JP2016039067A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面板の裏面に対する可撓性スイッチプリント板の各静電容量検出部の密着性を良好とする。【解決手段】冷蔵庫は、本体の扉に設けられた前面板と、前面板の前面部に設けられ複数の操作ボタンを並んで有する操作パネル部と、前面板の裏面に配置され各操作ボタンのタッチ操作を検出する複数の静電容量検出部を有する可撓性スイッチプリント板と、可撓性スイッチプリント板の各静電容量検出部を前面板の裏面側に押付けるための押圧部材とを備え、押圧部材は、各静電容量検出部に対応した複数の単位押圧部と、隣り合う単位押圧部間を相互に弾性的に連結する複数の連結部とを一体に有して構成されると共に、各連結部は、その長さ寸法が、1個の単位押圧部の長さ寸法よりも大きくなる形態で設けられている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
例えば家庭用の冷蔵庫においては、一般に、冷蔵室の扉に、冷蔵庫の運転に関する設定操作を行うための複数の操作スイッチを有する操作パネルを設けることが行われている。近年、例えばガラス製の扉前面板の裏面側に、人の指がガラス前面にタッチしたことを検出する静電容量方式のタッチセンサ(透明電極)を設けると共に、表示シート、導光板、LEDからなる表示ユニットを設けて、複数の操作スイッチを構成することが考えられている(例えば特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1のタッチパネルユニットでは、扉前面を構成する外板(前面板)の裏面に、文字等の表示用の透過部を有する操作銘板、静電容量を検知する複数個の円形の検知センサを縦方向に並んで備えるフレキシブル基板、フレキシブル基板を前面板の裏面側に押当てる押当部材、LEDのリフレクタとしての機能を有する支持部材、操作基板を順に積層して構成される。前記押当部材は、各検知センサに対応した円形の反射板と、それら反射板を順に連結する連結部材とを一体に備え、前記各反射板により各検知センサを前面板の裏面側に密着させる機能を有し、以て、タッチ操作の検出精度が高められるようになっている。
特開2014−44016号公報
上記構成の押当部材では、連結部が、隣り合う反射板の2箇所同士を接続する比較的短い腕状に構成されており、押当部材全体として十分に硬く、さほど柔軟性(クッション性)を有するものではなかった。ここで、前面板の裏面は必ずしも平坦面とは限らず、例えば熱膨張、収縮等に起因して前面板に反りなどが発生し、前面板の裏面に部分的に多少の凹凸(歪み)が生ずるような場合がある。
ところが、従来の構成では、押当部材の反射板を、前面板の裏面の歪み形状に追従させるという点で十分なフレキシブル性が得られず、結局、前面板の裏面に対する可撓性スイッチプリント板(検知センサ)の密着性に劣る傾向にあった。
そこで、前面板の裏面に対する可撓性スイッチプリント板の各静電容量検出部の密着性を良好とする。
実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の扉に設けられた前面板と、前記前面板の前面部に設けられ冷蔵庫の運転に関する設定操作を行うための複数の操作ボタンを並んで有する操作パネル部と、前記前面板の裏面に配置され前記各操作ボタンに対応して設けられそれら各操作ボタンのタッチ操作を検出する複数の静電容量検出部を有する可撓性スイッチプリント板と、前記可撓性スイッチプリント板の各静電容量検出部を前記前面板の裏面側に押付けるための押圧部材とを備え、前記押圧部材は、前記各静電容量検出部に対応した複数の単位押圧部と、隣り合う単位押圧部間を相互に弾性的に連結する複数の連結部とを一体に有して構成されると共に、前記各連結部は、その長さ寸法が、前記1個の単位押圧部の長さ寸法よりも大きくなる形態で設けられているところに特徴を有する。
一実施形態を示すもので、待機モードにおける冷蔵庫本体の正面図 操作パネル部の全ての表示がなされた状態の拡大正面図 電気的構成を示すブロック図 操作ユニットの分解斜視図 操作ユニット部分の縦断側面図 可撓性スイッチプリント板の正面図 押圧部材の正面図
