JP2016030194A - マットレス装置及びマットレス装置の制御方法 - Google Patents

マットレス装置及びマットレス装置の制御方法 Download PDF

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好隆 片岡
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Abstract

【課題】空気袋の圧力調整の指示がなされてから、圧力調整が開始されるまでに要する時間を抑制できるマットレス装置を提供する。
【解決手段】それぞれマットレスを構成する第1空気袋10及び第2空気袋20と、コンプレッサ37と、第1空気袋10及び第2空気袋20にそれぞれ設けられた第1開閉弁32及び第2開閉弁33と、コンプレッサ37及び両開閉弁を互いに連結する連結部(チャンバ34)と、連結部に接続された圧力センサ36と、制御部31とを備え、制御部31は、第1空気袋10及び第2空気袋20内の圧力値を、それぞれ第1指定圧力値及び第2指定圧力値に調整する場合に、第1開閉弁32及び第2開閉弁33を開けることによって、第1空気袋10と第2空気袋20との間で空気を流通させた後に、第1空気袋10及び第2空気袋20内の圧力値を、それぞれ第1指定圧力値及び第2指定圧力値に調整する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザの身体を空気圧により支持するためのマットレス装置及びその制御方法に関する。
ユーザの身体を空気圧により支持するためのマットレス装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このマットレス装置は、空気が充填される空気袋と、空気袋内に空気を供給するコンプレッサと、空気袋内の空気を排出する排気弁と、を備えている。このようなマットレス装置では、コンプレッサ及び排気弁によって空気袋内の空気の圧力値を調整することにより、空気袋の硬さを調整することができる。
上述した空気袋の硬さの調整は、例えばユーザがリモートコントローラを操作することにより行うことができる。リモートコントローラには、アップボタン及びダウンボタンが設けられている。アップボタンは、空気袋の硬さの設定レベルを上げるためのボタンである。ダウンボタンは、空気袋の硬さの設定レベルを下げるためのボタンである。
ユーザが空気袋の硬さを硬くしたい場合には、リモートコントローラのアップボタンを押すことによりコンプレッサが駆動する。これにより、コンプレッサからの空気が空気袋内に供給され、空気袋内の空気の圧力値が上昇する。一方、ユーザが空気袋の硬さを柔らかくしたい場合には、リモートコントローラのダウンボタンを押すことにより排気弁が開く。これにより、空気袋内の空気が排気弁から排出され、空気袋内の空気の圧力値が低下する。
特開2004−333792号公報
特許文献1に記載されたマットレス装置においては、一つのコンプレッサ、及び、当該コンプレッサと空気袋との間に設けられた一つの排気弁によって、複数の空気袋内の空気の圧力値を調整している。このため、例えば、一つの空気袋を増圧し、他の一つの空気袋を減圧する場合には、増圧及び減圧の調整を順に行わなければならず、各調整を同時に行うことはできない。ここで、特許文献1に記載されたマットレス装置の複数の空気袋が各々別のベッドのマットレスとして用いられる場合について検討する。この場合、各ベッドのユーザから、マットレス装置にほぼ同時に増圧、及び、減圧の指示があると、例えば、まず、増圧の調整を行い、その後で、減圧の調整が行われる。したがって、減圧の指示がなされたベッドの空気袋は、他のベッドの増圧の調整が完了するまで調整されない。このため、減圧の指示をしたユーザは待機状態に置かれることとなる。また、当該ユーザは、他の空気袋の圧力調整が行われていることによる待機状態であるのか、マットレス装置に圧力調整の指示が受けつけられていないのか、あるいは、マットレス装置が故障しているのか、を判別できない。したがって、マットレス装置において故障などが発生している場合に、故障の早期発見が阻害されることがあり得る。また、ユーザは、待機している間、圧力調整の指示が受け付けられていないと誤認し、再度、圧力調整の指示を行うなどの不要な操作を行うおそれがある。
本発明は、上述した問題を解決しようとするものであり、その目的は、空気袋の圧力調整の指示がなされてから、圧力調整が開始されるまでに要する時間を抑制できるマットレス装置及びその制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るマットレス装置は、空気が充填され、かつ、それぞれマットレスを構成する第1空気袋及び第2空気袋と、前記第1空気袋及び前記第2空気袋に供給するための空気を吐出するコンプレッサと、前記第1空気袋及び前記第2空気袋にそれぞれ設けられた第1開閉弁及び第2開閉弁と、前記コンプレッサ、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を互いに連結し、かつ、前記コンプレッサから吐出された前記空気を前記第1空気袋及び前記第2空気袋に供給する連結部と、前記連結部に接続された圧力センサと、前記コンプレッサ及び前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記第1空気袋及び前記第2空気袋内の圧力値を、それぞれ第1指定圧力値及び第2指定圧力値に調整する場合に、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を開けることによって、前記第1空気袋と前記第2空気袋との間で前記連結部を介して空気を流通させた後に、前記第1空気袋及び前記第2空気袋内の圧力値を、それぞれ前記第1指定圧力値及び前記第2指定圧力値に調整する。
これにより、本発明の一態様に係るマットレス装置においては、両空気袋(第1空気袋及び第2空気袋)内の圧力調整を行う場合に、まず、両開閉弁を開いて両空気袋内の圧力を揃えるため、各空気袋の圧力調整の指示がなされてから、圧力調整が開始されるまでに要する時間を抑制できる。換言すると、両空気袋に対して圧力調整の指示がなされた場合、一方の空気袋の圧力調整の指示を行ったユーザは、他方の空気袋の圧力調整が完了するまで待つことなく、一方の空気袋の圧力調整が開始されたことを感知することができる。
例えば、前記制御部は、前記第1空気袋と前記第2空気袋との間で空気を流通させたときに、前記圧力センサによって検出された圧力値が、前記第1指定圧力値以下で、かつ、前記第2指定圧力値より大きい場合、前記第1空気袋内の圧力値を、前記第2空気袋内の圧力値より先に調整しても良い。
これにより、比較的短時間で完了する第1空気袋に対する増圧調整が先に行われ、当該増圧調整が完了するまで第2空気袋は待機する。したがって、この場合における、第2空気袋の待機時間は、第2空気袋に対する減圧調整を先に行うと仮定した場合における第1空気袋の待機時間より短くすることができる。すなわち、調整動作途中における一方の空気袋の待機時間を抑制することができる。
例えば、前記連結部に設けられた排気弁をさらに備え、前記制御部は、前記第1空気袋と前記第2空気袋との間で空気を流通させたときに、前記圧力センサによって検出された圧力値が、前記第1指定圧力値より大きい場合に、前記第1開閉弁と前記排気弁とを開けて、前記第1空気袋の空気を前記排気弁から排出しても良い。
