JP2016038650A - 管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者と建設機械とが接近又は接触する事態が生じた際に、適切に対処する、管理システムを提供する。
【解決手段】作業者の着用物に取り付けられ、作業者と建設機械とが接近又は接触した旨の危険発生情報を送信する取り付け部材15と、作業者が所有する多機能携帯端末50であって、取り付け部材15が送信した危険発生情報を受信して、危険発生情報を送信する多機能携帯端末50と、多機能携帯端末50が送信した危険発生情報を受信し、かつ、管理する管理サーバー70と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、管理システムに関する。
クレーン等の建設機械が構造物に接近したことを検知し、双方が接触することを防止する防止システム(防止センサー)は、既によく知られている。
特開2011−126608号公報
このような防止システムを応用し、建設機械と作業者が接近したことを検知して作業者に建設機械が接触することを防止する防止システムが考えられている。このようなシステムにおいては、建設機械と作業者が接近したことが検知された際に、危険が発生した旨の情報をブザーやランプ等で作業者に知らせることにより注意が喚起される。かかる場合に、作業者は、建設機械を避ける等の適切な対処を実施することができる。
しかしながら、作業者以外にもかかる情報を知らせることができれば、より適切な対処を実施可能であり、さらに有用性が高まる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、その主な目的は、作業者と建設機械とが接近又は接触する事態が生じた際に、適切な対処が実施されるようにすることにある。
主たる本発明は、作業者の着用物に取り付けられ、該作業者と建設機械とが接近又は接触した旨の危険発生情報を送信する取り付け部材と、
前記作業者が所有する多機能携帯端末であって、前記取り付け部材が送信した前記危険発生情報を受信して、該危険発生情報を送信する多機能携帯端末と、
前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報を受信し、かつ、管理する管理サーバーと、
を有することを特徴とする管理システムである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、作業者と建設機械とが接近又は接触する事態が生じた際に、適切な対処を実施することが可能となる。
本実施の形態に係る危険発生情報管理システム1のブロック図である。 危険発生の検知方法を説明するためのイメージ図である。 第二実施形態に係る危険発生情報管理システム1のブロック図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
作業者の着用物に取り付けられ、該作業者と建設機械とが接近又は接触した旨の危険発生情報を送信する取り付け部材と、
前記作業者が所有する多機能携帯端末であって、前記取り付け部材が送信した前記危険発生情報を受信して、該危険発生情報を送信する多機能携帯端末と、
前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報を受信し、かつ、管理する管理サーバーと、
を有することを特徴とする管理システム。
かかる場合には、作業者と建設機械とが接近又は接触する事態(危険)が生じた際に、かかる(危険)が発生した旨の情報が管理サーバーに送られる。そのため、適切な対処を実施することが可能となる。
例えば、工事管理者がいち早く事態(危険)の発生を把握することができ、早急に必要な対処を実施することができる。工事管理者は、すぐに現場に駆けつけることができる。また、このような事態(危険)が今後発生しないようにするために必要な対策を検討する会議(役員会議など)を即座に開催することができる。
また、前記多機能携帯端末は、前記危険発生情報と共に前記作業者の位置情報を送信し、
前記管理サーバーは、前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報及び前記位置情報を受信し、かつ、管理することとしてもよい。
かかる場合には、作業者と建設機械とが接近又は接触する事態(危険)が生じた際に、かかる事態(危険)が発生した旨の情報と共に作業者の位置情報が管理サーバーに送られる。したがって、より一層適切な対処を実施することが可能となる。
