JP2016038351A - センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】検出部を保護しつつ応答性の向上を図ることができるセンサを提供する。【解決手段】油中の水分量を検出するセンサは、検出素子20と、検出素子20を内側に収容する筒状のカバー12と、を備えている。カバー12には、検出素子20の大きさよりも小さい複数の第2導入孔26が周方向に形成されている。第2導入孔26は、互いに対向しない位置に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、流体の特性を検出するセンサに関する。
流体の特性を検出するセンサには、所定の試料位置に採取した試料をセットして検出を行うもののほかに、例えば流体が流れる管路やタンク等の被装着体に装着されるものや、管路やタンク等に挿入可能な携帯式のもの等がある。この種のセンサは、流体の状態変化に対する応答性が求められることが多い。
例えば、特許文献1に記載された流体温度検出用センサは、被装着体に装着されるセンサハウジングを有する。センサハウジングは保護筒を有し、この保護筒には、熱伝導性ペーストを介して温度検出素子が収容されている。また、センサハウジングの外周には雄ねじが形成されている。流体温度検出用センサを被装着体に装着する際は、保護筒を測定媒体に向けた状態で、センサハウジングの雄ねじを、被装着体の挿通孔に形成された雌ねじに螺合する。
特開2002−48654号公報
上述した流体温度検出用センサは、温度検出素子が測定媒体に接触しないが、検出部が流体に接触することによって検出を行うセンサもある。このようなセンサにおいては、過酷な使用状況等の予期されない要因により検出部が脱落すると、流体に検出部が異物として混入するおそれがある。このため、検出部を流体に接触可能な状態としつつ保護筒等で覆うことが好ましい。
しかし、検出部が保護筒等で覆われると、保護筒等で覆われない場合に比べ、検出部周辺の流体の流動性が低下することは否めない。このため、検出対象とする流体の状態変化が、保護筒内の流体の状態は直ちに反映されないので、センサの応答性が低下するおそれがある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、検出部を保護しつつ応答性の向上を図ることができるセンサを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するセンサは、流体の特性を検出する検出部と、前記検出部を内側に収容する筒状のカバーと、を備え、前記カバーには、前記検出部の大きさよりも小さい複数の導入孔が当該カバーの周方向に形成され、前記複数の導入孔は、当該カバーの中心軸を挟んで互いに対向しない位置に形成されている。
上記構成によれば、検出部の大きさよりも小さい複数の孔がカバーに形成されているため、検出部がカバーの外へ脱落することを抑制しつつ、流体を検出部に接触させることができる。また、カバーの複数の孔が互いに対向しない位置に形成されているので、カバー内の流体の流動性の向上等により、センサの応答性の向上を図ることができる。
このセンサについて、前記複数の導入孔の少なくとも一部は、前記検出部に対向する位置に設けられることが好ましい。
上記構成によれば、複数の導入孔の少なくとも一部が検出部と対向する位置に設けられるので、導入孔を介して流入した流体が検出部に到達するまでの時間を短くすることができる。
このセンサについて、前記カバーは、複数の前記導入孔からなる導入孔列を有し、前記導入孔列を構成する前記導入孔の周方向における位置は、隣接する前記導入孔列の前記導入孔の周方向の位置に対して異なることが好ましい。
上記構成によれば、導入孔の周方向の位置が隣接する導入孔列の間で異なるので、カバー内における流体の流動性の向上を図ることができる。
このセンサについて、前記カバーは、複数の前記導入孔からなる導入孔列を有し、前記導入孔列を構成する前記導入孔の周方向における位置は、他の前記導入孔列の前記導入孔の周方向の位置に対して異なることが好ましい。
上記構成によれば、導入孔の周方向の位置が他の導入孔列の間で異なるので、カバー内における流体の流動性の向上を図ることができる。
このセンサについて、前記導入孔は、前記カバーの軸方向における一方の端部から他方の端部にかけて螺旋状に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、導入孔が螺旋状にカバーに形成されているので、カバー内における流体の流動性の向上を図ることができる。
このセンサについて、前記カバーは、複数の前記導入孔からなる導入孔列を有し、前記導入孔列を構成する前記各導入孔の間隔が異なることが好ましい。
上記構成によれば、同じ導入孔列を構成する導入孔の間隔が互いに異なるので、カバー内における流体の流動性の向上を図ることができる。
このセンサについて、前記カバーの軸方向における一方の端部には壁部が設けられ、当該壁部には、流体を取り込む先端側導入孔が形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、カバーには、周方向に形成された導入孔と、端部に設けられた壁部に形成された先端側導入孔とが形成されているので、カバー内における流体の流動性の向上を図ることができる。
