JP2016037703A - 可動間仕切り用吊りランナー装置 - Google Patents

可動間仕切り用吊りランナー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016037703A
JP2016037703A JP2014159466A JP2014159466A JP2016037703A JP 2016037703 A JP2016037703 A JP 2016037703A JP 2014159466 A JP2014159466 A JP 2014159466A JP 2014159466 A JP2014159466 A JP 2014159466A JP 2016037703 A JP2016037703 A JP 2016037703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suspension
partition
vertical axis
suspension member
support mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014159466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6316699B2 (ja
Inventor
正光 森
Masamitsu Mori
正光 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2014159466A priority Critical patent/JP6316699B2/ja
Publication of JP2016037703A publication Critical patent/JP2016037703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6316699B2 publication Critical patent/JP6316699B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

【課題】間仕切りの吊り込みの際に吊り部材との干渉を回避することができ、これによって間仕切りの吊り込み作業を容易に行うことができる可動間仕切り用吊りランナー装置を提供すること。
【解決手段】鉛直軸線Opを有する吊り部材2を用いて支持機構3Aの下方に配される間仕切り4を吊り下げ支持するとともに、支持機構3Aの案内面9a,12aに接触する回転走行部材5を、吊り部材2に鉛直軸線Op回りに回転可能に装着することにより、間仕切り4を支持機構3Aに沿って移動可能とする可動間仕切り用吊りランナー装置1Aにおいて、回転走行部材5に対して吊り部材2を鉛直軸線Op方向に相対移動可能として、間仕切り4の吊り部材2への吊り込みの際、吊り部材2を鉛直軸線Op方向上向きに移動させるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、間仕切りを吊り下げ支持するとともに、間仕切りを支持機構に沿って移動可能とする可動間仕切り用吊りランナー装置に関し、特に、吊り部材の鉛直軸線回りに回転可能に装着された回転走行部材の支持機構に対する転がり運動によって間仕切りの移動を案内するようにした可動間仕切り用吊りランナー装置に関するものである。
間仕切りには、所定の位置に据付・固定する固定式のものと、その場所を移動することができる可動式のものとがある。
可動式の間仕切りは、天井レールに可動間仕切り用吊りランナー装置(以下、単に「吊りランナー装置」と称する。)を介して吊設されており、吊りランナー装置により、天井レールに沿って移動可能とされている。
従来、上記の吊りランナー装置としては、鉛直軸線を有する吊りボルトと、この吊りボルトに鉛直軸線方向に移動可能に取り付けられる支持部材とを備え、吊りボルトを用いて間仕切りを吊り下げ支持するとともに、天井レールの案内面に接触するローラを支持部材の両端部に軸受を介して水平軸線回りに回転可能に装着することにより、間仕切りを天井レールに沿って移動可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、天井レールの案内面に接触するローラを吊りボルトに軸受を介して鉛直軸線回りに回転可能に装着することにより、間仕切りを天井レールに沿って移動可能としたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特公平2−28659号公報 実開平4−59287号公報
ところで、特許文献2に係る吊りランナー装置においては、吊りボルトに軸受が圧入によって嵌められて固定されており、軸受に対して吊りボルトを鉛直軸線方向に相対移動させることができない構造とされている。
