JP2016025165A - 光照射装置 - Google Patents

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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies

Abstract

【課題】簡単な構成で略均一な照射強度のライン状の光を出射可能な光照射装置を提供する。【解決手段】照射面上に、第1方向Xに延び、かつ、第1方向Xと直交する第2方向Yに所定の線幅を有するライン状の光を照射する光照射装置1が、基板と、第1方向X及び第2方向Yと直交する第3方向Zに光軸の向きを揃えて、基板の表面に第1方向Xに沿って所定の間隔をおいて並べて配置された複数の光源と、内部に第1方向Xに沿って冷媒が流れる流路123が形成され、基板の裏面に当接するように設けられたヒートシンク120と、をそれぞれ有する複数の光照射ユニットを備え、複数の光照射ユニットは、冷媒が流路123内を第1方向Xに流れるN(Nは自然数)個の第1光照射ユニット100a、100b、100cと、冷媒が流路123内を第1方向Xとは反対の方向に流れるN又はN+1個の第2光照射ユニット200a、200bと、から成る。【選択図】図1

Description

本発明は、ライン状の光を照射する光照射装置に関し、特に、複数の光源がライン状に配置された光照射ユニットを複数備えた光照射装置に関する。
従来、オフセット枚葉印刷用のインキとして、紫外光の照射により硬化する紫外線硬化型インキが用いられている。また、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル等、FPD(Flat Panel Display)回りの接着剤として、紫外線硬化樹脂が用いられている。このような紫外線硬化型インキや紫外線硬化樹脂の硬化には、一般に、紫外光を照射する紫外光照射装置が用いられるが、特にオフセット枚葉印刷やFPDの用途においては、幅広の照射領域を照射する必要があるため、ライン状の照射光を照射する紫外光照射装置が用いられる。
紫外光照射装置としては、従来から高圧水銀ランプや水銀キセノンランプ等を光源とするランプ型照射装置が知られているが、近年、消費電力の削減、長寿命化、装置サイズのコンパクト化の要請から、従来の放電ランプに替えて、複数のLED(Light Emitting Diode)を1つの基板や基台上に直線状に並べて搭載し、光源として利用した紫外光照射装置が開発されている。
しかしながら、光源としてLEDを用いると、投入した電力の大半が熱となるため、LED自身が発熱する熱によって発光効率と寿命が低下するといった問題があり、熱の処理が問題となる。このため、LEDを光源として利用した紫外光照射装置においては、LEDで発生する熱を強制的に放熱する構成が採られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の紫外光照射装置(光源ユニット)は、基台(ヘッダ)と、基台上に直線状に並べて配置された複数のLEDとを備えている。基台には、冷却水を流すための流路がLEDの並び方向に沿って複数形成されており、この流路に冷却水を流すことで、各LEDが冷却されるようになっている。また、冷却水をLEDの並び方向に沿って、一方向にのみ流すと、冷却水の上流側と下流側とで温度差ができ、LED間にも温度差が発生し、LEDの照射強度にバラツキが生じるため、特許文献1に記載の紫外光照射装置においては、180度向きの異なる2方向に冷却水を流し、LED間の温度差を低減させている。
特開2009−064987号公報
このように、特許文献1の構成によれば、180度向きの異なる(つまり、温度の異なる)2方向の冷却水が基台内を流れるため、異なる方向に流れる冷却水の間で熱交換が行われ、基台の温度が平均化される。このため、各LEDの温度も略等しくなり、LEDの温度特性に起因する照射強度のバラツキが抑えられ、略均一な照射強度のライン状の光が得られる。
しかしながら、特許文献1の紫外光照射装置のように、基台に複数の流路を形成し、各流路を流れる冷却水の熱交換によって基台の温度を(つまり、LEDの温度)を平均化する構成の場合、冷却水の熱交換が十分に行われるように、各流路をできる限り近接して配置する必要がある。このため、各流路の断面積や曲げ半径などが制限され、冷却水の圧力損失が増大して所定の流量が得られなくなり、効率の良い冷却ができなくなるといった問題が発生する。