JP2016026956A - フープ荷重支持の航空機用透明体 - Google Patents

フープ荷重支持の航空機用透明体 Download PDF

Info

Publication number
JP2016026956A
JP2016026956A JP2015202134A JP2015202134A JP2016026956A JP 2016026956 A JP2016026956 A JP 2016026956A JP 2015202134 A JP2015202134 A JP 2015202134A JP 2015202134 A JP2015202134 A JP 2015202134A JP 2016026956 A JP2016026956 A JP 2016026956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
hole
inch
bush
aircraft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015202134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6110456B2 (ja
Inventor
イー. デガニス、ルイス
Luis E Deganis
イー. デガニス、ルイス
ソング、ディ
Song Di
ディー. スチュワート、シャーマン
Sherman D Stewart
ディー. スチュワート、シャーマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PPG Industries Ohio Inc
Original Assignee
PPG Industries Ohio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PPG Industries Ohio Inc filed Critical PPG Industries Ohio Inc
Publication of JP2016026956A publication Critical patent/JP2016026956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6110456B2 publication Critical patent/JP6110456B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C1/00Fuselages; Constructional features common to fuselages, wings, stabilising surfaces or the like
    • B64C1/14Windows; Doors; Hatch covers or access panels; Surrounding frame structures; Canopies; Windscreens accessories therefor, e.g. pressure sensors, water deflectors, hinges, seals, handles, latches, windscreen wipers
    • B64C1/1476Canopies; Windscreens or similar transparent elements
    • B64C1/1492Structure and mounting of the transparent elements in the window or windscreen