このため、この吊りランナー装置では、間仕切りの吊りボルトへの吊り込みの際に、吊りボルトを鉛直軸線方向上向きに移動させて逃すことができず、吊りボルトと間仕切りとが干渉し、吊り込み作業が熟練を要する困難な作業になるという問題があった。
本発明は、上記従来の吊りランナー装置の有する問題点に鑑み、間仕切りの吊り込みの際に吊り部材との干渉を回避することができ、これによって間仕切りの吊り込み作業を容易に行うことができる可動間仕切り用吊りランナー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の可動間仕切り用吊りランナー装置は、鉛直軸線を有する吊り部材を用いて支持機構の下方に配される間仕切りを吊り下げ支持するとともに、支持機構の案内面に接触する回転走行部材を、吊り部材に鉛直軸線回りに回転可能に装着することにより、間仕切りを支持機構に沿って移動可能とする可動間仕切り用吊りランナー装置において、回転走行部材に対して吊り部材を鉛直軸線方向に相対移動可能として、間仕切りの吊り部材への吊り込みの際、吊り部材を鉛直軸線方向上向きに移動させるようにしたことを特徴とする。
この場合において、吊り部材の鉛直軸線方向に沿って回転走行部材を上下に所定間隔をあけて配設し、これら回転走行部材に対応する上下の軸受の間隔を一定に保った状態でそれら軸受を連結する連結スリーブを吊り部材に摺動可能に装着することができる。
また、支持機構は、吊り部材の上方に位置する天面板部を有してなり、軸受に対して吊り部材を鉛直軸線方向上向きに相対移動させる際に、吊り部材が支持機構の天面板部と干渉するのを回避するための逃げ部を天面板部に形成することができる。
また、支持機構の天面板部に形成した逃げ部に、上昇した吊り部材によって押し開かれる蓋部材を設けることができる。
また、同じ目的を達成するため、本発明の可動間仕切り用吊りランナー装置は、鉛直軸線を有する吊り部材を用いて支持機構の下方に配される間仕切りを吊り下げ支持するとともに、支持機構の案内面に接触する回転走行部材を、吊り部材に鉛直軸線回りに回転可能に装着することにより、間仕切りを支持機構に沿って移動可能とする可動間仕切り用吊りランナー装置において、吊り部材を分離、かつ、軸方向の長さ調節可能な複数の部材で構成して、間仕切りの吊り部材への吊り込みの際、吊り部材を構成する一部の部材を鉛直軸線方向に移動させるようにしたことを特徴とする。
また、吊り部材が、吊りボルトからなり、該吊りボルトの螺子部に、鉛直軸線を基準に対称位置をなすように一対の平面部を形成されてなるようにすることができる。
本発明の可動間仕切り用吊りランナー装置によれば、回転走行部材に対して吊り部材が鉛直軸線方向に相対移動可能とされて、間仕切りの吊り部材への吊り込みの際に吊り部材が鉛直軸線方向上向きに移動されるようにすることにより、間仕切りの吊り込みの際に吊り部材との干渉を回避することができ、これによって間仕切りの吊り込み作業を容易に行うことができる。
また、吊り部材の鉛直軸線方向に沿って回転走行部材を上下に所定間隔をあけて配設し、これら回転走行部材に対応する上下の軸受の間隔を一定に保った状態でそれら軸受を連結する連結スリーブを吊り部材に摺動可能に装着することにより、回転走行部材を吊り部材に簡易かつ精度よく装着することができるとともに、軸受に対して吊り部材を鉛直軸線方向に相対移動可能とすることができる。
また、支持機構は、吊り部材の上方に位置する天面板部を有してなり、軸受に対して吊り部材を鉛直軸線方向上向きに相対移動させる際に、吊り部材が支持機構の天面板部と干渉するのを回避するための逃げ部を天面板部に形成することにより、軸受に対する吊り部材の鉛直軸線方向上向きへの相対移動量が増えたとしても、支持機構の天面板部と吊り部材との干渉を確実に回避でき、間仕切りの吊り込み作業をより容易に行うことができる。
また、支持機構の天面板部に形成した逃げ部に、上昇した吊り部材によって押し開かれる蓋部材を設けることにより、蓋部材の執着の手間を省き、支持機構の天面板部と吊り部材との干渉を回避しながら、天面板部に形成した逃げ部を通して支持機構内に塵埃が侵入することを防止することができる。
また、本発明の可動間仕切り用吊りランナー装置によれば、吊り部材を分離、かつ、軸方向の長さ調節可能な複数の部材で構成して、間仕切りの吊り部材への吊り込みの際、吊り部材を構成する一部の部材を鉛直軸線方向に移動させるようにすることにより、間仕切りの吊り込みの際に吊り部材との干渉を回避することができ、これによって間仕切りの吊り込み作業を容易に行うことができる。