例えば、工事管理者は、事態(危険)が発生した場所を調べる必要がないので、より一層素早く現場に駆けつけることが可能となる。また、管理サーバーが、当該位置情報を蓄積し管理することにより、危険が発生し易いエリアを特定したり、当該エリアの傾向を掴んだりすることが可能となる。
また、前記位置情報は、前記多機能携帯端末がGPS機能により取得した情報であることとしてもよい。
かかる場合には、多機能携帯端末のGPS機能を利用することで、取り付け部材へのGPS機能の設置を省くことが可能となる。そのため、取り付け部材が簡素化され、コストメリットが生ずる。
また、前記多機能携帯端末は、前記危険発生情報と共に前記多機能携帯端末の端末ID情報を送信し、
前記管理サーバーは、前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報及び前記端末ID情報を受信し、かつ、管理することとしてもよい。
かかる場合には、作業者と建設機械とが接近又は接触する事態(危険)が生じた際に、かかる事態(危険)が発生した旨の情報と共に多機能携帯端末の端末ID情報が管理サーバーに送られる。したがって、より一層適切な対処を実施することが可能となる。
例えば、工事管理者は、当該事態(危険)を起こした作業者をすぐに特定できるので、即座に当事者と連絡を取ることができ、また、どのような業務態様(仕事種類)でこのような事態(危険)が発生したかを直ぐに把握することができる。また、管理サーバーが、当該端末ID情報を蓄積し管理することにより、危険を被りやすい作業者や業務態様(仕事種類)を特定したり、これらの傾向を掴んだりすることが可能となる。
また、前記取り付け部材は、前記危険発生情報を送信する際に、前記建設機械から送信される前記建設機械の機械ID情報を受信して、前記危険発生情報と共に送信し、
前記多機能携帯端末は、前記取り付け部材が送信した前記危険発生情報及び前記機械ID情報を受信して、前記危険発生情報及び前記機械ID情報を送信し、
前記管理サーバーは、前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報及び前記機械ID情報を受信し、かつ、管理することとしてもよい。
かかる場合には、作業者と建設機械とが接近又は接触する事態(危険)が生じた際に、かかる事態(危険)が発生した旨の情報と共に建設機械の機械ID情報が管理サーバーに送られる。したがって、より一層適切な対処を実施することが可能となる。
例えば、工事管理者は、当該事態(危険)を起こした建設機械をすぐに特定できるので、即座に建設機械の管理者や操作者と連絡を取ることができ、また、どのような業務態様(仕事種類)でこのような事態(危険)が発生したかを直ぐに把握することができる。また、管理サーバーが、当該機械ID情報を蓄積し管理することにより、危険を起こし易い建設機械や業務態様(仕事種類)を特定したり、これらの傾向を掴んだりすることが可能となる。
また、前記取り付け部材は、前記危険発生情報を送信する送信部及び該危険発生情報を報知する報知部を有することとしてもよい。
かかる場合には、取り付け部材に、危険発生情報の送信機能のみならず報知機能を持たせることも可能となり、取り付け部材のユーザーに対する利便性を向上させることができる。
===危険発生情報管理システム1について===
図1は、本実施の形態に係る危険発生情報管理システム1のブロック図である。図2は、危険発生の検知方法を説明するためのイメージ図である。本実施の形態に係る危険発生情報管理システム1は、建築現場や土木現場で作業する作業者Pの着用物の一例としてのヘルメット10に着脱可能に取り付けられる取り付け部材の一例としての取り付けユニット15と、建設機械の一例としての重機30に着脱可能に取り付けられる電磁波照射ユニット35と、作業者Pが所有する多機能携帯端末の一例としてのスマートフォン50と、工事事務所Cに設置されるコンピューターである管理サーバー70と、を有している。
取り付けユニット15は、電磁波照射ユニット35と協働して、作業者Pと重機30とが接近又は接触した旨の危険発生情報を取得する機能を有する。つまり、取り付けユニット15は、電磁波照射ユニット35と協働して、作業者Pと重機30とが接近又は接触したこと、すなわち、危険が発生したことを検知する役割を果たす。
かかる危険発生の検知方法については、様々な公知な方法があるが、本実施の形態においては、一例として、以下の方法が用いられる。
