JP2016035114A - 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー - Google Patents

浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー Download PDF

Info

Publication number
JP2016035114A
JP2016035114A JP2015246187A JP2015246187A JP2016035114A JP 2016035114 A JP2016035114 A JP 2016035114A JP 2015246187 A JP2015246187 A JP 2015246187A JP 2015246187 A JP2015246187 A JP 2015246187A JP 2016035114 A JP2016035114 A JP 2016035114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reducing agent
melting furnace
reaction
floating
reaction shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015246187A
Other languages
English (en)
Inventor
マルック ラハティネン、
Lahtinen Markku
マルック ラハティネン、
ラウリ ピー. ペソネン、
P Pesonen Lauri
ラウリ ピー. ペソネン、
タピオ アホカイネン、
Ahokainen Tapio
タピオ アホカイネン、
ペテル ビヨルクルンド、
Bjoerklund Peter
ペテル ビヨルクルンド、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Metso Outotec Oyj
Original Assignee
Outotec Oyj
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Outotec Oyj filed Critical Outotec Oyj
Priority to JP2015246187A priority Critical patent/JP2016035114A/ja
Publication of JP2016035114A publication Critical patent/JP2016035114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

【課題】浮遊製錬工程中に浮遊溶解炉の下部炉内のスラグにおける磁鉄鉱の形成を抑制する、また、反応シャフト内の浮遊物の温度を制御する方法および浮遊溶解炉を提供。
【解決手段】反応シャフト2と、下部炉3と、微粉状固形物6および反応ガス7を反応シャフト2に供給する精鉱バーナー5とを含む浮遊溶解炉1を使用し、微粉状固形物6および反応ガス7の浮遊物8を反応シャフト2内に生成し、下部炉3内において溶解物10の表面9にある浮遊物8を集め、表面9に被着する浮遊物8は表面9に収集帯14を形成する浮遊溶解炉1における浮遊物8の制御方法は、さらに還元剤13を浮遊溶解炉1内に供給して、還元剤13は精鉱バーナー5を使用して還元剤の集中流の形態で浮遊物8を介して表面9に供給され、還元剤13を含有する還元帯15を収集帯14の帯域内に形成し、還元剤13を溶解物10に添加される浮遊物8中の磁鉄鉱生成要素と混合させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、浮遊溶解炉における浮遊物を制御する方法、微粉状固形物の浮遊製錬用の浮遊溶解炉、および反応ガスおよび微粉状固形物を浮遊溶解炉の反応シャフトに供給する精鉱バーナーに関するものである。
また、本発明は、自溶製錬炉などの浮遊溶解炉で実行される方法、自溶製錬炉などの浮遊溶解炉、ならびに反応ガスおよび微粉状固形物を自溶製錬炉などの浮遊溶解炉の反応シャフトに供給する精鉱バーナーに関する。
浮遊溶解炉は通常、反応シャフト、下部炉およびアップテークの3つの主要部分を有する。浮遊溶解処理では、反応シャフト上部に設けられた精鉱バーナーを使用して、硫化精鉱、スラグ形成剤およびその他の微粉構成要素を含む微粉状固形物を反応ガスと混合し、微粉状固形物および反応ガスの浮遊物を反応シャフト内で形成する。反応ガスは、空気、酸素または酸素富化空気であってもよい。反応シャフト内に形成された浮遊物は下部炉に落下し、下部炉にて2種類または3種類の異なる層相を有する溶解物を形成する。最下層は粗銅層などの金属層でよく、そのすぐ上にマット層またはスラグ層のいずれかが形成されている。通常は、最も下にはマット層が、そのすぐ上にはスラグ層が形成されている。
浮遊溶解において、スラグとマットの間の最終段階での平衡状態はスラグの反応が下部炉内で起こっている間だけ発生する。言い換えると、反応シャフトで生成される潜在的に不平衡状態の過酸化化合物および亜酸化化合物が、特に反応シャフト下にあるシャフト内浮遊物の第1次放出点では、スラグ相においても引き続き互いに反応しあうため、塊状のスラグおよびマットの相はほとんどがそれぞれの熱力学的組成によって特徴づけられる組成となる。前述の元々スラグ中に溶解している平衡状態を決定づける銅に加えて、スラグ中で溶解できない銅に富んだマットが機械的懸濁液としてスラグ中に残留し、現実的な所要時間をかけてマット層に完全に沈降する。
スラグ中に磁鉄鉱が形成されるとスラグの粘度が増し、スラグに含まれている溶融マットの粒子の分離が遅くなる。
特許文献1および特許文献2が提示する方法や装置により、コークスなどの還元剤を使用してスラグ中の磁鉄鉱の形成を鈍化させることが以前から知られている。
特開昭58−221241号公報 国際公開第00/70103号
特許文献1が提示する方法では、粉コークスを、または粉コークスを微粉炭とともに、精鉱バーナーを介して自溶製錬炉の反応シャフトに投入する。コークスを炉に供給することで、下部炉の溶解物の表面全体が未燃焼の粉コークスで均等に覆われる。同文献によると、粒径が超微粒である場合、磁鉄鉱の還元度が低下することから、粒径が44μm〜1mmのものを使用するのが好ましい。未燃焼コークスで覆われたスラグ層は溶融スラグ槽に残り、スラグ相における酸素分圧を大幅に低下させる。コークス層で生じる高還元性雰囲気は、例えば炉の内張りの損傷の原因となる。
特許文献2が提示する方法および装置では、懸濁溶解炉で、非鉄硫化精鉱から高非鉄金属含有率のマットおよび可廃棄スラグを同時に生成する。当該発明によると、炭素系還元剤を羽口を介して懸濁溶解炉の下炉に投入し、炉の断面積が縮小している部分に供給する。
本発明はこのような課題に鑑み、浮遊製錬工程中に浮遊溶解炉の下部炉内のスラグにおける磁鉄鉱の形成を抑制する改良された方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナーを提供することを目的とする。
また、本発明は、反応シャフト内の浮遊物の温度を制御する改良された方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナーを提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するために、反応シャフトと反応シャフトの下端部に設けられた下部炉と反応シャフトの上部に設けられた精鉱バーナーとを含む浮遊溶解炉を使用し、微粉状固形物を反応シャフトに供給する微粉状固形物供給装置と反応ガスを反応シャフトに供給するガス供給装置とを含む精鉱バーナーを使用し、精鉱バーナーを用いて微粉状固形物および反応ガスを反応シャフト内に供給して、微粉状固形物および反応ガスの浮遊物を反応シャフト内に生成し、下部炉において溶解物の表面にある下部炉内の浮遊物を集め、表面に被着する浮遊物は下部炉の溶解物の表面に収集帯を形成する浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法において、微粉状固形物および反応ガスに加え還元剤を浮遊溶解炉内に供給して、還元剤は精鉱バーナーを使用して還元剤の集中流の形態で反応シャフトの浮遊物を介して溶解物の表面に供給され、還元剤を含有する還元帯を溶解物の収集帯の帯域内に形成し、還元剤を溶解物に添加される浮遊物中の磁鉄鉱生成要素と混合させる。