また、基台に複数の流路を形成するためには、精密な加工を要し、また加工時間も長くなるため、コストアップにつながるし、また大面積の基台、長尺の基台、又は曲面状の基台の場合、その内部に複数の流路を形成するのは極めて困難である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で略均一な照射強度のライン状の光を出射可能な光照射装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の光照射装置は、照射面上に、第1方向に延び、かつ、第1方向と直交する第2方向に所定の線幅を有するライン状の光を照射する光照射装置であって、基板と、第1方向及び第2方向と直交する第3方向に光軸の向きを揃えて、基板の表面に第1方向に沿って所定の間隔をおいて並べて配置された複数の光源と、内部に第1方向に沿って冷媒が流れる流路が形成され、基板の裏面に当接するように設けられたヒートシンクと、をそれぞれ有する複数の光照射ユニットを備え、複数の光照射ユニットは、冷媒が流路内を第1方向に流れるN(Nは自然数)個の第1光照射ユニットと、冷媒が流路内を第1方向とは反対の方向に流れるN又はN+1個の第2光照射ユニットと、から成ることを特徴とする。
このような構成によれば、第1光照射ユニットの流路内を流れる冷媒の向きと、第2光照射ユニットの流路内を流れる冷媒の向きとが180度異なり、2種類の照射強度分布の紫外光が照射面上に照射される。そして、照射面上においては、2種類の照射強度分布の紫外光が平均化されるため、第1方向に略均一な照射強度のライン状の光が得られる。
また、第1光照射ユニット及び第2光照射ユニットは、第3方向から見たときに、第2方向に沿って交互に配置されていることが望ましい。また、この場合、第2方向に沿って交互に配置された第1光照射ユニット及び第2光照射ユニットの流路が、第2方向の配置順に直列に接続されていることが望ましい。
また、第1光照射ユニット及び第2光照射ユニットのそれぞれは、各光源の光路上に配置され、各光源からの光を略平行光となるように整形する複数の光学素子をさらに有し、第1光照射ユニット及び第2光照射ユニットは、第1方向から見たときに、第1光照射ユニット及び第2光照射ユニットから出射される出射光が照射面上の所定の集光位置に集光するように、所定の集光位置を中心とする円弧上に配置される構成とすることができる。
また、光源が、少なくとも1つ以上のLED素子より構成されていることが望ましい。
また、光が、紫外線硬化型樹脂に作用する波長を含む光であることが望ましい。
以上のように、本発明によれば、簡単な構成を採りつつも、略均一な照射強度のライン状の光を出射可能な光照射装置が実現される。
本発明の実施形態に係る光照射装置の構成を説明する外観図である。 図1の光照射装置の側面図である。 本発明の実施形態に係る光照射装置に備わるLEDモジュールの構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係る光照射装置のLEDモジュールに備わるヒートシンクの構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係る光照射装置に備わる第1光照射ユニット及び第2光照射ユニットの各ヒートシンク内を流れる冷媒の向きを説明する模式図である。 本発明の実施形態に係る光照射装置から出射されるライン状の紫外光のX軸方向の照射強度分布である。 本発明の実施形態に係る光照射装置のLEDモジュールに備わるヒートシンクの変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る光照射装置1の構成を説明する外観図である。本実施形態の光照射装置1は、オフセット枚葉印刷用のインキとして用いられる紫外線硬化型インキや、FPD等で接着剤として用いられる紫外線硬化樹脂を硬化させる光源装置に搭載される装置であり、後述するように照射対象物の上方に配置され、照射対象物に対してライン状の紫外光を出射する。本明細書においては、光照射装置1から出射されるライン状の紫外光の長手(線長)方向をX軸方向(第1方向)、短手(線幅)方向をY軸方向(第2方向)、X軸及びY軸と直交する方向をZ軸方向(第3方向)と定義して説明する。図1(a)は、Z軸方向から見たときの光照射装置1の上面図であり、図1(b)は、Y軸方向から見たとき(図1(a)の下側から上側に見たとき)の光照射装置1の正面図であり、図1(c)は、Z軸方向から見たとき(図1(b)の下側から上側に見たとき)の光照射装置1の底面図である。また、図2は、X軸方向から見たとき、(図1(c)の左側から右側に見たとき)の光照射装置1の側面図である。
図1及び図2に示すように、光照射装置1は、3個の第1光照射ユニット100a、100b、100cと、2個の第2光照射ユニット200a、200bと、3個の第1光照射ユニット100a、100b、100c及び2個の第2光照射ユニット200a、200bをY軸方向に連結する5個の連結アーム301と、を備え、不図示のケースに収容されている。第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bは、共にX軸方向に平行なライン状の紫外光を出射するユニットである。図1(a)及び図1(c)に示すように、本実施形態の第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bは、第1光照射ユニット100a、第2光照射ユニット200a、第1光照射ユニット100b、第2光照射ユニット200b、第1光照射ユニット100cの順に、Y軸方向に沿って交互に配置され、それぞれ樹脂製のパイプ401を介して直列に接続されている。
