JP2016024988A - プラグ保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラグの背面を略垂直に押圧することのできるプラグ保持装置を提供する。【解決手段】プラグ5をプラグ受けとしてのコンセント6に接続した状態に保持するプラグ保持装置1である。そして、プラグ保持装置1は、コンセント5が配置される壁7の表面に対して略垂直に取り付けられる支持脚部材2と、支持脚部材2に取り付けられて、壁7の表面に対して略垂直に前記プラグの背面側に取り付けられた治具の背面を押圧するように構成される押圧部材3とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、プラグをプラグ受けに接続した状態に保持するプラグ保持装置に関するものである。
従来から、電気機器等に電気を供給するために、ケーブルの一方の端部に配置されたプラグを壁側のコンセントに接続するようになっている。また、機器側でも、ケーブルの他方の端部に配置されたプラグをインレットに接続するようになっている。
しかしながら、プラグをコンセント又はインレットに差し込んでも、不用意にプラグが抜ける場合があった。つまり、プラグ先端の刃部材をばねで付勢された刃受部材で挟持させて、摩擦力のみによって抜けを防止することは困難であった。
このようにプラグが抜けたり緩んだりすると、刃部材と刃受部材との間の接触電気抵抗が増えたり、刃部材及び刃受部材が振動して電圧を発生させたりする、といった問題がある。さらに、医療機器等の重要な機器では、プラグが抜けると生命に関わる大きな問題となる。他にも、例えば、会社や工場などで誤って担当者以外の人が重要な機器のプラグを抜いてしまったり、カラオケボックスにおいていたずらでカラオケ機器のプラグを抜いたりする、といった問題も発生している。このように、故意、人為的、自然発生的を問わず、電源プラグ又はIECプラグが抜けると、記憶装置(例えば、HDD(ハードディスクドライブ))等を内蔵した測定機器、工作機器、設備、通信データを記憶する通信カラオケ、及び通信ゲームなどは、(本体を正規にシャットダウンしないため)記憶データを破壊する恐れがある。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1のコネクタ保持装置は、接続端子を内蔵するコネクタボディ部を相手側部材に接近させる方向に、接続端子を押圧する押圧手段を開示している。この構成によれば、コネクタボディ部を相手側部材と一緒に連結されている状態にすることができる。
しかしながら、前述した特許文献1の構成は、プラグの背面が平面であることを前提とした技術である。したがって、プラグの背面に起伏・傾斜がある場合には、相手側のコンセント又はインレットなどのプラグ受けに対して、プラグを垂直に押圧することはできなかった。さらに、現在では、様々な形状や大きさの電源プラグが出回っているため、前述した特許文献1の構成では、対応できない、という問題もあった。
そこで、本発明は、プラグを間接的に略垂直に押圧することのできるプラグ保持装置を提供することを目的としている。
そこで、本発明は、プラグを間接的に略垂直に押圧することのできるプラグ保持装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明のプラグ保持装置は、プラグをプラグ受けに接続した状態に保持するプラグ保持装置であって、プラグ受けが配置される壁又は筐体の表面に対して略垂直に取り付けられる支持脚部材と、前記支持脚部材に取り付けられて、前記壁又は筐体の表面に対して略垂直に前記プラグの背面側に取り付けられた治具の背面を押圧するように構成される押圧部材とを備える。
このように、本発明のプラグ保持装置は、プラグ受けが配置される壁又は筐体の表面に対して略垂直に取り付けられる支持脚部材と、支持脚部材に取り付けられて、壁又は筐体の表面に対して略垂直に前記プラグの背面側に取り付けられた治具の背面を押圧するように構成される押圧部材とを備えることを特徴としている。したがって、壁又は筐体の表面に対して略垂直に間接的にプラグを押圧することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施例1では、プラグ5を壁7のコンセント6(プラグ受け)に接続する場合について説明する。
まず、図1を用いて本実施例のプラグ保持装置1の全体構成を説明する。本実施例のプラグ保持装置1は、プラグ5をプラグ受けとしてのコンセント6に接続した状態に保持するものである。プラグ保持装置1は、コンセント6が配置される壁7の表面に対して略垂直に取り付けられる2つの支持脚部材2、2と、支持脚部材2、2に取り付けられて壁7の表面に対して略垂直にプラグ5の背面を押圧するように構成される押圧部材3とを備えている。また、プラグ保持装置1は、押圧部材3と支持脚部材2とを重ねた状態で、両者をまとめて把持するように外側に嵌合されて、壁7の表面に対して略垂直な方向にのみ押圧部材3を移動できるようにするガイド部材8をさらに備えている。なお、図1では、説明の便宜のため、コンセント6に2組ある差込孔のうち上部にだけプラグ5を差し込んだ状態について説明するが、もちろん、下部の差込孔にもプラグ5を差し込むこともできる。