また、本発明は、上端部および下端部をもつ反応シャフトと、反応シャフトの上部に配設され微粉状固形物を供給する微粉状固形物供給装置および反応ガスを反応シャフトの中に供給するガス供給装置を含み反応シャフト内に微粉状固形物および反応ガスの浮遊物を生成する精鉱バーナーと、浮遊物を炉内に収集して表面を有する溶解物を形成する下部炉とを含み、反応シャフトが下部炉にて終端し、浮遊溶解炉を使用中、反応シャフト内に生成され下部炉の溶解物の表面に被着する浮遊物は下部炉の溶解物の表面に収集帯を形成する、微粉状固形物を浮遊製錬する浮遊溶解炉において、精鉱バーナーは還元剤の集中流を供給する還元剤供給手段を備え、還元剤供給手段は微粉状固形物および反応ガスに加え還元剤を浮遊溶解炉内に供給し、還元剤供給手段は浮遊溶解炉を使用中、還元剤の集中流の形態で、還元剤を反応シャフトに生成される浮遊物を通じて下部炉の溶解物の表面に供給して、還元剤を含有する還元帯を下部炉内にある溶解物の収集帯に形成し、還元剤を溶解物に添加される浮遊物中の磁鉄鉱生成要素と混合させるよう構成されている。
また、本発明は、微粉状固形物を反応シャフトに供給する供給パイプを含み供給パイプはさらに反応シャフトに対して開口するオリフィスを有する微粉状固形物供給装置と、供給パイプ内に同心円状に配設され供給パイプのオリフィスを抜けて反応シャフト内まで延伸する、拡散装置の周囲および拡散装置の周りを流動する微粉状固形物に向けて拡散ガスを送出する拡散ガス穴を含む拡散装置と、反応ガスを反応シャフト内に供給し、環状放出口を通じて反応シャフトに開口し、環状放出口は供給パイプを同心円状に囲繞し、環状放出口から放出される反応ガスを供給パイプのオリフィスから放出され拡散ガスによって側部に送られる微粉状固形物と混合させて反応シャフト内に微粉状固形物および反応ガスの浮遊物を生成するガス供給装置とを含む、上述の制御方法にて使用される精鉱バーナーにおいて、還元剤の集中流を供給する還元剤供給手段を備える。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された方法、浮遊溶解炉または精鉱バーナーを使用して、反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して調整し、浮遊溶解炉の反応シャフト内を不足当量状態にすることで、溶解物中の磁鉄鉱を削減する。反応シャフト内を不足当量状態にすることで、還元剤は還元剤としての役割を果たし、スラグ中における磁鉄鉱の形成を少なくとも部分的に抑制する。
本発明は、還元剤を還元剤の集中流という形態で溶解物の表面に供給して、収集帯域内に還元帯を形成することに基づくものであり、還元剤の集中流は溶解物の表面に波を生み出して還元帯を効率的に広げる。
還元剤を還元剤の集中流という形態で溶解物の表面に供給して収集帯域内に還元帯を形成することによって、還元剤は良好な効果をもたらす。なぜならば、還元剤は溶解物に添加される浮遊物中の磁鉄鉱生成要素と効率的に混合されるからである。
本方法の好適な実施形態において、微粉状固形物および反応ガスを精鉱バーナーによって反応シャフトに供給することで、微粉状固形物および反応ガスによって生成される浮遊物が浮遊物の噴流を浮遊シャフト内に形成し、浮遊物の噴流は反応シャフト内を下部炉の方向に広がり、さらに、浮遊物の噴流は仮想垂直中心軸を有する。本方法の当該好適な実施形態では、還元剤の集中流は精鉱バーナーを用いて供給され、これによって還元剤の集中流を、実質的に浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸方向および浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸近傍に供給し、還元剤の集中流に含まれる還元剤が溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを少なくとも部分的に防止する。本実施形態では、還元剤の集中流に含まれる還元剤が溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを少なくとも部分的に抑制するが、これは上述のような浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸付近の反応ガス含有率が浮遊物の噴流の外側に比べ低いためである。本発明の当該好適な実施形態では、還元剤の集中流は精鉱バーナーを使用して初期供給速度で供給され、初期供給速度を反応ガスの初期供給速度の少なくとも2倍とすることで逆火を防止する。
浮遊溶解炉の好適な実施形態において、浮遊溶解炉の精鉱バーナーは微粉状固形物および反応ガスを反応シャフト内に供給して、微粉状固形物および反応ガスによって生成される浮遊物が浮遊シャフト内で浮遊物の噴流を形成するように構成されているものである。浮遊物の噴流は反応シャフト内を下部炉の方向に広がり、さらに、浮遊物の噴流は仮想垂直中心軸を有する。この好適な実施形態において、精鉱バーナーは、還元剤の集中流を実質的に浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸方向に、および浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸付近に供給する還元剤供給手段を備え、還元剤の集中流に含まれる還元剤が溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを少なくとも部分的に抑制する。なぜならば、上述のような浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸付近の反応ガス含有率は、浮遊物の噴流の外側に比べ低いためである。浮遊溶解炉の当該好適な実施形態では、精鉱バーナーは還元剤の集中流を初期供給速度で供給する還元剤供給手段を備えることが好ましく、初期供給速度を反応ガスの初期供給速度の少なくとも2倍とすることで逆火を防止する。
さらに本発明は、特許請求の範囲に記載された方法、浮遊溶解炉または精鉱バーナーを使用して、反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して調整し、浮遊溶解炉の反応シャフト内を過剰当量状態にすることによって、浮遊溶解炉の反応シャフト内の熱平衡を制御することに関する。浮遊溶解炉の反応シャフト内を過剰当量状態にすることで、還元剤が反応シャフト内に熱エネルギーを発生させ、熱エネルギーは反応シャフトの浮遊物の温度制御に利用され得る。
以下に、図面を参照して本発明について詳細に述べる。すなわち、
第1の好適な実施形態による浮遊溶解炉の概略図である。 第2の好適な実施形態による浮遊溶解炉の概略図である。 第3の好適な実施形態による浮遊溶解炉の概略図である。 第4の好適な実施形態による浮遊溶解炉の概略図である。 第5の好適な実施形態による浮遊溶解炉の概略図である。 第1の好適な実施形態による浮遊溶解炉の精鉱バーナーの概略図である。 第2の好適な実施形態による浮遊溶解炉の精鉱バーナーの概略図である。
まず、浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、および本方法の好適な別の実施形態に関してより詳細に述べる。
