JP2016035391A - センサ、相分離検出システム、及び相分離検出方法 - Google Patents

センサ、相分離検出システム、及び相分離検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、相分離が発生する水分量に対する実際の水分量の割合を、簡素な構成によって、精度良く検出することができるセンサを提供することにある。【解決手段】センサは、検出部と出力部とを含む。検出部は、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されている。出力部は、検出部の変化に応じて信号を出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、センサ、相分離検出システム、及び相分離検出方法に関する。
アルコール含有燃料は、空気中の水分を吸着するため、燃料中の水分濃度が上昇する。アルコール含有燃料中の水分濃度が所定濃度以上になると、ガソリンと水とが分離する相分離が発生する。アルコールは親水性が高いため、相分離が発生すると、アルコールが水層に取り込まれてしまう。この場合、燃料のオクタン価、或いは蒸気圧が低下することで、エンジンあるいは燃料系の機能を低下させる虞がある。
相分離が発生する水分量は、アルコール含有燃料中のアルコール濃度、及び、温度に応じて変化する。また、アルコール含有燃料中のアルコール濃度は、地域によって異なっている。このため、単にアルコール含有燃料中の水分量を検出するだけでは、相分離の発生可能性を精度良く検出することは困難である。
このため、特許文献1のアルコール混合燃料の制御装置は、エタノール濃度センサと外気温センサとを用いて、燃料が相分離することなく含有できる水分量を算出する。そして、算出された許容水分量と、水分センサで測定された水分量とを比較することで、相分離の発生の可能性が判断される。
特開2007−262915号公報
特許文献1の制御装置では、相分離の可能性を検出するために、少なくともエタノール濃度センサ、温度センサ、及び水分センサが必要である。このため、構成が複雑になり、製造コストが増大するという問題がある。
なお、特許文献1の段落0051には、相分離が発生する境界(相分離線)を所定精度で推定できるならば、水分センサは省略されても良い旨の記載がある。しかし、特許文献1の制御装置において、水分センサが省略されると、アルコール含有燃料中の水分量を検知することができない。このため、相分離の可能性の検出精度が著しく低下する。また、「相分離が発生する境界(相分離線)を所定精度で推定できるならば」という条件が記載されているが、この境界を推定することが、そもそも困難である。
また、相分離が発生する程ではなくても、アルコール含有燃料中の水分濃度が高くなると、燃料系材料の膨潤による形状変化、腐食、或いは抽出による異物生成によって機能障害が起こり得る。このような機能に影響を与える水分量は、絶対量ではなく、相分離が発生する水分量に対する量である。従って、相分離の発生可能性と同様に、単にアルコール含有燃料中の水分量を検出するだけでは、上述の機能障害の発生可能性を精度良く検出することは困難である。このため、アルコール含有燃料において、相分離が発生する水分量に対する実際の水分量の割合を精度良く、且つ、簡素な構成によって検出することが望まれている。
本発明の課題は、相分離が発生する水分量に対する実際の水分量の割合を、簡素な構成によって、精度良く検出することができるセンサを提供することにある。また、本発明の他の課題は、相分離の可能性を、簡素な構成によって、精度良く検出することができる相分離検出システムを提供することにある。本発明のさらに他の課題は、相分離の可能性を、簡素な構成によって、精度良く検出することができる相分離検出方法を提供することにある。
第1の態様に係るセンサは、検出部と、出力部と、を含む。検出部は、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されている。境界水分量は、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす水分量である。出力部は、検出部の変化に応じて信号を出力する。
本態様に係るセンサでは、検出部が、アルコール含有燃料中に配置されると、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する。そして、出力部が、検出部の変化に応じて信号を出力する。これにより、境界水分量に対する実際の水分量の割合を精度良く検出することができる。また、検出部が、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されており、その変化によって、境界水分量に対する実際の水分量の割合を検出することができる。このため、センサの構成を簡素化することができる。
