューション(LTE: Long Term Evolution)の後継として、LTE-Advancedの標準化が行われている。LTE-Advancedでは、通信の高速化のため、キャリアアグリゲーション(CA:Career Aggregation)技術が導入される。
特許文献1には、CAにおいて、基地局がユーザ機器の速度に基づきハンドオーバを判定することにより、ハンドオーバの発生回数が低減されることが、開示されている。
特開2013−70159号公報
しかしながら、特許文献1では、セルの構成が一度決められた場合、そのセルの構成を柔軟に変更することが開示されていない。よって、セルの構成を変更するために、システムの再起動が必要となる可能性がある。
本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、セル構成を柔軟に変更することが可能な情報処理装置、制御装置、情報処理装置の制御方法を提供することである。なお、この目的は、本明細書に開示される実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
本実施形態のある局面に従えば、情報処理装置は、キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定する測定部と、前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと、を有する。
また、本実施形態の他の局面に従えば、情報処理装置は、第1の周波数帯における第1のキャリアと、第2の周波数帯における第2のキャリアとを用いてユーザ機器との通信が行われる場合に、前記第1のキャリアが用いられるセルのトラフィック情報を測定する測定部と、前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサとを有する。
また、本実施形態の他の局面に従えば、基地局を制御する制御装置が、キャリアアグリゲーションを用いて移動局と通信するために前記基地局によって形成されたセルのトラフィック情報を、前記基地局から受信する送受信機と、前記セルのトラフィック情報を記憶するメモリと、前記メモリに記憶されたトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと有する。
また、本実施形態の他の局面に従えば、情報処理装置の制御方法は、キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定し、前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更する。
本実施形態では、セル構成を柔軟に変更することができる。
第1の実施形態の例示的な情報処理装置を示す図である。 第1の実施形態の例示的な方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態の例示的な基地局システムを示す図である。 第2の実施形態の例示的な基地局システムに関するブロック図である。 例示的なセルの配置を示す図である。 CA未適用時の例示的なセルの配置を示す図である。 CA適用時の第1の例示的なセルの配置を示す図である。 CA適用時の第2の例示的なセルの配置を示す図である。 第1の例示的なセルの状態遷移を示す図である。 例示的なセルの状態遷移の詳細を示す図である。 第2の実施形態の例示的な方法を示すフローチャートである。 第2の例示的なセルの状態遷移を示す図である。 CA適用時の第3の例示的なセルの配置を示す図である。 第3の実施形態の例示的な無線通信システムを示す図である。 第3の実施形態の例示的な無線通信システムに関するブロック図である。 第4の実施形態の例示的な無線通信システムに関するブロック図である。
以下では、具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
以下に説明される複数の実施形態は、独立に実施されることもできるし、適宜組み合わせて実施されることもできる。これら複数の実施形態は、互いに異なる新規な特徴を有している。したがって、これら複数の実施形態は、互いに異なる目的又は課題を解決することに寄与し、互いに異なる効果を奏することに寄与する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態の例示的な情報処理装置を示す。
本実施形態の情報処理装置100は、測定部110とプロセッサ120とを有する。測定部110は、第1の周波数帯における第1のキャリアと、第2の周波数帯における第2のキャリアとを用いてユーザ機器との通信が行われる場合に、第1のキャリアが用いられるセルのトラフィック情報を測定する。プロセッサ120は、測定されたセルのトラフィック情報に基づいて、セルのセル種別を変更する。
図2は、第1の実施形態の例示的な方法を示す。
ステップS10において、第1の周波数帯における第1のキャリアと、第2の周波数帯における第2のキャリアとを用いてユーザ機器との通信が行われる場合に、第1のキャリアが用いられるセルのトラフィック情報を測定する。ステップS10の後ステップS20において、測定されたセルのトラフィック情報に基づいて、セルのセル種別を変更する。
本実施形態では、第1の周波数帯における第1のキャリアと、第2の周波数帯における第2のキャリアとを用いてユーザ機器との通信が行われる場合に、第1のキャリアが用いられるセルのトラフィック情報に基づいて、セル種別(セル構成)を柔軟に変更することができる。
図3は、第2の実施形態の例示的な基地局システムを示す。