以下、一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における冷蔵庫本体1の外観構成を概略的に示している。この冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長矩形箱状の断熱箱体2内に、複数の貯蔵室を設けて構成されている。具体的には、断熱箱体2内には、上から順に冷蔵室3、野菜室4が設けられ、この野菜室4の下方に製氷室5と第2冷凍室(切替室)6とが左右に並べて設けられ、最下部に第1冷凍室7が設けられている。
このうち、冷蔵室3及び野菜室4は、庫内温度が例えば1℃から5℃程度の冷蔵温度に制御される冷蔵温度帯の貯蔵室である。製氷室5、第2冷凍室6及び第1冷凍室7は、庫内温度が例えば−18℃以下の冷凍温度に制御される冷凍温度帯の貯蔵室である。前記冷蔵室3の前面には、断熱性を有する観音開き式の扉、即ち左右2枚のヒンジ開閉式の扉8、9が設けられている。後述するように、そのうち左側の扉8(以下、左扉8という)には、図2等にも示すように、操作パネル部10が設けられる。前記野菜室4、製氷室5、第2冷凍室6、第1冷凍室7の前面は、夫々、背面部に貯蔵容器を連結した引出し式の断熱扉11、12、13、14によって開閉される。
詳しく図示はしないが、前記冷蔵庫本体1には、冷凍サイクルが組込まれている。図3に一部示すように、この冷凍サイクルは、前記冷蔵室3及び野菜室4を冷却するための冷蔵室用冷却器と、前記製氷室5及び第1、第2冷凍室7、6を冷却するための冷凍室用冷却器との2つの冷却器を備えると共に、圧縮機15(図3にのみ図示)、凝縮器、前記2つの冷却器に対する冷媒の流れを切替えるための切替弁16等を備えて構成される。
また、図3に示すように、冷蔵庫本体1内には、冷蔵室3及び野菜室4に冷蔵室用冷却器からの冷気を循環供給するための冷蔵用送風機17、製氷室5及び第1、第2冷凍室7、6に冷凍室用冷却器から冷気を循環供給するための冷凍用送風機18、前記冷凍室用冷却器の除霜を行うための除霜ヒータ19.冷蔵室温度センサ20、冷凍室温度センサ21等が設けられている。
さらに、冷蔵庫本体1内には、コンピュータを主体として構成され、全体を制御する主制御装置22が設けられている。この主制御装置22は、後述する操作制御部23にも接続され、前記操作制御部23からの信号や、前記冷蔵室温度センサ20、前記冷凍室温度センサ21の信号などに基づいて、前記冷蔵用送風機17、冷凍用送風機18、圧縮機15、切替弁16、除霜ヒータ19を制御し、もって、冷蔵庫本体1の冷却運転を実行するようになっている。
次に、前記冷蔵室3の左扉8に設けられる操作パネル部10の構成について、図2から図7も参照して詳述する。ここで、詳しく図示はしないが、前記左扉8は、前面側に配置される前面板24と、その裏面側に配置される前面が開放した前後に薄型のプラスチック製の箱体との間に、断熱材を配置して構成されている。前記前面板24は、例えばガラス製の透光性を有するものとされている。図5等に示すように、操作パネル部10は、前記前面板24の裏面側に、後述する操作ユニット25を配設して構成されている。この操作パネル部10は、図1に示すように、左扉8の前面のうち、ヒンジとは反対の開動側、つまり右側の辺部寄り部分の縦長な矩形状の領域に設けられている。
図2は、操作パネル部10(操作ユニット25)において、後述する操作部及び表示部の全ての表示がなされた(全ての光源が点灯された)状態を例示している。図2に示すように、この操作パネル部10は、右側に、ユーザが手の指でタッチ操作する複数、この場合6個の操作部26〜31を縦一列に並んで備えている。これと共に、それら操作部26〜31の左側に、各操作部26〜31に対応した表示部32〜36が縦に並んで設けられている。