第2の態様に係る相分離検出システムは、アルコール含有燃料における相分離の可能性を検出する相分離検出システムであって、検出部と、記憶部と、出力部と、判断部と、を備える。検出部は、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されている。境界水分量は、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす水分量である。記憶部は、所定の閾値を記憶する。出力部は、検出部の変化に応じた変化値を出力する。判断部は、閾値と変化値とに基づいて相分離の可能性を判断する。
本態様に係る相分離検出システムでは、検出部が、アルコール含有燃料中に配置されると、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化すると、出力部が検出部の変化に応じた変化値を出力する。そして、判断部は、閾値と変化値とに基づいて相分離の可能性を判断する。これにより、相分離の可能性を精度良く検出することができる。また、検出部が、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されており、その変化によって、境界水分量に対する実際の水分量の割合を検出することができる。このため、相分離検出システムの構成を簡素化することができる。
第3の態様に係る方法は、アルコール含有燃料における相分離の可能性を検出する相分離検出方法である。本態様に係る方法は、以下のステップを含む。第1ステップでは、検出部を配置する。検出部は、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されている。境界水分量は、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす水分量である。第2ステップでは、境界水分量に基づいて決定される閾値を設定する。第3ステップでは、検出部の変化に応じた変化値を出力する。第4ステップでは、記閾値と変化値とに基づいて相分離の可能性を判断する。
本態様に係る相分離検出方法では、検出部が、アルコール含有燃料中に配置されると、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する。出力部は、検出部の変化に応じた変化値を出力する。そして、閾値と変化値とに基づいて相分離の可能性が判断される。これにより、相分離の可能性を精度良く検出することができる。また、検出部が、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されており、その変化によって、境界水分量に対する実際の水分量の割合を検出することができる。このため、検出部の構成を簡素化することができる。
第1の態様に係るセンサによれば、相分離が発生する水分量に対する実際の水分量の割合を、簡素な構成によって、精度良く検出することができる。第2の態様に係る相分離検出システムによれば、相分離の可能性を、簡素な構成によって、精度良く検出することができる。第3の態様に係る相分離検出方法によれば、相分離の可能性を、簡素な構成によって、精度良く検出することができる。
実施形態に係るセンサの模式図である。 アルコール濃度とPA6製の検出部の体積変化率との関係を示すグラフである。 アルコール濃度と相分離水分率と実際の水分量との関係を示す表である。 アルコール濃度とNBR製の検出部の体積変化率との関係を示すグラフである。 実施形態に係る相分離検出システムの構成を示すブロック図である。 判断部によって実行される処理を示すフローチャートである。 判断部によって実行される処理の変形例を示すフローチャートである。 判断部によって実行される処理の他の変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
図1は、第1実施形態に係るセンサ1の模式図である。センサ1は、燃料を貯留する燃料容器20に取り付けられている。図1に示すように、センサ1は、検出部11と出力部12とを含む。検出部11は、境界水分量に対する実際の水分量の割合(以下、「相分離水分率」と呼ぶ)に応じて変化する材料で構成されている。境界水分量は、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす水分の量を意味する。本実施形態において、アルコール含有燃料は、エタノールを含有するガソリン燃料を意味するが、他の種類のアルコール含有燃料であってもよい。