すなわち、電磁波照射ユニット35は、重機30の近傍の所定範囲(以下、便宜上、照射スポットと呼び、図2において点線で示す)に赤外線等の電磁波を照射する。電磁波照射ユニット35は、電磁波を照射する照射部38と、照射部38を制御する照射ユニット制御部36と、を備えている。そして、照射ユニット制御部36が、照射部38を制御することにより、照射部38が前記所定範囲(照射スポット)に電磁波を照射する。
一方で、作業者Pが、図2に示すように、不注意等により重機30の近傍(すなわち、照射スポット)へ侵入してしまった場合には、取り付けユニット15は、電磁波照射ユニット35が照射する電磁波を受信する。より具体的には、取り付けユニット15は、電磁波を受信する取り付けユニット受信部16と、取り付けユニット受信部16を制御する取り付けユニット制御部18と、を備えている。そして、取り付けユニット制御部18により制御された取り付けユニット受信部16が、作業者Pの不注意等により前記照射スポット内へ入った場合には、電磁波を受信する。そして、このことにより、取り付けユニット15は、危険が発生したことを検知する。
なお、本実施の形態においては、作業者Pと重機30とが接触した場合にも、接近した場合と同様の検知結果が得られる。換言すれば、検知結果に接触と接近とを区別する情報は含まれない。しかしながら、これに限定されるものではなく、双方を区別するようにしてもよい。例えば、取り付けユニット15に加速度センサーを設けて、当該加速度センサーの出力に基づいて、接触を検知することとしてもよい。
また、本実施の形態においては、図2に示すように、重機30の複数箇所(図2において、6箇所)に複数の(図2においては、6つの)照射部38を設けることとしたが、これに限定されるものではなく、照射部38は、いくつ設けても構わない(単数でもよい)。すなわち、コストと危険発生検知精度とをトレードオフして、設置数を決めることが可能である。
また、取り付けユニット15は、危険が発生したこと(危険発生情報)を報知する取り付けユニット報知部20を備えている。本実施の形態においては、当該取り付けユニット報知部20として、ブザー20a及び点滅ランプ20bを備えている。取り付けユニット制御部18は、取り付けユニット受信部16が電磁波を受信して危険が発生したことを検知すると、取り付けユニット報知部20を制御して、危険が発生した旨を報知することにより作業者や作業者の周りの人に注意を喚起する。具体的には、ブザー20aを鳴らし、点滅ランプ20bを点滅させる。
また、取り付けユニット15は、危険が発生したこと(危険発生情報)を送信する。取り付けユニット15は、危険発生情報を送信する取り付けユニット送信部22を備えており、取り付けユニット制御部18により制御された取り付けユニット送信部22は、この危険発生情報をスマートフォン50に向けて送信する。本実施の形態においては、当該送信に係る無線通信規格としてブルートゥース(Bluetooth(登録商標))を用いるが、これに限定されるものではない。
また、取り付けユニット15は、危険発生情報を送信する際に、重機30から送信される重機30の機械ID情報を受信して、危険発生情報と共に送信する。すなわち、本実施の形態においては、電磁波照射ユニット35が照射する電磁波に重機30の機械ID情報が乗せられる。つまり、照射ユニット制御部36が機械ID情報を当該電磁波に乗せ、照射部38が当該機械ID情報を含む電磁波を照射する。そして、取り付けユニット15は、電磁波を受信する際に、当該機械ID情報も取り付けユニット受信部16にて受信し、重機30から取得した機械ID情報を危険発生情報と共にスマートフォン50に向けて取り付けユニット送信部22により送信する。ここで、機械ID情報とは、各々の重機30を個別に識別できる情報であり、このような情報であればその形態(文字、数字等)は問わない。
スマートフォン50は、取り付けユニット15が送信した危険発生情報と機械ID情報を受信する。より具体的には、スマートフォン50は、危険発生情報及び機械ID情報を受信するスマートフォン受信部52と、スマートフォン受信部52を制御するスマートフォン制御部54と、を備えている。例えば、スマートフォン50の専用アプリ等がこの制御部の役割を果たし、作業者は当該専用アプリをスマートフォン50にインストールして使用するようになっている。そして、スマートフォン制御部54により制御されたスマートフォン受信部52が、危険発生情報及び機械ID情報を受信する。