これにより、第1空気袋内の圧力調整前の圧力値より、第1指定圧力値が大きい場合でも、コンプレッサを用いずに第1空気袋内の圧力値を第1指定圧力値に調整できる場合がある。例えば、第1空気袋の指定圧力値が、第1空気袋内の圧力調整前の圧力値より大きく、かつ、第2空気袋内の圧力調整前の圧力値が、第1空気袋内の圧力調整前の圧力値より大きい場合を検討する。この場合、両開閉弁を開いて両空気袋内の圧力値を揃えることにより、第1空気袋に第2空気袋から空気が流入した結果、第1空気袋内の圧力値が上昇する。したがって、当該上昇した後の第1空気袋内の圧力値が第1指定圧力値より大きい場合には、第1空気袋内の圧力値を、コンプレッサを用いることなく調整することができる。したがって、この場合、コンプレッサを駆動するために要する電力を抑制でき、かつ、コンプレッサの駆動による騒音を抑制することができる。
なお、本発明は、このような特徴的な処理部を備えるマットレス装置として実現することができるだけでなく、マットレス装置に含まれる特徴的な処理部が実行する処理をステップとする制御方法として実現することができる。また、マットレス装置に含まれる特徴的な処理部としてコンピュータを機能させるためのプログラムまたは制御方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。そして、そのようなプログラムを、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)等のコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。
本発明によると、空気袋の圧力調整の指示がなされてから、圧力調整が開始されるまでに要する時間を抑制できるマットレス装置及びその制御方法を提供することができる。
実施の形態に係るマットレス装置が搭載されたベッドを示す分解斜視図である。 実施の形態に係るコントロールボックスの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るマットレス装置の動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係るマットレス装置のモード切替動作の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態に係るマットレス装置の両空気袋において減圧の調整動作を行う例を示すシーケンス図である。 実施の形態に係るマットレス装置の両空気袋において増圧の調整動作を行う例を示すシーケンス図である。 実施の形態に係るマットレス装置の第1空気袋及び第2空気袋において、それぞれ増圧の調整動作及び減圧の調整動作を行う例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態)
[1.マットレス装置の全体構成]
まず、図1を参照しながら、実施の形態に係るマットレス装置の全体構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るマットレス装置1が搭載されたベッド100を示す分解斜視図である。
図1に示されるように、本実施の形態に係るマットレス装置1は、第1空気袋10、第2空気袋20、第1リモートコントローラ15、第2リモートコントローラ25、エアホース14及び24、並びに、コントロールボックス30を備える。マットレス装置1は、ベッド100に搭載されている。
ベッド100は、二人のユーザが同時に使用できるダブルベッドであり、マットレス装置1、フレーム12及び22、並びに、ベース13及び23を備える。図示は省略するが、マットレス装置1の第1空気袋10及び第2空気袋20の上に、さらに、空気で膨らまない通常のマットレス、ベッドシーツ及びベッドカバーなどが配置されてもよい。
フレーム12及び22は、矩形状の枠状の発泡部材(例えばウレタン等)で構成されており、それぞれベース13及び23上に支持されている。
ベース13及び23は、フレーム12及び22などを支持する部材であり、例えば4枚の矩形状のプレートを枠状に組み合わせることにより構成されている。
次に、マットレス装置1の各構成要素について説明する。
第1空気袋10及び第2空気袋20は、空気が充填され、マットレスを構成する袋であり、内部に充填される空気圧によって硬さを調整される。第1空気袋10及び第2空気袋20は、それぞれ複数のエアセル11及び21を連結して構成される。個々のエアセル11及び21は、気密性を有する袋であり、例えばナイロン繊維等の樹脂製のシートで形成されてもよい。複数のエアセル11及び21は、それぞれ、気密を保って互いに連通しており、エアセル11及び21の内部の圧力は、それぞれ第1空気袋10及び第2空気袋20の全体で実質的に均一となる。複数のエアセル11の少なくとも一つ、及び複数のエアセル21のうち少なくとも一つが、それぞれエアホース14及び24を介して、コントロールボックス30に接続される。
エアホース14及び24は、例えば可撓性を有する樹脂製のホースであり、それぞれコントロールボックス30と第1空気袋10及び第2空気袋20とを相互に連通する。
第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25は、例えば赤外線通信によりコントロールボックス30を遠隔操作するためのコントローラである。ユーザは、第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25を操作することにより、それぞれ、第1空気袋10及び第2空気袋20の内部の空気圧(空気袋の硬さ)の設定レベルを例えば10段階で調整することができる。なお、第1空気袋10及び第2空気袋20の硬さは、設定レベルが「10」であるときに最も硬くなるように調整され、設定レベルが「1」であるときに最も柔らかくなるように調整される。
図1に示されるように、第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25は、それぞれ、モード切替ボタン16及び26、アップボタン17及び27、ダウンボタン18及び28、並びに、表示部19及び29を備える。
モード切替ボタン16及び26は、それぞれ第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25の動作モードを切り替えるためのボタンである。本実施の形態においては、当該動作モードは、リモートコントローラが起動された状態を示すウェイクアップモードと、リモートコントローラが、少ない消費電力で待機している状態を示すスリープモードとを含む。
アップボタン17及び27は、それぞれ、第1空気袋10及び第2空気袋20の内部の空気圧(空気袋の硬さ)の設定レベルを上げるためのボタンである。
ダウンボタン18及び28は、それぞれ、第1空気袋10及び第2空気袋20の内部の空気圧(空気袋の硬さ)の設定レベルを下げるためのボタンである。
表示部19及び29は、それぞれ、第1空気袋10及び第2空気袋20の設定レベル及び測定された空気圧のレベルを表示するための表示パネルである。また、表示部19及び29は、それぞれ第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25の動作状態なども表示してもよい。表示部19及び29は、例えば液晶表示パネルから構成される。