センサ1は、ケース13を含む。ケース13は、収容部14と取付部15とを含む。収容部14は、検出部11を収容している。取付部15は、燃料容器20に取り付けられる。取付部15は、フランジ部16と筒部17とを有する。フランジ部16は取付穴161を含み、取付穴161にネジ(図示せず)が通されることで、フランジ部16が燃料容器20に取り付けられる。フランジ部16と燃料容器20との間はOリング21によって封止される。
筒部17の内周面は雌ネジ部171を含む。収容部14の外周面は、雄ネジ部141を含む。収容部14の雄ネジ部141が筒部17の雌ネジ部171に螺合することで、収容部14が取付部15に取り付けられる。筒部17内には板部材18が配置されており、検出部11は、板部材18と収容部14とによって挟まれて保持される。これにより、検出部11には、圧縮のプリロードが付加されている。
収容部14は浸漬孔142を含む。燃料容器20内の燃料は、浸漬孔142を介して収容部14内に流入する。取付部15は、リード穴151を含む。リード穴151は、板部材18に対向している。板部材18には出力部12が取り付けられる。リード穴151には出力部12に接続されたワイヤリード19が通される。リード穴151とワイヤリード19との間は、モールド22によって封止される。
検出部11は、膨潤性を有する材料で形成されている。検出部11の膨潤率は、相分離水分率に応じて変化する。詳細には、相分離水分率が増大するほど、検出部11の膨潤率が増大する。
好ましくは、検出部11は、樹脂製である。より好ましくは、検出部11は、ポリアミド系樹脂製である。本実施形態において、検出部11は、PA6(ナイロン6)によって形成されている。
図2は、PA6製の検出部11をアルコール含有燃料に浸漬した場合のアルコール濃度と検出部11の体積変化率との関係を示すグラフである。アルコール含有燃料の温度は室温(20℃)である。図2において、二点差線は、相分離水分率が1である状態での、アルコール含有燃料のアルコール濃度と検出部11の体積変化率との関係を示している。実線は、相分離水分率が0.5である状態での、アルコール含有燃料のアルコール濃度と検出部11の体積変化率との関係を示している。破線は、相分離水分率が0である状態、すなわち実際の水分量が0である状態での、アルコール含有燃料のアルコール濃度と検出部11の体積変化率との関係を示している。言い換えれば、図2は、検出部11の体積変化率と相分離水分率との関係である変化値特性を示している。
図3は、アルコール濃度と相分離水分率と実際の水分量との関係を示す表である。例えば、アルコール濃度が10%であり、相分離水分率が1である場合の実際の水分量は、0.5体積%である。すなわち、アルコール濃度が10%である場合、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす境界水分量は、0.5体積%である。また、アルコール濃度が20%であり、相分離水分率が1である場合の実際の水分量は、1.3体積%である。
アルコール濃度が10%であり、相分離水分率が0.5である場合の実際の水分量は、0.25体積%である。アルコール濃度が20%であり、相分離水分率が0.5である場合の実際の水分量は、0.65体積%である。このように、相分離水分率が一定(例えば、0.5)であっても、アルコール濃度に応じて実際の水分量は異なっている。言い換えれば、実際の水分量が同じであっても、アルコール濃度に応じて相分離水分率は異なる。
図2に示すように、PA6製の検出部11では、アルコール濃度が同じであれば、相分離水分率の変化に応じて検出部11の体積変化率が変化している。詳細には、相分離水分率の増大に応じて、検出部11の体積変化率が増大している。
出力部12は、検出部11の変化に応じて信号を出力する。すなわち、出力部12は、検出部11の膨潤率に応じて信号を出力する。上述のように、検出部11の変化とは、検出部11の体積の変化であり、出力部12は、検出部11の体積変化率に応じて信号を出力する。本実施形態において、出力部12は、歪みゲージを含む。出力部12は、検出部11の体積変化率を電気信号に変換して出力する。
以上のように、本実施形態に係るセンサ1では、検出部11の体積変化率に応じた電気信号が出力部12から出力される。検出部11の体積変化率は、相分離水分率に対応している。従って、本実施形態に係るセンサ1では、相分離水分率を精度良く検出することができる。