また、図2に示すように、第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bは、X軸方向から見たときに、円弧状に配置されており、各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bから出射される紫外光は、照射対象物が配置される基準面R上の集光位置F1で交差するように構成されている。そして、第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bからの紫外光が、基準面R上の集光位置F1に向かって出射されたとき、集光位置F1を中心とする線幅LWの範囲が照射されるように構成されている。
次に、第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bの構成について説明する。図1(a)から図1(c)に示すように、本実施形態の第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bのそれぞれは、X軸方向に沿って連結された8個のLEDモジュール110と、8個のLEDモジュール110を冷却するヒートシンク120と、を備えている。なお、本実施形態の第1光照射ユニット100a、100b、100cと第2光照射ユニット200a、200bとは、ヒートシンク120の中を流れる冷媒の方向のみが異なり、その他の構成については共通するため、以下、代表して第1光照射ユニット100aについて説明する。
図3は、LEDモジュール110の構成を説明する図である。図3(a)は、本実施形態のLEDモジュール110をY軸方向から見た平面図である。また、図3(b)は、図3(a)のLEDモジュール110をX軸方向から見た側面図であり、図3(c)は、図3(a)のLEDモジュール110をY軸方向から見た正面図である。なお、図3(a)から図3(c)においては、説明の便宜のため、図面上見えない構成(例えば、LED素子113、球面レンズ115等)を点線で示している。
図3(a)から図3(c)に示すように、本実施形態のLEDモジュール110は、X軸方向及びY軸方向に平行な矩形状の基板111と、基板111上に配置された複数のLED(Light Emitting Diode)素子113(光源)と、各LED素子113の光路上に配置された複数の球面レンズ115及びトロイダルレンズ117と、球面レンズ115及びトロイダルレンズ117を支持するレンズ押え119と、を備えている。
基板111は、熱伝導率の高い材料(例えば、窒化アルミニウム)で形成された矩形状配線基板であり、その表面には、X軸方向に沿って所定の間隔を空けて、10個のLED素子113が搭載されている。また、基板111上には、各LED素子113に電力を供給するためのアノードパターン(不図示)及びカソードパターン(不図示)が形成されており、各LED素子113は、アノードパターン及びカソードパターンにそれぞれハンダ付けされ、電気的に接続されている。アノードパターン及びカソードパターンは、不図示のLED駆動回路と電気的に接続されており、各LED素子113には、アノードパターン及びカソードパターンを介してLED駆動回路からの駆動電流が供給されるようになっている。
LED素子113は、略正方形の発光面を備えたLEDチップ(不図示)を備え、LED駆動回路から駆動電流の供給を受けて、波長385nmの紫外光を出射する半導体素子である。各LED素子113に駆動電流が供給されると、各LED素子113からは駆動電流に応じた光量の紫外光が出射される。そして、各LED素子113から出射された紫外光は、各LED素子113の光路上に配置された球面レンズ115に入射する。
球面レンズ115は、レンズ押え119の底部(LED素子113側の端部)に収容された円形のガラスレンズであり、LED素子113から出射された紫外光を所定の拡がり角の紫外光に成形する。そして、各球面レンズ115を通った紫外光は、同じく各LED素子113の光路上に配置されたトロイダルレンズ117に入射する。
トロイダルレンズ117は、レンズ押え119の先端部に収容された、平面視矩形の平凸ガラスレンズであり、X軸方向とY軸方向とでそれぞれ異なる屈折力を有するレンズである。そのため、LED素子113から出射され、球面レンズ115を透過した紫外光が、トロイダルレンズ117を通ると、X軸方向及びY軸方向にそれぞれ集光されて出射される。そして、各トロイダルレンズ117から出射された紫外光は、隣接するトロイダルレンズ117から出射された紫外光とX軸方向において重なり合い、LEDモジュール110からは、X軸方向に延び、Y軸方向に所定の線幅を有する一本のライン状の紫外光が出射される。