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】ポリマー窓が、ガラス窓ほど機械的に強くなく、フープ荷重の用途には使用されない点に鑑み、フープ荷重支持が望ましい用途においてもポリマー窓の使用を可能にする効率的なインターフェースを提供する。【解決手段】航空機用透明体は、第1の主面及び第2の主面を有する第1の層を含む。第2の層が、第1の層から間隔をあけて配置され、第3の主面及び第4の主面を有する。ポリマー中間層が、第1の層と第2の層との間に位置する。少なくとも1つの孔が、第1及び第2の層、並びに中間層を貫通して延在する。強度の大きいブシュが孔内に位置し、第1及び第2の層の材料と直接接する外側側壁を有する。一実施例では、孔はテーパ孔であり、ブシュはテーパ状の外側側壁を有する。別の実施例では、孔は円筒状の孔であり、ブシュは円筒状の外側側壁を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、広く言えば航空機用透明体に関するものであり、特定の具体例としては、フープ荷重支持の航空機用ポリマー窓に係るものである。
与圧航空機胴体は、内圧と外圧との差及び環境条件により、通常動作中、ある範囲の応力を受ける。この圧力差により、内圧が外圧よりも大きいと、中空の航空機胴体は膨張する。胴体が膨張すると、航空機窓を保持する胴体の開口部も拡張又は拡大する。この開口部の縁部の変位は、一般に「フープ荷重」窓として知られるものによって抑えることができる。このタイプの窓設計は、フープ荷重支持負担の一部を胴体と共有することによって、機体の応力を低減させるのに役立つ。換言すると、窓は機体と完全に一体化され、その構造部材を通して荷重に抗し、且つ、荷重を伝える。
ガラスは、比較的強い材料であり、フープ荷重支持窓に広く使用される。ガラス窓は、航空機胴体に取り付けられる繊維ガラス・ストラップによって定位置に固定される。航空機重量を減少させて燃料効率を高めたい場合、ガラス航空機窓をより軽量のポリマー窓に取り換えることが望ましい。ポリマー窓はガラス窓よりも軽量であり、複雑な形状への形成が容易であるが、ポリマー窓は、ガラス窓ほど機械的に強くなく、フープ荷重の用途には使用されない。
米国特許第5,796,055号明細書
したがって、フープ荷重支持が望ましい用途において、ポリマー窓の使用を可能にする効率的なインターフェースを考案することは有利となろう。
フープ荷重支持航空機用透明体は、少なくとも1つのポリマー層を含む。少なくとも1つの孔が、少なくとも1つの層を貫通して延在する。少なくとも1つの孔内にブシュが位置し、少なくとも1つの層と直接接する。
別のフープ荷重支持の航空機用透明体は、第1の主面及び第2の主面を有する第1の層を含む。第2の層は、第1の層から間隔をあけて配置され、第3の主面及び第4の主面を有する。ポリマー中間層は、第1の層と第2の層との間に位置する。少なくとも1つの孔が、第1の層及び第2の層、並びに中間層を貫通して延在する。ブシュが孔内に位置し、第1の層及び第2の層の材料と直接接する外側側壁を有する。このブシュは、荷重を孔壁に伝達することのできる任意の材料で作ることが可能である。この材料は、例えば、金属、セラミック、ポリマー、又は複合材料等の金属又は非金属材料とすることが可能であるが、これらに限定されない。一具体例では、孔はテーパ孔であり、ブシュはテーパ状の外側側壁を有する。別の具体例では、孔は円筒状孔であり、ブシュは円筒状の外側側壁を有する。
別のフープ荷重支持航空機用透明体は、第1の主面及び第2の主面を有する第1のアクリル層と、第1の層から間隔をあけて配置され、第3の主面及び第4の主面を有する第2のアクリル層とを含む。ポリマー中間層が、第1の層と第2の層との間に位置する。少なくとも1つのテーパ孔が、第1の層及び第2の層、並びに中間層を貫通して延在する。テーパ状ブシュが孔内に位置し、第1の層及び第2の層の材料と直接接する外側側壁を有する。
さらなるフープ荷重支持航空機用透明体は、第1の主面及び第2の主面を有する第1のアクリル層と、第1の層から間隔をあけて配置され、第3の主面及び第4の主面を有する第2のアクリル層とを含む。ポリマー中間層が、第1の層と第2の層との間に位置する。少なくとも1つの円筒状の孔が、第1の層及び第2の層、並びに中間層を貫通して延在する。円筒状のブシュが孔内に位置し、第1の層及び第2の層の材料と直接接する外側側壁を有する。
追加のフープ荷重支持航空機用透明体は、第2の延伸アクリル層から間隔をあけて配置された第1の延伸アクリル層を含む。ポリマー中間層は、第1の層と第2の層との間に位置する。少なくとも1つの孔が、第1の層、第2の層、及び中間層を貫通して延在する。孔は内壁を有する。金属ブシュが孔内に位置する。ブシュは、孔の内壁と直接接する外側側壁を有する。1つの非制限的な具体例では、ブシュの外側側壁は、テーパ状になっている。
少なくとも1つの延伸アクリル層を有し、少なくとも1つの孔が少なくともこの層内に位置して内壁を有する航空機用透明体におけるフープ荷重を伝達する方法を提供する。この方法は、ブシュの外側側壁が孔の内壁と直接接するような外側側壁を有するブシュを孔内に提供することを含む。
以下の図面を参照しながら本発明を説明する。全体を通して同じの符号は同じの部分を指している。
本発明の航空機用透明体の平面図。 テーパ状ブシュを組み入れる本発明の取り付け組立体を示す図1の線II−IIに沿って切断した断面図。 図2のテーパ状ブシュの側面断面図。 図3のテーパ状ブシュの平面図。 図3と同様であるが円筒状のブシュを組み入れる取り付け組立体の断面図。 図5の円筒状のブシュの側面断面図。 図6の円筒状のブシュの平面図。