基地局システム200は、制御部300と、7つの無線部400とを有する。制御部300とそれぞれの無線部400とはネットワークで接続されている。ネットワークには、例えば、光ケーブルや銅ケーブルなどが用いられる。ここで、無線部400は、制御部300の上方に設けられるが、他の無線部400と同様に、制御部300の横方向に設けてもよい。
図4は、第2の実施形態の例示的な基地局システムに関するブロック図である。
制御部300は、少なくとも一つの無線部400と接続される。図4には、例として、制御部300が、3つの無線部400と接続されている。無線部400は、送受信機410、プロセッサ420、アンプ430と、アンテナ440とを有する。
無線部400は、複数の異なる周波数帯のキャリアを同時に用いて、ユーザ機器(UE: User equipment)と通信を行うことが可能に構成されている。ここで、キャリアは、例えば、LTEにおけるコンポーネントキャリア(CC: Component Carrier)である。なお、無線部400は、必ずしも複数の周波数帯に対応している必要はない。それぞれの周波数帯に対応した無線部400が、同じ場所に設置されることにより、同様の構成が実現されうる。例えば、第1の無線部400が第1の周波数帯に対応し、第2の無線部400が第2の周波数帯に対応し、第1と第2の無線部が、同じ場所に設置される。
アンテナ440は、複数の異なる周波数帯のキャリア(複数のコンポーネントキャリア)の少なくとも一つを用いて、無線信号を送信または受信を行う。
アンプ430は、アンテナ440を介して受信したアップリンクの無線信号を増幅する。また、アンプ430は、アンテナ440へ出力するダウンリンクの無線信号を増幅する。
プロセッサ420は、送受信機410と、アンプ430とを制御する。例えば、プロセッサ420は、アンプから出力される増幅処理後の無線信号をデジタルベースバンド信号へ変換するA/D変換処理を行う。また、例えば、プロセッサ420は、送受信機410から入力されるデジタルベースバンド信号を無線信号に変換するD/A変換処理を行う。
送受信機410は、アンプ430で増幅された無線信号を制御部300に送信する。また、送受信機410は、制御部300からデジタルベースバンド信号を受信する。
制御部300は、測定部310と、プロセッサ320と、送受信機330とを有する。
送受信機330は、無線部400から、ベースバンド信号を受信する。また、送受信機330は、制御部300がコアネットワークから受信するデータ(パケット)をデジタルベースバンド信号に変調し、無線部400に送信する。
測定部310は、無線部400がユーザ機器との通信のために用いる周波数帯のキャリア(複数のコンポーネントキャリア)のうち、少なくとも一つの周波数帯のキャリア(コンポーネントキャリア)に関連するセルのトラフィック情報を測定する。
プロセッサ320は、測定されたセルのトラフィック情報に基づいて、セルのセル種別を変更する。
なお、上記において、基地局システム200は、単一の制御部300と複数の無線部400とで構成された。基地局システム200は、単一の制御部300と単一の無線部400とで構成されてもよい。また、基地局システム200は、LTE無線基地局(eNode BまたはeNB: evolved Node B)であってもよい。制御部300は、ベースバンド部(BBU: Base Band Unit)であってもよい。また、無線部400は、リモート無線ヘッド(RRH: Remote Radio Head)であってもよい。BBUとRRHとは、OBSAI(Open Base Station Architecture Initiative)やCPRI(Common Public Radio Interface)といったインターフェースを用いて接続できる。例えば、CPRIが用いられる場合、制御部300はRadio Equipment Control(REC)、無線部400はRadio Equipment(RE)であってもよい。上記では、無線部400が、制御部300から分離し別体となった光張り出しタイプについて説明した。無線部400と制御部300とは一体であってもよい。
図5は、例示的なセルの配置を示す。
図5を用いて、例示的な実施形態の基地局システム200のセルの配置を説明する。
図3を参照すると、制御部300の周囲に配置された6つの無線部400が、セル2から7を、図5のように形成する。また、制御部300の上方に設置された無線部400が、図5のように、セル1を形成する。
説明を容易にするため、図5では、すべてのセルの周波数帯(コンポーネントキャリア)は同じであるとする。ただし、それぞれのセルが、異なる周波数帯に属していてもよい。
図6から図8を用いて、キャリアアグリゲーション(CA)の適用時及び未適用時における例示的なセルの配置を説明する。
図6は、CAが未だ適用されていない場合の例示的なセルの配置を示す。
図6では、セル1は、コンポーネントキャリア(周波数帯)としてf0とf2に属している。セル2からセル7は、コンポーネントキャリアとして、f0とf1に属している。また、全てのコンポーネントキャリアが、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)である。また、全てのセルが、プライマリーセル(Pセル)である。