本方法では、反応シャフト2、反応シャフト2の下端に設けられた下部炉3および反応シャフト2の上部に設けられた精鉱バーナー5を有する浮遊溶解炉1を使用する。また、図1ないし図5に示す浮遊溶解炉1は、アップテーク4も有する。
本方法では精鉱バーナー5を使用し、精鉱バーナー5は、微粉状固形物6を反応シャフト2の中に供給する微粉状固形物供給装置18を有し、かつ、反応ガス7を反応シャフト2の中に供給するガス供給装置(24)を有し、微粉状固形物6および反応ガス7の浮遊物8を反応シャフト2内で生成する。
本方法では、精鉱バーナー5を用いて微粉状固形物6および反応ガス7を反応シャフト2の中に供給し、微粉状固形物6および反応ガス7の浮遊物8を反応シャフト2内で生成する。
本方法では、下部炉3において浮遊物8を下部炉3の溶解物10の表面9上に集め、表面9に落ちる浮遊物8は下部炉3内の溶解物10の表面9に収集帯14を形成する。図1ないし図5に、マット層11およびマット層の上にあるスラグ層12を有する溶解物10を示す。
このような浮遊溶解炉の動作原理については、例えば米国公報第2,506,577号にて公知である。
本方法では、微粉状固形物6および反応ガス7に加えて還元剤13を浮遊溶解炉へ供給し、これにより、還元剤13を還元剤13の集中流の形態で反応シャフト2の浮遊物8を通じて溶解物10の表面9に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14内に形成する。
本方法は、浮遊溶解炉1内に開口するノズル17を有する還元剤供給手段16を浮遊溶解炉1内の少なくとも一部分に配する段階、および還元剤供給手段16のノズル17を通じて還元剤13の集中流を溶解物10の表面9に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の帯域内に形成する段階を含んでもよい。
図1において、浮遊溶解炉1の内部から、より正確には浮遊溶解炉1の下部炉3の内部から溶解物10の表面9上に還元剤13の集中流を供給し、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の領域内に形成する。図1に例示する方法は、浮遊溶解炉1内に開口するノズル17を有する還元剤供給手段16を浮遊溶解炉1の下部炉3内の少なくとも一部分に配する段階、および還元剤13の集中流を還元剤供給手段16のノズル17を介して溶解物10の表面9上に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の帯域内に形成する段階を含んでもよい。
図2において、浮遊溶解炉1の反応シャフト2の内部から溶解物10の表面9上に還元剤13の集中流を供給し、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の領域内に形成する。図2に例示の方法は、浮遊溶解炉1内に開口するノズル17を有する還元剤供給手段16を浮遊溶解炉1の反応シャフト2内の少なくとも一部分に配する段階、および還元剤13の集中流を還元剤供給手段16のノズル17を介して溶解物10の表面9上に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の領域内に形成する段階を含んでもよい。
図3において、還元剤13の集中流を浮遊溶解炉1の反応シャフト2の内部から供給することにより、還元剤13の集中流を反応炉2の上部から溶解物10の表面9上に供給して還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の帯域内に形成する。図3に例示する方法は、浮遊溶解炉1の反応シャフト2内で、浮遊溶解炉1内に開口するノズル17を有する還元剤供給手段16を反応シャフト2の上部に配する段階、および還元剤13の集中流を還元剤供給手段16のノズル17を介して溶解物10の表面9上に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の帯域内に形成する段階を含んでもよい。
図4において、精鉱バーナー5を使用して還元剤13の集中流を溶解物10の表面9に供給し、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の帯域内に形成する。図4に例示する方法では、浮遊溶解炉1内に開口するノズル17を有する還元剤供給手段16を精鉱バーナー5に設ける段階、および還元剤13の集中流を還元剤供給手段16のノズル17を介して溶解物10の表面9上に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の帯域内に形成する段階を含んでもよい。
本方法の好適な実施形態において、本方法は精鉱バーナーの使用を含み、精鉱バーナーは、
微粉状固形物6を反応シャフト2内に供給する供給パイプ19を含み、供給パイプ19は反応シャフト2に対して開口するオリフィス20を有する、微粉状固形物供給装置18と、
供給パイプ19内に同心円状に配設され、供給パイプ19のオリフィス20を抜けて反応シャフト2内まで延伸する、拡散装置21の周囲および拡散装置21の周りを流動する微粉状固形物6に向けて拡散ガス23を送出する拡散ガス穴22を含む拡散装置21と、
反応ガス7を反応シャフト2内に供給し、供給パイプ19を同心円状に囲繞する環状放出口25を通じて反応シャフト2に開口し、環状放出口25から放出される反応ガス7を、供給パイプ19のオリフィス20から放出され拡散ガス23によって側部に送られる微粉状固形物6と混合させるガス供給装置24とを含む。
本方法の好適な実施形態において、本方法は、
微粉状固形物6を精鉱バーナー5の供給パイプ19のオリフィス20を通じて反応シャフト2内に供給し、
拡散ガス23を精鉱バーナー5の拡散装置21の拡散ガス穴22を介して反応シャフト2内に供給し、拡散装置21の周囲を流動する微粉状固形物6に向けて拡散ガス23を送出し、拡散ガスによって微粉状固形物6を側部に送り、
反応ガス7を精鉱バーナー5のガス供給装置24の環状放出口25を介して反応シャフト2内に供給し、反応ガス7を供給パイプ19の中央部から放出され拡散ガス23によって側部に送られる微粉状固形物6と混合させて、微粉状固形物6および反応ガス7の浮遊物8を反応シャフト2内に生成する。
本方法の好適な実施形態では、還元剤供給手段16を精鉱バーナー5の拡散装置21の内部に配設される中央ランス26の形態で有する精鉱バーナー5を使用してもよい。中央ランス26は反応シャフト2に対して開口する放出口27を有し、還元剤13の集中流を中央ランス26の放出口27を介して溶解物10の表面9上に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の帯域内に形成する。
本方法の好適な実施形態では、精鉱バーナー5内に配設された還元剤供給手段16を含む精鉱バーナー5を使用してもよく、中央ランス26は反応シャフト2に対して開口する放出口27を有し、還元剤13の集中流を中央ランス26の放出口27を介して溶解物10の表面9上に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を溶解物10の収集帯14の帯域内に形成する。本方法では、コークス、コークス粉、微細バイオマス、微粉炭、同様の微粉状固形物であり精鉱バーナーの微粉状固形物供給装置18によって供給されるもの、基底電子機器スクラップおよび/または回路基板片など、炭素および硫化物の少なくとも一方を含む還元剤13を使用してもよい。
還元剤13は、必須ではないが、少なくとも反応ガス7の供給速度と同等の初期速度で供給されることが好ましく、より好適には反応ガス7の供給速度の少なくとも2倍となる初期速度で供給される。
本方法では、必須ではないが、反応ガス7は酸素含有率が約50%ないし約100%の酸素富化ガスの形態で使用されることが好ましい。