コンセント6は、単相AC100V〜125Vにおいては、3P(接地2P)と呼ばれるプラグ5の3つの刃部材(ホット、コールド、アース)に対応して、3つの差込孔の内部に刃受部材を備えている。コンセント6の前面は、長方形のプレートで覆われており、プレートには後述する支持脚部材2の底板部21が取り付けられている。コンセント6の前面(表面)は、壁7の表面に概ね連続しており、壁7の表面と平行な面をなす。なお、プラグ5は、単相100Vの2Pと呼ばれる2つの刃部材を有するタイプであってもよい。さらに、AC100Vに限らず、AC200V、又は、複相である三相AC200Vで使用される4P(接地3P)等にも応用可能である。また、コンセント6に3つの差込孔が2組配置される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、1組でもよいし、3組以上であってもよい。
支持脚部材2は、図1、図2に示すように、全体として金属板をL字状に折り曲げて形成される。具体的にいうと、支持脚部材2は、コンセント6のプレートにネジによって取り付けられる底板部21と、底板部21から直角に折り曲げられて壁7の表面に対して略直角に突出する側板部22と、側板部22の側面に取り付けられる突起部23とを備えている。なお、本実施例では、支持脚部材2を左右2つ用いる場合について説明したが、支持脚部材は片側の1つのみであってもよい。すなわち、特に、機器の背面では、他の接続端子が密集しており、スペースが制限されるため、支持脚部材を1つのみ用いることが好ましい(図12参照)。ただし、スペースに余裕があれば、電源プラグ、インレットプラグを問わず、左右に支持脚部材2、2を備えることで、より正確に垂直に押圧することができる。
底板部21は、中央近傍に取付孔21aが設けられて、コンセント6の差込孔の両側に1つずつネジでプレートに固定されている。プラグ5のための空間を広くとるために、側板部22が外側になる向きに固定される。底板部21は、コンセント6の表面に平行に配置され、コンセント6の表面と面接触する。さらに、底版部21には、取付孔21aにネジ(ビス)を挿通して固定する際に、供回りしないように、取付孔21aに隣接してダボ用の孔を備えている。
側板部22は、底板部21に対して直角に折り曲げられて形成されるため、コンセント6の前面をなすプレートに対しても略垂直に突出するように形成される。側板部22には、底板部21に隣接する基端側から先端側に向かって、所定間隔をあけて複数(図2では4つ)の取付孔22a、・・・が設けられている。そして、プラグ5の長さに応じて、これらの取付孔22a、・・・のいずれかに、座金及びネジから構成される旋回軸24が取り付けられる。側板部22は、壁7に対して略垂直な姿勢となっているため、旋回軸24は壁7に対して略平行に配置されることになる。
突起部23は、直方体状に構成されるものであり、平行な面間を貫通する螺合孔23aが設けられる。この螺合孔23aの方向が底板部21に対して垂直になるように、突起部23は、側板部22の内側面における先端寄りに、取付孔22aを避けて幅方向片側に寄った位置に取り付けられる。なお、鋳造によって支持脚部材2を成形する場合には、突起部23は、幅方向の中央近傍に取付孔22aと重なる位置に配置することもできる。
また、押圧部材3は、図1、図3に示すように、全体として金属板をコ字状に折り曲げて形成される。具体的にいうと、押圧部材3は、プラグ5の背面に押し当てられる押圧面部31と、押圧面部31の両側を曲げて形成される、支持脚部材2の2つの側板部22、22に沿わされる2つの側板部32、32とを備えている。なお、支持脚部材2を1つのみ用いる場合には、側板部32も1つのみとなる。
押圧面部31は、中央近傍にプラグ5に繋がるケーブルを通すための切欠きであるケーブル通し部31bを備え、ケーブル通し部31bの両側には挿通孔31a、31aが設けられている。挿通孔31aは、押圧部材3を支持脚部材2に取り付けた状態で、壁7に垂直な方向にみて螺合孔23aに対応する位置に配置されている。
なお、図示しないが、押圧面部31のプラグ5の背面と接触する内面には、プラグ5の背面の起伏形状(不陸)や傾斜に追従して変形できる緩衝部材を取り付けることもできる。緩衝部材としては、プラグ5の起伏に応じて異なる材質のものを用いることができる。例えば、低反発ウレタンやソルボセインなどを用いることが好ましい。これらの素材には振動吸収効果があるため、刃部材と刃受部材との間の接触電気抵抗が増えたり、刃部材及び刃受部材が振動して電圧を発生させたりする、といった問題を、プラグ保持装置1と併せていっそう低減することができる。
