JP2016029904A - 果実袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】果樹園での桃等の果実栽培で、多量に必要となる果実の袋掛け作業の時間短縮と、労働負荷を軽減、及び収穫作業の容易化を実現する果実袋を提供する。
【解決手段】本発明は、果実袋の上部に紐等を通し、巾着袋に似た形状にすることで、果実を果実袋に挿入した後、果柄に直接結束できるようにしたことが特徴である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、果実袋の上部に紐等を通し、巾着袋に似た形状にすることで、果実を果実袋に挿入した後、果柄に直接結束できるようにしたことが特徴である。
【選択図】図1
Description
本発明は、桃等の果実栽培に用いる果実袋に関するものである。
桃等の果実栽培では、果実の成長途中で果実を病害虫や、日光、葉すれから守る為、袋掛けをおこなう。
現在は、果実袋に桃等の果実を挿入した後、果実袋の上部を果実が付いた枝の上に回しこみ、ホッチキスや袋に取り付けられた針金を利用して枝の上で結束する方法が一般的である。
しかし、この方法では、結束部位が見えにくく、作業しづらかったり、枝の葉が邪魔になり、一つ一つの袋掛け作業に余分な時間がかかる。
また、桃等の果実の袋掛け作業は、一般的な家族農園であっても数万個に及ぶ為、繰り返し必要となるホッチキスを握りこんだり、針金をねじり込む作業が辛く、農業者の負担を高めている。
さらに、枝の上で結束するタイプの果実袋の場合、収穫時、果実袋ごと枝から引きちぎるように収穫しなくてはならず、果実に余分な力がかかる。その為、桃等の果肉が柔らかい果実では力がかかった部分がアザの様に黒く変色し商品価値を下げてしまう場合が多い。
果樹園での桃等の果実栽培で、多量に必要となる果実の袋掛け作業の時間短縮と、労働負荷を軽減、及び収穫作業の容易化を実現する果実袋を提供する。
上記文献1は、付属の針金をつかって袋口の集縛の容易化を目的としたものだが、結束する手間を容易化してもので、結束する前手順として指先をつかって袋口を一か所にたぐり寄せギャザーをつくる手間が残っている。
上記文献3、4では、チャックを使用して袋上部を閉じる方法が記載されているが、桃等の果実では、成長すると枝と果実の隙間が少なく、幅のあるチャック式では、果実にあたり変形させたり、変色させてしまうため、商品価値を下げる。
本発明は、果実袋の上部に紐等を通し、巾着袋に似た形状にすることで、果実を果実袋に挿入した後、果柄に直接、容易に結束できるようにしたことが特徴である。
本発明の果実袋は、果実を挿入した後、巾着袋を締める様に果実袋上部の口を紐で絞り、果柄部分に直接集縛し結束することができる為、枝の上でホッチキス等を利用して結束するタイプの果実袋に比べ、簡単で効率よく作業することができる。
また、紐に沿って簡単に絞り込むことができる為、集縛部分の穴が小さく虫除け効果も高い。
収穫時にもメリットがある。従来の枝の上で結束するタイプ果実袋の場合、果実袋ごと枝から引きちぎるように収穫する為、余分な力が果実にかかり、果肉が柔らかく傷みやすい桃等の場合、力のかかった部分が変色し商品価を下げることも多かった。本発明の果実袋では、果実袋が枝などに固定されていない為、自然な力で果実を収穫することができ、果実袋の切れ端などのゴミが取り残されることもない。
また、収穫前に色づけを目的とした除袋をおこなう場合がありますが、その際は、巾着袋を今度は逆に広げるようにして袋口を広げることで、容易に除袋するこが可能である。
また、紐に沿って簡単に絞り込むことができる為、集縛部分の穴が小さく虫除け効果も高い。
収穫時にもメリットがある。従来の枝の上で結束するタイプ果実袋の場合、果実袋ごと枝から引きちぎるように収穫する為、余分な力が果実にかかり、果肉が柔らかく傷みやすい桃等の場合、力のかかった部分が変色し商品価を下げることも多かった。本発明の果実袋では、果実袋が枝などに固定されていない為、自然な力で果実を収穫することができ、果実袋の切れ端などのゴミが取り残されることもない。
また、収穫前に色づけを目的とした除袋をおこなう場合がありますが、その際は、巾着袋を今度は逆に広げるようにして袋口を広げることで、容易に除袋するこが可能である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る果実袋の斜視図である。袋上部の折り返しで作った空洞部分(図1の1)に、紐(図2の2)を通し、紐に沿って紙を絞り込むことで集縛できる。
袋の素材には防虫効果、撥水効果のある紙を利用し、日光や雨によってはがれないように接着する。
図2は、果実に袋掛けした状態を説明したものである。果実(図2の4)を、果実袋(図2の5)の上部より挿入した後、枝(図2の6)ではなく、果柄(図2の3)に直接紐を絞り込むことで集縛し結束する。
図1の1 袋上部の折り返しで作った空洞
図1の2 空洞に通した紐
図1の3 接着された側面
図1の2 空洞に通した紐
図1の3 接着された側面
図2の1 紐を絞り込むことで集縛された結束部分
図2の2 紐
図2の3 果柄
図2の4 果実
図2の5 果実袋
図2の6 枝
図2の2 紐
図2の3 果柄
図2の4 果実
図2の5 果実袋
図2の6 枝
Claims (3)
- 果実を収容する袋の上部を容易に集縛する紐等を通したことを特徴とする果実袋。
- 果実を収容する袋の上部が自在に開閉できるように、紐等を通す空洞部位が設けられたことが特徴の果実袋。
- 袋を段階的に切り離すために、請求項1の袋にミシン目の切り取り線を入れたことが特徴の果実袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014152765A JP2016029904A (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | 果実袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014152765A JP2016029904A (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | 果実袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016029904A true JP2016029904A (ja) | 2016-03-07 |
Family
ID=55440681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014152765A Pending JP2016029904A (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | 果実袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016029904A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7086374B2 (ja) | 2017-04-24 | 2022-06-20 | 学校法人 東洋大学 | 果実袋 |
-
2014
- 2014-07-28 JP JP2014152765A patent/JP2016029904A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7086374B2 (ja) | 2017-04-24 | 2022-06-20 | 学校法人 東洋大学 | 果実袋 |
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