また、吊り部材が、吊りボルトからなり、該吊りボルトの螺子部に、鉛直軸線を基準に対称位置をなすように一対の平面部を形成されてなるようにすることにより、間仕切りの昇降操作や固定を、スパナ等の締付工具や止め螺子を用いて簡易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る可動間仕切り用吊りランナー装置を用いて間仕切りを吊り下げ支持している状態を示し、(a)は正面図、(b)は頂部の平面図である。 同可動間仕切り用吊りランナー装置を示す図で、(a)は一部を破断して示す正面図、(b)は(a)のA−A線断面図で平取り加工の場合を示す図、(c)は(a)のA−A線断面図でキー溝加工の場合を示す図である。 間仕切りの吊り込み作業を示す図で、(a)は吊りボルトの下方に間仕切りを位置決めした状態図、(b)は間仕切りに内蔵のナット部材に吊りボルトを螺合した状態図である。 変形例に係る可動間仕切り用吊りランナー装置の一部を破断して示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係る可動間仕切り用吊りランナー装置を用いて間仕切りを吊り下げ支持している状態を示す正面図である。 同可動間仕切り用吊りランナー装置を示す図で、(a)は一部を破断して示す正面図、(b)は(a)のB−B線断面図で平取り加工の場合を示す図、(c)は(a)のB−B線断面図でキー溝加工の場合を示す図、(d)は(a)のC−C断面図で平取り加工の場合を示す図、(e)は(a)のC−C線断面図でキー溝加工の場合を示す図である。 間仕切りの吊り込み作業を示す図で、(a)は吊りボルトの下方に間仕切りを位置決めした状態図、(b)は間仕切りに内蔵のナット部材に吊りボルトと連結したジョイントボルトを螺合した状態図である。
次に、本発明の可動間仕切り用吊りランナー装置(以下、単に「吊りランナー装置」と称する。)の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
<吊りランナー装置の概略説明>
図1に示される吊りランナー装置1Aは、鉛直軸線Opを有する吊り部材としての吊りボルト2を用いて支持機構としての天井レール3Aの下方に配される間仕切り4を吊り下げ支持するとともに、天井レール3Aの案内面に接触する回転走行部材としてのローラ5を、軸受6を介して吊りボルト2に鉛直軸線Op回りに回転可能に装着することにより、間仕切り4を天井レール3Aに沿って移動可能とするようにしている。
なお、回転走行部材には、ローラ5のほか、公知のベアリングを使用した回転部材等を用いることもできる。
<天井レールの説明>
天井レール3Aは、例えば、アルミニウム製の型材からなり、室内の天井部に図示されない固定手段を介して組み付けられており、水平面上において所定の横幅寸法に比べて縦幅寸法が長い帯状の広がりを持つ天面板部3aを備えている。
天面板部3aには、後述する間仕切り4の吊り込み作業において、吊りボルト2を鉛直軸線Op方向上向きに上昇させる際に、吊りボルト2との干渉を回避するための、吊りボルト2の頭部が挿通可能な任意の形状、例えば、丸孔、長孔や角孔等からなる逃げ部7が形成されている。
これにより、吊りボルト2の鉛直軸線Op方向上向きへの上昇量が増えたとしても、天井レール3Aの天面板部3aと吊りボルト2との干渉を確実に回避することができる。
この逃げ部7には、必要に応じて、上昇した吊りボルト2によって押し開かれる蓋部材40を設けることができる。
蓋部材40は、ゴムや軟質の合成樹脂製のシート状部材からなり、これに切り込み41を入れることによって、通常は逃げ部7を閉鎖するようにし、吊りボルト2が上昇したとき、吊りボルト2によって押し開かれるように構成されている。
これにより、蓋部材40の執着の手間を省き、天井レール3Aの天面板部3aと吊りボルト2との干渉を回避しながら、天面板部3aに形成した逃げ部7を通して天井レール3A内に塵埃が侵入することを防止することができる。
天面板部3aの両側縁には、鉛直下方に向けて垂れ下がるように左右の側面板部3b,3cが連設され、各側面板部3b,3cの下端縁には、内向きに張り出すように内折曲片部8,9が連設され、各内折曲片部8,9の先端縁には、天井パネル10を支持するパネル支持片11,11が連設されている。
左側の側面板部3bにおいて、上下方向の中間位置における内表面には、該内表面から離れる方向に向かって下向きに傾斜するテーパ案内面12aを有する舌状片部12が突設されている。
右側の側面板部3cの下端縁に連設された内折曲片部9の上面は、該内折曲片部9の先端に向かって下向きに傾斜するテーパ案内面9aとされている。
<ローラ、軸受の説明>
ローラ5は、天井レール3Aの内部における上段部分において舌状片部12のテーパ案内面12aに接触して転動するように配設されるとともに、下段部分において内折曲片部9のテーパ案内面9aに接触して転動するように配設されている。
ローラ5は、連通する形状のナイロン樹脂製の円筒状部材よりなり、その内周部には、軸受6が圧入により固定されている。
<吊りボルトの説明>
図2(a)に示されるように、吊りボルト2は、平坦な外周面を有して鉛直軸線Op方向に延びる軸部2aを備えている。