本明細書で使用される、「左」、「右」、「内側」、「外側」、「上方」、及び「下方」などの空間的な又は方向を示す用語は、図面に示された本発明に関連する。しかし、本発明は、様々な代替の向きを想定することができるので、そのような用語は、限定するものと見なされないことを理解されたい。さらに、本明細書で使用される場合、本明細書及び特許請求の範囲で使用される寸法、物理的性質、処理パラメータ、成分の量、及び反応条件などを表す全ての数値は、全ての場合において「約」という用語により修飾されると理解されたい。したがって、別段の指示のない限り、以下の明細書及び特許請求の範囲に記述された数値は、本発明が得ようとする所望の性質に応じて変化してもよい。各数値は、最低限でも、均等の原理の適用を特許請求の範囲に限定しようとするものとしてではなく、報告された有効数字に照らして且つ通常の丸め技法を適用することによって少なくとも解釈されるべきである。さらに、本明細書に開示される全ての範囲は、その範囲の開始及び終了の値とその中に含まれる任意の及び全ての部分範囲とを包含すると理解されたい。例えば、「1〜10」と示された範囲は、最小値1から最大値10の間(これらの値も含む)の任意の及び全ての部分範囲、すなわち、1以上の最小値から始まり、10以下の最大値で終わる全ての部分範囲、例えば、1〜3.3、4.7〜7.5、及び5.5〜10などを含むと見なすべきである。さらに、本明細書で使用される「〜を覆って形成され」、「〜を覆って堆積され」、又は「〜を覆って提供され」という用語は、基となる表面上に形成され、堆積され、又は提供されるが、必ずしもこの表面に直接接しているわけではない状態を意味する。例えば、基板を「覆って形成された」層は、形成された層と基板との間に位置する、同じ又は異なる組成の1つ又は複数の他の層又はフィルムの存在を排除しない。本明細書で使用される「フィルム」という用語は、所望の又は選択されたコーティング組成物のコーティング領域を指す。「層」は、1つ又は複数の「フィルム」を含むことができる。「コーティング」又は「コーティング堆積物」は、1つ又は複数の「層」を含むことができる。本明細書で使用される「ポリマー」又は「ポリマー性」という用語は、オリゴマー、ホモポリマー、コポリマー、及びターポリマーを含み、例えば、2つ以上のタイプのモノマー又はポリマーから形成されたポリマーを含む。「可視領域」又は「可視光」という用語は、380nm〜780nmの範囲の波長を有する電磁放射線を指す。「赤外領域」又は「赤外線」という用語は、780nm超〜100,000nmの範囲の波長を有する電磁放射線を指す。「紫外領域」又は「紫外線」という用語は、100nm〜380nm未満の範囲の波長を有する電磁エネルギーを意味する。さらに、本明細書で言及される、(発行された特許及び特許出願などであるがこれらに限定されない)全ての文献は、それらの全体が「参照により援用される」と見なされる。
以下の説明では、本発明について、乗り物用透明体、特に、航空機側面窓の形態である航空機用透明体の使用に関連して論じる。しかしながら、本発明は、航空機側面窓の使用に限定されず、積層若しくは非積層の居住用及び/若しくは商用の窓、断熱ガラスユニット、並びに/又は陸上車両、航空機、宇宙機、水上車両、及び水中車両用の透明体などであるがこれらに限定されない任意の所望の分野における透明体を用いて実施することができることを理解されたい。したがって、特定的に開示される例示的な実施例は、本発明の一般的概念を説明するために提示されているにすぎず、本発明はこれらの特定の例示的な実施例に限定されないことを理解されたい。
本発明の特徴を組み入れる非限定的な航空機用透明体10(例えば、キャビン窓組立体組立体又はコックピット窓組立体)を、図1及び図2に例示する。透明体10は、所望の可視光、赤外線、又は、紫外線を透過及び反射させることができる。例えば、透明体10は、550ナノメートル(nm)の基準波長で、任意の所望の量、例えば0%よりも大きく100%までの可視光を透過させることができる。1つの非限定的な実施例では、550nmの基準波長での可視光の透過を少なくとも20%とすることができ、例えば少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、及び/又は少なくとも90%とすることができる。透明体10は、任意の所望の形状を有することができ、所望の用途に適切な任意の所望の厚さとすることができる。
図1及び図2に示されるように、透明体10は、透明体10を航空機胴体に取り付けるために、透明体10の外周において又は外周近くに複数の締結部材を有する。これら締結部材の特定の構造を、図2を参照しながらより詳細に説明する。透明体10は、航空機外部に面する第1の主面14、すなわち、外側主面(第1表面)、及び対向する第2の面すなわち内側主面16(第2表面)を有する第1の層12(外側の層)を含む。透明体10は、外側(第1)主面20(第3表面)及び内側(第2)主面22(第4表面)を有する第2の層18(内側の層)も含む。この層表面の番号付けは、従来の慣行を踏まえたものである。層12及び層18は、ポリマー中間層などの中間層24によって取り付けられている。孔26は、透明体10を貫通して、すなわち、第1の層12、中間層24及び第2の層18を貫通して形成され、孔壁又は内壁を形成する。例示した実施例では、第1の層12の周縁部における、層12の外側表面の一部は、第1の層12の外周を走る溝28を形成するため、層12の本体よりも薄い。ガスケット30が溝28内に配置され、孔26と位置が一致する孔を有する。ブシュ32、例えば、金属ブシュが、孔26に挿入される。アルミニウム製保持器等の保持器34が、接着剤36によって第2の層18に取り付けられる。ナットプレート38などの取り付け装置が、保持器34に取り付けられる。ナットプレート38は、ブシュ32を貫通して延在する、ねじ切りされたボルト64などの締付要素を係合するためのねじ切りされたナット40を含む。このナットプレートの締付構成は、透明体10をどのようにして航空機胴体に固定することができるのかの単なる一例であり、限定と見なすべきではない。上記の取り付けシステムは、透明体10を航空機に取り付けるための1つの方法例にすぎず、限定と見なすべきではない。透明体10は、任意の従来の方法又は装置を使用して固定できる。