このセンサについて、前記検出部は、第1電極と、前記第1電極に対向して配置され水分子を透過する第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極の間に挟まれた感応膜とを備え、前記第2電極を透過した水分子を前記感応膜が吸脱着することによる静電容量の変化に基づいて流体に含有される水分量を検出することが好ましい。
上記構成によれば、検出部は静電容量式の素子であるため、電極間の水分量による抵抗変化を検出する抵抗式のセンサに比べ、検出素子自体の応答性を高めることができる。
上記課題を解決するセンサは、流体の特性を検出する検出部と、前記検出部を収容する筒状のカバーと、を備え、前記カバーには、前記検出部の大きさよりも小さい複数の導入孔が周方向に形成され、互いに対向する前記導入孔が異なる内径を有する。
上記構成によれば、検出部の大きさよりも小さい複数の孔がカバーに形成されているため、検出部の脱落を抑制しつつ、検出部と流体とを接触させることができる。また、互いに対向する導入孔が異なる径を有する。このため、カバー内の流体の流動性の向上等により、センサの応答性の向上を図ることができる。
本発明によれば、センサの検出部を保護しつつ、センサの応答性の向上を図ることができる。
センサの第1実施形態において、当該センサを一方の側面側からみた斜視図。 同実施形態のセンサの平面図。 同実施形態におけるセンサに設けられる検出素子の斜視図。 同実施形態のセンサを他方の側面側からみた斜視図。 同実施形態のセンサのカバーの正面図。 (a)は図5の6a−6a線における断面図、(b)は6b−6b線における断面図、(c)は6c−6c線における断面図。 同実施形態の検出素子の模式図。 図7における8−8線における断面図。 同実施形態のセンサの取付状態を示す図。 センサの第2実施形態におけるカバーの正面図。 (a)は図10の11a−11a線における断面図、(b)は11b−11b線における断面図、(c)は11c−11c線における断面図。 センサの第3実施形態におけるカバーの正面図。 (a)は図12の13a−13a線における断面図、(b)は13b−13b線における断面図、(c)は13c−13c線における断面図。 センサの第4実施形態におけるカバーの正面図。 (a)は図14の15a−15a線における断面図、(b)は15b−15b線における断面図、(c)は15c−15c線における断面図。 センサの第5実施形態におけるカバーの正面図。 (a)は図16の17a−17a線における断面図、(b)は17b−17b線における断面図、(c)は17c−17c線における断面図。 センサの第5実施形態におけるカバーの正面図。 (a)は図18の19a−19a線における断面図、(b)は19b−19b線における断面図、(c)は19c−19c線における断面図。 センサの実施例1及び比較例1〜2の応答性を示す図。 センサの変形例におけるカバーの正面図。 センサの変形例におけるカバーの正面図。 センサの変形例におけるカバーの断面図。
(第1実施形態)
図1〜図9を参照して、センサの第1実施形態を説明する。本実施形態では、センサを、機械の潤滑油等、流体としての油に含まれる水分量を検出するセンサに具体化して説明する。また、このセンサは、油が流れる管路や、油が貯められるタンク等の被装着体に装着される。
まず図1〜図4を参照して、センサ10の概略構成について説明する。
図1に示すように、センサ10は、ハウジング11とカバー12とを備える。ハウジング11は、大径部13と小径部14とを有する。大径部13と小径部14とは、ナット等の締結部15によって締結されている。
カバー12の内側には、小径部14の先端に設けられた検出部としての検出素子20が収容されている。カバー12は、鉱物油、絶縁油等の検出対象の油に対して耐食性を有する金属材から形成され、円筒状をなしている。軸方向に沿った一方の端部には側壁部22が設けられ、他方の端部は開口している。カバー12の側壁部22には第1導入孔24が貫通形成されているカバー12の周壁部25には第2導入孔26が貫通形成されている。第1導入孔24及び第2導入孔26は、カバー12内部に油を導入するための貫通孔であって、同じ形状及び内径を有している。第1導入孔24は、側壁部22の中央部に1つ形成されている。
図2に示すように、ハウジング11の小径部14は、雄螺子がそれぞれ形成された第1螺合部16と第2螺合部17とを備えている。第2螺合部17の先端には、一対のピン21が固定されている。第2螺合部17側とピン21とは、はんだ付け等によって強固に固定されている。これらのピン21の先端には、ピン21と電気的に接続する検出素子20が設けられている。
図3に示すように、上述した第1導入孔24及び第2導入孔26の内径D(図2参照)は、この検出素子20の幅W、高さH及び厚みTよりも小さい。