側板部32は、押圧面部31に対して直角に折り曲げられて形成され、支持脚部材2の側板部22に沿うように接して略平行に配置される。したがって、押圧面部31は、コンセント6の表面に平行に配置されている。側板部32には、基端側から先端側に向かって、所定の長さの長孔32aが設けられている。そして、長孔32aに、いずれかの取付孔22aに取り付けられた旋回軸24が挿通される。したがって、押圧部材3は、支持脚部材2に対して、旋回自在かつ摺動自在に移動できるようになる。
そして、プラグ保持装置1の取付手順が完了した状態では、図1に示すように、押圧部材3の押圧面部31に設けた挿通孔31aに、ボルト4を挿通したうえで、支持脚部材2の突起部23の螺合孔23aに螺合させて締め付ける。このような構成によって、壁7の表面に対して略垂直にプラグ5の背面を押圧することができるようになる。
すなわち、左右の旋回軸24、24の位置及びボルト4、4の位置の合計4箇所で固定されることで、押圧面部31を壁7に対して平行に保持することができるようになる。より詳細にいうと、上下方向の回転に対しては旋回軸24及びボルト4の壁からの距離の違いによるモーメントで対抗し、左右方向の回転に対しては旋回軸24及びボルト4の左右の位置の違いによるモーメントと両側にある支持脚部材2、2によるモーメントとによって対抗する。
(ガイド部材について)
ここで、図4及び図5を用いて、ガイド部材8について説明する。上述したように、ガイド部材8は、押圧部材3と支持脚部材2とを重ねた状態で、両者をまとめて把持するようにこれらの部材の外側に嵌合されて、壁7の表面に対して略垂直な方向にのみ押圧部材3を移動できるようにする。
ここで、図4及び図5を用いて、ガイド部材8について説明する。上述したように、ガイド部材8は、押圧部材3と支持脚部材2とを重ねた状態で、両者をまとめて把持するようにこれらの部材の外側に嵌合されて、壁7の表面に対して略垂直な方向にのみ押圧部材3を移動できるようにする。
ガイド部材8は、金属板によって全体として矩形の略平板状に形成され、図8に示すように、長孔81aを有する側板部81と、側板部81に垂直なフランジ部82とを備えている。ガイド部材8の側板部81の長さ及び幅は、押圧部材3の側板部32の長さ及び幅と略同一となっている。なお、ガイド部材8は、支持脚部材2の使用本数に限らず、さらに、押圧部材3の種類に限らず使用できる。
側板部81は、押圧部材3の側板部32の外側に接触させられ、押圧部材3の側板部32及び支持脚部材2の側板部22に平行に重ね合わされ、長穴81aに座金及びネジから構成される旋回軸24を挿通することによって取り付けられる。したがって、ガイド部材8は、押圧部材3及び支持脚部材2の両方に対して摺動自在である。
フランジ部82は、側板部81の長孔81aと平行な2辺に沿って、側板部81と略垂直に取り付けられる。側板部81からのフランジ部82の突出高さは、重ね合わせた状態で押圧部材3の側板部32及び支持脚部材2の側板部22の上縁及び下縁を覆う高さとなっている。このため、2つの側板部32及び側板部22と重ね合わされた状態で、両者の相対的な上下動を抑制することができる。
さらに、フランジ部82の長孔81aに沿う方向の長さは、側板部81の全長(押圧部材3の側板部32の全長と同じ)よりも短くなっている。このような構成によって、ガイド部材8の位置によって、支持脚部材2に対する押圧部材3の旋回動作(上下動)を抑制できる。
すなわち、図5(a)に示すように、ガイド部材8をコンセント6側に摺動させて、支持脚部材2の側板部22及び押圧部材3の側板部32の上下の側端面にフランジ部82を接触させた状態では、支持脚部材2に対して押圧部材3は旋回しない。
一方、図5(b)に示すように、ガイド部材8を押圧部材3側に摺動させて、押圧部材3の側板部32の上下の側端面のみにフランジ部82を接触させた状態では、支持脚部材2に対して押圧部材3は旋回するようになる。
(手順)
(手順)
次に、図6〜図9を用いて、本実施例のプラグ保持装置1によって、プラグ5をプラグ受けとしてのコンセント6に接続した状態で保持する手順(1)〜(4)について説明する。
(1)プラグ差込直前(図6)
プラグ5(不図示)の差込前は、プラグ5をコンセント6の差込孔に差し込むときに邪魔にならないように、押圧部材3を支持脚部材2に取り付けた状態で、押圧部材3を上(又は下)に旋回させて持ち上げておく。ガイド部材8は、支持脚部材2に対する押圧部材3の回転を許すように、押圧部材3側に引き抜かれている。
プラグ5(不図示)の差込前は、プラグ5をコンセント6の差込孔に差し込むときに邪魔にならないように、押圧部材3を支持脚部材2に取り付けた状態で、押圧部材3を上(又は下)に旋回させて持ち上げておく。ガイド部材8は、支持脚部材2に対する押圧部材3の回転を許すように、押圧部材3側に引き抜かれている。
(2)プラグ差込直後(図7)