検出部11は、膨潤性を有するPA6製であり、その体積の変化によって、相分離水分率を検出することができる。このため、センサ1の構成を簡素化することができる。
図2に示すように、PA6製の検出部11では、相分離水分率が一定であれば、アルコール濃度によらず体積変化率が略一定である。従って、アルコール濃度によらず精度良く相分離水分率を検出することができる。
検出部11の材料は、PA6に限らず、他の材料であってもよい。例えば、検出部11は、NBR(二トリルゴム)によって形成されてもよい。
図4は、NBR製の検出部11をアルコール含有燃料に浸漬した場合のアルコール濃度と検出部11の体積変化率との関係を示すグラフである。図4において、二点差線は、相分離水分率が1である状態での、アルコール含有燃料のアルコール濃度と検出部11の体積変化率との関係を示している。実線は、相分離水分率が0.5である状態での、アルコール含有燃料のアルコール濃度と検出部11の体積変化率との関係を示している。破線は、相分離水分率が0である状態、すなわち実際の水分量が0である状態での、アルコール含有燃料のアルコール濃度と検出部11の体積変化率との関係を示している。
図4に示すように、NBR製の検出部11においても、相分離水分率に応じて体積変化率が変化している。例えば、10%のアルコール濃度において、相分離水分率が0.5である場合と1である場合とでは、体積変化率が異なっている。他のアルコール濃度においても同様である。従って、NBR製の検出部11が用いられる場合にも、相分離水分率を精度良く検出することができる。
検出部11の材料は、相分離水分率に応じて何らかの要素が変化する材料であればよく、上述したPA6或いはNBRに限られない。
上記の実施形態では、出力部12は、検出部11の体積の変化に応じて信号を出力している。しかし、検出部11の変化は、体積の変化に限らない。例えば、検出部11の変化は、検出部11の重量の変化であってもよい。すなわち、上述の膨潤率は、体積変化率に限らず、重量変化率であってもよい。なお、検出部11の重量の変化は、検出部11の体積の変化と相関する。従って、出力部12が、検出部11の重量の変化に応じて信号を出力する場合にも、図2或いは図4と同様の結果が得られる。
或いは、検出部11の変化とは、検出部11の形状の変化であってもよい。検出部11の形状とは、検出部11の寸法を意味してもよい。
出力部12は、歪みゲージに限らず、他の素子を含んでもよい。例えば、出力部12は、圧電素子などの圧力センサを含んでもよい。或いは、出力部12は、検出部11の変化に応じてオン/オフされる、例えば圧力スイッチ又はリミットスイッチなどのスイッチを含んでもよい。或いは、検出部11の変化を検出する別のセンサが設けられてもよい。
センサ1の構造は上記の実施形態の構造に限らず変更されても良い。例えば、ケース13の構造が変更されてもよい。
次に、第2実施形態に係る相分離検出システム100について説明する。相分離検出システム100は、アルコール含有燃料における相分離の可能性を検出するシステムである。図5は、相分離検出システム100の構成を示すブロック図である。図5に示すように、相分離検出システム100は、相分離水分率センサ1と、アルコール濃度センサ2と、温度センサ3と、算出部4と、閾値決定部5と、記憶部6と、判断部7と、報知部8と、を含む。算出部4と閾値決定部5と判断部7とは、CPUなどの演算装置によって実現される。記憶部6は、RAM或いはROMなどのメモリ、或いは、HDD或いはSSDなどのストレージ装置によって実現される。
相分離水分率センサ1は、上述した実施形態のセンサ1である。相分離水分率センサ1の出力部12は、検出部11の変化に応じた変化値を判断部7に出力する。変化値は、例えば図2或いは図4に示される体積変化率を示す信号の出力値である。或いは、変化値は、重量変化率などの他の変化率を示す信号の出力値であってもよい。
アルコール濃度センサ2は、アルコール含有燃料のアルコール濃度を検出する。アルコール濃度センサ2は、検出したアルコール濃度を示す検出信号を判断部7に出力する。温度センサ3は、アルコール含有燃料の温度を検出する。アルコール濃度センサ2は、検出したアルコール含有燃料の温度を示す検出信号を判断部7に出力する。
算出部4は、アルコール濃度センサ2によって検出されたアルコール濃度と、温度センサ3によって検出されたアルコール含有燃料の温度とに基づいて、境界水分量を算出する。例えば、記憶部6には、アルコール濃度と、アルコール含有燃料の温度、境界水分量との関係を規定するテーブル或いはマップなどの情報が記憶されており、算出部4は、当該情報を参照することで、境界水分量を算出する。