各操作部26〜31は、周知の静電容量式タッチセンサから構成されており、前面板24の前面に仮想的に設定される操作ボタン26a〜31aと、その裏面側に位置する静電容量検出部26b〜31b(図6参照)とを有している。静電容量式タッチセンサは、前面板24の操作ボタン26a〜31aにユーザが指を触れた(接近させた)ことを静電容量の変化として検出するものである。
具体的には、図2に示すように、上から順に、「冷蔵」の操作部26(操作ボタン26a)、「冷凍」の操作部27(操作ボタン27a)、「冷凍機能」の操作部28(操作ボタン28a)、「製氷」の操作部29(操作ボタン29a)、「節電」の操作部30(操作ボタン30a)、「ホーム」の操作部31(操作ボタン31a)が設けられている。そのうち「冷蔵」、「冷凍」、「冷凍機能」、「製氷」、「節電」の操作ボタン26a〜30aについては、円の中にそれらの文字を配置して構成される。「ホーム」の操作部31の操作ボタン31aは、円形のマークとされている。操作ボタン31aの下には、「キーロック」のマーク及び「○三秒押し」の文字が常時表示されている。
これに対し、最上段の表示部32は、「冷蔵」、「冷凍」の操作部26、27に対応してそれらの中間の高さに設けられ、「強」、「弱」の文字と、全体で円形に配置された5個の円弧ライン状のマークからなり、点灯の数が強度レベルを表すインジケータとなる。その一つ下の表示部33は、「冷凍機能」の操作部28に対応し、上から順に「一気冷凍」、「熱もの冷凍」、「野菜冷凍」、「ドライ」の文字が、選択的に表示される。
その下の表示部34は、「製氷」の操作部29に対応し、「一気製氷」、「製氷オフ」の文字が、選択的に表示される。その下の表示部35は、「節電」の操作部30に対応し、上から順に「節電」、「おでかけ」、「ピークシフト」の文字が、選択的に表示される。最下段の表示部36は、「ホーム」の操作部31に対応し、「アンテナ」のマーク、「自動扉オフ」の文字、「キーロック」の文字、「ecoモード」の文字と、「半ドア」の文字とが選択的に表示される。
尚、詳しい図示及び説明は省略するが、前面板24は、例えば裏面側に塗料が塗布されて半透明状態とされている。また、後述するように、表示機構により、光源としてのLEDが点灯された時のみ、操作ボタン26a〜31a(円及び文字、並びにマーク)が投影表示され、明輝して見える構成となっている。但し、図1に示すように、最下段に位置する「ホーム」の操作ボタン31a(及びその下のマーク、文字)だけは、例えば印刷により常に表示された状態となっている。また、表示部32〜36についても、光源としてのLEDの点灯時のみ、操作部26〜31で選択された文字やマークが投影表示され、明輝して見える構成となっている。
次に、前記操作パネル部10を構成する操作ユニット25について、図4〜図7も参照して述べる。即ち、図4に示すように、操作ユニット25は、裏面側から順に、回路基板37、遮蔽板38、押圧部材39、可撓性スイッチプリント板40、銘板フィルム41を重ねるように配置して構成される。
そのうち回路基板37は、やや縦長の矩形状に構成され、その表面(前面)に、前記各操作部26〜31及び各表示部32〜36に対応して、それらの光源となる複数個のLED42が実装されている。これと共に、回路基板37には、そられLED42に対する通電用回路や、後述する静電容量検出部26b〜31bの信号処理回路(検出部)を含む操作制御部23(図3にのみ図示)が設けられている。更に、回路基板37は、外部との接続用の外部接続用コネクタ43、44等を備えている。
前記遮蔽板38は、着色された(光が透過しない)リジッドなプラスチック成型品からなり、全体として縦長矩形状に構成されており、その板面には、複数の光ガイド部45を一体に有している。これら各光ガイド部45は、前記回路基板37の各LED42の光を、光の漏れが無いようにしながら、前方の各操作部26〜31及び各表示部32〜36に向けて夫々案内するためのものである。
従って、図5にも示すように、各操作部26〜31に対応した光ガイド部45は、後方に向けてすぼまっていくようなテーパ状(すり鉢状)をなし、遮蔽板38の中央右寄りに位置して全体で6個が縦に並んで形成されている。また、各表示部32〜36(各文字やマーク)に対応した光ガイド部45は、前後に深さをもった枠状(例えば文字に対応する部分は横長な枠状)をなし、遮蔽板38の左側に位置して縦に並んで形成されている。この遮蔽板38は、前記回路基板37の表面側に、位置決め状態で被せられようにして結合される。