カバー12の内周面であって開口端23側には、カバー螺合部27が形成されている。カバー螺合部27は、小径部14の第2螺合部17と螺合することにより、内側に検出素子20を収容した状態で小径部14に装着される。なお、カバー12と検出素子20との周方向における相対位置は、特に限定されない。
またカバー12の周壁部25のうち、第2導入孔26が形成された領域Z1は、カバー12が小径部14に装着された状態で、カバー12の軸方向において検出素子20が配置された位置を含む。即ち、第2導入孔26の少なくとも一部が、検出素子20と対向する。このため、第2導入孔26から流入した油は、検出素子20に到達しやすくなる。ここで、領域Z1は、カバー12の軸方向において、開口端23側の第2導入孔26から側壁部22側の第2導入孔26までを含む領域である。
図4に示すように、大径部13の端面のうち小径部14と反対側の端面18aには、接続部18と、報知部19とが設けられている。この接続部18には、電力供給線及び信号線が接続される。接続部18に接続された電力供給線は、大径部13に収容された駆動回路、報知部19に電力を供給する。接続部18に接続された信号線は、検出素子20から出力された検出信号を外部の出力装置等へ送信する。
報知部19は、3つのランプ19a〜19cを有している。各ランプ19a〜19cは、大径部13に収容された上記駆動回路によって点灯が制御される。また、各ランプ19a〜19cは、点灯することによって異なる色の光を出射するものであってもよい。
例えば油に含有される水分量が予め設定された低い範囲内である場合には、奥側のランプ19aが点灯される。また、油に含有される水分量が予め設定された中程度の範囲内の場合には、中央のランプ19bが点灯される。さらに、油に含有される水分量が予め設定された高い範囲内の場合には、手前のランプ19cが点灯される。即ち、報知部19は、油に含有されるおおよその水分量をユーザに報知するためのものであり、検出素子20により検出された水分量の実測値は、信号線を介して接続された上記出力装置にて確認することができる。また、センサ10自体に異常が発生した場合には、全てのランプ19a〜19cが点灯することによって故障を報知する。
次に、図5及び図6を参照して、第2導入孔26の形成パターンについて説明する。
図5に示すように、カバー12には、軸方向の同じ位置に形成された複数の第2導入孔26からなる導入孔列が形成されている。本実施形態では、導入孔列が軸方向に沿って4列形成されている。導入孔列L1〜L4は、各々3個の第2導入孔26を有している。
各導入孔列L1〜L4を構成する第2導入孔26は、隣接する導入孔列の第2導入孔26に対して、周方向の位置がそれぞれ異なる。即ち、第1導入孔列L1を構成する第2導入孔26の周方向の位置は、第2導入孔列L2を構成する第2導入孔26の周方向の位置に対して異なる。また、第2導入孔列L2を構成する第2導入孔26の周方向の位置は、第1導入孔列L1を構成する第2導入孔26の周方向の位置、第3導入孔列L3を構成する第2導入孔26の周方向の位置に対して異なる。なお、第1導入孔列L1を構成する第2導入孔26の周方向の位置は、第3導入孔列L3を構成する第2導入孔26の周方向の位置と同じである。また、第2導入孔列L2を構成する第2導入孔26の周方向の位置は、第4導入孔列L4を構成する第2導入孔26の周方向の位置と同じである。
図6(a)〜(c)に示すように、各導入孔列L1〜L4を構成する第2導入孔26は、カバー12の中心軸X1を挟んで互いに対向しない位置、即ち正面同士にならない位置にそれぞれ形成されている。なお、中心軸X1は、第1導入孔24の中心を通る。図6(a)に示す第1導入孔列L1の第2導入孔26は、図中上方の第2導入孔26の位置を基準として時計回りに、「0°」、「120°」、「240°」の位置にそれぞれ形成されている。図6(b)に示す第2導入孔列L2の第2導入孔26は、「60°」、「180°」、「300°」の位置にそれぞれ形成されている。図6(c)に示す第3導入孔列L3の第2導入孔26は、「0°」、「120°」、「240°」の位置にそれぞれ形成されている。図示は省略するが、第4導入孔列L4の第2導入孔26は、第2導入孔列L2の第2導入孔26と同様に、「60°」、「180°」、「300°」の位置にそれぞれ形成されている。
次に図7及び図8を参照して、検出素子20の構成について説明する。この検出素子20は、静電容量式で油に含有される水分量を検出するものである。
図7に示すように、検出素子20は、基板30と、基板30上に設置された第1電極31を備えている。第1電極31の上には、感応膜33が形成され、感応膜33の上には第2電極32が形成されている。
第1電極31は、金を含有するクロム等の金属材料からなる。第1電極31には、第1電極端子34が接続されている。第2電極32は、クロム等の金属材料からなり、水分子が透過可能である。また、第2電極32には、第2電極端子35が接続されている。第1電極端子34及び第2電極端子35は、基板30の一辺から引き出され、ピン21を介して、大径部13に収容される上記駆動回路に接続される。また感応膜33は、ポリイミド等の水分子を脱吸着する有機絶縁物からなる。感応膜33は、第1電極31及び第2電極32よりも若干大きく形成され、第1電極31及び第2電極32からその端部がはみ出すように積層されている。