ここで、PCCでは、無線部400により、L1/L2制御情報送信のための物理チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)や物理下りシェアドチャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)の送信が行われる。また、PCCでは、無線部400により、上りリンク制御チャネル(PUCCH: Physical Uplink Control Channel)、物理上りシェアドチャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)の受信が行われる。Pセルにおいて、制御部300は、ユーザ機器(UE)のMobilityの制御ができる。
ここで、図6において、同じセル番号のセルのカバレッジ範囲は、コンポーネントキャリア(周波数帯)が異なったとしても、実質的に同じである。
例えば、周波数帯f2に属するセル1と、周波数帯f0に属するセル1とは、同様のカバレッジ範囲を有する。
ただし上記は例示であり、必ずしもセルのカバレッジ範囲を同じでなくてもよい。例えば、周波数帯が大きく異なる複数のコンポーネントキャリアを用いて、異なるカバレッジが構成されてもよい。
図7は、CAを適用した時の第1の例示的なセルの配置を示す。
図7において、セル1は、周波数帯f2と周波数帯f0に対応する。セル2からセル7は、周波数帯f1と周波数帯f0に対応する。周波数帯f0がプライマリコンポーネントキャリアに対応する。周波数帯f1と周波数帯f2とは、センカンダリコンポーネントキャリアに対応する。周波数帯f0におけるセル1〜7は、プライマリセル(Pセル)である。周波数帯f1におけるセル2〜7及び周波数帯f2におけるセル1は、セカンダリセル(Sセル)である。ここで、セカンダリセルは、ユーザ機器(UE)のモビリティ制御ができないセルである。セカンダリセルは、無線帯域の拡張のために用いられる。キャリアアグリゲーション(CA)は、プライマリセルに対して、少なくとも1つのセカンダリセルが関連づけられることにより実現される。
図7の例では、以下のセルのグループによって、それぞれキャリアアグリゲーションが実行されている。
・周波数帯f0のセル1と、周波数帯f2のセル1とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル2と、周波数帯f1のセル2とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル3と、周波数帯f1のセル3とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル4と、周波数帯f1のセル4とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル5と、周波数帯f1のセル5とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル6と、周波数帯f1のセル6とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル7と、周波数帯f1のセル7とがCAの状態である。
図8は、CA適用時の第2の例示的なセルの配置を示す。
図8において、セル1は、周波数帯f2と周波数帯f0に対応する。セル2からセル7は、周波数帯f1と周波数帯f0に対応する。周波数帯f2がプライマリコンポーネントキャリアに対応する。周波数帯f1と周波数帯f0とは、センカンダリコンポーネントキャリアに対応する。周波数帯f0におけるセル1〜7は、セカンダリセル(Sセル)である。周波数帯f1におけるセル2〜7は、セカンダリセル(Sセル)である。周波数帯f2におけるセル1は、プライマリセル(Pセル)である。
図8の例では、以下のセルのグループによって、それぞれキャリアアグリゲーションが実行されている。
・周波数帯f0のセル1と、周波数帯f2のセル1とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル2と、周波数帯f2のセル1と、周波数帯f1のセル2とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル3と、周波数帯f2のセル1と、周波数帯f1のセル3とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル4と、周波数帯f2のセル1と、周波数帯f1のセル4とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル5と、周波数帯f2のセル1と、周波数帯f1のセル5とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル6と、周波数帯f2のセル1と、周波数帯f1のセル6とがCAの状態である。
・周波数帯f0のセル7と、周波数帯f2のセル1と、周波数帯f1のセル7とがCAの状態である。
図9は、第1の例示的なセルの状態遷移を示す図である。
本実施形態のセルの状態は、CA未適用時の「状態1」、CA適用時の一例である「状態2」、CA適用時の他の例である「状態3」からなる。状態遷移のトリガは、制御部300の測定部310が測定するトラフィック情報に基づいている。測定部310は、対象とするセルに収容されているユーザ数またはユーザ数の平均値を測定する(カウントする)。また、測定部310は、対象セルのスループット(単位時間あたりのデータ転送量)またはスループットの平均値を測定する。測定部310は、ユーザ数及びスループットの双方を測定することができる。測定部310は、測定したユーザ数(ユーザ機器の数)に基づき、セルにおけるユーザ機器の分布を示す分布情報を構築することができる。
説明を容易にするため、「状態1」は図6のセル配置、「状態2」は図7のセル配置、「状態3」は図8のセル配置とする。
状態遷移12は、CA未適用時の状態1からCA適用時の一例である状態2に遷移する場合である。
