JP2016030050A - Vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電気掃除機に関する。 The present invention relates to a vacuum cleaner.
従来、この種の電気掃除機として、塵埃ケース本体と吸引作動部とを備え、前記塵埃ケース本体に気液を分離する気液分離区画体を設け、前記気液分離区画体は、前記気液混合物が流入される案内筒からなる案内手段と、前記案内筒の流入口に対向して配設されると共に、前記案内筒がなす軸線に対して下方に開いて傾斜された傾斜壁と、前記気液分離区画体から気体が流出される気体流出口と、気液分離後の気体が流れる前記気体流出口に至る気体経路とを有したものが提案されている(例えば特許文献1)。 Conventionally, as a vacuum cleaner of this type, a dust case main body and a suction operation unit are provided, and a gas-liquid separation partition body that separates gas and liquid is provided in the dust case main body. A guide means comprising a guide tube into which the mixture is introduced; an inclined wall that is disposed opposite to an inlet of the guide tube and that is inclined downwardly with respect to an axis formed by the guide tube; One having a gas outlet from which gas flows out of the gas-liquid separation compartment and a gas path to the gas outlet through which the gas after gas-liquid separation flows is proposed (for example, Patent Document 1).
上記特許文献1の電気掃除機では、気液を分離する気液分離区画体の下方に分離された液体を舞い上がらないように貯留して、気液分離区画体から吸引機構側への流出口を起立した壁体の上方に開放させて設けて、吸引機構側に筒状のフィルターを装着させて、吸引能力の低下を抑制することができる。
In the electric vacuum cleaner of the said
しかし、集結された液体は、気液分離区画体を設けた塵埃ケース内に貯留されるから、液体を捨てる際には、吸引作動部から集塵ケース本体を取り外さなければならず、その際、集塵ケース本体を傾けると内部の液体が零れる虞があり、集めた液体の処理が煩雑となる問題があった。 However, since the collected liquid is stored in the dust case provided with the gas-liquid separation compartment, when discarding the liquid, the dust collection case main body must be removed from the suction operation part. If the dust collection case body is tilted, the liquid inside may spill, and there is a problem that the processing of the collected liquid becomes complicated.
また、上記電気掃除機では、気液分離区画体の上方のみに気体流出口を設けることにより、フィルター側への液体の侵入を防止しているが、使用時の姿勢などにより気体流出口から液体が侵入するとフィルターが濡れるため、その後の処理が煩雑となる問題があった。 Further, in the above vacuum cleaner, a gas outlet is provided only above the gas-liquid separation compartment to prevent liquid from entering the filter side. As the filter enters the filter, the subsequent process becomes complicated.
本発明は以上の問題点を解決し、貯留した液体の処理が容易な電気掃除機を提供することを目的とし、加えて、吸気口への液体の侵入を防止することができる電気掃除機を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to solve the above problems and to provide an electric vacuum cleaner that can easily handle the stored liquid. In addition, an electric vacuum cleaner that can prevent liquid from entering the air inlet is provided. The purpose is to provide.
本発明の請求項1に記載の電気掃除機は、この基部及び前記基部に対して着脱可能に取り付けられる集塵部を有する掃除機本体と、前記集塵部に設けられた吸込口と、前記吸込口から吸引した気液混合物を気体と液体に分離する気液分離手段と、を備えた電気掃除機において、前記掃除機本体に、前記気液分離手段によって分離された液体を収容する液体タンクを着脱可能に設けたことを特徴とする。
The vacuum cleaner according to
また、本発明の請求項2に記載の電気掃除機は、請求項1において、前記気液分離手段が、前記吸込口から吸引された気液混合物が衝突する壁部と、吸気口を有するフィルター手段とを備え、前記壁部が前記吸気口を覆うことを特徴とする。
Moreover, the vacuum cleaner according to
また、本発明の請求項3に記載の電気掃除機は、請求項2において、前記フィルター手段が前記吸込口側に突出した筒状部を有し、この筒状部の先端側に前記吸気口を設けたことを特徴とする。
The vacuum cleaner according to
また、本発明の請求項4に記載の電気掃除機は、請求項2又は3において、前記掃除機本体の下部に前記液体タンクを設け、前記壁部に前記吸気口側に凹んだ縦方向に延びる凹部を形成したことを特徴とする。
The vacuum cleaner according to
更に、本発明の請求項5に記載の電気掃除機は、請求項4において、前記凹部に、縦方向に延びる突条部を設けたことを特徴とする。
Furthermore, the vacuum cleaner according to
また、本発明の請求項6に記載の電気掃除機は、請求項2において、前記掃除機本体の上部に設けられた把手部と、前記掃除機本体の下部に設けられた前記液体タンクと、前記掃除機本体の後部に設けられた載置部を有し、前記載置部が載置面を有し、前記フィルター手段の基部が主面を有すると共に、前記主面から前記載置面までの距離を、前記把手部側よりも前記液体タンク側が短くなるようにしたことを特徴とする。
The vacuum cleaner according to
本発明の請求項に記載の電気掃除機は、以上のように構成することにより、前記基部から前記集塵部を取り外すことなく、前記液体タンクに溜まった液体を処理することができ、貯水性も向上することができる。また、掃除後、吸引したほこりや塵等は集塵部を取り外して捨てればよく、また、吸引した液体は液体タンクを取り外して捨てることができるため、それぞれを分けた状態で、容易に捨てることができる。 The vacuum cleaner according to the claims of the present invention is configured as described above, so that the liquid accumulated in the liquid tank can be treated without removing the dust collecting part from the base part. Can also be improved. In addition, after cleaning, dust and dust that has been sucked can be removed by removing the dust collecting part, and the sucked liquid can be thrown away by removing the liquid tank. Can do.