プラグ5を手で持ってコンセント6の差込孔に挿す。すなわち、3つの刃部材を差込孔の内部の刃受部材によって挟持させる。この状態では、プラグ5を手で持って壁7から引き離すことでプラグ5を引き抜くことができる。ガイド部材8は、引き抜かれた状態のままである。
プラグ5を手で持ってコンセント6の差込孔に挿す。すなわち、3つの刃部材を差込孔の内部の刃受部材によって挟持させる。この状態では、プラグ5を手で持って壁7から引き離すことでプラグ5を引き抜くことができる。ガイド部材8は、引き抜かれた状態のままである。
(3)押圧部材を旋回・摺動(図8)
押圧部材3を、押圧面部31のケーブル通し部31bがケーブルに対応する位置まで手(不図示)で持って旋回させる。押圧部材3の内面はプラグ5の背面と接触していない。ガイド部材8は、引き抜かれた状態のままである。
押圧部材3を、押圧面部31のケーブル通し部31bがケーブルに対応する位置まで手(不図示)で持って旋回させる。押圧部材3の内面はプラグ5の背面と接触していない。ガイド部材8は、引き抜かれた状態のままである。
(4)押圧部材を締付(図9)
図9(a)に示すように、ガイド部材8を支持脚部材2側(壁7側)に押し込んで、押圧部材3の旋回移動を制止する。すなわち、ガイド部材8のフランジ部82、82によって、支持脚部材2の側板部22及び押圧部材3の側板部32の上下縁部を把持して、両者の相対的な回転を防止する。
図9(a)に示すように、ガイド部材8を支持脚部材2側(壁7側)に押し込んで、押圧部材3の旋回移動を制止する。すなわち、ガイド部材8のフランジ部82、82によって、支持脚部材2の側板部22及び押圧部材3の側板部32の上下縁部を把持して、両者の相対的な回転を防止する。
次に、図9(b)に示すように、押圧部材3を押し込んでプラグ5の背面に接触させる。そして、プラグ5の背面に接触させた状態で、ボルト4を押圧面部31の挿通孔31aに挿通させ、さらに支持脚部材2の突起部23の螺合孔23aに螺合させて締め付ける。
(効果)
次に、本実施例のプラグ保持装置1の効果を列挙して説明する。
次に、本実施例のプラグ保持装置1の効果を列挙して説明する。
(1)本実施例のプラグ保持装置1は、プラグ5をプラグ受けとしてのコンセント6に接続した状態に保持するプラグ保持装置1である。そして、プラグ保持装置1は、コンセント5が配置される壁7の表面に対して略垂直に取り付けられる支持脚部材2と、支持脚部材2に取り付けられて、壁7の表面に対して略垂直にプラグ5の背面を押圧するように構成される押圧部材3とを備えている。
このような構成によれば、壁7の表面に対して略垂直にプラグ5の背面を押圧することができる。すなわち、押圧部材3を壁7の表面に対して略垂直方向にのみ摺動移動するように規制することで、プラグ5の背面形状に凹凸や傾斜がある場合でも、プラグ5を垂直に押圧することができる。
(2)支持脚部材2は、壁7の表面に対して略垂直に配置される、螺合孔23aを有するとともに、押圧部材3には、壁7の表面に対して略平行の状態を維持しつつ移動できる押圧面部31に挿通孔31aが設けられて、挿通孔31aにボルト4を挿通させて螺合孔23aに締め付けるようになっている。
このような構成によれば、ボルト4によって押圧部材3を壁7の表面に対して略垂直に押圧できる。さらに、支持脚部材2の先端側に取り付けた突起部23に螺合孔23aを設けることで、ボルト4の長さを短くできるため、ボルト4の撓みを最小限に抑制できる。
(3)支持脚部材2には、壁7の表面に対して略平行に旋回軸24が取り付けられるとともに、押圧部材3には、長孔32aが設けられて、長孔32aに旋回軸24が挿通されて、押圧部材3が支持脚部材2に対して旋回及び摺動できるようになっている。
このような構成によれば、旋回と摺動とを長孔32a及び旋回軸24の組合せによる1つの機構によって達成できるため、全体の構造を単純化することができる。
さらに、摺動については、長孔32aによる摺動機構と、前述のボルト4による摺動機構とによって、二重に摺動方向を規定できるため、いっそう摺動する際の上下動を抑制できる。
(4)支持脚部材2には、壁7の表面から間隔をあけて複数の取付孔22a、・・・が設けられて、いずれかの取付孔22aに旋回軸24が取り付けられるようになっている。したがって、プラグ5の大きさによって、適切な取付孔22aを選択することで、様々な大きさのプラグ5に対応できるようになる。
(5)プラグ保持装置1は、押圧部材3と支持脚部材2とを重ねた状態で、両者をまとめて把持するように外側に嵌合されて、壁7の表面に対して略垂直な方向にのみ押圧部材3を移動できるようにするガイド部材8をさらに備えることができる。したがって、よりいっそう摺動する際の上下動を抑制できる。その上、ガイド部材8を引き抜くことで、ガイド部材8を取り付けたままで、押圧部材3(及びガイド部材8)を、支持脚部材2に対して旋回させることができる。
(6)押圧部材3の前面には、プラグ5の背面の起伏形状に追従して変形する緩衝部材を配置することによって、プラグ5の背面を点ではなくて、面で押圧できるようになるため、いっそう安定してプラグ5を押圧できる。