状態遷移23は、CA適用時の一例である状態2からCA適用時の一例である状態3に遷移する場合である。
状態遷移31は、CA適用時の一例である状態3からCA未適用時の状態1に遷移する場合である。
状態遷移13は、CA未適用時の状態1からCA適用時の一例である状態3に遷移する場合である。
状態遷移32は、CA適用時の一例である状態3からCA適用時の一例である状態2に遷移する場合である。
状態遷移21は、CA適用時の一例である状態2からCA未適用時の状態1に遷移する場合である。
この状態遷移のトリガとなるのは、上述したとおり、制御部300の測定部310が測定するトラフィック情報である。
図10は、例示的なセルの状態遷移の詳細を示す。
制御部300の測定部310は、セルのトラフィック情報の測定を所定の周期で実行することができる。図10では、この測定結果が、下記の条件(図中の起動トリガ)のいずれかを満たす場合に、状態遷移が行われるものとする。
・状態遷移12:
測定したユーザ数 ≦ ユーザ数の閾値
・状態遷移23:
測定したセルのスループット ≧ スループットの閾値、かつ、測定したユーザ数 ≦ ユーザ数の第2の閾値
・状態遷移31:
測定したユーザ数> ユーザ数の閾値、かつ、測定したセルのスループット < スループットしきい値
・状態遷移13:
測定したユーザ数≦ ユーザ数の第2の閾値、かつ、測定したセルのスループット ≧ スループットしきい値
・状態遷移32:
測定したセルのスループット < スループットしきい値、かつ、測定したユーザ数> ユーザ数の第2の閾値
・状態遷移21:
測定したユーザ数> ユーザ数の閾値
なお、上記において、ユーザ数の閾値は、ユーザ数の第2の閾値よりも大きい。
図11は、第2の実施形態の例示的な方法を示す。
図11は、例示的なセルの状態遷移に関する方法を示す。セルの状態遷移は、図9の状態遷移図と、図10のセル状態遷移のマトリクスに従い、実行される。
S20では、図10に示される起動トリガに従い、起動トリガが検出される。起動トリガの検出により、プライマリセル(Pセル)の周波数帯が変更される(S21)。Pセルの変更とは、セカンダリセル(Sセル)であったSセルを、Pセルに変更する処理である。この処理は、図10の「セル種別変更」列のうち、下線で示した場合に実行される。具体的には、状態遷移23における周波数帯f2のセル、状態遷移31におけるf0及びf1のセル、状態遷移32における周波数帯f0のセル、状態遷移21におけるf1及びf2のセルにて、Pセルへの変更処理が実施される。例えば、状態遷移23では、周波数帯f2において、セカンダリセルS2からプライマリセルP2にセル種別が変更される。また、例えば、状態遷移23の周波数帯f0において、プライマリセルP0からセカンダリセルS0にセル種別が変更される。
なお、図10において、「セル半径拡大」は、下り(ダウンリンク)の送信電力を増加させることにより、セルのセル半径を拡大させることである。一方、「セル半径縮小」は、ダウンリンクの送信電力を減少させることにより、セルのセル半径を縮小させることである。
<状態遷移12に関する例>
ここで、図6のようなCA未適用時の状態を、初期状態の例として、以降の説明がなされる。初期状態は、例えば、図7または図8のCA適用時の状態であってもよい。
図11によれば、S20において、制御部300の測定部310が、対象とするセルのユーザ数を測定する。また、測定したユーザ数とユーザ数の閾値とを比較し、「測定したユーザ数≦ユーザ数の閾値」となる条件が満たされる場合、セルの状態遷移が起動される。すなわち、図9のセルの状態遷移12が実行される。
図10によれば、セルの状態遷移12において、f0、f1、f2いずれの周波数帯においても、プライマリセルへのセル種別の変更が行われない。このため、ステップS21をスキップし、S22のハンドオーバ処理が行われる。制御部300は、周波数帯f1におけるPセルと周波数帯f2におけるPセルとに在圏しているユーザ機器(UE)を、周波数帯f0のPセルにハンドオーバさせる。
S23では、セル種別の変更が行われる。図10によれば、セルの状態遷移12では、PセルをSセルにセル種別変更が行われる。このとき、周波数帯f0のPセルは、Pセルを維持する。この後、周波数帯f0のPセルに在圏するユーザ機器は、セル種別が変更された周波数帯f1及び周波数帯f2のSセルと関連づけを行う。UEは、Pセル及びそれぞれのSセルを用いてCAを実行し、図9におけるCA適用時の状態2に遷移を完了させる。
<状態遷移23に関する例>
S20において、制御部300の測定部310が、対象とするセルのスループットを測定する。また、測定したスループットとスループットの閾値とを比較し、「測定したセルのスループット ≧ スループットの閾値」となる条件が満たされる場合、セルの状態遷移が起動される。すなわち、図9のセルの状態遷移23が実行される。
図10によれば、周波数帯f2のセルにおいて、プライマリセルへの変更が行われる。図11のステップS21では、周波数帯f2のセカンダリセルがプライマリセルに変更される。続いて、制御部300は、周波数帯f2のプライマリセルの下り送信電力を増加させて、セルのカバレッジ範囲(セル半径)を拡大する。
続いて、プライマリセル間のハンドオーバを行う(図11のステップ22)。
図10によれば、周波数帯f0のプライマリセルに在圏しているユーザ機器(UE)が周波数帯f2のプライマリセルへハンドオーバさせられる。
図8において、周波数帯f2のプライマリセルのセル数は一つである。前述したとおり、セルの下り送信電力を増加させてセルのカバレッジ範囲を拡大させているため、ハンドオーバが可能である。