また、前記壁部に気液混合物が衝突すると、含まれる液体が前記壁部に沿って落下し、前記液体タンクに溜まる。これにより、吸引した液体を液体タンクに導くことができると共に、前記吸気口に液体が入ることを防止できる。 Further, when the gas-liquid mixture collides with the wall portion, the contained liquid falls along the wall portion and accumulates in the liquid tank. Thereby, the sucked liquid can be guided to the liquid tank, and the liquid can be prevented from entering the intake port.
更に、前記筒状部が前記吸込口側に突出しているため、前記集塵部内の液体が前記吸気口に吸い込まれることを防止できる。 Furthermore, since the said cylindrical part protrudes in the said suction inlet side, it can prevent that the liquid in the said dust collection part is sucked into the said inlet.
また、前記壁部に沿って落下する液体は、前記凹部により左右に広がらずに、左右方向中央で下方へと案内されて落下し、下方の前記液体タンクに収容される。これにより、吸引した液体をより良好に液体タンクに導くことができる。 Further, the liquid falling along the wall portion does not spread left and right by the concave portion, but is guided and dropped at the center in the left-right direction, and is stored in the liquid tank below. Thereby, the sucked liquid can be guided to the liquid tank better.
更に、前記壁部を伝わった落下する液体は、前記突条部に案内されて下向きの流れとなって落下し、下部の液体タンクに収容される。従って、吸引した液体をより良好に液体タンクに導くことができる。 Further, the falling liquid transmitted through the wall portion is guided by the ridge portion, falls as a downward flow, and is stored in the lower liquid tank. Therefore, the sucked liquid can be guided to the liquid tank better.
また、フィルター手段に落下した液体は、フィルター手段の基部の傾きにより、下向きの流れとなって落下し、下部の液体タンクに収容される。従って、吸引した液体をより良好に液体タンクに導くことができる。 Also, the liquid dropped on the filter means falls as a downward flow due to the inclination of the base of the filter means and is stored in the lower liquid tank. Therefore, the sucked liquid can be guided to the liquid tank better.
以下、本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。 DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described with reference to the accompanying drawings. The embodiments described below do not limit the contents of the present invention described in the claims. In addition, all of the configurations described below are not necessarily essential requirements of the present invention.
以下、本発明の実施例1について、図1〜図14に基づいて説明する。なお、主として、図1における左側を前、右側を後として説明する。また、図1における上下は、実際の上下と一致する。1は掃除機本体である。この掃除機本体1を構成する本体ケース2の上部には、握り部となるハンドル等とも称せられる把手部3が設けられている。また、前記本体ケース2は、その後部に、充電式電池4が収納された電池パック5を着脱可能に装着している。そして、この電池パック5を覆うように、蓋体5Aが前記本体ケース2に対し着脱可能に取り付けられている。なお、前記蓋体5Aの後面は、平坦に形成されている。なお、この蓋体5Aが掃除機本体1を縦置きに載置する際の載置部となる。また、この載置部たる蓋体5Aは載置面5Sを有し、この載置面5Sは平面である。また、前記本体ケース2内には、前記充電式電池4に電気的に接続され、駆動軸6Aを有するモータ6を備える。前記モータ6は、モータケース6Cと前記本体ケース2によって囲われており、前記駆動軸6Aは前記モータケース6Cに設けられた貫通孔6Hを介して、羽根7に接続されている。また、前記羽根7は、羽根ケース7C内に収納されている。なお、これら前記羽根7と、前記羽根ケース7Cと、前記モータ6とによって電動送風機8が構成される。更に、本体ケース2の下部には、液体タンク9が着脱自在に設けられている。
そして、前記本体ケース2の前面2Mには、先端側に吸込口10を設けた集塵ケース11が着脱可能に取り付けられている。また、前記集塵ケース11は、その後部開口12が前記本体ケース2の前面2Mに取り付けられている。なお、前記本体ケース2が前記掃除機本体1の基部であり、前記集塵ケース11が前記掃除機本体1の集塵部である。
And the
また、前記本体ケース2の前面2Mの上側に吸気口用接続口13を設け、この吸気口用接続口13が、前記羽根ケース7Cの一次側開口7Aに連通する。また、前記羽根ケース7Cの二次側開口7Bが、前記本体ケース2の側面2Sに形成された排気孔14に連通する。従って、前記羽根7を回転駆動すると、前記吸気口用接続口13から取り込まれた気体等が、前記羽根ケース7Cを通って前記排気孔14から外部に排出される。なお、図5に示すように、前記吸気口用接続口13は方形である。
Further, an intake