また、スマートフォン50は、危険発生情報及び機械ID情報を送信する。スマートフォン50は、危険発生情報及び機械ID情報を送信するスマートフォン送信部58を備えており、スマートフォン制御部54により制御されたスマートフォン送信部58は、この危険発生情報及び機械ID情報を管理サーバー70に向けて送信する(本実施の形態においては、送信の際に、公衆回線網を利用するが、これに限定されるものではない)。つまり、スマートフォン50は、取り付けユニット15から管理サーバー70へ危険発生情報及び機械ID情報を送信する際の中継機能としての役割を果たす。すなわち、危険発生情報及び機械ID情報は、取り付けユニット15からスマートフォン50を介して管理サーバー70へ送られる。
さらに、スマートフォン50(スマートフォン送信部58)は、危険発生情報及び機械ID情報だけでなく、これらと共に作業者Pの位置情報及びスマートフォン50の端末ID情報も送信する。本実施の形態に係るスマートフォン50は、GPS機能により位置情報を取得することが可能である。すなわち、スマートフォン50は、GPS機能を備えた位置情報取得部56を有しており、スマートフォン制御部54は、位置情報取得部56を制御して当該位置情報を取得し、かつ、スマートフォン送信部58を制御してこの位置情報を管理サーバー70に向けて送信する。
また、スマートフォン制御部54は、スマートフォン送信部58を制御して、端末ID情報を送信する。ここで、端末ID情報とは、各々のスマートフォン50を個別に識別できる情報であり、このような情報であればその形態(文字、数字等)は問わない。
管理サーバー70は、スマートフォン50が送信した危険発生情報、機械ID情報、位置情報、端末ID情報を受信する。より具体的には、管理サーバー70は、危険発生情報、機械ID情報、位置情報、端末ID情報を受信する管理サーバー受信部72と、管理サーバー受信部72を制御する管理サーバー制御部74と、を備えている。例えば、管理サーバー70の専用ソフトウェア等がこの制御部の役割を果たし、作業者は当該専用ソフトウェアを管理サーバー70にインストールして使用するようになっている。そして、管理サーバー制御部74により制御された管理サーバー受信部72が、危険発生情報、機械ID情報、位置情報、端末ID情報を受信する。
また、管理サーバー70は、上述した種々の情報を報知する管理サーバー報知部76を備えている。本実施の形態においては、当該管理サーバー報知部76として、ディスプレイ画面76a及びブザー76bを備えている。管理サーバー制御部74は、管理サーバー受信部72が危険発生情報、機械ID情報、位置情報、端末ID情報を受信すると、管理サーバー報知部76を制御して危険が発生した旨を報知することにより、工事事務所Cにいる工事管理者等に注意を喚起する。具体的には、ブザー76bを鳴らし、かつ、ディスプレイ画面76aに危険が発生した旨を表示する。したがって、工事管理者は、危険発生後直ちに事態を知ることができ、早急な対処をすることが可能となる。
また、かかる際に、機械ID情報、位置情報、端末ID情報も管理サーバー70に送られてきているため、これらも管理サーバー制御部74によりディスプレイ画面76aに表示される。そのため、工事管理者は、どの場所でどの作業者Pにどの重機30が接近(接触)したかを把握することができる。したがって、危険発生後直ちに詳細な情報を得ることができ、より綿密な対処をすることが可能となる。
また、管理サーバー70が、上記情報を蓄積し管理することにより、様々な統計を取ることができる。このことにより、危険が発生し易い場所や、危険を起こし易い重機30や、危険を被りやすい(を起こし易い)作業者や業務態様(仕事種類)等を特定したり、これらの傾向を掴んだりすることが可能となる。
===本実施の形態に係る危険発生情報管理システム1の有効性について===
前述したとおり、作業者と重機とが接近したことを検知して作業者に重機が接触することを防止する防止システムが考えられている。このようなシステムにおいては、作業者と重機とが接近したことが検知された際に、危険が発生した旨の情報をブザーやランプ等で作業者に知らせることにより注意が喚起される。かかる場合に、作業者は、重機を避ける等の適切な対処を実施することができる。
しかしながら、作業者以外にもかかる情報を知らせることができれば、より適切な対処を実施可能であり、さらに有用性が高まる。