本発明の広範な実施において、透明体10の層12及び層18は、同じ又は異なる材料のものとすることができ、任意の所望の特性を有する任意の所望の材料を含むことができる。例えば、層12及び層18の1つ又は複数は、可視光に対して透明又は半透明とすることができる。「透明」とは、0%よりも大きく100%までの可視光透過率を有することを意味する。或いは、層12及び層18の1つ又は両方は、半透明とすることができる。「半透明」とは、電磁エネルギー(例えば、可視光)を通過させることが可能であるが、見る人と反対側にある物体が明確に視認できないようにエネルギーを拡散させることを意味する。層12及び層18の適切な材料の実例には、プラスチック基板(ポリアクリレートなどのアクリルポリマー;ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、及びポリプロピルメタクリレートなどのポリアルキルメタクリレート;ポリウレタン;ポリカーボネート;ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレンテレフタレート、及びポリブチレンテレフタレートなどのポリアルキルテレフタレート;ポリシロキサン含有ポリマー;又はこれらを調製するための任意のモノマーのコポリマー;又はこれらの混合物など)、セラミック基板、ガラス基板、又は上述のいずれかの組み合わせが含まれるが、これらに限定するものではない。1つの非制限的な実施例では、層12及び層18の双方は、延伸アクリルなどのポリマー材料からできている。
第1の層12及び第2の層18は、任意の所望の寸法、例えば、長さ、幅、形状又は厚さのものとすることができる。しかしながら、当業者には理解可能なように、苛酷な飛行に耐えるために必要な厚さよりも層12及び層18の厚さを増大させると、透明体10の重量が不必要に増加する。例えば、本発明を限定することなく、多くの用途に対しては、0.25cm〜2.54cm(0.1インチ〜1.0インチ)、例えば、0.25cm〜1.27cm(0.1インチ〜0.5インチ)、0.51cm〜1.02cm(0.20インチ〜0.40インチ)の範囲の層厚さは、苛酷な飛行に耐えるには許容できる。1つの特定の非限定的な実施例では、層12及び層18は共に、延伸アクリルでできており、それぞれ、0.64cm〜0.89cm(0.25インチ〜0.35インチ)、例えば、0.64cm〜0.76cm(0.25インチ〜0.3インチ)の範囲の厚さを有することができる。また、層12及び層18は、同一の厚さを持つ必要はない。例えば、1つの非限定的な実施例では、第1の(外側)層12は、0.64cm〜0.89cm(0.25インチ〜0.35インチ)の範囲の、例えば、0.76cm(0.30インチ)の厚さ42を有することができ、第2の(内側)層18は、0.51cm〜0.76cm(0.2インチ〜0.3インチ)の範囲の、例えば、0.64cm(0.25インチ)の厚さ44を有することができる。
中間層24は、任意の所望の材料からなることができ、1つ又は複数の層すなわちプライを含むことができる。中間層24は、例えば、ポリビニルブチラール、軟質ポリ塩化ビニル、又は、ポリエチレンテレフタレート、ポリウレタンなどを含む多層熱可塑性材料などのポリマー材料又はプラスチック材料とすることができる。中間層24は、第1の層と第2の層とを固定し、エネルギー吸収を起こし、騒音を低減し、且つ積層構造の強度を高める。中間層24は、例えば、米国特許第5,796,055号に記載されるような、吸音性又は音減衰性材料であることも可能である。中間層24には、日射制御コーティングを施す、若しくは組み入れることができ、又は、太陽エネルギーの透過を低減するために着色材料を含ませることができる。1つの非限定的な実施例では、中間層24は、0.05cm〜1.27cm(0.02インチ〜0.5インチ)の範囲の厚さ、例えば0.05cm〜0.25cm(0.02インチ〜0.1インチ)、例えば0.05cm〜0.2cm(0.02インチ〜0.08インチ)、例えば0.076cm〜0.178cm(0.03インチ〜0.07インチ)、例えば0.1cm〜0.15cm(0.04インチ〜0.06インチ)、例えば0.13cm(0.05インチ)の厚さを有する。適切な中間層材料の実例は、カリフォルニア州シルマーのSierracin Corporationから市販されているS123ウレタン・シートである。
図2に示す実施例では、透明体10を貫通して延在する孔26は、内径(すなわち、第2の層18の内部表面22における直径)よりも大きい外径(すなわち、第1の層12の外部表面14における直径)を有するテーパ孔である。図2〜図4に示すように、ブシュ32は、テーパ状の外側壁50及び中央孔52を有するテーパ状ブシュである。図3及び図4に示されるように、テーパ状ブシュ32は、1度〜20度の範囲、例えば5度〜15度、例えば10度のテーパ角54を有することができる。ブシュ32は、0.63cm〜3.8cm(0.25インチ〜1.5インチ)の範囲、例えば0.63cm〜2.54cm(0.25インチ〜1インチ)、0.76cm〜2cm(0.3インチ〜0.8インチ)、1cm〜1.5cm(0.4インチ〜0.6インチ)、1.27cm〜1.5cm(0.5インチ〜0.6インチ)、1.43cm±0.008cm(0.563インチ±0.003インチ)の、その広い方の端部56の外径を有することが可能である。ブシュ32は、0.25cm〜3.8cm(0.1インチ〜1.5インチ)の範囲、例えば0.5cm〜2.54cm(0.2インチ〜1インチ)、0.63cm〜2cm(0.25インチ〜0.8インチ)、0.63cm〜1.27cm(0.25インチ〜0.5インチ)、0.76cm〜1cm(0.3インチ〜0.4インチ)、0.96cm±0.008cm(0.376インチ±0.003インチ)の、その狭い方の端部58の外径を有することが可能である。孔52は、0.127cm〜2.54cm(0.05インチ〜1インチ)の範囲、例えば0.25cm〜2cm(0.1インチ〜0.8インチ)、0.25cm〜1.27cm(0.1インチ〜0.5インチ)、0.25cm〜0.76cm(0.1インチ〜0.3インチ)、0.25cm〜0.5cm(0.1インチ〜0.2インチ)、0.495cm±0.013cm(0.195インチ±0.005インチ)の直径を有することができる。ブシュ32は、0.64cm〜6.35cm(0.25インチ〜2.5インチ)の範囲、例えば0.76cm〜5cm(0.3インチ〜2インチ)、0.76cm〜3.8cm(0.3インチ〜1.5インチ)、0.76cm〜2.54cm(0.3インチ〜1インチ)、0.76cm〜2cm(0.3インチ〜0.8インチ)、0.1cm〜1.5cm(0.4インチ〜0.6インチ)、1.27cm〜1.5cm(0.5インチ〜0.6インチ)、1.34cm±0.024cm(0.529インチ±0.01インチ)の長さ60を有することができる。