本方法では、微粉状固形物6および反応ガス7を、必須ではないが好ましくは精鉱バーナー5を使用して反応シャフト2に供給することによって、微粉状固形物6および反応ガス7によって生成される浮遊物8が反応シャフト2内に浮遊物の噴流28を形成するようにする。ここで、浮遊物の噴流28は反応シャフト2内を下部炉3の方向に広がる。また、浮遊物の噴流28は仮想の垂直中心軸29を有する。微粉状固形物6および反応ガス7から精鉱バーナー5を用いて上述のような浮遊物噴流28を形成する場合、本方法は、還元剤13の集中流を実質的に浮遊物の噴流28の仮想垂直中心軸29方向および浮遊物噴流28の仮想垂直中心軸29の近傍に向けて、還元剤13の集中流における還元剤が溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを少なくとも部分的に抑制するようにしてもよい。本実施形態では、反応ガスの含有率は、浮遊物の噴流の外側よりも上述のような浮遊物の噴流28の仮想垂直中心軸29付近で低いために、還元剤13の集中流内にある還元剤が溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することが少なくとも部分的に抑制される。
本方法は、精鉱バーナーの微粉状固形物供給装置18を用いて供給される微粉状固形物の一部を反応ガス含有率が低い反応シャフト2の中央部に送ることで還元剤の集中流を形成して、精鉱バーナーの微粉状固形物供給装置18によって供給されて反応ガス含有率の低い反応シャフト2の中央部方向に送られる微粉状固形物の上述の一部のうちさらに少なくとも一部が溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを抑制してもよい。
本方法では、反応ガス7の供給量を還元剤13の供給量に対して生成制御して、浮遊溶解炉の反応シャフト2内を不足当量状態にしてもよい。この場合、最初に還元剤13の供給量を設定してから反応ガス7の供給量を調整し、浮遊溶解炉の反応シャフト2内を不足当量状態にすることが好ましい。
本方法では、反応ガス7の供給量を還元剤13の供給量に対して生成制御して、浮遊溶解炉の反応シャフト2内の浮遊物8の中心部を不足当量状態にしてもよい。この場合、最初に還元剤13の供給量を設定してから反応ガス7の供給量を調整し、浮遊溶解炉の反応シャフト2内の浮遊物8の中心部を不足当量状態にすることが好ましい。
本方法では、反応ガス7の供給量を還元剤13の供給量に対して制御して、浮遊溶解炉の反応シャフト2内を過剰当量状態にしてもよい。この場合、最初に還元剤13の供給量を設定してから反応ガス7の供給量を調整して浮遊溶解炉の反応シャフト2内を過剰当量状態にすることが好ましい。
本方法は、反応ガス7の供給量を還元剤13の供給量に対して制御して、浮遊溶解炉の反応シャフト2内の浮遊物8の中心部を過剰当量状態にする処理を含んでもよい。この場合、最初に還元剤13の供給量を設定してから反応ガス7の供給量を調整して浮遊溶解炉の反応シャフト2内の浮遊物8の中心部を過剰当量状態にすることが好ましい。
次に、微粉状固形物6の浮遊製錬用の浮遊溶解炉1、および浮遊溶解炉1の好適なその他の実施形態に関してより詳細に述べる。
浮遊溶解炉1は、上端部および下端部がある反応シャフト2を含む。
浮遊溶解炉1はさらに精鉱バーナー5を含む。精鉱バーナーは、微粉状固形物を供給する微粉状固形物供給装置18を含み、さらに反応ガス7を反応シャフト2に供給するガス供給装置24を含み、反応シャフト2内に微粉状固形物6および反応ガス7の浮遊物8を生成する。精鉱バーナー5は反応シャフト2の上部に配設される。
浮遊溶解炉1は加えて下部炉3を含み、下部炉3内で浮遊物8を収集して表面9を有する溶解物10を形成する。反応シャフト2の下端は下部炉3にて終端し、浮遊溶解炉1を使用中、反応シャフト2で生成されて下部炉3内で溶解物10の表面に被着する浮遊物8は、下部炉3内の溶解物10の表面に収集帯14を形成するように構成されている。
図1ないし図5に示す浮遊溶解炉1はさらに、アップテーク4を含む。
このような浮遊溶解炉の動作原理は、例えば、米国公報第2,506,577号にて公知である。
浮遊溶解炉1は、微粉状固形物6および反応ガス7に加えて還元剤13を浮遊溶解炉1に供給する還元剤供給手段16を含む。還元剤供給手段16は、浮遊溶解炉1の使用中に、還元剤13を還元剤13の集中流の形態で、反応シャフト2で生成される浮遊物8を通じて下部炉3の溶解物10の表面9に供給して、還元剤13を含有する還元帯15を下部炉3にある溶解物10の収集帯14の帯域内に形成するよう構成されている。
浮遊溶解炉1は、還元剤供給手段16の少なくとも一部分が浮遊溶解炉1の内部に配置される形態で還元剤供給手段16を含んでもよく、この場合に還元剤供給手段16は、浮遊溶解炉1内に開口するノズル17を有する。
図1に示す浮遊溶解炉1は、還元剤13の集中流を浮遊溶解炉1の内部から供給する還元剤供給手段16、より正確には、還元剤13の集中流を浮遊溶解炉1の下部炉3の内部から供給する還元剤供給手段16を含む。浮遊溶解炉1は、還元剤供給手段16の少なくとも一部分が浮遊溶解炉1の下部炉3の内部に位置する形態で還元剤供給手段16を含むことも可能であり、この場合に還元剤供給手段16は、浮遊溶解炉1の下部炉3内で開口するノズル17を有する。
図2に示す浮遊溶解炉1は、還元剤13の集中流を浮遊溶解炉1の反応シャフト2の内部から供給する還元剤供給手段16を含む。浮遊溶解炉1は、還元剤供給手段16の少なくとも一部が浮遊溶解炉1の反応シャフト2内に位置する形態で還元剤供給手段16を含むことも可能であり、この場合に還元剤供給手段16は、浮遊溶解炉1の反応シャフト2内で開口するノズル17を有する。
図3に示す浮遊溶解炉1は、還元剤13の集中流を浮遊溶解炉1の反応シャフト2の上部から浮遊溶解炉1内に供給する還元剤供給手段16を含む。浮遊溶解炉1は、還元剤供給手段16が浮遊溶解炉1の反応シャフト2上部に位置する形態で還元剤供給手段16を含むことも可能であり、この場合に還元剤供給手段16は、浮遊溶解炉1の反応シャフト2の上部で反応シャフト2内に開口するノズル17を有する。
図4に示す浮遊溶解炉1では、精鉱バーナー5は還元剤13の集中流を供給する還元剤供給手段16を備える。
浮遊溶解炉1の好適な実施形態において、精鉱バーナー5は、
微粉状固形物6を反応シャフト2内に供給する供給パイプ19を含み、供給パイプ19は反応シャフト2に対して開口するオリフィス20を有する微粉状固形物供給装置18と、
供給パイプ19の内部に同心円状に配設され、供給パイプ19のオリフィス20を抜けて反応シャフト2内まで延伸し、拡散装置21の周囲および拡散装置21の周りで流動する微粉状固形物6に向けて拡散ガス23を送出する拡散ガス穴を含む拡散装置21と、
環状放出口25を通じて反応シャフト2に開口し、環状放出口25は供給パイプ19を同心円状に囲繞し、環状放出口25から放出される反応ガス7を、供給パイプ19のオリフィス20から放出されて拡散ガス23によって側部に送られる微粉状固形物6と混合させて、反応シャフト2の中で微粉状固形物16および反応ガス7の浮遊物8を生成する、反応ガス7を反応シャフト2内に供給するガス供給装置24とを含む。浮遊溶解炉1の好適な実施形態では、精鉱バーナー5は、還元剤供給手段16を、精鉱バーナー5の拡散装置21内に配設される中央ランス26として含んでもよく、中央ランス26は反応シャフト2に対して開口する放出口27を有する。
浮遊溶解炉1は、コークス、コークス粉、微細バイオマス、微粉炭、同様の微粉状固形物であり精鉱バーナーの微粉状固形物供給装置18によって供給されるもの、基底電子機器スクラップおよび/または回路基板片など、炭素および硫化物の少なくとも一方を含む還元剤13の集中流を供給する還元剤供給手段16を含んでもよい。
浮遊溶解炉1は、少なくとも反応ガス7の供給速度と同等の初期速度、より好適には反応ガス7の供給速度の少なくとも2倍となる初期速度で還元剤13を供給する還元剤供給手段16を含んでもよい。
浮遊溶解炉1は、酸素含有率が約50%ないし約100%の酸素富化ガスを反応ガス7として供給するガス供給装置24を含んでもよい。