図11によれば、S23では、セル種別の変更が行われる。
図10によれば、周波数帯f0のプライマリセルがセカンダリセルにセル種別変更される。このとき、周波数帯f1において、セル種別の変更は行われない。
この後、周波数帯f2のPセルに在圏するユーザ機器は、セル種別が変更された周波数帯f0及び周波数帯f2のSセルと関連づけを行う。UEは、Pセル及びそれぞれのSセルを用いてCAを実行し、図9におけるCA適用時の状態3に遷移を完了させる。
<その他の状態遷移>
以降同様に、CA適用時の状態3からCA未適用の状態1へ遷移する場合は、図9の状態遷移31を行う。CA未適用の状態1からCA適用時の状態3へ状態遷移する場合は、図9のセル状態遷移13を行う。CA適用時の状態3からCA適用時の状態2へ状態遷移する場合は、図9のセル状態遷移32を行う。CA適用時の状態2からCA未適用の状態1へ状態遷移する場合は、図9のセル状態遷移21を行う。
上述した本実施形態によれば、セルのトラフィック情報に応じた柔軟な移動通信サービスの提供が可能となる。例えば、CA未適用状態1からCA適用状態2に遷移することで、セルに在圏するユーザ機器の数が少なくなった場合に、より高いスループットをそれぞれのユーザ機器に提供することができる。また、更にユーザ機器の数が少なくなった場合に、CA適用状態2からCA適用状態3に遷移することで、さらに高いスループットをユーザ機器に提供することが可能となる。また、CA未適用状態1において極端にユーザ機器の数が減少し、高いスループットを要求されるユーザ機器が多くなった場合に、CA未適用状態1からCA適用状態3に遷移することで、ユーザ機器の要求に応じた高いスループットの提供ができる。
このように、在圏するユーザ数やセルのスループットに応じて、最適なサービスが可能となる。在圏するユーザ数が増加した場合は、システム(またはセル)において収容可能なユーザ数を増やすことができる。また、在圏ユーザ数が減少した場合は、ユーザあたりのスループットを大きくすることができる。このように、本実施形態によれば、無線リソースを有効に活用することができる。
図12は、第2の例示的なセルの状態遷移を示す。
図12は、図9のセルの状態遷移に対し、CAが適用された状態の一例である「状態4」及び「状態5」が追加されている。CA適用状態4とCA適用状態2との間で状態遷移が行われる。CA適用状態5とCA適用状態3との間で状態遷移が行われる。CA適用時の状態4は、CA適用時の状態2において、周波数帯f1及びf2のダウンリンク送信電力を減少させて、セルカバレッジの範囲(例えば、セル半径)を縮小した状態である。
図13は、CA適用状態4のセルの配置を示す。
すなわち図13の状態遷移24では、周波数帯f1及びf2のダウンリンク送信電力の減少が行われる。状態遷移42では、周波数帯f1及びf2のダウンリンク送信電力の増加が行われる。
また、CA適用状態5は、上記と同様である。すなわち、CA適用状態5は、CA適用状態3の周波数帯f1、f0の各セルのダウンリンク送信電力を減少させてセルのカバレッジの範囲を縮小した状態である。
図13の状態遷移35では、周波数帯f1及びf0のダウンリンク送信電力の減少が行われる。状態遷移53では、周波数帯f1及びf0のダウンリンク送信電力の増加が行われる。
上述のとおり、本実施形態によれば、在圏ユーザ数(在圏するユーザ機器の数)が、CA適用状態2やCA適用状態3と比較して少ない場合に、セルのカバレッジ範囲を縮小することによって、基地局または無線通信システム全体の省電力化を実現できる。また、セルのカバレッジエリアを必要なエリアに絞ることで、ホットスポット的サービスを提供することができる。
なお、この場合、図11のステップS20の起動トリガの一つに、省電力を行うべき時間帯であるか否かを判断する工程が追加されてもよい。
図14は、第3の実施形態の例示的な無線通信システムを示す。
本実施形態の無線通信システム500は、制御装置700と、制御部600、3つの無線部400とを有する。制御部600とそれぞれの無線部400とはネットワークで接続されている。制御部600は無線部400を含んでもよい。制御装置700は、制御部400と無線部400とから構成される基地局の外部の外部装置である。外部制御装置である制御装置700は、制御部600を運用保守(O&M:Operation & Maintenance)するためのO&Mインターフェースを介して、基地局と接続される。
ここで、制御装置700は、複数の制御部600と接続し、運用保守を行うことができる。
図15は、第3の実施形態の例示的な無線通信システムを示す。
制御装置700は、第1の送受信機710と、メモリ720と、プロセッサ730とを有する。制御部600は、第2の送受信機630と、測定部620と、第3の送受信機610とを有する。
無線部400はセルを形成し、そのセルのカバレッジ範囲において、ユーザ機器との無線通信を行う。このセルにおける無線通信には、キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの少なくとも1つが、用いられる。
第3の送受信機610は、それぞれの無線部400と接続する。
測定部620は、セルのトラフィック情報を測定する。具体的には、キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報が測定される。
第2の送受信機630は、測定部620が測定したトラフィック情報の測定結果を、制御装置700に送信する。
制御装置700の第1の送受信機710は、制御部600の第2の送受信機630からトラフィック情報の測定結果を受信する。