軸部2aの上端側には、該軸部2aの外径よりも大きい外径となるように径方向外側に張り出す所定厚みの鍔部2bが軸部2aと同軸心をなして一体的に形成され、軸部2aの下端側には、外周面に雄螺子を有する螺子部2cが軸部2aと同軸心をなして一体的に形成されている。
螺子部2cには、鉛直軸線Opを基準に対称位置をなすように一対の平面部15が、連通する形状の図2(b)に示されるような平取り加工あるいは図2(c)に示されるようなキー溝加工によって全長又は必要な領域に亘って形成されている。
なお、一対の平面部15は、後述する止め螺子17が押し付けられる押付面としての役目を有するとともに、後述する間仕切り4の吊り込み作業時に、吊りボルト2をナット部材16にねじ込んでいく際において、スパナ等の締付工具を掛けるための係合面としての役目も有する。
図1に示されるように、吊りボルト2の螺子部2cは、間仕切り4内に組み込まれたナット部材16の雌螺子に螺合され、螺子部2cの平面部15に当接可能にナット部材16にねじ込まれる止め螺子17の締め付けにより、ナット部材16と吊りボルト2とが、鉛直軸線Op回りの相対回転が止められるように固定されて、ナット部材16に吊りボルト2がねじ込まれた状態を緩ませることなく確実に保持されるようになっている。
<連結スリーブの説明>
図2に示されるように、吊りボルト2の軸部2aには、連結スリーブ20が鉛直軸線Opに沿って摺動可能に装着されている。
連結スリーブ20は、所定長さ寸法で上下方向に延びる大径円筒部20aを備え、大径円筒部20aの上端側及び下端側には、それぞれ大径円筒部20aよりも小さい外径寸法の小径円筒部20bが所定長さ寸法で上下方向に延びるように一体的に形成されている。
連結スリーブ20には、天井レール3Aの内部において上下に所定間隔をあけて配設される2つのローラ5に対応する上下の軸受6が、上下の小径円筒部20bに大径円筒部20aを挟むように圧入により嵌め込まれて固定されている。
こうして、上下の軸受6の間隔を大径円筒部20aで一定に保った状態でそれら軸受6を連結する連結スリーブ20を、吊りボルト2の軸部2aに摺動可能に装着することにより、天井レール3A内における上下のローラ5の配置間隔を一定に保つことができるとともに、上下の軸受6に対して吊りボルト2を鉛直軸線Op方向に相対移動可能とすることができる。
<間仕切りの吊り込み作業の説明>
以上に述べた吊りランナー装置1Aにおいて、間仕切り4の吊りボルト2への吊り込み作業について以下に説明する。
図3(a)に示されるように、連結スリーブ20に対し吊りボルト2を摺動させて鉛直軸線Op方向上向きに相対移動させ、間仕切り4と干渉しない高さ位置まで吊りボルト2を上昇させる。
このとき、間仕切り4と吊りボルト2とを干渉させないようにするため、連結スリーブ20に対する吊りボルト2の鉛直軸線Op方向上向きへの相対移動量(上昇量)を更に必要とする場合には、天井レール3Aの天面板部3aに形成された逃げ部7を通して吊りボルト2を上昇させるようにすればよい。
このように、間仕切り4と干渉しない高さ位置まで吊りボルト2を上昇させた後に、間仕切り4の内部に組み込まれたナット部材16が吊りボルト2の下方に位置するように間仕切り4を位置決めする。
そして、図3(b)に示されるように、吊りボルト2の螺子部2cをナット部材16の雌螺子に螺合して、吊りボルト2をナット部材16にねじ込んでいき、図1に示されるように、所定のねじ込み量に達したら、止め螺子17の締め付けにより、ナット部材16と吊りボルト2とを、鉛直軸線Op回りの相対回転が止められるように固定して、ナット部材16に吊りボルト2がねじ込まれた状態を緩ませることなく確実に保持するようにする。
こうして、間仕切り4の吊りボルト2への吊り込み作業が完了する。
<作用効果の説明>
本実施形態の吊りランナー装置1Aによれば、天井レール3Aの内部で上下に配設される2つのローラ5に対応する上下の軸受6の間隔を一定に保った状態でそれら軸受6を連結する連結スリーブ20が吊りボルト2の軸部2aに摺動可能に装着されることによってそれら軸受6に対して吊りボルト2が鉛直軸線Op方向に相対移動可能とされて、間仕切り4の吊りボルト2への吊り込みの際に吊りボルト2が鉛直軸線Op方向上向きに移動されるので、間仕切り4の吊り込みの際に吊りボルト2との干渉を回避することができ、間仕切り4の吊り込み作業を容易に行うことができる。
また、万一、吊りボルト2が破損した場合、従来は吊りボルトと軸受とをワンセットで交換する必要があったが、軸受6に対して吊りボルト2が鉛直軸線Op方向に相対移動可能とされるので、吊りボルト2のみの交換が可能となり、ランニングコストを削減することができる。
〔変形例〕
図4には、変形例に係る可動間仕切り用吊りランナー装置の一部を破断して示す正面図が示されている。