前記押圧部材39は、例えば透明なプラスチック材料からなり、各操作部26〜31(操作ボタン26a〜31a)に対応した(若干大きい)円形状をなす肉厚な単位押圧部47と、それらを順に上下につなげる連結部48とを一体的に有して構成されている。この押圧部材39は、遮蔽板38の前面右寄り部分に形成された凹所49内に嵌り込むように取付けられる。これにて、押圧部材39は、可撓性スイッチプリント板40の各静電容量検出部26b〜31bの裏面側に配置されるばね性を有したクッション材として機能し、それら各静電容量検出部26b〜31bを、銘板フィルム41を介して前記前面板24の裏面に対して押当てる機能を果たす。この押圧部材38の詳細については後述する。
そして、前記可撓性スイッチプリント板40は、図7にも示すように、全体として前記遮蔽板38の右半部を覆うような縦長矩形状の薄型シート状をなしている。詳しく図示はしないが、この可撓性スイッチプリント板40は、可撓性を有する例えばPETからなる透明なベースフィルム40aの表面に、前記静電容量検出部26b〜31b及び配線51、誤検出防止用電極52等を印刷形成し、その表面をやはりPETからなる透明なカバーフィルムで覆った構成を備える。可撓性スイッチプリント板40の右辺部の下端部には、細幅に下方に延びる延長部40bが一体に設けられている。
前記各静電容量検出部26b〜31bは、ベースフィルム40aの表面に、例えば一定の透明性を有する導電性ポリマーを、夫々円形に印刷塗布して構成されている。前記配線51及び誤検出防止用電極52は、ベースフィルム40aの表面に対する銀ペーストの印刷により形成され、各静電容量検出部26b〜31bから、右側に延びた後、下方に折曲がり、前記延長部40bまで延びている。延長部40bの先端左側には、外部との電気的接続を行うための接続部53が設けられている。この接続部53が、前記回路基板37のコネクタ部44に接続されるようになっている。
前記銘板フィルム41は、詳しく図示はしないが、縦長矩形状の透明フィルムの表面に、遮光部及び表示用透光部を設けて構成されている。そのうち表示用透光部は、前記各操作ボタン26a〜31aを表示するためのマークや文字、並びに、各表示部32〜36を構成する各文字やマークに対応して(透明に抜かれた状態で)形成されている。上記した可撓性スイッチプリント板40及び銘板フィルム41は、前記遮蔽板38の前面に位置決め状態で重ね合わせられるように取付けられ、以て、ユニット化された操作ユニット25が構成される。
上記したように、前記LED42が点灯されることによって、銘板フィルム41の表示用透光部を光が通され、もって前面板24(操作パネル部10)に文字やマークが投影表示されるようになる。これにて、操作ユニット25内に表示機構を含んで構成され、表示機構(各LED42)は、前記操作制御部23により制御される。この操作ユニット25は、図5に示すように、左扉8の内部に断熱材が除かれて形成された収納空間(収納ケース46)内に、前面板24の裏面に当接するようにして収納される。この組付け時に、操作ユニット25(操作制御部23)は、前記コネクタ43を介して前記主制御装置22との電気的接続がなされる。
また、図3に示すように、前記操作制御部23は、コンピュータ(CPU)を含んで構成され、そのソフトウエア構成等により前記各LED42を制御して、各操作部26〜31の操作ボタン26a〜31aの表示を行うと共に、表示部32〜36について、現状の設定情況に対応した形態で表示を行う。これと共に、操作制御部23は、静電容量式タッチセンサ(静電容量検出部26b〜31b)の検出信号に基づく各操作ボタン26a〜31aのタッチ操作(近接操作)を監視する。