前記本体ケース2には、前記液体タンク9の取付部15が形成されている。この取付部15は、前記本体ケース2の下部を切り欠くようにして形成され、前記本体ケース2の下面2Kと、この下面2Kの前側に設けた取付部前面2Tとを備えている。この取付部前面2Tは、前記本体ケース2の前記前面2Mの下部と間隔を置いてその後側に設けられている。なお、前記下面2Kは平坦面である。また、前記前面2Mの下側には、流入口用接続口16が設けられ、この流入口用接続口16と、前記取付部前面2Tのタンク用接続口17とが、前記本体ケース2に設けられた連通筒部18により連通する。
An
更に、把手部3の上面には、前記電動送風機8の電源スイッチ19の操作部19Aが設けられている。
Furthermore, on the upper surface of the
そして、前記集塵ケース11には、前記吸込口10から吸引した気液混合物を気体と液体に分離する気液分離手段21が設けられている。この気液分離手段21は、前記後部開口12から前記集塵ケース11内に着脱自在に取り付けられる。
The
前記気液分離手段21は、前記吸込口10から吸引された気液混合物が衝突する壁部22と、吸気口23を有するフィルター手段24とを備え、前記壁部22が前記吸気口23を覆っている。前記フィルター手段24は、前記本体ケース2に前記集塵ケース11を取り付けた状態で、前記本体ケース2の前面2Mを覆う本体25と、この本体25から前記吸込口10側に突出した筒状部26とを一体に備えている。なお、前記フィルター手段24は、合成樹脂からなる。なお、前記本体25がフィルター手段の基部である。また、前記本体25の周囲には、リング部27が設けられ、このリング部27にシール部材28が外装している。そして、前記リング部27が前記後部開口12に内嵌し、前記シール部材28により気密性及び水密性が保持される。なお、図9等に示すように、前記本体25は正面視で、縦長の略楕円形をなす。また、前記本体25は、主面25Sを有する。この主面25Sは、図1のように電気掃除機本体1を横向きの姿勢した際、前記本体25の下側(液体タンク9側)がこの上側(把手部3側)よりも後方となるよう、垂直よりも傾いた角度の面となる。即ち、前述した載置部たる蓋体5Aの前記載置面5Sと、前記主面25Sとの距離は、上側(把手部3側)の距離よりも下側(液体タンク9側)の距離が短く形成される。更に、図6に示すように、前記本体25には、正面視で前記本体25の左右方向中央に突条部25Tが設けられ、この突条部25Tの下端が前記流出口35へと繋がっている。
The gas-liquid separation means 21 includes a
前記筒状部26は角筒であり、その後部26Kが前記吸気口用接続口13に連通する。また、前記筒状部26の前面26Mには、フィルター支持部29が設けられている。このフィルター支持部29は、縦,横の枠材30,30を交差方向に形成した格子状をなす。また、前記フィルター支持部29の先端側には、前記筒状部26より大きな拡大筒状部31が設けられ、前記筒状部26と拡大筒状部31との間には拡大部31Kが設けられている。また、前記拡大筒状部31の先端周囲には、鍔部31Tが周設されている。そして、前記拡大筒状部31の中心線は前記筒状部26の中心線に対して、上向きに設けられ、前記拡大筒状部31の先端に前記吸気口23が設けられている。なお、前記フィルター支持部29の垂線は、拡大筒状部31の中心線とほぼ同一方向をなす。
The
また、前記拡大筒状部31内にはスポンジ状のフィルター32が設けられている。このフィルター32は、前記拡大筒状部31に内嵌するブロック状であって、通気性を有する。
A sponge-
また、前記前面2Mには、前記吸気口用接続口13を囲むように、環状のシール材33が配置され、前記筒状部26の後端には、前記シール材33に圧接する突条枠部34が後方に突設されている。そして、前記本体ケース2に前記集塵ケース11を取り付けた状態で、前記突条枠部34が前記シール材33に当接して、前記筒状部26が吸気口用接続口13に気密に接続される。
An
更に、前記フィルター手段24の本体25の下側には、前記流入口用接続口16に連通する筒状の流出口35が設けられ、この流出口35にはメッシュ状のフィルター36が設けられている。そして、前記本体ケース2に前記集塵ケース11を取り付けた状態で、前記流出口35が前記流入口用接続口16に連通する。
Further, a
更に、前記前面2Mには、前記流入口用接続口16を囲むように、環状のシール材33Aが配置され、前記流出口35の後端には、前記シール材33Aに圧接する突条枠部34Aが後方に突設されている。そして、前記本体ケース2に前記集塵ケース11を取り付けた状態で、前記突条枠部34Aが前記シール材33Aに当接して、筒状の流出口35が流入口用接続口16に気密且つ水密に接続される。なお、前記シール材33,33Aはパッキンなどからなる。
Further, an
前記本体25の中央側には、前記吸気口23側に突出した係合段部37が形成されている。また、前記壁部22には、壁部取付体41が一体に設けられている。この壁部取付体41は、前記係合段部37に着脱自在に外嵌する係合枠部42を備え、この係合枠部42は上枠部42Aと左,右枠部42B,42Bを一体に有する。これらの左,右枠部42B,42Bには、上下の切込み部43,43の間に弾性爪部44を設けている。そして、前記切込み部43は、前後方向に形成されており、前記弾性爪部44が弾発的に係止する係止突起37Tが前記係合段部37に設けられている。
On the center side of the
従って、前記フィルター手段24に前記壁部22を被せ、前記係止突起37Tに前記弾性爪部44を係止することにより、前記フィルター手段24と前記壁部22とを一体に組み立てることができ、組立後、前記フィルター手段24と前記壁部22を前記後部開口12から前記集塵ケース11内に組み込むことができる。また、逆に、前記集塵ケース11内から前記フィルター手段24と前記壁部22を取り外し、前記フィルター手段24を前記壁部22から離すようにして、係止手段たる前記係止突起37Tと前記弾性爪部44の係止を解除することにより、前記フィルター手段24と前記壁部22とを分解することができる。
Therefore, the filter means 24 and the
図9〜図11に示すように、前記壁部22は、前記係合枠部42の左,右枠部42B,42Bから左,右壁部51,51を前側(吸込口10側)に突設し、これら左,右壁部51,51の前側を前壁部52により連結して形成されている。なお、前記壁部22には、前記左,右壁部51,51及び前記前壁部52の上縁によって囲まれた上部開口53が設けられている。また、前記前壁部52は、連続する前壁部上部52Aと、前壁部正面部52Bと、前壁部下部52Cとからなり、前記前壁部52には吸気口側に湾曲状に凹んだ凹部54が形成されている。
As shown in FIGS. 9 to 11, the