なお、変形例に係る吊りランナー装置1Bにおいて、上記実施形態の吊りランナー装置1Aと同一又は同様のものについては図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、変形例に係る吊りランナー装置1Bに特有の部分を中心に説明することとする。
図4に示される吊りランナー装置1Bにおいては、吊りボルト2の軸部2aと軸受6とを隙間嵌めにすることにより、軸部2aに軸受6が摺動可能に外嵌されるとともに、上下の軸受6の間隔を一定以上に保つためのカラー21が軸部2aに同様にして摺動可能に外嵌され、これによって吊りボルト2がそれら軸受6に対して鉛直軸線Op方向に相対移動可能とされている。
本変形例の吊りランナー装置1Bによっても、軸受6に対して吊りボルト2が鉛直軸線Op方向に相対移動可能とされて、間仕切り4の吊りボルト2への吊り込みの際に吊りボルト2が鉛直軸線Op方向上向きに移動されるので、上記実施形態の吊りランナー装置1Aと同様の作用効果を得ることができる。
〔他の実施形態〕
図5には、他の実施形態に係る吊りランナー装置を用いて間仕切りを吊り下げ支持している状態を示す正面図が示されている。
なお、他の実施形態に係る吊りランナー装置1Cにおいて、上記実施形態の吊りランナー装置1Aと同一又は同様のものについては図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、他の実施形態に係る吊りランナー装置1Cに特有の部分を中心に説明することとする。
<吊りランナー装置の概略説明>
図5に示される吊りランナー装置1Cは、鉛直軸線Opを有する吊りボルト2を用いて天井レール3Bの下方に配される間仕切り4を吊り下げ支持するとともに、天井レール3Bの案内面に接触するローラ5を、軸受6を介して吊りボルト2に鉛直軸線Op回りに回転可能に装着することにより、間仕切り4を天井レール3Bに沿って移動可能とする可動間仕切り用吊りランナー装置において、吊り部材を分離、かつ、軸方向の長さ調節可能な複数の部材で構成して、間仕切り4の吊り部材への吊り込みの際、吊り部材を構成する一部の部材を鉛直軸線方向に移動させるようにするようにしたもので、具体的には、吊りボルト2に分離可能に同軸心をなして連結されるとともに間仕切りに螺着可能なジョイントボルト30を介して間仕切り4を吊り下げ支持するようにし、間仕切り4の吊りボルト2への吊り込みの際、吊りボルト2に対し分離状態にあるジョイントボルト30の間仕切り4に対するねじ込み操作にて該ジョイントボルト30を鉛直軸線Op方向下向きに移動させるようにしている。
なお、天井レール3Bは、前述した天井レール3Aと基本構造は同じであるが、天井レール3Aでは設けられるパネル支持片11が設けられておらず、その分、天井レール3Aよりも高さ寸法が短いものとされている。
<吊りボルトに対する軸受の取付構造の説明>
図6に示されるように、吊りボルト2の軸部2aには、鍔部2bに突き当てるように上側の軸受6が圧入によって嵌められて固定され、この上側の軸受6の下側に第1カラー31を介在させた状態で順に配される下側の軸受6及び第2カラー32がそれぞれ軸部2aに圧入によって嵌められて固定されている。
こうして、鍔部2b、第1カラー31及び第2カラー32によって吊りボルト2に対する上下の軸受6の取付位置や軸受6同士の間隔が定められた状態で、吊りボルト2に対し上下の軸受6が固定されている。
<ジョイントボルトの説明>
ジョイントボルト30は、吊りボルト2の螺子部2cが螺合する雌螺子が形成された頭部30aを備えている。
図6(d)に示されるように、頭部30aには、鉛直軸線Opを基準に対称位置をなすように一対の平面部33が平取り加工等によって全長に亘って形成されている。
なお、一対の平面部33は、後述する間仕切り4の吊り込み作業時に、吊りボルト2に連結された状態のジョイントボルト30をナット部材16にねじ込んでいく際に、スパナ等の締付工具を掛けるための係合面としての役目をする。
頭部30aの下端側には、外周面に雄螺子を有する螺子部30bが頭部30aと同軸心をなして一体的に形成されている。
螺子部30bには、鉛直軸線Opを基準に対称位置をなすように一対の平面部34が、連通する形状の図6(d)に示されるような平取り加工あるいは図6(e)に示されるようなキー溝加工によって全長に亘って形成されている。
図5に示されるように、吊りボルト2の螺子部2cは、ジョイントボルト30の頭部30aの雌螺子に螺合され、螺子部2cの平面部15に当接可能に頭部30aにねじ込まれる止め螺子35の締め付けにより、吊りボルト2とジョイントボルト30とが、鉛直軸線Op回りの相対回転が止められるように固定されて、ジョイントボルト30に吊りボルト2がねじ込まれた状態を緩ませることなく確実に保持されるようになっている。