ブシュ32の外壁50は、孔26内に配置される場合、層12及び層18と直接接する。すなわち、ブシュ32の外壁50と孔26の内壁との間に、緩衝材又は積み重ねた吸収材はない。
図2に示されるように、透明体10を航空機胴体に設置するためには、溝28及びガスケット30が胴体、又は開口部の外側境界を形成する枠組み62に押し付けられた状態で、透明体10が窓開口部内に配置される。従来のねじ切りされたボルト64などのコネクタを、枠組み62の孔から、ブシュ32の中央孔52を通って、ナット40へと挿入することができる。ボルト64をナットプレート38のナット40に螺合させると、ガスケット30は圧縮されて、透明体10と航空機枠組み62との間の密閉を維持する。金属ブシュ32の外側の側壁50は、第1の層12及び第2の層18の材料と直接接する。ブシュ32のテーパ状の外壁52は、一面せん断接合のためのブシュ−ポリマー層間の界面での荷重支持を通して、より効率的な荷重伝達を提供することが発見されている。ブシュ32と層12及び層18との間に、さらなるガスケット又はゴム・スリーブは必要ない。胴体が圧力差の変化を受けると、航空機枠組み62は拡張する。増大したフープ荷重は透明体10に直接伝達され、透明体10を湾曲又は屈曲させる。この実例で使用されるもののような、一面せん断接合部では、留め具の上部における反応荷重により、留め具は回転する。この状態では、緩い、細い円筒状の孔−ブシュ接合部のために、ブシュから孔の壁への支持荷重伝達の効率が低減することになる。これは、接触面積が減少し、応力集中点が、回転したブシュが孔の上端に接触する場所である、孔の上部に生じるからである。この回転はテーパ状ブシュを使用することによって一部相殺することができ、より効率的な支持荷重伝達を可能にする。ブシュ32の側壁50はテーパ状になっているため、回転の一部は、孔に垂直である反応成分を生成することによって妨げられる。その際その成分もまた、界面での支持伝達の抵抗を受ける。ぴたりとはめられ且つ基部が広いことも、留め具の回転を妨げる助けとなる。
荷重は、側壁50全体により均一に分散され、有効な支持部分の面積を増大することによって、応力を低減させる。そして、ブシュを貫通して延在するピンの回転を制限し、支持部分の面積を増やし、応力を低減することによって、得られるインターフェースは、実用的なフープ荷重ポリマー窓を可能にする。
図5は、本発明の別の透明体70を示す。透明体70は、先述したテーパ状ブシュ30ではなく厚みのある円筒状のブシュ72を組み入れる以外は、先述した透明体10と同様である。したがって、透明体70の孔26は、テーパ孔ではなく円筒状の孔である。これは、ぴたりとはめられ且つ基部が広いことによって留め具の回転を相殺する、先述したインターフェースの簡略化されたバージョンである。ブシュの上部及び底部は、機外の機体の表面及び機内の保持器と接している。ブシュの比較的大きい直径により、接合部は、機体及び保持器双方におけるヒールアンドトー効果によって回転に抵抗する。厚みがあり高い強度を有するブシュは、その大きい相対的な直径によって支持部分の面積を増大させることによって、テーパ状ブシュと同様の支持強度を実現する。このタイプのインターフェースは、製造の簡易性という利点を有する。さらにまた、ブシュ72の外壁とその中にブシュ72が位置する孔の内壁との間には、他の材料はない。
図6及び図7に示されるように、ブシュ72は、外壁74及び中央孔76を有する円筒状のブシュである。ブシュ72は、0.63cm〜3.8cm(0.25インチ〜1.5インチ)の範囲、例えば0.63cm〜2.54cm(0.25インチ〜1インチ)、0.76cm〜2cm(0.3インチ〜0.8インチ)、1cm〜1.5cm(0.4インチ〜0.6インチ)、1cm〜1.27cm(0.4インチ〜0.5インチ)、1.24cm±0.008cm(0.490インチ±0.003インチ)の外径を有することが可能である。孔76は、0.127cm〜2.54cm(0.05インチ〜1インチ)の範囲、例えば0.25cm〜2cm(0.1インチ〜0.8インチ)、0.25cm〜1.27cm(0.1インチ〜0.5インチ)、0.25cm〜0.76cm(0.1インチ〜0.3インチ)、0.25cm〜0.5cm(0.1インチ〜0.2インチ)、0.495cm±0.013cm(0.195インチ±0.005インチ)の直径を有することができる。ブシュ72は、0.64cm〜6.35cm(0.25インチ〜2.5インチ)の範囲、例えば0.76cm〜5cm(0.3インチ〜2インチ)、0.76cm〜3.8cm(0.3インチ〜1.5インチ)、0.76cm〜2.54cm(0.3インチ〜1インチ)、0.76cm〜2cm(0.3インチ〜0.8インチ)、0.1cm〜1.5cm(0.4インチ〜0.6インチ)、1.27cm〜1.5cm(0.5インチ〜0.6インチ)、1.34cm±0.024cm(0.529インチ±0.01インチ)の長さ78を有することができる。
先の説明に開示された概念から逸脱することなく、本発明に修正を行うことができることが、当業者に容易に理解されよう。したがって、本明細書に詳細に記載される特定の実施例は単なる例示であり、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲には、添付の特許請求の範囲並びにそれらの任意及び全ての均等物の十分な広さが与えられる。