前記前壁部上部52Aは、前記筒状部26と略平行に形成され、前記前壁部正面部52Bは、前記吸気口23と略平行に形成され、前記前壁部下部52Cは、前記筒状部26と前記拡大筒状部31の下側を覆うように、且つ前記前壁部正面部52Bから前記流出口35へ導くように、この前記流出口35の前側に延びて形成されている。また、前記凹部54の左右方向中央には、左右方向一定幅の突条部55が前記前壁部52の略全長に亘って上下方向に設けられている。更に、図11に示すように、前記前壁部下部52Cの後端縁には、左右に切り欠き状の開口部56,56を設け、これら開口部56,56の前端位置56T,56Tより前記突条部55の後端が後方に延設されている。また、図9に示すように、前記前壁部上部52Aに比べて、前記前壁部正面部52B及び前壁部下部52Cは左右方向に幅広に形成されている。
The front wall portion
前記集塵ケース11は、後部から前部に向かって幅狭となる形状をなしている。また、前記集塵ケース11は、前記本体ケース2と連なるように、円弧状の上面11A、左,右側面11B,11B、及び円弧状の下面11Cを有している。そして、前記集塵ケース11は、中空部61を内部に形成して、この中空部61内に塵埃を貯留できるようになっている。
The
また、前記集塵ケース11の後下部には係止部62が設けられ、この係止部62が、前記本体ケース2の前側下部に設けた溝状の係止受部63に係脱する。更に、前記集塵ケース11の後上部には、係止爪からなる係止受部64が設けられている。この係止受部64に係脱可能な係止部65を有する係止操作部66が、前記本体ケース2の上部に回動可能に軸支されている。そして、前記係止部65が係止する方向に前記係止操作部66を付勢する付勢手段(図示せず)が設けられている。また、前記集塵ケース11の後部左右には、前記左,右側面11Bを後方に延長したカバー部67が前記本体ケース2の前側側面を覆うように設けられている。
Further, a locking
従って、まず、下側において、前記係止部62を前記係止受部63に係止させた後、前記集塵ケース11の上部を前記本体ケース2側に近付け、前記係止部65に前記係止受部64を係止させることにより、前記本体ケース2の前側に前記集塵ケース11が取り付けられる。この取付状態で、前記吸気口用接続口13に前記筒状部26の後部26Kが連通し、前記流入口用接続口16に前記流出口35が連通し、更に、前記カバー部67が、それぞれ前記本体ケース2の前側両側面を覆う。
Therefore, first, on the lower side, after the locking
また、前記吸込口10には、アタッチメントを着脱する受筒部71が設けられ、この受筒部71は左右横長に形成されている。また、前記集塵ケース11の先端の上面11Aには、凹所72を形成し、この凹所72に連結解除ボタン73を軸支している。前記凹所72には、貫通孔74を形成し、この貫通孔74に前記連結解除ボタン73の係止部75が係入し、この係止部75を前記貫通孔74に係入する方向に前記連結解除ボタン73を付勢する付勢手段(図示せず)を備える。
Further, the
一方、アタッチメントには、前記受筒部71に挿入される挿入筒部76を設け、この挿入筒部76に前記係止部75が係止する係止受部たる係止孔75Aを設けている。従って、図1に示すように、前記受筒部71に前記挿入筒部76を挿入し、前記係止部75が前記係止孔75Aに係止することにより、アタッチメントが前記集塵ケース11の先端側に連結固定される。一方、前記連結解除ボタン73を操作して、前記係止孔75Aへの前記係止部75の係止を解除することにより、アタッチメントを取り外すことができる。
On the other hand, the attachment is provided with an
図7(a)に示すアタッチメントは、窓用ワイパー77である。この窓用ワイパー77は、略T字状の本体78の先端にスリット状の吸込口79を有し、この吸込口79の上下にゴム製等の上,下ブレード80,80Aを設けると共に、前記本体78の基端に前記挿入筒部76が設けられている。なお、前記本体78は、上,下半体78A,78Bを組み立ててなる。そして、前記上,下ブレード80,80Aの間から液体等を吸引することができる。
The attachment shown in FIG. 7A is a
また、図7(b)に示すアタッチメントは、網戸用ブラシワイパー81である。この網戸用ブラシワイパー81は、略T字状の本体78の先端にスリット状の吸込口79を有し、この吸込口の上部に布製ブレード82を設けると共に、前記本体78の基端に前記挿入筒部76が設けられている。なお、前記本体78は、上,下半体78A,78Bを組み立ててなる。また、前記布製ブレード82は二つ折りされており、内部に心材82Aが挿入されている。そして、前記布製ブレード82が網戸の網に接触することにより、網からゴミを掻き落として吸引することができる。なお、前記布製ブレード82は、塵埃を掻き落とす多数の起毛を有する。
Further, the attachment shown in FIG. 7B is a screen
更に、図6に示すアタッチメントは、隙間ノズル83である。この隙間ノズル83は、筒状の本体84と、この本体84の先端に設けられたノズル取付部85に対し選択的に接続される隙間用ブラシ86と隙間用柔らかノズル87とで構成される。なお、前記本体84の基端には、挿入筒部76が設けられている。また、前記隙間用ブラシ86は、先端にブラシ部86Aを有している。更に、前記隙間用柔らかノズル87は、ゴム等の弾性体からなる。
Furthermore, the attachment shown in FIG. The
前記本体ケース2の後下部には、コネクタ90が突設されている。また、図8は充電台91を示す。この充電台91は、載置台部92とアタッチメント用保持台部93とを一体に備える。前記載置台部92には、前記本体ケース2の後部を載置する載置部92Aが設けられると共に、前記コネクタ90と電気的に接続するコネクタ受部94が設けられている。また、前記保持台部93の上面93Aには、前記アタッチメントを取り付け保持するための取付部95が複数突設され、この取付部95を前記アタッチメントの前記挿入筒部76に挿入することにより、前記アタッチメントが保持される。
A
また、電源コード96が、回路基板等を内蔵した電源用ボックス97に接続され、これらの下部が下カバー98により覆われている。更に、前記電源用ボックス97に、前記コネクタ受部94が電気的に接続されている。
A
更に、前記上面93Aに対応した保持枠体99を設けている。この保持枠体99は、線材からなり、その端部99A,99Aを前記充電台91の装着孔91A,91Aに装着することにより、前記上面93Aと一定間隔を置いて前記保持枠体99が取り付けられる。従って、前記取付部95を前記挿入筒部76に挿入して、前記取付部95に保持されたアタッチメントの周囲を、前記保持枠体99が囲む。
Further, a holding
前記液体タンク9は、合成樹脂製であって、タンク本体101と、このタンク本体101に外装固定する取付体102と、前記タンク本体101に着脱自在に設けられた栓体103とを備える。前記タンク本体101は、ブロー成形により成形されており、上面部104と前面部105と湾曲面状の下側面部106とを備えた中空形状をなし、前記前面部105には前記栓体103を装着する装着筒部107が突設されている。なお、図1に示す使用状態において、前記装着筒部107の中心線は前側が高い斜め方向を向く。また、前記装着筒部107は、前記タンク本体101の前面部105の上側に設けられている。