また、ジョイントボルト30の螺子部30bは、間仕切り4内に組み込まれたナット部材16の雌螺子に螺合され、螺子部30bの平面部34に当接可能にナット部材16にねじ込まれる止め螺子17の締め付けにより、ジョイントボルト30とナット部材16とが、鉛直軸線Op回りの相対回転が止められるように固定されて、ナット部材16にジョイントボルト30がねじ込まれた状態を緩ませることなく確実に保持されるようになっている。
<間仕切りの吊り込み作業の説明>
以上に述べた吊りランナー装置1Cにおいて、間仕切り4の吊りボルト2への吊り込み作業について以下に説明する。
図7(a)に示されるように、吊りボルト2に対し分離状態にあるジョイントボルト30を、間仕切り4内に組み込まれたナット部材16にねじ込むことにより、ジョイントボルト30を鉛直軸線Op方向下向きに移動させて、吊りボルト2と干渉しない高さ位置までジョイントボルト30を下降させる。
このように、吊りボルト2と干渉しない高さ位置までジョイントボルト30を下降させた後に、ナット部材16にねじ込まれたジョイントボルト30が吊りボルト2の下方に位置するように間仕切り4を位置決めする。
次いで、図7(b)に示されるように、ナット部材16にねじ込まれている状態のジョイントボルト30を緩める方向に操作してジョイントボルト30を鉛直軸線Op方向上向きに移動させ、吊りボルト2の螺子部2cとジョイントボルト30の頭部30aの雌螺子とを螺合させるように更にジョイントボルト30を緩める方向に操作する。
ジョイントボルト30に対する吊りボルト2のねじ込み量が所定量に達したら、止め螺子35の締め付けにより、吊りボルト2とジョイントボルト30とを、鉛直軸線Op回りの相対回転が止められるように固定して、ジョイントボルト30に吊りボルト2がねじ込まれた状態を緩ませることなく確実に保持するようにする。
そして、吊りボルト2に連結された状態のジョイントボルト30をナット部材16にねじ込んでいき、図5に示されるように、所定のねじ込み量に達したら、止め螺子17の締め付けにより、ナット部材16と吊りボルト2とを鉛直軸線Op回りの相対回転が止められるように固定して、ナット部材16に吊りボルト2がねじ込まれた状態を緩ませることなく確実に保持するようにする。
こうして、間仕切り4の吊りボルト2への吊り込み作業が完了する。
<作用効果の説明>
本実施形態の吊りランナー装置1Cによれば、吊りボルト2にジョイントボルト30を介して間仕切り4が吊り下げ支持される構造とされ、間仕切り4の吊りボルト2への吊り込みの際、吊りボルト2に対し分離状態にあるジョイントボルト30の間仕切り4に対するねじ込み操作によって該ジョイントボルト30が鉛直軸線Op方向下向きに移動されるので、間仕切り4の吊り込みの際に吊りボルト2との干渉を回避することができ、これによって間仕切り4の吊り込み作業を容易に行うことができる。
以上、本発明の吊りランナー装置について、複数の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、各実施形態に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、上記の一実施形態においては、パネル支持片11を有する天井レール3Aに吊りランナー装置1Aを組み込む態様例を示したが、パネル支持片11を有しておらずその分高さ寸法が短い天井レール3Bに吊りランナー装置1Aを組み込む態様例もあり得る。
この場合、従来では、高さ寸法の異なる2種類の天井レール3A,3Bに対し、それぞれ異なった長さの吊りボルトに軸受を圧入したものを容易する必要があるが、吊りボルト2が軸受6に対して相対移動可能で固定されておらず容易に交換できるため、異なる長さの2種類の吊りボルト2のみを用意するだけで済むという利点がある。
本発明の吊りランナー装置は、間仕切りの吊り込みの際に吊りボルトとの干渉を回避することができ、これによって間仕切りの吊り込み作業を容易に行うことができるという特性を有していることから、天井レールに沿って移動可能な可動式間仕切りの吊り下げ支持の用途に好適に用いることができる。
1A〜1C 可動間仕切り用吊りランナー装置
2 吊りボルト(吊り部材)
3A,3B 天井レール(支持機構)
3a 天面板部
4 間仕切り
5 ローラ(回転走行部材)
6 軸受
7 逃げ部
9a,12a テーパ案内面(案内面)
20 連結スリーブ
30 ジョイントボルト
40 蓋部材

Claims (6)

  1. 鉛直軸線を有する吊り部材を用いて支持機構の下方に配される間仕切りを吊り下げ支持するとともに、支持機構の案内面に接触する回転走行部材を、吊り部材に鉛直軸線回りに回転可能に装着することにより、間仕切りを支持機構に沿って移動可能とする可動間仕切り用吊りランナー装置において、回転走行部材に対して吊り部材を鉛直軸線方向に相対移動可能として、間仕切りの吊り部材への吊り込みの際、吊り部材を鉛直軸線方向上向きに移動させるようにしたことを特徴とする可動間仕切り用吊りランナー装置。