図8に示すように、第1電極31は、感応膜33によって覆われている。第1電極31及び第2電極32は、感応膜33を介して対向している。感応膜33への水分子の吸着及び脱離は、第2電極32からはみ出した露出部分及び第2電極32を介して行われる。
検出素子20の周辺における油の水分量が安定すると、感応膜33への水分子の吸着は油との間で平衡化する。例えば油に含まれる水分子が増加すれば、感応膜33に吸着される水分子の量も増加し、油に含まれる水分子が減少すれば、感応膜33に吸着される水分子の量も減少する。
感応膜33への水分子の吸着及び脱離により、第1電極31及び第2電極32の間の静電容量が変化する。第1電極31及び第2電極32の間の静電容量の変化を、第1電極端子34及び第2電極端子35に接続された駆動回路で演算することによって、油に含まれる水分量が検出される。このように、油に含まれる水分量を検出するには、感応膜33への水分子の吸着が平衡化する時間等が最小限必要となる。
次に図9を参照して、センサ10の被装着体100への装着状態について説明する。被装着体100の管路やタンク等の壁部には、センサ10を装着するための挿通孔101が形成されている。この挿通孔101の内周面には、雌螺子が形成されている。センサ10は、カバー12を被装着体100の内側に差し込んで、第1螺合部16を挿通孔101の雌螺子に螺合させることにより装着される。
センサ10は、被装着体100内で油102が流動している状態で水分量の検出を行うことが好ましい。これは、被装着体100内で、油102の含有水分量を均一化するためであるが、センサ10の検出前に油102の含有水分量が均一化されているか、又は均一化の必要がない場合(偏った状態での検出を目的としている場合等)には、油102が流動する必要はない。
油102は、第2導入孔26及び第1導入孔24を介してカバー12内に流入し、検出素子20に接触する。検出素子20は、水分子の吸着量に応じた電気信号を上記駆動回路に出力する。駆動回路は、センサ10に接続された信号線を介して、含有水分量に応じた信号を、上述した出力装置に送信する。また駆動回路は、ランプ19a〜19cのうち含有水分量に応じたランプを点灯させて、含有水分量のレベルをユーザに報知する。
次に図9を参照して、センサ10のカバー12の作用を説明する。検出素子20はカバー12に覆われ、カバー12に形成された第1導入孔24及び第2導入孔26の内径よりも大きい。このため、使用環境等の意図しない要因により、検出素子20が第2螺合部17から外れたとしても、カバー12の外側へ脱落することはない。このため、油が流動する管路やタンクに検出素子20が混入することが防がれる。
センサ10の応答性は、第2導入孔26が互いに対向する位置に形成された場合よりも、応答性が向上することが発明者による実験等を通じてわかっている。ここでいう応答性とは、検出素子20自体の応答性ではなく、被装着体100を流れる油102の水分含有量が何らかの要因により変化した際に、変化した時点からその変化がセンサ10によって検出されるまでの遅れ時間を指す。
センサ10の応答性の向上は未だ明らかとなっていないが、以下の理由によるものと推定される。
カバー12に形成された第2導入孔26が互いに対向する位置に形成されている場合には、対向した一対の第2導入孔26のうち、一方から導入された油102は、他方の第2導入孔26から排出されやすくなる。
一方、本実施形態のように第2導入孔26が互いに対向する位置に形成されていない場合には、第2導入孔26から導入された油102は、向かい合う第2導入孔26が無いため、カバー12の内周面等に衝突する。また第1導入孔24からの油102の流入も加わり、第2導入孔26が対向する位置に形成されている場合に比べ、例えば油内のせん断力が生じやすくなったり、乱流が起こりやすくなったりして、カバー12内における流れが複雑化する。
また、各導入孔列L1〜L4は、隣接する導入孔列に対して、第2導入孔26の周方向の位置がそれぞれ異なる。このため、各導入孔列の間で第2導入孔26の周方向の位置が同じである場合に比べ、カバー12内に導入される油102の流れの向きが多様化する。このため、カバー12内の油の流れをより複雑な流れとすることができる。その結果、カバー12内の油は、カバー12の隅部に滞留することなく、短時間でよく混合された後、いずれかの第2導入孔26又は第1導入孔24を介して排出される。このため、カバー12の内側に存在する油102の含有水分量が、カバー12の外側に存在する油102の含有水分量と短時間で同じとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)検出素子20の大きさよりも小さい複数の第2導入孔26がカバー12に形成されているため、検出素子20のカバー12からの脱落を抑制しつつ、検出素子20と油とを接触させることができる。また、第2導入孔26は、互いに対向しない位置に形成されているので、センサ10の応答性を高めることができる。
(2)第2導入孔26の一部が検出素子20と対向する位置に設けられるので、第2導入孔26を介して流入した油が検出素子20に到達するまでの時間を短くすることができる。