The
前記取付体102は、前記タンク本体101の前面部105に沿う帯状の前板部111と、前記下側面部106の中央に沿う前後方向の帯状部112とを一体に備え、前記前板部111の左右に係止腕部113,113を設けている。この係止腕部113は、前後方向の内片部114と、この内片部114の後端から外側に向かって設けられた後片部115と、この後片部115の外端から前側に向かって設けられた外片部116と、この外片部116の前端に設けられた係止部たる係止爪部117とを一体に備える。
The mounting
また、前記本体ケース2の取付部前面2Tの内面に、前記係止爪部117が係脱する係止受部2Rが設けられている。更に、前記帯状部112の後部には、前記タンク本体101の上面部104の後部に外嵌係止する外嵌係止部118を設け、この外嵌係止部118の上部に、断面略T字状の係止部119が設けられる。一方、前記本体ケース2の後部には、前記係止部119が係止する前後方向の係止溝部120が設けられている。なお、この係止溝部120は、T字状をなす。そして、前記係止爪部117及び係止部119により、前記液体タンク9を前記掃除機本体1に対し着脱可能とする着脱手段110を構成している。
Further, a
また、前記タンク本体101の前面部105の左右には、前記係止腕部113の少なくとも一部を収納する収納凹所108,108が形成されている。更に、前記前板部111と帯状部112の厚さに対応して凹んだ凹部109が、前記前面部105と下側面部106とに連続形成されている。
Storage recesses 108 and 108 for storing at least a part of the
従って、左右の前記係止腕部113,113を前記収納凹所108,108に収納すると共に、前記外嵌係止部118を前記タンク本体101の上面部104の後部に係止することにより、前記タンク本体101の外面に前記取付体102を一体的に設けることができる。そして、前記栓体103を前記装着筒部107に装着した状態で、前記取付部15に対して前記液体タンク9を前方に移動させ、前側では左右の前記係止受部2R,2Rに左右の前記係止爪部117,117を係止し、後側では前記係止溝部120に前記係止部119を係止することにより、前記取付部15に前記液体タンク9を取り付けることができる。一方、左右の前記外片部116,116を内側に押してやれば、前記係止受部2R7A,67Aと前記係止爪部117,117との係止が解除され、前記液体タンク9を後側に引き抜くようにして前記取付部15から取り外すことができる。
Accordingly, the left and right locking
図1,図2及び図14等に示すように、前記栓体103は、円筒状の栓本体121の前端に、該栓本体121より径大な円筒状の挿入筒部122を一体に備えている。そして、前記栓本体121内の下部には、内筒部123が配置されている。なお、この内筒部123の前端は、前記挿入筒部122の前端側から前方に突出して設けられている。また、前記栓体103の後端に、端板部124を設け、前記栓本体121の後端上部に前記タンク本体101に連通する上孔121Aを設けると共に、前記栓本体121の後端下部に前記タンク本体101に連通する下孔123Aを設けている。なお、前記上孔121Aは前記内筒部123には連通ぜず、前記下孔123Aは前記栓本体121には連通していない。
As shown in FIGS. 1, 2, 14, and the like, the
また、前記挿入筒部122の外周に溝部125を周設し、この溝部125にOリング等のシール材126を装着している。これにより、前記装着筒部107内に前記挿入筒部122を挿入すると、前記シール材126により、両者間の水密状態が確保される。更に、挿入筒部122には、位置決め手段たる左右の鍔部127、127を設け、これら左右の鍔部127,127に係合部たる係合孔128,128を設け、これら係合孔128,128に係合する係合部たる係合突起107A,107Aを、前記装着筒部107の外周に設けている。
Further, a
そして、前記栓体103の栓本体121を、前記装着筒部107から前記液体タンク9内に挿入し、前記装着筒部107内に前記挿入筒部122を内嵌すると、前記シール材126が前記装着筒部107に圧接し、前記液体タンク9が止水され、前記タンク本体101に前記栓体103が取り付けられる。また、前記係合孔128,128と前記係合突起107A,107Aが係合することにより、前記栓体103の上下が位置決めされた状態で前記液体タンク9に装着される。
When the
液体タンク9を取り付けた後、図1に示すように、前記取付部15に前記液体タンク9を取り付けると、前記連通筒部18の後側が前記挿入筒部122内に挿入されると共に、前記タンク用接続口17が前記栓体103に接続される。また、この接続状態で、前記内筒部123の先端側は前記連通筒部18内に配置され、前記内筒部123の先端が流入口用接続口16に近接し、また、前記連通筒部18が前記挿入筒部122内に挿入接続される。なお、図1に示す使用状態において、前記栓本体121は、前側が高くなるように斜め向きとなり、前記筒状部26及び前記吸込口10は、前側が低くなるように斜め向きとなる。
After the
次に、前記構成について、その作用を説明する。結露が発生したガラス窓の掃除を行う場合、使用者は、前記集塵ケース11の受筒部71に前記窓用ワイパー77を取り付けた後、前記電気掃除機本体1の把手部3を手で握って、前記吸込口79が斜め上向きとなるようにして、上,下ブレード80,80Aをガラス窓の被清掃面(図示せず)に近接させる。この場合、前記電池パック5の蓋体5Aの後面が略水平となる(以下、縦向き使用時という)。そして、前記操作部19Aを操作すると、前記充電式電池4から電力が供給され、前記モータ6が作動することにより、前記羽根7が高速回転し、前記羽根ケース7Cにおいて一次側開口7Aから吸い込んだ空気を二次側開口7Bから排気するようになる。このため、被清掃面上の水(結露水)は、前記吸込口79から前記吸込口10を経由して吸い込まれる。なお、被清掃面に汚れが付着していた場合、この汚れと共に水(結露水)が前記吸込口79から前記吸込口10を経由して吸い込まれる。
Next, the effect | action is demonstrated about the said structure. When cleaning the glass window in which condensation has occurred, the user attaches the