  2. 吊り部材の鉛直軸線方向に沿って回転走行部材を上下に所定間隔をあけて配設し、これら回転走行部材に対応する上下の軸受の間隔を一定に保った状態でそれら軸受を連結する連結スリーブを吊り部材に摺動可能に装着したことを特徴とする請求項1記載の可動間仕切り用吊りランナー装置。
  3. 支持機構は、吊り部材の上方に位置する天面板部を有してなり、軸受に対して吊り部材を鉛直軸線方向上向きに相対移動させる際に、吊り部材が支持機構の天面板部と干渉するのを回避するための逃げ部を天面板部に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の可動間仕切り用吊りランナー装置。
  4. 支持機構の天面板部に形成した逃げ部に、上昇した吊り部材によって押し開かれる蓋部材を設けたことを特徴とする請求項3記載の可動間仕切り用吊りランナー装置。
  5. 鉛直軸線を有する吊り部材を用いて支持機構の下方に配される間仕切りを吊り下げ支持するとともに、支持機構の案内面に接触する回転走行部材を、吊り部材に鉛直軸線回りに回転可能に装着することにより、間仕切りを支持機構に沿って移動可能とする可動間仕切り用吊りランナー装置において、吊り部材を分離、かつ、軸方向の長さ調節可能な複数の部材で構成して、間仕切りの吊り部材への吊り込みの際、吊り部材を構成する一部の部材を鉛直軸線方向に移動させるようにしたことを特徴とする可動間仕切り用吊りランナー装置。
  6. 吊り部材が、吊りボルトからなり、該吊りボルトの螺子部に、鉛直軸線を基準に対称位置をなすように一対の平面部を形成されてなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の可動間仕切り用吊りランナー装置。
JP2014159466A 2014-08-05 2014-08-05 可動間仕切り用吊りランナー装置 Active JP6316699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014159466A JP6316699B2 (ja) 2014-08-05 2014-08-05 可動間仕切り用吊りランナー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014159466A JP6316699B2 (ja) 2014-08-05 2014-08-05 可動間仕切り用吊りランナー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016037703A true JP2016037703A (ja) 2016-03-22
JP6316699B2 JP6316699B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=55529027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014159466A Active JP6316699B2 (ja) 2014-08-05 2014-08-05 可動間仕切り用吊りランナー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6316699B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020060045A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社オカムラ 扉装置
JP2020060046A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社オカムラ 扉装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01154272U (ja) * 1988-04-15 1989-10-24
JPH11315661A (ja) * 1999-03-30 1999-11-16 Itoki Crebio Corp 壁面パネル構造
JP2000328835A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Meiko:Kk パネルの走行装置
JP2006307466A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Okamura Corp トイレのドア装置
JP2008025149A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Tostem Corp 面一サッシ
JP2008248577A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nichibei Co Ltd 間仕切装置及び間仕切用ランナー