なお、ユーザが上述した各ボタンを押すことにより、各リモートコントローラからコントロールボックス30にリモコン信号が送信される。
コントロールボックス30は、第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25から送信されたリモコン信号を受信して、当該リモコン信号に基づいて、第1空気袋10及び第2空気袋20の内部の空気圧を調整するための装置である。コントロールボックス30については、後で詳述する。
[2.コントロールボックスの構成]
次に、図1及び図2を参照しながら、上述したコントロールボックス30の構成について説明する。
図2は、本実施の形態に係るコントロールボックス30の機能構成を示すブロック図である。図2において、各ブロックを繋ぐ太い実線は空気の流れを表し、細い実線は信号の流れを表している。図2においては、コントロールボックス30だけでなく、コントロールボックス30に接続される第1空気袋10、第2空気袋20、エアホース14及び24、並びに、第1リモートコントローラ15、第2リモートコントローラ25も記載されている。
図2に示されるように、コントロールボックス30は、制御部31、通信部38、第1開閉弁32、第2開閉弁33、チャンバ34、排気弁35、圧力センサ36及びコンプレッサ37を備える。
第1開閉弁32及び第2開閉弁33は、それぞれ、第1空気袋10及び第2空気袋20に設けられた電磁弁である。第1開閉弁32及び第2開閉弁33は、それぞれ、第1空気袋10及び第2空気袋20とチャンバ34との間の空気の流通を制御する。第1開閉弁32及び第2開閉弁33は、それぞれ、第1空気袋10及び第2空気袋20にエアホース14及び24を介して設けられているが、第1空気袋10及び第2空気袋20に直接設けられてもよい。
コンプレッサ37は、第1空気袋10及び第2空気袋20内に空気(圧縮空気)を供給するための電動コンプレッサである。コンプレッサ37は、チャンバ34、並びに、第1開閉弁32及び第2開閉弁33を介して、第1空気袋10及び第2空気袋20に、空気を供給する。
チャンバ34は、コンプレッサ37、第1開閉弁32及び第2開閉弁33、並びに、排気弁35を互いに連結する連結部である。本実施の形態においては、チャンバ34は、第1開閉弁32、第2開閉弁33、コンプレッサ37及び排気弁35を接続可能な接続口を有する圧力容器からなる。なお、チャンバ34には、当該接続口にコンプレッサ37などが直接接続されてもよいし、エアチューブ、エアホースなどを介して間接的に接続されてもよい。
排気弁35は、第1空気袋10及び第2空気袋20内の空気を排出するための電磁弁である。排気弁35はチャンバ34に接続されており、排気弁35と、第1開閉弁32及び第2開閉弁33の少なくとも一方とを同時に開けることにより、第1空気袋10及び第2空気袋20の少なくとも一方の内部の空気を排気弁35から外部に排出する。なお、コントロールボックス30の筐体には、通気口(図示せず)が設けられており、排気弁35から排出された空気は、当該通気口を通じて、コントロールボックス30の外部に排出される。
圧力センサ36は、第1空気袋10及び第2空気袋20内(の空気)の圧力値を検出するためのセンサであり、チャンバ34の接続口に接続されている。第1空気袋10(又は第2空気袋20)内の圧力値が検出される場合には、第1開閉弁32(又は第2開閉弁33)を開けて、チャンバ34内の空気の圧力を第1空気袋10(又は第2空気袋20)と実質的に同一とした状態において検出が行われる。
通信部38は、各リモートコントローラから送信されたリモコン信号を受信して、制御部31に出力し、かつ、制御部31から入力された信号を各リモートコントローラに送信する処理部である。
制御部31は、第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25から送信されたリモコン信号に基づいて、第1空気袋10及び第2空気袋20内の圧力を制御するための処理部である。制御部31は、第1開閉弁駆動部41、第2開閉弁駆動部44、コンプレッサ駆動部42、排気弁駆動部43、及び、MCU(Micro Controller Unit)45を備える。
コンプレッサ駆動部42は、コンプレッサ37を駆動させるための駆動回路である。コンプレッサ駆動部42は、MCU45からの指示に基づいて、コンプレッサ37に駆動信号を出力することによりコンプレッサ37を駆動させる。
第1開閉弁駆動部41及び第2開閉弁駆動部44は、それぞれ第1開閉弁32及び第2開閉弁33を開閉させるための駆動回路である。第1開閉弁駆動部41及び第2開閉弁駆動部44は、それぞれ、MCU45からの指示に基づいて、第1開閉弁32及び第2開閉弁33に駆動信号を出力することにより第1開閉弁32及び第2開閉弁33を開閉させる。
排気弁駆動部43は、排気弁35を開閉させるための駆動回路である。排気弁駆動部43は、MCU45からの指示に基づいて、排気弁35に駆動信号を出力することにより排気弁35を開閉させる。
MCU45は、コンプレッサ駆動部42、第1開閉弁駆動部41、第2開閉弁駆動部44、及び、排気弁駆動部43をそれぞれ制御するためのマイクロプロセッサである。MCU45は、各リモートコントローラから通信部38を介して入力されるリモコン信号などに基づいて各駆動部などを制御する。
[3.マットレス装置の動作]
次に、図3を参照しながら、上述したマットレス装置1の動作について説明する。
図3は、本実施の形態に係るマットレス装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
図3に示されるように、マットレス装置1の制御部31は、まず、第1リモートコントローラ15又は第2リモートコントローラ25がウェイクアップモードであるか否かを判断する(S1)。なお、当該判断は、各リモートコントローラからのリモコン信号の有無などによって行うことができる。ここで、各リモートコントローラがウェイクアップモードでない場合(S1でNo)、すなわち、スリープモードである場合には、制御部31は、ウェイクアップモードであるか否かの判断工程(S1)に戻る。一方、第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25の少なくとも一方が、ウェイクアップモードである場合(S1でYes)、当該リモートコントローラに対応する第1空気袋10及び第2空気袋20の少なくとも一方の内部の圧力値を取得する(S2)。なお、ここで、例えば、第1空気袋10内の圧力値を取得する場合には、制御部31は、第1開閉弁32を開け、かつ、他の弁を閉じた状態として、圧力センサ36によって圧力値を検出する。第2空気袋20内の圧力値を取得する場合も同様である。