このとき、操作パネル部10においては、通常状態(ユーザによる操作が無いとき)には、「ホーム」の操作ボタン31aだけが表示された(操作可能な)状態となっている。そして、ユーザが、操作ボタン31aをタッチ操作すると、LED42の点灯により、各操作ボタン26a〜30aが表示されて操作可能となると共に、現状の設定情況に対応したLED42が点灯されて表示部32〜36が視認可能となる。
その後は、操作制御部23は、各静電容量検出部26b〜31bの検出信号に基づいて、各操作ボタン26a〜31aのタッチ操作を認識したときに、その操作結果に応じて表示部32〜36の表示の変更を行うと共に、ブザーにより例えば「ピッ」という報知音を鳴動させる。これと共に、操作制御部23は、操作に応じた設定信号を、前記冷蔵庫本体1の主制御装置22に送信する。操作部26〜31の操作が終了して一定時間が経過すると(あるいは「ホーム」の操作ボタン31aが操作されると)、LED42が消灯されて通常状態に戻る。
さて、本実施形態の押圧部材39について、図7及び図4を参照して述べる。図4、図7に示すように、押圧部材39は、透明なプラスチックから、縦方向に並んだ6個の円板状の単位押圧部47と、それら隣り合う単位押圧部47間を上下方向に相互に弾性的に連結する複数の連結部48とを一体に有して構成されている。関各連結部48は、各単位押圧部47に比べてやや薄肉に設けられている。上記したように、各単位押圧部47は、前記可撓性スイッチプリント板40の各静電容量検出部26b〜31bを前面板24の裏面側に対して押付ける(密着させる)機能を果たす。また、単位押圧部47は、透明性を有し、前記LED42からの光を透過させることは勿論である。
このとき、前記各連結部48は、その長さ寸法が、1個の単位押圧部47の上下方向の長さ寸法(直径寸法)よりも大きくなる形態で設けられている。具体的には、1個の単位押圧部47について見てみると、単位押圧部47の中心から対称的に位置する2箇所であって、複数の単位押圧部47の並び方向(この場合上下方向)に関してずれた位置において、連結部48が接続される。また、連結部48は、接続部分から上下方向に夫々遠い側に隣り合う単位押圧部47を連結するように設けられる。
つまり、複数の連結部48は、複数の単位押圧部47の並びの左右の側部に、左右両側で上下に1ピッチ(1個の単位押圧部47分)ずつずれながら配置される。単位押圧部47の並びの右側に位置する連結部48は、上から奇数番目の単位押圧部47とその下の単位押圧部47を連結し、左側に位置する連結部48は、上から偶数番目の単位押圧部47とその下の単位押圧部47を連結する。即ち、一番上の(上から奇数番目の)単位押圧部47においては、右上の斜め45度の位置と、左下の斜め45度の位置において、連結部48が接続される。上から2番目の(上から偶数番目の)単位押圧部47においては、左上の斜め45度の位置と、右の斜め45度の位置において、連結部48が接続される。
単位押圧部47の並びの右側部に位置する連結部48は、一番上の(上から奇数番目の)単位押圧部47の右斜め上部から右斜め上方に延びた後、下向きに折返されて下方に延び、2番目の(上から偶数番目の)単位押圧部47よりもやや下の位置まで延びた後、左斜め上方に延びて、当該2番目の(上から偶数番目の)単位押圧部47の右斜め下部に接続される。
単位押圧部47の並びの左側部に位置する連結部48は、上から偶数番目の単位押圧部47の左斜め上部から左斜め上方に延びた後、下向きに折返されて下方に延び、その下(上から奇数番目の)単位押圧部47よりもやや下の位置まで延びた後、右斜め上方に延びて、当該上から奇数番目の単位押圧部47の左斜め下部に接続される。尚、単位押圧部47の並びの左側部に位置する連結部48のうち、一番上の単位押圧部47の左斜め下部に接続される連結部48と、最下部の単位押圧部47の左斜め上部に接続される連結部48とは、夫々連結する相手がいないので、途中で切断された形態となっているものの、一定(他の連結部48の上下方向長さの半分)長さ以上の長さで延びて設けられている。