そこで、本実施の形態に係る危険発生情報管理システム1は、作業者Pのヘルメット10に取り付けられ、作業者Pと重機30とが接近又は接触した旨の危険発生情報を送信する取り付けユニット15と、作業者Pが所有するスマートフォン50であって、取り付けユニット15が送信した危険発生情報を受信して、該危険発生情報を送信するスマートフォン50と、スマートフォン50が送信した危険発生情報を受信し、かつ、管理する管理サーバー70と、を有することとした。
したがって、作業者Pと重機30とが接近又は接触する事態(危険)が生じた際に、かかる事態(危険)が発生した旨の情報が管理サーバー70に送られる。そのため、より適切な対処を実施することが可能となる。
例えば、かかる事態(危険)は、一般的に、作業者Pや重機30の操作者の不注意により発生するものであるため、作業者Pや操作者が、かかる事態(危険)に係る報告を躊躇する場合が考えられる。そのため、上司などの工事管理者への当該報告が遅れる可能性がある。さらに、作業者Pと重機30とが接触して作業者Pが倒れて連絡できない状態となり、重機30が無人の機械であった場合には、当該報告がさらに遅れる可能性がある。
これに対し、本実施の形態によれば、かかる事態(危険)が発生したことが、自動的に管理サーバー70に送られるため、工事管理者がいち早く事態(危険)の発生を把握することができ、早急に必要な対処を実施することができる。
例えば、工事管理者は、すぐに現場に駆けつけることができる(特に、作業者Pと重機30とが接触して作業者Pに損傷が発生した場合には、この重要性が高まる)。また、このような事態(危険)が今後発生しないようにするために必要な対策を検討する会議(役員会議など)を即座に開催することができる。
このように、作業者Pと重機30とが接近又は接触する事態が生じた際に、適切な対処を実施することが可能となる。
また、本実施の形態において、スマートフォン50は、危険発生情報と共に作業者Pの位置情報を送信し、管理サーバー70は、スマートフォン50が送信した危険発生情報及び位置情報を受信し、かつ、管理することとした。そのため、作業者Pと重機30とが接近又は接触する事態(危険)が生じた際に、かかる事態(危険)が発生した旨の情報と共に作業者Pの位置情報が管理サーバー70に送られる。したがって、かかる事態(危険)が生じた際に、より一層適切な対処を実施することが可能となる。
例えば、工事管理者は、事態(危険)が発生した場所を調べる必要がないので、より一層素早く現場に駆けつけることが可能となる。また、前述したとおり、管理サーバー70が、当該位置情報を蓄積し管理することにより、危険が発生し易いエリアを特定したり、当該エリアの傾向を掴んだりすることが可能となる。
また、本実施の形態において、スマートフォン50は、危険発生情報と共にスマートフォン50の端末ID情報を送信し、管理サーバー70は、スマートフォン50が送信した危険発生情報及び端末ID情報を受信し、かつ、管理することとした。そのため、作業者Pと重機30とが接近又は接触する事態(危険)が生じた際に、かかる事態(危険)が発生した旨の情報と共にスマートフォン50の端末ID情報が管理サーバー70に送られる。したがって、かかる事態(危険)が生じた際に、より一層適切な対処を実施することが可能となる。
例えば、工事管理者は、当該事態(危険)を起こした作業者をすぐに特定できるので、即座に当事者と連絡を取ることができ、また、どのような業務態様(仕事種類)でこのような事態(危険)が発生したかを直ぐに把握することができる。また、管理サーバー70が、当該端末ID情報を蓄積し管理することにより、危険を被りやすい作業者や業務態様(仕事種類)を特定したり、これらの傾向を掴んだりすることが可能となる。
また、本実施の形態において、取り付けユニット15は、危険発生情報を送信する際に、重機30から送信される重機30の機械ID情報を受信して、危険発生情報と共に送信し、スマートフォン50は、取り付けユニット15が送信した危険発生情報及び機械ID情報を受信して、危険発生情報及び機械ID情報を送信し、管理サーバー70は、スマートフォン50が送信した危険発生情報及び機械ID情報を受信し、かつ、管理することとした。そのため、作業者Pと重機30とが接近又は接触する事態(危険)が生じた際に、かかる事態(危険)が発生した旨の情報と共に重機30の機械ID情報が管理サーバー70に送られる。したがって、かかる事態(危険)が生じた際に、より一層適切な対処を実施することが可能となる。