浮遊溶解炉の精鉱バーナー5は、微粉状固形物6および反応ガス7を反応シャフト2に供給して、微粉状固形物6および反応ガス7によって生成される浮遊物8が反応シャフト2内に浮遊物の噴流28を形成するように設置されるものでもよく、浮遊物の噴流28は反応シャフト2内を下部炉3の方向に広がり、また浮遊物の噴流は仮想の垂直中心軸29をもつ。この場合、浮遊溶解炉1は、還元剤13の集中流を実質的に浮遊物の噴流28の仮想垂直中心軸29の方向および浮遊物噴流28の仮想垂直中心軸29付近に供給する還元剤供給手段16を含んでもよく、これにより、還元剤13の集中流に含まれる還元剤が溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを少なくとも部分的に抑制する。
浮遊溶解炉1は、精鉱バーナーの微粉状固形物供給装置18を用いて供給される微粉状固形物の一部を反応ガス含有率が低い反応シャフト2の中央部に送ることによって還元剤の集中流を形成して、還元剤の集中流を供給する還元剤供給手段16を含んでもよい。これによって精鉱バーナーの微粉状固形物供給装置18を用いて供給され反応ガス含有率の低い反応シャフト2の中央部方向に送られる上述の微粉状固形物の一部のうちさらに少なくとも一部が溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することが抑制される。
浮遊溶解炉1は、反応ガス7の供給量を還元剤13の供給量に対して制御して、浮遊溶解炉内を不足当量状態にする制御手段を含んでもよい。
浮遊溶解炉1は、反応ガス7の供給量を還元剤13の供給量に対して制御して、浮遊溶解炉の反応シャフト2内の浮遊物8の中心部を不足当量状態にする制御手段を含んでもよい。
浮遊溶解炉1は、反応ガス7の供給量を還元剤13の供給量に対して制御して、浮遊溶解炉内を過剰当量状態にする制御手段を含んでもよい。
浮遊溶解炉1は、反応ガス7の供給量を還元剤13の供給量に対して制御して、浮遊溶解炉の反応シャフト2内の浮遊物8の中心部を過剰当量状態にする制御手段を含んでもよい。次に、反応ガス7および微粉状固形物6を浮遊溶解炉1の反応シャフト2に供給する精鉱バーナー5、および精鉱バーナー5の好適な他の実施形態についてより詳細に述べる。
精鉱バーナー5は、微粉状固形物6を反応シャフト2に供給する供給パイプ19を有する微粉状固形物供給装置18を含み、供給パイプ19は反応シャフト2内で開口するオリフィス20を有する。
精鉱バーナー5はさらに拡散装置21を含む。拡散装置21は供給パイプ19の内部で同心円状に配設され、供給パイプ19のオリフィス20を抜けて反応シャフト2内まで延伸し、拡散装置21の周囲および拡散装置21の周りで流動する微粉状固形物6に向けて拡散ガス23を送出する拡散ガス穴22を有する。
精鉱バーナー5はさらに、反応ガス7を反応シャフト2内に供給するガス供給装置24を含む。ガス供給装置24は環状放出口25を通じて反応シャフト2に対して開口し、環状放出口25は供給パイプ19を同心円状に囲繞し、環状放出口25から放出される反応ガス7を、供給パイプ19のオリフィス20から放出され拡散ガス23によって側部に送られる微粉状固形物6と混合させて、微粉状固形物6および反応ガス7の浮遊物8を反応シャフト2内に生成する。
精鉱バーナー5は、還元剤13の集中流を供給する還元剤供給手段16を備える。
精鉱バーナー5は、図7に示すように、還元剤供給手段16を、精鉱バーナー5の拡散装置21内に配設される中央ランス26の形態で含んでもよく、中央ランス26は反応シャフト2に対して開口する放出口27を有する。
精鉱バーナー5は、還元剤供給手段16を図8に示すように、還元剤供給手段16の形態で含んでもよく、還元剤供給手段16は浮遊溶解炉1の反応シャフト2内で開口するノズル17を有する。
また、本発明は、本発明に係る方法または本発明に係る浮遊溶解炉1に用いる精鉱バーナー5に関するものでもある。
精鉱バーナー5は、微粉状固形物6を反応シャフト2内に供給する供給パイプ19を有する微粉状固形物供給装置18を含み、供給パイプ19は反応シャフトに対して開口するオリフィス20を有する。
精鉱バーナー5はさらに拡散装置21を含む。拡散装置21は供給パイプ19内に同心円状に配設され、供給パイプ19のオリフィス20を抜けて反応シャフト2内まで延伸し、拡散装置21の周囲および拡散装置21の周りで流動する微粉状固形物6に向けて拡散ガス23を送出する拡散ガス穴22を有する。
精鉱バーナー5は、加えて、反応ガス7を反応シャフト2内に供給するガス供給装置24を含む。ガス供給装置24は環状放出口25を通じて反応シャフト2に開口し、環状放出口25は供給パイプ19を同心円状に囲繞し、環状放出口25から放出される反応ガス7を、供給パイプ19のオリフィス20から放出され拡散ガス23によって側部に送られる微粉状固形物6と混合させて、微粉状固形物6および反応ガス7の浮遊物8を反応シャフト2内に生成する。
精鉱バーナー5は、還元剤13の集中流を供給する還元剤供給手段16を備える。
精鉱バーナー5は、図7に示すように、還元剤供給手段16を、精鉱バーナー5の拡散装置21の内部に配設される中央ランス26の形態で含んでもよく、中央ランス26は反応シャフト2に対して開口する放出口27を有する。
精鉱バーナー5は、図8に示すように、還元剤供給手段16を還元剤供給手段16の形態で含んでもよく、還元剤供給手段16は浮遊溶解炉1の反応シャフト2内で開口するノズル17を有する。
技術の向上にともなって本発明の基本的な着想をさまざまな方法で実現できることは、当業者にとっては明白である。したがって、本発明ならびにその実施形態は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲内において変更することができる。
1 浮遊溶解炉
2 反応シャフト
3 下部炉
5 精鉱バーナー
18 微粉状固形物供給装置
24 ガス供給装置

Claims (36)

  1. 反応シャフトと、該反応シャフトの下端部に設けられた下部炉と、前記反応シャフトの上部に設けられた精鉱バーナーとを含む浮遊溶解炉を使用し、
    微粉状固形物を前記反応シャフトに供給する微粉状固形物供給装置と、反応ガスを前記反応シャフトに供給するガス供給装置とを含む精鉱バーナーを使用し、
    該精鉱バーナーを用いて微粉状固形物および反応ガスを前記反応シャフト内に供給して、微粉状固形物および反応ガスの浮遊物を前記反応シャフト内に生成し、
    前記下部炉において溶解物の表面にある前記下部炉内の浮遊物を集め、前記表面に被着する浮遊物は前記下部炉の溶解物の表面に収集帯を形成する前記浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法において、該方法は、
    微粉状固形物および反応ガスに加え、前記精鉱バーナーを使用して還元剤を集中流の形態で前記浮遊溶解炉内に供給して、該集中流の形態の還元剤は前記反応シャフトの前記浮遊物を介して前記溶解物の表面に供給され、還元剤を含有する還元帯を前記溶解物の前記収集帯の帯域内に形成し、前記還元剤を前記溶解物に添加される浮遊物中の磁鉄鉱生成要素と混合させることを特徴とする制御方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、還元剤の集中流を前記浮遊溶解炉の下部炉の内部から前記溶解物の表面に供給して、還元剤を含有する還元帯を前記溶解物の収集帯の帯域内に形成することを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、還元剤の集中流を前記浮遊溶解炉の前記反応シャフトの内部から前記溶解物の表面に供給して、還元剤を含有する還元帯を前記溶解物の収集帯の帯域内に形成することを特徴とする方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の方法において、還元剤の集中流を前記浮遊溶解炉の前記反応シャフト内部にある前記反応シャフト上部から前記溶解物の表面に供給して、還元剤を含有する還元帯を前記溶解物の収集帯の帯域内に形成することを特徴とする方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の方法において、