Claims (20)

  1. フープ荷重支持の航空機用透明体であって、
    少なくとも1つのポリマー層と、
    前記少なくとも1つのポリマー層を貫通して延在する少なくとも1つの孔と、
    前記少なくとも1つの孔内に位置し、前記少なくとも1つのポリマー層と直接接するブシュと
    を備えた航空機用透明体。
  2. 前記少なくとも1つのポリマー層が延伸アクリルを含む、請求項1に記載された航空機用透明体。
  3. 前記少なくとも1つのポリマー層は、第1の延伸アクリル層と、前記第1の層から間隔をあけて配置された第2の延伸アクリル層と、前記第1の延伸アクリル層と前記第2の延伸アクリル層との間のポリマー中間層とを有する、請求項1に記載された航空機用透明体。
  4. 前記第1の延伸アクリル層は、前記第2の延伸アクリル層とは異なる厚さを有する、請求項3に記載された航空機用透明体。
  5. 前記ブシュは、金属、セラミック、ポリマー及びこれらの組み合わせから選択された材料を含む、請求項1に記載された航空機用透明体。
  6. 前記孔はテーパ孔であり、前記ブシュはテーパ状の外側側壁を有する、請求項1に記載された航空機用透明体。
  7. 前記孔は円筒状の孔であり、前記ブシュは円筒状の外側側壁を有する、請求項1に記載された航空機用透明体。
  8. 前記ブシュは1度〜20度のテーパ角を有する、請求項6に記載された航空機用透明体。
  9. フープ荷重支持の航空機用透明体であって、
    第1の主面及び第2の主面を有する第1の層と、
    前記第1の層から間隔をあけて配置され、第3の主面及び第4の主面を有する第2の層と、
    前記第1の層と前記第2の層との間に位置するポリマー中間層と、
    前記第1の層及び前記第2の層、並びに前記ポリマー中間層を貫通して延在する少なくとも1つの孔と、
    前記孔内に位置し、前記第1の層及び前記第2の層の材料と直接接する外側側壁を有するブシュと
    を備えた航空機用透明体。
  10. 前記第1の層及び前記第2の層のうちの少なくとも1つは延伸アクリルでできている、請求項9に記載された航空機用透明体。
  11. 前記第1の層及び前記第2の層は、0.51cm(0.2インチ)〜1.02cm(0.4インチ)の厚さを有する、請求項9に記載された航空機用透明体。
  12. 前記第1の層は前記第2の層とは異なる厚さを有する、請求項11に記載された航空機用透明体。
  13. 前記孔はテーパ孔であり、前記ブシュはテーパ状の外側側壁を有する、請求項9に記載された航空機用透明体。
  14. 前記孔は円筒状の孔であり、前記ブシュは円筒状の外側側壁を有する、請求項9に記載された航空機用透明体。
  15. 前記ブシュは、金属、セラミック、ポリマー及びこれらの組み合わせからなる群から選択された材料を含む、請求項9に記載された航空機用透明体。
  16. 荷重支持の航空機用透明体であって、
    第2の延伸アクリル層から間隔をあけて配置された第1の延伸アクリル層と、
    前記第1の延伸アクリル層と前記第2の延伸アクリル層との間に位置するポリマー中間層と、
    前記第1の延伸アクリル層、前記第2の延伸アクリル層、及び前記ポリマー中間層を貫通して延在し、内壁を有する少なくとも1つの孔と、
    前記孔内に位置し、前記孔の前記内壁と直接接する外側側壁を有する金属ブシュと
    を備えた航空機用透明体。
  17. 前記孔の内壁はテーパ状になっており、前記ブシュはテーパ状の外側側壁を有する、請求項16に記載された航空機用透明体。
  18. 前記孔の内壁は円筒状であり、前記ブシュは円筒状の外側側壁を有する、請求項16に記載された航空機用透明体。
  19. 少なくとも1つの延伸アクリル層を有し、少なくとも1つの孔が前記少なくとも層内に位置して内壁を有する航空機用透明体においてフープ荷重を伝達する方法であって、
    外側側壁を有するブシュを、前記ブシュの前記外側側壁が前記孔の前記内壁に直接接するように、前記孔内に提供することを含む方法。
  20. 前記孔はテーパ孔であり、前記ブシュはテーパ状の外側側壁を有する、請求項19に記載された透明体。
JP2015202134A 2011-03-07 2015-10-13 フープ荷重支持の航空機用透明体 Active JP6110456B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/041,471 US9254907B2 (en) 2011-03-07 2011-03-07 Hoop load bearing aircraft transparency
US13/041,471 2011-03-07