次に、図10〜13を用いて、実施例1とは別の形態のプラグ保持装置1Aについて説明する。実施例2では、プラグ5をプラグ受けとしての機器の筐体7Aのインレット6Aに接続する場合について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
(構成)
まず、構成について説明すると、本実施例のプラグ保持装置1Aは、支持脚部材2が1つのみで、それに伴って押圧部材3の側板部32が1つになっている点を除いて、実施例1のプラグ保持装置1と概ね同様の構成となっている。
まず、構成について説明すると、本実施例のプラグ保持装置1Aは、支持脚部材2が1つのみで、それに伴って押圧部材3の側板部32が1つになっている点を除いて、実施例1のプラグ保持装置1と概ね同様の構成となっている。
具体的にいうと、プラグ保持装置1Aは、インレット6Aが配置される筐体7Aの表面に取り付けられた取付板71に対して略垂直に取り付けられる1つの支持脚部材2と、支持脚部材2に取り付けられて筐体7Aの表面に対して略垂直にプラグ5の背面を押圧するように構成される押圧部材3とを備えている。支持脚部材2は、プラグ5の上に取り付けられるため、旋回軸24は垂直に設けられ、したがって押圧部材3は水平方向に旋回する。
支持脚部材2は、図10、図11に示すように、全体として金属板をL字状に折り曲げて形成される。支持脚部材2は、底板部21と側板部22と突起部23とを備えている。
押圧部材3は、図10、図12に示すように、全体として金属板をL字状に折り曲げて形成される。具体的にいうと、押圧部材3は、プラグ5の背面に押し当てられる押圧面部31と、押圧面部31の片側を曲げて形成される、支持脚部材2の側板部22に沿わされる側板部32とを備えている。
そして、プラグ保持装置1Aの取付手順が完了した状態では、図10に示すように、押圧部材3の押圧面部31に設けた挿通孔31aに、ボルト4を挿通したうえで、支持脚部材2の突起部23の螺合孔23aに螺合させて締め付ける。
取付板71は、図13(a)に示すように、支持脚部材2を1つのみ用いる場合には、金属板によって全体としてコ字形に形成されている。そして、取付板71に2つある突出部分には、それぞれ取付孔71aが設けられて、インレット6Aを取り付けるネジによって、筐体7Aに取り付けられる。さらに、中央部には支持脚部材2の取付孔21bが設けられるとともに、隣接してダボ用の孔が設けられている。なお、支持脚部材2を2つ用いる場合には、取付板71は、図13(b)に示すように、金属板によって全体としてロ字状に形成される。
そして、本実施例のプラグ保持装置1は、押圧部材3の外側に、プラグ5に繋がっているケーブルを支持するケーブルサポート34をさらに備えている。これは、支持脚部材2が1つになっているために押圧部材3が支持脚部材のない側に変位する(ずれる)ことを防止するためである。例えば、図10において、ケーブルサポート34は、プラグ5の下方への変位(ずれ)を防止する。ケーブルサポート34は、押圧部材3に相対的に上下に移動できるようになっており、プラグ5に対するケーブルの付け根を下方から支えて、ケーブルの付け根ごとプラグ5の下方への変位を防止するものである。すなわち、ケーブルサポート34は、片側支持によるプラグ5のずれ(又は傾斜)を抑制するためのものである。
(作用・効果)
次に、本実施例のプラグ保持装置1Aの効果を列挙して説明する。
次に、本実施例のプラグ保持装置1Aの効果を列挙して説明する。
(1)プラグ5をプラグ受けとしての機器の筐体7Aのインレット6Aに接続した状態に保持するプラグ保持装置1Aである。そしてプラグ保持装置1Aは、インレット6Aが配置される筐体7Aの表面に対して略垂直に取り付けられる支持脚部材2と、支持脚部材2に取り付けられて、筐体7Aの表面に対して略垂直にプラグ5の背面を押圧するように構成される押圧部材3とを備えている。
このような構成によれば、筐体7Aの表面に対して略垂直にプラグ5の背面を押圧することができる。すなわち、押圧部材3を筐体7Aの表面に対して略垂直方向にのみ摺動移動するように規制することで、プラグ5の背面形状に凹凸や傾斜がある場合でも、プラグ5を垂直に押圧することができる。
さらに、ケーブルサポート34は、押圧部材3に相対的に上下に移動できるようになっており、プラグ5に対するケーブルの付け根を下方から支えて、ケーブルの付け根ごとプラグ5の下方への変位を防止できる。
さらに、ケーブルサポート34は、押圧部材3に相対的に上下に移動できるようになっており、プラグ5に対するケーブルの付け根を下方から支えて、ケーブルの付け根ごとプラグ5の下方への変位を防止できる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