(3)周方向に形成された第2導入孔26と、側壁部22に形成された第1導入孔24とがカバー12に形成されている。このため、油を、カバー12の周壁部25から径方向中心に向かう方向だけでなく、側壁部22から開口端23に向かう軸方向にも流入させることができる。このため、カバー12内における油の流れ方向を多くすることで、カバー12の隅部における油の滞留を抑制することができる。
(4)検出素子20は静電容量式の素子であり、第1電極31及び第2電極32の間の水分量の変化に基づく静電容量変化を検出する。このため、電極間の水分量による抵抗変化を検出する抵抗式のセンサに比べ、検出素子20自体の応答性を高めることができる。
(5)導入孔列を構成する第2導入孔26の周方向の位置が隣接する導入孔列の間で異なる。このため、カバー12内における油の流れ方向を多様化して、カバー12内における油の流動性の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、図10及び図11を参照して、センサの第2実施形態を、第1実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態のセンサは、導入孔列の第2導入孔の周方向位置が一致している点が第1の実施形態と異なっている。なお、本実施形態にかかるセンサも、その基本的な構成は第1実施形態と同等であり、図面においても第1実施形態と実質的に同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、重複する説明は割愛する。
図10に示すように、本実施形態のセンサ10のカバー12は、3つの導入孔列L1〜L3を有する。これらの導入孔列L1〜L3が形成された領域Z2は、カバー12の軸方向において、第1実施形態と同様に検出素子20の位置を含む。
図11(a)〜(c)に示すように、各導入孔列L1〜L3は、120°毎に形成された3つの第2導入孔26を有する。各導入孔列L1〜L3の第2導入孔26は、周方向の位置が一致している。また、各導入孔列L1〜L3の第2導入孔26は、中心軸X1を挟んで互いに対向しない位置に配置されている。
このため、カバー12内における油の滞留を抑制し、流動性を高めることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)の効果と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
次に、図12及び図13を参照して、センサの第3実施形態を、第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態にかかるセンサも、その基本的な構成は第1実施形態と同等であり、図面においても第1実施形態と実質的に同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、重複する説明は割愛する。
図12に示すように、本実施形態のセンサ10のカバー12は、4つの導入孔列L1〜L4を有する。これらの導入孔列L1〜L4が形成された領域Z3は、カバー12の軸方向において、第1実施形態と同様に検出素子20の位置を含む。
図13(a)〜(c)に示すように、各導入孔列L1〜L4は、72°毎に形成された5つの第2導入孔26を有する。各導入孔列L1〜L4の第2導入孔26は、中心軸X1を挟んで互いに対向しない位置に配置される。また、各導入孔列L1〜L4の第2導入孔26は、周方向の位置が他の導入孔列に対して異なる。即ち、第2導入孔26は、他の第2導入孔26に対して、軸方向の位置及び周方向の位置がそれぞれ異なる。また、本実施形態では、各導入孔列L1〜L4の第2導入孔26は、隣接する導入孔列のうち最も近い第2導入孔26に対して周方向の位置が18°ずれている。
例えば、図13(c)に示すように、第4導入孔列L4の5つの第2導入孔26が、時計回り方向に「0°」、「72°」、「144°」、「216°」、「288°」の位置に形成されていたとする。
図13(b)に示すように、このとき第3導入孔列L3の5つの第2導入孔26は、「54°」、「126°」、「198°」、「270°」、「342°」の位置にそれぞれ形成されている。
図13(a)に示すように、このとき第2導入孔列L2の第2導入孔26は、「36°」、「108°」、「180°」、「252°」、「324°」の位置にそれぞれ形成されている。
導入孔列L1〜L4は5つの第2導入孔26を有するため、開口率を高めることができる。また、第1実施形態のカバー12に比べて、油がカバー12に導入される方向をより多様化することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)の効果と同様の効果が得られる。