次に、制御部31は、ウェイクアップモードにあるリモートコントローラから、圧力調整要求があるか否かを判断する(S3)。具体的には、当該リモートコントローラのアップボタン又はダウンボタンが押された場合に送信されるリモコン信号の有無を判断する。ここで、制御部31は、圧力調整要求がないと判断した場合には(S3でNo)、ウェイクアップモードになってから所定時間が経過したか否かを判断する(S7)。ここで、当該所定時間は、例えば、5秒程度とすることができる。制御部31は、当該所定時間が経過していない場合には(S7でNo)、圧力調整要求の有無を判断する工程に戻る(S3)。一方、当該所定時間が経過した場合には(S7でYes)、制御部31は、通信部38を介して、当該リモートコントローラに、スリープモードに遷移するように指令を送る(S8)。そして、当該リモートコントローラは、スリープモードに戻るため、制御部31は最初の工程(S1)に戻る。
制御部31は、上述の圧力調整要求があるか否かを判断する工程において、圧力調整要求があると判断した場合には(S3でYes)、第1空気袋10及び第2空気袋20の両空気袋の圧力調整要求があるか否かを判断する(S4)。ここで、一方の空気袋だけの圧力調整要求がある場合には(S4でNo)、圧力調整要求のある空気袋(指定空気袋)を指定して、圧力調整を行う(S5)。ここで、空気袋内の圧力値を増大させる圧力調整要求がある場合には、制御部31は、当該空気袋に対応する開閉弁を開け、かつ、他の弁を閉じた状態で、コンプレッサ37を駆動することによって、当該空気袋内の圧力値を増大させる。また、空気袋内の圧力値を減少させる圧力調整要求がある場合には、制御部31は、当該空気袋に対応する開閉弁及び排気弁35を開け、かつ、他の弁を閉じた状態とすることによって、当該空気袋内の空気を排気弁35から排出する。
制御部31は、圧力調整を行いながら、圧力センサ36からの出力信号を用いてチャンバ34(すなわち、当該空気袋)内の圧力値を検出し、当該空気袋内の圧力値が、リモートコントローラから指定された圧力値である指定圧力値に調整されたか否かを判断する(S6)。ここで、制御部31は、当該空気袋内の圧力値が指定圧力値に調整されていないと判断した場合には(S6でNo)、圧力調整を続ける。一方、制御部31は、当該空気袋内の圧力値が指定圧力値に調整されたと判断した場合には(S6でYes)、動作を終了する。
また、上記工程S4において、両空気袋の圧力調整要求があると判断された場合には(S4でYes)、制御部31は、第1開閉弁32及び第2開閉弁33を開けて、両空気袋内の圧力値を揃える(S9)。制御部31は、圧力センサ36から出力される信号の変動量に基づいて、両空気袋内の圧力値が安定したか否かを判断する(S10)。ここで、制御部31は、圧力値の変動量が所定の範囲内となった場合に圧力値が安定したと判断する。制御部31は、両空気袋内の圧力値が安定していないと判断した場合には(S10でNo)、再び圧力値が安定したか否かを判断する工程に戻る(S10)。一方、両空気袋内の圧力値が安定したと判断した場合には、制御部31は、圧力センサ36から出力される信号に基づいて、両空気袋内の圧力値が、各指定圧力値に到達したか否かを判断する(S11)。ここで、制御部31は、両空気袋内の圧力値が、指定圧力値に到達したと判断した場合には(S11でYes)、両空気袋の圧力調整が完了したと判断して、動作を終了する。一方、両空気袋内の圧力値が、各指定圧力値に到達していないと判断した場合には(S11でNo)、制御部31は、両空気袋に要求される調整動作が同じであるか否かを判断する(S12)。ここで、調整動作とは、増圧及び減圧の一方を意味する。例えば、両空気袋とも、測定圧力値より、指定圧力値の方が高ければ、両空気袋とも、同じ増圧の調整動作を行うこととなる。また、一方の空気袋については測定圧力値より指定圧力値の方が高く、他方の空気袋については測定圧力値より指定圧力値の方が低い場合には、一方の空気袋は増圧、他方の空気袋は減圧の調整動作が要求されるため、調整動作は同じではない。制御部31は、両空気袋の調整動作が同じであると判断した場合には(S12でYes)、両空気袋の圧力調整を同時に行う(S13)。例えば、両空気袋とも増圧の調整動作が要求される場合には、両開閉弁を開けた状態で、コンプレッサ37を駆動し、各空気袋内の圧力値が各指定圧力値となった時点で、対応する開閉弁を閉じる。また、両空気袋とも減圧の調整動作が要求される場合には、両開閉弁を開けた状態で、排気弁35を開けて、両空気袋内の空気を排出し、各空気袋内の圧力値が各指定圧力値となった時点で、対応する開閉弁を閉じる。
制御部31は、両空気袋の圧力調整を開始した後、各空気袋内の圧力値が、各指定圧力値に調整されたか否かを判断する(S6)。ここで、制御部31は、少なくとも一方の空気袋内の圧力値が指定圧力値に調整されていないと判断した場合には(S6でNo)、圧力調整を続ける。一方、制御部31は、各空気袋内の圧力値が各指定圧力値に調整されたと判断した場合には(S6でYes)、動作を終了する。
また、制御部31は、上記工程S12において、各空気袋の調整動作が異なると判断した場合には(S12でNo)、まず、増圧の調整動作を行う側の空気袋について圧力調整を行う(S14)。そして、制御部31は、当該空気袋の圧力値が指定圧力値に調整されたか否かを判断する(S15)。ここで、制御部31は、当該空気袋内の圧力値が指定圧力値に調整されていないと判断した場合には(S15でNo)、圧力調整を続ける。一方、当該空気袋内の圧力値が指定圧力値に調整されたと判断した場合には(S15でYes)、続いて減圧の調整動作を行う側の空気袋について圧力調整を開始する(S16)。そして、制御部31は、当該空気袋内の圧力値が指定圧力値に調整されたか否かを判断する(S6)。ここで、制御部31は、当該空気袋内の圧力値が指定圧力値に調整されていないと判断した場合には(S6でNo)、圧力調整を続ける。一方、当該空気袋の圧力値が指定圧力値に調整されたと判断した場合には(S6でYes)、動作を終了する。
なお、ここで、以上の動作は、所定の周期(例えば、10秒程度)で、繰り返し行われる。
以上のように、本実施の形態のマットレス装置1は、両空気袋の圧力調整要求がある場合に、まず、両空気袋の開閉弁を開けて、両空気袋内の圧力値を揃える動作を行う。これにより、マットレス装置1は、空気袋の圧力調整の指示がなされてから、圧力調整が開始されるまでに要する時間を抑制できる。換言すると、両空気袋に対して圧力調整の指示がなされた場合、一方の空気袋の圧力調整の指示を行ったユーザは、他方の空気袋の圧力調整が完了するまで待つことなく、一方の空気袋の圧力調整が開始されたことを感知することができる。
[4.動作例]
次に、本実施の形態に係るマットレス装置1の動作例を示す。
[4−1.モード切替動作]
まず、マットレス装置1において、各空気袋の圧力調整を行う前に行われるモード切替動作の例について、図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施の形態に係るマットレス装置1のモード切替動作の一例を示すシーケンス図である。
図4に示されるように、まず、第1リモートコントローラ15において、いずれかのボタンが押された場合に(S21)、第1リモートコントローラ15は、ウェイクアップモードに遷移する(S22)。なお、本実施の形態に係る各リモートコントローラは、モード切替ボタン16又は26が押された場合だけでなく、各リモートコントローラが備える各ボタンのいずれかが押された場合に、ウェイクアップモードに遷移する。これにより、ユーザはモード切替ボタン16又は26を探す必要がないため、容易に操作を開始できる。