例えば、工事管理者は、当該事態(危険)を起こした重機30をすぐに特定できるので、即座に重機30の管理者や操作者と連絡を取ることができ、また、どのような業務態様(仕事種類)でこのような事態(危険)が発生したかを直ぐに把握することができる。また、管理サーバー70が、当該機械ID情報を蓄積し管理することにより、危険を起こし易い重機30や業務態様(仕事種類)を特定したり、これらの傾向を掴んだりすることが可能となる。
また、本実施の形態において、取り付けユニット15は、危険発生情報を送信する取り付けユニット送信部22及び危険発生情報を報知する取り付けユニット報知部20を有することとした。そのため、取り付けユニット15に、危険発生情報の送信機能のみならず報知機能を持たせることも可能となり、取り付けユニット15のユーザーに対する利便性を向上させることができる。
===その他の実施の形態===
上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上記実施の形態においては、取り付けユニット15を取り付ける着用物としてヘルメット10を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、人体に着用されるものであればどのようなものでも構わない。例えば、ウェア(服)、手袋、腕時計、ネックレス等を例示することができる。
また、上記実施の形態においては、建設機械として重機30を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。「建設機械」とは、広義の意味での建設機械であり、何らかの作業を行う全ての作業機械が建設機械の範疇に含まれる。また、当然のことながら、無人か有人かを問わず、所謂ロボットのようなものも含まれる。
また、上記実施の形態においては、多機能携帯端末としてスマートフォン50を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、多機能携帯端末は、タブレット端末であっても構わない。
また、上記実施の形態においては、管理サーバー70として、工事事務所Cに設置されるコンピューターを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、建築・土木会社の集中管理センターに設置されるコンピューターであってもよい。
また、上記実施の形態においては、危険発生の検知方法として、重機30が赤外線等の電磁波を重機30の近傍の所定範囲(照射スポット)に照射し、作業者Pのヘルメット10等の着用物に取り付けられた取り付けユニット15が、当該照射スポットに侵入した際に、電磁波を受信し危険発生を検知する方法を挙げたが、前述した通り、他にも幾つかの方法があり、どのような方法が用いられても構わない(以下で、いくつかの例について説明する)。
上記実施の形態においては、重機30と作業者Pのうちの重機30側が電磁波を照射し、作業者P側が、受信部、すなわち、センサーを有することとしたが、作業者側が電磁波を照射し、重機側がセンサーを有することとしてもよい。この場合には、重機が、危険発生を検知した際に、その旨を作業者側の取り付けユニットに送信する。
また、上記実施の形態においては、重機30側と作業者Pとが協働して危険発生の検知を行うこととしたが、重機側のみで、又は、作業者側のみで、検知を行うこととしてもよい。例えば、重機(作業者)に光源と受光素子を設け、光源から照射された照射光が作業者(重機)に当たって反射された反射光を受光素子で受信することにより、検知を行うこととしてもよい。この場合には、検知は、照射光が照射されてから反射光を受光するまでの時間や照射光と反射光の位相差に基づいて検知を行う。この場合にも、重機が、危険発生を検知した際には、その旨を作業者側の取り付けユニットに送信する。また、重機側(作業者側)のみで、検知を行う例としては、カメラを用いて検知する例も考えられる。
また、上記実施の形態においては、検知のために電磁波を用いたが、超音波等の音波を用いることとしてもよい。
また、上記実施の形態(以下、第一実施形態とも呼ぶ)において、前記位置情報は、スマートフォン50がGPS機能により取得した情報であることとした。しかしながら、これに限定されるものではなく、以下で説明する例(第二実施形態)であってもよい。
第二実施形態においては、第一実施形態とは異なり、前記位置情報は、取り付けユニット15がGPS機能により取得した情報である。すなわち、図3に示すように、第二実施形態に係る取り付けユニット15は、GPS機能を備えた位置情報取得部24を有しており、取り付けユニット制御部18は、位置情報取得部24を制御して当該位置情報を取得し、かつ、取り付けユニット送信部22を制御してこの位置情報をスマートフォン50に向けて送信する。