閾値決定部5は、算出部4によって算出された境界水分量に基づいて閾値を決定する。閾値決定部5によって決定された閾値は、一時的に記憶部6に記憶される。また、境界水分量が変化すると、閾値決定部5は、新たな境界水分量に基づいて閾値を決定して、記憶部6に記憶されている閾値を更新する。
判断部7は、閾値決定部5によって決定された閾値と、相分離水分率センサ1からの変化値とに基づいて相分離の可能性を判断する。図6は、判断部7によって実行される処理を示すフローチャートである。
図6に示すように、ステップS1において、判断部7は、アルコール含有燃料中の実際の水分量を算出する。詳細には、判断部7は、相分離水分率センサ1からの変化値から相分離水分率を算出し、相分離水分率と境界水分量とに基づいて、実際の水分量を算出する。
ステップS2において、判断部7は、余裕度を算出する。余裕度は、境界水分量から実際の水分量を引くことにより算出される。
ステップS3において、判断部7は、余裕度が閾値以下であるか否かを判断する。余裕度が閾値以下ではない場合には、ステップS1に戻る。余裕度が閾値以下である場合には、ステップS4に進む。
ステップS4では、判断部7は、報知信号を出力する。すなわち、判断部7は、余裕度が閾値以下である場合には、相分離の可能性が高いと判断して、報知信号を出力する。
判断部7が報知信号を出力すると、報知部8が警告を報知する。報知部8は、例えば警告灯であり、警告灯を点灯することで、警告を報知する。ただし、報知部8は、警告灯に限らず、他の報知手段であってもよい。例えば、報知部8は、画面上に表示される文字、及び/又は図形からなる警告表示であってもよい。或いは、報知部8は、ブザー或いはスピーカーなどの音声による報知を行う装置であってもよい。
以上、説明した本実施形態に係る相分離検出システム100では、相分離水分率センサ1からの変化値に基づいて算出された実際の水分量と境界水分量とを比較することで、相分離の可能性が判断される。これにより、相分離の可能性を精度良く検出することができる。
閾値決定部5は、算出された境界水分量に基づいて閾値を決定して、記憶部6に記憶されている閾値を更新する。このため、境界水分量の変化に応じて、リアルタイムに閾値を更新することができる。これにより、相分離の判断の精度を向上させることができる。
上記の実施形態では、判断部7は、余裕度と閾値とを比較することで、相分離の可能性を判断しているが、相分離の可能性の判断方法は、これに限られない。例えば、判断部7は、図7に示す判断方法によって相分離の可能性を判断してもよい。
図7に示すように、ステップS11において、判断部7は、相分離水分率を算出する。詳細には、判断部7は、相分離水分率センサ1からの変化値と、アルコール濃度とに基づいて、相分離水分率を算出する。
ステップS12において、判断部7は、相分離水分率が閾値以上であるか否かを判断する。ここで、閾値は、境界水分量に対する割合で設定される。閾値は、1以下の値である。相分離を事前に予見するためには、閾値は、1よりも小さな値に設定されることが好ましい。
相分離水分率が閾値以上ではない場合には、ステップS11に戻る。相分離水分率が閾値以上である場合には、ステップS13に進む。ステップS13では、判断部7は、相分離の可能性が高いと判断して、報知信号を出力する。ステップS13における処理は上述のステップS4の処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
或いは、判断部7は、図8に示す判断方法によって相分離の可能性を判断してもよい。図8に示すように、ステップS21において、判断部7は、相分離水分率センサ1からの変化値が、閾値以上であるか否かを判断する。
相分離水分率センサ1からの変化値が、閾値以上ではない場合には、ステップS1の判断が繰り返される。相分離水分率センサ1からの変化値が、閾値以上である場合には、ステップS22に進む。ステップS22では、判断部7は、相分離の可能性が高いと判断して、報知信号を出力する。ステップS22における処理は上述のステップS4の処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
閾値は、アルコール濃度に応じて設定されてもよい。或いは、使用されるアルコール含有燃料におけるアルコール濃度が所定濃度で一定である場合には、所定濃度に対応した値に閾値が設定されてもよい。
上記の実施形態では、アルコール濃度に応じて算出された閾値が、記憶部6に一時的に記憶されている。しかし、閾値は、記憶部6に予め記憶されていてもよい。例えば、閾値として1つの固定値が記憶部6に予め記憶されていてもよい。或いは、複数の固定値が記憶部6に予め記憶されており、選択された固定値が閾値として用いられてもよい。