    微粉状固形物を前記反応シャフト内に供給する供給パイプを有し、該供給パイプは前記反応シャフトに対して開口するオリフィスを有する微粉状固形物供給装置と、
    前記供給パイプ内に同心円状に配設され、該供給パイプの前記オリフィスを抜けて前記反応シャフト内まで延伸する拡散装置であって、該拡散装置の周囲および該拡散装置の周りを流動する微粉状固形物に向けて拡散ガスを送出する拡散ガス穴を有する拡散装置と、
    反応ガスを前記反応シャフト内に供給し、前記供給パイプを同心円状に囲繞する環状放出口を通じて前記反応シャフトに開口し、前記環状放出口から放出される反応ガスを、該供給パイプの前記オリフィスから放出され拡散ガスによって側部に送られる微粉状固形物と混合させるガス供給装置とを含む精鉱バーナーを使用し、
    該方法は、
    微粉状固形物を前記精鉱バーナーの前記供給パイプの前記オリフィスを通じて前記反応シャフト内に供給し、
    拡散ガスを前記精鉱バーナーの前記拡散装置の前記拡散ガス穴を通じて前記反応シャフト内に供給し、拡散ガスを前記拡散装置の周りを流動する微粉状固形物に向けて送り、拡散ガスによって微粉状固形物を側部に送り、
    反応ガスを前記精鉱バーナーの前記ガス供給装置の前記環状放出口を通じて前記反応シャフト内に供給し、反応ガスを前記供給パイプの中央部から放出され拡散ガスによって側部に送られる微粉状固形物と混合することを特徴とする方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、前記精鉱バーナーの前記拡散装置内に配設された中央ランスを含む精鉱バーナーを使用し、前記中央ランスは前記反応シャフトに対して開口する放出口を有し、
    還元剤の集中流を前記中央ランスの前記放出口を通じて前記溶解物の表面に供給し、還元剤を含有する還元帯を前記溶解物の前記収集帯の帯域内に形成することを特徴とする方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の方法において、コークス、コークス粉、微細バイオマス、微粉炭、同様の微粉状固形物であり前記精鉱バーナーの前記微粉状固形物供給装置によって供給されるもの、基底電子機器スクラップ、および/または回路基板片など、炭素および硫化物の少なくとも一方を含有する還元剤を使用することを特徴とする方法。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の方法において、還元剤を少なくとも前記反応ガスの供給速度と同等の初期速度で供給することを特徴とする方法。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の方法において、反応ガスとして酸素含有率が50%ないし100%である酸素富化ガスを使用することを特徴とする方法。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の方法において、前記精鉱バーナーを使用して微粉状固形物および反応ガスを前記反応シャフトの中に供給し、これにより微粉状固形物および反応ガスから生成された浮遊物が前記浮遊シャフトに浮遊物の噴流を形成し、該浮遊物の噴流は前記反応シャフト内を前記下部炉の方向に広がり、さらに前記浮遊物の噴流は仮想の垂直中心軸を有することを特徴とする方法。
  11. 請求項10に記載の方法において、還元剤の集中流を、実質的に前記浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸方向および前記浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸付近に送り、前記還元剤の集中流における還元剤が前記溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを少なくとも部分的に抑制することを特徴とする方法。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の方法において、前記精鉱バーナーの前記微粉状固形物供給装置によって供給される前記微粉状固形物の一部を反応ガス含有率が低い前記反応シャフトの中央部に送って還元剤の集中流を形成し、前記精鉱バーナーの前記微粉状固形物供給装置によって供給され前記反応ガス含有率が低い前記反応シャフトの中央部方向に送られる前記微粉状固形物の一部のうち少なくとも一部分が、前記溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを抑制することを特徴とする方法。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の方法において、反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して制御し、前記浮遊溶解炉の前記反応シャフト中の前記浮遊物の中心部を不足当量状態にすることを特徴とする方法。
  14. 請求項1ないし12のいずれかに記載の方法において、反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して制御し、前記浮遊溶解炉の前記反応シャフト中の前記浮遊物の中心部を当量状態または過剰当量状態にすることを特徴とする方法。
  15. 上端部および下端部をもつ反応シャフトと、
    微粉状固形物を供給する微粉状固形物供給装置を含み、さらに反応ガスを前記反応シャフトの中に供給するガス供給装置を含み、前記反応シャフト内に微粉状固形物および反応ガスの浮遊物を生成する、前記反応シャフトの上部に配設された精鉱バーナーと、
    浮遊物を炉内に収集して表面を有する溶解物を形成する下部炉とを含み、前記反応シャフトが前記下部炉にて終端し、該浮遊溶解炉を使用中、前記反応シャフト内に生成され前記下部炉の前記溶解物の表面に被着する前記浮遊物は前記下部炉の前記溶解物の表面に収集帯を形成する、微粉状固形物を浮遊製錬する浮遊溶解炉において、
    前記精鉱バーナーは、還元剤の集中流を供給する還元剤供給手段を備え、該還元剤供給手段は、微粉状固形物および反応ガスに加え、還元剤を該浮遊溶解炉内に供給し、
    前記還元剤供給手段は、該浮遊溶解炉を使用中、還元剤の集中流の形態で、還元剤を前記反応シャフトに生成される前記浮遊物を通じて前記下部炉の前記溶解物の表面に供給して、還元剤を含有する還元帯を前記下部炉内にある前記溶解物の前記収集帯に形成し、前記還元剤を前記溶解物に添加される浮遊物中の磁鉄鉱生成要素と混合させるよう構成されていることを特徴とする浮遊溶解炉。
  16. 請求項15に記載の浮遊溶解炉において、還元剤供給手段は、還元剤の集中流を該浮遊溶解炉の前記下部炉の内部から供給することを特徴とする浮遊溶解炉。
  17. 請求項15または16に記載の浮遊溶解炉において、還元剤供給手段は、還元剤の集中流を該浮遊溶解炉の前記反応シャフトの内部から供給することを特徴とする浮遊溶解炉。
  18. 請求項15または17に記載の浮遊溶解炉において、還元剤供給手段は、還元剤の集中流を該浮遊溶解炉の前記反応シャフトの上部から該浮遊溶解炉の前記反応シャフト内に供給することを特徴とする浮遊溶解炉。
  19. 請求項15ないし18のいずれかに記載の浮遊溶解炉において、前記精鉱バーナーは、
    微粉状固形物を前記反応シャフト内に供給する供給パイプを有し、該供給パイプは前記反応シャフトに対して開口するオリフィスを有する微粉状固形物供給装置と、