スマートフォン50は、取り付けユニット15が送信した危険発生情報と機械ID情報に加えて、当該位置情報を受信する。すなわち、スマートフォン制御部54により制御されたスマートフォン受信部52が、危険発生情報、機械ID情報、及び、位置情報を受信する。
そして、第一実施形態と同様、スマートフォン50(スマートフォン送信部58)は、危険発生情報、機械ID情報、位置情報、及び、端末ID情報を管理サーバー70に向けて送信する。
第一実施形態は、多機能携帯端末(スマートフォン50)のGPS機能を利用することで、取り付けユニット15へのGPS機能の設置を省くことが可能となる。そのため、取り付けユニット15が簡素化され、コストメリットが生ずる点で望ましい。一方、第二実施形態は、多機能携帯端末にGPS機能がない場合に、有用である。
1 危険発生情報管理システム
10 ヘルメット
15 取り付けユニット
16 取り付けユニット受信部
18 取り付けユニット制御部
20 取り付けユニット報知部
20a ブザー
20b 点滅ランプ
22 取り付けユニット送信部
24 位置情報取得部
30 重機
35 電磁波照射ユニット
36 照射ユニット制御部
38 照射部
50 スマートフォン
52 スマートフォン受信部
54 スマートフォン制御部
56 位置情報取得部
58 スマートフォン送信部
70 管理サーバー
72 管理サーバー受信部
74 管理サーバー制御部
76 管理サーバー報知部
76a ディスプレイ画面
76b ブザー
C 工事事務所
P 作業者

Claims (6)

  1. 作業者の着用物に取り付けられ、該作業者と建設機械とが接近又は接触した旨の危険発生情報を送信する取り付け部材と、
    前記作業者が所有する多機能携帯端末であって、前記取り付け部材が送信した前記危険発生情報を受信して、該危険発生情報を送信する多機能携帯端末と、
    前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報を受信し、かつ、管理する管理サーバーと、
    を有することを特徴とする管理システム。
  2. 請求項1に記載の管理システムであって、
    前記多機能携帯端末は、前記危険発生情報と共に前記作業者の位置情報を送信し、
    前記管理サーバーは、前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報及び前記位置情報を受信し、かつ、管理することを特徴とする管理システム。
  3. 請求項2に記載の管理システムであって、
    前記位置情報は、前記多機能携帯端末がGPS機能により取得した情報であることを特徴とする管理システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の管理システムであって、
    前記多機能携帯端末は、前記危険発生情報と共に前記多機能携帯端末の端末ID情報を送信し、
    前記管理サーバーは、前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報及び前記端末ID情報を受信し、かつ、管理することを特徴とする管理システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の管理システムであって、
    前記取り付け部材は、前記危険発生情報を送信する際に、前記建設機械から送信される前記建設機械の機械ID情報を受信して、前記危険発生情報と共に送信し、
    前記多機能携帯端末は、前記取り付け部材が送信した前記危険発生情報及び前記機械ID情報を受信して、前記危険発生情報及び前記機械ID情報を送信し、
    前記管理サーバーは、前記多機能携帯端末が送信した前記危険発生情報及び前記機械ID情報を受信し、かつ、管理することを特徴とする管理システム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の管理システムであって、
    前記取り付け部材は、前記危険発生情報を送信する送信部及び該危険発生情報を報知する報知部を有することを特徴とする管理システム。
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