メモリ720は、第1の送受信機が受信したトラフィック情報の測定結果を記憶する。
プロセッサ730は、メモリ720に記憶されたトラフィック情報の測定結果に基づいて、所定セルのセル種別を変更する制御を実施する。プロセッサ730は、第1の送受信機710を制御し、制御部600に所定セルのセル種別を変更する指示を送信する。なお、プロセッサ730は、第1の送受信機が受信したトラフィック情報に基づいて、対象とするセルにおけるユーザ機器の分布を示す分布情報を構築してよい。プロセッサ730は、構築した分布情報に基づき、対象とするセルのセル種別を変更する制御を実施できる。
制御部600の第2の送受信機630は、第1の送受信機710から送信されたセル種別変更のための指示を受信する。制御部600は、セル種別変更の指示に基づき、指示されたセルのセル種別を変更する。
ここで、制御局600または制御局600及び無線部400から構成される基地局を運用保守する制御装置700は、OPS(Operation System)または統合管理システム(NMS: Network Management System)またはネットワーク機器を直接管理するシステム(EMS: Element Management System)であってもよい。
上記のとおり本実施形態において、制御装置700が、無線通信システム500全体でセル構成を柔軟に変更することができる。この結果、オペレータの付加が軽減し、運営費(OPEX: Operating Expense)を低減できる。
図16は、第4の実施形態の例示的な無線通信システムを示す。
本実施形態の無線通信システムは、ユーザ機器800と、基地局900と、コアネットワーク1000とを有する。
ユーザ機器800は、送受信機810と、バッファ820とを有する。
基地局900は、送受信機910と、バッファ920と、測定部930と、プロセッサ940と、インターフェース部950とを有する。
ユーザ機器800のバッファ820は、アップリンク通信のためのデータ(パケット)をバッファリングする。
送受信機810は、複数の異なる周波数帯のキャリアを同時に用いて、アップリンクデータを基地局に送信する。送受信機810は、複数の異なる周波数帯のキャリアを同時に用いて、ダウンリンクデータを基地局から受信する。また、送受信機810は、バッファ820にバッファリングされているアップリンクデータのデータ量を示すバッファ状態の報告を、基地局900に送信する。バッファ状態の報告は、3GPPの標準規格で規定されたバッファステータスレポート(BSR: buffer status report)であってもよい。
基地局900の送受信機910は、複数の異なる周波数帯のキャリアを同時に用いて、ユーザ機器800とアップリンク通信またはダウンリンク通信を実行する。
バッファ920は、コアネットワーク1000から基地局900に送信されたダウンリンク通信のためのデータ(パケット)をバッファリングする。
測定部930は、アップリンク通信に関し、ユーザ機器800から受信するバッファ状態の報告に基づいて、対象とするセルのトラフィック情報を測定する。また、測定部930は、ダウンリンク通信に関し、基地局のバッファ920にバッファリングされるダウンリンクデータに基づいて、ダウンリンク通信の対象となるセルのトラフィック情報を測定する。
プロセッサ940は、測定されたセルのトラフィック情報に基づいて、セルのセル種別を変更する。
インターフェース部950は、コアネットワーク1000と基地局900とを接続する。この接続は、S1インターフェースが用いられてもよい。インターフェース部950が、コアネットワーク1000から受信したダウンリンクデータは、送受信機910を介して、ユーザ機器800に送信される。送受信機910を介して、ユーザ機器800から受信したアップリンクデータは、インターフェース部950を介して、コアネットワーク1000に送信される。
以上、本発明について、好適な実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
上記の実施形態によれば、CAの提供シナリオをより柔軟に提供することができる。結果として、基地局の置局設計がより容易にできる。また、セルに在圏するユーザ機器の数やスループット等のトラヒックの状態により、柔軟にセルの構成を変えることにより、適切なサービスをユーザ機器に提供することができる。
また、基地局装置の再起動をすることなく、サービス運用中にセルの構成を変更することもできる。
上記において、3つの周波数帯を例として、説明が行われた。しかし、周波数帯の数については、複数であればよく、特に限定するものではない。
上記において、セルの数を7個として説明しているが、セルの数については必要に応じて任意の数に適用可能である。
上記において、セカンダリセル(Secondary cell)に対応するCCであるSecondary (SCC)では、PUCCHとPRACHによる送信は行わないように構成することできる。
上記実施形態は、アップリンク通信及びダウンリンク通信の双方に適用可能である。
上述したコンポ―ネットキャリアは、例えば基本周波数ブロックと呼ぶこともできる。
上記において、セル毎にトラフィック情報の測定が行われるが、例えば、トラフィック情報の測定は、ユーザ機器(UE)単位、セクタ単位、基地局単位、無線アクセスネットワーク(RAN: Radio Access Network)単位であってもよい。
上記において、トラフィック情報の測定において、RRC_Connected状態の移動局UEの数や、端末または基地局のバッファに蓄積されているデータ量や、上りリンクにおける干渉量や、下りリンクにおける送信電力量や、リソース利用率等が測定され得る。