(6)導入孔列L1〜L4を構成する第2導入孔26の周方向の位置が他の導入孔列の間で異なる。このため、カバー12内における油の流れを複雑化させ、流動性の向上を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、図14及び図15を参照して、センサの第4実施形態を、第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態にかかるセンサも、その基本的な構成は第1実施形態と同等であり、図面においても第1実施形態と実質的に同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、重複する説明は割愛する。
図14に示すように、カバー12には、側壁部22から開口端23にかけて、第2導入孔26が螺旋状に形成されている。即ち、第2導入孔26は、軸方向の位置及び周方向の位置が互いにずれている。これらの第2導入孔26が形成された領域Z4は、カバー12の軸方向において、第1実施形態と同様に検出素子20の位置を含む。
図15(a)〜(c)に示すように、第2導入孔26は、中心軸を挟んで互いに対向しない位置に配置される。また、第2導入孔26の軸方向における位置はずれているので、他の第2導入孔26と対向していない。このため、カバー12内における油の流動性の向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)の効果と同様の効果が得られる。
(7)第2導入孔26が螺旋状にカバー12に形成されているので、カバー12内における油の流動性の向上を図ることができる。
(第5実施形態)
次に、図16及び図17を参照して、センサの第5実施形態を、第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態にかかるセンサも、その基本的な構成は第1実施形態と同等であり、図面においても第1実施形態と実質的に同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、重複する説明は割愛する。
図16に示すように、本実施形態のセンサ10のカバー12は、3つの導入孔列L1〜L3を有する。これらの導入孔列L1〜L4が形成された領域Z5は、カバー12の軸方向において、第1実施形態と同様に検出素子20の位置を含む。
図17(a)〜(c)に示すように、各導入孔列L1〜L3を構成する第2導入孔26は、中心軸X1を挟んで互いに対向しない位置に配置されている。各導入孔列L1〜L3を構成する第2導入孔26の間隔は、互いに異なる間隔になっている。
図17(a)に示すように、第1導入孔列L1における第2導入孔26の間隔θ11〜θ13は、例えば「134°」、「120°」、「106°」のようにそれぞれ異なる。また、図17(b)に示すように、第2導入孔列L2における第2導入孔26の間隔θ21〜θ23は、「133°」、「115°」、「112°」のようにそれぞれ異なる。さらに、図17(c)に示すように、第3導入孔列L3における第2導入孔26の間隔θ31〜θ33は、「115°」、「123°」、「122°」のようにそれぞれ異なる。なお、これらの間隔は一例であり、これ以外の間隔であってもよい。
このように第2導入孔26は、他の第2導入孔26と対向していない。また第2導入孔26の間隔は互いに異なるので、例えば、油の滞留が生じやすい箇所に、第2導入孔26を多く設けることもできる。このため、カバー12内における油の流動性の向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)の効果と同様の効果に加え、以下の効果が得られる。
(8)各導入孔列L1〜L3を構成する第2導入孔26の間隔が互いに異なるので、カバー12内に導入される油の流れ方向が多様化される。このため、カバー12内における油の流動性の向上を図ることができる。
(第6実施形態)
次に、図18及び図19を参照して、センサの第5実施形態を、第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施形態にかかるセンサも、その基本的な構成は第1実施形態と同等であり、図面においても第1実施形態と実質的に同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、重複する説明は割愛する。
図18に示すように、本実施形態のセンサ10のカバー12は、3つの導入孔列L1〜L3を有する。これらの導入孔列L1〜L3が形成された領域は、カバー12の軸方向において、第1実施形態と同様に検出素子20の位置を含む。なお、図17では、便宜上、検出素子20の位置の図示を省略している。
図19(a)〜(c)に示すように、各導入孔列L1〜L4は、90°毎に形成された4つの第2導入孔26を有する。各導入孔列L1〜L3の第2導入孔26は、互いに対向している。各導入孔列L1〜L3は、相対的に小さい内径を有する第2導入孔26aと、相対的に大きい内径を有する第2導入孔26bとから構成されている。第2導入孔26a,26bは、中心軸X1を挟んで互いに対向する位置に設けられている。