次に、図14を用いて、実施例1、2とは別の形態のプラグ保持装置1Bについて説明する。実施例3では、押圧部材3が2連形状である場合について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図14に示すように、本実施例のプラグ保持装置1Bの押圧部材3は、2つのプラグ5を押圧できるように、ケーブル通し部をめがね状(2連)に2つ備えている。すなわち、2つのコ字状のケーブル通し部が、コ字の開いた部分を同じ方向にして、上下に並んで配置されている。
このように、本実施例のプラグ保持装置1Bは、2連形状の押圧部材3を備えているため、2つのプラグ5、5の背面を同時に押圧することができる。さらに、2つのインレット6A、6Aの間に隙間がない場合でも、支持脚部2、2が全体を包含するように配置されることで、2つのプラグ5、5を強固に押圧できる。なお、プラグ5、5の背面の高さが異なる場合には、高さ調整用に押圧部材3の内面に緩衝部材を取り付けることもできる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
次に、図15を用いて、プラグ保持装置1、1、1Bを備える、オーディオ用などの電源ボックス7Bについて説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
本実施例の電源ボックス7B(又は電源タップ)は、金属などによって直方体の箱状に形成されるものである。そして、一面にはコンセント6に配置するタイプの2つのプラグ保持装置1、1を備え、他の一面にはインレット6Aに配置するタイプの1つのプラグ保持装置1Bを備えている。
このように、電源ボックス7Bにプラグ保持装置1、1、1Bを取り付けることによって、電源ボックス7Bに取り付けたプラグ(不図示)が外れることを防止できる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
次に、図16、図17を用いて、筐体7Aの背面パネル73を補強する補強部材9について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
一般に、機器の筐体7Aの背面パネル73からは、筐体7Aの内部から見ると、インレット6Aを取り付けるための取付ネジ72(又はビス)が突出している。すなわち、図16(b)に示すように、取付ネジ72の先端は、背面パネル73から突出している。突出量は、平均6mm程度である。
本実施例では、このように突出している取付ネジ72を利用して、ブロック状の補強部材9を背面パネル73に沿わせて内側から取り付けている。具体的にいうと、まず補強部材9の左右両側の受孔90、90を取付ネジ72、72の位置に合わせる。次に、ダボ部材91、91を受孔90、90に通し、ダボ部材91自体に設けた雌ネジ溝を、ミリネジである取付ネジ72にレンチ92で締めつける。あるいは、ダボ部材91自体に設けた下穴に、タッピングネジである取付ネジ72をレンチ92で溝を切りながら締めつける。
補強部材9は、厚みのある金属板(ブロック)によって全体としてコ字状に形成されるものであり、コ字の突出した部分にはダボ部材91を嵌合するための受孔90が設けられている。取り付けられた状態では、補強部材9の片面は、背面パネル73に押し当てられている。補強部材9の厚みは、取付ネジ72の突出量よりも厚く、かつ、ダボ部材91の垂直螺合性を担保するために、所定の厚みを有するようにされる。
ダボ部材91は、金属によって略円柱状に形成されるものであり、円柱状の本体部と、本体部の一方の端部を径方向に拡径した拡径部(鍔部)と、を備える。本体部は、補強部材9の受孔90の内径と同一の外径を有し、軸芯に沿って貫通するネジ溝又は下穴が設けられている。本体部の厚み(長さ)は、補強部材9の厚みよりも小さくされるが、補強部材9に嵌合された状態で、背面パネル73から突出している取付ネジ72の先端と螺合する程度の厚みは必要である。そして、取り付けられた状態では、本体部は受孔90内に嵌入され、拡径部(鍔部)は補強部材9を背面パネル73に押圧している。
上述したように、本実施例では、機器の筐体7Aの背面パネル73を機器の内部から補強するために、ブロック状の補強部材9をインレット6Aの取付ネジ72を利用して取り付けることができる。
このような構成によれば、機器の背面パネル73を機器内部から補強して、背面パネル73の変形を抑制できる。特に、本発明のように、プラグ保持装置1を背面パネル73に取り付けた場合、てこの原理によって背面パネル73に作用する荷重が大きくなる。すなわち、プラグ保持装置1を用いることで、プラグ5を含んだ保持構造全体の剛性が高まるため、従前はプラグ5を引き抜くように作用していた荷重が、筐体7Aを引っ張るように作用することになる。
そこで、本実施例のように補強部材9によって背面パネル73を補強することで、インレット6A近傍の背面パネル73の変形を抑制するようにしている。なお、インレット6Aの上下には筐体7Aの上下面をなすパネルが存在しているため、インレット6A近傍の変形を抑制することで背面パネル73全体の変形を抑制できる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