上述したように、本実施形態の第1光照射ユニット100aにおいては、8個のLEDモジュール110がX軸方向に沿って連結されているため(図1(b)、図1(c))、各LEDモジュール110から出射されるライン状の紫外光は、X軸方向に沿ってつながり、第1光照射ユニット100aからは、X軸方向に延び、Y軸方向に所定の線幅を有する一本のライン状の紫外光が出射される。そして、上述したように、本実施形態においては、第1光照射ユニット100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bも第1光照射ユニット100aと同じ構成になっており、第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bからの紫外光が、基準面R上の集光位置F1に集光するように構成されている(図2)。
図4は、本実施形態のヒートシンク120の構成を説明する図である。図4(a)は、図1(b)のA部拡大図であり、図4(b)は、図4(a)のB−B線で切断したヒートシンク120の断面図である。なお、図4(a)においては、説明の便宜のため、図面上見えない構成(例えば、LED素子113、球面レンズ115、冷媒管123等)を点線で示している。
図4(a)及び図4(b)に示すように、ヒートシンク120は、LEDモジュール110の基板111の裏面(LED素子113が搭載される面と反対側の面)に密着するように配置され、各LED素子113で発生した熱を放熱する、いわゆる水冷ヒートシンクである。本実施形態のヒートシンク120は、基板111の裏面に密着する基台121と、内部に冷媒が流れる流路123aが形成された冷媒管123とで構成されている。各LED素子113に駆動電流が流れ、各LED素子113から紫外光が出射されると、LED素子113の自己発熱により温度が上昇し、発光効率が著しく低下するといった問題が発生するため、本実施形態においては、基板111の裏面に密着するようにヒートシンク120を設け、LED素子113で発生する熱を、基板111を介してヒートシンク120に伝導し、強制的に放熱している。なお、ヒートシンク120の材料としては、アルミニウム合金や銅合金等の合金を使用してもよいし、金属以外にも、セラミックス(例えば窒化アルミニウムや窒化ケイ素)や樹脂(例えば金属粉末等の熱伝導性フィラーを添加したPPS(Poly Phenylene Sulfide))を使用してもよい。
基台121は、アルミニウムや銅等の熱伝導性の良好な材料からなる矩形棒状の部材であり、その上面側(連結アーム301の載置面側)には冷媒管123を収容する断面U字状の溝部121aが形成されている(図4(b))。また、基台121の下面(基板111の裏面と対向する面)は、例えば放熱グリスや熱伝導性の高い接着剤を介して、基板111の裏面に密着した状態で取り付けられている。従って、LED素子113から発せられる熱は、速やかに基台121に伝導される。
冷媒管123は、内部に、冷媒が流れる流路123a(貫通孔)が形成された、断面略円形の金属製(例えば、銅、ステンレス鋼)の筒状部材である。冷媒管123は、基台121の溝部121aに収容され、例えば放熱グリスや熱伝導性の高い接着剤を介して、基台121に密着した状態で取り付けられている。従って、基台121に伝導された熱は、速やかに冷媒管123に伝導される。図1、図2及び図4に示すように、冷媒管123のX軸方向両端には、パイプ401が接続されるコネクタ125が設けられており、冷媒は、一方のコネクタ125に接続されたパイプ401を通して流路123a内に供給され、他方のコネクタ125に接続されたパイプ401を通して排出されるようになっている。なお、冷媒としては、水や、不凍液(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、またはそれらと水との混合物)を用いることができ、また水や不凍液には、モリブデン酸ナトリウム水和物や炭素水等の防食剤を添加したものを使用してもよい。