次に、本実施形態のセンサ10の作用について説明する。カバー12の対向する一対の第2導入孔26は、異なる内径を有している。カバー12の外側から第2導入孔26に流入する際には、カバー12内で縮流が生じる。例えば、大径の第2導入孔26bから出た縮流のうち一部は、対向する小径の第2導入孔26bから排出されやすくなるが、他はカバー12の内周面に衝突しやすくなる。このため、カバー12内の油の流れを複雑化することで、カバー12内に油が滞留することを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(2)〜(4)の効果と同様の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(9)カバー12には、検出素子20の大きさよりも小さい複数の第2導入孔26が形成されているため、検出素子20の脱落を抑制しつつ、検出素子20と油とを接触させることができる。また、互いに対向する第2導入孔26は、異なる内径を有するため、カバー12内の油の流動性の向上等により、センサの応答性を高めることができる。
(実施例)
以下、図20を参照して、カバー12の第2導入孔26の位置と、センサ10の応答性との関係について、実施例及び比較例の比較を通じて説明する。
(実施例1)
第1実施形態のカバー12を備えたセンサ10を用いて、油に含まれる水分量を検出した。第1導入孔24及び第2導入孔26は、直径5.5mmの円形状に形成した。
また、試験槽に鉱物油系油を満たし、70度の温度に調整した。さらに油を撹拌機により一定の速度で撹拌し、試験槽の内周面に沿った流れを発生させた状態で、センサ10のうちカバー12の部分を油に浸した。
次に油に含まれる水分量が変化する場合のセンサ10の応答性を確認するために、油を撹拌しながら、試験槽の特定の箇所から、油中の水分活性値が0.1awから1.0aw以上となるまで水滴を滴下した。滴下速度は、センサ10の必要最小限の応答速度を大きく上回らないようにした。また、センサ10にテスターを接続し、センサ10の出力値(V)を検出した。
(比較例1)
実施例1のセンサ10のカバー12を外した以外は、実施例1と同様の条件で、センサ10の出力値(V)を検出した。
(比較例2)
センサ10の第2導入孔26の数、形状、及び直径を実施例1と同じとし、形成位置だけを実施例1と相違させた。比較例2のカバー12は、90°毎に形成された4つの第2導入孔26からなる導入孔列を3つ形成し、1対の第2導入孔26が互いに向かい合うようにした。即ち、実施例1とカバー12の開口率は同一である。
図20に、油の水分量の変化に伴う、実施例1、比較例1及び比較例2の出力値の変化のグラフを示す。このセンサ10では、上記した試験条件の下、水分活性値が1.0awに到達した後は、センサ10の出力値は「5V」で一定となる。
カバー12の無い比較例2のセンサ10では、水分活性値が1.0awに到達したときの出力値(5V)に達するまでに要する時間が52秒である。この時間は、検出素子20自体の応答性等に基づくものである。
これに対し、実施例1のセンサ10では、水分活性値が1.0awに到達したときの出力値(5V)に達するまでに要する時間が95秒である。比較例2のセンサ10では、水分活性値が1.0awに到達したときの出力値(5V)に達するまでに要する時間が115秒である。即ち、実施例1のセンサ10の応答時間は、比較例3における応答時間に対し17%以上短縮されており、実施例1のセンサ10のほうが比較例3よりも応答性が良好であるといえる。
(他実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・図21に示すように、第2導入孔26は、矩形状に形成されていてもよい。各導入孔列を構成する第2導入孔26は、互いに対向しない位置に形成されていてもよい。又は、各導入孔列を構成する第2導入孔26は、対向する第2導入孔26と異なる内径を有していてもよい。
・図22に示すように、第2導入孔26は、検出素子20の長さ、幅及び厚みよりも小さければ、周方向に延びる細長状(スリット状)に形成されていてもよい。例えば、第2導入孔26は、軸方向における異なる位置に形成され、例えば周方向の45°の範囲に延びている。このため、第2導入孔26は、互いに対向しない位置に設けられる。
・図23に示すように、カバー12の内周面であって、第2導入孔26の近傍に油を整流する整流部40を設けてもよい。この整流部40により、カバー12の隅部の油も流動させることができる。
・第1〜第5実施形態では、カバー12に形成された第2導入孔26を、同じ内径に形成したが、第2導入孔26の内径を、2種類以上の異なる内径にしてもよい。また、第2導入孔26の内径と第1導入孔24の内径とを同じ内径にしたが、異なる内径にしてもよい。
・第4実施形態では、第2導入孔26を1本の螺旋状に配置したが、螺旋状の第2導入孔26の列は複数であってもよい。この際、軸方向の同じ位置に第2導入孔26が位置しても、それらの第2導入孔26が対向しない位置に形成されることが好ましい。
・検出素子20の構成は、上述した構成以外のものであってもよい。例えば、感応膜33は、有機絶縁物から構成したが、絶縁性を有する無機物から構成してもよい。
・上記各実施形態において、第2導入孔26は、カバー12から検出素子20が脱落しない程度に増やすことも可能であり、その数及び大きさ、カバー12の開口率は特に限定されない。