そして、水と空気とを含んだ気液混合物は、前記吸込口10に対向する前記壁部22に当たり、水と空気に分離する。水は主として、重力により、前記前壁部正面部52Bと前壁部下部52Cに沿って下方に流れ、前記流出口35,流入口用接続口16,栓体103と流れて、前記液体タンク9内に貯留される。この場合、前記前壁部52には前記凹部54が形成されているため、水が左右に広がらず、下方へと案内される。更に、前記凹部54の中央には、前記突条部55が連続して形成されているから、当たった水が突条部55に案内されて下向きの流れとなって凹部54に沿って落下する。なお、被清掃面に付着していた汚れを水と共に吸い込んだ場合、この汚れは水と共に前記液体タンク9に貯留される。
The gas-liquid mixture containing water and air hits the
また、気液混合物中の空気は、前記上部開口53及び開口部56,56を通って前記吸気口23に吸い込まれ、上述したように、前記電動送風機8を通過して、前記排気孔14から外部に排気される。吸引した空気に塵埃が含まれる場合、この塵埃は、水と共に前記流出口35に流れ、フィルター36によって捕捉される。吸い込まれる水の量が比較的少ない場合、即ち、塵埃が比較的乾いている場合、塵埃の一部は前記フィルター32に捕捉される。なお、図1の使用状態において、図2に示すように、前記上部開口53の前端53Aは、前記吸気口23よりも後方に位置する。
Further, the air in the gas-liquid mixture is sucked into the
なお、前述したように、前記壁部22に衝突した水は、主として、重力により、前記前壁部正面部52Bと前壁部下部52Cに沿って下方に導かれ、液体タンク9内に貯留される。但し、縦向き使用時において、前記壁部22に衝突した一部の水は、前記前壁部上部52Aと前記集塵ケース11の内面との間から前記フィルター手段24における前記本体25上に落下する。また、同じく一部の水は左,右壁部51,51の外面を伝わって前記本体25上に落下する。このとき、前記フィルター手段24における前記本体25は、主面25Sを有し、この主面25Sは、図1のように電気掃除機本体1を横向きの姿勢した際には、前記本体25の下側(液体タンク9側)がこの上側(把手部3側)よりも後方となるよう、垂直よりも傾いた角度の面となる。即ち、前述した載置部たる蓋体5Aの前記載置面5Sと、この主面25Sとの距離は、上側(把手部3側)よりも下側(液体タンク9側)の方が短くなるように形成される。従って、電気掃除機本体1を縦向きの姿勢で使用した場合には、前記主面25Sが、液体タンク9側に傾いているため、前記本体25上に落下した水は、前記本体25の傾きにより、中央の前記上部開口53と前記開口部56,56を通って流出口35に導くことができる。また、前記本体25に前記筒状部26を突設し、この筒状部26の先端に吸気口23を設けると共に、前記壁部22が前記吸気口23を覆うように構成したことにより、縦向き使用時において、前記前壁部上部52Aと前記集塵ケース11の内面との間から落下した水が、前記吸気口23に浸入することを防止することができる。また、このように構成したことにより、何らかの理由で前記流出口35が塞がってしまい、前記集塵ケース11内における水位が上昇したとしても、前記吸気口23の高さ以下の水位であれば、水が前記吸気口23に侵入することを防止することができる。なお、図6に示すように、前記本体25には、正面視で、前記本体25の左右方向中央に突条部25Tが設けられ、この突条部25Tの下端は、前記流出口35へと繋がっている。これにより、前記本体25上に落下した水は、前記突条部25Tを伝って前記流出口35へ導きやすくすることができる。
As described above, the water colliding with the
また、縦向き使用時の前記液体タンク9においては、水が前記流出口35,流入口用接続口16,タンク用接続口17から、主として前記栓本体121を通って前記タンク本体101内に流れ込む。この際、前記内筒部123から前記タンク本体101内の空気が前記集塵ケース11に逃げることにより、水がスムーズに前記タンク本体101内に流れ落ちる。この場合、前記内筒部123の上端は、前記栓本体121の上端、即ち前記タンク用接続口17の位置より上方に突出しているから、水没し難く、スムーズに空気を排出することができる。
Further, in the
このため、図14に示すように、前記上孔121A及び下孔123Aが水没しない高さが基準水位Hであり、この基準水位Hに対応して、図12に示すように、前記タンク本体101に目盛101Hを設けている。このとき、縦向き使用時において、この目盛101H以下の水位であれば、その状態で電気掃除機本体1を図1のように横向きの姿勢にしたとしても、前記下孔123Aが水没しないように、液体タンク9内の容積が適宜規定されている。従って、一定の水位以下であれば、前記電気掃除機本体1の姿勢を変更したとしても、前記栓本体121から水が逆流する虞を軽減することができる。なお、もしも前記内筒部123が水没しても、この内筒部123とこれを除いた栓本体121とにより互いに独立した2つの通路があるため、一方から水が流下し、他方から空気を上部に排気できる。
For this reason, as shown in FIG. 14, the height at which the
また、前記電気掃除機本体1を略図1の向きにして掃除を行う場合は、前記吸込口79から前記吸込口10を経由して吸引された気液混合物は、前記壁部22に当たり、分離された水が前記壁部22に沿って落下し、前記液体タンク9に収納される。この場合、前記フィルター手段24の本体25上において、水位が上昇することはない。また、空気が流れ込む前記上部開口53に水が浸入しても、この水は下方の前記開口部56から更に下方の前記流出口35に落下する。この場合、前記上部開口53から前記壁部22内に入った水が、前記筒状部26の外面を伝わっても、前記吸気口23に至る前に、前記拡大部31Kと鍔部31Tにおいて下方に落下し、しかも、図1に示した使用状態では、前記吸気口23が斜め下向きをなすから、吸気口23に水が浸入することを防止できる。また、図1の状態でも、水は、主として前記栓本体121を通って前記タンク本体101内に流れ込み、この際、内筒部123からタンク本体101内の空気が逃げる。また、上向き使用時において、前記タンク本体101内の水位が基準水位H以下であれば、図1の状態にしても、前記タンク本体101内の水位は前記下孔123Aの位置より下となるため、前記タンク本体101の水が前記栓体103から漏れることがない。
When cleaning the electric vacuum cleaner
更に、乾いた状態の被清掃面を掃除する場合は、空気に含まれた塵埃が前記壁部22に衝突された後、前記フィルター32によって分離される。なお図1のように横向きの姿勢の状態では、塵埃は前記集塵ケース11内の下部側に溜まる。一方、上記縦向き使用時には、塵埃は前記フィルター手段24と前記集塵ケース11の内面との間や、前記本体25上等に溜まる。
Further, when cleaning the dry surface to be cleaned, the dust contained in the air collides with the