上述したように、本実施形態においては、冷媒管123は、基台121と密着しているため、基台121に伝導された熱は速やかに冷媒管123に伝導される。そして、冷媒が流路123aを流れることにより、冷媒管123に伝導された熱が、冷媒中に放熱されるようになっている。しかしながら、本実施形態においては、冷媒が冷媒管123の流路123a内を一方向に流れる構成であるため、流路123aの上流側(つまり、冷媒が供給される側)で冷媒の温度が低く、下流側(つまり、冷媒が排出される側)で冷媒の温度が高くなり、ヒートシンク120にX軸方向の温度勾配が発生するといった問題がある。そして、ヒートシンク120にX軸方向の温度勾配が発生すると、X軸方向に沿って並ぶ各LED素子113の温度も異なることとなる。一般に、LED素子113の照射強度は、負の温度特性を有するため、ヒートシンク120にX軸方向の温度勾配が発生すると、流路123aの上流側(つまり、冷媒が供給される側)で照射強度が高くなり、下流側(つまり、冷媒が排出される側)で照射強度が低くなり、強度勾配が発生する。そこで、かかる問題を解決するため、本実施形態においては、第1光照射ユニット100a、100b、100cと第2光照射ユニット200a、200bをY軸方向に沿って交互に配置し、第1光照射ユニット100a、100b、100cの冷媒管123内を流れる冷媒の向きと、第2光照射ユニット200a、200bの冷媒管123内を流れる冷媒の向きとが180度異なるように構成している。
図5は、第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bの各冷媒管123内を流れる冷媒の向きを説明する模式図である。なお、図5においては、図面を見易くするために、冷媒管123を省略し、冷媒管123内を流れる冷媒の向きを矢印で示している。
図5に示すように、本実施形態においては、第1光照射ユニット100aの冷媒管123、第2光照射ユニット200aの冷媒管123、第1光照射ユニット100bの冷媒管123、第2光照射ユニット200bの冷媒管123、第1光照射ユニット100cの冷媒管123が、パイプ401を介して直列に接続されている。従って、第1光照射ユニット100aの一方(図5中、左側)のコネクタ125に接続されたパイプ401から冷媒を供給すると、冷媒は、第1光照射ユニット100aの冷媒管123内をX軸方向正側に流れ、第1光照射ユニット100aの他方(図5中、右側)のコネクタ125に接続されたパイプ401から排出される。そして、第1光照射ユニット100aの冷媒管123から排出された冷媒は、第2光照射ユニット200aの冷媒管123に供給され、第2光照射ユニット200aの冷媒管123内をX軸方向負側に流れる。そして、同様にして、第2光照射ユニット200aの冷媒管123から排出された冷媒は、第1光照射ユニット100bの冷媒管123、第2光照射ユニット200bの冷媒管123、第1光照射ユニット100cの冷媒管123を流れ、第1光照射ユニット100cの他方(図5中、右側)のコネクタ125に接続されたパイプ401から排出される。
このように、本実施形態においては、第1光照射ユニット100a、100b、100cのヒートシンク120(つまり、冷媒管123)内を流れる冷媒の向きと、第2光照射ユニット200a、200bのヒートシンク120内を流れる冷媒の向きとが180度異なり、冷媒は、第1光照射ユニット100aの冷媒管123、第2光照射ユニット200aの冷媒管123、第1光照射ユニット100bの冷媒管123、第2光照射ユニット200bの冷媒管123、第1光照射ユニット100cの冷媒管123を順番に、蛇行するように流れる。従って、冷媒の温度は、第1光照射ユニット100a、第2光照射ユニット200a、第1光照射ユニット100b、第2光照射ユニット200b、第1光照射ユニット100cの順に徐々に高温となる。また、第1光照射ユニット100a、100b、100cのヒートシンク120の温度は、X軸方向正側(つまり、図5の右側)ほど高くなり、一方、第2光照射ユニット200a、200bのヒートシンク120の温度は、X軸方向負側(つまり、図5の左側)ほど高くなる。このため、第1光照射ユニット100a、100b、100cから出射される紫外光の照射強度は、X軸方向正側(つまり、図5の右側)ほど低くなり、第2光照射ユニット200a、200bから出射される紫外光の照射強度は、X軸方向負側(つまり、図5の左側)ほど低くなる。そこで、本実施形態においては、このように照射強度分布の異なる(つまり、強度勾配の異なる)第1光照射ユニット100a、100b、100cからの紫外光と、第2光照射ユニット200a、200bからの紫外光とを、基準面R上の集光位置F1に集光させることで、照射強度分布の差をキャンセルさせ(つまり、平均化し)、基準面R上において、略均一な照射強度のライン状の光が得られるように構成している。
図6は、本実施形態の光照射装置1から出射されるライン状の紫外光を、光照射装置1の不図示のケース(光出射窓)から10mmの距離をおいて配置された照射対象物上に照射したときの、X軸方向の照射強度分布である。図6の横軸は、光照射装置1から出射されるライン状の紫外光の長手方向(X軸方向)中心を0(mm)としたときの照射位置(mm)であり、縦軸は、照射対象物上における紫外光の照射強度(mW/cm)である。図6に示すように、本実施形態の構成によれば、光照射装置1からは、X軸方向に長さ約1000mmの略均一な照射強度(約10000(mW/cm))のライン状の紫外光が出射されていることがわかる。