次に、図18〜図21を用いて、実施例1〜3とは別の形態のプラグ保持装置1Cについて説明する。実施例6では、押圧部材3がフェライトコア10を介して間接的にプラグ5を押す場合について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
まず、図18を用いて本実施例のプラグ保持装置1Cの全体構成を説明する。本実施例のプラグ保持装置1Cは、2つの支持脚部材2、2と、プラグ5の背面をフェライトコア10によって間接的に押圧するように構成される押圧部材3と、押圧部材3の前面に取り付けられるアダプタ11と、を備えている。すなわち、本実施例のプラグ保持装置1Cは、実施例1〜3と異なり、プラグ5の背面を押圧部材3によって直接に押圧するものではなく、プラグ5の背面をフェライトコア10を介して間接的に押圧するように構成されている。
プラグ5の背面側に取り付けられる治具としてのフェライトコア10は、高周波ノイズ吸収用のフェライトコアである。フェライトコア10は、樹脂などによって全体として箱状に形成され、前面および背面にテーパー部(面取部)を有している。そして、フェライトコア10の内部には、電源用のケーブル(コード)を通すための孔が貫通形成されている。なお、ここではプラグ5の背面側に取り付けられる治具の例として、比較的に汎用性の大きいフェライトコア10を用いる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、フェライトコアと同一形状の成形部材であってもよい。
押圧部材3の前面には、フェライトコア10の背面形状に即した形状のアダプタ11が取り付けられている。アダプタ11は、図20に示すように、金属等によって平板状に形成されるものであり、U字状に開いた切欠11aと、切欠11に向かってすり鉢状に傾斜した傾斜面11bと、押圧部材3に固定するための取付孔11cと、を備えている。この傾斜面11bは、壁の法線に対して約45度〜約60度傾斜しており、フェライトコア10の背面のテーパー部に即した形状となっている。
そして、押圧部材3とアダプタ11とを組み合わせると、図19に示すように、アダプタ11の切欠11aと押圧部材3のケーブル通し部31bとによって、閉じた領域が形成される。ケーブルを通す際には、押圧部材3のケーブル通し部31bにケーブルを配置し、これを挟み込むように反対側からアダプタ11を取り付けることによって、閉じた領域にケーブルを挿通することができる。
(1)次に、本実施例のプラグ保持装置1Cの奏する効果を説明する。本実施例のプラグ保持装置1Cは、プラグ5をプラグ受けに接続した状態に保持するプラグ保持装置1Cであって、プラグ受けが配置される壁又は筐体の表面に対して略垂直に取り付けられる支持脚部材2、2と、支持脚部材2、2に取り付けられて、壁又は筐体の表面に対して略垂直にプラグ5の背面側のケーブル(コード)に取り付けられた治具としてのフェライトコア10の背面を押圧するように構成される押圧部材3とを備える。このような構成によって、壁又は筐体の表面に対して略垂直に間接的にプラグ5を押圧することができる。換言すると、押圧部材3に取り付けられたアダプタ11によって、プラグ5に繋がるケーブル(コード)に装着されたフェライトコア10を押圧することで、フェライトコア10を介してプラグ5を押圧できる。
(2)プラグ5の背面側に取り付けられた治具は、高周波ノイズ吸収用のフェライトコア10であるか、又はフェライトコアと同一形状の成形部材である。フェライトコア10は、一般的な電化製品のケーブル(コード)に装着できるため、プラグ保持装置1Cの汎用性が大きくなる。
(3)押圧部材3の前面は、治具としてのフェライトコア10の背面形状に即した形状となっているため、押圧する際にフェライトコア10がずれてしまうことがなくなる。つまり、治具としてのフェライトコア10の背面を平面的に壁面に垂直に押すだけではなく、治具の中心方向にも押すことができる。
なお、押圧部材3とアダプタ11は別部材である必要はない。押圧部材3にアダプタ11を一体化することもできる。例えば図21に示すように、一体化した押圧部材3は、押圧面部31と、側板部32、32と、を備えており、押圧面部31には、切欠11aと、傾斜面11bと、が形成される。これによって、簡易な構造によって、治具としてのフェライトコア10の背面形状に即した形状の押圧面部31を有する押圧部材3となる。
この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、支持脚部材2の突起部23を取り付け、突起部23に螺合孔23aを設けて、ボルト4を螺合させる構成について説明したがこれに限定されるものではない。突起部23に螺合軸(不図示)を設けて、挿通孔31aに挿通させてナットで固定するように構成してもよい。
また、実施例では、ガイド部材8を使用する場合について説明したが、ガイド部材8は使用しなくてもよい。