そして、前記液体タンク9に基準水位Hまで水が溜まったら、前記液体タンク9を取り外して内部の液体を捨てる。この場合、取付手順とは逆に、両側の前記外片部116,116を内側に押すことより、前記係止爪部117と係止受部2Rとの係止を解除し、前記液体タンク9を後側に引き抜くようにすれば、前記係止溝部120から前記係止部119が外れ、前記本体ケース2から前記液体タンク9を取り外すことができる。そして、図14に示した基準水位H以下であれば、取り外した前記液体タンク9の栓体103側を図14の状態から逆さにしても、水位が前記上,下孔121A,123A未満となり、外部に水が漏れることがない。即ち、図14において、上下を反転しても、水位Hは、前記上,下孔121A,123Aより下になる。
When water has accumulated in the
また、前記集塵ケース11内に溜まった塵埃を排出する場合は、前記係止操作部66を押して前記係止部65と係止受部64との係止を解除すれば、前記本体ケース2から前記集塵ケース11を取り外すことができる。この取り外した集塵ケース11から、前記気液分離手段21を取り外し、集塵ケース11内に溜まった塵埃を外部に排出する。また、前記フィルター手段24を前記壁部22から離すようにして、前記係止突起37Tと弾性爪部44の係止を解除することにより、前記フィルター手段24と壁部22とを分解し、前記フィルター32等の洗浄を行うことができる。
Further, when discharging the dust accumulated in the
更に、前記液体タンク9は、ブロー成形による前記タンク本体101を備えるが、ブロー成形では、前記本体ケース2側に係止する係止部材を設けることが難しい。そこで、前記タンク本体101とは別体で射出成型等により前記取付体102を成形し、この取付体102を前記タンク本体101に外嵌固定することにより、ブロー成形の前記タンク本体101に、前記係止爪部117,117及び前記係止部119を装備することができる。また、前記取付体102は、前記前板部111と、前記帯状部112と、前記係止腕部113,113と、前記内片部114と、前記後片部115と、前記外片部116と、前記係止爪部117と、前記外嵌係止部118と、前記係止部119とを全て一体に成型している。これにより、前記取付体102の一部品のみを前記液体タンク9に取りつけるだけで、前記本体ケース2に係止するための係止部材を前記液体タンク9に設けることができる。
Further, the
以上のように本発明は、基部たる本体ケース2及びこの本体ケース2に対して着脱可能に取り付けられる集塵部たる集塵ケース11を有する掃除機本体1と、前記集塵ケース11に設けられた吸込口10と、この吸込口10から吸引した気液混合物を気体と液体に分離する気液分離手段21と、を備えた電気掃除機において、前記掃除機本体1に、吸引した液体を収容する液体タンク9を着脱可能に設けたから、前記本体ケース2から前記集塵ケース11を取り外すことなく、前記液体タンク9に溜まった液体を処理することができ、貯水性も向上することができる。
As described above, the present invention is provided in the vacuum cleaner
また、前記気液分離手段21が、前記吸込口10から吸引された気液混合物が衝突する壁部22と、吸気口23を有するフィルター手段24とを備え、前記壁部22が前記吸気口23を覆うから、この吸気口23を覆う壁部22に気液混合物が衝突すると、含まれる液体が前記壁部22に沿って落下し、前記液体タンク9に溜まる。これにより、前記吸気口23に液体が入ることを防止できる。
The gas-liquid separation means 21 includes a
更に、前記フィルター手段24が前記吸込口10側に突出した筒状部26を有し、この筒状部26の先端側に前記吸気口23を設けたことで、前記筒状部26が前記吸気口23側に突出しているため、前記集塵ケース11内の液体が前記吸気口23から吸い込まれることを防止できる。
Further, the filter means 24 has a
また、前記掃除機本体1の下部に前記液体タンク9を設け、前記壁部22に前記吸気口23側に凹んだ縦方向に延びる凹部54を形成したから、前記壁部22を伝わった落下する液体が、前記凹部54により左右に広がらずに、左右方向中央で下方へと案内されて落下し、下方の前記液体タンク9に収容される。
Further, since the
更に、前記凹部54に、縦方向に延びる突条部55を設けたから、前記壁部22を伝わった落下する液体が、前記突条部55に案内されて下向きの流れとなって落下し、下方の前記液体タンク9に収容される。
Further, since the protruding
また、載置部たる前記蓋体5Aの前記載置面5Sから前記主面25Sまでの距離が、前記把手部3側よりも前記液体タンク9側が短くなるように形成したから、前記本体25上に落下した水は、前記本体25の傾きにより、前記流出口35に導くことができる。
In addition, since the distance from the mounting
また、以下、実施例上の効果として、前記気液分離手段21は、前記吸込口10から吸引された液混合物が衝突する前記壁部22と、前記吸気口23を有する前記フィルター手段24とを組み立て自在に備えるから、前記壁部22とフィルター手段24とを分離して清掃等を容易に行うことができる。更に、前記拡大筒状部31の中心線が、前記筒状部26の中心線に対して上向きに設けられているから、縦向き使用時に水位が上昇しても、前記吸気口23に水が浸入し難いと共に、前記上部開口53から前記壁部22内に入った水が、前記筒状部26の外面を伝わっても、前記吸気口23に水が浸入し難くなる。
Further, hereinafter, as an effect on the embodiment, the gas-liquid separation means 21 includes the
また、前記前壁部正面部52Bの左右幅に比べて、前記前壁部上部52Aが幅狭に形成されているから、前記集塵ケース11の内面と前壁部上部52Aとの間からの前記吸気口23への空気の流れを確保しつつ、この吸気口23への水の侵入を防止できる。逆に、前記前壁部上部52Aに比べて前記前壁部正面部52B及び前壁部下部52Cは左右方向に幅広に形成されているから、前記左,右壁部51,51への水の広がりを抑制できる。
Further, since the front wall portion
また、前記本体ケース2の上部に前記把手部3を設けると共に、前記本体ケース2の下部に前記液体タンク9を設けたから、前記把手部3を持って前記掃除機本体1を運搬等しても、前記液体タンク9が下になるため、液漏れなどが発生し難い。更に、前記前壁部下部52Cの後側には、左右に切り欠き状の開口部56,56を設けたから、縦向き使用時に前記集塵ケース11内の水を速やかに前記流出口35から前記液体タンク9へと流すことができる。また、前記フィルター手段24の本体25は縦向き使用時に前記流出口35側が低くなるように斜めになるから、前記本体25上の水を前記流出口35側に案内することができる。なお、縦向き使用時は前記蓋体5Aの下面が水平となる。