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013557719A Division JP2014507338A (ja) 2011-03-07 2012-01-27 フープ荷重支持の航空機用透明体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016026956A true JP2016026956A (ja) 2016-02-18
JP6110456B2 JP6110456B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=45563614

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013557719A Pending JP2014507338A (ja) 2011-03-07 2012-01-27 フープ荷重支持の航空機用透明体
JP2015202134A Active JP6110456B2 (ja) 2011-03-07 2015-10-13 フープ荷重支持の航空機用透明体

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013557719A Pending JP2014507338A (ja) 2011-03-07 2012-01-27 フープ荷重支持の航空機用透明体

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9254907B2 (ja)
EP (1) EP2683607A1 (ja)
JP (2) JP2014507338A (ja)
KR (1) KR101587079B1 (ja)
CN (1) CN103415440B (ja)
BR (1) BR112013022407A2 (ja)
RU (1) RU2562090C2 (ja)
WO (1) WO2012121813A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201116287D0 (en) * 2011-09-21 2011-11-02 Airbus Operations Ltd Method and device for removing a sleeve from a bore
US9073620B2 (en) * 2013-06-07 2015-07-07 Honda Patents & Technologies North America, Llc Fastening device for window
US9745046B2 (en) * 2014-01-30 2017-08-29 Ppg Industries Ohio, Inc. Aircraft transparency with pressure seal and/or anti-static drain
US9340275B2 (en) * 2014-02-25 2016-05-17 Textron Innovations, Inc. Window assembly installation
US9500837B2 (en) 2014-06-03 2016-11-22 Goodrich Corporation Bonding structure with CTE gradient for mounting an optical element in a frame
EP3056365B1 (en) * 2015-02-12 2017-12-27 Hammerglass AB Protective windshield arrangement
US20200339240A1 (en) * 2017-11-24 2020-10-29 Jet Shades, Llc Removable tinted window panels for aircraft cockpit windows
FR3101849B1 (fr) * 2019-10-14 2023-11-24 Saint Gobain Vitrage monté sur une structure par des points de fixation dont un au moins est exempt de jeu par rapport au vitrage ou à un cadre de pincement de celui-ci
US11728557B2 (en) 2019-12-02 2023-08-15 Sabre Communications Corporation Passive-intermodulation-mitigating mounting assembly
US11139644B2 (en) * 2019-12-02 2021-10-05 Sabre Communications Corporation Passive-intermodulation-mitigating mounting assembly
FR3141384A1 (fr) * 2022-10-27 2024-05-03 Saint-Gobain Glass France Vitrage pour fixation à fleur avec un cadre, élément de vitrage comprenant un cadre et un tel vitrage et procédé de fabrication d’un tel vitrage

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4324373A (en) * 1979-11-19 1982-04-13 Ppg Industries, Inc. Method and apparatus for add-on reinforcement for transparency system for crew module for aircraft
US4377611A (en) * 1980-12-29 1983-03-22 Swedlow, Inc. Plastic transparencies having improved resistance to cracking
US5366577A (en) * 1991-11-13 1994-11-22 Nordam Method of manufacturing a lens for use as a part of an aircraft