記憶部6は、検出部11の変化値特性を予め記憶していてもよい。変化値特性は、変化値と、実際の水分量との関係を規定する。判断部7は、変化値と変化値特性とに基づいて実際の水分量を算出してもよい。
上記の実施形態では、相分離検出システム100は、アルコール濃度センサ2及び温度センサ3を備えている。しかし、アルコール濃度センサ2と温度センサ3との一方、或いは両方が省略されてもよい。例えば、図2のように、アルコール濃度が変化しても、境界水分量に対する相分離水分率の変化による体積変化が一定の範囲のみを検出する場合には、体積変化率のみを検出することで相分離の可能性を検出することができる。
上記の実施形態では、相分離検出システム100は、報知部8を備えている。しかし、報知部8が省略されてもよい。すなわち、相分離検出システム100による判断結果に応じて、報知以外の処理が行われてもよい。
上記の実施形態に係る相分離水分率センサ1は、相分離の可能性を検出すること以外の目的に用いられてもよい。例えば、燃料系材料の膨潤による形状変化、腐食、或いは抽出による異物生成によって機能障害の発生を防止するためのシステムに用いられてもよい。この場合、上記の機能障害が起こり得る相分離水分率の閾値が設定され、相分離水分率センサ1からの変化値と閾値とに基づいて、機能障害の可能性が判断されてもよい。
本発明に係るセンサによれば、相分離が発生する水分量に対する実際の水分量の割合を、簡素な構成によって、精度良く検出することができる。本発明に係る相分離検出システムによれば、相分離の可能性を、簡素な構成によって、精度良く検出することができる。本発明に係る相分離検出方法によれば、相分離の可能性を、簡素な構成によって、精度良く検出することができる。
1 センサ
11 検出部
12 出力部
100 相分離検出システム
6 記憶部
7 判断部
第1の態様に係るセンサは、検出部と、出力部と、を含む。検出部は、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されている。境界水分量は、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす水分量である。出力部は、検出部の変化に応じて境界水分量に対する実際の水分量の割合に対応する信号を出力する。
第2の態様に係る相分離検出システムは、アルコール含有燃料における相分離の可能性を検出する相分離検出システムであって、検出部と、記憶部と、出力部と、判断部と、を備える。検出部は、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されている。境界水分量は、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす水分量である。記憶部は、所定の閾値を記憶する。出力部は、検出部の変化に応じて境界水分量に対する実際の水分量の割合に対応する変化値を出力する。判断部は、閾値と変化値とに基づいて相分離の可能性を判断する。
第3の態様に係る方法は、アルコール含有燃料における相分離の可能性を検出する相分離検出方法である。本態様に係る方法は、以下のステップを含む。第1ステップでは、検出部を配置する。検出部は、境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成されている。境界水分量は、アルコール含有燃料において相分離を引き起こす水分量である。第2ステップでは、境界水分量に基づいて決定される閾値を設定する。第3ステップでは、検出部の変化に応じて境界水分量に対する実際の水分量の割合に対応する変化値を出力する。第4ステップでは、記閾値と変化値とに基づいて相分離の可能性を判断する。

Claims (28)

  1. 前記アルコール含有燃料において相分離を引き起こす境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成された検出部と、
    前記検出部の変化に応じて信号を出力する出力部と、
    を備えるセンサ。
  2. 前記検出部の変化とは、前記検出部の体積の変化である、
    請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記検出部の変化とは、前記検出部の重量の変化である、
    請求項1に記載のセンサ。
  4. 前記検出部の変化とは、前記検出部の形状の変化である、
    請求項1に記載のセンサ。
  5. 前記検出部は、樹脂製である、
    請求項1に記載のセンサ。
  6. 前記検出部は、ポリアミド系樹脂製である、