さらに、実施例3では、押圧部材3が2連形状である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、3連形状以上であってもよい。
1、1A、1B プラグ保持装置
1C プラグ保持装置
2 支持脚部材
21 底板部
22 側板部
22a 取付孔
23 突起部
23a 螺合孔
3 押圧部材
31 押圧面部
31a 挿通孔
32 側板部
32a 長孔
4 ボルト
5 プラグ
6、6A プラグ受け
7 壁
7A 筐体
7B 電源ボックス
8 ガイド部材
9 補強部材
10 フェライトコア
11 アダプタ
11a 切欠
11b 傾斜面
11c 取付孔
1C プラグ保持装置
2 支持脚部材
21 底板部
22 側板部
22a 取付孔
23 突起部
23a 螺合孔
3 押圧部材
31 押圧面部
31a 挿通孔
32 側板部
32a 長孔
4 ボルト
5 プラグ
6、6A プラグ受け
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7A 筐体
7B 電源ボックス
8 ガイド部材
9 補強部材
10 フェライトコア
11 アダプタ
11a 切欠
11b 傾斜面
11c 取付孔
Claims (7)
- プラグをプラグ受けに接続した状態に保持するプラグ保持装置であって、
プラグ受けが配置される壁又は筐体の表面に対して略垂直に取り付けられる支持脚部材と、
前記支持脚部材に取り付けられて、前記壁又は筐体の表面に対して略垂直に前記プラグの背面側に取り付けられた治具の背面を押圧するように構成される押圧部材とを備える、プラグ保持装置。 - 前記プラグの背面側に取り付けられた治具は、高周波ノイズ吸収用のフェライトコア又は前記フェライトコアと同一形状の成形部材である、請求項1に記載のプラグ保持装置。
- 前記押圧部材の前面は、前記フェライトコアの背面形状に即した形状となっている、請求項2に記載のプラグ装置。
- 前記支持脚部材は、前記壁又は筐体の表面に対して略垂直に配置される、螺合軸又は螺合孔を有するとともに、前記押圧部材には、前記壁又は前記筐体の表面に対して略平行の状態を維持しつつ移動できる押圧面部に挿通孔が設けられて、
前記螺合軸を前記挿通孔に挿通させて螺合孔を有するナットで締め付けるか、又は、前記挿通孔にボルトを挿通させて前記螺合孔に締め付けるようになっている、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載されたプラグ保持装置。 - 前記支持脚部材には、前記壁又は筐体の表面に対して略平行に旋回軸が取り付けられるとともに、前記押圧部材には、長孔が設けられて、
前記長孔に前記旋回軸が挿通されて、前記押圧部材が前記支持脚部材に対して旋回及び摺動できるように構成される、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載されたプラグ保持装置。 - 前記支持脚部材には、前記壁又は前記筐体の表面から間隔をあけて複数の取付孔が設けられて、いずれかの前記取付孔に前記旋回軸が取り付けられる、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載されたプラグ保持装置。
- 前記押圧部材と前記支持脚部材とを重ねた状態で、両者をまとめて把持するように外側に嵌合されて、前記壁又は前記筐体の表面に対して略垂直な方向にのみ前記押圧部材を移動できるようにするガイド部材をさらに備える、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載されたプラグ保持装置。
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JP2014148996A JP2016024988A (ja) | 2014-07-22 | 2014-07-22 | プラグ保持装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106450901A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-22 | 衡阳泰豪通信车辆有限公司 | 一种车用壁插插头防松脱装置 |
JP2018068948A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | 株式会社岡村製作所 | 昇降式什器 |
JP2018085313A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 東京瓦斯株式会社 | 接続構造 |
-
2014
- 2014-07-22 JP JP2014148996A patent/JP2016024988A/ja active Pending
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