また、本実施形態では、各連結部48は、前記単位押圧部47に接続される接続端部48aが、その他の部分(単位押圧部47の左右の側部を上下に延びる部分)に比べて太幅となるように構成されている。尚、詳しい説明は省略するが、上記押圧部材39は、該押圧部材39の外形に対応するキャビティを有する射出成形型を用いて、プラスチックの射出成型により製造(一体成型)されるようになっている。このとき、図7に符号Gで示すように、その際の樹脂注入用のゲートGが、連結部48のうち他の部分よりも太い接続端部48a部分(合計6箇所)に、配置されるように構成されている。
以上のように構成された押圧部材39は、図4に示すように、前記遮蔽板38の前面に、該押圧部材39の外形に対応して設けられた凹所49内に、若干の遊びをもって嵌込まれるように配置される。このとき、遮蔽板38の凹所49のうち、連結部48が収容される細幅の溝内には、連結部48を前方に押すための複数個の突起部49aが設けられている。本実施形態では、突起部49aは、各連結部48の上下方向中央部分を押付け位置とするように、つまり図7に白抜きの三角形で示す位置P0を前方に押すように、7箇所に位置して設けられている。
次に、上記構成の作用・効果について述べる。本実施形態の操作パネル部10においては、各操作部26〜31を、前面板24の前面部に操作ボタン26a〜31aを表示すると共に、前面板24の裏面側に静電容量検出部26b〜31bを配置した静電容量式タッチセンサから構成した。ユーザは、操作パネル部10の操作ボタン26a〜31aをタッチ操作することにより、冷蔵庫の運転に関する各種の設定操作を行うことができる。操作パネル部10を意匠性に優れたものとすることができると共に、ユーザにとって、各操作ボタン26a〜31aや各表示部32〜36を見やすく、且つ、各操作ボタン26a〜31aの操作がしやすいものとすることができた。
この場合、前面板24の裏面に、各操作ボタン26a〜31aに対応して複数の静電容量検出部26b〜31bを並んで有する可撓性スイッチプリント板40が配置され、その可撓性スイッチプリント板40の裏面側に配置された押圧部材39の各単位押圧部47により、銘板フィルム41を介して前記各静電容量検出部26b〜31bが前面板24の裏面側に押付けられる構成とした。これにより、前面板24の前面の操作ボタン26a〜31aがタッチ操作されたことを、静電容量検出部26b〜31bにより静電容量の変化として検出することができる。
ここで、前面板24の裏面は必ずしも平坦面とは限らず、部分的に反り等の多少の凹凸(歪み)が生ずるような場合がある。ところが、本実施形態では、上下に隣り合う単位押圧部47間を相互に弾性的に連結する連結部48が十分に長く構成されているので、連結部48により十分なばね性が得られ、個々の単位押圧部47が前後方向に自在に動くことが可能となる。この結果、本実施形態によれば、単位押圧部47が前面板24の裏面の凹凸(歪み)形状に応じてフレキシブルに追従することができ、前面板24の裏面に対する可撓性スイッチプリント板40の各静電容量検出部26b〜31bの密着性を良好とすることができ、ひいては、各操作ボタン26a〜31aのタッチ操作の検出精度を高めることができる。
また、特に本実施形態では、押圧部材39の連結部48を、単位押圧部47の上部から一旦斜め上方に延び、その後折返して一つ下の単位押圧部47の下方までに延び、斜め上方に折返してその単位押圧部47の下部に接続するような形状とした。これにより、隣り合う単位押圧部47の間隔が比較的小さくても、連結部48の長さを十分に大きくとることが可能となり、高いばね性を得ることができる。しかも、各連結部48のうち、単位押圧部47に接続される接続端部48aを、その他の部分に比べて太幅となるように構成したので、接続端部48aにおける接続の強度を確保しながら、他の部分を細幅として連結部48としての十分なばね性を得ることが可能となる。
ところで、本実施形態では、上記押圧部材39を、プラスチックの射出成型により一体成形して製造するようにしたので、簡単で安価に製造でき、部品数も少なく済んで組立性を良好とすることができる。そしてその際に、前記連結部48のうち他の部分よりも太い接続端部48a部分に、成形用のゲートGが配置されるように構成したので、単位押圧部47に、ウエルドラインやゲート痕が来ることを防止することができる。これと共に、太い部分にゲートGを持ってくることができ、樹脂の流れをスムーズにすることができるといった利点も得ることができる。