    前記供給パイプ内に同心円状に配設され、該供給パイプのオリフィスを抜けて前記反応シャフト内まで延伸する拡散装置であって、該拡散装置の周囲および該拡散装置の周りを流動する微粉状固形物に向けて拡散ガスを送出する拡散ガス穴を含む拡散装置と、
    反応ガスを前記反応シャフト内に供給し、環状放出口を通じて前記反応シャフトに開口し、該環状放出口は前記供給パイプを同心円状に囲繞し、前記環状放出口から放出される反応ガスを、前記供給パイプの前記オリフィスから放出され拡散ガスによって側部に送られる微粉状固形物と混合させて、前記反応シャフトに微粉状固形物および反応ガスの浮遊物を生成するガス供給装置とを含むことを特徴とする浮遊溶解炉。
  20. 請求項19に記載の浮遊溶解炉において、前記精鉱バーナーは、還元剤供給手段を前記精鉱バーナーの前記拡散装置内に配設される中央ランスの形態で含み、該中央ランスは前記反応シャフトに対して開口する放出口を有することを特徴とする浮遊溶解炉。
  21. 請求項15ないし20のいずれかに記載の浮遊溶解炉において、還元剤供給手段は、コークス、コークス粉、微細バイオマス、微粉炭、同様の微粉状固形物であり前記精鉱バーナーの前記微粉状固形物供給装置によって供給されるもの、基底電子機器スクラップおよび/または回路基板片など、炭素および硫化物のうち少なくとも一方を含有する還元剤の集中流を供給することを特徴とする浮遊溶解炉。
  22. 請求項15ないし21のいずれかに記載の浮遊溶解炉において、還元剤供給手段は、還元剤を少なくとも前記反応ガスの供給速度と同等の初期速度で供給することを特徴とする浮遊溶解炉。
  23. 請求項15ないし22のいずれかに記載の浮遊溶解炉において、ガス供給装置は、反応ガスとして酸素含有率が50%ないし100%である酸素富化ガスを使用することを特徴とする浮遊溶解炉。
  24. 請求項15ないし23のいずれかに記載の浮遊溶解炉において、前記精鉱バーナーは、微粉状固形物および反応ガスを前記反応シャフトに供給し、これにより微粉状固形物および反応ガスから生成された浮遊物が前記浮遊シャフトに浮遊物の噴流を形成するよう構成され、該浮遊物の噴流は前記反応シャフトの内部で前記下部炉の方向に広がり、さらに前記浮遊物の噴流は仮想の垂直中心軸を有することを特徴とする浮遊溶解炉。
  25. 請求項24に記載の浮遊溶解炉において、還元剤供給手段は、還元剤の集中流を実質的に前記浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸方向および浮遊物の噴流の仮想垂直中心軸付近に供給し、還元剤の前記集中流における還元剤が前記溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを少なくとも部分的に抑制することを特徴とする浮遊溶解炉。
  26. 請求項15ないし25のいずれかに記載の浮遊溶解炉において、還元剤供給手段は、前記精鉱バーナーの前記微粉状固形物供給装置によって供給される前記微粉状固形物の一部を前記反応シャフトの反応ガス含有率が低い中央部に送って還元剤の集中流を形成することにより還元剤の集中流を供給し、前記精鉱バーナーの前記微粉状固形物供給装置によって供給され前記反応シャフトの反応ガス含有率の低い中央部の方向に送られる前記微粉状固形物の一部のうち少なくとも一部が、前記溶解物の表面に被着する前に反応ガスに反応することを抑制することを特徴とする浮遊溶解炉。
  27. 請求項15ないし26のいずれかに記載の浮遊溶解炉において、制御手段は、前記反応ガスの供給量を前記還元剤の供給量に対して制御し、該浮遊溶解炉の前記浮遊物の中心部を不足当量状態にすることを特徴とする浮遊溶解炉。
  28. 請求項15ないし26のいずれかに記載の浮遊溶解炉において、制御手段は、前記反応ガスの供給量を前記還元剤の供給量に対して制御し、該浮遊溶解炉の前記浮遊物の中心部を当量状態または過剰当量状態にすることを特徴とする浮遊溶解炉。
  29. 微粉状固形物を反応シャフトに供給する供給パイプを含み、該供給パイプは前記反応シャフトに対して開口するオリフィスを有する微粉状固形物供給装置と、
    前記供給パイプ内に同心円状に配設され、該供給パイプの前記オリフィスを抜けて前記反応シャフト内まで延伸する拡散装置であって、該拡散装置の周囲および該拡散装置の周りを流動する微粉状固形物に向けて拡散ガスを送出する拡散ガス穴を含む拡散装置と、
    前記反応ガスを前記反応シャフト内に供給し、環状放出口を通じて前記反応シャフトに開口し、前記環状放出口は前記供給パイプを同心円状に囲繞し、前記環状放出口から放出される反応ガスを、前記供給パイプの前記オリフィスから放出され拡散ガスによって側部に送られる微粉状固形物と混合させて、前記反応シャフト内に微粉状固形物および反応ガスの浮遊物を生成するガス供給装置とを含む、請求項1ないし14のいずれかに記載の方法または請求項15ないし21のいずれかに記載の浮遊溶解炉にて使用される精鉱バーナーにおいて、
    該精鉱バーナーは、還元剤の集中流を供給する還元剤供給手段を備えることを特徴とする精鉱バーナー。
  30. 請求項29に記載の精鉱バーナーにおいて、該精鉱バーナーは、還元剤供給手段を精鉱バーナーの前記拡散装置内に配設された中央ランスの形態で含み、該中央ランスは前記反応シャフトに対して開口する放出口を有することを特徴とする精鉱バーナー。
  31. 反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して調整して、浮遊溶解炉の前記反応シャフト中の前記浮遊物の中心部を不足当量状態にすることによって溶解物中の磁鉄鉱を削減する、請求項1ないし14のいずれかに記載の方法の使用。
  32. 反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して調整して、浮遊溶解炉の前記反応シャフト中の前記浮遊物の中心部を不足当量状態にすることによって溶解物中の磁鉄鉱を削減する、請求項15ないし28のいずれかに記載の浮遊溶解炉の使用。
  33. 反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して調整して、浮遊溶解炉の前記反応シャフト中の前記浮遊物の中心部を不足当量状態にすることによって溶解物中の磁鉄鉱を削減する、請求項29または30に記載の精鉱バーナーの使用。
  34. 反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して調整して、前記浮遊溶解炉の前記浮遊物の中心部をさまざまな程度の当量状態にし、浮遊溶解炉の前記反応シャフトにおける熱平衡を制御する、請求項1ないし14のいずれかに記載の方法の使用。
  35. 反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して調整して、前記浮遊溶解炉の前記浮遊物の中心部をさまざまな程度の当量状態にし、浮遊溶解炉の前記反応シャフトにおける熱平衡を制御する、請求項15ないし28のいずれかに記載の浮遊溶解炉の使用。
  36. 反応ガスの供給量を還元剤の供給量に対して調整して、前記浮遊溶解炉の前記浮遊物の中心部をさまざまな程度の当量状態にし、浮遊溶解炉の前記反応シャフトにおける熱平衡を制御する、請求項29または30に記載の精鉱バーナーの使用。
JP2015246187A 2015-12-17 2015-12-17 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー Pending JP2016035114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015246187A JP2016035114A (ja) 2015-12-17 2015-12-17 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015246187A JP2016035114A (ja) 2015-12-17 2015-12-17 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014543946A Division JP5909288B2 (ja) 2011-11-29 2011-11-29 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016035114A true JP2016035114A (ja) 2016-03-17