In addition, since the
更に、前記栓体103を前記栓本体121と内筒部123の二重構造としたから、一方から前記タンク本体101内に水が流れ込み、他方から空気が排気されるため、前記タンク本体101内にスムーズに水を貯めることができる。また、前記内筒部123が前記栓本体121の前端から前方に突出しているから、縦向き使用時において、前記内筒部123の上端が水没し難く、空気抜きをスムーズに行うことができる。更に、前記栓本体121は前記タンク本体101の前後方向に長く形成されているから、図14の縦向き使用時の状態で基準水位H以下であれば、前記液体タンク9を外し、図14の状態から上下反転しても、水位は反転した状態で、前記上,下孔121A,123A以下となるため、内部の水が漏れることがなく、逆止弁等を用いることなく、水漏れを防止するができる。
Furthermore, since the
なお、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施例では、前壁部の上下方向全長に凹部及び突条部を設けたが、少なくとも前壁部正面部及び前壁部下部に凹部及び突条部を設ければよい。 In addition, this invention is not limited to the above Example, A various deformation | transformation implementation is possible within the range of the summary of invention. For example, in the above-described embodiment, the concave portion and the ridge portion are provided on the entire length of the front wall portion in the vertical direction, but the concave portion and the ridge portion may be provided at least on the front portion of the front wall portion and the lower portion of the front wall portion.
1 掃除機本体
2 本体ケース(基部)
3 把手部
5A 蓋体(載置部)
5S 載置面
9 液体タンク
10 吸込口
11 集塵ケース(集塵部)
21 気液分離手段
22 壁部
23 吸気口
24 フィルター手段
25 本体(フィルター手段の基部)
25S 主面
26 筒状部
54 凹部
55 突条部
1 Vacuum
3 Handle
21 Gas-liquid separation means 22
25S
Claims (6)
前記集塵部に設けられた吸込口と、
前記吸込口から吸引した気液混合物を気体と液体に分離する気液分離手段と、
を備えた電気掃除機において、
前記掃除機本体に、前記気液分離手段によって分離された液体を収容する液体タンクを着脱可能に設けたことを特徴とする電気掃除機。 A vacuum cleaner body having a base and a dust collecting part detachably attached to the base;
A suction port provided in the dust collector;
A gas-liquid separating means for separating the gas-liquid mixture sucked from the suction port into a gas and a liquid;
In the vacuum cleaner with
A vacuum cleaner characterized in that a liquid tank for storing the liquid separated by the gas-liquid separation means is detachably provided in the vacuum cleaner body.
前記吸込口から吸引された気液混合物が衝突する壁部と、
吸気口を有するフィルター手段とを備え、
前記壁部が前記吸気口を覆うことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。 The gas-liquid separation means comprises:
A wall where the gas-liquid mixture sucked from the suction port collides,
A filter means having an air inlet,
The vacuum cleaner according to claim 1, wherein the wall portion covers the intake port.
前記掃除機本体の下部に設けられた前記液体タンクと、
前記掃除機本体の後部に設けられた載置部を有し、
前記載置部が載置面を有し、
前記フィルター手段の基部が主面を有すると共に、
前記主面から前記載置面までの距離を、前記把手部側よりも前記液体タンク側が短くなるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
A handle provided at the top of the vacuum cleaner body,
The liquid tank provided in the lower part of the vacuum cleaner body;
Having a mounting portion provided at the rear of the vacuum cleaner body;
The mounting portion has a mounting surface;
The base of the filter means has a main surface;
The vacuum cleaner according to claim 2, wherein the distance from the main surface to the mounting surface is shorter on the liquid tank side than on the handle portion side.
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170622 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20180202 |