以上が本実施形態の説明であるが、本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。
例えば、本実施形態の各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bにおいては、10個のLED素子113を有するLEDモジュール110が8個連結され、X軸方向に沿って80個のLED素子113が並ぶ構成として説明したが、LED素子113の個数(つまり、LEDモジュール110に搭載されるLED素子113の個数及びLEDモジュール110の個数)は、求められる仕様に応じて適宜増減することができる。また、各LED素子113が、その内部に複数のLEDチップ(ダイ)を有する構成とすることもできる。
また、本実施形態の光照射装置1は、3個の第1光照射ユニット100a、100b、100cと、2個の第2光照射ユニット200a、200bを有するものとして説明したが、基準面R上において照射強度分布の差が平均化され略一様な照射強度となればよく、第1光照射ユニットと第2光照射ユニットは、ともにN個(Nは自然数)のユニットで構成してもよく、また、いずれか一方をN個のユニットで構成し、いずれか他方をN+1個のユニットで構成してもよい。なお、この場合、Nは、必要とされる紫外光の照射強度に応じて適宜設定される。
また、本実施形態の第1光照射ユニット100a、100b、100c及び第2光照射ユニット200a、200bは、X軸方向から見たときに、円弧状に配置されており、各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bから出射される紫外光が、基準面R上の集光位置F1で交差するように構成されているとしたが、このような構成に限定されるものではない。例えば、本実施形態の光照射装置1が、オフセット枚葉印刷用のインキとして用いられる紫外線硬化型インキを硬化させる用途に使用される場合、Y軸方向に沿って流れる照射対象物に対して、所定のエネルギー(つまり、積算光量)の紫外光を照射すればよいため、必ずしも各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bから出射される紫外光が、同じ位置に照射される必要はなく、例えば、各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bから出射される紫外光が、照射対象物上において、Y軸方向の異なる位置にそれぞれ入射するように構成してもよい。このような構成によれば、照射強度分布の異なる(つまり、強度勾配の異なる)第1光照射ユニット100a、100b、100cと第2光照射ユニット200a、200bからの紫外光が、照射対象物上の異なる位置に照射されることとなるが、照射対象物が紫外光に対して相対的に移動するため、照射対象物のX軸方向における積算光量としては、略均一となる。
また、本実施形態の各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bは、複数の球面レンズ115及びトロイダルレンズ117を有し、各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bからは、X軸方向に延び、Y軸方向に所定の線幅を有する一本のライン状の紫外光が出射されるものとして説明したが、必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bが、球面レンズ115及びトロイダルレンズ117を有さず、各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bから出射される紫外光が、X軸方向及びY軸方向に所定の拡がり角で拡がる構成とすることもできる。この場合、各第1光照射ユニット100a、100b、100c及び各第2光照射ユニット200a、200bから出射される紫外光が、それぞれ重なり合う照射エリアにおいては、X軸方向において強度勾配の異なる紫外光が重なり合うことにより照射強度分布(強度勾配)の差をキャンセルさせ(つまり、平均化し)、結果としてX軸方向に略均一な照射強度のエリア状照射分布が得られる。
また、本実施形態においては、第1光照射ユニット100a、100b、100cと第2光照射ユニット200a、200bをY軸方向に沿って交互に配置し、パイプ401を介して直列に接続する構成としたが、このような構成に限定されるものではない。例えば、各第1光照射ユニット100a、100b、100cと各第2光照射ユニット200a、200bを独立して配置し、それぞれに対して個別に冷媒を流す構成とすることもできる。なお、この場合、第1光照射ユニット100a、100b、100cと第2光照射ユニット200a、200bは、必ずしもY軸方向に沿って交互に配置される必要はない。