・上記各実施形態において、複数の導入孔からなる導入孔列は、検出部の大きさやカバーの大きさ、要求されるセンサの応答性等に応じて適宜変更することも可能である。即ち、導入孔列は、1列でもよい。また、導入孔列は、2列以外の複数でもよい。
・上記各実施形態では、検出部を静電容量式の素子としたが、これ以外の方式により流体内の水分量を検出するものであってもよい。例えば、光学素子を有する検出部であってもよく、熱伝導式の検出素子であってもよい。
・上記各実施形態では、センサ10を、被装着体100に装着されるタイプのセンサとしたが、これ以外の方式で使用されるものであってもよい。例えば、センサ10を手で支持しながらタンクの開口等から油内に差し込むものであってもよい。また、被装着体100に装着したり、管路やタンク等に差し込んだりする方式に限定されず、管路やタンクから採取した試料を検出対象としてもよい。
・上記各実施形態では、センサの検出対象を、機械に用いられる油の水分量としたが、油以外の流体であってもよく、水分量以外の流体の特性を検出してもよい。例えば、検出対象を、油以外の液状体にしてもよい。液状体は、液体や、液体を媒体とするゾル等であって、例えば、排水、飲食品、薬品、河川の水、海水、インク、洗剤、光造形剤等である。また、検出対象を、気体にしてもよい。さらに、センサは、流体の圧力、温度、流量、液面、流速等を計測するものであってもよく、特定の含有物質の有無、含有物質の濃度を測定するものであってもよく、含有物質を特定するものであってもよい。センサの検出方式は、静電容量式以外の方式でもよく、測定対象等によって選択される。また、センサを構成する部材の材料は、測定対象に応じて選択される。
10…センサ、11…ハウジング、12…カバー、13…大径部、14…小径部、15…締結部、16…第1螺合部、17…第2螺合部、18…接続部、18a…端面、19…報知部、19a〜19c…ランプ、20…検出部としての検出素子、21…ピン、22…先端側導入孔が形成された壁部としての側壁部、23…開口端、24…先端側導入孔としての第1導入孔、25…周壁部、26…第2導入孔、26a…第2導入孔、26b…第2導入孔、27…カバー螺合部、30…基板、31…第1電極、32…第2電極、33…感応膜、34…第1電極端子、35…第2電極端子、40…整流部、100…被装着体、101…挿通孔、102…流体としての油、L1…第1導入孔列、L2…第2導入孔列、L3…第3導入孔列、L4…第4導入孔列。

Claims (9)

  1. 流体の特性を検出する検出部と、
    前記検出部を内側に収容する筒状のカバーと、を備え、
    前記カバーには、前記検出部の大きさよりも小さい複数の導入孔が当該カバーの周方向に形成され、前記導入孔は、当該カバーの中心軸を挟んで互いに対向しない位置に形成されている
    センサ。
  2. 前記複数の導入孔の少なくとも一部は、前記検出部に対向する位置に設けられる
    請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記カバーは、複数の前記導入孔からなる導入孔列を有し、
    前記導入孔列を構成する前記導入孔の周方向における位置は、隣接する前記導入孔列の前記導入孔の周方向の位置に対して異なる
    請求項1又は2に記載のセンサ。
  4. 前記カバーは、複数の前記導入孔からなる導入孔列を有し、
    前記導入孔列を構成する前記導入孔の周方向における位置は、他の前記導入孔列の前記導入孔の周方向の位置に対して異なる
    請求項1又は2に記載のセンサ。
  5. 前記導入孔は、前記カバーの軸方向における一方の端部から他方の端部にかけて螺旋状に形成されている
    請求項1又は2に記載のセンサ。
  6. 前記カバーは、複数の前記導入孔からなる導入孔列を有し、
    前記導入孔列を構成する前記各導入孔の間隔が異なる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のセンサ。
  7. 前記カバーの軸方向における一方の端部には壁部が設けられ、当該壁部には、流体を取り込む先端側導入孔が形成されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサ。
  8. 前記検出部は、第1電極と、前記第1電極に対向して配置され水分子を透過する第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極の間に挟まれた感応膜とを備え、前記第2電極を透過した水分子を前記感応膜が吸脱着することによる静電容量の変化に基づいて流体に含有される水分量を検出する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のセンサ。
  9. 流体の特性を検出する検出部と、
    前記検出部を収容する筒状のカバーと、を備え、
    前記カバーには、前記検出部の大きさよりも小さい複数の導入孔が周方向に形成され、互いに対向する前記導入孔が異なる内径を有する
    センサ。
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