第1リモートコントローラ15は、ウェイクアップモードに遷移すると、コントロールボックス30に、第1空気袋10内の現在の圧力値を要求するリモコン信号を送信する(S23)。当該リモコン信号を受信したコントロールボックス30は、第1空気袋10及び第2空気袋20内の圧力値の測定を行う(S24)。また、同時に、コントロールボックス30は、圧力調整要求を受け付ける期限を定めるためのタイマーの動作を開始する(S24)。
次に、コントロールボックス30は、第1空気袋10内の圧力値の測定が完了した時点で、第1リモートコントローラ15に、測定された第1空気袋10の圧力値を通知する(S25)。なお、コントロールボックス30は、当該圧力値を示す信号を第1リモートコントローラ15に送信することにより、当該圧力値を通知する。当該圧力値が通知された第1リモートコントローラ15は、表示部19に当該圧力値を表示する(S26)。
また、コントロールボックス30は、上記工程S24から所定時間が経過したことを検知するまでに、第1リモートコントローラ15から、圧力調整要求を受信しなかった場合には、圧力調整要求が行われないと判断する。そして、コントロールボックス30は第1リモートコントローラ15にスリープ指令を送信して(S33)、第1リモートコントローラ15をスリープモードに遷移させる(S34)。
一方、第2リモートコントローラ25においても、同様の動作を行うことができる。
図4に示されるように、第2リモートコントローラ25において、いずれかのボタンが押された場合に(S27)、第2リモートコントローラ25は、ウェイクアップモードに遷移する(S28)。
第2リモートコントローラ25は、ウェイクアップモードに遷移すると、コントロールボックス30に、第2空気袋20内の現在の圧力値を要求するリモコン信号を送信する(S29)。当該リモコン信号を受信したコントロールボックス30は、圧力調整要求を受け付ける期限を定めるためのタイマーの動作を開始する(S30)。また、コントロールボックス30は、第2リモートコントローラ25に、上記工程S24で測定した第2空気袋20内の圧力値を通知する(S31)。なお、ここで、コントロールボックス30が、各空気袋内の測定された圧力値を各リモートコントローラに通知する場合、以前に圧力値を測定してから、圧力調整を行っていなければ、再度測定しなくてもよいし、再度測定してもよい。また、以前に圧力値を測定してから、圧力調整をしていない場合に、以前の測定から経過した時間に応じて再度測定するか否かを決定してもよい。
コントロールボックス30から、第2空気袋20内の圧力値を通知された第2リモートコントローラ25は、表示部29に当該圧力値を表示する(S32)。
また、コントロールボックス30は、上記工程S30から所定時間が経過したことを検知するまでに、第2リモートコントローラ25から、圧力調整要求を受信しなかった場合には、圧力調整要求が行われないと判断する。そして、コントロールボックス30は、第2リモートコントローラ25にスリープ指令を送信して(S35)、第2リモートコントローラ25をスリープモードに遷移させる(S36)。
なお、以上では、両リモートコントローラから圧力調整要求を示すリモコン信号を送信しない例を示した。上記の動作例において、各リモートコントローラがウェイクアップモードである期間に、各リモートコントローラから圧力調整要求を示すリモコン信号をコントロールボックス30に送信することで、各空気袋内の圧力値の調整を行うことができる。
[4−2.圧力調整動作例(減圧)]
次に、マットレス装置1の両空気袋において、減圧の調整動作を行う例について、図5を参照しながら説明する。
図5は、本実施の形態に係るマットレス装置1の両空気袋において減圧の調整動作を行う例を示すシーケンス図である。
図5には、両リモートコントローラがウェイクアップモードであるときに、圧力調整要求がなされた場合の動作例を示す。また、本動作例においては、圧力調整前の第1空気袋10及び第2空気袋20内の圧力値に対応する圧力レベルが、それぞれレベル10及びレベル4である。なお、図5においては、圧力値のレベル10、レベル4などを、「Lv10」、「Lv4」などと省略して示している。後で詳述する図6及び図7についても同様である。また、本実施の形態においては、圧力値をレベルで指定及び表示する例を示すが、圧力値を絶対値で指定及び表示してもよい。
図5に示されるように、第1リモートコントローラ15がウェイクアップモードであるときに、第1リモートコントローラ15のアップボタン17及びダウンボタン18からなる圧力調整ボタンが押される(S41)。これにより、第1空気袋10の指定圧力値が決定される。そして、第1リモートコントローラ15は、コントロールボックス30に指定圧力値を示すリモコン信号を送信することによって、圧力調整要求を通知する(S42)。ここでは、第1空気袋10内の圧力値に対応するレベルをレベル10からレベル6に調整する例を示す。なお、当該指定圧力値は、第1リモートコントローラ15のアップボタン17又はダウンボタン18を押すことによって調整される。例えば、アップボタン17を一度押す毎に、指定圧力値を示すレベルが一段階ずつ上がり、当該指定圧力値が、第1リモートコントローラ15の表示部19に表示されてもよい。
コントロールボックス30は、指定圧力値を示すリモコン信号を受けると、指定圧力値の変更を待ち受ける期限を定めるためのタイマーの動作を開始する(S43)。指定圧力値の変更を待ち受ける待受時間は、例えば、3秒としてよい。そして、コントロールボックス30は、タイマーの動作を開始した後、指定圧力値に圧力調整することを確認するための信号を第1リモートコントローラ15に送信する(S44)。これにより、第1リモートコントローラ15は、圧力調整要求がコントロールボックス30に受け付けられたことを確認できる。
そして、第1リモートコントローラ15において、どのボタンも押されないまま、上記待受時間が経過すると、コントロールボックス30は、指定圧力値を確定して、その旨を示す信号を第1リモートコントローラ15に送信する(S49)。なお、図5には明記していないが、コントロールボックス30からのこれらの信号の内容を、第1リモートコントローラ15の表示部19に表示してもよい。これにより、第1リモートコントローラ15のユーザは、コントロールボックス30の圧力調整動作などの状況を把握することができる。
コントロールボックス30は、第1空気袋10の指定圧力値を確定しても、第2リモートコントローラ25がウェイクアップモードである場合には、第1空気袋10の圧力調整を開始せずに待機する。そして、コントロールボックス30は、第2リモートコントローラ25からの圧力調整要求に基づいて第2空気袋20の指定圧力値が確定された場合には、両空気袋の圧力調整を行う。また、コントロールボックス30は、第2リモートコントローラ25がスリープモードに遷移した場合には、第1空気袋10の圧力調整を開始する。ここでは、第2リモートコントローラ25から圧力調整要求がなされる例を示す。
図5に示されるように、第2リモートコントローラ25がウェイクアップモードであるときに、第2リモートコントローラ25のアップボタン27及びダウンボタン28からなる圧力調整ボタンが押される(S45)。これにより、第2空気袋20の指定圧力値が決定される。そして、第2リモートコントローラ25は、コントロールボックス30に指定圧力値を示すリモコン信号を送信することによって、圧力調整要求を通知する(S46)。ここでは、第2空気袋20内の圧力値に対応するレベルをレベル4からレベル5に調整する例を示す。