    請求項5に記載のセンサ。
  7. 前記出力部は、前記検出部の変化を電気信号に変換して出力する、
    請求項1に記載のセンサ。
  8. 前記出力部は、歪みゲージを含む、
    請求項7に記載のセンサ。
  9. 前記出力部は、圧力センサを含む、
    請求項7に記載のセンサ。
  10. 前記出力部は、前記検出部の変化に応じてオン/オフされるスイッチを含む、
    請求項7に記載のセンサ。
  11. アルコール含有燃料における相分離の可能性を検出する相分離検出システムであって、
    前記アルコール含有燃料において相分離を引き起こす境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成された検出部と、
    所定の閾値を記憶する記憶部と、
    前記検出部の変化に応じた変化値を出力する出力部と、
    前記閾値と前記変化値とに基づいて前記相分離の可能性を判断する判断部と、
    を備える相分離検出システム。
  12. 前変化値は、前記検出部の体積の変化を示す値である、
    請求項11に記載の相分離検出システム。
  13. 前記変化値は、前記検出部の重量の変化を示す値である、
    請求項11に記載の相分離検出システム。
  14. 前記変化値は、前記検出部の形状の変化を示す値である、
    請求項11に記載の相分離検出システム。
  15. 前記検出部は、樹脂製である、
    請求項11に記載の相分離検出システム。
  16. 前記検出部は、ポリアミド系樹脂製である、
    請求項15に記載の相分離検出システム。
  17. 前記出力部は、前記変化値を電気信号に変換して出力する、
    請求項11に記載の相分離検出システム。
  18. 前記出力部は、歪みゲージを含む、
    請求項17に記載の相分離検出システム。
  19. 前記出力部は、圧力センサを含む、
    請求項17に記載の相分離検出システム。
  20. 前記出力部は、前記検出部の変化に応じてオン/オフされるスイッチを含む、
    請求項17に記載の相分離検出システム。
  21. 前記閾値は、前記記憶部に予め記憶されている、
    請求項11に記載の相分離検出システム。
  22. 前記アルコール含有燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度センサと、
    前記アルコール含有燃料の温度を検出する温度センサと、
    前記アルコール濃度センサによって検出されたアルコール濃度と、前記温度センサによって検出された温度とに基づいて、前記境界水分量を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記境界水分量に基づいて前記閾値を決定する閾値決定部と、
    をさらに備える請求項11に記載の相分離検出システム。
  23. 前記判断部は、前記変化値に基づいて前記アルコール含有燃料中の実際の水分量を算出する、
    請求項11に記載の相分離検出システム。
  24. 前記判断部は、算出された前記実際の水分量と前記境界水分量とを比較して前記相分離の可能性を判断する、
    請求項23に記載の相分離検出システム。
  25. 前記閾値は、前記境界水分量に対する割合で設定され、
    前記判断部は、前記出力部からの変化値に基づいて、前記境界水分量に対する前記実際の水分量の割合を算出し、算出された前記割合と前記閾値とを比較して前記相分離の可能性を判断する、
    請求項23に記載の相分離検出システム。
  26. 前記記憶部は、前記検出部の変化値特性を予め記憶しており、
    前記判断部は、前記変化値と前記変化値特性とに基づいて、前記境界水分量に対する前記実際の水分量の割合を算出する、
    請求項23に記載の相分離検出システム。
  27. 前記判断部は、前記閾値と前記変化値とを比較することで前記相分離の可能性を判断する、
    請求項11に記載の相分離検出システム。
  28. アルコール含有燃料における相分離の可能性を検出する相分離検出方法であって、
    前記アルコール含有燃料において相分離を引き起こす境界水分量に対する実際の水分量の割合に応じて変化する材料で構成された検出部を配置し、
    前記所定の閾値を設定し、
    前記検出部の変化に応じた変化値を出力し、
    前記閾値と前記変化値とに基づいて前記相分離の可能性を判断する、
    相分離検出方法。
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