尚、上記実施形態では、遮蔽板38の凹所49内に、押圧部材39の連結部48を前方に押すための複数個の突起部49aを、各連結部48の上下方向中央部分(図7に白抜きの三角形で示す位置P0)を押付け位置とするように設けたが、突起部49aを設ける位置(押付け位置)としては、図7に矢印Pで示すように、各単位押圧部47の左右部において、連結部48を前方に押す複数個(合計12個)の突起部を設ければ、押付け力をより高めることができる。また、上記実施形態では、連結部48の上下方向に延びる部分を直線状に設けるようにしたが、連結部を曲線状に(例えばS字状のカーブを描いて上下方向に延びるように)設けても良い。また、全ての連結部を一様に同形状とするのではなく、複数の連結部のうち、一部の連結部を1個の単位押圧部の長さ寸法よりも小さくし、それ以外の連結部を1個の単位押圧部の長さ寸法よりも大きくするなど、一つの押圧部材の中で長さの異なる連結部を使用しても良い。また、単位押圧部を縦方向に一列並べた場合を例に説明を行ったが、単位押圧部を横方向に並べる、あるいは、縦方向に二列並べても良い。
その他、上記した実施形態に限定されるものではなく、例えば、操作パネル部10(操作ユニット25)を右側の扉9に設けるようにしても良く、また、冷蔵庫本体の各室の構成(配置)や、操作パネル部における操作部(操作ボタン)の種類や数、表示部の表示の形態等についても様々な変形例が考えられる。更には、操作ユニットの具体的な構造、例えば回路基板における光源の種類や遮蔽板の構造等に関しても種々の変形が可能である等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は冷蔵庫本体、8は左扉(扉)、10は操作パネル部、23は操作制御部、24は前面板、25は操作ユニット、26〜31は操作部、26a〜31aは操作ボタン、26b〜31bは静電容量検出部、32〜36は表示部、37は回路基板、38は遮蔽板、39は押圧部材、40は可撓性スイッチプリント板、41は銘板フィルム、42はLED(光源)、47は単位押圧部、48は連結部、48aは接続端部、49は凹所、49aは突起部を示す。

Claims (4)

  1. 冷蔵庫本体の扉に設けられた前面板と、
    前記前面板の前面部に設けられ冷蔵庫の運転に関する設定操作を行うための複数の操作ボタンを並んで有する操作パネル部と、
    前記前面板の裏面に配置され前記各操作ボタンに対応して設けられそれら各操作ボタンのタッチ操作を検出する複数の静電容量検出部を有する可撓性スイッチプリント板と、
    前記可撓性スイッチプリント板の各静電容量検出部を前記前面板の裏面側に押付けるための押圧部材とを備え、
    前記押圧部材は、前記各静電容量検出部に対応した複数の単位押圧部と、隣り合う単位押圧部間を相互に弾性的に連結する複数の連結部とを一体に有して構成されると共に、前記各連結部は、その長さ寸法が、前記1個の単位押圧部の長さ寸法よりも大きくなる形態で設けられている冷蔵庫。
  2. 前記押圧部材は、前記単位押圧部の中心から対称的に位置する2箇所であって、複数の単位押圧部の並び方向に関してずれた位置において、前記連結部により夫々遠い側に隣り合う単位押圧部と連結されるように構成されている請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記連結部は、前記単位押圧部に接続される接続端部が、その他の部分に比べて太幅となるように構成されている請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記押圧部材は、プラスチックの射出成型により製造されると共に、前記連結部のうち他の部分よりも太い接続端部部分に、成形用のゲートが配置されるように構成されている請求項3記載の冷蔵庫。
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