コントロールボックス30は、指定圧力値を示すリモコン信号を受けると、指定圧力値の変更を待ち受ける期限を定めるためのタイマーの動作を開始する(S47)。そして、コントロールボックス30は、タイマーの動作を開始した後、指定圧力値に圧力調整することを確認するための信号を第2リモートコントローラ25に送信する(S48)。
そして、第2リモートコントローラ25において、どのボタンも押されないまま、上記待受時間が経過すると、コントロールボックス30は、指定圧力値を確定して、その旨を示す信号を第2リモートコントローラ25に送信する(S50)。
コントロールボックス30は、両空気袋の指定圧力値が確定すると、第1開閉弁32及び第2開閉弁33を開ける操作を行う(S51)。これにより、本動作例の場合は、圧力レベル10である第1空気袋10から圧力レベル4である第2空気袋20に空気が流れる。
コントロールボックス30は、圧力センサ36によって、圧力値が安定したことを確認すると(S52)、圧力センサ36によって測定された圧力値を示す信号を両リモートコントローラに送信する(S53及びS54)。当該測定された圧力値を示す信号を受信した第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25は、それぞれ、表示部19及び29に当該測定された圧力値を表示する(S55及びS56)。ここでは、両空気袋の圧力レベルは、いずれもレベル7となる。
ここで、コントロールボックス30は、当該測定された圧力値(レベル7)と各空気袋の指定圧力値(レベル6及びレベル5)とを比較する。本動作例では、両指定圧力値とも当該測定された圧力値より低いため、減圧の調整動作を行う。すなわち、コントロールボックス30は、排気弁35を開く操作を行うことにより、両空気袋内の空気を排気弁35から排出する(S57)。これにより、両空気袋内の圧力値が低下する。ここで、コントロールボックス30は、当該圧力値を圧力センサ36によって所定の周期で測定して、両リモートコントローラに当該圧力値を示す信号を送信する(S58及びS59)。当該信号を受けた第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25は、それぞれ表示部19及び29に当該圧力値を表示する(S60及びS61)。
コントロールボックス30は、圧力センサ36によって測定された圧力値が、一方の指定圧力値(ここでは、第1空気袋10の指定圧力値(圧力レベル6))に到達したことを検知すると(S62)、第1開閉弁32を閉じる操作を行う(S63)。これにより、第1空気袋10内の圧力レベルがレベル6に維持される。続いて、コントロールボックス30は、測定された圧力値を示す信号を第1リモートコントローラ15に送信する(S64)。当該信号を受けた第1リモートコントローラ15は、表示部19に当該測定された圧力値を表示する(S65)。
次に、コントロールボックス30は、圧力センサ36によって測定された第2空気袋20内の圧力値が、指定圧力値(ここでは、圧力レベル5)に到達したことを検知すると(S66)、第2開閉弁33を閉じる操作を行う(S67)。これにより、第2空気袋20内の圧力レベルがレベル5に維持される。続いて、コントロールボックス30は、測定された圧力値を示す信号を第2リモートコントローラ25に送信する(S68)。当該信号を受けた第2リモートコントローラ25は、表示部29に当該測定された圧力値を表示する(S69)。
最後に、コントロールボックス30は、排気弁35を閉じる操作を行う(S70)。
以上のように、本実施の形態に係るマットレス装置1は、両空気袋内の圧力調整を行う場合に、まず、両開閉弁を開いて両空気袋内の圧力を揃える。これにより、マットレス装置1においては、空気袋の圧力調整の指示がなされてから、圧力調整が開始されるまでに要する時間を抑制できる。換言すると、両空気袋に対して圧力調整の指示がなされた場合、一方の空気袋の圧力調整の指示を行ったユーザは、他方の空気袋の圧力調整が完了するまで待つことなく、一方の空気袋の圧力調整が開始されたことを感知することができる。
さらに、上記動作例においては、両開閉弁を開いて両空気袋内の圧力を揃えることにより、コンプレッサ37を駆動することなく、第2空気袋20の圧力レベルをレベル4からレベル5に増大している。これにより、コンプレッサ37を駆動するために要する電力を抑制でき、かつ、コンプレッサ37の駆動による騒音を抑制することができる。
[4−3.圧力調整動作例(増圧)]
次に、マットレス装置1の両空気袋において、増圧の調整動作を行う例について、図6を参照しながら説明する。
図6は、本実施の形態に係るマットレス装置1の両空気袋において増圧の調整動作を行う例を示すシーケンス図である。
図6には、両リモートコントローラがウェイクアップモードであり、かつ、両空気袋の指定圧力値が確定した後の動作を示す。また、本動作例においては、圧力調整前の第1空気袋10及び第2空気袋20内の圧力値に対応する圧力レベルが、それぞれレベル8及びレベル4である。また、第1空気袋10及び第2空気袋20の指定圧力値に対応する圧力レベルを、それぞれレベル9及びレベル10とする。
図6に示されるように、コントロールボックス30は、両空気袋の指定圧力値が確定すると、第1開閉弁32及び第2開閉弁33を開ける操作を行う(S81)。これにより、本動作例の場合は、圧力レベル8である第1空気袋10から圧力レベル4である第2空気袋20に空気が流れる。
コントロールボックス30は、圧力センサ36によって、圧力値が安定したことを確認すると(S82)、圧力センサ36によって測定された圧力値を示す信号を両リモートコントローラに送信する(S83及びS84)。当該測定された圧力値を示す信号を受信した第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25は、それぞれ、表示部19及び29に当該測定された圧力値を表示する(S85及びS86)。ここでは、両空気袋の圧力レベルは、いずれもレベル6となる。
ここで、コントロールボックス30は、当該測定された圧力値(レベル6)と各空気袋の指定圧力値(レベル9及びレベル10)とを比較し、本動作例では、両指定圧力値とも当該測定された圧力値より高いため、増圧の調整動作を行う。すなわち、コントロールボックス30は、コンプレッサ37を駆動することにより、両空気袋内にコンプレッサ37から吐出された空気(圧縮空気)を供給する。これにより、両空気袋内の圧力値が上昇する。ここで、コントロールボックス30は、当該圧力値を圧力センサ36によって所定の周期で測定して、両リモートコントローラに当該圧力値を示す信号を送信する(S88及びS89)。当該信号を受けた第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25は、それぞれ表示部19及び29に当該圧力値を表示する(S90及びS91)。
コントロールボックス30は、圧力センサ36によって測定された圧力値が、一方の指定圧力値(ここでは、第1空気袋10の指定圧力値(圧力レベル9))に到達したことを検知すると(S92)、第1開閉弁32を閉じる操作を行う(S93)。これにより、第1空気袋10内の圧力レベルがレベル9に維持される。続いて、コントロールボックス30は、測定された圧力値を示す信号を第1リモートコントローラ15に送信する(S94)。当該信号を受けた第1リモートコントローラ15は、表示部19に当該測定された圧力値を表示する(S95)。