上記において、情報処理装置は、制御部300または制御部300と無線部400から構成される基地局であってもよい。
上記において、上記無線通信システムは、LTE以外のGSM(登録商標)、WCDMA(登録商標)、HSPA等の3Gセルラー通信方式にも適用できる。
上記の実施形態において、ユーザ機器(UE)に関して説明する。ユーザ機器は、ユーザ端末と呼ぶこともでき、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、ワイヤレス端末、モバイルデバイス、ノード、デバイス、リモート局、リモート端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ワイヤレス通信デバイス、ワイヤレス通信装置またはユーザエージェントの機能性の一部または全部を含み得る。
ユーザ機器は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、スマートフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、タブレット、ネットブック、スマートブック、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星無線、ワイヤレスモデムカードおよび/またはワイヤレスシステムを介して通信する別の処理デバイスでよい。
また、様々な態様について、基地局に関して説明する。基地局は、1つまたは複数のワイヤレス端末との通信に使用することができ、アクセスポイント、ノード、進化型ノードB(eNB)、または他の何らかのネットワークエンティティの機能性の一部または全部を含み得る。基地局は、エアインターフェースを介してUEと通信する。この通信は、1つまたは複数のセクタを通って起こり得る。基地局は、受信したエアインターフェースフレームをIPパケットに変換することによって、UEと、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含み得るアクセスネットワークの残りとの間のルーターとして作用し得る。基地局は、エアインターフェース用の属性の管理を調整することもでき、ワイヤードネットワークとワイヤレスネットワークとの間のゲートウェイであってもよい。
上述したそれぞれの実施形態における各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。
また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を、無線通信システムを構成する要素のそれぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムが無線通信システムの各構成要素それぞれに読み込まれ、実行されるものであっても良い。
無線通信システムの各構成要素それぞれにて読取可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、Digital Versatile Disk(DVD)、Compact Disc(CD)などの移設可能な記録媒体などを指す。また、この記録媒体は、無線基地局100、101それぞれに内蔵されたRead Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)等のメモリやDrive(HDD)などを指してもよい。
この記録媒体に記録されたプログラムは、無線通信システムの各構成要素それぞれに設けられたCentral Processing Unit(CPU)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
(付記)
なお、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
(付記1)
キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定する測定部と、
前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと、
を有する情報処理装置。
(付記2)
キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルと、
前記セルのトラフィック情報を測定する測定部と、
前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと、
を有する基地局。
(付記3)
キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定する測定部と、
前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと、
を有する情報処理装置。
(付記4)
前記セルのトラフィック情報は、前記セルに在圏するユーザ機器の数を含む、
付記3の情報処理装置。
(付記5)
前記セルのトラフィック情報は、前記セルにおけるスループットを含む、
付記3または4の情報処理装置。
(付記6)
前記セル種別の変更は、
前記セルがプライマリセルからセカンダリセルに変更されることである、
付記3の情報処理装置。
(付記7)
前記セルが前記プライマリセルから前記セカンダリセルに変更される場合に、
前記情報処理装置は、
前記セルに在圏するユーザ機器を他のプライマリセルにハンドオーバさせる、
付記6の情報処理装置。
(付記8)
前記セルのトラフィック情報は、前記セルにおけるユーザ機器の分布を示す分布情報を含む、
付記3の情報処理装置。