US20100037427A1 (en) * 2008-08-14 2010-02-18 Hettich-Heinze Gmbh & Co. Kg Carriage for a door

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01154272U (ja) * 1988-04-15 1989-10-24
JPH11315661A (ja) * 1999-03-30 1999-11-16 Itoki Crebio Corp 壁面パネル構造
JP2000328835A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Meiko:Kk パネルの走行装置
JP2006307466A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Okamura Corp トイレのドア装置
JP2008025149A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Tostem Corp 面一サッシ
JP2008248577A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nichibei Co Ltd 間仕切装置及び間仕切用ランナー
US20100037427A1 (en) * 2008-08-14 2010-02-18 Hettich-Heinze Gmbh & Co. Kg Carriage for a door

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020060045A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社オカムラ 扉装置
JP2020060046A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社オカムラ 扉装置
JP7182421B2 (ja) 2018-10-10 2022-12-02 株式会社オカムラ 扉装置
JP7182420B2 (ja) 2018-10-10 2022-12-02 株式会社オカムラ 扉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6316699B2 (ja) 2018-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105719565A (zh) 一种市政道路指示牌的紧固装置
CN104708263A (zh) 一种管道间焊合焊接平台的夹具
CN105736527A (zh) 一种交通指示牌紧固装置
JP6049852B2 (ja) 圧縮機の組立方法、および、バンドル案内装置
JP6316699B2 (ja) 可動間仕切り用吊りランナー装置
CN104103377B (zh) 一种成缆机用托轮装置
KR20200002161U (ko) 피니싱 압연기에서의 벤딩 롤 실린더의 신속교체장치
CN103821344B (zh) 附着式功能一体化支承座
CN206040357U (zh) 一种多功能变压器底座
CN105152045A (zh) 一种回转起重机用回转机构
CN102561742B (zh) 一种导向机构及使用该导向机构的升降舞台
KR20150000331U (ko) 디스크롤러 컨베이어용 지지장치
CN205328519U (zh) 一种新型上货装置
CN204448777U (zh) 吸烟罩支架
CN205328523U (zh) 一种新型上货装置
CN205766063U (zh) 一种制动鼓轮毂拆装小车
CN204321368U (zh) 封头割边机的可调节封头支撑座
JP5962370B2 (ja) ころ軸受
CN204470286U (zh) 轧机辊箱装配工装
CN205555928U (zh) 一种可旋转龙门吊
CN205312840U (zh) 制动器装卸夹具
CN219664822U (zh) 一种圆钢煨弯设备
US10408270B2 (en) Mounting device for a rolling element bearing having no outer race
JPWO2020065770A1 (ja) 重量物据付装置
CN218643836U (zh) 一种滑移限位装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20161116

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6316699

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250