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE454684A (ja) 1943-03-19
US2834998A (en) 1954-01-25 1958-05-20 Douglas Aircraft Co Inc Means for mounting a frangible expanse to a vibratile support
GB1050384A (ja) * 1963-03-22 1900-01-01
GB1060031A (en) * 1965-01-06 1967-02-22 British Aircraft Corp Ltd Improvements in mountings for aircraft windscreens
GB1272774A (en) * 1968-08-23 1972-05-03 English Electric Co Ltd Laminated structures
GB1406441A (en) * 1972-03-13 1975-09-17 Triplex Safety Glass Co Laminated transparent assemblies
US3919022A (en) * 1974-02-21 1975-11-11 Ppg Industries Inc Window panel edge construction
US4046933A (en) * 1975-09-16 1977-09-06 Ppg Industries, Inc. Laminated window structure and its method of fabrication
US4078107A (en) * 1976-06-28 1978-03-07 Ppg Industries, Inc. Lightweight window with heating circuit and anti-static circuit and a method for its preparation
US4204374A (en) 1977-11-10 1980-05-27 The Sierracin Corporation Edge design for impact resistant windshield
JPS6450929U (ja) * 1987-09-25 1989-03-29
US5002820A (en) * 1989-05-25 1991-03-26 Artistic Glass Products Laminated safety glass
US5251986A (en) * 1992-08-10 1993-10-12 Grumman Aerospace Corporation Bushing assembly
GB9306445D0 (en) * 1993-03-27 1993-05-19 Pilkington Aerospace Ltd Aircraft glazings
US5796055A (en) 1997-01-13 1998-08-18 Ppg Industries, Inc. Sound absorbing article and method of making same
US8349105B2 (en) * 2008-04-17 2013-01-08 The Boeing Company Curved composite frames and method of making the same

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4324373A (en) * 1979-11-19 1982-04-13 Ppg Industries, Inc. Method and apparatus for add-on reinforcement for transparency system for crew module for aircraft
US4377611A (en) * 1980-12-29 1983-03-22 Swedlow, Inc. Plastic transparencies having improved resistance to cracking
US5366577A (en) * 1991-11-13 1994-11-22 Nordam Method of manufacturing a lens for use as a part of an aircraft

Also Published As

Publication number Publication date
KR101587079B1 (ko) 2016-01-27
RU2013144582A (ru) 2015-04-20
US20120228428A1 (en) 2012-09-13
JP6110456B2 (ja) 2017-04-05
RU2562090C2 (ru) 2015-09-10
US9254907B2 (en) 2016-02-09
JP2014507338A (ja) 2014-03-27
EP2683607A1 (en) 2014-01-15
KR20130120543A (ko) 2013-11-04
CN103415440A (zh) 2013-11-27
CN103415440B (zh) 2016-11-09
WO2012121813A1 (en) 2012-09-13
BR112013022407A2 (pt) 2016-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6110456B2 (ja) フープ荷重支持の航空機用透明体
RU2465536C2 (ru) Бронестекло
US10202183B2 (en) Deformable aircraft window
JP2007197288A (ja) 合わせガラス及びこれを用いたガラス窓構造
EP2743080B1 (en) Multi-layered transparency and method of producing such a multi-layered transparency
US20220250731A1 (en) Lightweight aircraft window with low drag
US10573772B2 (en) Composite vehicle skin co-cured with solar-cell array
US20190233078A1 (en) Aeronautic glazing comprising a sheet of acrylic polymer having improved mechanical properties
RU2771543C2 (ru) Авиационное ламинированное остекление с высокой стойкостью к разрушению при столкновении с птицами
KR20160124395A (ko) 폴리카보네이트-유리 접합시트 및 이의 제조방법
WO2022129751A1 (fr) Vitrage feuilleté à plusieurs panneaux, dont une zone de juxtaposition de panneaux voisins est renforcée par insertion d'un élément structurant
CN104057679B (zh) 大阻尼高刚度复合材料多层夹芯精密仪表板
US11472163B2 (en) Heating glazing made of a structural plastic material
RU2020121191A (ru) Авиационное ламинированное остекление с минимальной деформацией в случае поломки всех его стеклянных листов
BE1013037A3 (fr) Vitrage feuillete de securite.
EP3369794B1 (en) Laminated structure
CN107485319A (zh) 用于淋浴间的玻璃元件
NL2005028C2 (en) Laminate and airplane provided with such a laminate.
AU2015230866B2 (en) Fire-retarding apparatus and methods of their manufacture
RU2022103747A (ru) Облегченный авиационный иллюминатор с низким лобовым сопротивлением
JP2013119509A (ja) 複層ガラスおよびルーフ構成体
BR112020000517B1 (pt) Camada intercalar de plástico viscoeslástico, vidraça laminada, uso de uma vidraça e método de fabricação de uma camada intercalar
BR112020000517A2 (pt) polímero híbrido para camada intercalar de plástico viscoeslástico

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6110456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250