また、本実施形態のLED素子113は、波長385nmの紫外光を出射するものとして説明したが、他の波長の紫外光を出射するものであってもよく、また可視光や赤外光を出射するものであってもよい。また、光照射装置1の用途は、紫外線硬化型インキや紫外線硬化樹脂を硬化させるものに限定されるものでもない。
また、本実施形態のヒートシンク120の冷媒管123は、断面略円形の筒状部材として説明したが、冷媒を流すことができればよく、例えば、断面略矩形の筒状部材とすることもできる。なお、この場合、基台121の溝部121aの断面形状を、冷媒管123を収容できるような形状とすればよい。また、冷媒管123は必ずしも必要ではなく、基台121自体を筒状に構成し、その内部に流路を形成することもできる。
図7は、本実施形態のヒートシンク120の変形例を説明する図である。図7(a)は、第1の変形例のヒートシンク120Aを示す断面図であり、図7(b)は、第2の変形例のヒートシンク120Bを示す断面図である。
図7(a)に示すように、ヒートシンク120Aは、基台121Aの内部に断面矩形状の流路123aAが形成されている点で本実施形態のヒートシンク120とは異なる。また、図7(b)に示すように、ヒートシンク120Bは、基台121Bの内部に断面円形状の流路123aBが形成されている点で本実施形態のヒートシンク120とは異なる。ヒートシンク120A、120Bのように、基台121A、121Bの内部に流路123aA、123abを形成すると、冷媒管123が不要になると共に、基台121A、121Bと冷媒との間の熱抵抗が低くなるため、冷却能力が高くなる。
なお、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 光照射装置
100a、100b、100c 第1光照射ユニット
110 LEDモジュール
111 基板
113 LED素子
115 球面レンズ
117 トロイダルレンズ
119 レンズ押え
120、120A、120B ヒートシンク
121、121A、121B 基台
123 冷媒管
123a、123aA、123aB 流路
125 コネクタ
200a、200b 第2光照射ユニット
301 連結アーム
401 パイプ

Claims (6)

  1. 照射面上に、第1方向に延び、かつ、前記第1方向と直交する第2方向に所定の線幅を有するライン状の光を照射する光照射装置であって、
    基板と、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に光軸の向きを揃えて、前記基板の表面に前記第1方向に沿って所定の間隔をおいて並べて配置された複数の光源と、内部に前記第1方向に沿って冷媒が流れる流路が形成され、前記基板の裏面に当接するように設けられたヒートシンクと、をそれぞれ有する複数の光照射ユニットを備え、
    前記複数の光照射ユニットは、
    前記冷媒が前記流路内を前記第1方向に流れるN(Nは自然数)個の第1光照射ユニットと、
    前記冷媒が前記流路内を前記第1方向とは反対の方向に流れるN又はN+1個の第2光照射ユニットと、
    から成ることを特徴とする光照射装置。
  2. 前記第1光照射ユニット及び前記第2光照射ユニットは、前記第3方向から見たときに、前記第2方向に沿って交互に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記第2方向に沿って交互に配置された前記第1光照射ユニット及び前記第2光照射ユニットの前記流路が、前記第2方向の配置順に直列に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
  4. 前記第1光照射ユニット及び前記第2光照射ユニットのそれぞれは、前記各光源の光路上に配置され、前記各光源からの光を略平行光となるように整形する複数の光学素子をさらに有し、
    前記第1光照射ユニット及び前記第2光照射ユニットは、前記第1方向から見たときに、前記第1光照射ユニット及び前記第2光照射ユニットから出射される出射光が前記照射面上の所定の集光位置に集光するように、前記所定の集光位置を中心とする円弧上に配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光照射装置。
  5. 前記光源が、少なくとも1つ以上のLED(Light Emitting Diode)素子より構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光照射装置。
  6. 前記光が、紫外線硬化型樹脂に作用する波長を含む光であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光照射装置。
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