Family

ID=55523142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015246187A Pending JP2016035114A (ja) 2015-12-17 2015-12-17 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016035114A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018028139A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 住友金属鉱山株式会社 自熔製錬炉およびその操業方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221241A (ja) * 1982-06-16 1983-12-22 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 粉コ−クスを用いる自「鎔」炉製錬法
JPH08209261A (ja) * 1994-12-08 1996-08-13 Nikko Kinzoku Kk 銅の乾式製錬法
JPH09316562A (ja) * 1996-05-28 1997-12-09 Nikko Kinzoku Kk 銅の乾式製錬法
JP2001501294A (ja) * 1996-10-01 2001-01-30 オウトクンプ テクノロジー オサケ ユキチュア 反応ガスおよび固体の溶鉱炉内への供給および方向制御の方法ならびに前記目的に沿って設計された多重調整可能なバーナー
WO2011048263A1 (en) * 2009-10-19 2011-04-28 Outotec Oyj Method of feeding fuel gas into the reaction shaft of a suspension smelting furnace and a concentrate burner
JP5909288B2 (ja) * 2011-11-29 2016-04-26 オウトテック オサケイティオ ユルキネンOutotec Oyj 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221241A (ja) * 1982-06-16 1983-12-22 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 粉コ−クスを用いる自「鎔」炉製錬法
JPH08209261A (ja) * 1994-12-08 1996-08-13 Nikko Kinzoku Kk 銅の乾式製錬法
JPH09316562A (ja) * 1996-05-28 1997-12-09 Nikko Kinzoku Kk 銅の乾式製錬法
JP2001501294A (ja) * 1996-10-01 2001-01-30 オウトクンプ テクノロジー オサケ ユキチュア 反応ガスおよび固体の溶鉱炉内への供給および方向制御の方法ならびに前記目的に沿って設計された多重調整可能なバーナー
WO2011048263A1 (en) * 2009-10-19 2011-04-28 Outotec Oyj Method of feeding fuel gas into the reaction shaft of a suspension smelting furnace and a concentrate burner
JP5909288B2 (ja) * 2011-11-29 2016-04-26 オウトテック オサケイティオ ユルキネンOutotec Oyj 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018028139A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 住友金属鉱山株式会社 自熔製錬炉およびその操業方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5909288B2 (ja) 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー
EP2491152B1 (en) Method of using a suspension smelting furnace, a suspension smelting furnace, and a concentrate burner
CN101165196A (zh) 一种采用氧气底吹炉连续炼铜的工艺及其装置
CN101328547A (zh) 底吹吹炼炉连续炼铜的吹炼工艺
CN85107375A (zh) 产生可燃的固体颗粒-气体悬浮流的装置
CN101328544A (zh) 一种用于底吹连续炼铜的底吹吹炼炉
CN103851640A (zh) 用于处理过程气体的方法和设备
JP2016035114A (ja) 浮遊溶解炉における浮遊物の制御方法、浮遊溶解炉および精鉱バーナー
JP4811812B2 (ja) 浮遊溶鉱炉内で非鉄金属の生産中に生じるスラグの非鉄金属成分の低減方法
US10852065B2 (en) Method for controlling the suspension in a suspension smelting furnace
RU2685930C1 (ru) Процесс циклонной плавки меди и устройство для циклонной плавки меди
JP6675935B2 (ja) 銅製錬炉の精鉱バーナ及び銅製錬炉の操業方法
CN105087950B (zh) 从高磁性铜氧化渣中一步造粗铜的方法及造粗铜的炉窑
US2846302A (en) Smelting finely divided iron ore processes
CA2039687C (en) Method for operation of flash smelting furnace
JP2023503236A (ja) 改良型プラズマ誘起フューミング炉
BG65316B1 (bg) Съоръжение за подаване на твърд материал и окислителен газ в суспензионна топилна пещ
CN212375301U (zh) 一种粉矿飞行熔融还原炼钢炉
CN113957261B (zh) 一种提高等离子灰渣熔融炉的能效和金属回收率的方法
JP2020073733A (ja) 銅製錬炉の精鉱バーナ及び銅製錬炉の操業方法
RU2086678C1 (ru) Способ пирометаллургической переработки минерального сырья
CN112029947A (zh) 一种粉矿飞行熔融还原炼钢炉
CN117881802A (zh) 熔炼炉及其操作方法
CZ768987A3 (en) Process for obtaining metals or metallic alloys and apparatus for making the same
CN111721118A (zh) 一种富氧强化熔炼炉熔池加料及排料方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170808