次に、コントロールボックス30は、圧力センサ36によって測定された第2空気袋20内の圧力値が、指定圧力値(ここでは、圧力レベル10)に到達したことを検知すると(S96)、第2開閉弁33を閉じる操作を行う(S97)。これにより、第2空気袋20内の圧力レベルがレベル10に維持される。続いて、コントロールボックス30は、測定された圧力値を示す信号を第2リモートコントローラ25に送信する(S98)。当該信号を受けた第2リモートコントローラ25は、表示部29に当該測定された圧力値を表示する(S99)。
最後に、コントロールボックス30は、コンプレッサ37の駆動を停止する(S100)。
以上のように、本実施の形態に係るマットレス装置1の動作例においても、上記の減圧の調整動作例と同様に、両空気袋内の圧力調整を行う場合に、まず、両開閉弁を開いて両空気袋内の圧力を揃える。これにより、マットレス装置1においては、空気袋の圧力調整の指示がなされてから、圧力調整が開始されるまでに要する時間を抑制できる。
[4−4.圧力調整動作例(増圧及び減圧)]
次に、マットレス装置1の第1空気袋10及び第2空気袋20において、それぞれ増圧の調整動作及び減圧の調整動作を行う動作例について、図7を参照しながら説明する。
図7は、本実施の形態に係るマットレス装置1の第1空気袋10及び第2空気袋20において、それぞれ増圧の調整動作及び減圧の調整動作を行う例を示すシーケンス図である。
図7には、両リモートコントローラがウェイクアップモードであり、かつ、両空気袋の指定圧力値が確定した後の動作を示す。また、本動作例においては、圧力調整前の第1空気袋10及び第2空気袋20内の圧力値に対応する圧力レベルが、それぞれレベル8及びレベル6である。また、第1空気袋10及び第2空気袋20の指定圧力値に対応する圧力レベルを、それぞれレベル9及びレベル5とする。
図7に示されるように、コントロールボックス30は、両空気袋の指定圧力値が確定すると、第1開閉弁32及び第2開閉弁33を開ける操作を行う(S101)。これにより、本動作例の場合は、圧力レベル8である第1空気袋10から圧力レベル6である第2空気袋20に空気が流れる。
コントロールボックス30は、圧力センサ36によって、圧力値が安定したことを確認すると(S102)、圧力センサ36によって測定された圧力値を示す信号を両リモートコントローラに送信する(S103及びS104)。当該測定された圧力値を示す信号を受信した第1リモートコントローラ15及び第2リモートコントローラ25は、それぞれ、表示部19及び29に当該測定された圧力値を表示する(S105及びS106)。ここでは、両空気袋の圧力レベルは、いずれもレベル7となる。
ここで、コントロールボックス30は、当該測定された圧力値(レベル7)と各空気袋の指定圧力値(レベル9及びレベル5)とを比較する。本動作例では、第1空気袋10に対する指定圧力値(レベル9)は当該測定された圧力値(レベル7)より高く、第2空気袋20に対する指定圧力値(レベル5)は当該測定された圧力値(レベル7)より低いため、まず、第1空気袋10に対する増圧の調整動作を行う。すなわち、コントロールボックス30は、第2開閉弁33を閉じる操作を行った後(S107)、コンプレッサ37を駆動することにより(S108)、第1空気袋10内にコンプレッサ37から吐出された空気(圧縮空気)を供給する。これにより、第1空気袋10内の圧力値が上昇する。ここで、コントロールボックス30は、当該圧力値を圧力センサ36によって所定の周期で測定して、第1リモートコントローラ15に当該圧力値を示す信号を送信する(S109)。当該信号を受けた第1リモートコントローラ15は、表示部19に当該圧力値を表示する(S110)。
コントロールボックス30は、圧力センサ36によって測定された圧力値が、第1空気袋10の指定圧力値(圧力レベル9)に到達したことを検知すると(S111)、第1開閉弁32を閉じる操作を行う(S102)。これにより、第1空気袋10内の圧力レベルがレベル9に維持される。続いて、コントロールボックス30は、測定された圧力値を示す信号を第1リモートコントローラ15に送信する(S113)。当該信号を受けた第1リモートコントローラ15は、表示部19に当該測定された圧力値を表示する(S114)。また、コントロールボックス30は、コンプレッサ37の駆動を停止して増圧の調整動作を終了する(S115)。
次に、コントロールボックス30は、第2空気袋20に対する減圧の調整動作を行う。すなわち、コントロールボックス30は、まず、排気弁35を開く操作を行った後(S116)、第2開閉弁33を開く操作を行うことにより(S117)、第2空気袋20内の空気を排気弁35から排出する。これにより、第2空気袋20内の圧力値が低下する。ここで、コントロールボックス30は、当該圧力値を圧力センサ36によって所定の周期で測定して、第2リモートコントローラ25に当該圧力値を示す信号を送信する(S118)。当該信号を受けた第2リモートコントローラ25は、表示部29に当該圧力値を表示する(S119)。
コントロールボックス30は、圧力センサ36によって測定された圧力値が、第2空気袋20の指定圧力値(圧力レベル5)に到達したことを検知すると(S120)、第2開閉弁33を閉じる操作を行う(S121)。これにより、第2空気袋20内の圧力レベルがレベル5に維持される。続いて、コントロールボックス30は、測定された圧力値を示す信号を第2リモートコントローラ25に送信する(S122)。当該信号を受けた第1リモートコントローラ15は、表示部29に当該測定された圧力値を表示する(S123)。
最後に、コントロールボックス30は、排気弁35を閉じる操作を行う(S124)。
以上のように、本実施の形態に係るマットレス装置1の動作例においても、上記の減圧及び増圧の調整動作例と同様に、両空気袋内の圧力調整を行う場合に、まず、両開閉弁を開いて両空気袋内の圧力を揃える。これにより、マットレス装置1においては、空気袋の圧力調整の指示がなされてから、圧力調整が開始されるまでに要する時間を抑制できる。
また、本動作例においては、第1空気袋10の増圧調整の後に第2空気袋20の減圧調整が行われる。これにより、比較的短時間で完了する第1空気袋に対する増圧調整が先に行われ、当該増圧調整が完了するまで第2空気袋は待機する。したがって、この場合における、第2空気袋の待機時間は、第2空気袋に対する減圧調整を先に行うと仮定した場合における第1空気袋の待機時間より短くすることができる。すなわち、調整動作途中における一方の空気袋の待機時間を抑制することができる。
(変形例など)
以上、本発明の実施の形態に係るマットレス装置1について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、実施の形態に係るマットレス装置1においては、マットレスを構成する空気袋は二つであったが、空気袋は三つ以上あってもよい。
また、実施の形態に係るマットレス装置1は、ダブルベッドであるベッド100に搭載されたが、二つの分離されたベッドに搭載されてもよい。