(付記9)
前記セル種別の変更は、
前記セルのトラフィック情報と所定の閾値との比較に基づいて実行される、
付記3の情報処理装置。
(付記10)
第1の周波数帯における第1のキャリアと、第2の周波数帯における第2のキャリアとを用いてユーザ機器との通信が行われる場合に、前記第1のキャリアが用いられるセルのトラフィック情報を測定する測定部と、
前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと、
を有する情報処理装置。
(付記11)
基地局を制御する制御装置であって、
キャリアアグリゲーションを用いて移動局と通信するために前記基地局によって形成されたセルのトラフィック情報を、前記基地局から受信する受信機と、
前記セルのトラフィック情報を記憶するメモリと、
前記メモリに記憶されたトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと有する、制御装置。
(付記12)
キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定し、
前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更する、
情報処理装置の制御方法。
(付記13)
情報処理装置を制御するためのプログラムであって、
キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定するプロセスと、
前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセスと、
を情報処理装置に実行させるプログラム。
(付記14)
ユーザ機器と、基地局とを有する無線通信システムであって、
前記ユーザ機器は、
第1の周波数帯における第1のキャリアと、第2の周波数帯における第2のキャリアとを用いて、前記基地局と通信し、
前記基地局は、
前記第1のキャリアが用いられるセルと、
前記セルのトラフィック情報を測定する測定部と、
前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと、
を有する無線通信システム。
1、2、3、4、5、6、7 セル
100 情報処理装置
110 測定部
120 プロセッサ
200 基地局システム
300 制御部
310 測定部
320 プロセッサ
330 送受信機
400 無線部
410 送受信機
420 プロセッサ
430 アンプ
440 アンテナ
500 無線通信システム
600 制御部
610 インターフェース
620 プロセッサ
630 送受信機
700 制御装置
710 送受信機
720 測定部
730 プロセッサ
800 ユーザ機器
810 送受信機
820 バッファ
900 基地局
910 送受信機
920 バッファ
930 測定部
940 プロセッサ
950 インターフェース部
1000 コアネットワーク

Claims (10)

  1. キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定する測定部と、
    前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記セルのトラフィック情報は、前記セルに在圏するユーザ機器の数を含む、
    請求項1の情報処理装置。
  3. 前記セルのトラフィック情報は、前記セルにおけるスループットを含む、
    請求項1または2の情報処理装置。
  4. 前記セル種別の変更は、
    前記セルがプライマリセルからセカンダリセルに変更されることである、
    請求項1の情報処理装置。
  5. 前記セルが前記プライマリセルから前記セカンダリセルに変更される場合に、
    前記情報処理装置は、
    前記セルに在圏するユーザ機器を他のプライマリセルにハンドオーバさせる、
    請求項4の情報処理装置。
  6. 前記セルのトラフィック情報は、前記セルにおけるユーザ機器の分布を示す分布情報を含む、
    請求項1の情報処理装置。
  7. 前記セル種別の変更は、
    前記セルのトラフィック情報と所定の閾値との比較に基づいて実行される、
    請求項1の情報処理装置。
  8. 第1の周波数帯における第1のキャリアと、第2の周波数帯における第2のキャリアとを用いてユーザ機器との通信が行われる場合に、前記第1のキャリアが用いられるセルのトラフィック情報を測定する測定部と、
    前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと、
    を有する情報処理装置。
  9. 基地局を制御する制御装置であって、
    キャリアアグリゲーションを用いて移動局と通信するために前記基地局によって形成されたセルのトラフィック情報を、前記基地局から受信する送受信機と、
    前記セルのトラフィック情報を記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されたトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更するプロセッサと有する、制御装置。
  10. キャリアアグリゲーションにおける複数のコンポーネントキャリアの一つが用いられるセルのトラフィック情報を測定し、
    前記測定された前記セルのトラフィック情報に基づいて、前記セルのセル種別を変更する、
    情報処理装置の制御方法。
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