また、実施の形態に係るマットレス装置1においては、圧力調整要求が各リモートコントローラから行われたが、圧力調整要求は、例えば、コントロールボックス30において直接行われてもよい。
また、上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されても良い。RAMまたはハードディスクドライブには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしても良い。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、例えば、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムを含む。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
さらにまた、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしても良い。ICカードまたはモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカードまたはモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしても良い。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、ICカードまたはモジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしても良い。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしても良い。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしても良いし、上記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしても良い。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリなどに記録したものとしても良い。また、これらの非一時的な記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしても良い。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしても良い。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしても良い。
また、上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記非一時的な記録媒体に記録して移送することにより、または上記プログラムまたは上記デジタル信号を、上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても良い。
さらに、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明のマットレス装置及びその制御方法は、ダブルベッドなどに適用することができる。
1 マットレス装置
10 第1空気袋
11、21 エアセル
12、22 フレーム
13、23 ベース
14、24 エアホース
15 第1リモートコントローラ
16、26 モード切替ボタン
17、27 アップボタン
18、28 ダウンボタン
19、29 表示部
20 第2空気袋
25 第2リモートコントローラ
30 コントロールボックス
31 制御部
32 第1開閉弁
33 第2開閉弁
34 チャンバ
35 排気弁
36 圧力センサ
37 コンプレッサ
38 通信部
41 第1開閉弁駆動部
42 コンプレッサ駆動部
43 排気弁駆動部
44 第2開閉弁駆動部
45 MCU
100 ベッド

Claims (4)

  1. 空気が充填され、かつ、それぞれマットレスを構成する第1空気袋及び第2空気袋と、
    前記第1空気袋及び前記第2空気袋に供給するための空気を吐出するコンプレッサと、
    前記第1空気袋及び前記第2空気袋にそれぞれ設けられた第1開閉弁及び第2開閉弁と、
    前記コンプレッサ、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を互いに連結し、かつ、前記コンプレッサから吐出された前記空気を前記第1空気袋及び前記第2空気袋に供給する連結部と、
    前記連結部に接続された圧力センサと、
    前記コンプレッサ及び前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1空気袋及び前記第2空気袋内の圧力値を、それぞれ第1指定圧力値及び第2指定圧力値に調整する場合に、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を開けることによって、前記第1空気袋と前記第2空気袋との間で前記連結部を介して空気を流通させた後に、前記第1空気袋及び前記第2空気袋内の圧力値を、それぞれ前記第1指定圧力値及び前記第2指定圧力値に調整する
    マットレス装置。
  2. 前記制御部は、前記第1空気袋と前記第2空気袋との間で空気を流通させたときに、前記圧力センサによって検出された圧力値が、前記第1指定圧力値以下で、かつ、前記第2指定圧力値より大きい場合、前記第1空気袋内の圧力値を、前記第2空気袋内の圧力値より先に調整する
    請求項1に記載のマットレス装置。
  3. 前記連結部に設けられた排気弁をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1空気袋と前記第2空気袋との間で空気を流通させたときに、前記圧力センサによって検出された圧力値が、前記第1指定圧力値より大きい場合に、前記第1開閉弁と前記排気弁とを開けて、前記第1空気袋の空気を前記排気弁から排出する
    請求項1又は2に記載のマットレス装置。
  4. 空気が充填され、かつ、それぞれマットレスを構成する第1空気袋及び第2空気袋と、
    前記第1空気袋及び前記第2空気袋に供給するための空気を吐出するコンプレッサと、
    前記第1空気袋及び前記第2空気袋にそれぞれ設けられた第1開閉弁及び第2開閉弁と、
    前記コンプレッサ、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を互いに連結し、かつ、前記コンプレッサから吐出された前記空気を前記第1空気袋及び前記第2空気袋に供給する連結部と、
    前記連結部に接続された圧力センサと、を備えるマットレス装置の制御方法であって、
    前記第1空気袋及び前記第2空気袋内の圧力値を、それぞれ第1指定圧力値及び第2指定圧力値に調整する場合に、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を開けることによって、前記第1空気袋と前記第2空気袋との間で前記連結部を介して空気を流通させた後に、前記第1空気袋及び前記第2空気袋内の圧力値を、それぞれ前記第1指定圧力値及び前記第2指定圧力値に調整する
    制御方法。
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